「……ん、あ……」
「……起きたね、アナ」
「……マスター、さん」
寝台の上で覚醒したアナは、目の前にいた青年の顔を見てその名を呟いた。そして、自分が何をしたのかを思い出す。
姉たちを人質に取られ、メディア・リリィに脅された自分は、気配を消して彼を闇討ちすることを命じられた。暗殺を成功させればこれ以上姉たちに非道な事はしないと言う言葉を信じて、そうする他無かった。
そうして、自分は彼の首を刎ね飛ばした。自分を信じ、大切にしてくれたカルデアのマスターをこの手で殺したのだ。
メディア・リリィの命令に従った彼女だが、彼の首を刎ね飛ばしたショックはとても大きかった。決して自分が心から望んだ訳では無く、姉たちの為に行った行動だったからだ。
吐き気と寒気、そして絶望感に取り付かれた彼女がアルゴー船の内部で自分自身を抱き締めていると、突如首筋に痛みが走り……そこからは、意識が朦朧としていて何も覚えていなかった。
アナは、自分自身の置かれた状況をまだ霞がかかる頭で必死に考える。ここが天国や英霊の座では無い事はすぐにわかる。ここは、アルゴー船の中だ。
と言う事は、自分は死んでいないのだろう。そして、目の前にいる彼も死んではいなかった。自分の暗殺は、失敗したのだ。
(……良かった、本当に良かった……!)
心の底から、アナは安堵した。姉たちを救えなかったことは無念だったが、自分たちを愛してくれているカルデアのマスターが死んでいなくて本当に良かったと安堵した。
しかし今、自分は彼らに囚われてしまっている。自分を暗殺しようとしたアナの事をカルデアのマスターは許しはしないだろう。
「ごめん……なさい……」
心の底からの思いを口にしたアナであったが、その言葉には何の意味も無いだろうと心の中で思っていた。謝罪の言葉で人が生き返れば、葬儀屋は要らないのだ。
自分はこれから嬲られ、犯され、傷つけられる……それは、自分のしたことを思えば、当然の仕打ちだろうと彼女は思った。
「どうぞ……お気に召すままに、してください……」
一筋の涙がアナの頬を伝って零れ落ちる。それは恐怖によるものでは無く、自分自身の罪深さを後悔しているが故の物であった。
自分は彼を殺そうとした、それはどんな理由があっても許される事では無い。彼の死は、人類史の崩壊を意味するのだから。
自分が裏切ったのはカルデアの皆だけでは無い、この世界に生きる全ての者を裏切り、自分の望む物を取ろうとしたのだ。
「ごめんなさい……ごめんなさい……!」
零れ落ちた涙はもう一粒では無くなっていた。止めど無く、透明な雫がアナの頬を伝ってベッドのシーツを濡らしていく。
罪悪感に震えるアナは、どんよりとした闇の中に心を囚われていた。自分自身に失望する彼女は、俯いたまま嗚咽の声を上げている。
「……大丈夫だよ、アナ。全部わかってるから」
「え……?」
そんな彼女を見たマスターは、そっと指先で彼女の零した涙を拭うと屈託のない笑みを見せた。自分の予想を大きく外れる反応を見せた彼に対し、アナが困惑していると……
「お姉さんたちの為だったんでしょ? アナは優しくて、二人が大好きだもんね」
「あ、う……」
「……俺の方こそ、本当にごめん。俺が、もっと上手く皆を指揮出来ていたら、皆が捕まることだってなかったのに……」
裏切り者である自分に対して深々と頭を下げたマスターは、力不足を痛感している様な表情を浮かべていた。
沈痛な面持ちでじっと床を見つめている彼には、アナを責める事無く自分自身を責めている。その事が、アナには悲しく思えた。
「違うんです……結局、私はあなたを裏切った。姉さまたちを救いたいと言いながら、私はあの地獄から抜け出したかっただけなんです……!」
カルデアのマスターの痛々しい姿に胸を痛めたアナは、心の憶測にあった本当の目的を口にして俯いた。アナの再び瞳から涙が溢れ、脳裏に辛い記憶が蘇って来る。
