優美子「お願いヒキオ……あーしを抱いて」八幡「なっ!?」 作:氷結アイスブリザード
ぬこおおおおお
「す、すまん…どうやら余計なこと聞いちまったみたいだな」
葉山の名を耳にした瞬間、優美子はあまりにはかなく今にも消えてしまいそうなほど彼女の瞳は生気を宿してなかった
体は小刻みに震え、目元には透明な雫がにじみ出ている
「ヒキオは何も悪くないし…高校時代のあーしの交友関係を考えれば…当然の疑問だし……」
「いや、俺の配慮が足りなかった…おまえからあいつの名前が出てこなかったことに違和感を感じていたのに…」
八幡は自分のコミュ力の無さに自己嫌悪した
優美子がおそらく男性恐怖症になっていることは感づいていたのに
未遂とはいえレイプされかけたのだ
彼女の心が深く傷つきもろくなっているのはあきらかだ
一歩対応を間違えば取り返しのつかない状況になるであろう
「ニャー」スリスリ
「カマクラ…」
弱りきっている優美子の美脚にすり寄ってきたのはカマクラだった
普段自分から甘えることがないカマクラがこうしているのはカマクラなりに優美子を元気づけようと思っての行動だろう
「カマクラもおまえのこと心配してるんだよ
三浦俺にはどうやって女性を慰めればいいのか経験値が圧倒的に不足していてわからねえ」
「だが俺もカマクラもおまえの味方だ
俺達にできることがあるなら何でも言ってくれ」
可能な限り優しく静かにそして伝わるようはっきり八幡は自分の気持ちを告げた
その偽りのない八幡の言葉、暖かい毛並みの感触に優美子の凍てついていた心が癒された
「ありがとう…ヒキオ、カマクラ…」
一人と一匹の思いやりに優美子は胸の奥がポワっと一瞬暖かくなった
先ほどまで流した悲しみの涙とは全く別の涙を零し、わずかに笑みを浮かべた
続く
おまけ
八幡が優美子を助けたころ(一話)
どこかの喫茶店
小町「むむっ!」ビン
いろは「小町ちゃんどうしたの?」
小町「お兄ちゃんにフラグが建った気がする」
結衣「ええー」
さき「なんでわかるの?まさかそのアホ毛」
小町「フフフ」
陽乃「すごいね小町ちゃんのアホ毛まるで妖怪アンテナみたい」
雪乃「姉さん失礼よ」
留美(おい、キタロウ!
父さん妖気です…
想像しちゃった)
続く
あとがき
ブランク長くて思ったように書けない
文章を書く調子がいい時タイミングを来たとき書こうと思っていましたがずーっと来なくてあきらめて気合いで書きました
う~んどうも一話の書いた時のように文章が書けない
そのうち文字修正や加筆して書き直すと思います
モチベーションと調子がてないから気合いで書いて。
ストーリーは決まっていても気合いじゃ限界がある