※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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 おはこんばんちは!三MENです!

 一つ報告です。活動報告の「エロ修正しています」に興味のある方は、時々その報告を確認してみてください。
 修正済みがどの話かをそれに書き足していますので。
 絶対に今まで言葉だけにしていた部分を全部大胆にエロ表現したいと思っています!

 今回は四天王の間章です!


間章19-1 そんなにおかしいですかね?

川中島への出陣命令が光璃から下された次の日。早速、躑躅ヶ崎館はいろんな兵や将で動いていた。

 

 そんな中、アキラはのんびりしていた。アキラ隊は越後にあり、薫の隊も八十と少ないため、連携も作りやすく今は本人と詩乃と雫が対応して時間が空いている。

 本来ならこうした時間こそ壬生の血を使える時間を長くする訓練をするのだが、

 

 『あの訓練は時々しかやっていないのに、それなのに血を使える時間が長くなっている・・・やはり、妻達とのあれが』

 

 毎晩六人とぐちょぐちょのイチャイチャの濡れ濡れのずぼずぼをしているあれが、訓練になっているらしいのだ。越後の時から一日十人近く閨で相手をして、体がなまらないようにいろんな武将と手合わせはやるが、それ以外は夜に向けての体力回復が一番の為、こうしてのんびりしている。

 

 そうやって時間を過ごしていると光璃に会ったが、何かを困っているようだ。

 「光璃、どうしました?」

 「あきら、これ・・・」

 視線の先には垣根の一部が壊れていた。でも、戦準備に忙しいから修理を頼めない。それで困っていたようだ。

 「では、私が直しましょう」

 「え?」

 光璃がキョトンとしている間に、工具を取ってきて僅か数分後にはもう元に戻してしまった。

 「すごい・・・もう直った」

 「向こうでは日常茶飯事でしたので」

 壊しは得意直しは無視、の狂と梵とほたるがいたのだ。修復は必然的にアキラになってしまうためすっかり得意になっていた。

 「ねえ、どうしてこんなにうまく直せるの?」

 「そりゃ、何回もやっていたら慣れていってうまくなりますよ。こうした工事も料理もね」

 料理という言葉に反応した光璃。

 「アキラ、料理できるの?」

 「できますよ。それもまた慣れてですけど」

 苦笑いをしながら頷いた。すると少し元気のない顔になった光璃。

 「・・・料理、私、できない」

 「?何でそんなことを?」

 「男は、料理ができる女が好き・・・ねえ、アキラ。料理できない私、好き?」

 おどおどした目で問いかけてきた。

 「でしたら、訓練してみたらどうです?」

 「訓練?」

 質問の答えを言わないで、そう言った。

 「そうです。努力すれば作れるようになりますよ。私はいつかあなたの料理を食べてみたいですね」

 「・・・努力。うん!頑張ってみる!」

 元気な目に戻って、笑顔でこぶしを握った。

 「心や薫・・・作戦がうまくいけば私の隊で一番の料理上手のころ、蜂須賀小六から教えてもらえれば大丈夫ですよ」

 「蜂須賀小六ってそんなこともできるの?」

 「ええ。私よりうまいし、多分二人と同じくらいうまいです」

 「・・・教わりたい」

 笑顔になった。その後、兵に呼ばれて去っていった。

 『さて、ころがどんな反応するか楽しみですね。会いたいだけでなく教えも請いたいと思っていると知ったら』

 ニヤリと笑ったアキラ。同時刻に寒気を感じたころがいたそうだ。

 

 

 アキラは再び館を歩き回った。ただし、手には何個かの桃を持ってだ。途中でまた光璃に会うと、桃が贈られ、かなりたくさんあるからともらったのだ。

 『詩乃に雫に薫は隊の備蓄の準備に、綾那に歌夜と各務は夕霧や粉雪と手合わせ中。一緒に食べる時間がない』

 皆忙しいので、うまく声をかけられない。だが、一人で食べるのは何か寂しい気もする。そこで思いついたのは、

 「小波」

 「お側に」

 彼女と食べようという事だった。一緒に桃を食べようと言うと驚いていたが、夫婦なんだから一緒に食べたいと言うと、嬉しそうに皮をむくための短刀を出した。

 「貴方と二人っきり。あの時を思い出しますね」

 「あの時・・・あ///」

 「私達が夫婦となったあの時。嬉しかったですよ、私の妻になる。そう言ってくれたあの時」

 「お、思い出させないでください・・・恥ずかしいです(てれ)」

 夫婦の繋がりを作った思い出に小波は顔を真っ赤にした。でも嬉しそうにアキラが皮をむくのを待ち、むき終わった時だ。

 