神性の高い英霊は対魔力が高い。その為、魔術王であるソロモンの行使する催眠や魔術に対する抵抗力が働き、その効果を十全と働かせない様にしていた。
結果、女神と呼ばれる女英霊たちは完全に堕ちずに抵抗を続けられている。だがしかし、それは決して良い方向に働くとは限らなかった。
「もう、嫌だったんです……! 痛いのも、苦しいのも、怖くて……!」
神性が高く、魔術が効きにくい。それ故、堕とすのに手がかかる。ソロモンからしてみれば、アナたちは厄介な英霊であると言えるだろう。
それが強大な力を持つ英霊なら、堕とした後で戦力に数えられるのだから良いだろう。しかし、アナたちゴルゴン三姉妹はお世辞にも強力な英霊とは言えない、力を注いで堕としたとしても旨味が少ないのだ。
なら、どうするか? ……決まっている、手間をかけず、最低限の抵抗力だけを奪って便所に堕とす。そして、男たちの慰み物として扱い続けたのだ。
モードレッドが語る通り、便所扱いされる事は地獄と言ってもいい。男たちの底なしの欲望を一身に受け止め、どんな変態行為でも行わなければならないのだ。
アナたちゴルゴン三姉妹もそうなってしまった。中途半端に堕とされ、地獄に叩き落され……終わり無き凌辱に身を堕とす事になってしまった。
その時のことを思い出したアナは身震いし、歯をカチカチと鳴らす。恐怖に震える体には、男たちにされた苦しい凌辱の記憶がはっきりと刻まれていた。
昼夜を問わず抱かれるのならばまだ良い。真の地獄はそんなものでは無いのだから。
見世物として、魔獣や魔物と体を重ねさせられたこともあった。幼い体に巨大な肉棒や触手を叩き込まれ、下手をすると尻穴から口までを貫通して犯されることもあった。
開発と称した無理なセックスも何度も行われた。何本まで肉棒が入るかと賭けの対象にされ、三人の性器を無理矢理広げ……壊れたら再召喚して再びお遊びに戻る。その繰り返しだった。
あそこは地獄だった。特異点に連れ出され、そこで自分は姉たちと違って戦力として数えられた事を知って、アナは正直安堵した。もう便器扱いは終わるのだと心の底から安心した。
特異点で手柄を立て、姉たちを救いたいと言う気持ちもあった。しかし、アナはそれ以上にもうあの地獄に堕ちたく無いと思っていたのだ。
「ごめんなさい……ごめんなさい……!」
自分自身の欲望を隠し、姉たちの為と偽って良い子を装う自分は本当に醜い存在だとアナは思った。こんな自分は、嬲られ、犯され、汚されて当然なのだと思った。
身も心も、自分は弱い。こんな自分が救いを求めるなど間違っているのだ……そう強く思ったアナは、自分自身を強く抱きしめて歯を食いしばった。
「……アナ、泣かないで。君は悪くなんか無いんだよ」
「そんなこと、ありません……私は、私は……っ!」
「大丈夫、大丈夫だから……! 君は何も悪くないよ、だから自分を責めないで……!」
自分自身の罪の重さに震え、身も心も凍えさせるアナ。マスターは、そんな彼女に温もりを伝える様にしてその小さな体を抱き締めた。
背中をさすり、優しく抱きしめ、慰めの言葉を投げかける……久しく感じていなかったその暖かさは、アナの凍えた心を確かに溶かしていった。
「アナ、顔を上げて……」
「はぅ……♡♡♡」
甘い声、頭の中が蕩け、ジンジンと体が痺れる。
しかし、その痺れは心地良い痺れだった。体の中心からじんわりと広がって行くその感覚に身を預けたアナは、彼に従って顔を上に向ける。
「ますたぁ、さん……♡♡♡」
自分の口から洩れる息も、信じられない程に甘い物になっていた。呆けた頭でその事を驚く彼女の開いた口にカルデアのマスターの舌が入り込む。
「んっ……♡♡♡」
