――ダイアリー・調教2日目を再生します……
「……ふっ♡ んぐっ♡ ふぅんっ……♡♡♡」
頬を窄め、舌を這わせる。唾液を絡ませ、肉棒に吸い付き、喉の奥まで受け入れる。
その繰り返し、息が詰まる程の口淫を行いながらも、決して窒息せぬ様に意識し、されどオルタが肉棒を口から離すことをほんの数秒も許さぬまま、マスターは己の逸物を彼女の口の中に突き入れていた。
「んんぶぅぅうぅぅぅぅっっ♡♡♡」
そして、射精。何度目か分からない、こうしてから何時間経ったかもわからないまま、オルタはこうして彼の精を口で受け止めている。それを嚥下し、しっかりと飲み干したことを確認してから、マスターは再び腰を動かし始めるのだ。
「んぐっ♡ んうぅっ♡ ぐぅぅっっ♡♡♡」
「……しっかり感じているかい? 喉で、頬で、舌で、口の中全部で……ちゃんと感じられる様になっているかな?」
「んぅぅぅぅぅぅ……♡♡♡」
息苦しさにオルタの意識がぼやける。そんな彼女の心に染み込んで来るのはマスターの言葉だ。
ぴりぴりとした感覚と共に彼の言葉が響く度、オルタの体はかぁっと熱くなって発情してしまう。そうやって何度も何度も口の中を犯されていったオルタは、何時しか自分が彼の言う通りに口で性的快感を感じ始めていることに気が付いていた。
(ああ、嘘……♡ 私の口が、おまんこみたいになって……♡♡♡)
窄めた頬を擦られ、舌で肉棒の味を感じ、喉の奥を突かれれば、頭の中がスパークしてしまう様な快感を感じる。それは膣で感じる快感によく似ている様で、それよりも弱い快感だった。
だが、それでも感じることは感じてしまう。何度も喉を突かれれば、息苦しさも相まって頭の中が快感で真っ白になってしまう。朦朧とする意識の中、オルタは自分の秘所がひくひくと蠢き、愛液をぶしゅぶしゅと噴き出していることに気が付く。
(嘘……♡♡♡ 私、イってるの……? 口の中を犯されて、それだけで、絶頂してるの……!?)
和式便所に跨る様な格好で彼の前に傅き、肉棒を延々と舐め続けていたオルタ。彼女は、この徹底的な口内開発によって、口淫だけで達する様になってしまったのだ。
その事実に愕然とするオルタであったが、それと同時に不思議な幸福感も感じていた。彼の手で、こうして作り変えられたという証がしっかりと残ったことが、何故か嬉しかった。
「ああ、イける様になったんだね? よしよし、開発の第一段階は完了っと……それじゃあ、仕上げに本気で射精するから、しっかり飲み込むんだよ?」
「ふぐぅぅうぅぅぅぅうっっ!? んもぉぉぉぉぉぉおぉぉぉおっっ♡♡♡」
口の中を犯すマスターの腰が荒ぶる。喉を突き、口の中で暴れる肉棒が更に滾りを漲らせる。
その腰の動きに合わせ、オルタの膣は潮を噴いていた。しっかりと彼女が口での性交で快感を感じていることを確認したマスターは、最後に喉奥に肉棒を突き入れると夥しく己の欲望を解き放つ。
「んぼぉぉぉおぉぉおおぉぉぉおぉぉっっっっ♡♡♡」
白濁とした、とても濃い液体が吐き出される。普通ならば窒息してもおかしくない量と粘度を誇るそれを、しかしてジャンヌ・オルタは喉を鳴らして次々と飲み干していった。
それは殆ど反射の行動で、快感と精液を求めた雌として当然の行動でもあった。やがて、彼女は自分の口の中が空になったことに気が付くと、口を大きく開けて目の前の主にその中身を見せつける。
「は~……♡♡♡」
まだ精液の生臭いにおいを放つ口の中。その中には白い液体が所々こびりついてはいるが、大半は彼女の胃の中へと飲み込まれてしまった様だ。
湧き上がって来た空気をげっぷとして口から放つオルタ。マスターは、自分の命令をしっかりと遂行した雌奴隷に対し、頭を優しくと撫でてその忠誠を褒め称える。
「良い子だね、オルタ。ちゃんと俺の命令を聞けて偉いね……!」
「はぅ、あ……♡♡♡」
