代わりと言っては何ですが、バレンタインデーに投稿しようと思っていた幕間を前倒しして投稿します。イチャラブできてれば良いんですけどね……
治り次第本編を書き上げて投稿させていただきます。申し訳ありませんが少々お待ちください
「……バレンタイン、か」
自分の部屋に飾られているカレンダーの日付を見た俺は、誰に語り掛ける訳でもなく呟いた。冬のとある一日、愛しい人に感謝と愛情を伝えるそのイベントであるその日を迎えながらベッドに寝転ぶ。
(去年はいろんなことがあったなぁ……)
騒がしくも楽しかった去年の同じ日、慌ただしくて大変な一日だったがとても楽しかった。
でも、今のカルデアにはあの日居たはずの英霊たちの姿が殆ど無い。皆、ソロモンに捕らえられてしまったからだ。
チョコレートをくれた女性英霊たちも、一部の女性サーヴァントの行き過ぎた愛情表現を窘めてくれた男性英霊たちの姿も無い。皆、居なくなってしまった。
「……寂しいな」
また独り言をつぶやく。普段そう感じていないわけでは無い。だが、それ以上にやる事が多い毎日に忙殺されて、しみじみと感じる時間が無いだけなのだ。
こうやって忙しい時間から解放されて、かつての楽しかった思い出を思い返すと胸が締め付けられる様な苦しみに襲われる。本当に皆が居なくなってしまったのだと実感してしまうからだ。
俺の立場からしてみれば、そう言う気持ちを押し殺して皆を取り戻すぞと思わなければならないのだろう。でも、どうしてもそんな気分になれそうもない。
こんなんじゃマスター失格だなと自嘲気味に笑った俺が、そのままベッドの上で目を閉じて微睡みに身を任せようとしたその時だった。
「……先輩、今、お時間よろしいでしょうか?」
「マシュ……?」
チャイムの音と共に聞こえたマシュの声に目を開けた俺は、ベッドから立ち上がると部屋のドアを開ける。そして、そこに立っていた可愛い後輩を部屋の中へと招き入れた。
「失礼します、先輩」
「ああ、どうかしたの?」
「……今日はバレンタインデーですので、先輩にチョコレートをと思いまして」
そう言いながらマシュが差し出したのは、可愛らしくラッピングされた小包だった。ほんのりと甘い香りのする彼女からの贈り物を受け取った俺は、喜びと共にマシュに感謝の言葉を贈る。
「ありがとう、マシュ! すごく嬉しいよ!」
「ふふ……そう言って頂けると嬉しいです。あまり凝った物は作れませんでしたが、まずくは無いと思います」
「ありがとう……色々大変な時に、こんな……」
手の中の包みにはマシュの気持ちがたっぷりと詰まっている。温かく優しい彼女の気遣いはとてもありがたく、嬉しかった。
だが……同時に、先ほどまで感じていた寂しさがもう一度ぶり返してきてしまったのも確かだ。かつて受け取った女性英霊からの贈り物を思い出すと胸が締め付けられそうになる。
「……先輩? どうかしましたか?」
「……マシュ、ごめん」
「えっ……?」
涙が溢れそうになった俺はマシュを抱き寄せてその泣き顔を見られない様にした。せっかく贈り物をしてくれたマシュの前で、辛気臭い顔なんて出来るものか
「ごめん、少しそのままで居て……」
「……はい、わかりました」
肩を震わせる俺の姿を見て何かを悟ったのか、マシュは黙って俺を抱きしめ返してくれる。小さくて柔らかい手が頭を撫でる感触が、俺の涙を誘う。
「……先輩は寂しいんですよね。皆さんが居なくなってしまって」
「……うん」
強く、腕に力を込めてマシュを抱きしめる。離れて欲しくないと伝える様にして抱きしめる俺の事を、マシュは子供でもあやす様にして扱ってくれる。
「私も寂しいです……たくさんの人が居なくなってしまいました。サーヴァントの皆さんだけでなく、研究員の方々もあの襲撃で命を落としましたから……」
「そっか……そうだよね……」
「……本当は私、先輩に慰めて貰おうと思ってここに来たんです。一人で居ると寂しさに押しつぶされそうになって、不安で、怖くて仕方が無かったから……」
「……ごめん、俺が情けないばっかりに……」
「いいえ、そんな事ありません。先輩はいつも頼りになって信じることの出来る素敵な方です。そして、喜怒哀楽を素直に表現できる、人としての温もりを持った方なんですよ」