後頭部を抑えられ、小さな口内を舐められる。舌を掬い上げられ、刺激され、唾液を絡まされ……アナは、初めての心地よいキスの感覚に頬を染めた。
(ふわふわ、する……♡♡♡ 胸がドキドキして、とっても気持ち良い……♡♡♡)
流し込まれた唾液を飲み干した時、アナの全身にカルデアのマスターの魔力が行き渡った。久しぶりに感じたそれは、何故だか前以上に濃厚で美味な物に思える。
淫紋令呪が刻まれたサーヴァントと多数契約したことによって、彼の魔力もまた強化されていたのだ。その事を知らないアナは、久方ぶりの彼の魔力の甘さに瞳を潤ませて心を弾ませる。
濃くて激しくとも冷え切ったソロモンの魔力とは違う。暖かく、甘く、注ぎ込ませた時に幸せを感じるこれが、自分の求めている物なのだとアナは思う。そして、その思いは今の彼女が感じている温もりによって更に強まっていった。
「アナ、服を脱がすよ……じっとしててね……」
「は、はい……♡♡♡」
男の手で服を脱がされる事にアナは体を僅かに強張らせる。しかし、優しい手付きで自分の体に触れるマスターのお陰で、その緊張も段々と解れていった。
「あ……♡♡♡」
そして、自分の下着を見たアナは羞恥に顔を染めた。彼女のショーツは、股座から溢れた蜜によってびっしょりと濡れていたのだ。
(キス、だけで……こんなに、びしょびしょになるなんて……♡♡♡)
自分が興奮している証を見られてしまった。あなたとのキスでこんなにも感じてしまったと、彼に暗に伝えてしまった。
恥ずかしさに体が火照り、それでもアナは彼の次の行為に期待する。カルデアのマスターは、そんなアナの下腹部をそっと撫でると小さな声で呟いた。
「アナの淫紋令呪、黒く無いね。これは、ステンノとエウリュアレもそうなの?」
「はい……私たちは、完全に堕とされた訳では無いので」
「そっか……なら、簡単に取り返せるかな?」
「あっ……♡♡♡」
灰色の完全に堕ち切ってはいない淫紋令呪。それを撫でたマスターは、そっとアナの小さな乳首に吸いついた。
自分より大きな青年が、まるで赤ん坊の様に自分の胸に吸いつく姿に気恥ずかしさを感じるアナであったが、マスターの舌技を受けるにつれて、頬の火照りは羞恥では無く快感によるものへと変わっていった。
「はっ♡ はふっ♡ ふっ♡ ふあぁぁっ♡」
「アナ、可愛いよ……もっと鳴いて良いからね……!」
「ふあぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」
ベッドに横たえられた体を上から優しく抑えつけられ、片方の乳首を舌で舐められ、吸われる。もう片方の乳首は指でカリカリと擦られ、両方の乳首に違った快感を与えられる。
方やちゅうちゅうと吸われる強い快感、方やもどかしい、焦らされる様なぴりりとした快感。二つの快感に胸を支配されたアナは、既に濡れそぼっている秘所を更に大洪水にさせて喘ぐ。
(心臓が、バクバクしちゃう……♡♡♡ 恥ずかしいのに気持ち良くって、もっとして欲しいと思ってしまう……♡♡♡)
自分の吐く息は荒く、とても甘い。熱を帯びた呼吸は、彼の手で生み出されている。
いつの間にか、アナは自分から脚を開いていた。マスターはそんな彼女の無防備に晒された女性器へと手を伸ばし、人差し指を膣へと潜り込ませる。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡」
胸を吸われ、抓られ、膣内を指で刺激され……アナの小さな体は、あまりにも強い快感にぴくりと跳ね上がってしまった。
ひくひくとひくつく性器は、マスターの指を嬉しそうに迎え入れては吸いついている。もっと気持ち良くして欲しいと強請る自分の膣は、まるで自分とは別の意思を持っている生き物の様にアナは思えた。
「もう一本挿れるよ。良い?」
「は、い……♡♡♡」
