※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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konnnitiha,sannMENdesu!
 あえてこんな始まりにしてみました!・・・え?つまらない?すいませんでした。

 では本日は光璃との距離が縮む話です。

 ついでに、越後の皆さんどうなっているのかも出します!
 



七十振り目 アキラ、暖かい・・・やっぱり

 

 アキラ達が寅率いる鬼を倒す前。森一家と松平勢が二条館に着いた時と同じくらいの時の越後。

 「お、お、御大将!た、たたた、大変(こけ)」

 「ご注進!ご注進でございますぞ!あまりにもとんでもなくもはや天変地異すら起こるのではと思えるとんでもなさに、越後きっての義侠人(こけ)」

 春日山城の評定の間で、美空はアキラ隊に家臣達と今後の越後に着いて話し合っている最中だった。この時は越後も落ち着いて、晴景派もほとんどいなくなっていた。

 「「落ち着きなさい!」」

 そんな話し合いに焦りまくった柘榴と愛菜が焦って入ってきた。途中でこけてそのまま評定の間の中間あたりから上段までの畳を顔で引きずった。見事に上段に頭を「ゴン」と音を立ててぶつけて止まった。

 「「い、痛いっす(ですぞ)」」

 美空と秋子の一声でやっと落ち着い・・・ていなかった。

 「落ち着けないっすよ!」

 「あああ、アキラ殿が!アキラ殿が!」

 「アキラが何!」

 アキラの名前が出た途端、美空も焦りだした。

 「あの、御大将?焦ってません?」

 「当然じゃ!やっと主様の情報が来たのじゃぞ!それで、何があったのじゃ!」

 「そうですわ!落ち着いてなどいられません!・・・ああ、ハニー。あなたを想い、毎晩自慰をして慰めておりました!」

 「梅ちゃん。同じ部屋だからそれが目に入っちゃうんだよね」

 「それで私達もついつい・・・って思い出しちゃったよ~!」

 「ほほほ、皆さんやっていることは同じですなー・・・某もですが」

 「ふ!甘いですわね皆さん!この貞子もアキラ様の事を想って一日五回!盗み出した布団からアキラ様の匂いを嗅いでは股を濡らしております!どうです!参りましたか!」

 この貞子の自慢にならない大声で、幽の小さな呟きが聞こえなかった。

 「・・・通りで濡れた後があると思った」

 「秋子だけでなく、貞子の洗濯物が多いと思うたらそういうことか」

 沙綾はニヤニヤしながら秋子を見た。

 「な、なああ、そ、そそそ、そんなこと!わ、私は自慰などしておりません!アキラ様を考えて股を濡らすことは確かにありますが!自慰は」

 「おや?一言もそんなことは聞いた覚えはないがのう?」

 「・・・っは!あうう///」

 自爆して顔を伏せる秋子。もう一人の方は・・・

 「そうです!あの人の髪の毛も手に入れ、いつもお〇〇〇に貼り付けて・・・あの人がいつもこのお〇〇〇にいると思うだけで。ああ、濡らしてしまいます!」

 口に出せることではないが、さすがヤンデレ。誇りに思って言うあたりとんでもなさは半端なかった。

 「空ちゃん、お〇〇〇って何?」

 「私も分かりません。あの、美空お姉さま?お〇〇〇って何でしょうか?」

 「し、静かにしなさい!報告が聞けないでしょう!」

 何とか誤魔化そうとする美空だが、二人の純粋な眼差しに焦って汗を流す。

 「美空ちゃん?教えて」

 「美空お姉さま?」

 「あ、あなた達が知っていいことじゃないのよ!」

 「こらこら、バカ娘よ。教えてやるのが親というものではないのか?安心せい、わしが教えてやろう」

 「うさ!あんたは黙ってなさい!二人とも、聞いちゃダメよ!」

 どんどん騒ぎが大きくなっていくのを見て唖然とする二人。

 「・・・こっちの方がとんでもなかったっす」

 「どや・・・焦るのが馬鹿らしく思えたです」

 周りの騒動を見て、焦っていた自分に反省して落ち着いていった。

 