優しく甘い彼の言葉。雌奴隷である自分を調教しつつ、アメとムチを使い分けての教育にオルタの心が手懐けられる。被虐的でありながら非常に甘い毒の様なその快感、そして今日一日の疲れに意識を遠のかせるオルタは、最後にマスターの呟きを耳にした。
「……これで今日の調教はお終い。また明日の為に、しっかり休んでね……」
――ダイアリー・調教3日目を再生します……
『ほひぃぃぃいぃぃっっ♡♡♡ んおっ♡♡♡ ほぉぉぉっっ♡♡♡』
『おほぉっ♡ ほぉぉおおぉぉぉぉぉっっ♡♡♡ んっほぉおぉぉおおっぉぉっ♡♡♡』
『けちゅあくめぇっ♡♡♡ しゅごしゅぎるぅぅっっ♡♡♡ ケツイキとまりゃないぃぃぃっっ♡♡♡』
「あえぇ……っ♡ またイクぅぅっ♡♡♡ おしりで、いっっ……くぅぅぅぅっっ♡♡♡」
尻穴を振動する細い玩具で弄られたオルタは、呆気無く絶頂を迎えた。それと同時に自分の周囲で響く嬌声が一つ増え、目の当たりにする無様な雌のアヘ顔が一つ増える。
『あえぇ……っ♡ またイクぅぅっ♡♡♡ おしりで、いっっ……くぅぅぅぅっっ♡♡♡』
先ほどとまったく同じ嬌声を口にし、だらしない表情で達してしまう自分の顔。何度も、何度も何度も何度も何度も、それを何通りも見せられながら、オルタは尻穴を穿られていた。
ジャンヌ・オルタがカルデアのマスターの雌奴隷に堕ちてから2日、総計で3日目である今日、彼が行ったのはオルタの尻穴開発だった。しかもただ穿るだけでは無く、彼女の意識すらも開発しようとしているのだ。
柔らかい肉の壁に尻以外の全ての体の部位を沈められたオルタは、唯一壁の外に出ている尻を成す術も無くマスターに弄られ続けている。所謂『壁尻』という奴なのだが、それに加えて更にオルタを堕落させる仕掛けをマスターは用意していた。
それこそがこの空間である。この空間は、オルタが達する度に彼女の眼前にその瞬間の彼女の姿を投影したビジョンを生み出し、延々と再生し続ける。そしてそれが、無限に増え続けるのだ。
オルタが一度尻穴で達すれば、その瞬間の姿をした彼女が生み出され、なおも尻穴を穿られるオルタの目の前で喘ぎ、絶頂し続ける。獣の様な喘ぎ声。白目を剥き、涎を垂らした無様な表情。そして肛門快楽という悦楽に満ちた笑みを浮かべた自分の姿を見せつけられるオルタの精神は、間違いなく刺激と共に被虐的な快感を感じていた。
(おしりぃ、すごいぃぃっっ♡♡♡ ケツアクメとまらにゃいぃぃぃっっ♡♡♡)
既に
その間に尻穴の臭いや味、外観を観察することも忘れない。こうやって一つの部位を完璧に把握してこそ、雌奴隷を仕上げられるというものだからだ。
「あぁぁあぁぁぁぁああっっ♡♡♡ イグぅぅぅぅぅっっ♡♡♡ おしりで、いっぐぅぅうぅっっ♡♡♡」
オルタの尻穴が痙攣し、絶頂の時を迎えた。ぽっかりと開いた尻穴から空気が漏れだす音を響かせる彼女に対し、マスターは意地の悪い言葉を投げかける。
「……拘束された状態でお尻を穿られてこんなに簡単にイっちゃうなんて、オルタはとんでもない変態だね。雌奴隷に相応しいMだよ」
「あ、あ……♡♡♡ わたひ、M……どれい……?」
罵倒の言葉にゾクゾクとした快楽を感じるオルタ。屈辱的で悔しさを感じさせるその言葉を受け入れながらも、彼女の精神はどこかそれを拒もうと意識を奮い立たせる。
しかし、そんな彼女の抵抗も見透かしていたかの様にニヤリと笑ったマスターは、彼女の尻のすぐ近くでパチンと指を鳴らしてある仕掛けを作動させた。
『……そうよ。あなたはとんでもない変態なの。高飛車で強がっておきながら、本当は弱い女なのよ』
「え……?」
耳元で響く聞き覚えのある声。オルタが顔を上げれば、自分の周囲に生み出されていた分身たちが、皆一様にこちらを見ながら淫靡にほほえんでいる光景が目に映る。
与えられる快楽を愉しむ様に、僅かに残るプライドを嘲る様に、そんな風に笑う彼女たちは、口々にオルタの心を蕩けさせる言葉を彼女に投げかける。
