リューとキアラの二人は顔を地面に付け、きれいな姿勢で土下座をしていた。
リューなどは額を強く押し付けすぎて頭が少し地面にめり込んでいるほどだ。
「……」
そんな二人を無言で見下ろすウルは明らかに不機嫌そうだった。
「…………」
「…………」
ウルの無言の圧力に冷や汗をダラダラと流しながら、二人は何も言わず、ただ土下座を続ける。
ナーシャの意識改変を受けて正式に仲間と認め、野営場所に戻ると仏頂面をしたウルが待ち構えていた。
リューが課した試練の最後でナーシャがウルの存在を強く感じたのは偶然ではない。
ナーシャの魂が頼りなく揺れるのを感じたウルがナーシャに意識を向け、励ますように寄り添った結果だ。
ウルが意識を向ければ、眷族がどういった状態かなどすぐに分かる。
結果、ナーシャに対する二人の仕打ちはウルに筒抜けになってしまった。
「あ、ああ、あの……」
この状況に一番狼狽えているのは当事者のナーシャだった。
確かに二人にされた事は辛かった。
だが、もとはと言えば自分の覚悟が足りなかったせいだ。
自分のせいで二人が怒られるのは申し訳ない。
「…………」
ウルは言葉を挟んだナーシャの方をチラッと見つつも不機嫌そうな顔を続ける。
ウルが仲間に対してここまで怒るのも珍しい。
「あ、あ……あの……お、お二人が……わ、私に、した……事は……その、わ、私の……ため、というか……ぜ、全部私が悪いんです!」
オドオドしつつも、最後の部分ははっきりと大きな声で言う。
それを受けてようやくウルは「はぁ……」とため息を吐く。
被害者のナーシャが二人を咎める気がないのならウルが必要以上に責める訳にもいかない。
「…………」
「…………」
ウルの雰囲気が少し柔らかくなってもリューとキアラの二人が気を緩めることは無かった。
いくらナーシャに責めるつもりがないと言っても、二人はウルの眷族を苦しめ、死の危険に追いやったのだ。
何らかの罰は受けなければならないだろう。
二人は今まで以上に冷や汗を流し、心臓を破裂するのではないかと思うほど大きく鳴らす。
ウルのためなら憎まれ、ウルの下から去る覚悟はある。
覚悟はあるが、そんなこと死んでもしたくない。
表面上は身じろぎせず美しい姿勢で土下座しつつも、内心では血の涙を流しながら全力で許しを乞うている二人に下された罰は、当面の間ウルとの性交の禁止だった。
特にリューに至っては眷族契約を結んでからしばらく経つまで抱かないと宣言されてしまった。
ウルに犯され、滅茶苦茶にされることを一番の喜びに思っているキアラと、まだ数回しか抱いてもらえておらず、望むような性交を出来ていないリューは滂沱の涙を流す。
「あ、あはは……まあ、しかたないよ」
心情を察したシャルロットは慰めるように二人の肩をたたく。
二人がナーシャにしたことに関してはシャルロットも責めるつもりはない。
そもそもシャルロットもナーシャに手を差し伸べてはいたが、仲間とは認めていなかったので当然だ。
ただ、ナーシャにウルの性交を見せるためとはいえ、リーネを抱いているタイミングで意識改変をしてしまったのがまずかった。
リーネと交わっている最中にナーシャの魂の揺らぎを感じてしまったために、ウルは性交を中止してナーシャの方に意識を傾けなければならなくなってしまった。
ナーシャが二人を許したことで、重い罰は与えられなかったが、そのせいでリーネに対する罰が下されたのだ。
「ふんっだ!ふんっだ!」
ある意味で今回の最大の被害者とも言えるリーネは目じりに涙を浮かべながら、味の濃い肉や甘味の強い菓子をやけ食いしていた。
その周りではリリスやシュヴィが苦笑いしながら慰めたり、お菓子の追加を渡したりしている。
「まあ、ナーシャの方も大変だったと思うけど……改めてよろしくね」
シャルロットは何とも言えない笑みを浮かべながらナーシャに腕を差し出す。
「は……はい……よろしく……お願いします……」
今度は手を振り払うことなく、しっかりと握り返す。
それを見て周りの仲間たちは祝福したり、拍手を送る。
こうしてナーシャは正式に仲間として迎え入れられた。
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ナーシャが仲間に迎え入れられてもウルが眠りにつくまで土下座の体勢を崩さなかったリューとキアラだが、今はキャンプ地の端で木や石に向かって膝を抱えてどんよりとした空気を纏って落ち込んでいた。
「あ、あの…リュ、リューさま……」
「…………敬称を付けるなら様ではなく先生と呼べ」
ナーシャが恐る恐る声をかけると、リューは疲れたような、絶望しきった顔をゆっくりと向け、抑揚のない声で応える。
