今回の間章は三河の三人にしました!
3月18日 小波、エロ表現追加。
アキラ隊にやっと補給が来たので、それぞれの将は自分の持ち場に行っていた。
「アキラ様~!」
幽と話している時にころが叫びながらやってきて、ちょっと涙目でアキラに抱き着いた。そのすぐ後にやってきた綾那と歌夜から隠れるようにアキラの背中に移動した。
「どうかなされましたか?」
「話して見なさい、ころ」
アキラに言われて話しだした。どうやら家柄を気にする余り長柄隊にやってきた綾那と歌夜に指示ができないらしい。自分は野武士上がりだが、この二人は松平の武将というのがどうしても気になってしまうらしい。
「あら?どうしたのですか?」
そこに梅がやってきて、涙目のころの事情を説明したら綾那と歌夜を鉄砲隊に誘った。
『距離を置くということですか・・・梅らしい優しさですね。ころはズバッと言われると立ち直れなくなりそうですし』
梅の意図が分かったアキラもうまい事言って彼女らを連れていくことにした。その際、幽が軽く目くばせをしたのを見た。彼女もころの愚痴と悩みを聞いてあげるつもりだろう。
その二人の心遣いに従って、早速鉄砲隊のいるところにやってきた。
「お姉ちゃん!こっちの二人が鉄砲を使ってみたいって!」
「・・・」「気をつけて使って。ってお姉ちゃんは言ってます!」
「お二人は鉄砲は初めてですよね?」
雫の質問に頷いた。
「はいです!」
「はい、これが火縄銃ですか・・・実際持つと結構重いんですね」
「ええ、でもお二人なら問題ないみたいですね」
二人にレクチャーする烏と雀。雫と梅からも教えてもらって、早速試し打ちをしたら見事に目標の枝に命中した。
『二人は集中力がありますからね。銃というのは雑念があると刀同様手元が狂ってしまいますからね・・・』
アキラも見事と思いながら、見ていると・・・
「あれ?弾が出ないです?」
「ちょっと、綾那!火縄がもうついているわよ!」
「え、え?」
「綾那さん!そのままじゃ危ないです!」
「上です!銃口を上にむけてください!」
「え、えええ!」
「は、早く向けて!」
銃口を上に向けたと同時に弾が出た。
『歌夜はまだいいですが、綾那はいまいちですね。彼女はやはり槍で光るものがありますからね』
とりあえず綾那に鉄砲は向かないと分かった。その後、梅はころと幽がいる陣に向かい、綾那と歌夜はアキラと共にそのまま別の隊のところに行った。
「許してください!」
「はや!」
小荷駄隊の指揮をしているひよに事情を説明し終わる前に拒否られた。その速さに思わず突っ込んだアキラ。
「ひよ、どうしてダメなんだい?」
「だって~~、綾那さんと歌夜さんなんですよ~~。武将さんなんですよ~!」
一緒にいる庵樹の質問に号泣しながら答える。ころ同様、びくびくしている。因みに庵樹がなぜ小荷駄隊にいるのかというと、
「ほ~ら!皆、頑張ってなの!(* ̄0 ̄)/ オー!!」
鞠の存在がいたからだ。彼女のような素直でかわいい子が妹としてほしかったとのことで、鞠の方もまた庵樹みたいな姉が欲しかったらしく、お互いいい姉妹みたいな関係でやっていけてる。
小荷駄隊は弓部隊も兼任しているということで、その弓を持たせるとそっちも一流の腕を持っていたことが分かった。
その後、別の隊に向かう途中で歌夜にころの話をした。
「すいませんでしたね・・・こんな徒労をさせてしまって」
「いえ、気にしていません。いろいろ新しいことも勉強させてもらいましたし」
「ころの事ですが」
「本当に気にしないでください。それに、ころさんの気持ちは何となくわかります・・・私も一葉様や鞠様に指揮しろと言われたら、ああなると思います」
そう言う歌夜にアキラは疑問が出た。
「・・・私には分からないですね。そんな身分なんて考えたことなかったですから」
「・・・そういうところがこの隊のいいところなのかもしれませんね。身分や立場を一切なくしているから、団結力が他の隊より強い気がします」
そう言われて、仲間達と一緒に行動したあの頃を思い出した。
「そうですね・・・喧嘩をよくしたからこそ、隠しごとをする必要がなかった。それが、人と人をつなげる一番いいやり方かもしれませんね・・・懐かしいですよ、日の本の次期将軍のあばらを折ったり、叩きのめしたり、梵天丸を氷漬けにしたあの時が」
