※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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 こんにちは!三MENです。

 遂に第七章開幕です!やっと、キャラが全員揃う!長かった・・・

 では、今回は美空の心境です。もう一人の当主の気持ちもある程度はっきりさせます。


 4月11日 美空との初夜。書きました。


第七章 武田光璃晴信編
六十四振り目 本当は、ずっと一緒にいたい・・・いたいの R-18


 

 アキラが武田に行く決意を決め句伝無量でこっそり聞いていた小波が、森、八咫烏にも連絡して城にやってきた。話を聞くと小波はともかく綾那と歌夜もアキラ隊に残ることになった。向こうで何か言われたと、察しがついたので追求はしなかった。

 

 松平のいる陣に行き、三河に戻れることを伝えた。

 「本当にありがとうございます。戻れるなんて本当に嬉しいです」

 「やはり、いつまでも戻れないのは辛いですから」

 「本当に感謝しておりますぞ。それはそうと、あの三人はどうしてます?」

 にやつく顔で悠季が訪ねてきた。おそらく彼女が原因だろうが、アキラは別にどうでもよかった。どのみち隊から抜けないでほしいと思っていたからだ。

 「もう彼女達は隊の大切な存在です。いてくれるのはありがたいです」

 「そうですか(ふむ、盲信するくらい葵を大切に思っているけど、それだけではその人の為にならない事に気づいていないようですね・・・かつての自分を見ているみたいで腹立ちます)」

 今の悠季が、かつての自分に見えたことに内心怒りを覚えた。

 「あの、アキラ様。それでは明日から準備をしますが・・・あなたは?」

 「私とアキラ隊は戻れないんですよ・・・代わりに護衛の隊を用意しますので、その隊と一緒にお願いします。大丈夫、最強の隊ですので護衛にはうってつけです」

 「我々と一緒ではない。もしや、久遠様ではなくここの当主様にご執心に「悠季、失礼なことを言うんじゃありません」・・・これは失礼を」

 葵に注意されたが、彼女はにやつき顔はやめなかった。

 「察してください。そういう事です」

 「はい・・・あの、あなたと食事をするという約束」

 「何と、覚えていてくれたのですか。その約束はまた会えた時に果たしましょう」

 「(こくり)はい」

 小さな声でそう言うと、アキラはニコッと笑って去っていった。いなくなったのを確認して、悠季が話しかけてきたがその言葉が聞こえていない葵。

 

 『私、どうして落ち込んだの?どうして辛いと感じたの?母様が死んだ時も辛かったけどそれと同じくらい辛く思えた。あの人の姿を、あの人の顔を・・・あの人の背中を見れなくなるのがとても辛く苦しい。どうしてこんなに苦しく思うの?それに、あの食事の約束だってどうして口に出したの?どうして?どうして?・・・分からない、分からない』

 

 自分の中の感情と思い、初めての事に戸惑いを覚えていた。

 

 

 城に戻り、手紙を書き始めた。詩乃達と今後をどうするか話しながら書き、ちょうど書き終わった時に

 「たのも~~っす!」

 「入るぞ」

 柘榴と松葉が入ってきた。

 「アキラさん。本当に行っちゃうっすか?」

 「・・・寂しい」

 「そうしないと、まだ立ち直っていない越後に火花がきますからね。何、目的を果たしたらまた会えます」

 笑顔でそう答え、二人の頭を撫でた。

 「「・・・あ(*ノωノ)」」

 「おっと。詩乃や一葉達と同じような感覚で「いや、もっとやってくださいっす」「うん、お願い」、そうですか?」

 二人とも顔を赤くして続けてほしいと要望してきたので、そのまま続けた。

 『『『『『もしかして、この二人も?ああ・・・どうしてこうも』』』』』

 彼女らを見てその態度にある確信を持ち、アキラ隊愛妾連合は溜息を吐いた。

 

 何故二人が来たのか訪ねると、これから宴会を始めるから出席してもらうためだ。だが、アキラが出ることは禁止で美空に呼ばれていた。

 

 『・・・そうですね。せっかく夫婦になれたのに、その時間すらない状態で明日には向こうに行かないといけませんし』

 

 本来なら久遠や一葉のように一緒にいて、お互いをわかりあうための時間が必要なのに今回はこの一夜だけだ。

 「では、行ってきます・・・幽と詩乃、暴れ馬の躾をお願いしますよ」

 「主様!どうして余に顔を向けて言うのじゃ!」

 「「分かりました。行ってらっしゃいませ(ペコリ)」」

 柘榴と松葉の頭から手を離し、一葉の文句も無視して部屋を出た。

 

