※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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 今日は!リアルで忙しかった三MENです!

 今回は、間章の話です。ただ、一つに一話分使うのはネタや文字数が足りなくなると思うので、二つで一話分にしようと思います。
 でも、出ている話全部出そうと思っていません。今回は久遠と三若にします。
 
 リアルの話になりますが、飲酒運転やら暴走運転やら車の事故が多発してます。読者の皆さんも運転する人は車は「移動が便利な乗り物」という考えだけではなく、「いつでも人を殺せる凶器」という考えもしっかり持って運転するよう心がけてください。



間章1 責任はちゃんと本人がとること

 

 今アキラは久遠の家にいる。その理由は、アキラ隊の長屋に移動して久遠や帰蝶の顔を見てなかったので、寂しい思いをしているかな?と思ったからだ。墨俣の一件で忙しかったこともあるが、アキラ隊の隊長として久遠や壬月達へのいろんな報告や書類仕事にアキラ隊運営に関する勉強もあったので、なかなか時間も取れなかったが、ようやく一段落してこれたという事だ。

 「おお~い、久遠。いませんか~」

 「残念ながらいないわ」

 そう言って出てきたのは帰蝶だった。これに関してはいつも通りなのでスルーした。

 「残念です。二人で久遠をいじくって顔を赤くしてやろうと思っていましたのに」

 「ふふ、面白そうね~。今度やりましょうか」

 久遠いじりになると、帰蝶も生き生きしているように見えた。やはり、夫のかわいい一面を見たい気持ちを持っているのだろう。

 「それより、何の用?久遠は城で仕事よ。あんたと違ってね」

 「一応、アキラ隊の運営やら何やらでこちらもいろいろ忙しかったんですよ。まあ、ここでは食っちゃ寝生活でしたからそう見られるのも無理ないですが」

 「その程度で参らないでよ。久遠の夫なんだから」

 「・・・認めてくれるのですか?」

 帰蝶の言葉に少しだけ驚くアキラ。

 「一応よ!それより、もう用がないなら城に行ったら?」

 「そうですね、あなたの元気な顔を見るという用も終わりましたし」

 その言葉に驚く帰蝶。久遠だけでなく自分のために来てくれたとは思わなかった。

 「は?用事の中に、私の顔も見るのも入っていたの?」

 「もちろんですよ。私が守る人は久遠だけではありませんよ。帰蝶、あなたも守りたいと思っています」

 「・・・ふ、ふん!さっさと城に行きなさい!」

 顔を真っ赤にして、扉を閉めた。アキラは失敗したか?と思って屋敷を後にしたが、その中にいる帰蝶は

 「あああ!もう!あんなことを言うなんて~~バカバカバカバカ!!ち、違うわよ!私は、私は~~!」

 真っ赤になった頬を抑えながら床で悶えていた。

 

 

 城に着くと、三バカ・・・じゃなかった三若に会った。

 「アキラ~今、三バカと思わなかったか?」

 「そうだよ~~思っていたでしょう!壬月様と同じ顔をしていたよ」

 「その時は決まって三バカと思っている時!」

 壬月の普段の三若に対する接し方が分かったアキラ。

 「いいえ、和奏はかわいいな、と思ってましたよ」

 「なあああ、なあななな、何を言うんだ!」

 「えええ、和奏だけ?雛は~雛は~?」

 「ねえねえ犬子は!犬子は!」

 「もちろん、雛も犬子もかわいいですよ。和奏はちょろそうなところがかわいいですし、雛はいじりがいがありそうでかわいいですし、犬子はいつも笑顔なところがかわいいですよ」

 「う、うううう、そ、そそそ、そういうこと言うなって!照れるじゃないか!」

 「和奏ちん。私達ちょっとバカにされている部分もあるよ~」

 「笑顔がかわいい!えへへ~、嬉しい~~!」

 雛の注意も聞こえてないのか、和奏が照れてアキラの胸をたたいた。犬子の方はアキラの抱き着いて嬉しそうにしていた。完全にその馬鹿にされている部分を聞き流したようだ。でも、雛も悪くないと思ってアキラに抱き着く。

 「ところで、私に何か用ですか」

 「そうそう!聞きたいことがあったんだ!」

 「うん!あの一夜城ってどうやったのか気になっていたんだ~」

 「すっごいよね!たった一夜で城があるんだもの!」

 アキラの問いかけに三人は一気に照れるのをやめ、話は墨俣の一夜城の話になった。やはり、奇抜な方法での城作りだったから気になっていたらしく、説明には少し困った部分もあったが、途中からアキラの個人情報を聞き出そうとしていたのでそこを注意すると問いかけが止まったのではぐらかすことは出来た。

