※この作品はR-18です。

カルデア女英霊奪還作戦   作:野比のび太

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再臨の薔薇(ネロ)

「……さぁ、始めるよネロ。覚悟は良い?」

 

「う、む……」

 

 屋敷に連れられて来たネロは体を洗った後でマスターと同じ寝所にやって来ていた。当然、自分は裸であり、マスターもまた下着一枚だけの姿になっている。

 これから彼に抱かれることを覚悟したネロは布団の上に座ってその時を待ち続けていたが……落ち着いた彼女の脳内には、一つの黒い欲望がむくむくと湧き上がっていた。

 

(もしここでこやつを消すことが出来たのならば、ソロモン様は再び余を迎え入れて下さるのでは無いか……?)

 

 二人きりの部屋の中、今ここでマスターを暗殺することは不可能ではない。もしも彼を殺すことが出来たのならば、それはソロモンも大喜びするであろう手柄になるだろう。

 そのチャンスが目の前にある……もう一度主に愛して貰える絶好の機会を見つけ出したネロはゴクリと唾を飲み込むと、最良のタイミングを探り始めた。

 

(……口吸いの時ならば助けを呼ばれることも無い。唇を重ねた瞬間、こやつを殺してやる!)

 

 胸の内に冷たい殺意を固め、その時を待つ。性交の始まりを告げる口付けの時はすぐにやって来るだろう。

 その予想に違わずネロの肩を掴んだマスターは、ゆっくりと自分の顔をネロへと近づけて来る。唇と唇を触れ合わせる口付けの瞬間を迎えたネロは、腕を振り上げて手刀を繰り出そうとしたが……

 

「んっ!? んんっ!?!?」

 

 その前にマスターに体を抱きしめられ、腕を振り上げられなくなった事でその目論見は失敗してしまった。それどころかがっしりと捕まえられた体を愛撫され、熱いキスの感触と共に快感を味合わされるばかりだ。

 

「ん~っ♡ んっ♡ んん~~っ♡」

 

 にゅるりと舌を絡め捕られ、そのまま口の中全体を舐められる。自分の知らない温かい口付けを教えてくれるマスターに対して恍惚とした表情を見せたネロは、その快感に酔いしれながらくぐもった喘ぎを上げ続けた。

 

「んへっ♡ へはぁ……っ♡」

 

「キスだけでトロトロに蕩けた表情になっちゃって……ネロ、敏感なんだね?」

 

「ひゃうぅぅっ♡」

 

 キスを終え、荒く呼吸を繰り返すネロの耳元で囁いたマスターはネロの豊かな乳房を鷲掴みにした。

 力強く自分の双房を揉むマスターの手の中でネロの乳はぐにゅぐにゅと形を変えている。その度に彼女の脳内には電撃が走り、頭の中が快感で真っ白になって行った。

 

(あ、あ、あ、愛撫を終えたら、隙も出来よう……そこで、こいつを殺すのだ……っ!)

 

 キスの際に失敗した暗殺計画を頭の中で再び企てるも、すぐに胸への愛撫によって与えられる快感によってその考えは押し流されてしまった。

 胸全体を揉む動きから敏感な先端部分を弄る動きに責めを変えたマスターは、ネロの乳首をコリコリと弄った後でそれを抓り、思い切り自分の方へと引っ張った。痛みと共に感じる鋭い快感に口を大きく開け、ネロは叫び声を上げる。

 

「あぁぁぁ~~っ♡ んあぁぁぁぁっっ♡♡♡」

 

 乳首を摘まんだマスターはそれを円運動させる様に振り回し、ネロの乳房全体を支配する。激しい責めによって与えられる快感の中には僅かな痛みも有るが、それがまた大きな快感を引き出すスパイスになっていた。

 

「んひぃぃぃっ♡ ちきゅびっ♡ むねぇぇっ♡ そんなにふりまわすなぁぁぁっ♡」

 

 自分の我慢出来る領域を遥かに超える快感を与えられたネロが耐えきれずに叫ぶ。女の虐め方、感じさせ方を熟知しているマスターに愛撫されたネロの乳は、彼女の意思とは関係なく屈服してしまっていた。

