※この作品はR-18です。

カルデア女英霊奪還作戦   作:野比のび太

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幕間の物語 黒き聖女は堕落を望む 覚醒編(ジャンヌ・オルタ)

 硬い透明の壁を隔て、彼が自分を見つめている。全裸の、発情してピンク色に火照った体を余すことなく彼に視姦されている。

 狭いケースの中に手を付き、尻と乳を押し付けるオルタ。張り付き、潰れた淫らな彼女の肉体は、透明な箱の中に展示される美術品の様になっていた。

 

「良いよ、オルタ……! 凄くいやらしくて、とても綺麗だ……!」

 

「はぁっ♡ はぁぁっ……♡」

 

 自分をこの箱の中に閉じ込めたマスターは、恍惚とした表情で自分を見ていた。それは、作家が自分の作り出した作品を見つめる視線によく似ていた。

 全霊を持ち、全ての力を注いで作り上げた最高傑作……『雌奴隷 ジャンヌ・オルタ』の彫像を眺める様にして、彼はそっとケースに手を置き、口を開く。

 

「辛抱堪らないっていう表情、火照って震える体、肌に浮かぶ汗の一粒……その全てが、オルタを最高に美しく表現してくれている。素晴らしいよ、オルタ」

 

「め、雌奴隷をそんなに褒める必要なんて、無いでしょ……? どうして、そんな――」

 

「何もおかしくなんか無いよ。美しい物を美しいと言うことの何が変なのさ? 雌奴隷であってもオルタは美しい、それは不変の事実だろう?」

 

「あぅ……♡ 変な、気分……♡ 自分を雌奴隷にした人間に褒められるなんて……♡」

 

「当然でしょ? オルタを堕とした俺だからこそ、君の美しさを理解しているんだ。だってそうなる様に仕立て上げたのは俺なんだからね」

 

 ゾワリとした震えが、オルタの背筋に走った。それは甘美な震えで、自分を堕落させる毒の様な痺れだった。

 彼の手で仕上げられることが、雌奴隷と化した自分を愛でられることが嬉しかった。堕ちた自分を美しいと褒めて貰えて、心が震えた。

 自分の差し出した全てを磨き上げ、そうして作り上げられた今のジャンヌ・オルタという英霊は、かつて竜の魔女と呼ばれていた恐ろしい彼女では無くなろうとしている。今度こそ完璧に、カルデアのマスターの性奴隷になろうとしているのだ。

 

「……さあ、仕上げを始めようか」

 

 透明な壁越しにそう呟いたマスターは、オルタの瞳を真っすぐに見つめる。ついに自分が完全なる堕落を喫するのだと理解したオルタは、心臓を高鳴らせて彼の視線を受け入れた。

 

「……唇、胸、尻、全身の肌……オルタの体は俺が徹底的に躾けた。今はもう、感じ過ぎている位だ」

 

「ええ、その通りです……♡ 全身発情して、いやらしい臭いがケースの中にプンプン漂っていて……♡ これ全部が私の醸す臭いだなんて、到底信じられないわ……♡♡♡」

 

 狭いケースの中には、雌のいやらしい臭いが充満していた。汗、愛液、涙、涎、体臭――オルタの放つそれらが複雑に混じり合い、男を求めるフェロモンを醸し出す。逃げ場の無いケースの中でそれは、オルタの脳を蒸発させる一種の興奮剤となっていた。

 

「乳首もビンビンに勃起して、硬くなっているだろう? ケースに押し付けて、潰して、感じているんだろ?」

 

「はい……♡ コリコリになった乳首とおっぱい、壁に押し付けて気持ち良くなっています……♡」

 

「お尻の肉もむっちりしてる。それに……アナルもひくついて、物欲しそうに疼いてるよ。浅ましいね」

 

「ああ、ごめんなさい……♡ でも、お尻の穴が言う事聞いてくれないんです……♡」

 

「いいさ、今のオルタは最高に美しい。雌奴隷として在るべき姿だ……ただ一点を除いてね」

 

「あ、くっ、あぁ……っっ♡♡♡」

 

