※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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 グットアフタヌーン!三MENです!

 今回は軍議風景です!果たしてどんな展開になるやら・・・。


七十三振り目 うまく、こっちのやり方にさせましょう

 越後勢・・・美空が信州に行軍しているという情報を兎々から聞き、急いで躑躅ヶ崎館に戻ってきたアキラ達。一端落ち着くために部屋に戻ってきた。

 「ただいま」

 「「おかえりなさいませ!」」

 「おかえり」

 詩乃と雫は笑顔で出迎えたが、

 「・・・ダメです(スパン)」

 「残念」

 各務はアキラの袴を脱がそうとしたが、叩かれて残念そうに諦めた。

 「そうですよ。今夜たっぷりと」

 「各務さん、我慢です」

 「うん・・・はあ~」

 二人もやる気満々だったが、我慢という事で落ち着いた。

 「さて、今夜の閨も決まったことで・・・もう話は聞いていますよね」

 「「「もちろん(です)」」」

 全員円になって部屋の中央に座り込んだ。

 「美空様の此度の出陣は間違いなく」

 「アキラ様の、予想通りかと思います」

 「それ以外に思いつきません・・・夫としては嬉しいのですが」

 両兵衛もその回答だった。

 「綾那は殴りあって武田の真意を知りたいから出陣させたと思うです!」

 「・・・私もそう思います。出陣もノリでやったのではないかと」

 「右に同じです」

 三河三人も同意であり、アキラの腰に抱き着いている各務も頷いた。その姿に五人とも羨ましそうな視線を向けていた。

 「全員、同じですか」

 彼女らの意見を聞いたアキラの頭の中にはこのビジョンが出た。

 

 『(ゴゴゴゴゴ)光璃・・・私の旦那を・・・夫を・・・寝取ったわね!』

 『出陣よ!アキラを絶対に取り戻すわ!そして・・・光璃を!光璃の頸を!』

 

 自分と光璃の祝言の報告を受けた美空の怒りに燃える姿と、

 

 『そうじゃ!我らが主様を取り戻そうぞ!取り戻した暁には再び酒池肉林をやろうぞ!』

 

 戦になると分かり、嬉しそうに叫ぶ一葉の姿。更に、

 

 『お、落ち着いてください~~!』

 『牡丹が二つ、大輪を咲かせて・・・』

 『そうですわ!ハニーとの甘いはちみつのような日々を取り戻すためにも!』

 『アキラ様を取り戻し、二度とどこにもいかないよう監禁して私達以外何も考えられない『落ち着け、貞子!』っは!・・・な、何でもありませんです!』

 『・・・四輪でしたか。は~~、牡丹園を作るつもりなどなかったのですが』

 

 その二人に賛同して立ち上がる二人の姿と、溜息を吐く二人の姿もまた見えた。

 「幽と秋子さんがかわいそうです。牡丹な二人とその部下二人を止められそうにありませんからね」

 「「「「・・・そうですね」」」」

 両兵衛と歌夜に小波が、心から二人に同情した。

 「ボケはここまでにして・・・美空が攻めてくることが分かった以上、妻同士の殺し合いという事になります。それだけはどうしても避けたい」

 もちろんアキラはノリで出陣させたとしても、美空がそれだけで戦いをするとは思っていない。でも、現状は言った通りになりそうだ。

 「詩乃」

 「はい」

 「雫」

 「は!」

 だからこそ、自分以上の頭脳を持つ二人から知恵を欲しい。

 

 「止めましょう。この戦い・・・大切な人を失いたくないですから」

 

 その言葉を待っていたかのように、詩乃も雫も笑顔になった。そして、既に対策を考えていたらしい。だが、今アキラの考えに賛同できるメンバーはここにいる六人のみであり、武田と長尾の戦いを止めるには余りにも少なすぎる。アキラが力づくで止めようとしても、余計に戦いが激化する可能性があるのでそれは出来ない。