ぼそぼそとつぶやいていると、歌夜が絶句した。
「あ、あの・・・冗談ですよね」
「いえ、本ですよ。私のいた世界の話ですが、親友が将軍様なんですよ」
「え、ええええ!そ、そんなことしてよかったのですか!!」
「大丈夫ですよ・・・そうやって喧嘩したからこそ、親友になれましたし」
笑って大丈夫と言うアキラに、冷や汗を流した歌夜。すると、今まで黙っていた綾那が口を開いた。
「アキラ様。梵天丸って伊達の独眼竜じゃなかったですか?」
「そうですが・・・綾那、よく知ってましたね?」
「とても強そうな武将は、いずれ戦うかもしれないので覚えているです!」
「そういうところだけは記憶力がいいのですね・・・」
「・・・久遠様のお城に行った時も壬月様と麦穂様は覚えていたのですが、三若の三人は・・・何度か会ってもすぐ忘れてしまって」
「少し哀れな気がしますね」
思わず三人の事を思いだしたと同時に、哀れに思った。
「「「はっくしょん!」」」
二条館のどこかで同時にくしゃみをする三人がいたそうな・・・。
その後、軍師・・・つまり詩乃のところに行くと、そこには朱雀がいた。
「なるほど・・・つまりそこに」
「ええ。こう進ませて、そこで罠に」
アキラに関してはライバルだけど、その愛するアキラを共に支える仲間でもあるので、こうしたときはしっかり仕事とプライベートを使い分けていた。
「ふむ、ここは必要なさそうですね」
「はい!綾那、頭使うとぼっか~~ん!って感じにわからなくなるです!」
「・・・それは自慢げに言う言葉じゃないわよ」
綾那の言葉に呆れた歌夜。
「ご勘弁ください!」
最後に小波のところに行ったら、ひよよりも早く拒否られた。さすがに身分をひよやころ以上に強く意識する小波に任せるのは酷と分かっていたが、一応全体も見せようと思って連れてきた。
「何だよ、別にどうってことないと思うけど?」
「どうってことあります!だって、綾那様と歌夜様と言ったら」
「それって身分の事か?まあ、自分も昔は・・・な」
小波の隣で話しているのは時人だった。早く動ける小波を見て興味を持ったらしく、速さの競争も時々している。今のところ時人が勝っているが、気配を消しても早く動ける彼女に感心しているらしく、その事を聞いているうちに仲良くなった。会話がとぎれとぎれになったのは、太四老時代の苦い思い出を思い出したからだろう。
『・・・あれ?そういえば、最近小波の気配がないことが多いですね。越後に来る前はずっとそばにいたはずなのに・・・なにかあったのでしょうか?』
綾那と歌夜との会話に焦っている小波だったが、アキラはそんな彼女に違和感を持った。
それなりの収穫もあったが、やはり前線のころの長柄隊に戻ることになった。本陣に戻るとすっかり気分も晴れたのか、ころは夕飯の準備をしていた。二人にも準備を手伝うよう言うあたり、幽と梅の活躍も無駄ではなかったようだ。
『・・・小波のところに行きましょうか。以前は鞠のおかげで皆と食事もするようになっていましたが、ここに来てからはしていないですからね』
後はさっきの違和感を突き止めるために、陣を出て小波のところに向かった。
着いたところは陣から少し離れた森の中だった。気配が陣になかったので、少し範囲を広げて探すとそこで見つかったのだ。気配の元に近づくと見つかった。
『少し寂しそうに見えます・・・やはり、何か隠していますね』
座っている小波の後ろから近づき肩に手をのせようと思ったら、
「ご主人様ですか?」
いきなり声をかけられた。
「よくわかりましたね・・・一応気配は消していたのですが」
「ご主人様なら・・・その、匂いを覚えてますので、すぐわかります」
「匂い、ですか?」
「はい、とても素敵ないい匂いです。すごく逞しくて、とても安心できて、そしていつも包まれてたい匂いです」
「・・・そう言われるとちょっと恥ずかしいですね」
匂い一つでそこまで褒められたことに、頬をかきながら少し赤くなった。
「あの・・・しばらく嗅いでいていいでしょうか?」
「ええ。構いませんよ、好きなだけどうぞ」
そう言いながら隣に座ると、匂いを吸い込むために大きく息を吸った。
「す~~、は~~、とても、いい匂い、です」