 先ほどよりも更に大きく、硬くなったネロの乳首を重ね合わせたマスターはそれを自分の口の中に放り込む。甘噛みし、吸いつき、舌で弄ってやれば、ネロは体を仰け反らせて感じ始めた。

 

「あひぃぃぃっ♡ あひっ♡ ひぃぃんんっ♡ ちくびらめぇっ♡ そんなにすっちゃだめだぁっ♡ あっ♡ あっ♡ まんこだめっ♡ けつまんこだめぇっ♡ いまいじられたらイクっ♡ すぐイクにきまってるからっ♡ だめだめだめだめっ♡ だめぇぇぇぇぇっっ♡♡♡」

 

 両の乳首を口の中で弄られ、その多大な快感にネロは喘ぐ。だが、マスターの責めはそこで終わりはしない。胸への愛撫で浮き上がったネロの腰に手を伸ばしたマスターは、ネロの双穴に手を伸ばすとそこも弄り始めたのだ。

 中指と人差し指の二本の指をぽっかりと広がった穴の中に突き入れる。そのまま激しく振動するネロの二つのまんこの中で動き回らせ、彼女の感じるポイントを探り始めた。

 

「らめぇぇぇぇっ♡ イクっ♡ いぐぅぅぅぅっ♡ もうイってるっ♡ イキまんこをいじりゃないれぇぇっ♡ けつまんこもこすっちゃだめえぇぇぇっ♡」

 

 全身の敏感な部分を弄られたネロは首を大きく振って涙目になりながら哀願した。しかし、その言葉とは裏腹に彼女の体はマスターの指を悦んで迎え入れている。

 弱い部分を擦られればびくりと振動し、彼に自分の弱点を記憶させる。引き抜こうとする指をきつく締め付け、決して穴の外に出さぬ様にして愛撫を受け入れ続けている。

 胸同様に彼女の下半身もまたマスターに降伏してしまった。その事にも気が付けない程に感じるネロは、歯を食いしばりながら一際大きな絶頂を迎えて体を痙攣させる。

 

「いぐぅぅぅぅぅぅっ♡ イキまんことけつまんこがまたイクぅぅぅぅっ♡ はへぇぇぇぇぇぇぇっ♡ んえぇぇぇぇぇぇぇっっ♡♡♡」

 

 ぶしゅうっ♡ と激しい音を立てて繰り出されるネロの潮吹き。弛緩した穴からようやく指を抜き出したマスターは、快感で朦朧としているネロの脚を掴んで自分の肩にかけた。そして、彼女の顔辺りに自分の肉棒が来るように体勢を整える。

 いわゆるシックスナインの体位になった二人は相手の性器を目の前にした状態で状態となり、お互いの放つ雄と雌の臭いにそれぞれの反応を見せた。

 

「はぅ……♡ うぅんんっ……♡」

 

 下着の上からでもわかる濃厚な雄の臭い。マスターの肉棒が放つその臭いに当てられたネロは、知らず知らずのうちに舌を伸ばしていた。

 そんな彼女の性器の臭いをたっぷりと鼻に吸い込んだマスターは、ニヤリとした笑みを浮かべながら彼女に言う。

 

「……ネロのエッチな姿を見てたら俺も我慢出来なくなっちゃった。口で慰めてもらって良いかな?」

 

「あ、あぁ……!」

 

 やはりシックスナインをするのだと思ったネロは、またしてもやって来たチャンスにほくそ笑む。性器を口に含むふりをして、そのまま噛み千切ってやるのだ。

 この体勢なら抵抗の仕様も無いだろう。そう考えたネロはマスターの性器を露出させるべく彼の下着に手をかけ、それをずり下ろし……そして、絶句した。

 

「う、ぁ、ぅ……♡♡♡」

 

 まず最初に感じたのは臭いであった。先ほどからずっと嗅いでいた雄の臭いが更に濃厚になり、それを鼻腔から吸い込んだネロの事を恍惚とさせる。あまりにも強い雄の臭いを嗅いだネロは、それだけで軽く絶頂してマスターの目の前で愛液を垂れ流した。

 

 次に肉棒の大きさに驚いた。何度も咥え込んだソロモンの物よりも大きく、硬く見えるその肉棒は、ビクビクと脈打ってネロの前に顕現している。

 股間に魔神柱が出現したと言っても過言では無いほどの逸物を見せつけられたネロは、最後にそれを咥え込むことを期待している自分に気が付いた。

 

(こ、こんなものを、どう相手をすれば良いのだ……?)