「え、あ……はい……リュ、リュー先生……」
意外なところをツッコまれて、少し戸惑いつつも言われた呼び方に変える。
「きょ、今日は……その……」
「謝罪も礼も聞かんぞ」
ナーシャの言葉を遮るように、リューは言葉を被せる。
「今日したことは全て主様のためだ。じゃから、オヌシに謝ることも無ければ、オヌシが感謝や負い目を感じる必要はない」
リューは真っ直ぐナーシャの目を見ながら言う。
「それでもオヌシが何か感じるなら、それは全て主様に向けよ」
「…………」
リューの言葉を何も言わず黙って聞く。
これはリューからのアドバイスであり、ウルの仲間としての教訓なのだ。
「オヌシは奥手すぎる。仲間として迎え入れられたばかりなのじゃから、多少図々しいくらいに自分の意思を示せ」
生まれて100年も生きていない
「はい……」
ナーシャははっきりと答えてからキャンプ地へ戻る。
仲間たちは思い思いの方法でくつろいでいた。
「あ、あの……」
ナーシャはそんな仲間たちに声をかける。
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朝になり、軽く焼いたベーコンをレタスやトマトで挟んだサンドイッチを食べ終えると、ナーシャは顔を引き攣らせ、右手と右脚、左手と左脚を同時に出しながら、ぎこちない動きでウルの傍に行く。
「あ、あ、あ、あの……」
ガチガチに緊張しながらも、ナーシャは意を決してウルに声をかける。
軽く顔を向けてきたウルと目が合うと、口をパクパクさせて汗を垂らす。
「あ、あの……わ、私は……ご、ご主人様の、け、眷族にして、頂いた身です……」
後ろで見守ってくれている仲間たちの励ましの視線を受けて、ナーシャは覚悟を決めて話し出す。
「い、いまの私は……ご、ご主人様に、す、全てを……さ、捧げたいと思っています!」
ナーシャは両手を握り、力を込めて宣言する。
「ご、ご主人様さえ……よろしければ……わ、私も、み、皆さんと同じように……す、全てを、さ、捧げさせて下さい!」
ウルはしばらく同じ紅い瞳を見つめていたが、何も言わずに右手を上げる。
ナーシャはビクッと肩を縮め、目を固く瞑る。
しかし、思っていたように叩かれることは無く、ウルの手は優しく頭に置かれるだけだ。
恐る恐る目を開けると、ウルは微笑みながら頭を撫でてくれる。
「あ、あの……そ、それで、お、お相手の事なのですが……」
それがOKの返事だと分かったナーシャは、少しだけ元気になって、お願いを口にする。
ナーシャがうるの仲間になれたのは、他の仲間が助力してくれたおかげだ。
それでなくてもナーシャは仲間達との間に壁を作っていた。
だから、感謝の意味と壁を取り除く意思から、ナーシャは一人ではなく、仲間と一緒にウルに抱かれる事を望んだ。
ウルはそれを聞いて優しく頬笑み、「いいぞ」とだけ答える。
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ナーシャはウルの眷族になってから初めて部屋に入った。
少し薄暗い空間の真ん中に軽く10人は横になれる特大サイズの丸形ベッドが置かれている。
中心に座るのは、まだ服を着たままのウルだ。
「大丈夫。みんな付いてるから」
シャルロットは緊張で固まっているナーシャの肩を叩き、リリスは優しく手を取ってベッドに上げてくれる。
「ん……」
ナーシャはベッドに上がると、膝歩きであぐらをかいているウルの正面に移動する。
他の仲間達もウルを囲むような形でナーシャの左右に陣取る。
ナーシャと共にウルの相手をすることになった仲間は全部で5人。
ナーシャは全員でしたかったのだが、一人一人の割合が減ると初めてウルの相手をするナーシャに気を使って何人かが遠慮した。
結果、ナーシャを特に気にかけていたシャルロット、リリス、イー、シュビィとナーシャのせいで中途半端にしか抱いてもらえなかったリーネの5人とウルの相手をすることに決まった。
「マスター、お召し物を」
頃合いを見てイーは恭しい手つきでウルの服を脱がせていく。
邪魔な衣服が取り払われ、ウルの鍛えられた上半身が露になる。
筋肉で膨れ上がることは無く、どちらかと言えば細い印象を受けそうだが、限界まで圧縮されて、今にも弾けそうな力強さを感じる。
「はぅ……」
ナーシャは無意識に艶のある吐息を吐いていた。
今までの恐怖を感じる力ではなく、安心させてくれる強さ。
主と崇め、庇護下に入りたいと本能に感じさせる雄としての存在感。
このまま理性をかなぐり捨て、本能のままにウルを求めてしまいたくなる。
(だ、だめ……わ、私はご主人様の眷族なんだから!)
