エロ無しのせいか途中でダレました。
多分次もエロ無しです。
でも資源調査からエロが加速化すると予告しましたので、次の次ぐらいは多分エロいです。
手前味噌でエロいシトにも出てもらいます。
主人公と一緒にエロエロすりゃァ良いと思います。
もう女性の特別国家公務員だからとか、そういう理由で遠慮しないです。
そしてまぁ、疲れたので誤字脱字の修正はまた後日に。
カルドというケモ耳エルフの弟が出来た鼎の腕には、今、箱根で使ったバレットM82A3対物ライフルのバリエーションで、予てから自衛隊内で採用されているという噂のあったバレットM95SPがある。
特戦辺りで使ってるヤツじゃなかろうか? と思うのだが、帝国内でクーデターが発生し、資源調査をするにも装備を整えないといけないという判断から当装備品が配備され、鼎の班に支給されたのだ。
「ゾルザル、次会ったらブッ転がさないと」
そう思う鼎であるが、御蔭で箱根から帰還した時に行き別れた息子がバージョンアップして再会できたようなものだ。
一緒に支給された12.7mmNATO弾を所定の場所に移し、ファルマート大陸の大地を走る高機動車の中で鼎は行先に思いを巡らす。
トレドのエロ領主レオノから聞いた東方エルフの遺産の在処は、帝都からかなり西のロマリア山地とロー河の間に隠されているという。
徳川の埋蔵金みたいに都市伝説のような話らしいのだが、
しかし、大陸内にあり、暗黒の未踏地区にある訳でもないのに、何故今まで多くの人間に知られてないのかが気になる。
レオノは貴族という身分がら、ファルマートに住む多くの者より情報が入りやすいのだろう。
しかしレオノより歳が高く、一般の人間より遥かに所有する知識の多いカトーも噂に聞く程度でしかなかった。その遺産とは、果たしてどのような物なのだろうか?
どうも、伊丹が向かったロンデルでも禁忌に等しい存在に相当するようでカトーが言葉を濁していたが、彼からは虫に関する話を聞いている。
自衛隊のレンジャー選定ではムカデの素揚げを食べるということを聞いた事があるが、幾ら射撃徽章甲種を持ちで、そんじょそこらの男より筋力や精神力…その他諸々の条件で強い鼎でもムカデ喰いには抵抗がある。
そんなことを話したら、カトーは鼎に言う。
「嫌なら、逃げて良いんじゃぞ」
何を意味するのか、さっぱりである。
ムカデ喰いは御免被るが、カブトムシなら大好きである。カブトムシ型の蟲獣なんてあったら乗り回したい。要は、虫食いは嫌だが物によっては触ることに抵抗はないのだ。
でも、喰うのは勘弁願う。
大事なことなので何度でも言う。
まぁ、眉唾かと思う話だったが、ロンデルの賢者も知っている話だし存在する可能性は低くはないのだろう。
「さて、今日は何処まで行けるかなぁ」
探査期間も4分の1は過ぎている。余り市街地には泊まらず、行けるところまで行きたいのだ。
イタリカまでは半日で来れたが、イタリカを過ぎて夕暮れになってから問題は起きた。
「カナエ。煙だ!」
高機の天蓋を開けて、見張り役を買って出ていたカルドが声を挙げる。
鼎がアクセルを踏み込むと、次第にヒトの視力にも見える一本……いや、次々と幾筋もの黒い煙が見えてきた。地図にはシブチと言う名のヒト種の町があると書いてある。
「戦闘準備!」
班に居るのは隊の部下ではないが、鼎が声を張り上げるまでもなくダークエルフ達はそれぞれ弓に弦を番え、戦支度を整えていた。
「黒妖犬が6頭! 町の方には怪異が一杯いる!」
「ちょっと、こっち代わって!」
運転を一時セィミィに代わってもらい、鼎は運転席後方の銃架から小銃を取る。
その時には3人のダークエルフが射かけた矢が、それだけの黒妖犬を大地に縫付けている。
将来、カルドが傭兵として働くなら、彼等から弓矢の使い方を習わせないといけないかも知れない……そんな想像を巡らしてから鼎は64の切り替え金具をタ(単発)に合わせてから撃ち抜くべき目標をに照準を合わせる。