 美空の部屋の前に娘の空がいた。

 「どや!」「どや!」

 「どーん!」「どーん!」

 そして、空の傍には愛菜がいる。これは常識だが、もう一人何故か綾那もいた。

 「どうして、ここに綾那が?」

 「何か愛菜がこの人を気に入ったらしくて」

 「いや、面白いですよ、この人、どーん!」

 「この義侠人樋口愛菜についてこられるとはなかなかやるです!どーん! 」

 戦いの中でもそれを言うくらい気に入っていたことを思い出した。とりあえず、二人を無視して空に話しかけた。

 「あの、この先の部屋が美空の部屋でいいですか?」

 「はい・・・あの、アキラ様。本当に、甲斐に行くのですか?」

 「ええ。越後の為にも、私自身の為にも、そして美空の為にもね」

 「そうですか。一つ、お聞きしてもいいですか?・・・あの、私は美空お姉さまの養女としてここにいますが、もし私が、お姉さまの娘となったら、その時は」

 「??」

 ドキドキする顔で空はアキラに言った。

 

 「お父様?になるのでしょうか?」

 

 「!!!!」

 お父様。その言葉にすごく動揺した。

 「ああ、あの、その、だ、ダメでしょうか(オロオロ)」

 「その、あの、ですね。今はまだアキラ様でお願いします・・・ふう~」

 「は、はあ。分かりました」

 滅多に見られないアキラの動揺に、オロオロしていた空は頷いた。

 『破壊力抜群ですよ、これは・・・ちょっと待ってください。確か私は秋子も嫁にしましたから、愛菜君もそう呼ぶ時が来るのでしょうか・・・お父様と』

 未だ綾那とどや・どーんを言い合っている愛菜に意識をやった。

 『これ以上は考えてはダメな気がするのでやめましょう。ですが、父親の気持ちが少しわかった気がします。これは、にやつきそうです』

 にやつきそうな顔を戻してから、美空の部屋に入った。

 