衝動のままにウルを求めても、ウルも仲間も許してくれるだろう。
でも、それに甘えてはいけないと気を引き締める。
ナーシャはもうただの眷族ではなく、ウルの仲間になったのだから。
心の中で喝を入れていると、ウルからパンツが脱がされ、下半身が露になる。
まだ勃起していない状態の肉棒でさえナーシャの腕ほどの大きさがあり、これが今から自分を貫くのかと思うと、ゴクリと喉が鳴る。
「怖い?」
気圧されたナーシャを気遣うように、シャルロットは笑みを浮かべながら聞いてくる。
ナーシャは少しオドオドしながらも「いえ……」と答える。
恐怖が一切ないかと言われれは嘘になるが、この恐怖も痛みも全て主から与えられる大切なものだ。
ナーシャは意を決し、着ていた服を脱いでいく。
肩紐をずらすと、体を隠していた白のワンピースはスルリと下に落ち、下着を付けていない小振りな双丘が晒される。
「~~~~~~っっっ」
ナーシャは恥ずかしさで青白い肌を明るく染める。
性交のために、それも他の女が見ている前で男に裸を晒す。
自分が持っている性知識では考えられない状況に、精神はまだまだ子供のナーシャは普通よりはるかに興奮と羞恥を覚える。
(は……恥ずかしいよ……)
顔が焼けるように熱くなり、心臓はバクバクとうるさいくらいに脈打っている。
それでも、ナーシャはウルにこの身を捧げたい。
両手をきゅっと握り締め、腰辺りに引っかかっていたワンピースを完全に脱ぎ去る。
ついに、ナーシャの体を隠す物は飾り気のない純白のショーツだけになった。
「ナーシャさん、凄く濡れてる……」
同じ女でもドキッとしてしまうほど艶めかしい表情をしたリリスがじゃれつくように抱き着き、肩に頭を乗せる。
「どれだけ恥ずかしくても……ウルさんに抱いてもらいたくて堪らないんですね……」
耳元で甘く囁かれ、脳が痺れる。
しゅん……と股間から愛液が溢れ、布越しでも関係なく垂れ、ベッドにシミを作っていく。
(私ってこんなにエッチだったんだ……)
自分でも知らない一面に驚きつつも、嫌な感じはしない。
きっとウルはこんな自分を受け入れてくれる。
確信をしながら、ナーシャは自分を隠すことを止めた。
「ご主人様……私、ナーシャは……こんなにエッチな女です。今すぐにでも……ご主人様に、抱いてもらたい……ご主人様のモノだと……私の体に、心に、魂に刻み込んでもらいたい。私の全てを捧げます……だから……お情けを下さい……」
ショーツを半分下ろした状態で膝立ちになり、絶え間なく涎を垂らしている割れ目を広げる。
頭がボーとして思考が纏まらないが、全身が痺れる感じがして心地いい。
きっと自分は他の仲間達と同じような顔をしているのだろう。
艶めかしく、艶のある劣情を誘う女の顔。
自然と笑みがこぼれてくる。
仲間達も同じ心情なのだろう。
お互いに笑みを浮かべ合いながら、着ている服を脱いでいく。
6人全員が興奮し、生まれたままの姿で愛液を垂らす。
「マスター……まずは口付けを……」
イーはウルの背中にしなだれかかりながら、キスを促す。
リリスに背中を押され、吐息がかかるほど顔を近付けたナーシャは目を瞑り、自分から唇を差し出す。
「んっ……あっ、はむ……あ、あぁ……」
口付けを通して体の芯に何かが入り込むような感覚に襲われる。
ウルの魂により強く取り込まれ、自分がウルの一部に作り変えらる感覚。
ナーシャはブルッと身震いする。
恐怖など一切なく、満たされる幸福と全てを捧げられる悦びしかない。
「んんっ……ご主人様……私のご主人様ぁ」
嬉し涙を流しながら、ウルを求めて舌を突き出す。
