※この作品はR-18です。

戦国恋姫 盲目のサムライ   作:一日三食MEN

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 こんにちは!三MENです。

 では、間章突入です!今回はあの三人と詩乃とさっそくツンデレちゃんです!


 4月8日 四人のエロ表現、追加しました!



間章13-1 いなくならないで・・・失いたくない R-18

 「昨日はひどい。いや、いい思い・・・いやいや!とんでもない目にあいました」

 頭の中に思い出される視界三百六十度のおっぱい地獄・・・ではなく天国を思い出したアキラ。

 「どうしてあんな話が出たのでしょうか・・・勢いに乗りやすいアキラ隊や森の三人ならともかく、歌夜や小波まで参加するとは思いませんでした」

 あの後、次の日まで寝てしまっていた。そして、目を覚ますと裸のまま自分に抱き着いている時人と庵樹、そして朱雀がいた。

 「アキラ様、私の裸どうでした?」

 「・・・ああ、どうして勢いに乗ってあんなことを」

 「庵樹、いいじゃないか。恥ずかしかったのは一緒だけど・・・いずれ見てもらうんだからさ」

 朱雀は満足げに、庵樹は恥ずかしげに、時人は少し照れていた。

 「・・・そうだね。アキラ、いつか抱いてくれよ」

 「庵樹、あなたの口からそれが出るとは思いませんでした」

 アキラの中の庵樹は姉としての役割を持つ存在であり、彼女の方でもアキラがいなくなるまではそういう立場に立っていようと決めていた。でも、いなくなって想いに気づいた今では、二人と一緒に想いを果たそうと決めている。

 

 「それで、アキラはどこに行くんだい?」

 「食料調達ですよ。美空は気分屋ですからね、自分の気分次第で補給が切らされる可能性もあるので・・・それに隊の隊長が黙っているのもちょっとね」

 「そうだったな、アキラって隊の頭だったな」

 時人の質問に答えて、その時に改めて隊の隊長をしていたことに気づいた庵樹。

 「さて、獲物をいれる籠を・・・」

 「どうしました、アキラ・・・」

 「「・・・」」

 籠の上にある布をめくるとアキラは言葉を失った。問いかけた朱雀も残り二人も何やっているんだ?と言う目で籠の中を見た。

 

 「アキラ様、どちらに行かれるのですか?」

 

 その籠の中にはむすっとした顔の詩乃がいた。四人はすぐに行動に出た。

 「アキラ様、こちらなら空です」

 「さてと、私達も食料調達を手伝うか」

 「なあアキラ。軽く手合わせ頼めるか!」

 「・・・四人ともその反応はいかがなものかと」

 「「「「むしろ、これしかできないと思いますが?」」」」

 不満を口にしたが、それを四倍にして返されダンマリになった詩乃だった。

 

 その後、籠から出れなくなった詩乃を出してあげ(本人は頑なに認めなかった)、食料調達をすることを伝えたが信用しなかった。一緒にいればいいと言うことになり彼女も森に行くことになった。その道中、兵達も気分転換で狩りなどをすればいいのでは?と言われ、その案に感心した。

 途中で三人と別れ、半刻後に川で集まることにしてアキラは詩乃とそのまま川に向かって、すぐに到着した。

 「では、まずは食べられる野草探しをしますか」

 「あの・・・私もいいですか?」

 「構いませんよ、見つけたら私に見せてくださいね」

 川が見える範囲で野草探しを始め四半刻後にそれなりに取れたので、川の魚も取ろうと思ったが釣竿を忘れていた。だから、見える魚を刀で刺して捕ろうとしたが。

 「あの、詩乃・・・どうしましたか?」

 「・・・やめてください」

 「別に川に入るわけではないですが?」

 「お願いします」

 詩乃が服を掴み、アキラを川に近づかせないようにした。彼女をよく見ると少し震えていた。

 「どうしたのです?」

 「・・・九頭竜川の」

 「え?でも、あれは四人がいたから「そこではありません!」な!」

 いきなり大きな声を出した詩乃。そこから感情が爆発したのか、どんどん口から言葉が出てきた。

 

 「あの時・・・桐琴さんと二人だけで殿をすると言った時、私が、私達がどんな気持ちだったか!アキラ様は知らなかったのでしょう!そして、朱雀さん達とやってきたときに背負われていたあなたを見た時、どんなに心配したか・・・どんなに不安だったか!」

 

 彼女の目から涙が出てきた。

 

 「私は、私は、アキラ様しかいないのです!・・・アキラ様の傍でしか生きていけないのです・・・お願い、ですから、もう、無茶を、しないで、ください・・・いなく、ならないで、ください・・・う、う、ううう、うわあああああ~~~」

