どうも、そろそろ終盤です!今回のこのタイトル、とある漫画のとあるキャラが言った言葉を使いました!
さあ、アキラは、久遠達はどうなるかな?今回は、ちょっとだけ短いです!
禁裏に向かう夕霧達の武田衆。
「ねえ、湖衣。あの黒い柱って何かな?」
「・・・これは最悪です。おそらく、鬼になる元とも言える種のようなもの。しかも、金神千里で見ても日の本のいろんな場所から出ているようです」
「つまり、この日の本に鬼がたくさん出てしまう。ということかい?」
「ええ。この近くで一番大きいのは本能寺です」
「え!そこって、お兄ちゃんやお姉ちゃんのいる!」
「・・・これは、急いだ方がいいでやがるな!」
「そうですね。禁裏に向かい、そこで拠点に兵を置き、すぐに我等も本能寺に向かいましょう」
「待ってください。もう一つ・・・あれは大和の吉野ですね。あそこも」
「皆!急いで禁裏に行くでやがる!」
『お兄ちゃん!お姉ちゃん!無事でいてね!』
大和の吉野。
「葵様!巨大な黒い柱が!」
「ええ、見えています。何でしょうか・・・何か感じたことのあるものの気配が」
「おそらくあれは、鬼の元となるこの地に眠る怨念ともいうものでしょうか。生前であれば儚い夢で終わりも、悪霊となれば毒となる」
「つまり、私がかつてかけられた呪いの根本となるもの」
「はい。そして、京にも大きな黒い柱が経っています。おそらく、あそこが」
「・・・京に行きましょう。アキラ様の元へ!」
「は!」
『アキラ様!今すぐ参ります!』
二条城。
「な、何だよあれ!何か、真っ黒な柱がいろんなところから出てるぜ!」
「すごくヤバいものですね」
「ああ、間違いなく危険なものだね。こんなものを出すと言う事は」
「黒幕の悪あがきってところだよな・・・追いつめているかどうかわからないが」
「時人さん行ってください。私と庵樹さんでここを守ります」
「だね。行ってきな。そして・・・旦那を守ってくれ。頼んだよ」
「ありがとう。行ってくる!」
『待ってくれ!アキラ!』
相模では・・・
「く!な、何だこの柱は!」
「何か嫌な予感がするわね・・・皆、いったん引き下がるわ。佐竹の方も混乱中だから背後をつかれることはないわ」
「ご、御本城様!急いでください!退路は姫野達が!」
「分かりました姉様!皆、戦は中止だ!急いでひき「今すぐここから離れなさい!」え。な、何を姉様?」
「!!朧様、下、地中からです!とてつもなくやば「ダメ!間に合わない」ああ!」
「な、う、うわああああ!」
「きゃああああ!」
「御本城様と朧様が黒い柱に!ど、どうすればいいの!」
「・・・いいこと姫野ちゃん。私達を、封印、しなさい。そして・・・あの子を、ア、キラ・・ちゃん・を、連れて、きて(どさ)」
「お、お二人とも~~!!!」
『頼んだ、わよ。あの子が、私達を・・・北条を』
日の本で多くの黒の柱が出現により、いろんなところでパニックと被害が出た。そして、最も大きい柱となっている本能寺では、
「アキラ、アキラ!」
「ど、どこに行ったの!」
「吉野もいない!」
「アキラ様。どちらに!」
「きっと吉野が連れて行ったんだよ!」
「くそ!鬼達は出続けるし!」
アキラがいなくなったことにより、大パニックに陥りかけたが、
「落ち着くです!アキラ様は、必ず戻ってくるです!」
「綾菜さんの言う通りですわ!まだ子を産んでないのです!私達を置いて、いなくなりません!」
「そうなの!鞠も、アキラの子供を産むの!」
この三人の言葉で落ち着くことが、
「違います!最初に産むのは私です!」
「ずるい詩乃ちゃん!私だって産みたい!」
「え-、お兄ちゃんの子供はこの」