『弱いくせに強がって、誰も彼もを見下して……でも本当は、誰かに受け入れて欲しいんでしょ?』
『あなたは欲しているのよ、醜く歪んだ自分を受け入れてくれる人を……そして、そんな自分を支配して欲しいと願うMなの』
『破滅主義者を気取った変態、それがジャンヌ・ダルク・オルタという淫乱……あなたは、根っからの被虐体質であり、生まれつき雌奴隷の素質を持った女なの』
「あ、あ……♡♡♡」
染み込む、刻み込まれる、浸透していく……自分自身の言葉が、オルタの心に深く跡を残す。今のオルタには、その言葉は正しく、正当な意見に思えた。
『汚い部分を穿られて気持ち良いんでしょう?』
『舐められ、嗅がれ、醜い部分をじっくりと見られ……忌避すべき場所を愛されて悦んでいるんでしょう?』
『抵抗出来ない状態で自分の一番恥ずべき場所を弄られて感じている、そんなあなたを変態と言わずしてなんて言うの?』
『今だってそう。放屁し、潮を噴き、絶頂しながら、あなたは快楽を貪っている。この被虐的な快感をね』
『ここに居る私たちはその証明なのよ。私たちの数だけ、あなたは快楽の高みに上り詰めた。そうして、彼に完璧なる雌奴隷に仕上げて貰うことを夢見ているのよ』
『そう……その証拠に、こんなに淫らな顔をしてるわ。何度も何度も絶頂して、ね……♡♡♡』
分身であるジャンヌ・オルタたちの表情が歪む。淫らで、滑稽で、無様なアヘ顔を晒す彼女たちは、自分たちが絶頂した瞬間を切り取ってその光景を本体であるオルタに見せつけていた。
そうして、自分がどうしようもなく淫乱である証拠を見せつけられたオルタはその現実を認める。僅かに残っていたプライドをかなぐり捨てた彼女は、与えられる快感を素直に受け入れることを決めた。また一歩、彼女が雌奴隷としての道を歩んだその瞬間――
「あっひぃぃぃいぃぃぃいぃぃぃぃいぃぃぃいいぃっっっ♡♡♡」
尻を叩かれる衝撃にオルタは目を見開いて叫んだ。波打つ尻肉は、凄まじいスパンキングの威力を物語っている。
だが、オルタが感じたのは痛みではなかった。それを遥かに超える快感に潮を噴いたオルタは、自分の肛門にキスをした主の声を耳にして胸をときめかせる。
「さあ、ここからはお尻全体の開発だ。強く揉まれ、打たれ、乱暴に腰を打ち付けられ、そうやって感じてしまうM尻に仕立ててあげるよ。ドMのオルタには相応しいお尻でしょう?」
「ふ、あ、あ……♡♡♡ あぁぁぁぁ……っ♡♡♡」
「まずはスパンキングでイける様になろうか? その次は強く揉まれてイク練習だね。今日一日で本物の奴隷尻に仕上げるから、覚悟するんだよ……!」
壁の向こうから響く声に子宮を疼かせたオルタは、間髪入れずに尻肉に走った衝撃と快感に瞬く間に快感を感じ始めていた。
それから数時間後、本日の調教が終わるころには、オルタは彼の言う通りに被虐的な快感で達せる程のマゾに覚醒していたのであった。
――ダイアリー・調教4日目を再生します……
「あぁ……♡ ふぅ、あぁ……♡ きもひ、いひ……っ♡♡♡ んへぉぉ……っ♡♡♡」
ドスン、ドスンと尻穴を突かれ、豊かな双房を両手で揉まれ、感度の上がった舌と唇をマスターに貪られ……際限なく感じさせられながら、オルタは喘いでいた。
調教4日目の今日は、全身を責められながらの胸部の開発を行われていた。乳房と乳首を順々に愛撫し、その感度を高める。全身に走る快感も相まって、あっという間にオルタのたわわな胸は敏感な感度を誇る様になってしまった。
「んぉぉ……♡ まら、イクぅ……♡♡♡ んへっっ♡♡♡ はへっっ♡♡♡ んひぃぃぃ……っっ♡♡♡」
一層深くまで尻穴を抉った肉棒によってオルタが幾度かの絶頂を迎える。大きく開いた秘所からは愛液が飛沫となって噴き出し、痙攣しっぱなしの性器は赤く充血して火照りに火照っていた。
開発期間の際、未だに弄られていないそこは日々高まる全身の感度に合わせて期待も高めていた。体の中で一番感じるこの部位を早く責め、自分を絶頂させて欲しいと訴えるかの様に震えている。しかし、マスターはその願望に応えることはせず、お預けを重ねるばかりであった。