 

 噛み千切ってやろうと思っていたそれの規格外さに驚くネロであったが、一応と言った様子で口を大きく開けて肉棒を咥え込んだ。

 あとは歯を立てて噛みついてやるだけなのだが、肉棒を口にしてしまったネロにはそんな余裕はまるで存在していない様で……。

 

(むっ、無理だっ! こんなに大きくて硬いおちんぽ、噛み切れる訳が無いっ! 文字通り歯が立たないっ! それどころか余の顎が外れてしまうっ!)

 

 咥えた肉棒は鋼の様に硬かった。その硬度と熱量を感じ取ったネロは、一瞬にしてそれを噛み切ることを諦める。

 であるならば、一度射精させて萎えさせるしかないだろう。萎えた肉棒を噛み切ってやろうと考えたネロは自慢のテクニックを駆使してマスターの肉棒を責め立てた。

 

「じゅぅぅっ♡ ずるるるぅぅっ♡ じゅぼぉっ♡ じゅぷぅぅぅっっ♡」

 

 ソロモンに教え込まれたバキュームフェラ。肉棒を吸い上げ、口の中をきつく締めての奉仕を受けた男は、あっという間に達してネロの口の中に射精していったものだ。

 そして一度射精してしまえば最後……敏感になった肉棒を最後まで吸い上げられ、精魂尽き果てるまで射精する他に道はない。

 舌を絡ませ、無様なひょっとこ顔を晒し、大きな音を立てて肉棒に吸いつくネロ……だがしかし、彼女の懸命の奉仕を受けても、マスターは悠々と彼女の体への愛撫を止めることは無かった。

 

「んっ……ネロ、頑張ってくれてるね! これは俺もちゃんとお返しをしないとなぁ!」

 

「!?!?!?」

 

 マスターの舌が自分の膣内に潜り込む感覚にネロは大きく目を見開いた。更に彼の指が自分の淫核を摘まんだことに気が付き、体を強張らせる。

 ぐちゅり、ぐちゅりと音を立てて動くマスターの舌は、先ほど探り出したネロの感じる部分を的確に責め立てていた。加えてクリトリスを摘ままればそれだけで絶頂してしまうのだ。もうネロは彼に成すが儘にされるほか無かった。

 

(うそだぁ……っ♡ こんな……余が、こんなふうにかんじさせられれてしまうなんて、うそだよぉ……っ♡)

 

 肉棒に奉仕をする余裕も、何かを考える余裕も無かった。ネロはただ彼の愛撫に感じさせられ、体を震わせるのが精一杯だ。

 だが、彼女の口は違った。未だに変わらず肉棒に吸いつき、懸命のフェラチオを続けているのだ。

 もはやそれはただの反射だった。自分を気持ち良くしてくれる圧倒的な強者に対する媚び、自身の雌の部分を刺激されたネロの口もまた、彼女の意思とは関係なくマスターに忠誠を誓って奉仕を続けているのだった。

 

「んじゅぅぅぅぅっ♡ じゅぅぅぅっ♡ じゅぽぉぉぉっっ♡」

 

「ぐっ……! ネロ、そろそろ……射精()すよっ!!!」

 

 そうした状態でたっぷり十数分経ち、ネロが両の手の指でも数えきれないほどの絶頂を迎えた頃……ようやく、マスターは一回目の射精を迎えようとしていた。

 彼の言葉にネロも意識を覚醒させてその時を待つ。萎えた彼の肉棒を噛み千切る、その思いだけを胸に……。

 

「う、おっ……! ネロっ! 射精()るっ!!!」

 

 口に咥えた肉棒の根元から精液が駆け上って来る感触がした。待ちに待ったその瞬間を迎えたネロは彼の精液を口の中で受け止め……切れなかった。

 

「うぼぉぉぉぉぉぉっっ!!!???」

 