 ケースの周りを一周しオルタの体を一つ一つ評価するマスター。再び彼女の真正面に戻って来たマスターは、ガラスケースを隔ててすぐ近くの距離でオルタの瞳を見つめる。

 彼の瞳を見たオルタは、全身から力が抜けて行くことを感じていた。同時に、湧き上がる感情に嬌声を上げて仰け反ってしまう。

 

「ああっ♡ だめっ♡ これに飲まれちゃ、だめぇ……っ♡」

 

 ゾワゾワと湧き上がるそれは、あまりにも甘い誘惑であった。しかし、それが故に一度乗ってしまえば最後だということは容易に分かった。

 この感覚に飲み込まれてしまえば取り返しのつかないことになる……オルタは全身を痙攣させ、大きく仰け反りながら歯を食いしばり、その感覚を堪えようとしたが――

 

「オルタ、何を我慢しているんだい? 抵抗は止めて、早く身を任せてしまえ」

 

「あ、ああぅっ♡ だめっ、マスター、だめっっ! これはだめよっ! これに飲まれたら、私は全てを失ってしまうわ……!」

 

 ジャンヌには分かっていた。今、自分の体から力が抜けているのは、ただの快楽による脱力では無いことを。これは、本気の堕落が始まろうとしているということに気が付いていた。

 この感覚を受け入れてしまえば最後、自分は戦闘能力や知性、そして数々のスキルを失ってしまうだろう。そうなってしまえば、彼の為に戦うことは出来なくなってしまう。だからオルタは堕落を拒もうとした。だが、そんな彼女の思いは、彼の言葉によって徐々に瓦解し始める。

 

「全てを失う? そんなことは無いよ。俺が作り上げたその美しさと、ジャンヌ・ダルク・オルタナティブという人間の意思はしっかりと残る。オルタは、戦う力を失うだけなんだ」

 

「それは、大問題じゃないっ! そんなことしたら、私はアンタの為に戦えなくなっちゃうっ!」

 

「ああ、なんだ……そんなことを気にしてたんだ? そんなことはどうだって良いんだよ。だってオルタは俺の()()()じゃあないか」

 

「え……?」

 

 全身の感覚が失せる。震えが、痺れが、完全に無くなる。マスターの瞳を見ていたオルタは、その一言を耳にして体を硬直させた。

 

「オルタ……雌奴隷が、どうして戦う必要がある? オルタの役目はなに? 戦うことなの?」

 

「それ、は……」

 

「……俺に服従し、快楽を与えるために奉仕すること。それが雌奴隷の役目……オルタの使命だろう? その為に戦う力は必要かい?」

 

「で、でも……」

 

「もしかして……オルタの考える雌奴隷っていうのは、主の言うがままに戦ったりセックスしたりする存在ってことなのかな? 自分の意思は関係なく、人形の様に振舞う存在ってこと?」

 

「え? あ? え?」

 

「……オルタ、それは誰に植え付けられた価値観なのかな? 少なくともオルタの中から生まれた価値観じゃあないよね? まるで、誰かからそうされた記憶があるから、そういうものだと思い込んでるって感じだ。……だから君の淫紋令呪は黒いままなんだよ」

 

「っっ……!?」

 

 マスターの指摘を受けたオルタは息を飲み、そして愕然とした。自分の精神はまだ、あの男(ソロモン)に縛られていることに気が付かされたからだ。

 雌奴隷、その言葉を聞いたオルタはソロモンの元で過ごした日々を思い浮かべ、再びこうなるのだと勝手に思っていた。何でもかんでも言いなりになる存在こそが雌奴隷だと思い込んでいた。

 だが、カルデアのマスターが作り上げようとしている存在はそうでは無い。彼はもっと深く、もっと暗い所までオルタを堕とそうとしている。彼の言う雌奴隷とは、ソロモンの作り上げた自分の姿とはまるで別物なのだ。そして――それこそが、自分が望んだことだった。

 

「あ、は、は……♡ あはははは……♡」

 

 じんわりと、体に熱が戻って来る。消え去った感覚が、震えが、再びオルタの全身に舞い戻る。

 そうだ、自分はソロモンの雌奴隷であったことを忘れたかった。だから彼にこんな狂ったことを望んだ。その自分が、かつての仕打ちを胸にしたままでは何の意味もないではないか。

 ソロモンの作り出した雌奴隷に戻っても、それは今のマスターの雌奴隷になれたという訳では無い。むしろ逆だろう。

 本当に彼の物になると言うのならば……それを更に超える程の存在に堕ちるしか無い。そして、その為のお膳立ては彼が全て整えてくれた。後は、自分が底知れぬ深淵へと脚を踏み出すだけなのだ。本物の雌奴隷に堕ちる為に……!

