※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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 どうも!長らくお待たせしました!間章も終わり、ついに本章再開です!

 今回は坂本城到着までです!原作でのアキラ隊の間章を本章に持ってきました!


第十章 決着編
百八振り目 皆の想い・・・ついに


 

 尾張での補給も完全に終わり、次の日に清洲城を出て坂本城へ出陣。その行程の準備も全勢力ばっちりなところまで来た。この報告を午前の内に済ませ、気合入れと交流の意味を込めて、最後の大戦前の無礼講が昼から始まった。兵同士、武将同士、軍師同士、当主同士、皆が酒や食事をして大いに騒いで皆との交流と団結を深めた。ただ、全員ある一人の男の存在がいないことに少しがっかりしていた。

 

 

 その一人の男・・・アキラはというと。

 

 「皆さん、素敵な姿ですね。とても綺麗ですよ」

 

 長屋の自分の部屋にいた。そして、その部屋にはアキラだけじゃない。

 「も、もう~。お頭ったら~」

 「で、でも、お世辞でも嬉しいです!」

 「ふふ、アキラ様も素敵な格好ですよ」

 「詩乃の言う通りですよ、アキラ様。ああ、目が離せません!」

 「ああん!ハニーのこれが私を快楽の頂点に!」

 「ありがと!鞠、と~~っても気持ちよかったの!」

 「綾菜、天に昇る気分です!」

 「アキラ様。もう、腰が立ちません」

 「ご主人様の(ごく)・・・おいしい」

 「お兄ちゃん~~。雀もお姉ちゃんも、ふわふわなの~」

 「(テレテレ)」

 「えへへ。やっぱりアキラの温もりが一番だ!」

 「そうですね、時人さん。ああ、このまま時が止まってほしい」

 「今回だけは、朱雀の言う通りだな。私もそう思うよ」

 仕事でいない一葉(幽に連れていかれた)と幽を除くアキラ隊全員がいて、彼女達は全員満足そうに横になっていた。一つ共通点があり、彼女達もアキラも全員裸だった。つまり、さっきまで大乱交スマッシュお嫁ーずをやっていたという事だ。

 「正直、一葉様がいなくて助かりました」

 「ふふ、随分とはっきり言いますね」

 「詩乃の言う通りです。いつの間にか公方様が独り占めになると思いますから」

 「そうですね。私達じゃ鞠さん以外太刀打ちできなさそうですし」

 「・・・確かに、アキラとの閨に関してならあの暴れん坊はエロ朱雀すら敵わなそうだしな」

 「(うんうん)」「間違いない!とお姉ちゃんが言って・・・まだ、ふわふわな感じだよ~~」

 詩乃の言葉にアキラ・雫・歌夜・庵樹が突っ込んだが、反対はしなかった。烏も同意したが、その翻訳の雀が快楽に浸っている最中だったのか途中からできてなかった。だけど、ツッコミ役の梅もまた

 「ああん。ハニーの力強いあれが私の中にあると思うと~~」

 同じ状態であると同時に他のメンバーも内心はまだ悦に浸っているので、誰もその事には突っ込まなかった。

 

 

 その後、それぞれ襦袢を着てアキラを囲んだ。鞠と綾菜はこのままでもいい!と言い裸のままでいようとしたが、ひよと歌夜に言われてしぶしぶ着た。

 「さて、夢心地もここまでにして。ちょっと皆に聞いてみたいことがあります」

 「「「「「聞きたいこと、ですか?」」」」」

 「ええ。これから先の事です」

 真剣な顔になったので、まだ少し残っていた淫らな空気を無くして彼女らも真面目になった。

 「上洛するというのは、エーリカに会うという事ですが・・・」

 「「「「「あ・・・そうですね」」」」」

 ただ一人、京に残った大切な仲間。全員内心はとても心配していた。

 「今、彼女は大丈夫かどうか・・・それだけが気がかりです」

 「アキラ様の言う事ももっともです。私達も甲斐で久遠様から話を聞いてからは心配でした」

 「でも、エーリカさんが望んで京の残ったのなら」

 「わかってます。わかってますよ」

 両兵衛からそう言われ、アキラの辛そうな顔になった。その顔を見て、すぐにでも行きたい気持ちを必死に抑えていることを知った皆。

 「こんな気持ちは久しぶりですよ・・・」

 そこから先は口に出さなかった。何故なら、時人がいるからだ。かつて梵天丸が彼女に圧倒された時、必死に我慢していたあの時の気持ちだからだ。口に出しては彼女の気持ちを苦しめるかもしれない。だからこそ、我慢していた。

 皆もそのアキラの我慢にしんみりしてきた時、

 