真っ先に狙うはダークエルフが殺し切れなかった黒妖犬だ、まだ3頭……いや、既に残り2頭、残っている。
「……!」
巨大犬の頭部を隊の武器で撃ち抜き、粉砕するのは犬好きの鼎には軽い仕事ではない。だが賊なり敵対的な組織が使役しているのだ。仲間や無辜の民間人の命には代えられない。
続けてもう一頭射殺。
「他! 黒妖犬は!」
班員全員で殺り残した黒妖犬含む、獣系怪異を探すが見られない。
別個体の群が存在する可能性も捨てず、犬を殺せばあとは人間型の怪異だ。
鼎は小銃の切り替え金具をレ(連射)に合わせた。一撃で仕留められないような、巨大な怪異がいる可能性を考えたのである。
* * * *
敵性集団の別動隊なり他集団の可能性を考えたのは、鼎が見た怪異が身に付けている剣や胸当て等、武装が真新しいように見えたからだ。
確かなことはもう一度見ないと解らないが、怪異の背後には知性を持った「人間」がいることを考える。
大がかりな火事場泥棒という可能性もあるが、特地の戦争では最初に怪異に破壊活動させた後、本体である軍の進撃が始まると聞いている。
「ンなこたどうでも良いィーッ!」
犯人捜しより先ず、目の前の脅威を倒さなくてはならない。
逃げ惑う、見た目民間人のオッサンを背後から斬り付けようとしている怪異に発砲。
続けて発砲2発。水瓜を2つ砕き、2体の怪異の死体を製造した。ゴブリンという怪異だ。大陸に猿という動物は居ないから、日本の動物辞典の猿の項目を見たアルヌスの子供は日本にもゴブリンがいるのだと勘違いしていたことがあった。
ゴブリンに比べれば、猿の方が遥かに可愛いもんである。ニホンザルに財布を強奪された友人がいたが、刀剣で以て命まで強奪されることはない。
「おじさん! 何があった!?」
鼎はゴブリンに斬られる寸前だった男に声を掛ける。
「ア、アンタ。何処の軍だ?」
「アルヌスにいるヤツ」
手短に自らの所属を説明した鼎は、町の中にも多くの怪異が侵入したことを聞く。しかもそれを成したのが怪異使いという特殊技能者であることも聞いている。
やはり、何らかの組織が関わっているようだ。真っ先に思い当たるのは政変でゾルザルが指導者となった帝国だが、自分でも妙に思う程冷静な鼎は複数の可能性を考える。
既に、命の取り合いに慣れてしまった自分がいるのだろうか……。或は他の理由か。
それこそ後で考えれば良いと思い直し、鼎は手の空いたフェンに班員全員に矢避けの
* * * *
高機動車自体に矢避けの呪いを掛けることができたのは、鼎にとっては幸いと言えるだろう。天蓋の替えはあるが、当然のことながら無限にあるわけでもないので再出発した初期に飛んで来た矢で無駄に喪失したくはないのである。
町の周囲を回って見る怪異を屠殺して回ったが、バレットSPのような対物ライフルやLAMを用いるべき巨獣や大型怪異は、「今のところ」発見できていない。
ならば、車から降りて町の中に潜入している怪異を掃討しなければならない。
だが、皆が高機から離れている時に、別動隊の怪異や町の生存者が「高機動車」という異世界の乗り物を攻撃しないとも限らない。セィミィとコムとナユには車に残ってもらって、町の中で敵性怪異を掃討するのは鼎とカルドとフェンという編成になった。
「カルドもフェンも、頼りにするよ」
勿論、鼎が他力本願である筈がない。敵を見つけたら推んでブチ殺しにいくスタイルだ。建ち並ぶ人家を過ぎ、辻に入る時には細心の注意を払って敵性生物の有無を確かめる。
遠くから立ち上る煙を見た時は気付かなかったが、どうやら巨大な倉庫のような建物が幾つか燃えて、人家そのものの被害は考えていたより少ないようだ。しかし人間に被害が出てないかと言えば、そういうわけでもなく、鼎は敵性生物に襲われている人間を見つけた。
「じいちゃん起きろよ! 起きろって!」
