「はー、はー、沢山出したの……」
リューは全身を精液で白く染め上げながら、うっとりとした表情でウルを見つめる。
「儂の全てを賭しても、受け止めきれんほどの強き雄……」
リューは息も絶え絶えで、限界だったが、ウルはまだ続すける余裕を残していた。
このままウルが満足するまで使い潰して欲しいが、そうも言ってられない。
仕方なく、リューはこそこそ隠れている
「いつまで隠れているんじゃ」
リューが声をかけた方向、ちょうど柱の影で何者かが慌てて跳ね上がる気配がする。
ウルも覗き魔がいたことは気付いていたが、リューが放置していたため、ウルも放置していた。
「早く出てこんか」
「は、はい!」
リューの命令に覗き魔―――エレニーは慌てて柱の影から飛び出してくる。
顔は羞恥と興奮で赤く茹で上がり、ドレスには股間の辺りから黒い染みが出来ている。
「儂らの営みを覗き見ただけでなく、自分の性欲の捌け口に使ったのか?」
「あの、その、も、申し訳ありません」
エレニーは顔を更に赤くして、萎縮しきる。
しかし、興味津々な体で目を反らすことはない。
「とりあえずこっちへ来い」
リューが手招きすると、エレニーが一瞬にしてリューの目の前に移動する。
「本来なら、目と耳を潰したあとに首を刎ねるところなのじゃが」
リューといえど、ウルと眷族以外に己の裸を見せるつもりはない。
それを覗き見たエレニーの命は本来保証されない。
「お主は主様のお気に入りでもあるからの。ここで儂の代わりに主様の相手をするなら見逃してやるぞ」
「わ、わたくしがウル・ラグナル様のお相手を!?」
リューの言葉にエレニーは目を真ん丸に見開く。
たしかにエレニーはウルに全てを捧げるつもりでいたが、一度断られている。
それに、今の営みを見ていて、自分がウルの相手をできるとは思えなかった。
「お主にそこまでの事はせんよ。それに……例え主様にメチャクチャにされても、それは本望じゃろ?」
リューはエレニーの心を見透かしたように甘く囁きかける。
「お主の本能は主様に抱かれたがっておるのじゃろ。強く、逞しい雄である主様の女になりたい。違うか?」
耳元で囁かれて、エレニーはゴクリと喉を鳴らす。
自分がウルに抱いてもらえる……そう考えただけで、秘裂からトロリとした蜜が溢れてくる。
「お主の感情が先祖のせいだと思っておるなら、それは大間違い。確かに淫魔は男を喰らうが、それは強い雄の子を孕みたいという女の本能が他より強い故の行動じゃ。お主はお主の本能で主様の子を孕みたいと思っておる」
そう、エレニーは淫魔の血を引いている。
初めてウルに体を差し出そうとしたときは、姫としてウルの恩義に答えるため。
今は淫魔の血のせいでウルを求めている。
そんな理由ならウルは相手にしないだろう。
しかし、それが淫魔の血など関係なく、エレニーの意思だとしたら……
「自分の本能に身を任せるのが怖いか?」
「い、いえ……わたくしは……」
リューの体から匂う強い雄の精の臭い、それがエレニーの思考を溶かしていく。
ウルへの思いが押さえられなくなり、鼓動が早くなる。
「ここで恥も誇りも捨て主様だけを求める雌になるか、奴隷として主様と交わることなく障害を終えるか」
「ウル・ラグナル様と……交わる……」
リューの言葉は頭の中で反響し、脳髄を痺れさせる。
下半身は熱く熱を帯び、足を伝う蜜がどれ程ウルを求めているかを自覚させる。
「決断するのはお主じゃぞ」
「わたくしは……」
その言葉が止めとなり、エレニーは潤んだ瞳をウルに向ける。
「ウル・ラグナル様……わたくしを、エレニー・エル・アシュトルを貴方様の雌にしてください……」
婚姻相手にしか明かさないフルネームを口に出して覚悟を示す。
はたしてウルの反応は……
「ああ」
ため息をつきながらだったが、ウルはエレニーを眷族の一員にする認めた。
「……んっ!」
エレニーはその嬉しさで軽くイッてしまう。
「はしたない女ですが、ウル・ラグナル様のお側においてください」
体が、心がウルを求めている。
