※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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 最近、この話をどう進めるかを仕事中でも考えるようになってしまった。

 アキラ以外の原作キャラをこの世界に入れるべきか・・・じゃあ、誰をいれればいいのか?そいつは敵として?味方として?

 とりあえず、この話とあと一話くらい書いたら整理するため一呼吸置きたいと思います。
 
 さあ、お待たせしました。アキラVS織田家武将達です!


六振り目 決闘と書いて遊びと呼べば、本気とも呼ぶ

 和奏・雛・犬子の三人に言われた言葉。

 

 「三人同時に相手しませんか」

 

 武人からすれば、これは完全に侮辱に値する。もちろん、三人とも自分の実力を見下されたようなこの発言に激怒した。このアキラの言葉は久遠や麦穂達も驚いた。織田家中でまだ若く鉄砲玉みたいなところもあるが、それでも自慢の武将だ。その武将を三人まとめて相手にする。しかも、相手からすればアキラはそこまで強いと思えない。

 「三若、三人でやれ」

 「怒るのは分かりますけど、確かにその方がいいですね」

 だが、そんな中で出した壬月と麦穂の言葉に再度皆が驚いた。

 「ちょっと壬月に麦穂。まさか、あいつそんなに強いの?」

 「鬼退治したことは聞いたが、それぐらいであの三若が負けるとは思えないぞ」

 「それは・・・見ればわかります」

 壬月の真剣な顔に何も言えない久遠と帰蝶。

 

 そして、決闘第一試合が始まった。でも、ひとつ言うならばこれは試合というより、

 「ぎゃあああ~~~あははははは!や、やあっやyやめろ~~!」

 「ちょ、ちょっとああ、あはははは!やめて!」

 「ほれほれ~~和奏も犬子も早く負けを認めないともっとやるよ~~」

 「どうです、雛。面白いでしょう。何しろ久遠から何でもありとのお墨付きです。こういった勝ち方も悪くないでしょう」

 「私負けてるんだけど~~まあ、面白いからいいか~~」

 「「雛の裏切り者~~、あああ、ダメダメ!やめて~~!」」

 ただのくすぐり遊びだった。今、和奏と犬子はアキラと雛にくすぐられている。ご丁寧に、武器を遠くに飛ばして取れないようにして。

 「ねえ、壬月。これが見ればわかることなの?」

 「どう見ても、ただの遊びだな」

 ジト目で壬月と麦穂を見るが、二人の顔は真剣だった。

 「麦穂、あれで台無しになっているが」

 「はい、その前までの戦いは並大抵ではありませんね」

 

  『くらいやがれ!』

  『当たるの~!』

 和奏と犬子の二人の槍の攻撃と

  『アキラ君、お覚悟!』

 雛のお家流、蒼燕瞬歩を使っての背後からの攻撃。三人がアキラを囲むようにして攻撃を繰り返していた。だが、三人の攻撃は一回も当たらなかった。

 

 「まるで後ろに目があるみたいな動きだったな」

 「ええ、それもすごいですが。一番すごいのはあやつは得物を抜かないで勝った」

 そう、アキラは刀を抜かなかった。やったことは和奏と犬子の二人の槍をつかみ遠くに投げ、その間に雛を取り押さえ負けを認めさせた。そして、その後耳打ちをして味方にしてやっと立ち上がった二人に襲い掛かって、今に至るということだ。

 「あいつは見た目以上の力と速さ。更に直感が並外れている」

 「しかも、相手の動きの予測すらできているみたいでした。これは、私達でも苦戦するかもしれませんね」

 「ああ、手加減無用じゃないといけないな」

 二人の会話に、息をのむ久遠と帰蝶。

 「・・・負けました」

 「・・・もう、ダメ・・・」

 「ああ、とっても楽しかった~」

 二人の力のない言葉にやっとアキラの勝ちとなった。

 「では、次は私が参りましょう」

 そして、家老の麦穂が前に出てきた。彼女の雰囲気で刀を抜いたが、右後ろ腰の一本だけだった。

 「二本抜かないのですか?」

 「ご安心を侮っているわけではありません。ただ、これは手合わせ。実力を知るためであり、死合うものではないですから」

 「その考えがすでに侮っている証拠ですよ。それなら、抜かせてあげましょう!」

 