 

 そして、アキラに抱き着いて大きな声で泣いた。ここまで号泣する詩乃は初めて見たため、言葉を失った。

 「・・・アキラ様。私達も詩乃さんと同じ気持ちです」

 「アキラ・・・どんだけ心配したと思っていたかわかるか?私達が・・・ずっと追いかけていた背中がいきなり・・・う、ぐす。いなく、なった、あの気持ちが・・・」

 背中の籠に一杯の戦利品を入れて戻ってきた。朱雀も時人も涙を出していたが、

 

 「あんたがいなくなって・・・二人の世話をして・・・でも、ずっと前をいたあんたの背中がなくなって・・・とても心に穴が開いたような感じだった・・・それで、やっと気づいたんだ。親父って、こんな気持ちをずっと、持っていたんだって・・・」

 

 ボロボロに泣いていたのは庵樹だった。

 「アキラ、いなくならないでくれよ・・・もう、嫌なんだよ。あんたと一緒じゃないと嫌なんだよ。いなくなってから気づいたんだよ・・・嫌だ、もう、本当に、いなくなるのが嫌なんだよ!」

 背中に庵樹が抱き着いて泣いた。二人も左右から抱き着いて泣いた。アキラは四人の巣の姿を見て、自分の存在の大きさを改めて認識した。

 

 

 「アキラ様・・・私は、欲しいのです。あなたの、想いを、愛を、もっと」

 アキラに抱き着いた詩乃が服を脱いで、三人も続いてついに裸になった。四人ともアキラの体のいろんなところにキスをしながら脱がせていって・・・ついに、アキラを全裸にした。

 「アキラの、すごい・・・いつも見ていたけど」

 「女として抱かれると思うと・・・これ以上なく燃えてきます」

 「朱雀はいつもそれで悶えているでしょうに・・・傷も増えたね・・・でも、それ以上に・・・ここがあんたのを欲している」

 三人は自分の割れ目から流れる蜜をアキラに見せた。

 「アキラ様・・・私も忘れないでください」

 それは詩乃もそうだった。四人とも潤んだ目で自身の蜜壺を見せていた。

 「出てますね、四人とも。では、最初は・・・泣かせてしまった人を」

 詩乃に覆いかぶさり、彼女の壺にズブズブと刀を入れた。

 「ああう!あああ、アキラ様。いい。あああ」

 「では、いきますよ」

 嬉し涙を流しながら、力の限り抱きしめた。快楽に体を支配され始めた詩乃は、どんどん体がよがっていく。

 「う、ううう、つ、辛いです。抱いてもらえるのは嬉しいけど待つなんて」

 「我慢しろ、朱雀。詩乃の気持ちだってわかるだろう」

 「そうよ、私達は最後に抱かれましょう」

 早くして。という顔の朱雀を抑える二人。その間に、

 「な、あ、アキラ様!」

 「いいでしょう。もっと、いいことをしますよ」

 せっかくのアキラの刀が詩乃の鞘から抜かれた。そして、体を百八十度回した。

 「詩乃・・・見せてもらいますよ」

 「そ、そんな!は、恥ずかしいです!」

 「それはお互い様です」

 アキラは自分の性刀を詩乃の眼前に置き、自分は詩乃の割れ目が目の前に来るようにした。一気に真っ赤になった詩乃。

 「ふふ、さあ、いじらせてもらいますよ」

 「ああうう、ああ、あ、ぴゃう!ああ、ああ!」

 「す、すっげー。詩乃が焦っている」

 「淫らですね。でも羨ましい」

 「アキラって、あんなこともするの?」

 割れ目をいじりだして、そこからくる快感と見られた恥ずかしさに体が跳ねる詩乃。自慰よりその感度は倍で、見物客もいることで更に倍になった。

 「・・・ふむ(ペロ、チュ、チュル)」

 「む~~!あ、アキラ様!」

 恥ずかしさの頂点に立ち、アキラの性刀に何かしようという考えがなかった。割れ目を舐められていくことで、どんどん淫らになり、しまいには彼女のお尻にも手が行き、それを揉み始めた。

 「あ、あ、あああ、ああああああ!」

 「いいですよ。ほらほら」

 「あ、アキラ様!お、お願いです・・・やめて」

 そう言っても拒絶しない辺り続けてほしいのだろう。だからずっと続けていくと、数分後に詩乃の体がビクンとまっすぐになったと同時に、その割れ目からたくさんの蜜が出た。彼女の快楽の頂点も立ったようだ。