 評定の間の嵐も過ぎ去り、全員汗を流した状態で二人が報告を始めた。約一名ほど股を濡らしながらお〇〇〇に指を出し入れしているが。

 「それで、アキラがどうしたの?」

 「はい、アキラさん。武田晴信の夫になったらしいです!」

 「そうです!甲斐に忍ばせていた軒猿達が全員その情報を持ってきた当たり、間違いない情報かと思うのです、どーん!」

 それを聞き、まず反応したのが。

 「さすが主様!武田をもう堕としたか!」

 「えええ!いくらなんでも早すぎますよ、お頭!」

 「お頭の誑しの力が日に日に強くなっているんじゃ・・・」

 「アキラ殿は常日頃、誰よりも強くなろうと頑張るお方です。その時に誑しの力も強くしておられたのでしょう」

 「うん!アキラは日の本で一番の男なんだから!」

 「そうですわ!・・・でも、恋敵がまた増えたのですね。ああ、喜べるのか喜べないのか微妙ですわ」

 やっぱりアキラ隊だった。本当は光璃からアキラに求婚したのだが・・・普段から口説く姿を見ていたため、そうとは思ってなかった。

 「御大将?」

 「あの・・・えっと大丈夫ですか?」

 「秋子、今は何も聞くな」

 「(ゴゴゴゴゴ)南の虎め(くちゅくちゅ)。私のアキラ様を(びちょびちょ)」

 「えっと、御大将。それで・・・アキラさんの事ですが」

 「どや・・・あの、その」

 「美空お姉さま?どうなされました?」

 美空が何も言わなくなったことに焦りの顔を出す長尾勢。いらないことをしている貞子は、指を動かしながら殺意に満ちた顔になっていた。

 

 「(ゴゴゴゴゴ)光璃・・・私の旦那を・・・夫を・・・寝取ったわね!」

 

 アキラの未来予想図通りになりそうな展開だった。

 

 「出陣よ!アキラを絶対に取り戻すわ!そして・・・光璃を!光璃の頸を!」

 

 見事、命中。長尾勢、甲斐に向けて出陣準備に入った。

 

 

 時は元に戻り、アキラは今日も光璃と語り合うために彼女の部屋に行った。だが、そこには妹二人もいた。

 「今までは二人っきりにしようと思って遠慮してやがりましたから、こうして三人そろうのは少し久しぶりでやがる」

 「うん!とても仲良くなっているみたいでよかった!」

 「ふ、二人とも!///」

 光璃も嬉しそうに顔を赤らめた。

 「三人とも、仲がいいですね」

 「そ、それより報告」

 「今回の事なら明日まとめるつもりですから、別の話をしましょう」

 「そうでやがるな・・・まずは」

 四人とも真剣な顔になった。

 「信濃だね。鬼の増える声が聞こえるよ」

 「報告だと操るものが国内に入っているらしいとの事」

 『操るもの、あの三流「今はいい。心当たりがある」・・・は?』

 光璃の「心当たりがある」という言葉に考えるのをやめた。三流がやっているという確信はあるが、それがどこの人間かまではアキラは知らない。光璃のこの言葉はそれすら知っているという事だ。だから、アキラは光璃に問い詰めた。

 「光璃!あなた。心当たりがあるのですか!」

 「うん。まだ確実とは言えない」

 「なるほど・・・分かりました。確信が持てたら教えてください」

 光璃は頷いて、話を次にずらした。

 「・・・駿府でやがるな。そう言えば兄上は駿府が鬼の国になっていて、母上が鬼になっていると言ってましたが、どうしてそこまで確信が持てたでやがるか?」

 夕霧が何故?いう顔でアキラを見た。彼女らからすれば駿府方面から鬼が流れてくると言う情報だけで、確信を持つアキラの言葉が疑問だった。

 「越前という実際になった国を見たからです。人の気配が全くと言っていいほどなくなったあの国を見たから」

 「人・・・誰もいなかったの?」

 薫の悲しそうな言葉に頷いた。

 「越前からの鬼も北近江のまこ・・・いえ浅井長政の治める国に侵略してました。同じものを見たからこそ、駿府がそうなっていると分かったのです。鬼を指揮できるのは力の強い武将くらいの鬼にしかできません。それができるのはあなた方の母以外にいません」