 

「雌奴隷……! 私は、アンタの雌奴隷……! 雌奴隷は主に快楽を与えることが使命、おちんぽに奉仕することが役目……それ以外のことは何も考えなくて良い……!」

 

「……続けて」

 

「た、戦う力も、スキルも、いらないっ! そんなものもう必要ないっ! 喜んで捨てるっ! 捨てますっ!」

 

「……うん、それで?」

 

「なにもかもを捨てるっ! 不必要なものはすべてっ! 私に必要なのは、淫らに整えられたこの躰と私自身の意思! そして、そして――」

 

 潤んだ瞳でオルタは目の前の青年を見つめた。数奇な運命を辿り、こうして縁を結び、また新たな関係を築くに至ったこの人間。彼と自分の間で紡がれた絆の根底にある物を確かめたオルタは、何よりも大切なその答えを口にする。

 

「あなたを愛する心だけを持って、私は全てを捨てるわ……! それだけが、私の全てだから……!」

 

 自分は彼を愛している。決して器用では無く、愚直で、とても優しい彼を愛している……だから、こういう関係を結ぶことを望んだ。堕ちたとしても、主はソロモンでは無く彼が良いと願った。そして、彼はその願いを叶えてくれた。

 狂ったから堕ちる訳では無い。堕ちたから愛する訳でも無い。()()()()()()()()()()。どこまでもどこまでも、彼への愛と彼からの愛を証明する為に自分は堕ちるのだ。

 

「ねえ、マスター……あなたは淫らに堕ちた私を愛してくれる? もうあなたの為に戦えなくなった、価値の無いサーヴァントを愛してくれるのかしら?」

 

「当然だよ、それは俺が望んだことでもあるんだから。逆に聞くけど、オルタも覚悟は良い? 脚を踏み出したら最後、もう二度と俺は君を離さないよ? ずっと深く、淀んだ場所に君を沈めて、俺から二度と離れられなくしてあげる……その覚悟は、良い?」

 

「サイッコーの展開じゃない! あなたと一緒なら、煉獄の底でも地獄の果てでも何も怖れることは無いわ……! あなたに全てを捧げられて、あなたと永久に在り続けられるなんて、願ったり叶ったりよ」

 

「そっか……お互いに思いは一緒だね。なら、そろそろ始めようか?」

 

「ええ……終わらせましょう。そして、新しく始めましょう……♡♡♡」

 

 彼と共に小さく微笑みを浮かべたオルタは、拒み続けていた感覚に心と体を預け、全てを受け入れた。体の力は全て抜け、途方も無い虚脱感に全身が支配される。だが、それでもオルタは今の体勢を崩すことはしない。まるでガラスケースの中でこの一瞬を永遠に残しておくかの様に、彼女は体を固定したまま微動だにしない。

 

(ああ……♡ 分かる、分かるわ、マスター……♡ 自分が沈んでいくことが分かる。深い水の底にいる、あなたの元へと沈んでいく……♡ もう二度と這い上がれ無くっても良いわ♡ 愛するあなたが抱き締めてくれるのなら、それで……♡)

 

 オルタの脳裏に映像が浮かぶ。それはかつての自分、ソロモンに堕とされて彼に抱かれている自分の姿。ソロモンに命じられるがままに股を開き、腰を振っていた愚かな自分、何も考えずに快楽のままに酔っていた意思の無い肉人形の自分の姿だ。

 今、改めて思えば滑稽なことだ。あの頃の自分は何の意思も無く主の言う事に従っていた。いわばそう、ダッチワイフと呼ぶべき存在であった。ソロモンはそんな自分を見て満足し、跨って腰を振っていたのだ。

