どうしたんだぜ?(白目)
「ん……はぁぁ……」
「あっ、ふぅん……」
絶景かな絶景かな。
女子二人を侍らせて授業をサボるなんてなんて良い環境なんだ。しかも、この女子二人ともセックス以外の交流は無いという。どんな人となりかも分からんのだが、まぁ良いか。
一人は学級委員長と言わんばかりに真面目な女子生徒。
もう一人は屋上で煙草でも吸っているんじゃないかと言わんばかりのヤンキー少女。
対照的な少女をこうして一緒に3Pできるんだから本当に素敵な世界だ。
白濁とした本気汁に精液、出し入れで泡立った愛液で汚れたペニスを差し出せば喜々として口に咥え、たどたどしい舌遣いでお掃除フェラをしてくれる。
コポリと割れ目から溢れてきた白濁液を指に絡め、もう一人の口元に持っていくと、これまた同じように咥えてくれる。それはもう指がふやけるんじゃないかってレベルで舌を絡めてくる。
偶に二人とキスをしながら女子二人のマンコを指で弄りつつ、何故西園寺さんがここに来たのか考えることにした。
この世界ではまだ一度しか話したことのない人。
別にこれと言って何かしたわけじゃないし、何かされていたわけでもない。まぁ、クラスメートだし、それなりの興味は抱かれていたのかもしれないが。……そういえば、テストがどうたらとか言っていたような。なら、普通に関心を持たれていたのだろうか。
それなら普段から話かけてくれれば良いのに。
……それを智治が遮っていたのか。申し訳ない。
結局4時限目をまたサボってしまったわけだが、特に先生から何か苦言を呈されることは無かった。しっかしこの世界の女性は性に対するハードルがかなり低い。逆に男性の性に対する壁が万里の長城よりも果てしない高さになっているが。
何だってんだ。少し言葉責めしてみれば簡単に股を開く女子って。
しかもそれがかなりの美少女ときたもんだ。
「そろそろ教室に戻らないとご飯食べられないよ?」
「……ふぁい」
茜ちゃんはセックスをしてから時間が経ってたので問題なし。
が、直前まで中出しセックスしていたせいか、反応が鈍い。お~いと目の前で手を振ってみても反応が無かった。が、無情にも時間だけは過ぎていく。このまま屋上に放置して体調を崩されても困るしなぁ。
最低限の身なりを整えてやって、肩を貸すことに。
「大丈夫?」
「……も、そろそろ、大丈夫です」
と言うわりには足に力が入ってない。
結構な体重がかかってる。これは俺に体を預けてるという現状を楽しんでいるんじゃないだろうか? 少し前から西園寺さんの鼻息が荒くなっている。ハスハス聞こえてくるのは完全にそういう事だろう。
「……もう一人で歩けるよね? 俺の匂い嗅いでるぐらいだし」
「そ!? そそそんな事してませんわっ!」
「いや、すげぇ鼻息だったよ? で、良い匂いだった?」
「それはもうとても良い匂い……ハッ!?」
チョロい。
誘導尋問でも何でもないただの質問に簡単に答えてくれるなんて……頭のねじが緩いのかな? あたふたするのは別に構わないんだけど、もう離れてもらっても良いだろうか。
「そろそろ皆出てくると思うけど、このままで大丈夫?」
「えっ、な、何がですの?」
「この状態見られたら皆に噂されるよ」
「あ、そうですわよね……分かりました」
物寂しそうに離れる西園寺さん。
あれだけ大胆に体臭を嗅いでおいてまだ足りないと申すか。若干頬が赤くなっているのは、今までの行為を思い出しているのか。それとも単にこの状況を顧みているのか。
周囲を見渡し、誰もいないことを確認してから西園寺さんに近づく。
えっ、えっと戸惑っている彼女を無視。
彼女の前髪を掻き揚げてやり、額にキスを落とす。軽く触れる程度だったが、熟れた林檎のように真っ赤っかに染まった西園寺さんの顔。
セックスは大丈夫でキスはダメなのかと俺が戸惑ってしまう。
「ななななな……!」
「おーい……大丈夫、じゃないだろうなぁ」
真っ赤な顔でプルプル震え固まってしまった西園寺さんを尻目に腕時計を一瞥。
昼休みは残り25分を切ろうとしていた。そろそろ教室に戻って昼ご飯を食べないと、午後の授業に間に合わなくなってしまう。
「じゃ、俺は先に行ってるから、午後の授業に間に合うようにね」
「キス……おでこに、キス……」
ぺたぺたとおでこを触っては空想世界に入り浸る彼女を置いてけぼりに自分の教室に。
さすがに二日連続で授業をサボるという素行の悪さ故か、教室に戻った瞬間賑やかだった教室が静かになり、俺の事を見つめ始めた。全員が俺の事を見つめている。よせやい。そんなに見つめられたら穴が開いちまうだろ?