「それはよかったです・・・ところで一つ聞きたいのですが、ここ最近私の傍を離れるのは何故でしょうか?」
「え・・・あ・あの、その」
その言葉に嗅ぐのをやめて、慌て始めた。
「もしかして、隠し事・・・葵のことですか?」
小波がアキラに対しての隠し事と言ったら、彼女の事しかない。図星だったらしく驚きの顔をした。
「そういうことでしたか」
「はい・・・アキラ様。アキラ様は長尾勢に力を貸しますよね」
「ええ、葵と話しましたが・・・彼女の方は現状維持、でしょうね」
「はい・・・葵様は力を貸しません」
「でも、あなたや綾那に歌夜を隊に入れさせて・・・小波?」
だけど、小波は辛そうな顔をしていた。
「自分や綾那様や歌夜様は・・・遠ざけられたかもしれません。私達はご主人様に近づきすぎました。葵様はそれが自分の為にならないと思って」
「障害になるかもしれないから・・・ですか」
その言葉に頷いた。
「はい。だから、私の居場所は・・・もう、あそこ「波にん」え?あ、え、あああああ、ご主人様!な、な、何を!」
どんどん苦しそうな顔になる小波を抱きしめた。
「あなたはどうしたのですか?葵のところに戻りたいですか?なら、私がそう言いましょう」
「私は・・・もう戻れません。あそこは、私の居場所が・・・ないのです」
「大丈夫です。彼女は部下を見捨てるようなことはしません。必ず、あなた達三人を連れ戻しに来ます」
安心させるよう言ったが、小波は首を横に振った。
「・・・ご主人様。以前、私に本心を見つけてほしいと、言いましたね」
「ええ、それが今と何の関係が?」
「私は・・・ご主人様の傍にずっといたいのです。ずっと、ず~~っと、ご主人様の傍にいて、ご主人様のために働き、ご主人様に愛されたい・・・それが、私の本心なのです・・・そして、同時に見つけてしまったのです。葵様とご主人様、だったらご主人様を選んでしまう自分がいることを」
ずっとこらえてきたものが、目から出始めた。
「そうですか・・・葵に忠誠を誓っていたけど」
「はい・・・止められないのです。どうしようもないのです!ご主人様に喜んでもらえるなら、どんなことでもやろうとする自分がここにいるのです!でも、それが葵様の為ではない・・・そう思うと、どっちを選んでいいのか」
涙が頬を流れた。
「・・・あなたが本心を見つけてくれたことが、とても嬉しいです。同時に私の想っていることも嬉しいと思っています」
「ご主人様・・・私は、どうすれば」
アキラの服を掴んで、すがる気持ちで訊ねた。
「・・・自分の望むままに動きなさい。私もそれをしたからこそ、今の自分がいるのです」
「私の・・・したいまま」
「あなたの・・・心からのしたいと思う気持ちを、そのまま出しなさい」
「・・・分かりました。ご主人様、わ、わた・・・私を、だ、抱いて、ください」
そんな彼女の一生懸命の告白に、簡潔に言った。
「・・・あなたが私の妻になるなら」
「なります・・・ずっと一緒にいたい。ずっと、ご主人様に包まれていたい。私の心からの想いであり・・・本心です」
「ありがとう・・・小波、愛してますよ」
「ご主人様・・・」
嬉し涙を流す小波の唇にキスをした。同時に、服も少しずつ脱がしていった。
「あ、あの、その、わ、私は」
「全てを見せてください」
アキラの言葉に頷き、照れくさそうにしながら、裸にされた。
「う、ご主人様。どうぞ、た、たくさん、抱きしめてください」
「なら、お言葉に甘えて・・・あなたのその胸」
「ひゃん!」
「そのお尻」
「きゃ!」
「その唇・・・全てをいただきます」
「はい・・・ご主人様の望むままに」
二人の唇が重なって、口の中で舌も重なった。
「ちゅ、ちゅ、くちゅ、じゅじゅる。ちゅるり」
熱く燃えるキスをしながら、胸を優しく愛撫、尻をちょっと強く揉んでいった。
『ああ、ご主人様・・・もっと、私を、温めてください』
小波は体も心も段々温かくなっていった。その温かさがあの割れ目から雫となって流れてきた。
「ああ、いい匂い・・・素敵な暖かさ。冷たい思いが、暖かくなる」
アキラの匂いも間近で嗅げるので、小波は体が敏感になっていった。
「小波。そろそろ、いいですか?」
「////(こくん)」