 「この~~!アキラ~~!勝負、て、あーー!Σ(・□・;)」

 

 どこかの猪突猛進がとびかかってきたのは。でも気配が向かってくるのが分かっていたため、とび蹴りしてきた足を掴んでそのまま庭の池にめがけて投げた。そして、一口サイズに切った桃を小波に差し出した。

 「はい、小波。あ~ん」

 「あ、あの(どっぼ~ん)、いいのでしょうか?」

 「はい?何が「無視するな!」でしょうか?何かありましたか?」

 「えっと・・・「こっち向け!」その」

 気になる小波は、どっちに対応すればいいかわからない。

 「ほら、あ~ん」

 「・・・あ、あ~ん」

 結局、欲望に負けてアキラからのあ~んを受けた。

 「いい加減にするのら!」

 「おや?全身ずぶぬれになって・・・早く湯につかった方がいいですよ」

 「お前というやつは~!こんろこそ「許さないのはこっちの方だ、兎々」みぎゃ!」

 濡れ雑巾になった兎々が怒りの一撃を出そうとしたが、上から春日の一撃を食らいそのまま地面に倒れた。

 「全く、いきなり走り出したと思ったら」

 「お疲れ様です、春日。あなたも食べませんか?」

 「おや、いいのですかな?」

 「ええ、妻の小波にはもうしてあげましたので」

 斬られた桃を差し出すと、笑顔で口を開けた春日。

 「では(ぱく)、ふむ。悪くない気分だにゃ~♥」

 「「にゃ~?」」

 「?何か変なことでも言いましたか?」

 『無自覚なのでしょうか?何か時々猫的な空気を出していることに』

 あの膝枕の一件以来、春日が時々猫に見えることがあり、猫の声みたいなことも無意識で時々言ったりする。今のように肩の力を抜いている感じの時には頭に猫耳、尻には猫しっぽの幻覚が見えたりする。

 「い、痛いれす。春日様」

 「拙の話の途中でいきなりいなくなるからだろうが!」

 「うう、れももう何回も聞いたのら・・・」

 「それでも、それを忘れたことをするから言っているんだ!」

 強く言われ、ショボンとする兎々。

 「ふむ。兎々には、先の戦いの訓示でも?」

 「ああ。武田の未来すらかかっている戦いだ。だから、説法をしていたのだが」

 「私が見えて、思わず攻撃をするために抜け出したですか」

 「・・・こんな調子では思いやられる」

 ちょっと暗くなりそうなので話の内容を変えた。すると、三河の草で代表的な家柄の服部である小波に甲斐の草と戦うと勝てるか尋ねた春日。

 

 「勝つ方法はあります。でも、ご主人様は私が妻であることに喜んでおられます。ですので、戦うことは避けたいです。もし、傷ついたりしたら悲しませますので」

 

 真剣な顔でそう言った。つまり、勝つことより、草としての立場より、アキラの傍に居続けたいという想いの籠った言葉だ。勝ちより自分を選ぶ。思わず、嬉しい気持ちになったアキラ。

 「・・・・・・(てれてれてれてれ)」

 自分の本心を言って、小波は一気に恥ずかしくなり真っ赤になった。

 「そうだな!隊の皆も夫殿の嫁だったな」

 「ええ、大切な妻です」

 「ご主人様!」

 改めて行ったアキラの言葉に、目をキラキラにして喜ぶ小波、

 「あ、暑いのら・・・何か冷たくなるものが欲しいのら」

 「ふむ、ではこれをどうぞ」

 「桃なのら!」

 兎々の呟きに反応して、アキラは桃を差し出した。するといきなりかぶりつき、あっという間に切られた分を食べきった。

 「もっとないのら!らすならさっきの所業を許してやるのら!」

 「・・・食べ物につられるとは」

 再度やれやれと思う春日。斬られていく残りの桃にもかぶりつく兎々。どうやら、桃が大好物のようだ。

 

 そして、桃大好物人間が桃を食べ終わった時だ。

 「さて、夫婦の仲の良さはここまでにして・・・夫殿一つ訪ねてもよろしいですか?」

 春日が、アキラに訪ねた。

 「昨日は驚きました。まさか、夫殿の隊が三百という少数なのに鉄砲の数が二百もあることに」

 「そ、そうなのら!あれはびっくりしたのら!」

 「なるほど、私の隊についてもっと知りたい。という事ですね」

 隊の話題が出たという事はそういう事だ。

 「ああ。本当は織田がどんな戦いや軍の使い方をしているのか。そういった内情も聞きたいのですが」

 「兎々がいろんな国の軍のいいところを見つけて書にまとめているのら。名付けてこーよーぐんかんと言うのら!」

 「ふむ・・・残念ながら織田の事は全部奥さん任せなので私もわかりません。私の隊の事なら構いませんよ」

 「「「は?!」」」

 小波もいれて、三人で驚いた顔になった。

 「おや?どうしました」

 「いや、まさか本当に聞いてもいいとは思わなくて」

 「普通は教えないのら!」

 「ご主人様、本当にいいのですか!」

 「構いませんよ(多分、参考にならないでしょうし)」

 こっそり無駄だろうと思いながら、説明に入った。

 