「うん、おっぱいも良い感じだね。これで何をされても感じる奴隷に相応しい胸になったね……!」
「はぅぅぅぅぅぅっっ♡♡♡」
親指と人差し指で乳首を掴まれ、下から乳房を支える様にして揉みながらオルタの両方の乳房を上下に揺らす。胸同士を擦り合わせるその行為はオルタにパイズリを想起させ、今は挟んでいない熱い彼の肉棒を胸の谷間に錯覚させた。
「あぁぁ……♡♡♡ あっ、あぁ……♡♡♡ あつぅい、あちゅいぃ……♡♡♡」
そこにあるはずの無いマスターの肉棒の感触を感じ、熱を感じ、快感を感じる。口の端から垂れた涎が胸元まで降り、潤滑油となって乳房の滑りを良くする。
ぬちゃぬちゃと卑猥な音を立てて擦り合わされる乳房は、オルタの脳天を直撃する快感を伝えてくれていた。同時に尻穴を突かれる彼女は、またしても呆気ない絶頂の時を迎えた。
「んいぃぃぃぃぃぃいいぃぃぃいぃっっっ♡♡♡ いきゅぅぅうぅうぅぅぅぅぅううっっ♡♡♡」
快感に全身が震え、膣からも愛液が潮となって噴き出す。白く濁った本気汁がオルタの足元に零れ落ち、卑猥な臭いを放つ水溜まりとなって床に溜まる。
脳が沸騰し、全てを狂わせる程の快感。舌がだらりと垂れ、何も考えられなくなる幸福感に満たされた表情を晒す彼女の頭をマスターがそっと撫でた。
「……はい、胸の開発もお終い。オルタの躰、どんどんいやらしくなるね……」
「はふっ♡ ふぅっ♡ まひゅ、たぁ……♡♡♡ つぎっ、ちゅぎのかいはつっ、はぁ……?」
「ん~? ……わかってるでしょ? もうここしか残って無いんだからさ」
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡♡」
トン、トン……マスターの人差し指と中指がオルタの下腹部を叩き、その内部に在る女性の最も大事な器官を刺激する。期待に染まっているその場所は、緩いその刺激によって更に激しく震え始めた。
「しゅぐ、しゅぐはじめてぇ……♡♡♡ わたひの、おまんこぉ……♡♡♡ おまんこのかいはちゅっ♡♡♡ いまからはじめてぇぇっっ♡♡♡」
もう我慢が利かなかった。疼く子宮と膣が快感を求めて泣き叫び、熱い滾りを求めて愛液を滴らせる。柔らかく蕩け、熱を帯びる子種を求めるオルタの膣肉は、マスターの肉棒を叩き込まれる為の準備を整え終わっていた。
しかし、マスターはそんな彼女を制すると唇を重ね合わせて彼女の口内を貪る。ただそれだけの行為で、オルタは軽い絶頂へと押し上げられて思考を停止させてしまった。
「ふぁ、あ、あ……♡♡♡」
「……オルタ、おまんこ弄って欲しいの? でも……今は駄目だよ」
「あ、あひた……? 明日になったら、可愛がってくれる……?」
「ううん、明日はお休み。一日何もしない日だよ」
「え……? な、なんで……!? すぐにでもおまんこ弄って欲しいのにっ! おちんぽぶち込んで、ぐちゃぐちゃにして、ザーメンどぴゅどぴゅして欲しいのにっ! なんでよぉっ!? あひぃぃぃぃっっっ♡♡♡」
長いお預けをくらう事をしったオルタは、半狂乱になって彼に詰め寄る。しかし、そんな感情の昂ぶりも性器を撫でられただけで雲散霧消してしまった。
内部には触れない、ただ外部を手で優しく触れて動かすだけの文字通りの愛撫……しかし、それだけでオルタの背筋にはゾクゾクとした快感を伴う快感が走り、マスターへの反抗心を削ぎ取ってしまうのだ。
「……わかってるよ、オルタが今、おまんこを弄って欲しくて堪らないってこと位はさ。でも、だからこそ、明日一日空けるんだよ。オルタの体の一番美味しい所を、一番美味しいタイミングで味わいたいからさ」
「あ、う、あ……♡♡♡」