斃れている年寄りと、その脇を抱えて必死に引っ張る若者。そして剣を振りかざすオークだ。
「待てお前ら!」
悪所ではオークめいた知的生物の姿を見る事もあったから、鼎には解らない事情があることも考えたのだ。
「グッ」
老人を抱えた若者が幽かに呻くと、オークはその若者に斬撃を加えるべく急撃。
「!!」
64式小銃の短連射はオークの頭部を穿ち、胴を破裂させる。するとカルドが叫ぶ。
「左手から何か来るぞ」
「えっ、アレ…!」
見れば馬の胴体に人間の上半身を生やしたケンタウロスだ。特地では他に言いようがあるのかも知れないが、ケンタウロスとしか言いようのない生き物がこちらに走って来る。
「何アレ?」
「ケンタウロス族だ」
ケンタウロスという名前で正解のようだが、そのケンタウロスが鼎達に向かって投げジバルスという投擲用の槍を掲げ、振りかぶる。
「賊か」
ケンタウロスの心臓は馬の胴と人間の胴のどちらにあるのか気になった鼎だが、手っ取り早く11mm拳銃でケンタウロスの頭蓋を砕く。
「た、助かった……」
老人を抱えて逃げようとしていた若者は、力が抜けたようにその場にへたり込んだ。鼎が見れば、この老人は腹部から血を流しており既に息がないように見える。
「あんた、ここの住人か? 他の住人は何処にいる? いや、それより何があった?」
不明なことが多過ぎる。敵が何者で町の人間が何処かに避難しているかも知れないが、どれだけ生きているのかも気にはなっているのだ。しかし若者の口から出たのは
「助けてください!」
ということだった。
町には異常な数の怪異と人間が来て、殺戮して回っているのだと言う。
これは、もう敵を全滅させた後でゆっくり状況を確認するしかない。
* * * *
怪異に占拠された町の中央に、自衛隊の戦闘服とは明らかに柄の違う緑のまだら模様の布を纏った二人の男が立哨するかのように立っていた。
「ヘルム勲子爵も良く考える。この汚名は全て敵のものにするとは」
「そのうえ、奪った物資を軍に届けるのだから、効率が良い」
もう一人の男が言葉を返すと、その男の視線の中にいるゴブリンの頭部が弾けた。
「なに!?」
それだけではない。扇動してきた怪異の頭が次々と弾け飛んだり、砕かれたりしていく。
間を置いてから、再びオークやゴブリンなどの怪異が砕かれて行く。町の外側に配置した怪異は解らないが、彼等が動員してきた怪異は正体不明の攻撃で全て死に絶えた。
彼等が真っ先に考えたのが、神の怒りに触れたかも知れないということだった。だが焦土作戦はこの戦争の最初にもやっている。
ならば何故今になって……?
その答えは、おのずと知れた。
「お前らァ…!! 死ぬかぁ~!?」
地の底から響くような低い声が、近付いて来る。2人は咄嗟にハーディの霊体、或はハーディの使徒が来たのではないかと錯覚した。
「ハ、ハーディよ静まり給えっ。ジゼル猊下!」
しかし闇から現れたのは自分達とはまた違う緑の斑模様の服を纏った人物。それも女だ。
ハーディという神もジゼルという亜神も女神だが、彼の神は霊体であったり異種族出身だったりするのだが、この女は自分達と同じヒト種だ。
「OMAERANANIMON?」
その女は異国語で二人に聞いて来る。それが自分達が戦争中であるニホンの軍の格好であると気付いた彼等は、直ちに弓を引き剣を抜いた。
「阿呆めが!」
突如、自分達の言葉を喋ったかと思うと魔法のような手段で弓を折られて剣を抜いた手を撃ち抜かれた。
「9ミリにしてやったんだ。感謝しろよ!」
言いながら、鼎は右手にいる男の頬を力一杯ブン殴る。
殴られた男が吹っ飛んだ時、弓を番えていた男が今度は剣の柄に手を掛けた。
「おい、死にてぇのか?」
柄に手を掛けた瞬間、鼎は2人目の男に銃口を向けた。見える所で撃ってやったんだ。銃という武器を知らなかったとはいえ、人間の命を奪えるものであることは理解できたろう。