 隊の説明した後、二人の反応は。

 「「・・・・・・」」

 唖然としていた。鉄砲は久遠が用意してくれた。足利や姫路などの部隊も混ぜた混合部隊であることは昨日説明したとおりだが、

 『足利一葉が副大将です』

 幕府の将軍が副将。この時点で、もう参考にならない。

 『大将、副大将以外の役職は決まっていません』

 兎々曰く、それぞれの役職を持った奉行がいるはず。だが、アキラ隊は一応、奉行らしき者はいるが余り関係ない。将が別の奉行に変わることはよくあるので、これもまた参考にならない。

 『指揮する者はころころ変わる』

 主な指揮は詩乃だが、戦い次第では前線の指揮はころや梅や一葉とかに代わることもあるし、戦いの途中でいろいろ部隊の指揮者を変えることもある。これもまた参考にならない。

 

 「参考にならないのら!」

 「異能集団と聞いていたが・・・これは余りにも異質すぎる。他の隊でやろうとしても絶対にできないだろう」

 隊の変わりすぎたやり方に、怒鳴る兎々と頭を抱えながら無理と言う春日だった。

 「そういう反応になると思いましたよ。部隊を持ったのはあの隊が初めてですけど、おかしいな?とは思ってましたから」

 隣で頷く小波。やはり、春日の言う通り相当異質なのだろう。

 

 そして、話が終わった後三人と別れた。だが、そのすぐ後に

 『兎々はまだお腹が空いています!お屋形様!桃が食べたいです!いっぱいいっぱい食べたいです~(´;ω;`)』

 という声が響いたが、声が切羽詰まっているようにも聞こえた。

 『・・・どうやら、また光璃が桃を持ってきたみたいですね。光璃が大好きな兎々は相当食べたはずですけど、悲しませたくない一心で食べようとしているのですね』

 やれやれと、笑いながらそのまま歩いていると、

 

 「お~い、旦那~」

 