 「もう~~!皆もそんなにつらそうな顔をしたらエーリカががっかりするの!」

 

 鞠の元気な声が飛んだ。

 「そ、そうですよ、お頭!エーリカさんは待ってますよ!」

 「うんうん!お頭がやるべきことは再会したエーリカさんを抱きしめる事です!」

 「そうですわね!あの人もハニーに誑されたお方。ですから、ハニーは笑顔であのお方を迎えてください!」

 「そうですよご主人様!そんな顔のご主人様は私達もエーリカさんもみたくありません!」

 「はい!雀も「コクコク」お姉ちゃんも小波ちゃんの言葉に賛成です!」

 その声にエーリカと会ったことのあるひよ・ころ・梅・小波・雀・烏は頷いた。

 「そうです!アキラ様は笑顔が一番です!」

 「私達もあの人ともっと話したいと思っています。アキラ様、それなのに暗い気持ちを持っては怒られてしまいますよ」

 「そのエーリカって娘。私達も会いたいです」

 「ああ、誑されたってことはアキラの嫁になりたいってことだし」

 「それなら仲間だ!そいつが辛いなら助けよう!」

 全然会ったことがない綾菜・歌夜・朱雀・庵樹・時人も頷いて、アキラに強い眼差しを見せた。

 「ふふ、そうですね。確かに、このままではいけませんね」

 そう言われて笑顔に戻ったアキラ。越前でした彼女とのキスを思い出した。そして、再会したら一言・・・嫁になりませんか?と言うことを決めた。もしかしたら、エーリカは越前でそれを言いたかったのかもしれない。でも、恥ずかしくて言えなかった。だから、こちらから言うべきだとアキラは思った。

 

 パン!と手を叩いて、皆の気分を今に戻した。

 「彼女とは再会した時にいろいろ話すとして・・・今は、この後何をしましょうか。時間が空いてしまいましたね」

 「アキラ様は夜の為に休んでください!」

 「ご主人様。あの、その(もじもじ)」

 「ハニーはゆったりしてください♪」

 「・・・そうですね。休ませてもらいます」

 ころ・梅から結局夜もやることを言われ、小波の情熱的な眼差しを見て諦めたアキラ。どうあがいても無駄だと理解したから、半分やけになって休むことにした。

 「アキラ様。どうぞ」

 詩乃に言われてそっちを向くと膝を叩いていた。頷いて、彼女の膝に頭を乗せた。

 「「「「ああ!ずるい!」」」」

 「ふふ、早い者勝ちです」

 「く!それなら私もやれば!」

 「仕方ありません。順番にしましょう。ね、皆さん」

 詩乃の嬉しそうな顔に皆が羨ましがり、時人も悔しがったが雫の止めに納得した。

 『・・・おやすみなさい』

 アキラは全員の相手でやはり疲れていたのか、彼女らの話は耳に入らないですぐに眠りについた。

 

 寝息を立てたのを聞いて、詩乃が人差し指を口の前にたてた。

 「すぐに眠ったね。結構疲れたのかな?」

 「私達全員を平等に愛してくれましたから。体は相当な負担のはずです」

 「でも、私達だけじゃなく他の嫁も平等に愛しているところが、アキラ様の凄いところです」

 「それがハニーですわ!そして、私が身も心も捧げた方ですわ!」

 「梅さん。それは私のセリフです」

 庵樹の言葉に歌夜と朱雀が音を立てないようにアキラの顔を見た。梅の言葉に詩乃が突っ込んだ。

 「いつも目を閉じて話をするときはちょっと意地悪な人だけど、こうして寝ている時って「可愛いです?」はい、それです!」

 「私もそう思います!おちょくって、でも守ってくれて、愛して・・・くれて」

 「草の、わ、私も。つ、妻に、し、してくれて・・・大切にしてくれて」

 「だから、大好きなんですよね。私も、皆さんも」

 「うん!鞠も、ずっ~~っと大好きなの!」

 ひよのセリフに綾菜が突っ込んでそれに同意していく皆。アキラの頭を撫でて愛おしそうな顔で見る詩乃が

 

 「では、そろそろ誰か変わりませんか?」

 

 バトンタッチを提案した。

 「え?詩乃ちゃん、いいの?」

 「はい。このまま寝顔を見続けていたい気持ちもありますが、別の角度からも見てみたいですので」

 「じゃあ、雀がやりたいです!」

 「(くいくい)」「お姉ちゃん、どうして首を横に振るの?」

 「うふふ、雀さんでは頭を落としそうですね」

 「梅ちゃん!そんなこ「(こくり)」お姉ちゃん頷かないで!」

 八咫烏姉妹の漫才を横目で見て、誰もがしたそうな顔をしていたから詩乃が決めて。という事になり、

 