 一瞬で口の中が満杯になる。受け止められなかった精液が口の中から飛び出し、布団に白い染みを作る。

 まるでハムスターの様に頬をぱんぱんにしたネロは口の中一杯にマスターの精液を頬張りながら目を白黒させていた。

 

(ありえにゃいぃぃっ♡ こんな凄い射精っ♡ 受け止めきれないぃぃっ♡)

 

 喉に絡み、飲み込むことが困難なほどの濃さを持つ精液。それがおびただしく口の中に放たれ、雄の臭いを充満させるのだ。

 ネロも必死に飲み込んではいるが、それでも射精された量が多すぎる。しかもまだ射精は終わっていない、まだまだネロの口の中に精液は送り込まれてくるのだ。

 そして何より、これほどまでの射精を披露しながらもマスターの肉棒は一切萎えていなかった。どんなに頑張ってもこれを噛み千切ることなど出来る訳が無い。そう考えたネロの頭の中は、精液の臭いによって与えられた不思議な感覚に染め上げられていた。

 

(凄い、おちんぽ……♡ おっきくって、逞しくて、男らしい、立派なおちんぽ……♡)

 

 子宮が、アナルが、自分の中の雌が……疼く。この素晴らしい肉棒に屈服したくなってしまう。

 ごくごくと喉を鳴らして精液を飲み込むネロの行動はほとんど無意識の物であった。それでも体はマスターの精液を受け入れ、濃厚な魔力を取り込める幸せに対する反応を見せる。

 ネロの全身が脱力しながらも彼とのシックスナインの体位を崩すことは無い。緩んだのはネロの心と……二つの穴であった。

 

―――じょろろろろろろ……♡

 

―――ぷぅ♡ ぷぴぷぅぅっ♡

 

(あっ……♡)

 

 緩んだ尿道から小便が漏れ、彼の体を伝って自分の眼前まで下って来る。開いた肛門からは屁が飛び出し、彼の顔面へと吹きかけられた。

 女性として恥ずべき姿を晒しながら彼の体を汚してしまったネロは、厳しい仕置きを受けることを覚悟して目を瞑った。しかし、マスターはそんなネロに対して痛みは与えず、ただ彼女の性器とアナルに舌を這わせ、鼻を引くつかせただけだ。

 

「ふふ……黄色くて健康的なおしっこだったね。おならの音も綺麗で、ちょっと臭かったけど可愛かったよ」

 

「~~~~っっ!?」

 

 恥ずかしく、汚い姿を褒められたネロの胸がときめく。あんな惨めな姿を愛して貰えたことに不思議な幸福感を感じたネロは、口の中に残った精液を全て飲み干して口から彼の肉棒を吐き出した。

 

「……さて、そろそろ本番を始めようか。ネロも準備は良いよね?」

 

「あ……♡」

 

 猛々しい肉棒に視線を落とし、先ほどの射精を思い出したネロは身震いをした。

 あんな大量の精液を子宮に注がれてしまえば、間違いなく自分は堕ちてしまう。射精だけはさせてはならない。それだけは駄目だ。

 

(……挿入だ。挿入された瞬間に攻撃を仕掛けよう……そうすれば、逃げることも出来ないだろう……)

 

 ぼやけた思考を働かせてそれだけを考える。攻撃のタイミングは挿入された瞬間だ。彼と一つになり、逃げることが困難になった瞬間に攻撃を仕掛けるのだ。

 

(挿入されたらすぐに攻撃……おちんぽ挿れられたらすぐに仕掛ける……)

 

 頭の中でその言葉を繰り返すネロ。体は彼の言うことに従って動き、肉棒の真上に腰を浮かせている。

 

(おちんぽ来たらすぐに……攻撃を……すぐに、すぐに……♡)

 

 亀頭が膣の入り口に触れる。その熱、感触、雄々しさに子宮が疼き、降伏した体がマスターの肉棒を歓迎する準備を始める。

 既に堕ちた体に引きずられるようにネロの思考もまた蕩けてしまっていた。膣の肉を割り裂いてマスターの肉棒が侵入して来たその瞬間、ネロの思考は快楽一色に染め上げられ、殺意は雲散霧消する。

 

(おちんぽ挿れられたらすぐに……イクっっ♡♡♡)