 声のした方を向くと、大きな器に入っているご飯をがつがつ食べている粉雪とその器にご飯をよそっている心の姿があった。

 「おや?粉雪。さっきまで綾那達と手合わせしていたのでは?」

 「それが終わったから腹減ってここに頼んで食べてるんだぜ!」

 「全く、いきなり『ここ~、ご飯~』と言ってくるんだもん」

 「へへ~、やっぱりご飯はここが作ったのじゃないとな!」

 食べ続ける粉雪を見て、まんざらじゃない心。それを見ていると少し小腹がすいてきた。さっきの桃は兎々にあげてしまったので、あまり食べてなかった。

 「私もいただいていいですか?ちょっと、小腹がすきました」

 「構いませんよ。多めに炊いてありますので」

 「おお!旦那も食べるんだぜ!あたいのおすすめは湯漬けだぜ!」

 「では、それをもらいましょうか」

 そのリクエスト通りの湯漬けをもらったが、更に梅干しが入っていた。その梅干を混ぜるように梅の味を広げて食べるとうまかった。

 「ほう~。ころと同じくらい美味いですね」

 「何!ここと同じ腕の奴がいるのかだぜ!」

 「ええ。うちの隊で蜂須賀小六というのですが、隊一番の料理上手ですよ。私も料理は出来ますが、彼女には負けます」

 「むむむ!ここ!これは負けられないんだぜ!」

 「なにが負けられないの?別に勝負しているんじゃないんだから」

 勝手にむむむ!と唸る粉雪に呆れる心。

 「今回の作戦がうまくいってアキラ隊と合流したら、食べ比べしてみたらどうです?心の料理ところの料理。どちらがうまいか」

 「受けて立つんだぜ!」

 「何で、こなちゃんが言うの・・・」

 『ころ・・・武田に違った意味で注目されていますよ』

 本人は受けるとは言ってないのに、決定してしまったようだ。しかも、受ける方も受けられる方もどっちも了承していないのにだ。

 「そう言えば、さっき光璃と会ったのですが」

 「お屋形様がどうしたんだぜ?」

 「何か言ってましたか?」

 「ええ、光璃が料理を習いたいと言いまして」

 そう言うと、二人とも驚いた。

 「はあ?お、お屋形様が!だぜ」

 「それは驚きですね。食に関することは私か薫様に任せっきりでしたから」

 「それで、光璃の料理を食べたいと言ったら、作りたいと言っていたので今回の作戦が終わったら見てやってくれませんか」

 「ほえ~~、多分それは旦那のおかげなのかも。だぜ」

 「そうだね。でも、それはいいことなのかもしれないね。分かりました」

 そう言われると嬉しかった。自分のおかげで良い方向に変わっていくのなら・・・かつての時人のように。

 「男は料理の好きな女性が好き。という情報を聞いて、しょんぼりしていたところにそれを言ったのですよ。私としてはそんなのどうでもよかったのですが・・・光璃には光璃の魅力があるのに」

 「アキラ様に喜んでもらいたい。という気持ちがあるのですよ」

 「それは分かってますけど人それぞれですし・・・そうそう、料理が得意で子供達のために頑張る心も可愛いし、ご飯を美味しそうに食べる粉雪も可愛いですよ」

 「「・・・ふえ!」」

 アキラの付け足すように言った一言に、二人は真っ赤になった。

 「あ、あの、その、えっと・・・」

 「だ、旦那・・・そ、その、だぜ。それは・・・」

 「二人とも魅力的なのですから、もっと自信を持った方がいいですよ。かわいいし、笑顔も輝いているし、素敵な女性ですよ」

 そう言いながらアキラは頭を撫でた。二人とも更に真っ赤になった。

 「こ、これが・・・詩乃達が言っていた旦那の誑し入道」

 「も、もう、これは、とっても、危険だよね・・・」

 撫でる手を払わず、気持ちよさそうに撫でられていた。

 「さて。ご飯も頂いたので、隊に戻ります。ごちそうさまでした」

 手を離して去ろうとしたところで、心が止めた。

 「あ、あの!アキラ様!・・・一つ聞きたいことが」

 「聞きたいこと、ですか?」

 「ここ、どうしたんだぜ?」

 さっきまで撫でられ、誑されかけて真っ赤だったが真剣な顔になっていた。

 

 「あの・・・太白さんの事なんですか。一回死んだって本当なんですか?」

 

 訪ねたことはアキラも粉雪もびっくりした。だが、二人のびっくりは意味が違っていた。

 「な、何を言っているんだぜ!し、死んでいたら今生きているなんて!」

 「・・・まさか、私達の会話」

粉雪は今生きているのに死んだという事実に、アキラは二人との会話を聞いていたという事に驚いていた。

 「はい・・・途中からでしたが、吹雪って人が太白さんを殺したって聞こえて」

 「・・・これは言えませんね。出来るなら本人にも聞かないでやってください」

 何しろ向こうの世界の事という事だけではなく、太白にとってもその事は辛い出来事なので言いたくないのだ。

 「そうですか。分かりました」

 「・・・気になるんだぜ。でも、分かったんだぜ」

 「ありがとうございます。あれは、太白にとって苦しい出来事ですので」

 そこで話が終わり、アキラは隊に戻っていった。

 「なあ、ここ。本当かだぜ?太白の親父が死んだって」

 「うん。本人も否定しなかったし」

 「旦那の世界でってことなのかな?旦那すら言いたくないって、親父って相当辛い死に方をしたってことなのかだぜ?」

 「・・・これは聞かなかったことにした方がいいね」

 心の言葉に頷く粉雪。空になった器を置いて立ち上がった。

 「ごちそうさまだぜ。じゃ、あたいは行くんだぜ」

 「え?まだ半分も食べてないよ。もう終わり?」

 「旦那の・・・あの誑しで、だぜ」

 「はう!そ、そうだね・・・あれは、反則だよね」

 再度真っ赤になった二人。

 『悔しんだけど、嬉しかったんだぜ。あんなに可愛いとか言ってくれるなんて初めてだったし、それに建前じゃない言葉みたいだったし・・・詩乃達の気持ちよ~く分かったんだぜ。これが惚れるってやつなんだぜ』

 『ううう~、こなちゃんのバカ!思い出さないようにしていたのに・・・アキラ様の言葉。でも、嬉しかったな・・・武将や仲間としてでなく、女の人として見てくれたことに、ちょっと照れちゃうな』

 二人も段々誑されかかっていた。

 




 
  次は三姉妹の間章です!

 太白さんは出さなかったですが、話として出しました。心が気にしていましたからね。
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