 「そうか・・・お兄ちゃん、戻すことってできないの?」

 「薫君、これは仕方のないことです。完全に鬼になってしまったものは倒す以外方法がありません。戻す方法は、私も知りたいくらいです」

 その言葉で辛い表情を出した薫。心優しいからこそ、その現実が辛い。

 「薫、兄上の言う通りでやがる。甲信の民を苦しめようとする母上はもはやただの鬼。討って皆を安心させることが我ら三姉妹のやるべきことでやがる」

 「・・・うん。分かった」

 まだ辛そうな顔をしているが、気持ちのケリはつけたみたいだ。

 「駿府は様子見を継続、という形でいいでやがるな?」

 「うん。お願い・・・でも、問題もある」

 「越後でやがるな」

 苦い顔して言った夕霧に、アキラもまた苦い顔になった。

 「でしょうね・・・私もそう思います」

 「そう言えば、お兄ちゃんって長尾景虎さんの夫だったよね」

 「だから、容易に想像がつきます。因縁が最も深い光璃との祝言。それを知った美空が怒りに燃えて出陣命令を出す姿が」

 「うん、光璃も思う」

 アキラの言葉に光璃も心から同意した。ライバルだからこそ、どう行動するかも予想できるのだ。

 「でもまさか、そんな理由で出陣するなんて「美空はそのまさかをする」「やりますよ、必ず」・・・そ、そうでやがるか」

 夕霧の言葉を二人で遮った。ライバルと夫からの言葉に何も言えなくなった。実際、本当に二人の言った通りになっていた。

 「話も終わったことだし、引き上げるでやがる」

 「うん!お姉ちゃんもお兄ちゃんとゆっくりね」

 「そうですね。そのためにここに来たのですから」

 「ちょ、二人とも!」

 「「失礼しました(したでやがる)」」

 二人が部屋を出て、アキラと光璃の二人だけになった。

 「とりあえず、いつも通り・・・布団に潜りますか?」

 「・・・(コク)」

 照れながら敷かれている布団に入った。だが、入った途端アキラに睡魔が襲った。

 「あれ?なん・・か、眠気、が」

 「寝る?」

 「そう、ですね。ちょっと、寝させて」

 そこでアキラの意識が途切れた。寝息も出て、本当に眠りについた。

 「・・・海津の戦い、やっぱり疲れていた」

 寝顔を見てそう考えた。

 

 「・・・アキラ。いつもは意地悪なことを言って、厳しいことも言って、それを自分にも言う人。でも、決して挫折しない・・・すごく、頑張る人」

 

 服の隙間から見えるアキラの体。たくさんある傷。それを見て光璃はドキドキが強くなった。

 『すごく、ドキドキする。止まらない。やっぱり・・・アキラの事。こんなに、熱くなるの、初めて・・・アキラ』

 アキラが目の前で寝ている。

 『・・・あ、やっぱり、濡れて。はあ、はあ・・・アキラの温もり、それがとっても興奮・・・する。私、もう・・・と、止められ』

 彼女の手があの蜜を出す口に伸びていた。でも、何とか理性が欲望をやめた。

 『っは!駄目!目の前にアキラがいるのに、こんな淫らなことを・・・アキラ本人になら、されても・・・ううん!何を考えて!べ、別の事を』

 どんどん妄想が淫らになっていくのをやめるために、何とか別の事を考えた。

 『どれくらい頑張ったんだろう・・・アキラはずっとある人の背中を追いかけ続けるために。と言っていたけど、その人ってどれくらい強かったの?春日山城の大手門を壊せるほどの力を持つアキラが勝てないの?』