ウルは犬がおねだりするように垂らしたナーシャの舌を吸い上げ、自分の口の中に引き入れる。
「んぁ……あぁん、ふぁ……ちゅ……んっ」
弄ばれるように舌を絡められ、感触を確かめるように舐められる。
時には虐めるように甘噛みをされた。
ウルに使ってもらうために限界まで舌を突き出し、口の周りや顎を唾液でベタベタにしようが構わずウルを求め続けた。
「んふぅ……んくっ、あ……ぁ、ちゅ」
どれほどそうしていただろう。
呼吸も忘れて口付けをしていたが、不意にウルが肩を押して離れるように指示を出す。
ナーシャは名残惜しそうな声を出して、最後に啄むようなキスをして顔を離す。
二人の行為の激しさを示すように、唾液が糸を引き、二人の間に橋を作る。
「ふふっ……ナーシャさん、凄く幸せそう」
「皆でもっと気持ちよくなろう……ね」
うっとりとウルを見つめるナーシャの左右からリリスとシャルロットが、包み込むように抱き締めてくる。
「ぇ……やぁっ、ぁはぁっ……ぁあぁっ、んぁっ」
リリスは右手でナーシャの膣を解すように刺激し、左手でナーシャの右腕を持ち上げ、ちょうど顔の位置でむき出しになった脇を舐める。
股間からの強烈で溶けそうなほどの快感と、性感帯ではないはずの脇を刺激される言葉に出来ない感覚に身を捩って逃げようとすると、今度は反対側のシャルロットがナーシャの胸を掴んで体を固定する。
「はぁ……んっ……ぁ……ふぁあっ、んっ……やぁっ」
強い快感から逃げることができず、頬を紅潮させて悶えていると、シャルロットはダメ押しとばかりに右手でナーシャのお尻を揉みしだき、耳の穴に舌を入れる。
ピチャピチャと耳の中で厭らしい水音が響く。
全身が強張るが、頭は甘い痺れを感じていた。
「ふふ、リーネがお兄ちゃんのおちんちん大きくしてあげる」
「はぁ……んちゅ、ぷ……れろ……んぅ、ちゅっ」
リーネとシュビィはほとんど寝ころんだ状態でウルに寄りかかり、舌全体で舐るように刺激したり、チロチロと舌を這わせて勃起を促す。
「ああんっ、マスター……あむ、ちゅっ」
ウルの後ろではイーが胸を潰すように強く押し当て、啄むように首筋に唇を吸い付き、さらにウルの腕にナーシャと同じくらい濡れそぼっている股間を擦り合わせ、厭らしく腰をくねらせていた。
(こんな……みんなで……)
目の前に広がる光景は、ナーシャが想像できる限界のはるか上を行く淫らな行為だった。
それでも今は、こうしてみんなで夢中になって快楽を感じることが幸せに感じる。
「んんっ……ちゅっ、ぁ……ご主人様、ぁむ……ちゅぷ」
どこまでも甘美で果てのない快楽に溺れていると、今度はウルから顔を近付けてキスをしてくる。
ナーシャはすぐに応えて、押し付けられるウルの舌を自分の口の中に招き入れる。
先ほどとは逆に、ナーシャの口内を貪るように動き回る。
歯茎をなぞられ、柔らかい頬の感触を楽しむように優しく舐められ、突かれる。
そして、ナーシャはウルから送られてきた唾液を嬉しそうに喉を鳴らして嚥下する。
「ご主人様……こちらも……」
ナーシャはウルの腕を掴んで、空いている右の胸へと誘う。
まだまだ小振りな胸はウルの掌にすっぽり収まる。
これでは感触はそんなに楽しめないだろうと、初めて自分の胸のサイズを気にする。
しかし、ウルはそんな胸をフニフニと軽く揉んだり、硬くなっている乳首を転がすように揉みしだく。
「はぁ……んっ……ああんっ」
「んぁっ、んくっ……はぁん、ひゃ」
「やぁ……はっ、んんっ……」
部屋全体に甘い吐息や喘ぎ、体が擦れる音や淫らな水音が響く。
誰もが快楽と興奮に酔いしれ、一体となって昂めあう。
「ナーシャさん、あっ……準備できましたよ……」