「オルタのおまんこはね、今すごいことになってる。敏感で、トロトロで、熱々で……俺が欲しいって叫んで、ぐちゃぐちゃになってる。その欲求を明日一日で最大限まで……ううん、限界を超えるまで高めるんだ。そうなった所で、最高の雌奴隷まんこを俺が味わう。肉を寝かせて熟成させる様なものさ」
「あぅうぅぅうぅっっ♡♡♡ でもぉっ♡ 私は今欲しいのぉっ♡♡♡ 今おちんぽ欲しいっっ♡♡♡ アンタのちんぽが欲しいのにぃッッ♡♡♡」
「……ああ、そう? そんなにおまんこ弄って欲しいんだ? ならさ……オナニーしても良いよ?」
「ふぇ……?」
マスターがオルタの手を取り、彼女の秘所にあてがう。そのまま耳元で熱く囁く様にして、甘い誘惑の言葉を口にする。
「今のオルタのまんこなら、指で弄るだけでもセックスより気持ち良くなれると思うよ。オナニーでも十分に満足出来るはず。だから、どうしても我慢出来なかったらオナニーすれば良いさ」
「はっ♡ はっ♡ オナニー、してもいいの……? んぅぅっっ♡♡♡」
熱を帯びた膣が快感を求める叫びを上げていることを重々に理解しているオルタは、マスターのその言葉に涙を浮かべ、息を飲んだ。ぱっくりと開いた秘所が涙の様に愛液を垂れ流している光景にもう一度息を飲んだ彼女が、その内部へと指を突き入れようとしたその時だった。
「……でも、そうするとオルタのまんこは中途半端なものになっちゃう。明後日のセックスも気持ち良くはなれるだろうけど、本来予定してた快感は味わえなくなっちゃうね」
「う、んっ……!?」
「雌奴隷のオルタが選ぶ道は二つに一つ。一つは、明日延々オナニーして体を慰める代わりに最高の快感を諦める。もう一つは、限界ギリギリの状態で必死に我慢して、明後日に仕上がったおまんこを俺に弄って貰うか……さあ、どっちにする?」
「う、あ、あぁぁぁぁ……♡♡♡」
ベッドの上にオルタの体を置いたマスターは、そう問いかけると部屋から出て行った。彼は扉を出る寸前に振り向き、試す様な視線を彼女に向けて口を開く。
「命令はしないよ、君の自由にするんだ。自分の意思で、自分の得る快感を決めろ、ジャンヌ・オルタ」
それだけを言い残し、カルデアのマスターは調教部屋を後にした。
――ダイアリー・調教6日目を再生します……
「……おはよう、オルタ。昨日はゆっくり休めたかな?」
「はぁっっ……♡♡♡ はぁっっ……♡♡♡ んふぅぅ……っ♡♡♡」
宣言通りに一日の休息期間を設けたカルデアのマスターは、24時間ぶりにオルタが横たわる調教部屋に足を踏み入れると彼女の様子を探った。ベッドの上のオルタは鼻息も荒く、高揚した様子で体をくねらせている。股座はぐっしゃりと濡れてはいるが、それが自慰行為によるものなのか、はたまた一日必死に欲求を堪えたが故のものであるのかは判断がつかなかった。
マスターは興奮した、それでありながら疲れ切ったオルタに覆い被さるとその瞳を至近距離で見つめる。彼女の抱く感情全てを見透かす様な視線を向けながら、彼は問いかけた。
「それで? オルタはどっちを選んだのかな? ……俺に教えるんだ、オルタ」
「はい、マスター……」
惚けて、熱を帯びた声。夢見心地の様子で返答したオルタは、蕩けた視線をマスターへと向ける。そして、体を高揚させたまま、言葉を紡ぎ始めた。
「最初は我慢しようとしたの……でも、おまんこ疼いて、震えて、気持ち良くなりたくって……どうしても我慢出来なくて、弄りたくなって……指でちょっと撫でただけでイった時、もう何も考えられなくなった……もう、ひたすら気持ち良くなりたくて、それで――」
マスターの手を取ったオルタは、彼の指を赤ん坊の様に吸い始めた。甘えであり、懇願でもあるその行為を一通り続けた後……オルタは、再び口を開く。
「……でも、そこで気が付いた。ここで私が我慢すれば、アンタが最高の快感を味わえるんだってことに……! 私が気持ち良くなる為じゃなく、