「・・・」「え?自分だと言うつもりって?い、嫌だな~~もちろん二人でっていうつもりだったよ!」
できてなかったが、立ち直ることは出来たようだ。
「皆のもの!主様の子は皆で産めばいい!今は耐えるときぞ!」
「戻ってくるまで、持ちこたえる。ですな」
一葉と幽の言葉に意識を原状に戻した皆。
「そうです。皆さん、正念場(ゴゴゴゴゴ)え、また地震!」
「さっきより、大きい!な、何が!」
「・・・地中から気配が!え?お、大きすぎます!」
また来た地震に雫と歌夜が不信そうにしていると、小波が注意した。
「大きすぎるってどういう「来ます!」・・・・・・え?」
「う、うそ・・・何これ」
「大きいにもほどがある」
真琴が聞こうとしたがその大きすぎる気配が、地中から鬼が姿を現した。その姿に彼女と市・松葉は唖然とした。
「な、何なのだ・・・この大きさは」
「まるで城を相手にしてるみたいなんだぜ!」
「こ、こわいのれす!」
「か、勝てるの・・・アキラ様がいない今で」
武田衆も絶句する中、粉雪の言う通り現れた鬼がそれくらいの大きさに彼女らは見えた。周りの兵達も絶句した。兵も将も大将も、皆不安な顔をしていた。
その頃のアキラ。
「ずいぶんと面白いところですね」
「ふ、貴様を殺すにはちょうどいい場所だろう」
「むしろ、あなたの死ぬ場所だと思うのですが?」
「この鬼の数を見てそれを言える当たり、状況を分かってないみたいだな」
別の空間に飛ばされて一人で吉野と何百という鬼と対峙していた。だが、修羅場を何十回も超えてきたアキラがこの程度で心が乱れるはずがない。
「この黒い空間はあなたの心そのものという事ですね。誰もいないし、周りのものを認めようとしない。あなたにお似合いですね。王になれると言う妄想を抱いた無様な男にはふさわしい場所です」
「貴様・・・ははは!これを見てもなおそんなことが言えるというのか!」
挑発に怒りを持ったが、すぐに持ち直した吉野は手を上に掲げた。すると、
『く!大きすぎるぞ!この鬼は!』
『ちょっと!私のお家流があまり効かないなんて!』
『風林火山も押せるけど・・・効き目が余り』
紫微垣が久遠達に見せた光の映像と同じ現象が起こり、そこにはあの巨大な鬼と戦う久遠達の姿があった。
「どうだ?この鬼は。洛中の民・・・一万以上の民の命が一つにまとまったのがあの鬼だ!そして、この巨大な鬼とお前の仲間は戦っている!」
「一万以上の命を・・・あなたはどこまで人の命を見下せば気がすむんだ!」
「人はただのゴミだ!鬼こそ、朕に服従な鬼こそ、これから先の日の本にふさわしい民だ!」
「・・・・・・」
そんな発言をする吉野にまぶたを閉じるアキラ。
「そして、どうだ?その鬼に殺されるざまを見ることになるのだ。これは、貴様のせいだ。貴様がこの世界にいるから、朕に従わないから、あやつらは鬼に殺される。ははははは!いいざまだな!」
「吉野・・・一つ教えましょうか」
「何だ?命乞いか?どんなに言っても貴様は殺す!これは「くだらないですね。そんな挑発は挑発とは言わない」・・・何?」
アキラの発言にいい気になっていた吉野の顔がしかめた。
「王になるのなら、民の命をそんなゴミを見る目で見ることはしてはいけない。下のものにも生きる力がある」
「ふん!民は王の為なら踏みにじられてもどうってことない!」
「王になるのなら、責任を持つ必要がある。鬼に殺される?私のせい?お前が作り出した鬼を、何故私がその責任を負わないといけない?まさか、責任は持つことは王のすることじゃないとでもいうつもりか?」
「責任?くだらん、そんなもの王に必要ない!全て、下のものに持たせればいい!」
