エレニー達はエリュシア国をウルの支配する王国にするため活動を始めてい。
ウルはその活動が安定するまでエリュシアに留まることにした。
母の魂を速く取り返したい気持ちはあるが、以前より焦りはない。
それは、ウルなりの答えを出したからか分からないが、ウルの心は落ち着いていた。
「随分と成長した顔付きになったの」
「お前のお陰でな」
「ふふ、そう言って貰えると嬉しいものじゃの」
ウルの言葉にリューは目を細めて嬉しそうな笑みを浮かべる。
「今の俺があいつと戦ったらどうなる?」
ウルが言うあいつとはもちろん魔王の事だ。
あの時は存在の一部しか感じられなかったために、そこまで危険には感じられなかった。
しかし、リューが危険視するほどだ。
「超高位化をしているとなると、能力値の高さは勿論のこと、魂を扱うスキルを持っておるじゃろう」
魂を扱うスキルは無条件で敵を圧倒できる類いが多い。
それはスキルの強さと言うより、スキルの能力故だ。
「魂を扱うスキルはリーネを見てわかる通り、自身の能力値を強化するものが多い」
相手の魂を奪い取り、自分の糧とする。
それが魂を扱う能力の本質だ。
バアルのスキルも、ごくごく僅かだが、奪った魂から能力値を得るものだった。
「あやつが超高位化の最低ラインの40万ほどの能力値だとしても、成長していることを考えれば儂より強いじゃろう」
ウルの強化魔法は自身の能力値を一時的に2倍にする。
それでも今リューと戦えば一撃で返り討ちに会うだろう。
能力値がたった1変わるだけで勝つことがほぼ不可能になるこの世界で万単位で能力値に差が出ることは、天と地ほどの差があることを示す。
「儂がお前様の眷族になれれば、負けることなどないじゃろうが……」
リューは申し訳なさそうに顔を伏せる。
リューがウルの眷族になる誘いを蹴ったのは、高位化をするためだ。
眷族になってしまえばリューは高位化できなくなる。
それは魂がウルに隷属するからだ。
「気にするな」
ウルはもはやリューが眷族契約を結んでいなくても、仲間だと思っている。
そのリューが自分のために眷族ではなく高位化を選んだ。
それだけの事だ。
「お前様?」
ウルはリューの隣に腰掛け、手を恋人がするように優しく愛撫する。
これはいつもリューがウルにしている行為だ。
「残る気なんだろ」
「……」
ウルの言葉にリューは口をつぐむ。
そう、リューはウルの元を離れて、ここに残る気だったのだ。
もちろん、分身を使って道案内はする。
しかし、能力値の大部分を残した本体はここに留まるつもりだった。
「ここはお前様が手に入れた国じゃ。お前様を中心に回る場所。そこを守れるのは儂しかおらんからの」
この国は周囲から注目されている。
この国の利益を奪おうとする輩や危険視する輩は後を絶たないだろう。
それが人族なら問題はない。
ブロウたちに守護させれば相手に勝ち目はないからだ。
だが、この国がラグナルが支配する国だと知られ、その話が広がると、話は変わってくる。
ラグナルの一族を恨むものは、人族に限らない。
もしこの話が、
その時、この国を守れるのはリューしかいない。
もちろん、ウルはその事を知らない。
しかし、リューが何かを警戒し、その為に対策を張り巡らせている事くらいは分かる。
「んん!?」
ウルはリューの小さなおとがいを掴み、上を向かせると、そっと唇を奪う。
リューは目を真ん丸に見開いて、ビクッと体を硬直させる。
ウルは基本的に受け身だ。
ウルからそういう雰囲気にする事はまず無い。
なのに、今は間違いなくウルからキスをしてきた。
「リュー、お前は眷族契約をしていなくても俺のモノ。俺だけの所有物だ」
ウルはリューの唇を好き勝手に蹂躙しながら、リューの首へ手を伸ばす。
カチャリと音がして、リューは首筋に冷たい感触を感じる。
リューはゆっくりと首に付けられた物体を触る。
それは鋼鉄よりも硬い素材で出来た首輪だった。
「お前が俺の元を離れてもそれは変わらない」
首輪に掘られた刻印はリューが誰のモノかを示す証明。
「あ……あぁ……」
リューは恍惚に満ちた表情で尻尾をブンブンと振り回す。
「そうじゃ……儂はお前様に飼って頂いているメス……お前様に媚びへつらい、お前様を楽しませるメスじゃ。その事を忘れられないように……儂に刻み込んでくだされ」
所有物に服など着る価値もない。
リューは着ていた服を全て脱ぎ去ると、ウルの足元に跪く。
そして、ウルの足の裏を舐める。
足は体の中でもっとも低い位置だ。
その足の裏を舐めることで、自分はそれよりも更に低い存在だと証明する。
「……ふっ……ぁ……んっ……」