 「おや、これで終わりですか?」

 ひくひくとしている詩乃から三人に顔を向けた。三人ともドキン!とした。詩乃の方はというと、二つの頂点を絶頂したことでそのまま失神したようだ。

 「いいのですか?」

 「「「・・・(コクン)」」」

 照れながら、三人とも頷いた。そして、真ん中にいた時人にキスをした。もちろん、そのまま口の中で熱い舌の戦いが始まった。

 「む、むうう!う、あ、ちゅるちゅるり」

 最初は初めての事で驚いたが、女の快感の波が来るとそれに乗って抵抗がなくなった。

 「「ちゅば、ちゅぱ、ペロペロ」」

 庵樹と朱雀はアキラの手を掴み指を舐めていた。しかも、指一つずつ丁寧に舐めていたため、いやらしく見えた。それを交代でやり、庵樹にキスの時は時人が変わり、その次の朱雀は庵樹が変わった。三人とも顔が赤くなっていき、欲情もし始めてきた。

 「では、いきますよ」

 キスが終わり、次は胸になった。

 「あう!アキラ様・・・朱雀は、う、うれし、ぴう!」

 「あ!胸・・・なあ、もっとううん!乳首、乳首、ああ!」

 「も、もっと、大きく、したい・・・揉んで。好きなだけ、揉んで!」

 真ん中の朱雀にはそのまま顔をうずめ彼女の胸を舐め始めた。両サイドの二人は自分の手を使って胸のいろんな箇所を触り、撫でり、揉んだ。

 「アキラ・・・体が、体が」

 「も、もう、熱くなりすぎて・・・何が何だが、分からなくなります」

 「頼むよ・・・ここに、ここに、あんたのを」

 快楽にやられて足に力が入らないのか、三人ともその場に座り込んだ。アキラに脚を広げて、自分の割れ目を座って見せた。

 「もちろんですよ。行きます」

 「ようやく、抱いて、もらえる。あ!ああ、い、い、痛い!い、痛い~~!」

 「と、時人ばかり・・・あ、アキラ様。朱雀は、朱雀は。あ、ああ!いた!やっと、ひく、うう、アキラ様に、もらって、くれた・・・ひく」

 「あ、ああああ!うう、い、いたい・・・女の、痛み・・・これが。ああアキラ。よかった。あんたに、あげられて」

 順番に出し入れした。女の壁を貫かれて、アキラの本当の女になれた。それが彼女らの痛みを喜びに変えた。女の壁を無くしたここからは彼女らの想いの丈をぶつける番だ。

 「私は・・・これを舐めて。んんん!あああ、びりってきた」

 「アキラ・・次、いい、よね」

 「その次が、私も、です・・・はあはあはあはあはあはあ」

 「分かってますよ・・・三人とも、順番にですけど」

 三人は下から庵樹、時人、朱雀のサンドイッチが出来上がり、今度は重なった三人の女の割れ目が目の前に現れた。

 「あ、何、これって。とても、ダメに・・あ、アキラ、アキラ・・・一緒に!」

 「ああううんん!もう、もう、舐め舐め・・が、いい、いい!」

 「詩乃が、ああなるの、わか、あああ!すごい!すごいよ!」

 誰かのを舐めているときは指で二人の割れ目の中をどんどん濡らしていき、それが彼女らの気持ちを高揚させ、更に大胆な気持ちにさせた。

 「入れて・・・さあ、ここに、入れて」

 「朱雀の、ここに、淫らな蜜を出すここに」

 「その刀で・・・私達を、堕として!」

 アキラは頷き、さっきと同じようにまた始めた。時人、庵樹、朱雀の割れ目に出し入れを繰り返していった。さっきよりも速さがあるため、三人も淫らな動きがより淫乱になっていく。汗も光って更に体の色っぽさも増したことで、アキラの情欲が更に高まる。動きが激しくなっていき、彼女らのサンドイッチが崩れそうになっていき、

 

 「「「「あああああああ!!」」」」

 

 崩れて地面に降りた三人にアキラの熱い想いが、彼女らの胸と顔にかかった。その時、三人ともアキラと絶頂したことに嬉しかったのか笑顔だった。

 

 ついに詩乃だけでなく、三人とも関係を持った。そんな三人は体に違和感を持ちながらもとても嬉しそうにしていたが・・・詩乃はというと。

 「ううう、あんな泣き顔を見せてしまうなんて・・・アキラ様にあんなところをあんなに舐められいじられるなんて・・・挙句にはそれで絶頂してしまうなんて、竹中半兵衛重治、一生の不覚です!」