ウルの肉棒が大きく膨れ上がり、お腹に付くくらい反り返ったところで、リーネとシュヴィは顔を離す。
二人の唾液が絡んだことで妖しくテカリながらも、その力強さと凶悪さを放っている。
「ホントはリーネが先にして欲しかったんだけど……リーネも初めての時は皆に良くしてもらったから―――今回は譲ってあげる」
リーネは昨日の事で若干不満そうにしつつも、ナーシャに気を使ってくれる。
(これから、ご主人様に……貫かれるんだ……)
足を伸ばした状態でイーの胸にもたれかかっているウルの肉棒を見てゴクリと喉を鳴らす。
それはどう考えてもナーシャの膣より太く長い。
普通なら入れる事すら出来ないだろう。
しかし、ナーシャは眷族契約と半神化をしているため、どんなに無茶をしてもウルを受け入れられるようになっている。
痛いのか、苦しいのか、はたまた快楽しか感じないのか。
ナーシャは期待と不安に胸を躍らせながらリーネとシュヴィに両手を引かれ、後ろのリリスとシャルロットに背中を押されてウルの股間部分のところまで移動する。
「はぁ……はぁ……ご主人様、私の、処女を、捧げます。初めての……経験なので、はぁ……至らない、ところが……あると思いますが……ご主人様に、満足していただくために……精進します。だから……これからも、私を、使ってください……ご主人様の、モノでいさせてください……」
「ああ、ナーシャはもう俺のモノだ」
万感の思いを込めた宣言。
ウルは短い言葉でだが、全てを受け入れてくれた。
ナーシャは泣きそうなほど感極まり、ウルの肉棒に合わせて腰を突き出して膣より太い肉棒の先端を割れ目にあてがう。
ドクンッドクンッと胸が高鳴り、ウルと触れている部分が火傷しそうなほど熱を帯びる。
「行きます……んっ!くっ……あああっ!!?」
挿入するのも膜を破るのも自分の役目。
ナーシャは覚悟を決めると、ウルの肉棒を自分の膣に咥え込む。
無理な挿入でミチミチと裂けるような音を鳴らしながら、固く閉ざされた肉を抉じ開けるように、奥へ奥へと押し込んでいく。
息が詰まって苦しく喘ぐように眉根を寄せ、自然と突き出た舌から涎を垂らしながらも挿入は止めない。
全身が強張るが、それ以上の力で腰を下ろしていく。
「んっ……あっ、んぁ……」
処女膜まで挿入するだけでも全身に汗を浮かべ、息も絶え絶えになっている。
仲間達も軽く手を添えて応援してくれるが、手伝おうとはしない。
自分の手で処女を捧げたいというナーシャの気持ちを汲んでくれたのだ。
「ふんっ、あっ……かっ、~~~~~~~~ッッッ!!!!」
限界まで張り詰めていた膜がついに耐え切れなくなり、ブチンッと音を立てて破れる。
そして、抑えの無くなったウルの肉棒は膣肉を掻き分け、女の象徴―――子宮を潰すほどの勢いで奥まで到達する。
破瓜の激痛と、子宮を潰される圧迫感、そして肉棒のそる力びよって膣が外に咲かれそうな感覚にナーシャは声にならない声を上げる。
無意識にウルの手に指を絡ませ、唇を貪る。
仲間達も胸や陰核、お尻などを愛撫することで快楽によって痛みを中和させようとしてくれる。
「はぁっ、かっ……」
ようやく痛みも治まり、詰まっていた空気を吐き出すように喘ぐと、それまで止まっていた時が動き出したかのように体の気持ちよさが込み上げてくる。
まだ痛みによって抑え付けられているが、それでも怖いと感じてしまうほどの快楽。
きっとこの快楽が全て解放されたら、自分は一匹の獣になるだろう。
淫欲にまみれ、恥も外聞もなく快楽を求めるただの雌に。
「ご、ご主人様……私の、体は……いかが、ですか……?」