鼎がそんな思考を巡らせていると、カルドと共に周囲を警戒していたフェンが2人を眠りの精霊で制圧した。
殴り足りないが、拘束する時に無駄に抵抗されても厄介だしフェンの判断には感謝しなければならない。
* * * *
夜が明けたシブチの朝。
2人は、自らを周辺を根城にする賊だと言う。
緑の斑模様の服は、やはり自衛隊の戦闘服の迷彩模様を模したものだった。
「便衣兵は惨殺処刑にしてくれようかァ?」
汚名を隊に着せようとする男らに、鼎の殺意も誘発されかねない。だが実行したら私刑になってしまう。拘束し、戦闘力を抑えている以上は裁判なりで裁かなくてはならない。
この戦いでは、先程見た老人以外にも多くの民間人が犠牲になっている。いや、戦いとすら呼べない。自称「賊」は多数の怪異を扇動して町の半数を焼いている虐殺なのだ。
生き残っている民間人に、袋叩きにさせちゃって良いんじゃないかなぁ……とも思う鼎である。
「ジンドウテキな扱いをしてくれ」
首と両手を同時に拘束するタイプの手枷を嵌められ、男達が言う。
「それは知らん。町の人にお願いすれば?」
多くの人間が生き残り、町の機能が失われてないのなら裁判はこちらですれば良い。自衛隊の指揮下にある鼎が考えることではないのだ。
「江戸時代なら、点けび火は火破りだけどこっちだとどうなるのかね?」
「ヒトの法は判らないが、多数の死者を出しているのだし断頭処刑あたりでは?」
故意に人々の財貨を奪い、多数を殺傷しているのだから門の日本側でも極刑である。それを聞いた男の顔から血の気が失せたのを鼎は見た。
「待て。待ってくれ!」
「いいから早く獄に繋がれてろよ賊が。明日にでも胴と首がオサラバだからよ」
「オレは帝国兵だ! 賊じゃない! イタリカで……帝都で裁判を受けさせてくれ!」
「へえ」
高機動車に戻ったら、通信で戦争を再開した帝国の新たなやり口をアルヌスに伝えなければならない。賊が助かりたい一心で妄言を話している可能性もあるのだが、帝国が自衛隊に対抗する手段としては有り得る話だ。
2人を拘束する町人には、途中でゾルザル派の帝国兵に襲撃されないよう複数人でイタリカに連行するように言ってから、鼎達は高機に戻る。
すると、高機の荷台に乗ったナユやカルド、そしてその下に居る男が話しているのが見えた。
「やぁ、どうした?」
セィミィに昨夜運転を替わってもらった礼を言ってから、荷台の2人に声を掛ける。
「あ、カナエ。良かった」
カルドは鼎の姿を見て、心底安心したのか少しばかり目を潤ませる。これにはケモナー気質有りの鼎は堪えた。今夜にでも可愛がってやらないと……。
「このヒトが、メンジスまで乗せてくれって」
ナユが言い、顎で示すように顔を向けた先の人物は「これ、ヒト?」と言わんばかりの体躯と顔をしていた。
その人物、ベリコ・サン・アグーはどう見ても豚系亜人にしか見えなかったのだから。
ゲゲゲの鬼太郎6期が面白いのであります。
二口女の蛇髪って、お前そんなオプションいつ付けた? って突っ込みどころはありますが、薄い本が増えようだから良しとします。
っつか鬼太郎ファミリーは、これまでのシリーズに比べて全体的に戦力上がってますね。
8頭身になったネコ娘の強化っぷりが素晴らしいです。
妖怪は時代と共に変化するものだから、別にネコ娘が8頭身でも驚かない当方ですが、
この強化は嬉しいものです。
人間レギュラーキャラの犬山まなちゃんは可愛いですね。
何と言うか、尊い。
えぇ、はい。Pixvで他の方が言ってたんですけど。
当方が書く予定の鬼太郎小説は5.5期くらいをイメージしてます。
まぁイメージしたところで一期違うと別物なっちゃうことがあるんですが。
まぁ、ヴィジュアル的な意味でね?
……絵の無いテキストだけの小説なんですが、まぁ、それこそイメージでね? (以降最初に戻る)