やはり、朝は眠たいな~~。三MENです!
煩悩先生の多忙なる日々も書くようになってこれを書く速度が少し遅くなりました。でも、頑張って続けたいと思います!では、この二人で行こうと思います・・・でも、一つ謝罪が。
・・・原作のようなエロはありません!後、今回は短いです!
隊の上洛準備も大詰めになってきた。出陣日も近くなり、アキラの仕事も徐々に増えていった。
「ふ~~、体だけでなく頭も使う作業が加わると疲れも溜まりやすいですね」
その仕事の量に、肩が凝ってきて疲れも出てきた。昼を過ぎたところでやっと久遠達との軍議も終わって美濃の岐阜城までの行程を、隊の準備をしている詩乃達に伝えたことで今日の仕事も一段落出来た。
「台所にいきますか。何か残っていてくれると嬉しいのですが」
そう思い、早速行こうとしたが、
「あ!やっと見つけた!わ~~い!お兄ちゃ~~ん!!」
向こうの廊下から、雀が嬉しそうに走ってアキラに向かってきた。
「わ~い!お兄ちゃんに抱き着き~~!」
「・・・(o^―^o)ニコ」「お姉ちゃんも抱き着けて嬉しいと言ってます!」
いつの間にか烏も一緒にアキラに抱き着いていた。
「えっと、何か用でしょうか?」
「うん!あのね、お兄ちゃん。お仕事は終わりましたか?」
「ついさっき終わりました。昼もまだだったので」
「それなら!雀達と一緒に食べませんか!」
そう言うと、雀はアキラの前に弁当を見せた。
「それはいいのですが・・・何処でですか?」
弁当にしているという事はここで食べるというわけではないようだ。
雀の話では、近くの山に登ってその頂上で一緒に食べよう!つまり遠足のお誘いだ。烏が何も言いださないところを見ると、八咫烏隊の方の準備もほとんど終わっているだろう。そう思ったアキラはその誘いに乗った。部屋にいったん戻り、置いていた刀を身に着けて門に向かって歩くと二人が手を握ってきた。
「えへへ、お兄ちゃんのお手て握るの久しぶり~」
「そうですね。越前以来ですね」
「・・・(*ノωノ)」「お兄ちゃんの手、暖かい。とお姉ちゃんは言ってます!」
「ふふ、そうですか」
あの時は庵樹と共に夫婦みたい。と思いながら歩いたことを思い出した。すると、
「おお!主様!」
「おや、アキラ殿」
漫才コンビ・・・もとい主従コンビと会った。三人で遠足に行くことを言うと、楽しんできなさい。と幽は言ったのだが、
「では!行こうかのう!」
一葉はついてくる気満々だった。でも、
「公方様。まさかついていくおつもりですか?確か今日は久遠様と話をする約束があったのでは?まさかお忘れですか?
幽が久遠達との約束のことを言うと、忘れていた顔をしながら悔しそうに諦めた。
「主様!今度は余と幽じゃぞ!」
「いや、某は「分かりました。では、次の機会に一葉と幽と双葉の四人で行きましょうね」・・・むう」
一葉の言葉に幽は断りを入れようとしたが、アキラがすぐにそれを消すように双葉の名前も出して約束した。こうでもしないと、彼女はついてこないことは既に知っているからだ。
「うむ!よくわかっておる!さすが、愛する主様!」
「・・・双葉様まで出されては反対できませんな。わかりました。某もお付き合いしましょう」
そう言うと、幽はいきなり自分のおっぱいを見せた。
「はあ?な、何を?」
「そうじゃ!いきなり」
「きゃあああ!幽さん痴女!!」
「・・・!」「公方様と同じくらい変になった?と言っております!」
主と姉妹は叫んだが、アキラは何回も見ているため冷静だった。何気に烏が主をバカにしたことを口走ったが聞こえていなかった。
「ええっと・・・ここに、ああ、あった。これをお持ちなさい」
懐におやつを入れていたらしく、それを取り出すのに胸当ての布を取ったようだ。おやつを貰えて姉妹は喜んでいるが、
「お主!主様を誘惑するとは卑怯なり!」
「公方様、某はあれを探していただけでございます」
「く!こんなことなら残しておくべきじゃった!そうすれば、余の胸に主様が釘付けじゃったのに!」
「ふふ、公方様は全部食べてしまわれたのでしょう」
服を直して去っていく主従コンビの会話を聞く限り、
『今度とはいえ、自分の敬愛なる二人の主とのデートに誘われたことが嬉しかったからそのお礼。と言ったところでしょうか』
彼女がおっぱい見せたのは、誘ってくれたお礼。という事みたいだ。
その後で雫と梅にも会い。ちゃんとアキラと行っていい。という許可を得た遠足だったことがわかり、烏が雀の行動を止めない理由も判明した。その時、彼女らからもおやつをもらい、更に上機嫌の二人。
「置いてけぼりなんて、ずるいです~~!!」