 入った美空の部屋は、灯がされておらず月明かりの部分だけ明るかった。それが今の彼女の心境ともいえる部屋だった。

 「アキラ・・・」「美空」

 「宴会、やっているわね」「ええ」

 「あなた、行かなくていいの?」「あなたの方が大事です」

 「そう、ありがとう」「大切な妻ですから」

 そんな質問と回答を少し繰り返すとお互い言葉がなくなった。少しの間ができた後に再び美空が口を開いた。

 「ねえ・・・空も連れてどこかに行かない?」

 「私達三人だけで、いなくならない?」

 「あなたと空がいれば、私はどこでも行けるわ」

 「お願い・・・ずっといたいの」

 「あなたの傍にいたいの。あなたがいてほしいの」

 「うう、ひっく、でちゃう、涙が・・・止まらない」

 どんどん、少しずつ本心が出てきた。愛する人と二人っきりだからこそ、彼女は隠すことができなくなっていた。

 「美空・・・あなたの気持ちは本当に嬉しいです。でも、それができないでしょう」

 「分かっているわよ!分かっているけど、どうしても、それをしたいと思うのよ!あなたが・・・本当に、大好きだから。愛しているから!」

 涙もついに出た。

 「当主でもない、ただの美空。こうして心を見せてくれた弱い美空。そんなあなたを私は愛したいです」

 そこで言葉を止めて、彼女を抱きしめた。

 「ちょっと!な、何を!」

 「こうして抱きしめて、誰にも渡したくない。そんな気持ちでいっぱいです」

 「・・・ふん!どうせ、他の妻達にも言ってるのよね!」

 「言いましたが、これは本心です。あなたを愛したい。抱きしめたい。今、本当に思っていることです」

 アキラの抱きしめに応じるように美空も抱きしめた。二人とも力の限り抱き合った。温もりを分け合うように。

 「ねえ、これから先どうするの?私、何をすればいいの」

 「甘えてください。妻は夫に甘えていいのですよ」

 「それが、分からないのよ」

 それを聞き、キョトンとするアキラ。

 「子供の頃から、寺に預けられ出家して・・・越後の当主になった後も・・・空だって私は親だから甘える立場じゃないし」

 その呟きを聞いて、思わず笑った。

 「・・・ふふ、意外な共通点がありましたね」

 「共通点?」

 「私も、誰にも甘えることなく必死にある漢に追いつくために、一人で頑張り続けました」

 甘えることをしなかった。その共通点が二人にはあった。

 「そうだったのね」

 「はい。私も久遠に会うまで甘えるということを知りませんでした」

 時人や朱雀が自分に甘えてきたこともあったが、自分自身が甘えることは本当に彼女と会うまでは知らなかったので嘘ではない。

 「・・・何かあなたと同じところがあったなんて嬉しいわ。じゃあ、どうすればいいか教えて」

 「たいして難しくありませんよ。したいことをすればいいのです」

 「したい事?」

 「そうです。私に何をしたいですか」

 アキラの顔を、唇を見た美空。

 「あなたに抱かれたい。あなたにたくさん愛されたい・・・接吻してほしい」

 「私もですよ。では」

 「うん・・・アキラ、大好き。すごく、愛してる」

 「「ん、ちゅ」」

 二人の愛を確かめ合う接吻をして、一分ほどで離れた。

 「嬉しい・・・これが、好きな人とする接吻なのね。こんなに心が温かいと感じたのは初めて」

 そう言いながら、アキラを抱きしめていた力を強めた。

 「「ちゅ、むちゅ、くちゅ、ぐみゅ、ちゅ、ちゅ、ごく、ちゅ」」

 今度は濃厚な接吻をした。あの時(六十二振り目)はいきなりでお互いなかったことにしていたが、今回は愛を確かめ合うために本気の接吻で、五分ほどそのまま熱い想いを込めてやり続けた。