 

「おごぉぉぉぉほぉっ♡♡ ほっぉぉぉっ♡ ぉぉ~~~~~~っっ♡♡♡」

 

 屈服した全身が、媚び切った膣が、蕩けに蕩けた子宮が、耐えきれる筈がなかった。

 迎えるはずだった攻撃の時は絶頂の二文字に書き換えられた。一突きで子宮まで押し上げられた挿入の激しさに喘ぐネロは、無様な表情を晒して膣と体を痙攣させている。

 

「はひぁっ♡ あへっ♡ あへぇぇぇぇぇ……っ♡ ほへぇぇぇ♡ ちんぽ、ちんぽぉ……♡」

 

 鼻を大きく膨らませ、白目を剥き、舌を放り出すアクメ顔を晒すネロ。今の彼女の姿には、華の皇帝と呼ばれた頃の面影はまるでなかった。

 じゅくじゅくに快楽に漬け込まれたネロの体はマスターから与えられる快感を待っている。だがしかし、マスターは意地の悪い笑みを浮かべるとネロへとこう告げる。

 

「……ねえ、ネロってばセックス中に俺のことを何回も殺そうとしてたでしょ?」

 

「へ……っ!?」 

 

「バレて無いと思ってた? ……あんなに殺気を漏らしてたら俺にだってわかるよ。ネロはそんなこともわかんなくなっちゃってたんだね」

 

「あ、あ……!? ごめ、ごめんなさい……ゆるし、許して……っ」

 

 マスターに自分の思考を読み切られていた事と体を支配されている事に怯えたネロが涙を流して許しを請う。ようやく体に追いついた思考は彼に屈服し始めていた。もう彼に逆らう選択肢などネロには無い、本当の意味で、彼女はマスターに従い始めているのだ。

 だが、それよりも早く自分は捨てられてしまうかもしれない……その恐怖に怯えるネロは必死になってマスターに謝罪の言葉を口にし続ける。マスターはそんなネロの両手を掴むと頭上で重ねさせ……冷酷な笑みを浮かべて言う。

 

「ネロは悪い子だね。そんな悪い子には、お仕置きをしないとね……!」

 

「ひゃうぅぅっっ♡♡♡」

 

 頭の上で両手を重ねられ、それを押さえつけられて抵抗を封じられたネロは、自分の乳房を叩かれる感覚に叫び声を上げた。

 右から左へ、左から右へ……マスターの手で与えられる己の乳への往復ビンタは、乾いた音を響かせながら延々と続けられた。

 

「まだネロはソロモンの事が大好きなんだね? あんな酷い男のことが、好きで好きで堪らないんだね?」

 

「ああっ♡ んあぁぁっ♡ ごめんなさいっ♡ ごめんなさいっ♡」

 

「おっぱいビンタされながらソロモンの事を考えてるんでしょう? さっきまでのセックスの時も、ずっとソロモンの事を考えてたわけだ? 酷い娘だね、ネロは……」

 

「ごめんなさいぃっ♡ ゆるしてぇ……っ♡」

 

 乳房を張られることに対して痛みはない。むしろ快感の方が強く、激しいばかりだ。

 ネロが辛く思っているのは彼への裏切りに対する罪悪感……優しい彼にここまでさせる自分の非道な行いに対する馬鹿らしさが、ネロのことを責め続けていた。

 

(なんであんな酷い奴のことを好きでいるのだ……? 余のことを愛してくれているマスターが、余のことを気持ち良くしてくれているというのに……!)

 

 自分のことを抱いてくれるマスターの行いは、間違いなくネロへの愛情から来るものだ。打算と彼女の持つ戦力、そして体目当てであるソロモンとは雲泥の差がある。

 さっきだってそうだ、屁と尿を体に引っ掛けた自分のことをマスターは笑って許してくれた。ソロモンに同じことをしたならば、間違いなく体を引き裂かれて殺されていただろうに……。

 

「ごめんなさいぃ……♡ 余のこと、大事にしてくれるマスターを裏切ってごめんなさいぃっ♡ 余のことを愛してくれないソロモンなんかの為に、マスターを殺そうとしてごめんなさいっっ♡ もうソロモンのことなんて忘れるからっ♡ ソロモンなんかよりもずっとマスターのことを大好きになるからっ♡ だから余のことを見捨てないでっ♡ 余にマスターの傍に居させてくださいっっ♡」