アナの了承を受けたマスターは、今度は中指を膣内へと潜り込ませた。そして、狭いアナの女性器の中で二本の指が淫らな音を立てて暴れ回り始める。
「あっっ♡ あぁぁっ♡ んあぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」
今度は膣だけを刺激されるアナは、激しいその快感に体をびくびくと痙攣させて喘いだ。しかし、その中に感じる甘く優しい感覚に心をときめかせる彼女は、絶え間無く潮を噴いて子宮を疼かせている。
ぱしゅっ♡ ぱしゅぅぅっ……♡ アナは自分が放尿してしまっているのではないかと思う程、全身を脱力させていた。そうすればマスターの指はもっと自分の奥深くまで届き、新たな快感を自分に与えてくれる。
「ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡♡」
甘い快感に流され、今度こそアナは失禁してしまった。マスターの手を黄金水で汚し、恥ずべき排泄シーンを晒してしまったアナは羞恥に頬を染める。
しかし、マスターはそんな彼女の背中をそっと撫でると、アナの脚をM字に開脚させてその中央に自分の顔を近づけていった。
「アナ、リラックスして……」
「だ、駄目です、マスターさん……! そんなとこ、汚い……はふぅぅっ♡♡♡」
「大丈夫、汚くなんかないよ。アナのここ、ひくひくしてて凄く可愛いから」
「あ、あ……♡♡♡ あぁぁぁぁ……♡♡♡」
放尿を終えたばかりの性器に彼の舌が触れる。愛液と尿で濡れたそこを味わう様にして舌が這いまわる。
不思議と、その行為に不快感は無かった。彼が自分の大事な部分を労わる様にして愛撫していてくれている事が分かっていたからだ。
「力を抜いて……そう、良い感じだよ……!」
「あ、い……♡♡♡ ひもち、ひぃ……っ♡♡♡」
舐めても舐めても、アナの秘所から愛液が無くなることは無い。それどころか徐々にその量を増し、蕩けた蜜を噴き出し続けている。
アナの膣は柔らかく蕩け、発情した子宮は下まで降りて来てしまっていた。もしかしたら、彼の舌の先に子宮の入り口が触れてしまうのではないかと思ったほどだ。
(そっか……私が小さいから、マスターさんはしっかりと濡らしてくれてるんだ……♡♡♡)
この行為の最終目的は肉棒を挿入しての本番行為だ。その為に、マスターはアナの秘所を解しているのだ。
アナはまだ子供だ。膣の入り口も狭く、膣自体も小さい。サーヴァントであり、淫紋令呪によって快感と行為に順応してしまう事や、ソロモンの城で受けた凌辱行為で開発されている事を除いても、十分に労わる理由はある。
あの城の中で誰もしなかったその労わりを、マスターはしっかりと自分に向けてくれている。アナは、それが嬉しくて堪らなかった。
「は~っ♡ あ~っ♡ おまんこ、柔らかくなってぇ……♡♡♡」
舌での愛撫を時々中断しては、マスターは指をアナの膣内に潜り込ませてその蕩け具合を確かめていた。もう既に、彼女の膣には4本の指が挿りこんでいる。
とてもとても、アナの膣は柔らかくなった。トロトロと甘い匂いを放つ蜜を秘所から垂れ流すアナは、自分が彼を迎え入れる準備を整えたことを知って息を飲む。
「まひゅたぁ、さん……♡♡♡ もう、じゅんびできましたから……だから……っ♡♡♡」
「うん、わかった。じゃあ……」
「!!?」
でん、と曝け出されるマスターの肉棒。太く巨大で、ビクビクと脈打つそれはアナの見たことのあるそれとはまるで別物だった。
大きなそれを自分の腹に当ててみれば、余裕で臍の上まで辿り着いてしまう。降りて来ている子宮は、一体この肉棒にどこまで押し込まれてしまうのだろうか?
(……でも、怖くない……むしろ、楽しみに思っている自分がいる……♡♡♡)
今からこの肉棒を自分が受け入れる。その時、自分はどうなってしまうのだろうか?