体を擦り寄らせ、自身の体温を直に伝えるオルタ。熱を帯びたその体は、どう考えても快感を発散した後のものとは考えられない。汗ばみ、匂いを撒き散らす彼女の体は、貪られる為に作り上げられたことを理解して、己の使命を果たすべく最高の状況を保っていた。
「これは我慢なんかじゃない、貴方に最高の快感を捧げる為の儀式なんだって……そう思ったら、快感を堪えることなんて屁でも無かったわ。私はもう、自分のことなんてどうだって良い。私の躰を仕上げた最高の主人に全てを捧げることが、私の幸福なの……♡♡♡」
オルタは力の無い腕を伸ばし、マスターの体を抱き締めた。彼もまた彼女を抱きしめ返し、暖かなキスを送る。
あまりにも甘く、幸せな快感。仕上げられた体が寸分も与えられる快楽を逃す事無く、オルタに悦楽を感じさせてくれる。
長い、長いキスを終えたオルタは、はっきりとした意識を保った状態で彼に擦り寄ると至高の状態に仕上がった自分の性器を開きながら言った。
「私のご主人様……♡♡♡ 雌奴隷、ジャンヌ・ダルク・オルタナティブのおまんこは今、ご主人様のおちんぽを受け入れる為だけに存在しています♡♡♡ 全身を開発され、お預けを食らい、発情しきったエロまんこ……誰も知らない最高状態のおまんこにどうぞおちんぽをぶち込んで、この霊基と魂に誰が自分の主かを刻み込んで下さい……っ♡♡♡」
オルタが懇願の言葉を口にしている間、彼女の目の前ではマスターが己の肉棒をいきり立たせて見せつけていた。ゆっくりと近づいた彼は、オルタの下腹部に怒張を触れてそこを擦る。
「はっ♡ くぅぅっ♡ はぁぁぁぁぁ……っ♡♡♡」
下腹部に刻まれた黒の淫紋令呪を擦る様に動くマスターの肉棒。疼く子宮を表面から刺激し、ゆっくりと上下に動き続けている。まだ膣に挿入されてもいない、敏感な部分に触れられている訳でも無い。なのに、オルタは今まで感じたことのない高揚感と快感を感じていた。
それは幸福感と期待感が合わさった快感だった。今、自分は彼の手で最高の肉奴隷になろうとしている。その事が幸福に感じられ、それによる快感がどれほどのものになるのかと想像すれば自然と子宮が疼いてしまう。
亀頭で下腹部を撫でられるだけの行為、それが達してしまいそうになる程に気持ち良い……かつて自分を奴隷に堕とした男との性交より、ここでこうして貰える快感の方が大きく、甘美だ。そんなオルタの思いが強まる度、彼女の下腹部に刻まれている黒い淫紋令呪がひび割れていく。雌奴隷として仕える主は、こちらの雄の方が相応しいと訴える様に。
「……良く我慢出来たね。自分の為じゃなく、主人の為に我慢する……雌奴隷として素晴らしい判断だよ」
「はい……♡♡♡ ありがとうございます、ご主人様……♡♡♡」
「オルタは従順で可愛く、そして主人思いの雌奴隷だ。そんなオルタには、それなりの扱いをしてあげなきゃいけない……懇切丁寧に快楽の沼に沈め、望む物全てを与えて堕落させ、考え得る限りの悦楽を与えて二度と俺から離れようと思わせない様にする……一生、俺だけの雌奴隷として飼ってあげる、その代わり――」
「分かっています。私もあなたに全てを捧げます……♡♡♡ 身も心も、私の全てはあなたの物です、ご主人様……♡♡♡」
「うん、良い子だ……! それじゃあ、最後の仕上げを始めようか」
「んっ♡ ふぅぅ……っ♡♡♡」
優しく甘いキスを受けたオルタの瞳が蕩け、視界がぼやける。彼に体を反転させられたことを悟ったオルタが平常の視界を取り戻した時、彼女の目の前には大きなガラスケージがあった。
「ジャンヌ・ダルク・オルタ、俺の可愛い雌奴隷……君が俺の最初の作品、最初の雌奴隷になる為の最後の儀式……これが終わった時、オルタは生まれかわるんだよ。俺だけの雌奴隷に、ね……!」
じっとり、ねっとりとオルタの下腹部を撫でるマスターの手の感触を感じたオルタは、幸福のあまりに涙を流してガラスケージを見つめる。そんな彼女に刻まれている淫紋令呪は、ひび割れた紋様の下から新たな形を生み出そうとしていたのであった。
覚醒編に続く……