 馬鹿な男だ。洗脳し、壊れたラジカセの様に意思の無い愛の言葉を繰り返すだけの人形(ジャンヌ・オルタ)を見て、自分はこの女の全てを手に入れたと思い込んでいた。ラブドールを抱き、全てを支配した気になっていた。だが結局、ソロモンはオルタの何一つとして手に入れることは出来ていなかった。自分が作り上げた肉人形のジャンヌ・オルタという存在を見て、ただ満足していただけだった。

 淫紋令呪の洗脳が解ければオルタはソロモンを愛さない、大切に思いはしない……だが、彼に対しては違う。自分は洗脳されたから彼を愛しているのではない。大切に思っているのではない。彼もまた、自分に利用価値があるから愛してくれているのではない。

 この堕落は決して悪いことでは無い。サーヴァントとマスター、男と女、愛し合う者同士……そんな彼と自分の関係性に新たなものが加わるだけなのだ。結局は何も変わらない。根底にあるのはお互いを想い合う心なのだから。ただ、その場の状況によってお互いの振る舞いを変えれば良いだけなのだ。

 そして、雌奴隷と主という新たな関係は、他の誰も彼と築けていない絆だ。堕落し、淫蕩に耽り、ただ快楽の僕となったサーヴァントとなるのは、自分が初めてなのだ。

 

(愛しているわ、マスター……♡ 私の全てはあなたのもの。私の全てはあなたの為にある……そう、思えるから……♡)

 

 オルタの心は澄み切っていた。明確で、クリアになった思考は、堕ちた体に更なる変化をもたらす。

 下腹部に刻まれていた黒の淫紋令呪。雌奴隷……いや、肉人形の証たるそれが、完全にひび割れて跡形も無く消え去る。その下から浮かび上がった新たな令呪は、燃え上がる炎の様な煌々とした紅の色をしていた。

 そう、これでジャンヌ・ダルク・オルタナティブは、彼女は、ソロモンに所有される部分を完璧に排除した。女としても、雌奴隷としても、ソロモンを主とは認めなくなった。

 自分の全ては愛する彼の物だ、そう思い、微笑みを浮かべたオルタの全身を幸福と快楽が包み、そして――!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キィィ、と扉が開く。ケースの中から足を踏み出したオルタは、目の前に立つ青年の真正面で気を付けの姿勢で立ち止まった。

 背後にあったはずのケースは消え、この空間には男と女が一人ずつ存在するだけとなる。男は、目の前で裸体を晒す女に向けてこう言った。

 

「君のことを教えてくれるかい、オルタ……」

 

「ええ、勿論よ。私のマスター……♡」

 

 頷き、微笑んだオルタの爪先から光が湧き上がる。彼女の全身を包んだその光は、一瞬にして彼女に黒いドレスを纏わせ、彼女本来の姿を描き出した。

 

「私は復讐者(アヴェンジャー)、ジャンヌダルク・オルタナティブ。あなたの敵を排除し、私の憎悪、怒り、心を否定する者を焼き尽くす者。そして――」

 

 再びオルタの体を光が包む。今度は頭の天辺から爪先へ、先ほどとは逆に纏った衣服を剥ぐ効果をもたらした光の動きに合わせ、オルタもまた反転して自身の背中をマスターへと向けて大切な言葉を告げる。

 

「ただの……あなたを愛する一人の女よ……♡」

 

 白く、美しい聖女の背中。そこには真っ赤な模様が刻まれていた。

 カルデアの令呪、竜の翼、そしてハートマーク……その全てが美しく調和し、混じり合った新たな令呪をマスターへと見せつけるオルタは、その行為を以って自身の霊基が三度目の再臨を迎えたことを彼に伝えた。

 

 目の前で輝く紅の光に眼を細めたマスターは、淫紋令呪が刻まれた美しいオルタの背中に手を這わせる。そこを撫で、笑みを浮かべながら、彼は一枚のカードを彼女の眼前に差し出しながら口を開く。

 

「綺麗だよ、素敵だよ、オルタ……! さあ、もう一つの君の顔を教えてくれ……!」

 

「……はい、ご主人様(マスター)……♡」

 

 先ほどと同じ呼び名、だが少しだけニュアンスが違う呼び名を口にしたオルタの体を紅色の光が包む。目の前のカードに口付けしたオルタの瞳は淫らに蕩け、中にハートマークが浮かんだ肉欲を期待するものへと変貌させた。