 長尾勢と共に出陣しているであろうアキラ隊がいれば何とかなるかもしれないが、合流するために六人だけの行動はおかしいし怪しい上に、光璃も許さないだろう。

 だが、二人はそんなアキラの考えすらも見抜いていた。

 「話は聞かせてもらったよ!お兄ちゃん!」

 なら、移動してもおかしくないよう兵を持てばいいだけの話という事らしい。

 

 昨日、アキラ達がいない内に詩乃と雫、更に小波と各務が薫と仲良くなっていたらしく、こうした可能性も話したうえで協力すると言ってきた。詩乃と雫はともかく小波と各務とも仲良くできるあたり、中々のやり手では?と内心思ったアキラ。後は自分達の考えと薫の出陣が、光璃や四天王の軍議で受け入れられるかどうかだ。

 「お前ら!お召しら!」

 ちょうどいい時に兎々がやってきた。

 「お召しという事は、私達も軍議に参加できるのですね」

 「もちろんら・・・って薫様!何れここに!」

 「何でって、友達だからだよ」

 薫はにっこりとした笑顔で言って対応した。堂々と笑顔でそう言える当たり、アキラは本当に感心した。

 

 そして、評定の間で軍議が開始となった。何故美空が攻めてくると分かったのかは、鞠の件の使者が越後に向かう途中に長尾勢が南下している様子を見て、途中で引き返し狼煙を上げて伝えたようだ。そして、兵の収集も既にしているらしい。

 今の長尾勢の行き先は飯山城という城で、最終目的地は

 

 『予想通りでしたね・・・武田と長尾。この両家の戦いと言えば川中島の戦い。自分がそれに参加することになるとは思いませんでした』

 

 予想していた通りの場所、川中島だ。

 「疑問なのは、あの長尾景虎がこんな拙速な行動をとったという事だ」

 「そうですね。準備をあまりしないで越後を出たという報告でしたし」

 春日と心の話を聞き、アキラはもう確信した。

 「・・・アキラ、どう思う?」

 「光璃、もう分っているじゃないですか・・・私達の予想していた通りになったという事ですよ」

 「兄上・・・まさかあの時の?」

 「本当に、そうなったんだね」

 アキラの言葉に妹二人は苦笑いになった。その事を知らない四天王は?を浮かばせていた。

 「詩乃。彼女らに説明お願いします。私よりも状況を理解しているあなたの方が分かりやすく説明できるでしょうから」

 「は!」

 そう言われて立ち上がる詩乃。

 「いつもとは違う長尾勢の動き。その理由は、ほぼ確実にアキラ様を奪還するためでしょう」

 「確実に?どうしてそんなことが言えるんだぜ」

 「こなちゃん・・・アキラ様は光璃様以外に誰の夫だったの」

 チンプンカンプンな粉雪をみて呆れる心。

 「考えなくてもわかるでやがるな。自分の愛する夫を目の前で奪われて、更には祝言まで上げたでやがるからな」

 「うん。立場関係なしで怒るよね」

 「そうです。光璃様との祝言の情報が耳に届いてすぐに出陣を決めたと思われます。今回の出陣は美空様の気性的なところが大きいでしょう」

 「私も、そう思う」

 詩乃の推測に光璃も頷いた。

 「私の妻となったのが夕霧か薫だったら、ここまで速く動かなかったでしょう。武田家当主が私という日の本の中心的人物を手中に収めた。と見て取れますから手駒として使う。という認識になるでしょうし」

 「兄上の嫁でやがるか」

 「お兄ちゃんのお嫁さん・・・えへへ、いいかも」

 二人の呟きをむしして、アキラは続けた。

 「だけど、最も因縁が深い光璃が私の妻となった。これが理性の壁をぶち壊して、今回の出陣させたのだと思います」

 「・・・(こく)」

 アキラの言葉にも頷く光璃。

 