そっと、マシュが俺の顔を持ち上げる。情けなく思いながら泣き顔を見せてしまった俺の事を、マシュは柔らかく微笑みながら見つめてくれる。
そのまま近づいて来たマシュの唇が俺の唇に触れた途端、温かくて甘い感触が俺の心の中に広がった。
「……その悲しみも、弱さも、人として感じる当然の思いなんです。だから、全部見せてください。先輩の弱い所、私にすべて……」
「マシュ……!」
見つめ合い、今度は俺からのキス。軽く舌を重ねて、ゆっくりとお互いを求めあって……唇を離す。
「今日は私が支えます。だから、先輩は私に甘えてください……先輩の全て、受け止めますから……!」
慰めと優しさ、その二つが入り混じった声色をしたマシュに促されて彼女の服を掴む。それを脱がせながら、俺は抑えられなくなってきた感情の震えを感じていた。
「……んっ、ふぅ……どう、ですか?」
「うん……気持ち良いよ、マシュ……」
「そうですか……ふふっ♡ それは良かった……♡」
ベッドに腰掛ける俺の脚の間で膝を着くマシュがはにかむ。ゆっくりと両手で自分の胸を挟む様にして抑えながら、それを上下に動かしている。
「あはっ……♡ 先輩のおちんちん、抱きしめちゃってます……♡」
嬉しそうに笑いながらマシュが俺の肉棒を胸で刺激する。マシュから言い出したこのパイズリ奉仕を彼女は嬉々として行っていた。
「温かいですか……? 私の温もり、感じてますか……?」
「当然だろ……マシュにここまでして貰ったら、寒さなんか感じ無いよ」
「良かった……♡ 今日は先輩の事、寂しくなんかさせませんからね……」
抱きしめる様にして力を込めながら、マシュが俺の肉棒を胸で扱く。その動きは、俺を感じさせ様としていると言うよりも包んでいると言った方が正しかった。
俺の敏感な部分に伝わるマシュの温もり、柔らかさ、母性……その全てが俺を包み込む様に与えられているのだ。
「……私のおっぱいの中で、びくびくしてます……♡ 気持ち良いんですね、先輩……♡」
微笑むマシュは何処か淫らで、でも優しくって、温かくって……俺の全部を受け止めようとする健気さと、男性に尽くす裸の女性としてのエロスが混じり合った今のマシュは、今まで見た事が無い表情をしている。
「んっ……♡ はむっ♡ じゅぅぅ……♡」
亀頭を咥え、丁寧に舐め上げる。胸で優しく包むことも忘れずに、奉仕を続けていく。
「全部下さい……先輩の全部、受け止めますから……♡」
幸せそうに……本当に幸せそうに、マシュが言う。
蕩けた声、表情、仕草……その全てに俺への愛を漲らせて、愛で溺れさせるかのように溢れさせて……俺だけを見ている瞳のままに、俺へと囁く。
「んっ、んぶっ、んんっ……♡♡♡」
気が付いた時には射精していた。なんの予告も無く口内に欲望を吐き出した俺の事を、マシュは責める事無く優しげな瞳で見つめてくれている。
「はぁ、あ~~~……♡」
口を開き、俺の欲望を受け止めたその中を見せるマシュ。どろどろとした白い液体が口の中いっぱいに広がって、生臭いにおいを発している。
「んっ……んくっ……!」
俺に口の中を見せつけたマシュは、口と目を閉じるとくちゅくちゅと口の中にあるものを味わう様にして音を立て、そして、それを喉を鳴らして飲み込んだ。
「はぁ……ぁ……ごちそうさま、でした……♡」
マシュが再び口の中を開いた時、その中には先ほどまであったものが無くなっていた。少しだけ残る生臭さだけを残して、マシュは俺の吐き出したものを飲み込んだのだ。
優しく微笑むマシュが再び俺の肉棒に顔を近づける。二度、三度と唇を落としてキスをした後で、丁寧にそれを舐め始めた。
「綺麗に、しますね……♡」
ペロペロと舌を這わせて汚れた肉棒を掃除するマシュ、やがて大きく口を開いた彼女は、俺の肉棒を口いっぱいに頬張った。
「くっ……! あぁ……っ!」
丁寧に、丹念に吸い付くマシュの口。舌も動かして快感を与えながら奉仕を続けていく。
喉の奥に亀頭が当たる感触を覚えた俺がマシュへの負担を気にして腰を引こうとするも、幾度となくその行為に合わせて動かれ、マシュは決して離れる事はしなかった。
「……先輩、今日は私を気遣わなくって良いんですよ。今日は、今日だけは、先輩の望むままに私を抱いてください」