だから、これだけは聞いておきたかった。
理性が無くなってもウルを気持ちしようという心構えはある。
それでも意識のある内に自分がちゃんとウルを気持ちよくできているのか知りたかった。
「っ……ああ、ナーシャの、中は……ひんやりと気持ちよく、俺に絡みついてきて……るっ」
普通の女と違い体温の低いこの体も、男の喜ばせ方など知らない膣も、全てウルを気持ち良くできているんだと狂喜に近い感覚を抱く。
「あぁ……ご主人様、ご主人様ぁ……もっと、もっと私で気持ち良くなってくださいぃ……壊すくらい激しく、滅茶苦茶に私の体を使ってくださいぃぃぃ!!!!」
腰を激しく上下させ、ジュップジュップと止めどなく溢れてくる愛液を掻き混ぜ、結合部を淫らな泡でデコレーションしていく。
乳首を限界までしこらせ、ウルの舌を求めるようにチロチロとベロを振り、反り返った肉棒で恥丘の裏を擦られるたび「おほぉぉ」と間抜けな声を上げながら尿を漏らす。
「ひっぐっ、んぐぉお……んふあぁあ、ふっぐん……背中が、ゴリゴリ削りゃれて……すごっ……んひぃいい」
獣のように頭を下げて腰だけ上げた状態で後ろから激しく突かれ、背中に跨がったリーネにお尻の穴を穿られる。
さらに上げた腰の間に入ったシュビィが、顔をベトベトに汚しながらジュルジュルとわざと音を立てて愛液と精液が混ざった汁を吸い上げる。
「んぐぅぅぅっ、あぷ、じゅぶっじゅぶっ……んぼおっ」
仰向けになってウルに突かれていると、リーネはウルに出してもらった精液が垂れいる股間をナーシャの顔に押し付ける。
噎せかえるほど発情したメスの匂いとウルの精子の匂いが鼻腔を駆け巡り、息苦しさに喘げば喘ぐほど精液が流れ込んでくる。
苦しくて手足をバタバタと暴れさせていると、それを抑え付けるようにリリスとシュビィが両腕の上に跨り、同じくウルの精液を溢れさせながら股間を擦り付ける。
シャルロットとイーはバタつかせる足を掴んで、親指からチュパチュパとしゃぶるように舐められる。
一本一本舐め終わると、指の間まで丹念に舐め、最後は足の裏に舌を這わせてくる。
神経を直接刺激するかのような感覚に身を強張らせると、その締め付けが気持ち良かったのかウルの肉棒が大きく膨れ、マグマのように熱い精液が注ぎ込まれる。
もう何度も中出しされ、子宮の奥まで精液で満たされていた膣は、許容量を超えた精子を逆流させ、噴水のように噴き出す。
「じゅぽ、んぼっ、ぐぢゅ……ずずずず、れろ、ちゅば……ずぼずぼっ」
ウルの肉棒にこびり付いた、もう誰の淫水と混ざっているのかも分からない精液をリリスの指導の下、綺麗に掃除するように口淫をする。
腰に手を回し、歯を立てないように気を付けながら喉の奥まで使ってウルの肉棒を全て咥える。
口を窄めることで鼻の下は伸び切り、唇に毛が絡まる。
グポッとおかしな音が鳴なり、鼻の穴には逆流した精液が幕を張って小さな鼻提灯を作っている。
「んぐひぃいい、おほぉおお!?しょ、しょんな、お尻の、穴ぁ……こんにゃこと、んっ!する……場所じゃ、ないのに、んひ、ひぐっ、んあぁぁぁぁ」
仲間達に舐めまわされ、舌を入れられまくった肛門はウルの肉棒をすんなりと受け入れた。
膣とは違う腸を抉られる快感と、子宮を裏から擦られる快感に尿なのか潮なのか分からない液体を撒き散らし、ウルのお腹を汚していく。
「はあぁ……胸が、伸びてしまいます……あぁああはあっ!お臍、なんて……あふうぅ!!」
犬のように舌を垂らし、壁に手を付いた状態で片足を限界まで持ち上げられ、膣を削るような勢いで腰を打ち付けられる。
パンッパンッ!と肉がぶつかり合い、尻たぶが波打つように揺れながら淫らな音を奏でる。