 唯一アキラの持ってきた籠がまだ空だったので、その中に入って羞恥に悶えていた。

 「やれやれ。あんなに乱れさせるようにしたのはあなたでしょう?」

 「ううう!アキラ様の意地悪!」

 ますます籠の中に入ってさらに顔を真っ赤にした。

 

 『ついに三人も抱いてしまいましたね。でも、庵樹があそこまで辛い顔をしたのは初めて見ました・・・以前、寿里庵はいなくなってから大切なものの大きさに気づくと言っていましたよね・・・それが彼女達の悲しさに繋がったということですか。詩乃もここまで悲しんでいましたし、もういなくなることはしないようにしないと』

 

 籠の中で顔を振りながら真っ赤になっている詩乃を見て、必ず傍にいる決意を強くしたアキラだった。

 

 

 その後、詩乃を籠から出して皆の熱も下がったのを見計らって陣に戻った。

 「たのも~~っす!」

 そんな声と共に、陣の外には柘榴と松葉がいた。用件は美空がアキラと話をしたいと松葉に伝令を頼んで、ついでに道場破りをしたい柘榴もやってきたとの事。同じ槍使いと手合わせがしたいらしく、誰とやるのかはまだ決まっていない。

 「柘榴さん。一つ言っておきます・・・死なないでくださいね」

 「やだな~!柘榴が負けるはずないっす!」

 「いや、死なないでと言ったのですが・・・聞こえてないですね。全く何も知らないというのは幸せですね」

 そう呟きながら、柘榴の冥福を祈って松葉の後ろをついていった。

 「さっき柘榴に死なないでと言っていたけど」

 「相手は綾那か小夜叉・・・やばければ桐琴さんになりますからね。あの三人に勝つことは彼女には無理でしょう。戦国最強と戦国最凶・・・そして最後の一人は超やばい戦国最凶ですからね(しかも桐琴さんは北落師門を自在に扱えるらしいですし)・・・美空、武将が一人死んでも問題ないですよね?」

 「・・・そんなにすごいの?」

 「ええ。私の方がまだ強いですけど、柘榴さんが勝てる相手ではありません」

 びっくりしたのか、少し目を見開いてアキラを見ていた松葉。その後、美空の本陣に着くと松葉はすぐいなくなった。

 「そう言えば、柘榴は?二人で行ったみたいだけど」

 「ああ、道場破りしましたね・・・死なないといいんだけど」

 「何!ずるいわよ!相手は誰!」

 死ぬの発言より先に同乗やぶりをされたことに腹が立った美空だった。

 「さあ?槍使いのだれかですけど」

 「それならいいわ。一葉様だったら許さなかったわね」

 「いいのですか?・・・柘榴さん、死ぬかもしれませんよ?」

 「負けるじゃなくて死ぬ?どういうことよ?」

 ここでようやくその言葉に気が付いた。

 「柘榴さんも強いのは認めますが・・・隊にいる三人の槍使いはその上をいってますから」

 「何?そんなに強いのがそんなにいるの!有能な人材多すぎじゃない!」

 「そうですね、私は幸せ者です。この隊の隊長ができていることに・・・後、補給ありがとうございます。おかげで皆さんを助けられました」

 来る途中で秋子とひよに会ってその事を聞いたので、手を回した彼女にお礼を言った。

 「その分、しっかり働いてもらうわよ」

 「もちろん、しっかりやりますよ」

 「・・・やっぱり変なやつ」

 アキラの返答にジト目の美空。

 「何が変ですか?」

 「あんた、どうして自分の立場をうまく使わないのよ・・・衰えているとはいえ公方様の夫ということは相当いい立場にいるのに、全く使おうとしないなんておかしいわ」

 「そういうことですか・・・私自身が彼女達の持っている権力を使えるわけじゃないですし。過去一回、雫を隊に入れる際は一葉の力を借りましたが「女!あんた、やっぱり女のために使ったの!」・・・あなたが私を見る目が分かった気がします」

 「妥当な見方と思ってもらいましょうか。御免状を持って女をあんなに誑している奴なんだから」

 そう言われて黙るしかなかった。とりあえず話を変えることにした。

 「それはそうと・・・あなた、義理とはいえ娘がいたのですね」

 「?空の事・・・あんたまさか」

 「私が聞きたいのは、その娘さんにどういう思いを持っているか?だけですよ」

 「そう?・・・そうね。あの子は大事な子よ。この乱世の中、あの子が私を癒してくれる。笑顔にしてくれる。娘として引き取る時も私は嬉しかったわ・・・本当に大切な子よ」

 

