※この作品はR-18です。

狂愛神話~Harlem or Buddy〜   作:サナ

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咲夜VS霊夢

一匹、また一匹と次々に針で妖精メイドを刺して倒しては、

特攻を仕掛けてくる妖精メイドをお祓い棒で殴り無双していく。

 

霊夢「そろそろ諦めなさいよ…ほんと次から次へと!!」

 

数にしてもう1000は行くのでは無いだろうか?

だだっ広い空間に吐き捨てる様に文句を言う、

紅い霧の主が居るだろう上階には未だ辿り着けず、霊夢は苛立っていた。

 

霊夢「ああ…怠いわ…」

 

妖精メイドは次第に数を増していき、

とうとう潰すのに時間を要してくる。

 

霊夢「………我慢の限界ね。多少は加減くらいしてやってたけどもう良いわよね?」

 

妖精メイドが途端に怯え始め、弾幕を放たなくなった。

目の前に居る巫女から隠していたかのように殺気が溢れ出ている。

静かに燃えるように殺気を放出している彼女には、

死んでも蘇る妖精であっても怖がらずにはいられない。

あまりの恐ろしさに逃げようとした一匹の妖精を二つに裂き殺した。

 

先程まで殴って気絶させていただけのお祓い棒で妖精メイドを斬り殺している。

 

霊夢「死んでも勝手に生き返るのが妖精でしょ?ならルールの範囲内。」

 

怖れ逃げ出し始める妖精メイドを、

次々に針で穿いてはお祓い棒で斬り続ける。

その姿を鬼と見紛う者も居るだろう。

 

咲夜「貴女、博麗の巫女でしょう?初めまして私はこの館の主に仕える従者の十六夜咲夜と申します。

それにしても鬼みたいに荒々しいわね。本当に巫女かしら?」

 

霊夢「あんたは此処の住人ね、ようやっとまともそうなのとご対面ね。

さ、此処の当主を差し出しなさい?それであんたの罪は軽くしておくわ。」

 

咲夜「貴女がお嬢様に会える事は無い。罪なんて今更数えるのも面倒だから一つくらい良いわよ。一応聞くけど何の罪?」

 

霊夢「私に面倒事をさせてる罪。」

 

針が私の髪を掠める、今のは彼女がわざと外した一本だろう。

当てるつもりなら私は針を見切れずに突き刺さっていた。

加減は必要なさそうね…

 

咲夜「あら、ごめんなさいね。ではもう一つ罪を重ねさせて貰いますわ。

貴女を傷付ける罪。」

 

ナイフを腰のホルダーから取り出し戦闘の意を示す。妖精メイドは彼女に怖れを成しとっくに逃げている。

今この場に居るのは彼女と私のみ。

彼女はやる気無さげにしているが明らかな敵意は向けてきている、

 

霊夢「罪深いメイドは素敵な巫女が祓ってあげないといけないわね。」

咲夜「貴女にも罪を擦り付けてあげるわ、その服の様に血色にね。」

 

彼女が先に動き出す、針を牽制がてらに投げ正面から来る。

 

咲夜「貴女はお嬢様に辿り着くことは無い…貴女の時間は私の物。」

 

霊夢「!?」

 

彼女は驚きの表情を完成させるまでに全てが静止した。

この場にて動けるのは私のみ、此処で直接の干渉は出来ないが彼女の周囲にナイフを設置し解除と共に彼女の身体に刺さる。

 

咲夜「停止解除、時よ進みなさい。」

 

これで彼女の身体にナイフが刺さり…嘘!?

 

霊夢「っと…危ないわね。弾幕でナイフなんて物騒じゃない?」

 

咲夜「今の動き…まさか分かっていたとでも?」

 

彼女は時が進みだすと同時に身体を柔軟に動かしナイフを全て回避してしまった。

時が止まると分かっていようともあの対処は理解出来ない。

 

霊夢「別に、そんな勘がしただけよ。」

 

咲夜「勘…ですって…?」

 

博麗の巫女といえど私と同じ人間だと侮っていた、

そして時間を止める事の出来る私が優勢を取れる、いやお嬢様に会わせるまでもなく

圧倒的且つ速攻で終わらせられるだろうと。

 

霊夢「手品はそれだけかしら?」

咲夜「くっ!」

 

彼女は札を4方向に投げそれぞれが複数に散らばり此方へと向かってくる。

ナイフで数十枚の札を落とすが全てを落とす事は出来ずに被弾する。

衝撃を受け後方へと吹き飛ぶ、頭に強くダメージを受けたか血が流れてきた。

 

  幻符「インディスクリミネイト」

 

 