何故だか、自分が壊れてしまうイメージが湧かなかった。たとえ壊れたとして、それは幸せな崩壊なのだろうとアナは思う。
そして、自分の入り口にマスターの亀頭が当てられた時、その感情は最大限まで高まった。ゆっくりと腰を突き出したマスターの動きに合わせ、アナの口からは甲高い嬌声が溢れる。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡ うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」
膣肉を割り裂き、マスターの肉棒が進む。子宮口に触れた亀頭は、完全に収まり切っていない肉棒を完全にアナの内部に収める為に先に触れるそれを押し込んで更に進む。
女の大事な部分を押し上げられる。本能を刺激され、脳天まで一気に駆け抜ける程の快感を与えられ、アナはパクパクと口を開閉させてその快感の虜に染まる。
「ひら、にゃいぃぃっ♡♡♡ こんにゃのっ♡♡♡ ひりませんっっ♡♡♡」
膣の中を全部埋め尽くす肉棒、その熱さと律動に内側を焼かれるアナが目を見開いて叫ぶ。だが、その叫びには呂律が回っていなかった。
何とか自分の内部に収まり切ったマスターの肉棒は、じっくりとアナの膣に自分の形を覚え込ませようとしているかの様に存在を主張している。ぐぷり、ねぷり、と愛液が掻き混ぜられる音に加えて、アナの喘ぎ声が部屋の中に響いた。
「動くよ、アナ」
「はぉぉぉぉぉぉぉぉっっ♡♡♡ はへぇぇぇぇぇぇぇぇっっ♡♡♡ ほっ♡ ほひぃぃぃぃぃぃっっ♡♡♡」
ゴリゴリと音を立てて肉棒が外に抜け出す。カリが膣壁を引っかき、お腹の中をゾワゾワとさせる快感の電撃が弾け飛んだ。
その後、再び肉棒が子宮に向けて繰り出される。いとも容易く子宮口に辿り着いた肉棒が奥へと大事な器官を押し込み、アナの雌の本能を滅多打ちにする。
そしてまた引き抜かれる。奥に入り込んだ分引き抜かれる距離が伸び、膣で感じる快感も大きくなる。
リズミカルにアナの膣へと己の肉棒を出し入れしていたマスターは、そっと彼女を抱き寄せると対面座位へと体勢を移行する。そして、小さな彼女のお尻を掴むと、より一層激しく腰を振り始めた。
「ふあぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡ はげひっ♡♡♡ しゅごいぃぃっっ♡♡♡」
「いっぱい気持ち良くなってね、沢山抱きしめてあげるから……」
「はひっ♡♡♡ ひぃぃっ♡♡♡ はぁっっ♡♡♡ あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡」
自重によって押し込まれる子宮、肉棒の大きさをよりはっきりと感じさせる体位になったアナは、背中に回されたマスターの腕に安心感を覚えた。
トン、トン……腰が叩き付けられる度、アナの意識が遠くに行きそうになる。しかし、同時にはっきりと自分の女の部分が満足している事も感じていた。
「あっ♡ あっ♡ おひり♡ ゆび、はいってぇ……♡♡♡」
いつの間にか一心不乱に腰を振っている自分のアナルに突き入れられる中指。愛液で濡らされたマスターの指は、すんなりとアナの尻穴に潜り込んで行く。
両穴を穿られるアナは、マスターの腕の中で幸せな快感に浸っていた。表情を蕩けさせ、舌をマスターの口に伸ばし、キスを強請って可愛らしく腰を振る。
「まひゅたぁさんっ♡ もう一回、きしゅしれくらひゃい……♡♡♡」
「うん、良いよ。ほら……!」
「はむぅっ♡ じゅるぅっ♡♡♡ へっ♡ へぇっ♡♡♡」
膣、尻、頭の中……その全てに快感と幸福感が充満する。肉欲の塊となったアナは、可愛いお尻をぷりぷりと振ってマスターに媚びを売った。
「きもちいいれしゅぅ♡♡♡ ぼーっ、としてぇ、なにもかんがえられなくなっちゃいます……♡♡♡」
「良いんだよ、アナ……ここにはアナを虐める人は誰も居ないから、幸せに浸って良いんだよ……」
