魔族領の川は瘴気によって汚染されているため、体を清める際は部屋の温泉を使わなければならない。
もちろん、一番最初に入るのはウルだが、仲間達と一緒に入るときもあった。
だが、スーかシーのどちらかと一緒に入ろうとすると、必ず二人が喧嘩をして、イーが仲裁に入って三人で入ることになる。
「まったく、マスターと褥を共に出来る数少ない機会ですのに」
「それはこちらの台詞です」
シーが文句を言うと、それに食いつくようにスーも毒を吐く。
そして、イーがため息を吐くまでが一連の流れになっている。
「二人とも、口喧嘩も良いですが、マスターへの奉仕を怠らないように」
イーは妹達を注意しながら、ウルの背中を流す。
とはいっても、手拭いなどで体を洗うわけではなく、使うのはイー達の体だ。
イー達は体で石鹸を泡立て、肌と肌を擦り合わせてウルの体の汚れを落とす。
以前リーネがやってくれた泡踊りだが、よくリーネが自慢して、イー達もやってみたくなったそうだ。
イーはウルの背中に自分の胸を押し付けて、上下に動かしている。
控えめな乳房の柔らかさと固く凝らせた乳首の感触がとても心地いい。
軽く後ろを向くと、イーの方から顔を近付け、唇を合わせてくる。
「ふぁぁ……んっ、む……うう」
イーは気持ち良さそうな吐息を吐き、頬を上気させる。
額にはうっすらと汗が滲み、綺麗な銀色の髪が肌に張り付いている。
「体に問題はないのか?」
それを見てウルは少し心配そうな表情を浮かべた。
人造天族は代謝をしないので、本来なら汗もかかない。
しかし、イーは擬似的ではない本物の魂が生まれ、人造天族の体も少しずつ変化していっている。
「はい。他の二人との繋がりが薄れていく実感はありますが、それ以外に体に不都合は起きていません」
イーは舌を絡ませながら、複雑そうな表情で報告する。
妹同然である二人との繋がりが薄れていくのは悲しいが、逆にウルとの繋がりが強くなっていくことは嬉しい。
そんな感情がせめぎあっているのだろう。
「……ん、っ……」
「……っ、ぁ……んっ……」
イーと違い、体に変化のないスーとシーはウルの両足に跨がり、左右からウルの体を胸で挟むように抱きついている。
二人とも快楽に顔を蕩けさせ、愛液でトロトロになっている秘肉を太腿に擦り付けて、淫らに腰を振る。
「あっ、マスター……私にも……口付けを……」
「んっ、マスター……私にも……お情けを……」
スーとシーは目を細めて同時にキスをねだってくる。
ウルはイーと唇を離す。
その際、名残惜しそうに唾液の糸がかかった。
「「ん゛っ、ん゛っ~~~んふぅぅぅぅぅ!!!」」
二人と唇を合わせ、差し出してくる舌を軽く甘噛みしてやると、二人はビクンッ!と体を仰け反らせ、潮を吹く。
快楽によってウルに服従している面の大きい二人にとって、ウルから与えられる快楽は掛替えのないものだ。
だから、二人はどんな浅ましい姿をさらしても、ウルの与えてくれる快楽を受け入れる。
(羨ましい……)
それをイーは羨ましいと思う。
イーは、ウルに浅ましい姿を見せることを躊躇ってしまう。
二人のように尊厳も誇りも捨てて、ウルの与えてくれる快楽を享受したい。
そう思って、イーはウルの手を自分の秘裂に誘う。
「んっ、ぁはぁっ……マスター、もっと……んあぁああぁんっ!」
ウルの指が割目を広げて中に侵入し、熱の籠った膣肉を擦ると、イーは体を震わせて絶頂する。
「あっ、きゃっ、あぁぁあっ、マスターっ、マスターぁぁぁあぁぁ~~~~~~んっ!」
絶頂し、痙攣している膣をさらに刺激され、イーは更なる官能に酔いしれ、ウルを求める。
ウルに全身を押し当て、ウルの体温を、ウルの鼓動を全身で感じながらイーは何度も達した。
「んっ……ふーっ、ぁ……むっ」
「んちゅ……ふぁ……れろ……」
イーのことが羨ましかったのか、スーとシーはトロンと潤んだ目をしながらウルの脇を舐める。
痛そうなくらい張り詰めた乳首を惜しげもなく擦り付けて、厭らしい手つきでウルの肉棒を擦る。
「失礼します……」
スーはウルが腰かけている風呂椅子の下で仰向けになり、椅子に空いた穴からウルの臀部に顔を埋める。
当然、割れ目の先にあるお尻の穴の周りに舌を這わし、舌を尖らせて穴の中まで舐めだす。
「私も……」
尻の穴を穿られ、軽く腰が浮いたところで、正面でスーの体に跨がったシーが突き出される形になったウルの肉棒を咥える。
「くふっ!あ゛っ、うぐ……じゅぷ……ぐぷ……」
シーは肉棒に喉を突かれて一瞬だけ苦しそうな呻き声を上げるが、その後はうっとりとした表情で子供が飴を舐めるようにコロコロと舌で舐め、ウルの肉棒を味わう。
(マスターのお尻の穴を、舐めさせてもらえる……)
一方、ほとんど顔に腰かけられている状態のスーは、自分の扱われ方に酔いしれていた。
イーを含めた三人はウルに対して徹底的に従順で、虐げられ、嬲られることに喜びを感じる。
排泄しないとはいえ、顔に腰かけられ、不浄の穴を舐めさせられるという状況は、スーにとって性的興奮を覚えずにはいられないのだ。
「んぶ!ぶふっ、んぼ、んぼぉぉぉぉ」
あまりの快感に、スーは自分の膣に指を入れ自慰を始め、それだけで満足できなくなり、後ろの穴まで弄りだす。
ビクッ、ビクッ、と何度も体を跳ねさせ、愛液を撒き散らす。
「やっ……はぁ……ん、あぁ……ふぅ……ぁ」
「んっ……ぁ……はぁ、やぁ……あぁ……んぅ」
「……っ……あぁ……はぁ……あん……んっ、ぁあ……」
三人は感覚を共有しているため、際限なく快楽を高め、乱れていく。
そして、壁際に並んで一斉に腰を突き出す。
「マスター……私たちに……お情けを……」
真ん中のイーが率先して口上を述べ、自分の割れ目を広げる。
それに習うように、左右のシーとスーも秘裂を広げ、ウルの肉棒を待ちわびる。
「あっ……はあっ……あぁ、マスターぁ……あっ、はぁ……っぁああっっ!マスター、あんっ、はぁあ……んあぁぁっ」
ウルはガチガチに硬くなった肉棒をイーの膣に挿入する。
ウルの腰の動きに合わせてイーの体が跳ね、艶かしい喘ぎ声を上げる。
その表情はスーやシーと同じく快楽に溺れきっていた。
だらしなく舌を突き出し、口元を涎で濡らすその様はまさに雌と表現するのがふさわしい。
しかし、それを下品だとは誰も思わない。
他の二人はその姿を見て快楽を覚え、ウルは興奮を覚えた。
「はぁ……んちゅ、ぶ……れろ……んぅ……ちゅっ」
両端で腰を突き出しているスーとシーはウルの指に膣を弄られ、快楽に悶えながら口付けをする。
こうして三人で代わりばんこに挿入を繰り返し、限界まで高まった射精感に逆らわず、ウルは精を解き放つ。
「「「っ~~~~~~~~~~~~~~~~」」」
ウルに射精され、三人はあまりの快感に身を震わせた。