その事を強く認識したエレニーは潤んだ瞳を上目遣いにしながら、軽く口付けをして、ウルの胸に頭を埋める。
ウルは優しく頭を撫でてくれた。
「綺麗に致しますね」
エレニーは生粋の箱入り娘だが、淫魔の本能と、リューのアドバイスのお陰でスムーズに事を進める。
「ん……れろっ、ちゅる……れるっ、はぁっ……れろぉ……」
まだ硬く反り立つウルの肉棒へ下を這わせて奉仕を始めた。
恥ずかしい行為だが、ウルが相手だと躊躇いなく奉仕できる。
「……凄い……です、これが……ウル・ラグナル様の……っ」
口から鼻へと抜けたウルの雄の臭いが脳まで届き、エレニーの思考を一気に淫らなものへと変化させる。
「は……んむ……れる、ちゅ……ぴちゃ……、んっ、れる……はふ……んんぅ……ぁ……んぷっ……」
歯を立てないようにウルの肉棒を口一杯に含むと、己の舌と、興奮でトロリと絡む唾液で淫らにしゃぶる。
顎や息が苦しくなると、口を離して舌で厭らしい音を立てながら舐める。
「っ!?」
ウルが軽く腰を浮かすと、その拍子に喉の奥を擦られる。
しかし、今のエレニーにとってそんな反応さえ嬉しい。
エレニーは咳き込む事さえ忘れて、艶かしく口を動かし続ける。
「んっ……あぁ……んっ……」
リューはウルの尻肉を掻き分けて、お尻の穴に舌を捩じ込み、後ろからウルの射精を促す。
「んんっ~~~~~~~~~~~~っ」
ウルに頭をグッと捕まれた次の瞬間、口の中に火傷しそうなほど熱い精が大量に放たれる。
エレニーはウルの肉棒を咥えたまま甘く悶絶する。
溺れてしまいそうなほどの勢いと量のウルの精液をエレニーは喉をならしながら飲み込んでいく。
「んっ……んっ……んっ、はぁ……んっ……ふぅ……ちゅぷ」
最後の一滴まで飲み干し、吸い上げたエレニーは、ゆっくりと口を離す。
「ウル・ラグナル様……わたくしの、初めてを……奪ってください」
エレニーは淫靡な表情で両足を広げて、純潔の証を見せる。
そこは真っ赤に充血し、トロリと蜜が途切れることなく溢れ出ていた。
「あ……ふぁっ!」
ウルはエレニーに覆いかぶさり、ドレスをにずらしていく。
普段は押さえつけられた大きな乳房を揉みしだき、耳に舌を這わせる。
エレニーは少しこういった行為に抵抗がある様なので、優しく気を紛らわしながら肉棒を挿入していく。
「ふあっ……あぁ……ひぎぃっ、くっ、あ、あああああっ!!」
初めは甘い声で喘いでいたエレニーだが、肉棒が処女膜を押し上げ、突き破る痛みに顔を歪めて悲鳴を上げる。
しかし、ウルから逃げようとはしない。
ウルが与える快楽も痛みも全て甘んじて受け入れる。
「ふああぁぁっ、ウル様……わたくしのご主人様!もっと、わたくしを使ってください!わたくしでっ、気持ち良くなってください!」
溢れんばかりの愛液に、全身を艶やかに濡らす汗、上気しピンク色に染まる肌。
そして、男の心を掴む言葉。
エレニーは無意識に、しかし間違いなく男を喜ばせる雌へなって行く。
「ひゃっ!くっ……うあっ、あ、あっ、ああっ!くぅぅぅぅっっっっ!!!!」
ウルが荒々しく腰を打ち付ける度に、子宮がノックされ、反り返ったカリ首で膣壁を擦られる。
膣内が引きずり出される感覚にエレニーは乱れながら雌の声で鳴く。
いま、エレニーはウルを喜ばせる雌穴、ウルの耳を楽しませる楽器なのだ。
「あ、ああああっっ!」
綺麗なプラチナブロンドの長い髪を全身に張り付かせ、快楽にあえぐ姿に、ウルは肉棒を大きく膨らませる。
「くださ、いっ!私のっ……中にっ、子宮にぃっ、ウル様の、お情けをっ……おぉぉおおぉぉっっ!?」
ウルの精をねだり、奥に注ぎ込んでもらえるように、エレニーはウルの腰に足を絡め、深く繋がるように誘導する。
「んぐぅぅっ!あっ……わ、わたくしも……イキますっ!!んんんんぅぅぅっっっっ!!!」
ウルの精が吐き出されるのと同時に、エレニーは全身を激しく仰け反らせて、絶頂を味わう。
ウルに愛してもらえているという実感と、ウルの女になれたという喜びで、エレニーは射精が終わっても、何度も何度もイキ続けた。