「は、い……♡♡♡ 私、全部をマスターさんに、預けて……♡♡♡」
「……うん、俺に全部預けて。大丈夫、必ず君のお姉さんたちも取り戻してみせるから」
「あうぅぅぅぅっっ♡♡♡ んあぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」
安心感と幸福感が全身を包む。もうここには、自分を嘲り、傷つける人間は誰もいないと言う思いがその思いに拍車をかけた。
アナはマスターの背中に回した両手両脚に力を籠め、全身で彼へと抱き着いて甘える。子供らしいその行為に目を細めたマスターは、彼女を可愛がる様に愛撫と腰の動きを続けた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡ あたまのなか、まっしろになって……♡♡♡ 私もう……い、イクっ……♡♡♡」
「ん……俺もそろそろ限界かな? それじゃあ、一緒にイこうか」
「はい……♡♡♡ 一緒に……♡♡♡ んんんん~~~~~~~っっ♡♡♡」
アナの膣が震え、子宮が細やかな痙攣を始める。もう彼女は軽い絶頂を何度も繰り返しており、快感の余韻に全身が包まれた。
愛液が潮となって噴き出し、尿もしとどに漏れ始める。恥ずべき姿を晒していると言うのに、今のアナにはそれを恥ずかしがる様子はまるでなかった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡ うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡ マスターさんっ♡♡♡ ますたぁさぁんっっ♡♡♡」
「ぐっっ! ……アナ、俺、もうっっ!!」
「わたひもぉっ♡♡♡ もう、イキますぅっ♡♡♡ ますたぁさんも、わたひのなかにらしてくらさいぃっっ♡♡♡」
膣が襞の一枚一枚を肉棒に絡め、子宮口が亀頭に吸いつき始める。最高の絶頂を迎えるべく、アナの体が準備を整えていく。
そして……マスターの腰の一撃を胎に受け、アナの可愛い尻が浮き上がった瞬間、彼女の意識は遠くへと運ばれて行った。彼女の体が落下し、マスターの肉棒を奥深くまで飲み込んだ時、アナは大口を開けて絶叫する。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」
ぱんぱんぱぁんっ♡♡♡ と、アナの頭の中で飛沫が弾けた。快感によって全てが崩壊し、アナの全身を幸福感が包む。
そして、彼女の膣と子宮にはマスターの精液が勢い良く発射された。迸る魔力の濃度はアナの想像を超えており、広げた脚をビクビクと震わせてアナは痙攣している。
「あ、あ、あ……♡♡♡ あった、かい……っ♡♡♡ 私の中、マスターさんの魔力で一杯になって……♡♡♡」
「アナの中、俺を締め付けて離さないや……最後の一滴まで射精するからね……!」
「う、あ……♡♡♡ 凄い量……お腹の中、たぷたぷになっちゃいますよぉ……♡♡♡」
こん、こんと子宮が突かれる。精液を溜めた子宮が、亀頭のノックを受けてその熱を全身へと伝播する。
宣言通りに精液をたっぷりと射精したマスターが腰を引こうとすれば、アナの膣はきつく彼の逸物を締め付けて離れぬ様にと絡みついて来た。それでも抜けて行くマスターの肉棒によって、アナの肉襞はめくり上げられて快感の震えを響かせる。
「あぁぁぁぁ……っ♡♡♡ もっと、ほしい……♡♡♡」
「ふふっ、素直になったね……! 良いよ、もっとしてあげる」
「うぅんっっ♡♡♡」
今度は背後からマスターに貫かれたアナは、両手で乳首をこねくり回されて幸せそうな声を上げた。頭の裏が痺れる様な快感に酔い、小さな乳房に伝えられる刺激を敏感に受け取る彼女は幸せそうな息を吐いて行為を続けている。
ぱんぱんと腰を後ろから打ち付け、アナの軽い体を僅かに浮かす程の勢いを持つピストンを繰り出すマスターもまた彼女の狭い膣に肉棒を締め付けられる快感を存分に堪能していた。