今度は門のところで綾那・鞠・歌夜に会い、三人で遠足に行くことを言うと綾那がついていきたがった。でも、鞠が空気を読んで行かせないようにして、彼女の行動の意味が歌夜もわかり、阻止する鞠の手助けをした。その時に彼女からもおやつをもらい、綾那をズルズルと引っ張って館に入っていった三人だが、
「「°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」」
二人はその様子に気づかないくらい、いっぱいになったおやつに釘付けだった。既に嬉しさマックスになっていた。
たくさんのおやつを嬉しそうに抱えて、山登りに入った。腹がすいているとはいえ、アキラも伊達に幼少時代に盗み・拾いで飢えをしのいだ経歴の持ち主。この程度であればどうってことない。何より、
「楽しいね!お姉ちゃん!」
「・・・」「お兄ちゃんもいるからもっと楽しい?うん!」
狂とゆやの子供にせがまれて、同じように手を引っ張られて散歩したことを思い出した。目が見えなくても、ちゃんと生活できることを話すと「「すっげ~~!」」と驚いていた顔を覚えている。
『私も、本来ならこうした子供を持っていてもおかしくない年齢なのかもしれませんね。愛する妻との間に子供をつくる。これに関しては真面目に考えていますが、改めてそう思うと・・・・・・少し照れますね』
戦いの中だけで生きてきたアキラだが、向こうの世界で恋を覚え、ここに来て、愛を覚え、それを実践した。それをたくさんの妻とやってきた。
『たまには一時でも刀を置くことも・・・いいかもしれませんね』
あのままずっと向こうの世界にいたら、今でも狂に挑戦していただろう。そう思いながら、少し空を見上げた。
『あの時にあの宣言をしなかったら・・・狂も刀を置いていたのかもしれないですね。狂がそれをする姿は想像できませんが・・・ゆやさんと幸せに暮らすなら、それも一つの選択肢だったかもしれないですし』
でも、やはり達成できるまでは置きたくない。そう思った時だった。
「ほ~ら!お兄ちゃんもはやく!」
「・・・」「楽しもう!と言っています!」
「・・・ふふふ、そうですね。今は、何も考えないで楽しみますか」
この楽しそうな二人を見て、純粋にそう思った。
ついに山の頂上に着いた。だが弁当を食べる前に・・・
「ふぉいふぃいめ、おふぇえひゃん(´~`)モグモグ」
「・・・(´~`)モグモグ」
もらったおやつを、既に食べている二人がいた。
「やれやれ、そんなに食べてはお弁当が入らなくなりますよ」
「ら~い、じょうぶ、れす!」
「(コクコク)」
足元には、そのおやつを包んでいた紙が落ちていた。
「まあ、ともかく・・・いったんおやつはやめてお弁当にしましょう。後、足元の髪はちゃんと持ち帰る事。いいですね」
「は~~~い」
「(コクリ)」
敷物を敷いて座り、頂上からの景色を見ながら弁当を食べた。アキラ自身気付かなかったが、その時の顔はとても穏やかな顔だった。とその顔を見た烏はこっそり思った。
弁当後もおやつもおいしくいただいたが・・・皆からもらったおやつは、結局全部雀と烏で食べきってしまった。
「う~~ん、おいしかった~~。大まんぞ~く!」
「・・・」「お姉ちゃんもとっても満足!って!」
「それはよかった・・・と言いたいですが」
上を向いたアキラ。そこには雨雲が覆っていた。
「急いでおりましょう。絶対にふってきますよ」
「ええ~。お腹いっぱいなのに~」
「・・・(ムス)」「お兄ちゃんの言う事を聞けって、うん!分かってるって!」
荷物をまとめて、急いで山を下り始めたが、まるで狙ったかのようについに降り始めた。二人を濡らさないように敷物で傘代わりにしたが、濡れてしまった。
下山途中でうまいこと山小屋を見つけてそこに避難した。だが、アキラも二人もびしょ濡れになったので裸になって、囲炉裏もあったので火をつけて暖まった。
「通り雨みたいですから、半刻もすればやむでしょう」
「そうだね。あったまってようね。お姉ちゃん!」
「・・・(*ノωノ)」「顔赤いよ?風邪ひいたの(フルフル)違う。うん、わかった」
アキラは下着姿だが、二人はすっぽんぽんだ。雀の方は別にどうってことないが、烏の方はアキラの体を見ることも、自分の裸を見られることも恥ずかしいのか、胸も股間も隠すように暖まっている。
「ほら、来なさい。温め合いましょう」
「え!いいの、わ~~い!」
「!!!」
アキラがおいでと言ったら雀は喜んで抱き着いたが、烏は顔を真っ赤にしてその場で止まってしまった。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