 

 ネロは自分の愚かさを後悔し、涙を流してマスターに謝罪した。つくづく自分は馬鹿であったと思いながら全身を震わせる彼女の口からは、紛れもない本心が言葉となって飛び出している。

 ネロのその謝罪の言葉と涙を見たマスターはそこでようやく手を止めると、ネロの瞳を真っすぐに見ながらこう言い聞かせた。

 

「……反省した? もう悪いことはしない?」

 

「ひっく、ぐすっ……し、しないぞっ……余は、マスターのことを愛する女になるぞっ!」

 

「ソロモンの大馬鹿野郎って今すぐ言える?」

 

「そ、ソロモンの大ばか……う、うぅっ……ま、待ってくれ! 今は言えないけど、余を見捨てないで……っ!」

 

 淫紋令呪に心を縛られているネロはソロモンのことを馬鹿にしようとしてもとてつもない罪悪感に襲われてそれを口にすることは出来ないでいる。このままではマスターに捨てられると怯えたネロに対して、マスターは優しく語り掛けて彼女の尻を掴んだ。

 

「……今すぐには難しいよね。じゃあ、整理する時間を上げるよ。今から100回、俺はネロのお尻を叩くよ。その間にソロモンへの思いを断ち切ってね」

 

「え……? そんなの、どうやれば……?」

 

「さぁ? どうやるんだろうね……? じゃあ、このスパンキングの間に生まれ変わってね、ネロ……!」

 

「ま、待って……! ひゃうっ!?」

 

「い~ち……に~い……さ~ん……」

 

 突然の宣告を受けて動揺するネロは、宣言通りに尻を打たれてその痛みに目を見開いた。

 丸く白いネロの尻を容赦なく張るマスターに若干の恐怖心を抱きながらもネロは必死になってソロモンへの思いを断ち切る方法を探し出す。しかし、そう簡単に答えが出る訳も無かった。

 

(ど、どうすれば良い……? このままでは余は、捨てられてしまう……!)

 

 このままソロモンへの思いを捨てきれなければ、今度こそマスターに見放されてしまう。その恐怖に怯え、縮こまるネロであったが……そんな彼女に対して、スパンキングを続けるマスターが驚きの行動を起こした。

 

「きゅ~う、じゅ~う……俺はネロの事、大好きだよ。我儘な暴君でも、沢山笑うネロのことが俺は好きだな」

 

「へっ……? ます、たぁ……?」

 

「じゅ~いち、じゅ~に、じゅ~さん……」

 

 一瞬だけ聞こえたマスターの愛の囁きにネロは驚きの表情を見せた。なおもスパンキングを続けるマスターの言葉を聞き逃さぬ様に集中するネロの前で、マスターは再び彼女の求める言葉を口にする。

 

「じゅ~く、に~じゅうっ! ……もう一度言ってあげるね。ネロのこと、大好きだよ。だからもう迷ったりなんかしないでね」

 

「は、ぅ……はぁぁぁぁぁっ……!」

 

 聞き間違いでは無かった。十回自分の尻を叩く毎に、マスターはネロに対して愛の囁きをかけてくれている。彼女が望む、愛の証を自分に捧げてくれているのだ。

 甘い囁きと激しいスパンキング。その双方を交互にネロに繰り出すマスターは、期待するネロに三度愛の言葉を投げかけた。

 

「さんじゅうっ! ……悪い子のネロだけど、ネロは素直だから自分の悪い所を反省出来るよね? そう言う所も俺は好きだな」

 

「あ……♡ 余も、マスターのことが大好きだ! マスターのことを愛しているぞ!」

 

 はたとネロは気が付く。彼が自分に愛を捧げてくれているのなら、自分もまた同じ様に愛を捧げるべきなのだろうと。

 胸の内の思いを言葉にしてきちんとマスターへと告げれば、彼はふわりと微笑んでネロの頭を優しく撫でてくれた。

 

「ありがとう、ネロ……でも、お仕置きに手加減はしないからね?」

 