イーはウルの尻に顔を埋め、お尻の穴に舌を入れながらウルの睾丸を刺激するように柔らかく揉む。
シュビィはナーシャのお尻に指を2本入れ、かぎ爪のような形にして外側に引っ張るように肛門を広げ、リーネとリリスはツンっと立った乳首を噛み、乳房を掴んで限界まで伸ばすように引っ張る。
シャルロットは臍の周りをなぞるように舐め、ときおり唾液を溜めるように穴の奥まで穿る。
「んぶじゅううぅぅ!ふごっ、じゅば、じゅぶっ、んんんんんっっっ」
「じゅる、じゅぼじゅぼじゅぼ、じゅずずずずず!!」
リーネはナーシャの顔に馬乗りになり、顔全体にウルの精液を擦り付けるように腰を振る。
そして、ナーシャの足を持ち上げて、目の前に来た精液の垂れる股間に顔を埋めて音を立てながら精子を啜る。
しかも、その状態で丸まった腸壁にウルの肉棒が叩き付けられる。
潮か尿か分からない液体を噴き出し、リーネの顔をビショビショにすれば、お返しとばかりにおしっこをかけられる。
「んふぅう!んっ!んんんっ!お゛っ!」
頭だけベッドからはみ出した状態で仰向けにされ、足をシャルロットの肩にかけた状態で腰を浮かす。
シャルロットは膣に溜まった精液を掻き出すように舌を動かし、鼻で尿道を擦る。
イーとシュビィはナーシャの胸を貪るようにしゃぶり、リリスは背伸びをしながらウルと口付けをする。
リーネはウルの後ろから抱き着き、胸をコリコリと刺激する。
そしてウルは、仰向けのナーシャの口に肉棒を捻じ込み、乱暴に腰を前後させる。
押し込むときに胃の中に送られる大量の空気と雄の匂いで眩暈を起こし、引き抜かれる時に食堂を引っ張り上げられ、内臓が飛び出す感覚にヒヤッとした快感を感じる。
ウルの抽送が激しくなるにつれ肉棒も大きくなり、ナーシャの喉を圧迫する。
それはウルが気持ちよくなって射精しそうな証拠だ。
ナーシャは口を窄め、舌を肉棒に巻き付かせる。
ウルの動きに合わせて口を収縮させ、扱くようにして射精を促す。
「んんっ!?」
ウルの肉棒が最大まで膨れ上がり、何度出しても衰えることのない勢いと量で胃を満たし、逆流した精子でナーシャを溺れさせる。
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
その苦しささえ快楽に感じ、ナーシャはシーツの端を強くつかんでつま先までピンとまっすぐに伸ばし、腰を浮かせて弓なりに体を反らす。
体が甘美な痺れを感じ、溶けていくような快感の中でナーシャは盛大に絶頂する。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
はぁ……はぁ……と荒い呼吸音が響く部屋の中、ナーシャだけでなく他の仲間達も肩で息をしていた。
一人当たり軽く十回は射精され、精も根も尽きた様子でベッドに体を投げ出す仲間達。
膣も口もお尻も、顔も胸も髪の毛も、ウルの精液を浴びていない場所を探すほうが困難なくらい全身精液まみれだ。
ナーシャはニヘラとだらしなく頬を緩ませ、かかっていた精液を体に染み込ませるように塗り広げていく。
これでウルに全てを捧げられているとは思わない。
むしろ、これから永遠をかけてウルに奉仕するための始まりにすぎない。
それでも、そのスタートが切れたことが嬉しくて。
「ご主人様……ナーシャを
まだ繋がっている
ウルはナーシャを胸に抱きよせ。
当然だ―――と言葉を返してくれる。
それを聞いた途端、急に眠気が襲ってくる。
ナーシャはこれまでの人生で初めて向けられたウルの優しい表情を脳裏に焼き付けながら、初めて心安らかな眠りにつく。