「うぁ……っ♡♡♡ また、漏れちゃう……♡♡♡」
「ん~? アナ、おしっこしたいんだ? お漏らし我慢出来ないのかな?」
「うぅ……♡♡♡ 意地悪言わないで下さい……♡♡♡ マスターさんにこうされてるから、我慢出来ないって言うのに……♡♡♡」
下腹部に広がる快感とそれによって促される尿意を感じたアナは頬を真っ赤に染めてマスターへと囁く。意地悪な彼にそれを言葉責めされる事にも被虐的な快感を感じてしまうアナへ、マスターは自分の右手に刻まれている令呪を見せつけると悪戯っぽく笑う。
「射精したお陰で俺の魔力を受け取ったし、一緒にイったから
「ひぅ……っ♡♡♡」
「……令呪を以って命じる、俺がイクまで、おしっこを我慢すること……良いね?」
「は、あぁぁ……♡♡♡ うあぁぁぁ……っ♡♡♡」
マスターの手の甲から令呪が一画消え、同時にアナの体に一つの命令が刻み込まれた。
感じる尿意はそのままに、まるで尿道に栓がされてしまったかの様に排泄行為がストップしてしまう。出したいのに出せない、その感覚はアナの感度を高める効果を発揮した。
「ほぅ……♡♡♡ はっ♡ はぁっ♡ あぁっ♡ おまんこ、しびれぇっ♡♡♡」
再び動き出したマスターの肉棒に子宮を突かれると、同時に震えが伝わる膀胱からも未知の快感が発せられた。子宮だけでは無く、他の場所で感じてしまう様になったアナはだらりと舌を垂らしてその快感に翻弄されるがままだ。
太い肉棒が真っすぐに子宮に繰り出され、押し上げられる激しい快感。雄に感じさせられるのはこう言う事だ、と言わんばかりの強い快感に雌としての本能を揺さぶられ、胎を支配される。
カリが肉襞を引っかき、一枚一枚を弾きながら抜け落ちて行く切ない快感。圧倒的な質量が抜けて行く虚脱感と次の一撃が繰り出される事を予感する期待感が混じり合い、アナの未成熟な体に快楽の味を教え込ませる。
小さな乳首と乳房を刺激される鋭い快感。胸は小さい程敏感だと言うが、アナの胸は度重なる開発行為によって単体で絶頂出来る程にまで敏感になっている。そんな場所を本番行為を続けながら弄られては、もうどうしようも無かった。
そして、尿が充満している膀胱を揺らされる快感にアナは甘美な悦びを見出していた。我慢して、我慢して、我慢して我慢して我慢して……それを解き放つ時が最高に気持ち良いのだと、本能で理解しているからだ。
いや、それだけでは無かった。たっぷりと尿が溜まっているその場所をマスターは意図して責めている様にも思える。亀頭で内側から、手で外側からと言う様に、膀胱で感じられる様に開発している様な素振りを見せているのだ。
(ああ、感じちゃう……♡♡♡ おしっこ溜めてる場所を虐められて、気持ち良くされちゃう……♡♡♡)
「は~っ♡ はっ、はっ♡♡♡ ふ~~っっ♡♡♡」
止まらない、終わらない、それどころか段々と快感は強くなる。自分の尿道がきつく締められている事が、膣で感じる快感をより強くしている様な気がした。
とんとんと叩かれる子宮が、それと同時に刺激される膀胱が、限界を迎え続けている。既にイキ続けているアナの体に腕を回し、しっかりと彼女を抱き締めたマスターは、最後に思いきり腰を突き上げると子宮の中に己が精を解き放った。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡ あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡」
アナの頭の中で、子宮の中に放たれた精液に理性が焼き切られる音がした。あまりの快感に彼女の思考回路は完全にその役目を放棄する。
マスターに射精されたその瞬間、彼女の霊基に下されていた令呪の命令が解除され、我慢に我慢を重ねた尿意が開放される。膣内に射精されながら、アナは尿道から勢い良く黄金水を噴き出した。
「はぁぁぁぁ……っっ♡♡♡ ほ、へ……っっ♡♡♡」