霊夢「盛大に撒いて来たわね、範囲の広さでも競うつもり?」

 

多くのナイフが一斉に彼女へと牙を向く、

しかし彼女はそれを物ともせず緻密な動きで回避している、

多少服が破れるくらいで身体には化擦り傷も喰らって無いようだ。

 

咲夜「簡単に避けてくれるわね、後で掃除が大変になるのだけれど!」

 

弾幕が避けられるのならば斬り込む、

それに合わせ彼女も祓い棒をナイフの軌道に合わせ振るう。

木製である筈の祓い棒とナイフにて鍔迫り合いとなる。

 

霊夢「掃除って、まさかこのナイフ全部拾ってたりする訳?」

咲夜「ええ、生憎自動回収は会得してないものでね!」

 

彼女から蹴りによって距離を置く

ナイフを壁に数本投げ彼女に対してもナイフを投げ飛ばし、

壁に投げたナイフは壁に当たると跳ね返り広がりながら博麗の巫女へと降りかかる。

 

霊夢「四方八方からって事ね、甘いわよ。」

 

  夢符「封魔陣」

 

彼女の前後左右を囲む様に狙ったナイフは全部赤い陣によって掻き消されてしまう。

 

  幻象「ルナクロック」

 

封魔陣の解除直前にて時の止まった彼女の周りに逃れられぬ程の密度を持った大量のナイフを設置し時止めを解除する。

 

  夢符「夢想亜空穴」

 

彼女は逃れられぬ筈の弾幕を以てしても逃れた、

いや緊急回避と言うべきだろうか。

そして彼女が現れるだろう場所は…

 

霊夢「立ち呆けをしている余裕があるなんてね」

 

背後より声がした、

 

咲夜「ふっ、掛かったようね!」

 

霊夢「なっ!?」

 

  光速「C.リコシェ」

 

後ろ手に投げた一本のナイフが彼女の死角より飛来するも、

彼女はギリギリ私が伏せておいた一撃を回避した、

肩からは回避し切れずと言った所か血が流れている。

 

  奇術「エターナルミーク」

 

間髪入れずに高速の青い光弾で彼女の視界を奪う、

咄嗟の事に彼女は動けず光弾から逃れられる事なく受け続けている。

いくら博麗の巫女、時止めすら物ともしない彼女でも傷を負い光速の弾幕を負っている中でならこれは避けられる事は無い。

さあ、終わりにしましょう。

 

  メイド秘技「殺人ドール」

 

血が溜まり広がってゆく、

目の前には敗北を喫した博麗の巫女、

ナイフが無数に刺さり呼吸はあるが動く事は無い。

 

咲夜「危うく殺してしまう所だったわね…人間とはいえ頑丈ね、本当に人間かしら?」

 

踵を返し彼女の元を去る、これでお嬢様の儀式というのも邪魔は入らないだろう。

 

霊夢「……何処へ行くつもり?まだ残機はあるわよ?」

 

咲夜「!?」

 

咄嗟に後ろを振り返る。

そこにはナイフを抜き落としつつ血を垂らしながら歩み寄る博麗の巫女が居た。

 

咲夜「そんな、、その傷でまだ立てる…なんて…」

 

怖い、今目の前に居るのは本当に人間なのだろうか?

あれだけのナイフを身体に受けながら彼女は平然と私の方へ歩み寄ってくる。

これが、博麗の巫女…

 

  幻符「インディスクリミネイト」!!

 

殺してしまうかもしれない、けどこのまま殺らなければ私が殺される。

もう弾幕ごっこをしている余裕は無い。

 

大量に放ったナイフは彼女を刺し貫く、これをお嬢様の元へ行かせる訳にはいかない。

 

咲夜「そんな・・一体どういう!?」

 

刺し貫き本来なら死んで当然な状態であるにも関わらずに彼女は笑っている。

 

 

咲夜「と、時符!

霊夢「悪いけれど、そこ通してもらえる?ここで止まる訳にはいかないのよ」

 

咲夜「え、」

 

動けない、何故!身体が微塵も動ごかない!!

 

咲夜「あ、なた…いっ…たい…?」

 

血濡れて笑う巫女が近づいてくる彼女の指が私に触れる、

恐ろしくも優しく触れたその指は私を容易に気絶させた。

 

 

 




お読み頂き有り難う御座います~。

今回はfateサイドは一旦止めといての東方サイドのみです~。
今更ですが、一応ストーリーとしては同時進行という事で東方サイドとfateサイドで分けて書いてたりします。


登場人物紹介は土曜までには何とか完成できればなぁ・・

ではまた来週の日曜日に投稿します。
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