 『これが愛情を持った親の顔というものですか・・・クビラの時に見たことはありましたが、これ以上ないほど大切なことが分かります』

 

 とても幸せな顔をする美空を見て、親は偉大なものだと分かり一層助ける気持ちが強くなった。

 「なら、必ず助けましょうね。あなたのためにも・・・秋子さんのためにも」

 「本当に変なやつ。私の弱みになるような話なのに、それを受け止めて尚且つ助けたいと思うなんて」

 「あなたも信念を持っているからですよ。絶対に娘を助けたい・・・大切にしたいという信念がね。その存在を失ってからじゃ遅いんですよ」

 「まるで、見てきたような言い方ね」

 その言葉にアキラは一瞬辛い顔になった。そして、美空はそれを見逃さなかった。

 「・・・見ましたよ。娘を倖せにしたい。その強い信念を持ったサムライを」

 「そう・・・じゃ、時が来たらお願いね」

 もちろんです。というアキラを見て、内心考えた美空。

 『・・・一瞬だけど辛そうな顔をしたわ。一体、どんな奴を見たというの?まさかとは思うけど、そいつの娘が戦いの場にいて、彼の信念を見たからこそ知ったのかしら。親の子に対する思いを。だから、こいつは空や愛菜を助けたいと思ったのね・・・絶対に言わないけど、いい男ね。そういえば、秋子がこいつの名前をよく話に出していたけど、もしかして好きになりかけている?』

 彼の、自分と秋子に対する見方を少し理解した。 

 「ただいま戻りました・・・ってアキラさん!ま、まだいたのですか!」

 そこに秋子が戻ってきた。だが、アキラを見て顔を赤くしたその姿を見て間違いないと思った美空。その秋子の背中にはボロボロになって歩くことすら出来ていない柘榴がいた。

 「柘榴、どうしたのよ・・・そんなボロボロな姿、戦でもならないのに」 

 「アキラさん・・・あの人。とんでもないの更にとんでもないのとんでもないのとんでも・・・あれ?\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?「しっかりなさい!」っは!ううう、あ、あれは人じゃないっす」

 現実を見失いそうになる柘榴を、何とか美空の喝で復帰した。

 「もしかして、桐琴さんと戦ったのですか?」

 「あの見たことない槍を持った人の事っすか・・・槍が光ったと思ったら、気づいたら地面に倒れていたっす・・・しかも、何回も攻撃していて動かせなかったっす」

 「私も見させていただきましたが、あれは不思議でしたね。あれほどの実力・・・柘榴ちゃんがあと三人いても勝てないんじゃないでしょうか?最初に戦った綾那ちゃんって子も傷一つつかないでぴんぴんしてましたね」

 秋子の不思議そうに思う顔に、美空も興味を持った。

 「ふ~~ん、そういうお家流を持っているのかしら?あなたの隊って結構興味深い連中もいるわね」

 「私は彼女らよりも強いですけどね・・・それより、私は負けても二人と戦って生き残っているあなたを賞賛しますよ」

 「ううう、そう言われると戦ってみたいっすけど・・・今は無理っす」

 柘榴の動けなさそうな姿を見て、自分が太四老時人の戦った後ってこうだったのかな?と思ったアキラ。

 「では、お大事に・・・後、秋子さん。あなたの娘さんは必ず助けましょうね」

 そう言って柘榴を下ろした秋子の右手を力強く握った。

 「あ!あ、ああ、あ、ああああちょちょちょ、ちょうでしゅにぇ!」

 「・・・何言っているかわからないわよ」

 そして、手を離して陣を出ていったアキラ。握られた手を見て真っ赤になりながらもその手を自分の頬に着けてにやつく秋子。その姿を見て溜息をついた美空。

 

 『誑しの実力がここまでとは・・・秋子、完全に堕ちたわね。これ以上ない嬉しい顔をして・・・いい男と思ったけど、それと同時に遠い男とも思えたわ。柘榴をボロボロにしたあいつの隊の連中も興味あるけど、実際に話してみて、やっぱりあいつが一番興味があるわね。もっとあいつの事を知りたいわね』

 

 彼女自身は知らなかった。そうやってどんどん知りたいという気持ちが、自分も秋子同様だんだん誑されかけていることに。

  




 詩乃にとっても、三人にとってもアキラはもう一生傍にいないとダメなくらい好きになっていること。庵樹だけはまだちゃんとアキラに想いを示してなかったので今回でそれを見せました。

 そして、美空でも娘は絶対に失いたくない思いをだして、同時に彼女の気持ちがアキラを強く意識するようになりました。

 次は誰の間章にしようかな・・・?
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