アナの放尿は、アーチを描くと言う様な生易しい物では無かった。真っすぐに、一直線に噴き出す噴水の様に凄まじい勢いで噴き出されているのだ。
長きに渡る我慢を開放したことと生物が本能から感じる排泄の心地良さ、そして身も心も満たされるマスターの射精による快感を受けたアナは、体を痙攣させ続けて終わらない絶頂の坩堝に叩き込まれてしまった。
がっちりと体を抱きすくめられたアナは膀胱の中に溜まった尿を全て吐き出すと頭をがっくりと垂れさせた。ぷるぷると痙攣を続けている彼女の頬にそっと触れたマスターは、ゆっくりと彼女の顔を持ち上げる。
「あ、は……♡♡♡ ふぁぁ……♡♡♡」
とろんとした瞳。快楽と女の悦びを知ったその表情。およそ年端の行かぬ少女であるアナが浮かべるには淫ら過ぎるその表情は、彼女が完全に発情した雌になっている事を示していた。
愛され、大切にされ、ほんの少しだけ意地悪をされ……そうして知った初めての快感。女として初めて受けたこの扱いは、アナの心に深い楔を打ち込む。
「はふぅ……♡♡♡ マスターさん……♡♡♡」
「よしよし……アナ、すっごく可愛かったよ」
「ひゃんっ……♡ くすぐったい、です……♡♡♡」
自分の臍の辺りを撫でるマスターの手の感触にこそばゆさを感じたアナがクスクスと笑う。そこから下の下腹部を触れられたアナは、自分の中で何かが噛み合おうとしている事を感じていた。
今まで奴隷や玩具として扱われて来た日々。堕とせぬのなら適当に壊してしまえと言わんばかりの扱いを受けて来たアナは、今日初めて女性として抱かれる喜びを知った。
彼女が知ったのは快感だけでは無い、誰かに抱かれる事の安心感と充足感もそうだ。時に殴られ、時に蔑まれ、そうやって扱われて来たアナには、そんな当然の幸せを知る機会が無かった。だが今日、彼女はそれらの喜びを知った。
不要な存在と切り捨て、有象無象の男たちの玩具とした男と自分の腕で直に抱き締め、安心感と幸せを与えてくれた男……女が、どちらを選ぶかなど考えるまでも無い。
「……アナ、今は君一人だけど、俺たちは必ず君のお姉さんたちを救い出す……勿論、未来の君自身もだ。もう辛い思いなんてさせないから……!」
「あ……♡♡♡」
その思いに拍車をかけるマスターの声を聞いたアナの心の中では、明確な答えが決定されようとしていた。
自分自身と愛する姉たちを辱めた男のことなど……
堕とせないからと、腹いせの様に苦しい目に遭わせ続けた男のことなど……
自分の事を顧みてくれず、優しい言葉の一つも投げかけてくれなかった男のことなど……誰が愛せるだろうか?
少なくとも、アナにはそんな狂った恋愛思考は無かった。しっかりとした意識を保っているアナの心は、今日までの日々を思い返した上で単純明快な答えを導き出す。
「ます、たぁ、さん……♡♡♡」
自分に刻まれている灰色の淫紋令呪の色が変わる。暗く、どんよりとした物から明るい赤へ、愛らしく可憐な模様へと形を変える。
子宮の中に溜まっているマスターの精液が伝えてくれる熱と魔力を直に感じながら、アナは自分の心と体が彼の物になった事を素直に喜んでいた。
「マスターさん、約束して下さい……必ず、必ず……」
「うん、約束するよ。君だけじゃない、必ず君の大切な人たちも救い出してみせる」
「……はいっ♡」
言葉にせずとも、彼は自分の望む物を理解してくれていた。その事に喜びの感情を見せるアナの頭をマスターがそっと撫でる。
もう一度向き合う様に彼の腰に座らされたアナは、自分から求める様にして小さな舌を伸ばしてキスをした。マスターも彼女の行為を快く受け入れ、幼い体に性の悦びを教え込む。
「はむぅ……♡♡♡ はぁっ♡ ふぅっ♡ は~っ……♡♡♡」
小さな体をマスターに包み込まれ、貪られる様に唇を重ねるアナは、自分が蛇に丸呑みにされている獲物になった様な気がした。
そして、こんな幸せな気分になれるのなら、蛇では無く獲物になるのも悪くないと考え……その意識を快楽の底に沈ませていったのであった。