 一応昔の話として捨てられた頃の話をしたら一気に三人の顔が青ざめた。だが、アキラはそれが青ざめるような話とは思ってなく、不思議そうにしていた。

 

 

 その後、三人とは団子屋で団子を食べようという話になって別れて、本来の目的である久遠探しを再開したアキラ。しばらく廊下を歩いていると見たことのない男が歩いてくるのが見えた。その男がアキラに気づくと睨んできた。

 「・・・っち!」

 舌打ちまでして通り過ぎていった。分からない顔になっていると、そのすぐ後に麦穂と壬月がやってきた。二人とも焦っているように見えた。

 「どうしたのです。何やら焦っているみたいですけど」

 「あ、アキラ殿。ここに男の人がきませんでしたか?」

 「私を睨んですぐ去っていきましたが・・・何か?」

 「しまった。麦穂追いかけるぞ!」

 そう言って、二人も去っていくと、その後ろから目的の人物の久遠がやってきた。

 「久遠、何をしたのです?」

 「ははは!なあに、お前が役に立ったということだ!」

 その言葉に疑問を持ちながら話を聞くと、どうやら今川を討ち取った織田と縁・・・というより織田家の権力を持とうとして縁談の話を持ってきたどこかの勢力の使者だったらしい。だが、既にアキラという田楽狭間に舞い降りた天人を夫として迎え入れている。それを多少脚色して話したらああなったらしい。

 「全く、ホラ話もほどほどにしてほしいですよ」

 「何を言う。アキラがあの時光り輝いていたのは事実だぞ。壬月や麦穂だって見ていたのだからな!」

 「やれやれ・・・まあ、お役に立てたようで何よりです」

 「ふふん。まあ、これからもよろしく頼む」

 「ええ、あなたが作ってくれたアキラ隊もしっかりやっていきますよ」

 「そうか。もうすっかりアキラも織田家の一員だな・・・それはそうと頼みが一つあるんだが」

 厄介ごとを押し付ける灯のような笑顔みたいだ。とアキラは思った・・・そして、それは見事に命中した。

 「あの二人の足止めを頼む。我は逃げる!」

 「殿!待ちなさい!」

 「話を聞かせてもらいますよ!殿!」

 「予想はついていましたよ。二人とも、落ち着いてください」

 怒り心頭な二人から逃げ出した久遠。自分達の当主を追いかけようとする壬月と麦穂の足止めをさせられてしまった。そして、無事その頼みを終わらせて約束していた三若と食べた団子でその足止めの疲れを取る事ができた。

 

 

 その日の夜、久遠は危機に陥っていた。

 「それで殿。今回の説明をしっかりしてもらいますよ!」

 「あと、今までの城を抜け出した説教もさせてもらいます」

 「久遠、最近お昼食べてないですってね。体こわしたらどうするの!」

 家に帰り部屋に入ると、壬月と麦穂がいて、しかも後ろから結菜に座らされ囲むように三人とも座った。久遠の頭の中でこの言葉が出た。四面楚歌が。

 「ま、まて、落ち着いて話を」

 

 「「「落ち着いています(いるわ)」」」

 

 威圧が半端ない笑顔の三人に言葉が出ない。

 「アキラめ~~覚えていろよ!」

 その叫び声が説教の始まりだった。

 

 

 次の日、久遠は消耗しきった状態で城に向かい、評定中居眠りをしてしまって壬月と麦穂にまた説教を受けたのは別の話。

 

 『足止めをしろと言われましたが、説教を止めろ。とは言われてませんからね。つまり、足が止まっている状態なら説教を受ける。という解釈にさせてもらいました』

 

 アキラが壬月と麦穂の足止めに成功したのはこういう説明をしたからだ。因みになぜ帰蝶も二人に協力したのかというと、団子を食べながら三若が久遠が食事をあまりとってないと呟いたのを聞いて、それをアキラが彼女に報告したからだ。久遠の体調管理が義務の彼女だからこそ、今回の説教に参加したのだ。

 




 すいませんが、原作にあるもう一つの間章は残念ながらネタが思いつきませんでした。そのまま書くのも問題ですし・・・。

 これで完全に第一章は終了です!

 さあ、次は第二章突入です!
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