 その後も詩乃の話は続いた。今回の戦いは長尾に有利な条件が二つあり、一つ目が何度も戦った武田であったこと。もう一つはアキラが戦いの最前線に出ることを好んでいることだ。そして、考えた策がアキラを最前線に出すという提案だった。もちろん皆は長尾が有利となる提案に疑問だったが、

 「今一番大事なのは駿府です。私が美空を説得します」

 「・・・ああ、夫殿の言う通りだ。甲斐の民の脅威となる駿府からの鬼を退治することが最優先だ。ここで戦をして兵を減らすのはまずい」

 「それに長尾は久遠の同盟に入っているので、そちらの被害も出したくありません」

 「アキラ。同盟はまだ」

 「光璃。その事は後でもいいのです。今は避けるべき事態を避けないといけません」

 アキラにそう言われ、言葉が止まった。そこに追い打ちをかけるかのように、詩乃と雫も話に加わった。

 「アキラ様の言う通りです。それに鞠さんが越後勢にいるので、駿府攻めの大義名分がない状態です」

 「でも、今回はアキラ様を奪還するための戦い。アキラ隊も出陣することは間違いないと思われます。そうすれば、鞠さんもアキラ隊の一員として出てきます」

 「そこに私が隊に合流できれば、鞠もアキラ隊も力を貸してくれますから何とかなるでしょう。後は説得ですが・・・」

 これが一番難しいことだ。美空はアキラを奪われて怒りに燃えている。その怒りの一撃食らわさないと気が済まない性分だ。それをさせないための説得が果たしてできるかどうかだ。苦い顔をしているアキラを見て、ダメと言い張る光璃。

 「氏真殿を手に入れられるなら、詩乃の策は有効という事か」

 「まあ、向こうから喧嘩を仕掛けたんだ。殴り返しても問題はないんだぜ」

 春日に粉雪の言葉は、まだ武田は長尾と戦う意思がある言葉だ。だが、さっきの提案は鞠とアキラ隊を武田に移動させるための策であり、肝心の武田と長尾の戦いを停戦させるための策ではない。だが、両家の戦いを停戦させるしかないほどの大きな案が出てこない。そんな中、雫が長尾勢の旗の確認をした。

 「長尾勢の中にアキラ隊の旗は確認できませんでしたか?アキラ様の努力・友情の旗か二つ引き両の旗があれば確実なのですが」

 この言葉に武田勢全員が反応した。正確に言うなら、二つ引き両の旗・・・一葉の旗だ。

 「アキラ殿。まさか、公方様が越後におられるのですか?」

 「え、いますが・・・知らなかったんですか?」

 「な、なんれすと~!」

 これにはアキラだけでなく、詩乃達もキョトンとした。武田には知らぬことなどないと言っていたため、一葉が越後にいることを知らなかったとは思わなかったからだ。

 『・・・ここですね』

 だが、すぐにアキラはここがせめるポイントと気づいた。足利幕府の将軍であり、同じ源氏の血を引く一葉と対峙するのはまずい空気になっているのを感じて、一気にせめることにした。このまま越後勢と戦うとしたら一葉とも戦うことになること。アキラ隊の一人でも戦いが好きな人であり、立場上長尾勢本陣にいる可能性が高いという事。

 すると、停戦の方向に話が進んだ。後は、アキラ隊と合流するために薫の隊を預かる提案だが。

 

 「もし、この頼みが聞けなかったらお姉ちゃんのお茶にワサビ入れるから!」

 「・・・わかった」

 

 まさか、これで許されるとは思わなかったアキラ。その後、春日がアキラ隊の詳細を聞きたいと言ってきたので、詩乃が説明をした。

 「今のアキラ隊は兵も鉄砲も金ヶ崎で減りましたが、人数は三百ほどで鉄砲の数は二百丁ですね」

 「さ、三百の兵で!」

 「鉄砲が二百も!」

 「と、とんれもないのら!」

 鉄砲の数に光璃以外は全員驚いた。

 「しかも頭である夫殿は、春日山城の大手門を壊せる技や鬼を何百匹も倒せる技を持って、城落としの名人・・・異能集団と言われるのも納得ですな。それにしても鉄砲が二百丁。それが味方になるのはでかいですな」