「最後に・・・王を名乗りたいのなら、まず努力をしろ!久遠も、美空も、光璃も、葵も、真琴も、一葉も、そして鞠も・・・皆必死な思いで、苦渋の決断をして、その立場に立って努力をしている。立つ前もまた必死に努力をしていた!それをしない貴様は永遠に王になれない!そう・・・どんな世界にいてもな!」
「王に努力だと?笑わせるな!あの女もまた同じことを言っていたな。努力をしないから何たらとか・・・選ばれたものはそんなものをする必要はない!ふん、どうせ貴様は」
だが、そこから先の言葉は言えなかった。
『ひゃあああ~~、はっああああ~~!!』
『おうおう!これはこれは、中々手ごたえのある鬼じゃのう~~!!!』
光の映像に、苦しむ久遠達の前に森親子がやってきた。
「貴様は・・・何ですか?」
しかも、この二人だけじゃなかった。
『な、何だよこれは!でっけ~~!だが、本気のアキラの方がまだ上だぜ!』
時人もやってきた。
『おう!時人!こいつをぶっ殺そうぞ!』
『ああ、アキラがいないのがおかしいけど・・・へへ、いいじゃないか!』
『いくぞ!北落師門!全力でじゃ!』
『北斗七星、やってやろうぜ!』
『『連合軍最強のコラボ・アタックだ(じゃ)!』』
村正の武器のコラボアタックが
『行くぞ!的がでかい分思いっきりぶつけられる!』
『アキラに勝つために・・・もっともっと出して来い!』
炸裂した。
『一閃千染!』
『蒼天銀星雲!』
時人の出した蒼天銀星雲の光の玉を巨大な鬼にぶつけようとしたところに、桐琴が渾身の力を込めた千染を一つだけ出してその光の玉にぶつけた。すると、大きな爆発を起こし辺り一面に強い光がはなたれ皆は目を覆っていたが、光が無くなると、何と鬼の足のみしか残ってなくそこから上の部分全部が無くなっていた。そして、その足が地面に落ちると粉になって散っていった。
『『やったぜ!』』
『す、すっげ~~。くそ!時人に母!どこまで強くなるんだよ!』
『皆のもの!あの巨大な鬼がいなくなった!さあ、今度は我らが頑張る番だ!』
『そうよ!アキラが戻ってくるまで、必ず持ちこたえるのよ!』
『アキラばっかりに頼ってられない』
『『『『『おおおおおお!』』』』』
二人のとんでもないワザと、あのどうしようもないと思っていた鬼をやっつけたことに小夜叉は悔しがった。そして、久遠・美空・光璃が兵達に喝を入れ、残っている鬼の殲滅を指揮した。
「な、な、なななななな!」
吉野は絶句した。
「残念でしたね~。彼女らは努力をしたからこそ、あれを倒す力を手に入れた。そう言えば、話の続きでしたね。貴様は・・・さあ、続きをどうぞ。言ってください」
「う、くくくううう!ふ、ふざけるな!」
アキラにゆさぶりをかけるつもりが、逆に気合の入る映像になってしまった。その事に悔しがる吉野は映像を消した。
「あと一つ、言っておきましょう。私は彼女達の心配などしていませんし、彼女達もそれをしてほしいと思っていませんよ」
「何だと・・・」
「あなたにはわからないでしょうね。かつての私もわからなかったですが・・・私と彼女達、そしてこの世界にはいない私がいた世界の仲間達とは魂の絆がある」
「魂の、絆・・・だと!」
目を開けて、今だ悔しさで震える吉野に挑発に見える笑みを浮かべた。
「ええ、その絆でつながっているからこそ、私達はお互いを心配しない。その絆で分かり合っているからこそ、笑顔でいられる。その絆が大きければ大きいほど・・・たとえ目に見えなくても、立ちふさがる壁を打ち破る大きな力となることができる!」
そして、構えに入った。左手の友情の太刀に結ばれている虎模様のバンダナを見せるように構えた。アキラにとって、絆を形としたものがそれだからだ。