「・・・(〃ノωノ)」「・・・え?恥ずかしい。雀は大丈夫です!」
「それに、そのままじゃ風邪をひいちゃうよ!」
「・・・(コク)」
「お兄ちゃんとっても暖かいよ!ほら、お姉ちゃん」
「・・・(抱き)」
だが、雀の説得で烏も抱き着いた。顔を俯かせてアキラに密着してみせないようにしているが、とても真っ赤になっていた。
「さて、しっかり温まりましょうね」
「は~い!」
「(コクコクコク!)」
両サイドから抱き着いた二人をしっかり抱きしめた。しばらくすると、二人ともそのまま眠りについた。
「本当に、寝顔は子供ですね・・・こんな子供を私もいつか」
二人の頭を撫でた。すると、嬉しそうな寝顔になり自分も眠りについた。
意識が戻った時には雨も止んで、雀はまだ寝ていたが烏は起きていた。服も乾いたのか着ていた。
「おはようございます」
「・・・(こく)」
「では、山をおりましょうか」
再度頷いた烏は雀を起こした。だが、中々起きない。しかも・・・
「お兄ちゃん、雀とお姉ちゃんも、お嫁さんに・・・」
そんな寝言を言った。
「・・・!!(すちゃ)」
「ま、待ちなさい!それはヤバいです!」
その言葉に思いっきり恥ずかしくなったのか、銃口を眠っている雀に向けた。起きている時ならともかく、寝ているときはまずいと感じすぐに止めた。
「!!!(*ノωノ)」
アキラが抱きしめて止めた。すると、思いっきり顔を真っ赤にしてその場でしおらしくなって、大人しくなった。
「それより、さっき雀の寝言ですが・・・烏は私の嫁になりたくないのですか?」
「(ぶんぶんぶんぶん)」
首を左右に力いっぱい振った。
「では、なりたいのですか?」
「・・・・・・・・・」
だが、今度は首を左右にも前にも振らなかった。
「烏、あなたの意思に任せます。気持ちをしっかり聞きたいです」
烏から体を離し、彼女の前に移動した。
「ふぁああ、あれ?お兄ちゃん、お姉ちゃんに何しているの?」
ドキドキが止まらない中迫ってくるアキラ。その時、雀が目を覚ました。そこで、彼女にターゲットを変更した。
「雀、あなたは、私の妻になりたいのですか?」
「お兄ちゃんのお嫁さんですか?はい!なりたいです!」
「では、烏。次はあなたです・・・どうですか?」
雀の即答に焦る烏。
「お姉ちゃん、お兄ちゃんのことが好きならお嫁さんになろうよ!雀はお兄ちゃんのこと大好きだよ!」
「・・・」
「それにお姉ちゃん。お兄ちゃんと一緒の時は、お兄ちゃんしか見てなかったよ!」
「・・・!!」
どんどん暴露されていく気持ちと行動に、慌てて雀の言葉を止めようとするが言葉を続けた。
「雀は後悔したくないからお兄ちゃんのお嫁さんになるの!お姉ちゃんも好きなのに、言わないでそのままはよくないと思います!」
この言葉は烏の心に刺さった。恥ずかしがっていて、違いますと態度に出してずっと隠していた・・・だからこそ、雀のこの言葉は烏の心を強く前に押した。
「・・・(くいくい)」
「結論は出ましたか?」
「・・・(コク)」
頷いた彼女は想いと勇気を込めて、アキラにキスをした。ほんの数秒だったが、しっかり分かった。
「烏、しっかり受け止めます」
「お兄ちゃん!雀は!」
「ええ、雀もね」
「わ~い!お兄ちゃん、雀とお姉ちゃんをよろしくお願いします!」
「(ペコリ)」
二人ともアキラに頭を下げた。アキラはその頭を撫でて
「こちらこそ、お願いします・・・奥さん」
そう、優しく言った。
三人は着替えを終えて山を降り始めた。すっかり夕日が出ていた。
「なんだかんだで長居してしまいましたか」
「とっても楽しかったです!」
「・・・」「お姉ちゃんも嬉しいことがあってよかった!と言ってます!」
「二人が喜んだなら何よりです。では、報告をしませんとね」
「「うん!」」
二人は嬉しそうに先を歩くアキラに走って追いつき、両サイドから手を握ってアキラと一緒に館に向かって歩いていった。
『お兄ちゃん!とっても心があったかくなりました!雀、絶対に素敵なお嫁さんになります!』
『・・・好き。可愛がって』
嫁になれたことを心から嬉しく思った姉妹だった。
う~ん、書いていてアキラじゃない主人公のような気がしてきた。でも、自分としては情や愛を知ろうとしないアキラがここでどんどん変わっていくアキラとして書いているつもりですので・・・すいませんがSDKのアキラがいい!と思う方はご容赦ください。
次の二人で甲斐での間章が終わり、その次は美濃になります。次は犬猿の仲・・・でも時には竹馬の友なあの二人の当主です!