 「はあ、はあ、すごい・・・とても気持ちが熱くなる」

 「そうですか・・・美空」

 抱きしめていた右手を彼女の胸にかけた。

 「きゃ!」

 驚いて、思わず手を抓ってしまった。アキラの不意打ちに、ムカッとしたが

 「いい表情ですよ」

 「全く・・・ふん!」

 「では、いきますよ」

 「・・・いいわ」

 そのままアキラにされるがままに服を脱がされていった。

 「美空・・・とてもきれいですよ。今すぐにでも押し倒してしまいたいくらいに、理性を壊してあなたを求めたいです」

 「そ、そう、あ、りがとう」

 アキラもついに裸になった。後は、二人の想いをぶつけ合うだけとなった。

 「アキラ、あ、ダメ。そこは」

 「見せてください、全てを見たいです」

 「もう、変態・・・いきなり、そこを見るなんて」

 脚を閉じて見せないようにしていた美空の女性器に手を伸ばした。そして、無理やり開けて見えるようにした。

 「何をするのです?」

 「ふん!し、ししし、仕返しよ!」

 その仕返しとして、アキラの剛直したそれを握った。お互いいじり、こすり合った。

 「ああ!いじらないで・・・何?何か、出てくる!」

 「それは、こちらの、う!セリフ、です」

 お互い我慢しながら続けいる内に出るものが出た。アキラの方はすぐに止まったが、美空の方は止まらなかった。

 「恥ずかしい。どんどん、溢れる。どうして?」

 「あなたが私に抱かれたい。と心から思っているからです」

 「・・・うん、そうなんだ。だから、出るんだ」

 その言葉に恥ずかしさが少なくなった。さっきは抓られて止まった彼女の胸に手をやった。ビクッとしたが拒否をしなかった。だから、両手で胸をせめた。

 「あう!もう、両手で揉むなんて。でも、いい。アキラ。もっと」

 「あなたの胸、素敵ですよ。そう、いつまでもこうしていたいくらい」

 「・・・私、大きくないわ、よ」

 「気にしていたのですか?」

 「だって・・・秋子、抱いたんでしょう?秋子の方が大きいし」

 「それなら・・・」

 揉む勢いを速く、強くした。

 「あん!うん!何!すごく、体中が、しびれる!」

 「秋ちゃんと同じくらいになるまで、揉みましょうか?胸を揉むと大きくなるらしいですよ」

 「そ、そんな・・・でも、アキラになら、いい」

 ゴクリと涎を飲んだ美空の期待に応えるために、ひたすら揉み続けた。乳首も指でいじりだした。快楽にするツボも刺激していくと、彼女の体が少しふらふらしてきた。

 「あ、あ。何か、ぼーっとしてきた」

 「気持ちよくなってきた証拠です・・・いきますよ」

 割れ目にアキラの性の太刀をつけた。途中でいじるのをやめたのに、下の畳が既にびしょ濡れになるくらい蜜を出していた。

 「ダメ!やめて!い、入れるの・・・ごくり」

 「入れますよ。私とあなた、一つになりましょう」

 「う、う、う・・・うん。一つに、なりたい」

 一つになるという言葉におそるおそる頷いた。美空の蜜で濡れたアキラの性太刀を、ついに彼女の一番の秘所に入れた。 

 「ああああ!きたの!ううう!すごい痛い!痛い!駄目!やめて!やめて!」

 「ダメです、続けます」

 「う、動かないで!あう!ダメって言っているのに、ああああ、な、何かが今!壊れたような、貫いたような!」

 「そう、これであなたと一つになれた。美空、これで本当に夫婦になれました」

 それを言われて、美空は一気に心臓が高鳴った。

 「も、もう・・・でも嬉しい。一つに、あなたと一つになれた。夫婦に、なれた」

 アキラもまた心臓が高鳴った。涙を出しながらも、月の明かりが見せた笑顔になった彼女のその裸体に一気に性欲が高まった。その性欲が繋がっている美空をそのまま乗せた状態で、腰を動かした。

 「あれ?痛みが、なくなってきた。何これ、どんどんくる!何、何!溢れる!でも、出して、入れて、すごい!」

 彼女の体もどんどん性欲が高くなった。快楽に身を任せても恥ずかしいと思わなくなり、体中を触り、いじり、揉んでいった。

 「も、もう、アキラ・・・そんなに体をいじって」

 「あなたを、愛するあなたを、いじめたいです」

 「・・・いいわ。でも、お願い、接吻して・・・したままで」

 蕩けながら頼んだ彼女の願い。アキラは頷いてキスをした。そして、強く抱きしめながら口の中でもいじめ続けた。

 「むぐ、あう!ああいう!きちゃう!にゃんか、くりゅ~~!」

 美空も強くアキラを抱きしめた。ただ、キスを一心不乱に続けた。両者の口から顎にかけて涎が出続けた。

 「一緒に!一緒に!大好き、大好き~~!」

 最後の時が来たのか、キスをやめてアキラの顔を見た。横になってどんどんずっと割れ目の奥を、最後の場所をせめ続けたため、ついに快楽の頂点にたどり着いた。

 

 「あああああ!あ、アキラ、アキラ~~~!・・・え?何、これ、白い」

 

 その場所にアキラの渾身の一撃が出た。そこに出し続けたが、美空の壺が限界だったのか押し出されるようにアキラの性なる刀が出てそこから出る熱い愛が美空の腹に出し、胸にも出し、最後に顔にも出した。

 「これが、あは、嬉しい。嬉しいわ」

 体がその愛でいっぱいになり、彼女は嬉しかった。夫婦の本当の繋がりをでき、愛する人と愛の結晶ができるかもしれない。その可能性が彼女の気持ちを嬉しさでいっぱいにさせていた。

 「もう、顔にまで出して・・・ん、あなたの味。ふふ、力強い味ね」

 「その姿を見ると、まだ、やりたい気持ちでいっぱいになります」

 アキラの熱い愛を口に含み飲む姿。その淫らな姿に刀は再び太くなった。

 「いいわ。私も、もっと・・・ずっと、朝まで」

 「ええ。朝まで、離しません」

 言葉通り、ずっと離さないで抱き合った。愛を、想いを、そしていつまでも離さないという気持ちを確かめ合い、夫婦という絆を作った嬉しさをお互い持ちながら、眠りについた。その間もまた抱くのをやめなかった。

 

 

 ついに次の日。評定の間では典厩と対談を再度した。ただし、アキラ隊総出で、しかもアキラは上段に座ってだ。

 「ふむ、この男が田楽狭間の天人と言われる男でやがるか。なるほど・・・これはすごい。ただものでないのは空気で分かるでやがる」

 「そうね、とんでもない男よ。あと、アキラは私の夫になったから」

 「・・・はあ?」

 『なるほど・・・唯一の抵抗がこれというわけですか』

 自分をここに座らせたのは、典厩を驚かせてこの顔を見るためだと分かった。でも、これくらいならいいと思いそのままにした。一緒に行く歳、他にも妻がいて彼女らも連れていきたいと伝えて、その妻が下段でたまっているアキラ隊全員でしかも他にもいることが分かると、もう仮面を自分からはぎ取ってびっくりしていた。