「ひゃうぅんんっ♡♡♡」

 

 パシン、パシンと音が響く。尻を張られる痛みが薄れ、段々と別の感覚がネロの尻に湧き上がって来る。

 自分は愛されている。この仕打ちは、マスターからの愛の鞭なのだ。本当に自分を愛してくれているからこそ、マスターは自分をこうやって叱り、導いてくれているのだ。

 愛する我が子に、子犬にそうする様に自分を躾けてくれるマスターへの思いが徐々に高まっていくと同時に、スパンキングの痛みが快感へと変わっていく。尻を張られ、被虐的な快感を得ると同時に子宮まで響く激しい快感をもネロは得ていた。

 

(凄い、ちんぽだ……♡ 尻をぶたれる度にまんこの中のちんぽのことをはっきりと自覚してしまう……♡ このデカちんぽを飲み込んでいる余のまんこが、嬉しさに打ち震えておるわ……♡)

 

 ビクンッ、と体が震える。四肢をマスターの体に絡め、膣をきつく締めて深く繋がり合う。

 彼の胸に顔を埋め、ただひたすらに尻をぶたれることへの快感と感謝を享受するネロは、マスターの愛の囁きにも丁寧に返事をしていた。

 

「ネロ、俺のことが嫌い? まだソロモンの所に戻りたいの?」

 

「そんなことは無いぞ……♡ 余はもう、身も心もマスターの女だ……♡」

 

「でも俺を殺せばソロモンはネロを褒めてくれるかもしれないよ? ソロモンに褒められたくないの?」

 

「あんな男の打算的な褒め言葉など何の価値もない……余が求めるのは心の奥底からの愛、それはそなたが与えてくれたではないか……♡」

 

「お尻をぶったり、おっぱいをビンタした俺のことを怒ってないの? 痛い目に遭わせたことを許してくれる?」

 

「何を言うか? その行動はそなたの愛だということは余にもわかっておる……余を愛するが故に余を諫めてくれたそなたこそ、真の忠臣にして余の一番の理解者であるぞっ♡」

 

「でもさネロ、ソロモンは……」

 

「ああ、もう! じれったいっ!!!」

 

 ソロモンの名を口にするマスターに嫌気がさしたネロは、その口を自分の口で塞いで彼の言葉を途切れさせる。にちゅにちゅと舌を絡めてディープキスをした後、唇を離したネロは頬をぷくりと膨らませてぶーたれた。

 

「何故、愛するそなたとの甘い蜜月の時にあんな租チン野郎の名前を出すのだ……? 余は、そなただけを見ておる。何も心配することは無いのだぞ?」

 

「ふ、ふふ……っ! そうだね、その通りだ。ごめんね、ネロ」

 

「分かれば良い! ……では、その分もしっかりと余を愛すが良い! 余もそなたの愛に全霊を以って応えよう!」

 

 先ほどまでの卑屈な態度はどこへやら、明るく天真爛漫な笑みを取り戻したネロは、闊達な態度でマスターへと声をかけるとぎゅっと彼に抱き着く。

 大きな胸を彼に押し付け、両手で尻を抱えて貰いながら、ネロは嬉しそうに腰をかくかくと震わせた。

 

「凄いちんぽだな、マスター……♡ この立派なちんぽで余を貫き、至高の快楽を与えてくれることを褒めて遣わす! ……褒美として、余の膣に射精することを許すぞ? と言うより、むしろ射精してくれぬと泣くからなっ♡」

 

「はいはい、わかってるって……俺だって中途半端な我慢は出来ないよ。全部全部、ネロの中に出すからねっ!」

 

「うむっ♡ それでこそ余の認めたマスターだっ♡」

 

 がっしりとネロの尻を掴んだマスターは、腰を大きくグラインドさせて力強いストロークを繰り出した。何度も何度もネロの膣を穿ち、激しく腰を打ち付けていく。

 むんずと掴まれたネロの尻はスパンキングの跡で真っ赤に染まり、腫れ上がって一回り大きくなっていた。ぶるぶる震える尻肉を揉みしだかれることに快感を感じるネロは、舌をマスターの首筋に這わせながら喘ぐ。

 