 「あ、アキラ様にひ、膝枕(ドキドキ)」

 

 ひよがすることになった。これ以上ないほど嬉しそうな顔をした。

 「ひよ、どう?」

 「うん、すっごく幸せな気分・・・大好きな人を膝枕するってこんなに心が温かくなるものなの?」

 「ええ。私もさっきやって同じ気持ちになりました。そう、戦いなどどうでもいいくらいになるくらいに・・・」

 詩乃とこの膝枕の良さを分かち合うひよ。

 「それは分かります。私達も向こうの世界ではやってましたから」

 「狂との戦いの後、起きそうもないところをやったよね(まあ、私は甲斐でやったけどそれは言わなくていいか。みんな知ってるし)」

 「必死に頑張った後にこの寝顔だから・・・すっごくドキドキしたよ」

 こちらの三人も経験者なので、笑顔で話に参加した。

 「皆さん、そんなことでいいですの?これから大きな戦いがあるのに」

 「じゃあ、梅ちゃん変わる?すごく気持ちがわかるから」

 「ええ、ぜひとも受けて立ちますわ。ああ。待っていました!」

 「なんだかんだで、凄く心待ちにしていたのですね・・・」

 ひよの言葉に受けてやると待ってました!の両方を混ぜて言う梅に、若干呆れた雫。

 

 「はああ~~。し、幸せ、ですわ~~」

 

 バトンタッチをした三人目の梅は、やってすぐに顔が蕩けた。

 「どう、すっごく幸せでしょう~」

 「はい。愛しい人を膝枕するのがこんなに心温かくなるなんて・・・新しい発見ですわ~」

 思わずアキラの頭を撫でた梅。少しだけ表情が変化したが、起きなかった。

 「・・・・・・ハニーの唇(ごくり)」

 「「「「「う、梅!」」」」」

 「っは!わ、私としたことが!あ、危なかった」

 「でも、気持ちは分かるよ。以前した時、私達もこっそりしたからね」

 「「・・・(こくり)」」

 アキラの唇に見入った梅をみんなで止めた。そんな彼女に同意する庵樹と顔を赤くして背ける朱雀と時人。

 「え、えっと、次はどなたが?」

 「梅さんが決めてください」

 「いいんですの?」

 「はいです!綾菜もやりたいです!」

 「鞠もなの~~!」

 欲望に負けそうなので次に回そうとしたが、歌夜達からそう言われた。一通り彼女達を見て回って、

 

 「では、小波さんで」

 「・・・は、はい!?」

 

 小波を指名した。自分が当たるとは思ってなく心底ビックリする彼女。

 「皆さんの中でとてもやりたそうな目をしていらしたので。さ、どうぞ」

 「あ、あの!わ、私は・・・」

 「小波~。早くやらないと、アキラ様頭落ちちゃうですよ~~」

 「あ、綾菜様~」

 「ほらほら。小波ちゃん、やりたいならやりたいって言うの!アキラも、そういう小波ちゃんになってほしいって想っているの!」

 「ま、鞠様まで・・・は、はい」

 遠慮しがちだったが、綾菜と鞠にせめられて赤くなりながら梅のバトンタッチを受けた。膝に乗るアキラの顔を見て、ますます赤くなるが焦らないでじっと見る。

 「ご主人様・・・」

 「どう?小波ちゃん」

 「私は草なのに・・・とても幸せです。こんなに幸せでいいのか?と思ってしまいそうです」

 「小波ちゃんも私達と同じアキラ様の妻ならいいじゃない」

 「小波さん、遠慮はいりませんよ。それに、私は絶対にアキラ様の子を作るつもりです」

 「「「こ、こここ、子~~!!!」」」

 いきなりの詩乃の爆弾発言にひよところと雫が驚く。

 「ふふ、詩乃さん。その勝負、勝たせてもらいますわよ!」

 「鞠だって負けないの!」

 「・・・(ぼそぼそ)」「え?お姉ちゃんも!雀もだよ!」

 「その勝負、詩乃さんにだけは絶対に負けたくない!」

 「あはは、朱雀燃えてるです!」

 「でも、アキラ様の子を産む、か・・・」

 「文字通り、無明神風流殺人剣奥義・朱雀の如く燃え続けるってか?」

 「時人、うまい!」

 その言葉に梅・鞠・朱雀は燃え、烏と歌夜はそのシーンを妄想し、雀と綾菜は訳が分かってないのかただ皆の行動を面白がっている。時人の朱雀と奥義朱雀のダジャレで庵樹が座布団を一枚渡した。 