 

 「こんなにいやがって!しかも、他にもいやがって!挙句には、長尾の家臣も全員妻になっていやがるのですか!そりゃ、これほどすごい男なら他にも妻がいてもおか

しくないでやがるが・・・ここまででやがるか!」

 

 いや、長尾の方は全員ではない。と言いたいが聞こえないだろう。

 「と、とにかく、こんなに大勢は無理でやがる!何人かに絞って後はここに置いていきやがれ!」

 その時間も必要ということで出ていった。満足そうな美空の顔を見て、アキラは連れていくメンバーを伝えた。

 「護衛として連れて行くのは綾那と歌夜にしたいと思います。駿府の一件のある鞠や公方の一葉はさすがに連れて行くのはまずいです。何より、隊を連れていけないので万が一が起こった時に隊を率いる存在が必要となります」

 「納得できん!正室である余を連れて行かんのは!」

 だが、こう説明しても一葉は文句を言っていた。

 「納得してください。公方様以外にはできないことです」

 「すいません・・・後、できることなら各務もお願いします」

 「私!」

 自分が呼ばれるとは思わなかったので、驚いていた。

 「あなたには草のようなことをさせることになりますが、小波と一緒に私達の後をついてきてほしいのです。そして、森一家と時人達は三河勢を連れて京に戻り久遠のところに行ってきてほしいのです。私達の生存を伝えるために・・・そして手紙を届けるために」

 「何だと!どうして俺を連れていかない!」

 「私達もどうして!」

 彼女らを納得させるための説明をした。

 「その道中に鬼が襲ってくると思うからです。手勢が少なくなっている三河勢では全滅する恐れがあるからです。それに三人の存在は京にいる久遠達は知らないので、それを教えるためでもあります・・・これは大きな仕事です」

 「わかった。各務、頼んだぞ」

 「仕方ない・・・各務わしらの旦那を守れよ」

 「必ず守る!」

 森親子からの言葉に気合十分の各務。

 「仕方ありません」

 「アキラ・・・絶対にまた会うぞ」

 「あんたと幸せになる。向こうで兄貴達と約束したんだ」

 「ええ、必ず会いましょう」

 何とか森の二人は納得してくれたが、三人は別の理由があると分かり、その事は聞かないで暗黙の了解をした。

 

 『長尾・・・上杉と武田と言えばあの戦いが有名。私が武田に行っている時にそれが起こると確実に彼女らと戦うことになる。出来る限り、それを避けなければならないが、もし戦ったら確実に被害者は増えます。そんなことになれば、鬼との戦いの勢力拡大も、愛する美空や秋子も危険になる』

 

 アキラが三人を森一家と同行させた本当の理由は、今後の同盟の活動と愛する人の命の危険も考えて三人をそちらにしたのだ。 

 「後二人ほど連れていこうと思いますが」

 「お頭・・・それなら詩乃ちゃんと雫ちゃんがいいと思います」

 「そちらに私達が行っても、お役に立てないと思いますので」

 ひよところの申し出に二人も頷き、連れていく人数が決定した。そして、典厩に連れていくメンバーを伝えて、ついに行く時となった。

 「アキラ!」

 評定の間を出ようとした時に、美空が叫んだ。

 「美空」

 「アキラ・・・あの、その」

 顔だけ彼女に向けて、

 

 「美空、ちょっと甲斐まで行ってきます。風邪をひかないでくださいね」

 

 笑顔でそれを言い再び前を向いた。

 

 「うん・・・いってらっしゃい!絶対に、絶対に、元気でいてよ!あんたは、私の、私の・・・私の大好きな夫なんだから!」

 

 最後に自分の愛を伝え、受け入れたアキラは右手を挙げて一言言ってそれに答えた。

 

 「妻を悲しませるようなことはしませんよ」

 

 そして、アキラはついに越後を離れ甲斐に出発した。

 




 何かこっちが六章最後にふさわしい感じになったな・・・

 さあ、アキラ。武田に向けて出発です!本来のメンバーに各務を加えた六人の妻と一緒です!さすがにあの戦いにあの三人を入れると完全にやばいので外すことにしました。

 後、この章ではSDKキャラを一人出します!それもお楽しみに!
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