※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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 こんにちは、特別編で出したSDK側ヒロインのプロフィールか間章の続きか。ある程度考えましたが、どっちもやることにしました。

 では、スタートです。後、今回の間章はとばすつもりだった原作三章を一部入れます。


間章2‐2 これがお袋の味・・・ですか。

 『こうして、久遠の家を訪れるのもすっかり定番になりましたね・・・あ。ここは私の家でもありましたね』

 ちょっとしたお土産も持って、再び久遠邸に訪れたアキラ。今回は久遠ではなく、結菜に呼ばれたのでここを訪れたのだ。

 『家・・・そういえば、あの戦いの後にいろんなところを旅をしようと支度するために昔使っていた隠れ家に行ったら、朱雀がいたのには驚きましたね。彼女は時人と同じように私の後をついてきていましたね。庵樹さんは時人を連れ戻すためと言って、結局一緒についてきてましたが』

 向こうの世界にいた頃に、自分の後ろをついてきていた三人の女性のことを思い出した。今はどうしているのか?と考えていると扉が開いた。

 「いらっしゃい。待っていたわよ」

 「お待たせしました。珍しいですね、結菜が私を呼ぶなんて」

 「ちょっとあなたに言いたいことがあってね。さあ、入ってちょうだい・・・ねえ、大丈夫なの?あの時の傷」

 「ああ、美濃の時ですか。問題ありません、ちゃんと治療しましたから」

 「だったら、いいんだけど・・・」

 自分のせいでつけた傷の事で、少し暗い顔をしながら家の奥に行った結菜の背中を見る。

 『まだ気にしていましたか。あの時に、私の体を見てから様子がおかしいですね。一体どうしたのでしょうか』

 乙女心なのだが、アキラに理解できるはずがなかった。

 

 

 久遠の部屋に入り、お土産である豆腐を渡した。雑談をしていると、アキラが豆腐の味噌汁が好きな話になると、ちょうど昼食だから作ってみてくれ。という話になり、結菜が作ってくれた。アキラは作られた豆腐の味噌汁を見て、狂に負けた後の事を思い出した。

 

 『そういえば、狂に負けて意識を失って目を覚ますと、毎回ゆやさんが豆腐の味噌汁を作ってくれましたね。飲むと不思議と何かに包まれた心地いい気持ちになったのを覚えています・・・だからこそ、この味噌汁が好物になったのかもしれませんね』

 

 笑顔でそれを飲み、嬉しそうに「美味しいです」と結菜に伝えた。

 「そう、ありがとう(ニコ)」

 結菜もまたその言葉に嬉しそうにして、味噌汁を飲んだ。そんな様子を結菜は顔を赤くして嬉しそうに見ていた。

 『何か、我が邪魔者に見えるのは気のせいじゃないだろうな?』

 そう思いながら、空気になっている久遠だった。

 

 食事と片付けが終わった時に、結菜が真剣な表情でアキラの顔を見て話し始めた。

 「アキラ、聞いてほしいことがあるの」

 「聞いてほしいこと、ですか?」

 「ええ・・・決めたの」

 アキラの言葉に頷いてもじもじしていたが、威を決して口を開けた。

 

 「私、織田久遠信長の妻斎藤結菜もアキラ様の妻になりとうございます」

 

 「・・・は?」

 結菜の言葉にアキラは言葉を失った。

 「アキラ、ちゃんと聞いていたか?」

 「え、ええ。結菜が私の妻になりたい、ですよね。それは本気なのですか」

 何しろ、詩乃を救うまで結構毛嫌いしていた面があったのに、いきなり妻になりたいという言葉を聞けば確かに「え?」となる。

 「本気よ。あなたのあれを見て以来、ずっとあなたのことを想うようになっていったわ。あなたが久遠に告白したと聞いた時、久遠が羨ましかった。私もしてほしい。そして・・・あなたの女に、妻になりたいと心から思ったの」

 まっすぐアキラを見て自分の正直な気持ちを言った結菜。

 「そういう事だ!結菜もお前を好くようになったという事だ!」

 「・・・わかりました。結菜、あなたの真剣な想いを受けようと思います。これから先、久遠と一緒にずっと愛したいと思いますので、これからもよろしくお願いします」

 「こちらこそ・・・お願いします」

 頭を下げる結菜。その目にはうっすらの涙があった。

 

 『嬉しい・・・アキラが、私を愛すると言った。とても嬉しい!』

 

 だけど、それはうれし涙だ。心はとても喜んでいた・・・ところに、

 「ごほん!アキラ、我ら二人を愛すると言った。だから、我もそれを受け入れようと思う。でも、正妻は我だ!それは忘れるなよ!」

 さっきよりも空気になりそうだった久遠が、慌てて確認させた。

 「もちろんですよ。私は二人のことをもっと知るよう努力します。ですので、二人も私という夫がどんな人間かわかっていってください。そうすることで絆が深まり、よい夫婦になります。その例を私は実際に見ましたので間違いありません」

 狂・ゆや夫婦、京四郎・朔夜夫婦。二組ともいろんな苦悩や修羅場を潜り抜けて結ばれた。実際に見たからこそ、その言葉が言えた。

 

 「「ああ(ええ)、旦那様。よろしくお願いいたします!」」

 

 二人の笑顔の言葉にアキラも笑顔で返した。

 「ふふ、久遠。まさかあなたの口から正妻という言葉が出るなんて、私の事を本当に愛しているのですね」

 「なああ!お、おい!な、なにを、言う!」

 「あら?別に焦ることないじゃない。本当の事なんだ、か、ら。うふ♪」

 「ううう、どう知ればこやつらを困らせられるんだ~!」

 久遠の恥ずかしそうな顔を楽しそうに見ながら、

 

 『妻が二人ですか。まあ、この時代は別におかしくないですからね。しかし、持ったことがないからこれからどうなることやら・・・』

 

 そんな考えを持って、その日は二人と和気あいあいな一日を過ごした。

 

 

 

 SDK原作ヒロイン紹介(オリジナル設定)

 一人目・時人。原作終了から二年の間に、アキラに追いつこうとする気持ちからアキラと一緒にこれからも歩いていきたいという恋心に変わった。アキラがいなくなった後、目の前で父親が消滅させられたのを思い出し自分が関わると大切な人がいなくなるのでは?という思い込みをしてしまい深いショックを受ける。スタイルは原作中のゆやと同じになった。

 

 二人目・朱雀。アキラが十二神将時代に手足となって動いていた部下。何故部下になっていたのかというと、人売りの商人に誘拐されそうになったところを助けられたからだ。その頃から詩乃レベルで全てを捧げようと決めていた。アキラの隠れ家にずっといたのも、絶対に戻ってくると信じていたためである。スタイルは出雲阿国と勝負できるくらい出るところは出ている。

 

 三人目・庵樹理華。彼女は二人ほどアキラを想っていなかったが、二人がアキラがいなくなりひどく落ち込んでいるのを見て自分も本当は想っていたことに気づいた。それまでは、自分達の姉弟の一人として迎え入れる時人を連れ戻すつもりで一緒に行動していただけだった。ただし、いなくなってやっと太四老時代の時人との戦いの後のボロボロだったけど命以上のものをかけた漢のアキラの姿に密かに恋していたことにやっと気づけた。スタイルは原作と変わらない。

 

 




 お待たせしました!原作ヒロイン紹介です!オリジナル設定なので、細かいことは気にしなければ幸いです。後、間章は結菜ついに妻宣言しました!おまけに愛しているを聞き感涙しました。

 本編お待ちの読者様。お待たせしました、ついに次話で再開です!
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