「まった君は! なんで、授業を、サボるんだ!」
「あー……昨日と理由は同じだが」
「そんな理由で授業サボったらダメでしょ! もう! どれだけ心配したと思ってるんだい!? 二日連続だよ!? ……もしかして、誰かに脅されて呼び出されてるとかじゃないだろうね?」
「あっはは! それは考え過ぎだよ。俺なんか呼び出すような奴はいないだろうよ」
「そうやって……君はルックスが良いんだから、もう少し自覚した方が良いと思うよ」
まさか同性の智治に見た目で褒められることになるとは。
まぁ、もしそんな展開になったとしても二人の先生が助けてくれるだろうから、何かあったらすぐ相談しよう。
とりあえず飯でも食おうと弁当を取り出すと、一緒のタイミングで智治も自分の弁当箱を取り出していた。こいつ……まさか俺と飯を一緒に食べようと待っててくれたのか!?
「お、おい……もしかして、俺が戻ってくるの待ってたのか?」
「え? そうだよ。君が戻って来なかったらどうしようとは思ってたけどね」
「お、おぅ……」
神だ……
もしこいつが女子だったら放って置かない奴だ。
今でさえこいつが女子じゃない現実を恨んでいるところだ。女子みたいな顔してるだろ? こいつ、これで男なんだぜ……?
で、飯を食てる最中にようやく教室に戻ってきた西園寺さんは、俺を視界に収めるなりすぐ顔を真っ赤に染め、速足で自分の机から弁当箱を取り出して去って行ってしまった。
ここ、君の教室なんだが。他のクラスに知り合いでもいるんだろうか?
周りの女子達も不思議そうな表情で西園寺さんの事を見ていたが、それも少しの間だけ。すぐに飯を食っている俺たちに視線を向け、各々の表情を浮かべ始めた。
チラとしか見てないが、俺たちが見ていないと思っているであろう女子はだらしなく笑みを浮かべていたりしている。何を考えているんですかねぇ……
午後の授業は普通に受け、何事もなく時間だけが過ぎ去っていく。
偶に俺が指名されて答えさせられるが、そういう時はたいてい暇で舟をこいでいるとき。が、問題自体は簡単なため、すぐに返答。正解。授業に集中してね? と、軽くお叱りを受けてまた夢の世界へと旅立ちそうになるという一連の流れ。
安定してますわ。
逆に、授業中俺をチラチラみていた西園寺さんが先生に当てられ、戸惑いつつも解答。が、間違ってしまうという珍事を犯してしまうもんだから笑ってしまった。
それを見られて睨まれるものの、目と目があった瞬間、ボッと聞こえてきそうな勢いで顔を真っ赤にするもんだから困ったもんだ。そのうち、変に思う女子が出てくるかもしれない。
……セックスの事は黙っててもらえると助かるんだが。
――さて、今日一日の授業がすべて終了。
明日から土日になり、この世界でも週休2日が取り入れられているため、高校の当然休日になる。社会人として働いていた時は休みなんて滅多になかったから嬉しいもんだ。
周りの女子も女子で、明日何しよっかぁなんて話し合っている。
……俺は何をしようか? そもそも、友達と言えるのが智治ぐらい。地理は前の世界とほぼ変わらないとしても、女性が多いこの世界で男子がいける所はあるんだろうか?
ま、まぁ……そのあたりは休みに考えることにしよう。
前は暇な時間にスマホでソシャゲなんてやってたが、この世界だとまだガラケーだし。家庭用ゲーム機もまだまだ発展してないだろう。となると、俺の趣味がここで一つ減ってしまったわけだ。
ここはいっその事、別の趣味でも探してみるか?
凝った料理でもしてみるか。それとも、アウトドアでもしてみるか。運動……どっかにジムでもあったか?
「ふぅむ……」
「ん、どうしたの? いつにもまして悩んじゃって」
「休みの日何しようかなぁって」
「そうだねぇ……君なんか、勉強でもしてそうだけど。実際の所勉強してるのかい?」
「いや、あんまりしてないな。とりあえず、運動でもしようかな」
「ふ~ん……遅くまで外運動してたらダメだよ? ただでさえ危機感が無いんだから」
「おい。まるで俺が知らない人についていきそうな感じじゃないか」
「違うのかい?」
「違うわっ!」
ホント、この二日で一気に智治からの信用が地に落ちてしまったようだ。
俺自身、特に何か悪い事はしてないんだが。……でも、お金次第ではコロって行ってしまうかもしれない。出会い系……いや、そもそもガラケーだとそこまでサイトも発展してないのか?
取りあえず、この世界初めての休日を楽しめれば良いか。
……しっかし、西園寺さんが何時まで経ってもチラ見を止めないんだが。
昼の事を思い出しているんだろうが、特に何か言ってくるわけでもないからそのまま放置。しばらくの間、彼女からの接触は無いだろうが……様子を見ておこう。
ま、来週月曜からも同じように屋上に行ったら来るかもしれないが。
授業中生徒が二人いないとなるとさすがにどうしたとなるだろうから、控えめにするか。本当に休憩時間か放課後ぐらいしか時間が取れなくなってしまうなぁ。
となると、その時間には先生も絡んでくるだろうし。
……来週からどうしようかな?