心を込めたマシュの奉仕で起立したままの肉棒の上にマシュが跨る。亀頭を性器の入り口に当て、あとは突き入れるだけの状態にしたマシュがふわりと微笑む。
「来て下さい、先輩……寂しさも、不安も、私が受け止めますから」
「……マシュ、ありがとう」
向かい合うマシュの脇のしたから腕を回し、肩に手を置く様にして抱きしめる。下へマシュを引き込みながら、俺を受け入れる準備が整っているマシュの膣へと己の分身を潜り込ませる。
「んあっ……♡ 挿って、きました……♡」
熱く蕩ける様なマシュの膣……それは、俺を包み込む様にして受け入れてくれた。
性器だけではない、マシュ自身も俺を強く抱きしめてくれている。温かいマシュの体温を感じ、その優しさに触れる度に心がざわつくのを感じた。
「んっ、あっ、はぁっ……♡」
下から突き上げる様にして腰を動かす。目の前にあるマシュの胸が揺れ、彼女の表情が淫らに歪む。それでも、俺を強く抱きしめたマシュは優し気な瞳で俺を見つめてくれていた。
「はぁっ♡ んんっ、はっ♡ んんんっ♡」
何処か変な感じがした。気持ち良くないとかそう言う話では無く、俺の体が言う事を聞かないのだ。
もっと優しくしてあげたい。なのに、加減が効かなくて激しくマシュを責めてしまう……こんな風にしたいわけじゃないのに、本能のままに体が動いてしまっているのだ。
(いけない……これじゃ、マシュが可哀想だ……!)
優しくしてあげなきゃ、気遣ってあげなきゃ、そうじゃなきゃ、マシュが可哀想だ……無理にでも動きを止めようとした俺だったが、その前にマシュにキスをされて目を見開いた。
驚きのせいで動きが止まってしまった俺に対して、マシュは強く体を抱きしめたままに囁く。その声には、確かな優しさと温もりが籠っていた。
「先輩……そんな顔をしないでください。今日は、私が先輩を受け止めるって言ったじゃないですか……」
「マシュ、でも……」
言い返そうとした俺の唇に何度目かのキス。いつもより大胆なマシュは、目に涙を浮かべながら俺に問いかける。
「……私は、そんなに頼りないですか? 先輩の事、受け止められる女では無いんですか?」
「そんなことない! マシュは、俺の事を……!」
「だったら、すべて私に曝け出して下さい……今日は、私が先輩の代わりに先輩のいつもやっている事をしますから……!」
「いつもの、俺……?」
「……先輩は、いつでも周りの皆さんの事を考えてくれています。その優しさに惹かれて、皆さん先輩を慕っている……でも、そのせいで先輩が誰かに弱さを見せる事が出来なくなっていると思うんです」
「だから先輩、せめて今日だけは私に先輩の事を支えさせてください……私たち、パートナーじゃないですか。いつも支えて貰ってる分、私が先輩を支えますから……!」
「マシュ……っ」
震える手が、肩が、その全てが……マシュの決意の固さを表していた。この絶望的な状況の中で必死になって強がる俺を、マシュは支えようとしてくれている。その事が、本当に嬉しかった。
「……本当に良いの? 俺、遠慮出来ないと思うよ……?」
「構いません、私の事は気遣わないで結構です。本当に私の事を想うのならば、今日は好きな様に私を扱ってください」
凛々しく、それでいて優しく笑うマシュ、そこには俺への思いが溢れている様に感じられた。
「……じゃあ、動くよ」
「はい……来てください、先輩……っ♡」
とん、と腰を跳ね上げる。最初から激しく動き出した俺の事を抱きしめながら、マシュが大声で喘ぐ。
「んんんっ♡ はぁっ♡ あぁぁぁっっ♡」
感じる度に蠢くマシュの膣、けれども締め上げると言うよりかは抱きしめると言う様な締まり方で俺を包み込んでくる。
子宮口を、弱い所を、奥深くを……マシュの膣を突き上げる度に生まれてくる感情が、俺を駆り立てて行く。
マシュが欲しい……寂しくって、心細いこの心を埋めてくれるマシュの体温をもっと感じたい……そんな思いが溢れ出し、俺を動かす。もっと強くマシュを抱きしめて、体の柔らかさを感じたくなってしまう。
「マ、シュ……マシュ……っ!」
欲しい、欲しい、欲しい。マシュの温もりが、優しさが、すべてが……望めば望むほど、俺はマシュを激しく責め立ててしまう。そんな自制の効かない自分にちょっとだけ嫌気がさした時、マシュが涙ぐみながら言った。