「さあ、かかってきなさい!今の私は一人じゃない!たくさんの頼れる仲間がいる。愛する者達がいる!その者達との絆は貴様や鬼ごときで切れるものではない!その絆がこの私を強くした!そんな私が負ける道理など、何一つない!」
そう叫んだ時だった。
「くくく、アキラ。お前が愛や絆という言葉を使うとはな」
忘れることのできないあの漢の声が背中の方から聞こえたのは、
「え・・・」
思わず動きと思考を止めた。しかも、その漢の声だけではなかった。
「いや~、これはいいものを見れたぜ」
「うん。アキラとは思えない」
「しばらく見ない間に、いい漢になったじゃない。ま、狂には負けるけど!」
かつてのあの三人の声も聞こえた。後ろにいる四人の気配は、間違いなく向こうの世界で感じていた気配で間違いなかった。そして・・・
「アキラ様・・・戻ってきました」
その四人の後ろに、アキラが決して忘れられない女性の声が聞こえた。
「え。え・・・え」
「あ、あき、ら。様・・・アキラ様!!」
そして、その女性・・・エーリカがアキラに抱き着いた。彼女の姿はかなり変わっており、髪がアキラと同じくらい短くなり、着ている服もあの天守教用の司祭の服ではなく、巫女のような服を着ていた。
「え、エーリ、カ。エーリカ!」
「な!何故貴様が!それに、そこにいる奴らは何だ!」
アキラは混乱していたが、本人で間違いないことが分かると力強く抱きしめた。吉野もいきなり現れたエーリカと四人の・・・いや、狂・梵天丸・ほたる・灯に混乱していた。
「・・・こいつだね。エーリカちゃんを苦しめたのは!」
「女を泣かせる奴は俺が許さねえぜ!」
「ねえ、全員斬っていいの?」
「くくく、元下僕が女を抱きしめているんだ。邪魔する奴は皆殺しだ!」
しかも、エーリカの事を四人は知っているみたいだ。どんどん湧いてくる鬼に笑顔になる四人。
「ええい!貴様らも敵なら殺すまで!鬼ども全員殺せ!」
何百匹の鬼相手に四人が飛び掛かった。
「アキラ様・・・ありがとう、ございます!あの、鬼子を倒してくれて!」
「な!何故それを!」
「全ては終わってから話します。でも、ここから抜け出すことが先決です!」
「ええ!あなたが戻ってきた!今はそれだけで十分です!」
そして、アキラは彼女にキスをした。再会のキス・・・そして、夫婦のキスを。
「続きは、終わってからですね」
「(かああ)は、はい!」
そんな二人のキスシーンを、
「「ひゅ~ひゅ~あっついね~~」」
戦っている四人が見逃すはずがない。鬼をぼこぼこにしながら、梵天丸と灯はからかった。
「狂もゆやちゃんにあれくらいやればいいのに」
ほたるも鬼を燃やしながらボソッと呟いた一言に二人も頷いた。じ~~っと見られている狂は顔を背けた。
「・・・黙れほたる。アキラ!今だけは下僕に戻ってもいいぞ!暴れまくれ!」
笑いながら楽しみながら鬼を斬りまくる狂がそう言った。下僕に戻れ。それはつまり、かつてのあの五人に戻ろう。強さを求め、最強を欲し、そのてっぺんを手に入れようとしたあの頃の五人に・・・そう言っているのだ。
「ええ!では、今この時だけ・・・」
エーリカとのキスが終わり、もっとしてほしそうな彼女の額に軽くキスをもう一回だけして、彼女から離れて四人の元に向かった。
「四聖天・アキラ。参る!」
四聖天アキラが、この時復活した。
あの空間で吉野はアキラを追いつめるつもりが逆に追い詰められました。原作で出たあの巨大な鬼は時人と桐琴のコラボアタックで倒しました!この二人のタッグは個人的に見たいのと、この世界で狂と四聖天を揃えたいとも思ったので出しました!
何故エーリカは戻ってこれたか?それだけでなく、何故狂と梵天丸・ほたる・灯までいるのか?それは次回の特別編で明らかになります!