とても恥ずかしい顔になったが、覚悟を決めて頷いた。すると、アキラは前からではなく後ろにまわりそっちから小波を抱きしめた。
「う、あ、う、後ろ、から、ですか。で、でも・・・ご主人様なら」
「・・・あなたの全てを、私に委ねてください」
「は、はい!・・・きゃ!」
近くの木に寄りかかり、アキラの性刀を彼女の蜜が出続ける壺の入り口につけた。だが、すぐに入れずに蜜で刀の手入れをしていた。
「(うずうずうずうず)あ、あの、ご主人様」
「(ニヤリ)小波~」
「はい?な、何で!!!」
自身の壺に入れないので問いかけると呼ばれたのでそちらに顔を向けると、さっきと同じキスをした。その驚いている隙に
「!!むー!むー!ぎょ、ぎょじゅじんじゃま!」
壺に刀が入った。思わずアキラを見ようとしたが、キスを続ける舌と性刀の二つの性撃にどんどん堕とされていった。
「あああ!い、いいい!も、もう!すごい!」
女の快楽、性欲、愛情が草としての彼女を捨て、アキラを愛するただの小波として悦んでいた。アキラもそんな彼女を見て胸や尻だけでなく腰や腹を触り、揉み、頬や耳や首筋を舐めていった。
「いきますよ・・・」
そして、ついに彼女の壺の中の壁を突き破った。
「こ、これが・・・女の悦び。ああ、もう、何も考えられない。ご、ご主人様、お願いです。私を、もっと、もっと、ご主人様しか考えられないくらいに・・・滅茶苦茶に」
小波の懇願に頷いた。
「わかりました。あなたの願い・・・全部叶えましょう。だけど、小波。あなたも私をあなたしか考えられないようにしてください」
「わ、私が・・・ご主人様を私しか」
一気に真っ赤になった。
「では、お願いしますね」
「が、頑張ってみます・・・愛してます、ご主人様」
満面の笑顔を見せ、そこから月明かりの下で二人だけの狂演が始まった。
「もう、もう!ご主人様の暖かさに、ご主人様の愛に、私の心がぜ、全部、溶けてしまい、そう、です」
壺をさしている刀から流れる蜜を指にかけ、それを小波の口に入れた。
「これが、私たち二人の想いと愛の水です」
「はい・・・ご主人様も」
小波も自身の壺を触れて、それをアキラの口に入れた。
「大胆ですね・・・これが、私達だけの味、ですね」
「い、い、言わないで、あう!く、くださ、い」
小波の反論も快楽を与えて止めた。また彼女とキスをして、そのまま体をいじりまくった。小波がいじられて、体中が快楽に襲われていき、よがり続けていった。それが何分も続いたが、ついに絶頂の瞬間が来た。
「ああああああ!い、い、いきます!!!!愛してます!ああああ!」
「いきましょう・・・二人だけの絶頂を!」
「はい、あ、あ、ああ、ご、ご主人様~~~!ああああ!」
「う、け、とめ、なさい!小波!」
叫んだと同時にアキラの想いが放たれて、小波の体が崩れ落ちた。地面に落ちたと同時にアキラの刀が抜かれた。
「あ・・・ご主人様のが、で、出ちゃう」
アキラの性刀から出る想いが、小波の体にかかった。小波はそれを指ですくい、口の中に運んだ。
「これがご主人様の・・・おいしいです」
自分にかかったアキラの想いを見て、手で少しずつ何回もすくい全部口に運んだ。
「ごちそう、さま、でした・・・ご主人、様」
そんな彼女を更に愛おしく思い、アキラは思わず欲で体を動かした。
その後、しばらく抱きあったが小波の理性が元に戻ると、一気に恥ずかしくなって離れてしまった。だけど、彼女もまだ足りなかったのか、着替えが終わっても再度アキラに抱き着いてきた。
「これが小波の匂いですか・・・いい香りですね」
彼女の抱きしめからは、離れようとしなかった。代わりに彼女の匂いを嗅いだ。草と呼ばれるだけあって、本当に草の匂いがした。
「あ、あの。その!わ、私・・・」
「今だけは、月もこう言ってくれます・・・私達は夫婦だと」
「・・・はい。ありがとうございます」
二人は食事を忘れたことに気づいたが、
『ご主人様・・・ありがとうございます。私は、もう離れません。ずっと、ご主人様の傍にいます。神が許す限り、ずっと・・・』
とても幸せそうに、アキラの肩枕に頭をのせる小波を見てどうでもよくなった。
ついに小波の本心が伝わり・・・そして、やっと結ばれた。 うんうん!幸せになってほしいですものね!
次の間章で終わりにします。