 背中に刻まれていた淫紋令呪は、再び下腹部へとその位置を移している。しかし、その色は先ほどの物よりも濃い紅に光り、それが全く別物であることを証明していた。

 

「……私の名はジャンヌダルク・オルタナティブ♡ クラスは……雌奴隷(スレイヴ)♡ 戦闘能力0♡ ただご主人様のおちんぽに気持ち良くなって貰う為に体を差し出す存在……♡ それ専用の力しか持たない新たなる霊基『隷基』を持ち、『隷基再臨』を果たしたただ一人のサーヴァント♡ あなただけの雌奴隷こそが、この私です……♡」

 

 新たに生まれた自分の霊基を説明するオルタは、後ろからマスターに乳房を揉まれ、肉棒を性器へと挿入されていた。待ち望んだ快感に気が狂いそうな程の悦楽を得ながらも、彼女が取り乱す事は無い。何故なら、これこそが雌奴隷である自分の通常(デフォルト)であり、まだ本番の快感とは程遠いからだ。

 柔らかさと敏感さを増した乳房や尻の肉、そして膣……戦う事など到底不可能である隷基で彼を受け入れ、今までを超える快感を味わうオルタの目の前には少し前に自分を閉じ込めていたあのケースが置かれていた。

 

「ああ……♡ なんて淫らで、綺麗なの……♡ ご主人様のお陰で、こんなに立派な芸術品になれるなんて、とても幸せ……♡」

 

 霊基の第三再臨と隷基への再臨、その両方を同時に迎えたあの一瞬の空間を切り取ったケースの内部には、淫らでありながら美しい姿を晒すオルタの姿があった。

 蕩け、幸福に満ちた淫靡な表情。ケースに押し付けられ、いやらしく潰れる乳と尻の肉。肌に浮き出る汗の玉と飛び散る愛液の飛沫。その全てが完璧に捉えられている。この彫像は自分が彼の物になった証、そして記念すべき彼の雌奴隷作品一号となった。そのことを思えば、オルタは高揚感と幸福感に全身を包ませてそれだけで絶頂してしまう。

 

「あ~っ♡ ちんぽっ♡ マスターちんぽにご奉仕させてくださいっ♡ 雌奴隷のステータスは殆どE以下だけど、耐久だけはEXですっ♡ 体が丈夫なんじゃ無くって、何日ぶっ続けでもセックス出来るって意味のEXランクだからっ♡ だから好きにおちんぽぶち込んでえっ♡」

 

 オルタのその懇願の言葉に腰を動かし、彼女の内部を抉り始めるマスター。硬く熱く雄々しい滾りに敏感な内部を刺激されたオルタは、全身を痙攣させながら叫び続ける。

 

「んあぁあぁあぁぁぁああぁっっ♡♡♡ 凄いっ♡ しゅごいっっ♡♡♡ やっぱりご主人様のちんぽきもちいひっ♡♡♡ あたまのなかがまっひろににゃるうぅっっ♡♡♡」

 

 長きに渡る開発とお預けを食らって敏感になった膣を遠慮なしのピストンで責められる。襞を、子宮を、膣肉を、その全てを肉棒が刺激し、快楽を与えて来る。

 硬くなった乳首を抓られ、尻肉で淫らな肉太鼓を鳴らし、愛液の雨を股座から散乱させるオルタは、幾度も絶頂を繰り返しながらも彼が自身の内部に滾りを放つ前兆を感じ取り、子宮を疼かせた。そして、間抜けなアヘ顔を晒しつつ、マスターに向かって叫ぶ。

 

「射精してくらはいぃぃっ♡♡♡ 私のまんこにっ♡♡♡ 雌奴隷就任祝いのザーメンたくさんだしてぇぇっっ♡♡♡ 雌奴隷になって初めての膣出しでイかせてくださいっっ♡♡♡」

 

 下から押し上げる様にして繰り出されるピストンは、オルタの体を軽く宙に浮かせる程の激しさを誇っていた。その強さで子宮を刺激され、高みに押し上げられるオルタは、膣肉を痙攣させてその瞬間を今か今かと待ち続け、そして―――