顔を踏みつけられ、顔全体が唾液でベタベタになっても、リューは丹念にウルの足を舐め続ける。
そして最後に濡れた足を髪の毛で拭かれたとき、リューは嬉しさのあまり、粗相をしてしまう。
主の前で粗相などしてはならないのに、自分がお漏らしをしているところを見られる興奮にリューは全身を震わせる。
「いぎっ!?ご、ごめんなひゃい……ご主人様の前で……粗相をしてしまって……」
急に首輪が小さくなり、リューの首を締め上げる。
同時に強力な電撃が走り、リューは自分が作った黄金色の水溜まりの上で悶える。
しかし、苦しさも、激痛もリューにとっては快感でしかなかった。
「あっ……、かはっ、げほげほっ!」
首輪に繋がった鎖を引かれ、リューは苦しそうに咳き込む。
だが、ウルは気にせず、リューの膣へ大きく膨張した肉棒を捩じ込む。
「はぁっ……、ぐっ……!あっ、はっ……」
使い慣れていないリューの膣はウルの肉棒を拒むように締め付け、押し返そうとする。
しかし、ウルはそれを強引に捩じ伏せて、膣壁を肉棒で擦る。
「はっ、あっ、おまえっ、様の……んあっ!かた、ち……が……ナカで、わかる……」
リューは息も絶え絶えになりながら、脂汗を流して苦痛に顔を歪ませる。
しかし、その表情は艶かしく、更にウルの肉棒を大きくさせる。
「おまえさ、の、どく、どく……と……はぁっ!?……脈打ってるのが……わか、ふ……うぅ……」
リューの膣肉はウルの肉棒を鷲掴みにしたように、ガッチリと吸い付き、痛いくらいに締め上げる。
「リュー、お前の体は何のためにある?」
「儂の……体……、儂の体は……ご主人様に……っ、気持ち良くなってもらうために……ふぁっ……ある、嬲られ、犯されっ……ご主人様の、オモチャにっ、して、もらう……体じゃ……んっ!」
リューはこの世界で五本の指に入る実力者だ。
そのリューが傅き、媚びる。
その屈辱的とも言える行為に酔いしれ、快楽を感じていた。
ウルがリューの口元に指を差し出すと、リューは当然のように指を舐め、奉仕する。
「あ、ぐ、主様の、奥、突かれると、かはっ……喉、締まっ……んんっ!」
ウルが腰を打ち付ける度に、リューは体を仰け反らせ、首輪がリューの首を絞める。
しかし、息が出来なくなると、頭が真っ白になり、リューはウルのことしか考えられなくなる。
だから、リューはもっと激しく、苦しくして欲しいと願う。
「主、さまぁ……もっと、嬲って……儂に、刻みっ……込んで……おごっ、ごっぇ」
リューが何かねだろうとすると、ウルは指を喉の奥に押し込んで、喋れなくする。
それは、所有物が主に何かを望むなどあってはならないと教え込むかのように。
「あっ、ひゅっ、ぐぅっ……!」
ウルはリューの胸を潰れるくらい強く揉み、舌をグニグニと弄ぶ。
「んんっ、ぐっ、うっ……主様……き、もち、いい……ですか?」
リューの締め付けは気持ちよく、気を抜けばすぐに出てしまいそうなほどだった。
だから、ウルは腰の動きを更に激しくする。
「うんっ、……はっ……!あぁあっ……げほって、はぁっ、すご……い……あぁっ……!はぁ、ぐっ、ひぁ、はぁ、あぁあっ!さっきまでと、全然違……」
ウルの動きで体を揺さぶられ、リューは苦しそうに、しかし、気持ち良さそうな表情で喘ぐ。
「主様と……繋がっ……て、ると……あつくて……ぐっ、うぅっ……」
リューは次第に本能のままに腰を振り出す。
「はっ、かはっ、ぁ、う、はぁ、んんんっ……!」
「っく、出すぞ!」
「は、ぁあっ、んんぁ。ひゃ、ぐっ、げほっ!あ、ああっ、あぁぁぁぁぁっ……!!」
ウルがリューの中へ精を放つと、リューは獣の様な声で喘ぐ。
「あああぁぁっ……!!熱いの、がっ……儂の、子宮にっ、注がれて……はぁ……あぁ……あつ、い……かはっ、うぅ……」
リューの中は激しく痙攣し、ウルは再びリューの中に精を飛ばす。
「んはぁっ、また、ナカに……熱いのが……出て……っ!はぁ……っ、あっ、んんん……ぐぅ……!」
リューの中はうねうねと蠢き、ウルは射精しながら腰を振り続ける。
「んやっ、ひぐっ、主様に、揺さぶれて……ああっ!体が……震えてしまう……ああぁっ!」
三度目の射精、リューのお腹は臨月のように膨らみ、これ以上は入らない限界までウルの精を受け入れる。
「ひゅ……はぁ……ふ……ひゅう……げほっ!ごほごほ!!」
リューは疲れきったようにぐったりとしているが、ウルはまだ萎えていない。
「あぁ……儂の体で好きなだけ、気持ちよくなってくだされ……」
リューはこれからメチャクチャにされる自分を想像して、身震いしながら、ウルの欲を全て受け入れる。