 「そうでやがるな。姉上、これは大きなことでやがる!」

 「うん、薫。必ずアキラ隊を取り込んで」

 「了解だよ!お姉ちゃん!」

 笑顔で頷く薫。ようやく全てが決まり、御旗・楯無に今回の作戦の誓いをしてやっと軍議が終わりを迎え、それぞれに命令を出して評定の間を出ていった。アキラ達も出て、自分達の部屋に戻った。

 「・・・アキラ、一緒に寝たかったな」

 少し寂しそうな顔で光璃も評定の間を出た。

 

 部屋に戻って落ち着き、作戦通りにいったことに満足したアキラ達。

 「何とかうまくいってよかったです」

 「ええ、一葉と鞠が越後にいたことがうまくいってくれました」

 「後は、本当にうまくいくかですね・・・」

 「そうですね。あの美空がどんな手を使うか・・・それ次第ですね」

 三人は難しい顔をした。そう、彼女の戦い方次第なのだ。今回の作戦がうまくいくかいかないかは。

 「綾那としては、松平の名前が一回も出なかったことが不満です」

 「殿なら多分大丈夫だと思うのだけど」

 「最強の護衛が京まで一緒ですし、そろそろ三河に戻っていると思いますよ」

 「ええ。雫の言う通りでしょう。でも、彼女は今回の件には全く無関係ですからね。出てこないでしょう」

 「・・・分かったです。小夜叉やお母さんに時人達と一緒なら、問題ないです」

 とりあえず、無事であることは見なくても確実なので何とか納得しておいた。

 「後は、決行日までの出陣準備と武田の皆との交流といったところですか」

 今後の予定を口に出すと、

 「・・・誑さないでくださいね」

 「ただでさえ、光璃様を妻にしているのですし」

 「下山でも誑していましたし」

 「ご主人様~(うるうる)」

 「アキラ、私だけを見て」

 「??みんなどうしたです?」

 詩乃と雫と歌夜はジト目で、小波は犬がうるうるするような目で、各務はむすっとした目でアキラを見た。綾那はそんな目をする五人に疑問を持っていた。

 「何でそんな風に見られているのでしょうか?」

 『『『『自覚してほしいな・・・はあ』』』』

 そう呟くアキラに心からがっかりする小波と綾那以外の四人だった。

 

 因みに今夜の閨はというと。

 「アキラ様、綾那のおっぱいどうです?」

 「あう!アキラ様・・・お尻に」

 最初は綾那と雫を相手に

 「太ももばかり・・・じらさないでください」

 「首筋を・・・ご主人様!舐めないで、ああ!か、感じる!」

 次はその情事を見てそれなりに欲情していた詩乃と小波。

 「う、後ろから!・・・アキラ、強引。でも、いい!も、っと、私を・・・無理矢理に・・・力づくに、やって!」

 「お、おねがい、します・・・歌夜のこ、この淫らな姿を見て・・こ、ここに・・・アキラ様の、ふ、とい刀を、い、入れて、ください。もう、もう、またされて・・・ずっと、いじり続けて、我慢が、できないんです」

 最後は四人との愛欲をずっと見続けて、自慰を自分の番までやり続けて、やっと出番になった時は理性をぶっ壊して快楽に飲み込まれていた各務と歌夜が相手だった。

 そう、結局全員相手することになった・・・。

 

 『さて、明日から頑張り・・・ま、しょう』

 

 さすがに六人相手はつらかったのか、すぐに意識が夢に移動した。

 





 さあ、アキラ隊の策が無事通りました!あとは当日です!

 次は間章です!

 一つ番外編も書こうかなと思っています。内容もおおよそできているので、間章を書き終えた当たりに書くつもりなのでお楽しみに!
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