 合図無しで二戦目が始まった。互いに様子を見ながら刀で打ち合ったが麦穂が構えに入った途端空気が変わった。二人の動きが一時止まったが、次に動いたのはアキラだった。久遠の家の時のように一瞬で間合いに入り、振り上げようとしたが。

 「その動きは読めてましたよ」

 その刀を止め逆に間合いに入られたが、アキラもすぐに後ろに移動し再び構えた。

 

 『ふむ、先読みのプロですか。もしくはそういう技を持っているようですね。でも、一瞬でも動きを止めれば考えられなくすれば勝機はある』

 

 そして、麦穂の闘いをすぐに分析した。

 「では、勝たせてもらいますよ!」

 ただ、突っ込んで刀を振り下ろしたが止められた。それがアキラの狙いだった。

 「さて、いつまで持ちます?」

 「く、まさか。力づくで!」

 刀同士での拮抗を作る。これがアキラの策だった。しばらくすると彼女のバランスが崩れそうになるのを見逃さなかった。そこに、腹に一撃入れて完全に崩すつもりだった。それを拳でなく掌底にしたのはアキラなりの女性への優しさだった。だけど、それがまずかった。

 「きゃ!・・・・・・・え?」

 一撃入れなくても、勝手にバランスを崩して膝が曲がった。そして、倒れないでとどまろうとしたことがまずがった。つまり、腹に掌底を入れるつもりがその腹が下に行き、実際に手で触れたのは麦穂の胸だった。

 「・・・・・・あ」

 「あ、あ、ああ、ああああ、きゃあ!!」

 悲鳴を上げてあわあわしてしまい、そこにすぐ意識を取り戻したアキラが刀を突きつける。

 「・・・・・・わざとじゃないです。一応聞きますが、続けます?」

 「いいです。私の負けで。でも・・・責任とってください!」

 「わ、わかりました。必ず、お詫びしますので」

 「や、約束ですからね!(≧◇≦)」

 ハプニングがあったが、とりあえずアキラの勝ちとなった。ただ、壬月以外の観客からすれば触りたくて触ったように見えるので軽蔑の眼差しを向けられた。

 

 そして、ついに大物が登場した。

 「さて、本気でやろうか」

 「ええ、そうですね」

 麦穂が退散して、壬月がアキラの前に立った。すでに得物の斧を持っていた。アキラももう一つの布が結ばれた刀を抜いた。

 「「・・・・・・・」」

 これもすでに始まっていた。だが、両方とも動かない。

 「これは、お互い一撃勝負ですね。小細工なしの渾身の一撃をどっちが先に入れられるか。それで決まります」

  麦穂の言葉にごくりと息を呑んだすぐ後だった。互いに自身の力を込めた渾身の一撃を決めようとした。

 「っというのは冗談です」

 「何!」

 だが、アキラのフェイントに引っかかり壬月はすでに得物を振り下ろす姿勢と勢いになってしまい、それを止めることができなかった。渾身の一撃を地面に向けて使った。そういう一撃は一度使ったすぐ後は隙が生まれる。それを見抜いてすぐ間合いに入り、刃を脇に突きつける。

 「続けますか」

 「いや、いい。私の負けだ」

 遂にアキラは五人に勝利することができた。周りは壬月が負けたことで、大騒ぎになった。その騒ぎの中、アキラはコッソリあと一人と戦おうと考えていた。

 「では、アキラの実力は「ちょっと待ってください。まだ、あなたが残ってますよ」はあ?」

 「ま。待ちなさい!あ、あなた!久遠と戦おうというの!」

 「そのつもりですが、何か?」

 とんでもない発言に帰蝶は慌てて確認した。それにあっさり肯定したアキラは久遠の方を向く。

 

 「まさか大将が戦わない。というのはなしですよね?」

 

 にやりと笑ったその顔は何かを企んでいる顔だった。

 




 な。何とか終わった~~~!!!

 三若は三人同時でも叶わなかったです。
 麦穂はちょっと原作に近いやり方で勝利!
 壬月は先にわざと打たせて、そのすぐ後の隙をついて勝利!
 ・・・ちょっと無理矢理だったかな?

 なんと久遠との対戦希望!実現するのか?
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