 「本当に、ご主人様と出会えてよかった・・・」

 だけど、小波は彼女達の騒ぎなど聞こえてなく、ただただアキラの寝顔をずっと集中して見続けた。アキラに抱かれた時と同じくらいの幸せな笑顔で見ていた。

 

 

 その後、小波はころに、ころは歌夜に膝枕を譲って、

 「鞠様。次どうぞ」

 

 「え!いいの!」

 

 歌夜はそわそわしていた鞠に声をかけた。

 「はい、お待たせしました」

 「雫ちゃんは?雫ちゃんも従っていたよね?」

 「鞠ちゃんの次でいいですよ。もうちょっとだけこっちで見ていたいですから」

 「わ~~い!」

 雀くらいに小さな膝枕だが、

 「すや」

 心なしかその寝顔に笑顔が浮かんだ。

 「うふふ~、アキラ、かわいいの~」

 「本当ですね・・・ああ、こんな時間がずっと続けばいいのに」

 「大丈夫だよ、ひよ。この後の戦いが終わればやまたれるから」

 「そうそう!私や庵樹がパパっとやってやるぜ!」

 「あ~~、時人ずるいです!」

 「ふっふっふ、そういう事は私に勝ててから言うんだな~(といっても、二刀流にしないと勝てないくらい強くなっているからな)」

 ぐぬぬと悔しがる綾菜。まだ一度も時人に勝ててないが、内心思っているのを見ると確実に強くなっているようだ。

 「鞠ちゃん。次お願いできますか?やりたくなりました」

 「いいよ、朱雀ちゃん!み~~んなでアキラの膝枕なの!」

 「そうだな。私も久しぶりにやるか」

 「ああ、でも雫や雀も残っているからその後でな」

 「え!いいの!庵樹お姉ちゃん、時人お姉ちゃん!」

 「(ぺこり)」「お姉ちゃんもありがとうございますって言ってます!」

 「あの、わたしは別に後でも」

 「私達はやったことがあるからね。ほら、遠慮しない」

 雀と烏が喜んで雫は遠慮しがちだったが、庵樹の一押しに笑顔で頷いた。その後、残った皆もアキラに膝枕をして幸せそうな笑顔になった。

 

 

 次の日、ついに最後の集合場所である坂本城に向けて出陣した。各勢力が気を引き締めて出陣していった。当主達も真剣な表情をして、進んでいった・・・だが、気が引き締まってない隊が一つあった。

 

 「ははは!すまんすまん!」

 「全く、まさか出陣式に遅刻はおろかでないとは呆れましたぞ」

 

 暴れることが大好きな将軍様が寝坊したため彼女を待ったアキラ隊だった。共に来た幽も呆れてながら一葉に説教をしていた。

 「幽、ありがとうございます。おかげで今日中には城に着けそうです」

 「アキラ殿は夫ですから、ちゃんと公方様の手綱を掴んでくださいよ」

 「それができるのはあなたくらいですよ。お願いしますね、愛する奥さん」

 「・・・////むう、そう言われると引き受けるしかないではないですか(ずるいですな~、そんなこと言うなんて。でも、嬉しいですぞ)」

 しっかり幽に公方を一任することに成功したアキラだった。ただ、

 

 『『『『『じろ~~~(私達にも言ってほしい!)』』』』』

 

 幽の女心を刺激することを言ったため、それを聞いたアキラ隊愛妾連合から城に着くまで鋭い視線を浴び続けた。何故、言葉に出さなかったのかというと昨日の夜、大乱交スマッシュお嫁ーずの時に全員言われたからである。唯一言われていない、忙しい一葉のお世話係の幽に気遣ったのだ。

 

 

 もうすぐで坂本城に着くとき、アキラ隊のところに早馬が来た。その早馬が何と

 「アキラく~~ん!早く来て!一大事~~!」

 連合軍の中でも速さには自信のある雛だった。つまり、火急の用レベルの出来事があったという事だ。

 「雛が来るとは、いったいどんな一大事です?」

 「あ、あのね、あのね~~!!!」

 いつもののんびりとは違い、慌てている雛。これでは話ができないので、肩を掴んで落ち着かせて一息吐かせた。

 「落ち着いて」

 「うん。お、落ち着いたよ~」

 あまりそうは見えないが、ブイサインを出すあたり気持ちに余裕ができたようだ。

 「では、お願いしますよ」

 「うん。あのね、城門前にね」

 彼女からの報告は

 

 「エーリカさんが倒れていたんだよ!」

 

 アキラの心臓を大きく動かした一言だった。

 




 
 膝枕は原作と違ってアキラは本当に夕方まで寝て・・・後はご想像通りの展開になりました。

 さあ、エーリカとの再会です!
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