「嬉しいです、先輩……! 私、先輩の事を受け止められているんですね……!」
「マシュ……?」
「いつも支えて貰ってばっかりで、今回も助けて貰って……私、先輩の為に何も出来ないんじゃ無いかって、ずっと不安だったんです。足を引っ張っているばっかりなんじゃないかって……」
「でも……先輩はこうして弱い部分を私に見せてくれました。私が望んだとおり、私を求めてくれました……先輩が私を信頼してくれてる事が、私が先輩の役に立てている事が、すごく嬉しいんです……!」
その言葉を聞いた時、俺は気が付いた。今、マシュは俺を抱きしめるだけで何も動いていない。この行為すべてが、俺の望むままに動いていたと言う事に
快感が欲しいわけじゃない、ただ寂しさを紛らわさせるだけのセックス。例えそれだけの為だとしても、俺の心を受け止められたと言う事にマシュが喜びを感じている。ただ求められると言う事に、幸せを感じている……
「……だから先輩、自分の事を嫌いにならないでください。私は、先輩にそう扱って貰えて、幸せなんですから……♡」
優しいその笑みが、確かな温もりが、小さなこの体が……すべてが愛しい。そう思った瞬間、俺は迷いを投げ捨てた。
「あぁぁっ♡ ふかいっ、おくにぃっ♡ んんんっ♡」
喘ぐマシュの唇を唇で塞ぐ、キスをしながらも腰を跳ね上げる事を止めはしない。求めるがままに、欲望のままに、マシュを喰らう俺はその温もりを感じ続ける。
「んんんっ♡ ん~~~っ♡ んんんんんんっっっ♡♡♡」
マシュのお尻が可愛く震える。抱きしめ方を変えて、柔らかなお尻を撫でてあげれば、その震えはさらに大きくなっていった。
(イッちゃってるんだな、マシュ……)
きゅうきゅうと締め付ける膣の感触を感じながら俺は微笑む。いつしか全身を絡ませて俺を包み込んでくれているマシュをさらに強く抱きしめる。
「ま、しゅ……出すよっ……! 受け止めてくれ……っ!」
「はい……っ♡ 先輩の全て、受け止めさせてください……♡」
マシュの体を、入り口ぎりぎりにカリが引っかかる位まで持ち上げた俺は、思いきり突き上げながらその体を落とした。一気に駆け抜ける激しい快感、それと同時に熱い飛沫が迸り、俺の腰を濡らす。
「イクっ♡ イクぅぅ~~~~~~っっ♡」
大声で叫んだマシュが絶頂する。二度、三度と潮を吹きながら体を震わせる。
大きく仰け反ってもおかしくない程の快感、なのに、マシュは俺を強く抱きしめて放そうとはしない。その体の震えも、快感も、体温も、何一つ逃さずに俺に伝えてくれている。
マシュから与えられる確かな快感、それを感じた俺もマシュの膣内に射精する。子宮口に亀頭をぴっちりとつけながらの射精、マシュの一番大事なところに放つ性の衝動、それが、俺に確かな満足感を与えてくれていた。
「あぁ……♡ 赤ちゃんのお部屋に、先輩の熱いのが注がれてます……♡ 温かくって、気持ち良くって……幸せです……っ♡」
言葉通りの嬉しそうな口調でマシュが呟く。幸せに浮かされた声が聞こえると俺の心までもが温かくなってくる。
俺が抱きしめるマシュの体、マシュが抱きしめてくれている俺の体……こうやって一つになっていると、心の中の不安や悲しみが消えていく様に思える。一人じゃないと言う思いが、俺の心を解きほぐしていく……
「……マシュ、もう少しだけ甘えて良いかな?」
「……少しだなんて言わないで下さい。何時でも、何処でも……先輩が求めてくれるのならば、私はすべてを受け止めますから……♡」
見つめ合い、唇を重ねる。ねっとりと舌を絡ませる濃厚なキスは、お互いの理性を溶かす魔力があった。
「……私はあなたのものです。心も体も、あなたの為にあります……あなたの役に立てることは私の幸せ、そして……あなたに愛して貰える事が、何よりの幸福なんですよ……♡」
「うん……愛してるよ、マシュ……」
心からの思いを言葉にして伝える。チョコレートよりも甘いマシュの唇と、マシュと一緒に過ごせる事への幸せを感じながら、俺たちは一つになり続けた。
……今日はバレンタインデー 大切な人へ思いを告げる日
何よりも大切な貴方へ、胸いっぱいの愛情を込めて………!