 傷と話でアキラの過去に段々興味を持つようになった光璃。そんな中、光璃はアキラの唇に目がとまった。すると、一気に目が離せなくなった。

 『今なら起きてないし、いいよね?だって、夫婦なんだし、接吻なら・・・』

 「アキラ・・・起きてる?起きて、ない?」

 顔を赤くし、ドキドキを強くしながら、近づいた。数センチというところで

 「ん?あれ?光璃。どうしました?」

 不運にも、アキラが意識を取り戻した。

 「あ、あ、起きてた?」

 「いえ?本当に今起きたばかりですが・・・何故、そんなに近くに?」

 「な、何でもない!」

 さっきより顔を赤くして、布団まで出て距離をとった。そんな光璃に疑問を持ちアキラも布団を出た。

 「どうしたのです?そんなに真っ赤になって」

 「だ、大丈夫だから!ち、近づかないで!」

 近づくにつれてどんどん赤みが増す。

 「・・・分かりました。でも、何かあるなら言ってくださいね。夫なのだから」

 「う、うん!あ、ありがとう」

 近づかなくなったことで少しだけ落ち着きを取り戻した。でも、光璃の目はアキラの唇から離れなかった。

 『起きなかったら、やっていた。恥ずかしいけど、やりたかったな』

 「あの?何か?」

 光璃は気づいていなかった。そう考えてしまったことで、彼女の指がアキラの唇に触れていたことに。

 「!!あ、そ、その・・・男の人って固いなって」

 やっと気づいて、慌てて手を離しその指を自分の唇に触れた。その行為にアキラは「あっ」と小さく叫んだ。

 「女は柔らかいのに・・・」

 『・・・気づいてないのでしょうか?』

 ある一つの事をしたのに、気づいてないことに不思議そうなアキラ。

 「??どうしてしゃべらないの?」

 「何でもないですよ。まあ、男はいろいろ固いですからね。自分も理由は分からないですよ」

 何とか話を変えられたことにほっとしている光璃。

 

 『やはり気づいていませんね、間接キス。説明はしない方がいいでしょうね。あれだけ動揺していたので、それをしたらもっと焦るでしょうし』

 

 顔はおろか、全身から汗を出す光璃の姿を想像したアキラ。

 「とりあえず・・・寝ましょうか」

 「え!一緒に寝るの?」

 「ええ。そのつもりですから」

 ニヤリと笑って、再び布団の中に入った。いつもは話し終わると、部屋に戻っていたので驚いた光璃。

 「それとも、嫌ですか?」

 「ううん!そ、そんなことない!」

 嬉しそうに布団に入る光璃。

 「では、おやすみなさい」

 「うん、おやすみ」

 すると光璃は、枕ではなくアキラの腕を枕にした。

 「おや?」

 「いいよね?だって・・・夫婦なん、だし」

 「ふふ、そうですね。では」

 「「おやすみなさい」」

 でも先に少し眠ったため、アキラはすぐには寝つけなかった。光璃の方はというと、既に寝息が聞こえていた。

 「・・・彼女も久遠や美空と同じ妻で国を持つ当主。その肩には私とは比べ物にならないくらいの人の命を乗せているのですね」

  

 『お頭・・・生きてください』

 『俺達、この隊に入って良かったです』

 

 越前で死んだ自分の隊の兵。その命を肩に乗せて生きると決めたあの決意。光璃、いや、夕霧に薫の三人は、その決意以上のものを肩に乗せている。とアキラは思った。

 「辛いでしょうね。倒すべき鬼となった母を討つ・・・顔には出さないけど、心は泣いているのかもしれない。でも、久遠や美空と同じように当主の顔を崩してはいけない。自分を支える部下の為にも、自分を信じる民の為にも・・・苦しい茨の道を選ばないといけない。私も、夫なら支えないといけませんね」

 彼女の額にキスをした。 

 「すいません。こんなことくらいしかできない夫で・・・あなたの事、愛していますよ。信念を持ち、苦しみ壁を姉妹の力で乗り越えようとする必死なあなたを見て、好きになりました・・・あなたも、私の事を愛してください」

 最後に彼女の頭を軽く撫でて、アキラも再び眠りについた。

 

 『・・・アキラ、ありがとう。光璃も・・・あなたの事』

 

 まだ意識が眠っていなかった光璃はこの言葉を聞いて、想いを完全に自覚した。

 




 越後でアキラ・光璃の祝言報告があった時、変なちょっかいが入ったけどこんな感じじゃなかったのかな?と思います。

 光璃も本当にアキラの事を愛するようになりました。

 さあ、次がやっと第七章初の間章です!ここでSDKキャラ一人出すつもりです!お楽しみに!
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