「あっ♡ すごいっ♡ ちんぽすごいっ♡ さすがはますたぁっ♡ 余のマスターだっ♡」

 

「ん……! ネロの中もすごく気持ちいいよっ! びくびく激しく痙攣してるのに俺のことを優しく包み込んで……トロトロに蕩けてるっ!」

 

「んっ♡ へぇっ♡ んへぇっ♡ ふ~っ♡ ふ~っ……♡ ふふふ……♡ 余を何度イかせたら気が済むのだ? 余はもうそなたにメロメロだと言うのに……♡」

 

 子宮をぺちゃんこに押し潰され、尻肉を強い力で握り潰され、胸も自らマスターの体に押し付けて潰して……ネロは、全身を彼に圧縮されるようにして愛されていた。

 柔らかい体はもう全て彼に屈服した。心も体も彼に愛されることを望んだネロは、本来の自分を取り戻すきっかけを作ってくれたマスターに感謝の言葉を述べる。

 

「マスター♡ 愛する我が奏者よ……♡ そなたの愛に包まれ、余は本当の意味で目覚めることが出来た……♡ この感謝の思いは、これからの余の行動で示させてもらおう……♡ 清らかなる愛、激しく燃え盛る愛、永久の愛……その全てをそなたに捧げ、愛し続けることを誓うぞ……♡」

 

「……ありがとう、ネロ……じゃあ、俺からもこれをあげるよ」

 

 尻を掴んでいたマスターの手が、ネロの左手を掴む。もう片方の手で何かを取り出したマスターは、それをネロに見せつけてからそっと彼女の指にそれを嵌め込んだ。

 

「これは……指輪、か……?」

 

「指輪型の魔力補充装置だよ。こんなので申し訳ないけど、雰囲気は出るかなと思ってさ……」

 

「ふ、ふふふ、ふふふふふ……♡ 良い、確かにデザインも形も余の好みではないが、今の余には過ぎたる物だ……奏者からの結婚指輪(エンゲージリング)、確かに受け取ったぞ」

 

 胸の内に生まれる確かな幸せが、感じる快感を強くした。一度止まった腰の動きを再開させながら、ネロは蕩けた表情を浮かべ、そして……

 

「あっ♡ あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~っっ♡♡♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ねえ、レオナルド。君、何か隠してるだろう?」

 

「ん~? 隠してるって、何をだい?」

 

「例えば……ネロちゃんは本当はソロモンに見捨てられてない、とか……」

 

 鋭い同僚の指摘に悪戯っぽい笑みを浮かべながら、ダヴィンチちゃんは否定も肯定もせずにロマニから背を向けた。彼女(彼)のその反応を見たロマンは溜息をつくと、呆れた様子でダヴィンチちゃんを問い詰める。

 

「君なんだろ? ネロとソロモンの繋がりを断って、彼女を孤立させたのは……その為にあんな独房を作って、時間を稼いだんじゃないのかい?」

 

「ん~……半分正解かな? 私がやったのは、ソロモンからの魔力を一時的にシャットアウトして、代わりに与えていた魔力でネロちゃんを中毒状態にしたってことだけさ。後はちょっと作り話をして、みんなを乗せたってだけだよ」

 

「あのね……それ、結構問題あるからね? 今回は上手くいったけど、次はどうなるか……」

 

「まあまあ、良いじゃあないか! 上手くいったんだしさ! ほら、ネロちゃんだって気持ち良さそうだろう?」

 

 ロマニの追求から逃れる為にモニターを指さしたダヴィンチちゃんは、そこに映るネロの様子を観察しながら話題を逸らそうとした。

 ネロの膣への射精を終えたマスターは、彼女に促されるままに尻穴での二回戦を行おうとしている。白濁液を性器から噴き出させるネロの表情は、今までに無いほど快楽に染まっていた。

 

「……まったく、君って奴は本当に食えない奴だよ……」

 

「ふふふ……まあ、ソロモンの前科を利用したまでのことさ。少年少女には悪いけど……()()()()()んだよ」

 

 全てを自分の掌の上で転がした万能の天才は、思い描いた図が完成したことにほくそ笑んでからモニター作業へと戻っていったのであった。

 

 

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