 

「ああぁああぁぁぁぁああぁぁああっっっ♡♡♡ ぎだぁああぁぁあぁっっ♡♡♡ ご主人様のザーメンっ♡ 雌奴隷まんこと子宮にたくさん入って……くああぁぁぁぁぁああぁぁぁあぁぁあぁぁぁっっ♡♡♡ あちゅいぃいぃいいぃいんんっっ♡♡♡」

 

 待ち侘びた快感は凄まじい爆発力を以ってオルタの思考を焼き切る。快楽だけがすべてとばかりに喘ぐ彼女に射精しながら、マスターは腰を止めることはしない。射精した精液を肉棒でオルタの膣壁に擦り込み、マーキングを行いながらも既に二回戦に入っているのだ。

 

「んっほぉおぉおおぉおっっ♡♡♡ イキまくってりゅぅぅぅっっ♡♡♡ ご主人様のおちんぽまだガチガチでぇっ♡♡♡ 私のまんこびくびくなのおぉぉっっ♡♡♡ ああっっ♡♡♡ 好きなだけまんこしてくらひゃいっっ♡♡♡ 雌奴隷のオルタまんこ、あなたのザーメンで一杯にして欲しいですっっ♡♡♡」

 

 夢見心地のオルタの叫びにマスターは腰の一突きで答えを返す。無論、そのつもりだと、その激しいピストンはオルタの全てを貪り喰らうと語っている。

 淫らなる彫像を目の前に、新たなる霊基と淫紋令呪をその身に宿したオルタは、只一人だけの特別な存在と化した自分と与えられる快感に酔って意識を快楽の果てへと沈ませたのであった。

 

 

 

 

 

ジャンヌ・ダルク・オルタナティブ 霊基再臨第三段階及び隷基再臨完了

 

新スキル 『天性の肉体(淫)C』習得

 

スキル強化『黒き愛情』→『永久の愛情』

 

概念礼装 『彫像 雌奴隷ジャンヌオルタ』を取得しました

 

 




隷基再臨

サーヴァントの霊基を性奉仕のみに特化した物に変化させる再臨。ステータスは勿論、スキル等も性行為の為だけの物に変化してしまう為、セックス以外の事は出来ないサーヴァントへと変貌してしまう。
これを行ったサーヴァントの身体能力は並の人間以下になる。ただし、セックスをぶっ続けで行う為の体力と頑健さだけは保持している模様。
なお、この再臨を行った場合でも新たなスキルを習得することがある。当然、セックス用のスキルではあるものの、隷基から通常の霊基へと復帰した場合、そのスキルは戦闘で役立つ物に変化する。



天性の肉体(淫)C

主によって作り上げられた淫らな肉体を保持し続ける為のスキル。隷基状態ではセックスの為の効果しか無いが、通常の霊基では使用時にバッドステータスの除去と弱体耐性(100%)を得る。


永久の愛情

オルタが第三再臨によって習得したスキル。3ターンの間、Bastarカードの効果を無条件で100%、マスターから与えられる魔力によって最大上限300%まで上昇させる。




『彫像 雌奴隷ジャンヌオルタ』

・この礼装はジャンヌ・ダルク・オルタナティブのみ装備出来る。
・この礼装を装備しているサーヴァントは、追加でもう一つ礼装を装備出来る。
・装備したサーヴァントが特定の条件を満たした場合、マスターの意思で即座に霊基を雌奴隷用に変化させ、クラスを雌奴隷(スレイヴ)に変更する。
・また、マスターの意思で再び通常のクラスに戻すことも可能。


ケースの中に見えるのは、淫らで美しい女性の痴態。それはまるでミロのヴィーナスの様な神々しさと娼婦の様な淫靡さを融合させた奇跡の逸品。
愛しているからここまでの作品に仕上げられた。愛しているから全てを委ねた。その思いを理解する者だけが、この芸術品の真の価値を知る事が出来る。
この彫像は秘密の工房の一室に永遠に飾られ続けるのだろう。そして、その目の前で彼女はそっくりの痴態を晒すのだ。主の手で淫らに咲き乱れたまま……

……次の作品になるのは、誰だ?
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