???「レミィ、入るわよ」
話が終わり自室に戻ろうとするとノックされ扉が開く、入って来たのは紫色の髪をした少女。
レミリア「珍しいねパチェが図書館から出てくるなんて」
???「ええ、感じ慣れない魔力が気になって。で、それが貴方ね。私はパチュリー・ノーレッジ、宜しく。」
煉「あ、ああ宜しく俺は神龍 煉だ。』
軽い自己紹介が済むとパチュリーがジロジロと俺を見ている。
煉「あの〜、何か?」
パチュリー「へえ、魔力を溜め込んでるわね、人間でこれ程の量は珍しい。」
煉「はぁ、魔力があると言われても・・自分でも魔力溜め込んでるとか感じなかったし。」
レミリア「パチェ、コイツは記憶が無いらしいのよ。気になるなら解剖でもしてみれば?許可するわよ。」
からかうように笑みながら解剖とか言うな。住ませるとか言ったのに速攻でデッドエンドとか勘弁願いたい。
パチュリー「遠慮しておくわ。多少の興味はあれどそうまでするつもりは無いし。そうそう博麗の巫女を迎え撃つ準備は出来たわよ、殺さないくらいで動けなくする程度には調整してある」
レミリア「オーケー、パチェ。数日も経たずして済ませてくれるとは流石は我が親友ね。」
パチュリー「あれだけの量と調整には苦労したわよ…」
レミリア「殺すだけなら楽なんだけどねぇ。殺さずして倒すが此処のルールらしいから。迷惑かけたわねパチェにも。」
パチェ「レミィがルールに乗るとは意外よね、以前の貴女なら誰であれ殺し奪っていたというのに」
レミリア「それは昔の話さ、ルールに乗った上で勝利し我々が何者かを示す。そして勝利した事が此処に知れ渡れば自ずと人間も妖怪も平伏するでしょう。」
パチェ「はいはい、で?この人間もまさか異変に協力させるつもり?」
煉「住ませてくれる代わりに戦力になれという命令を受けてな。承諾したは良いけどもどう戦えばいいんやら…」
レミリア「そうそう、それでパチェの所に行こうとしたらナイスタイミング。コイツの魔力を簡単に出させる事出来ない?」
パチェ「私はいつから便利屋扱いなのかしら。何か礼が欲しいものだわ…」
レミリア「ならコイツを秘書にでもさせてあげるわよ」
パチュリー「却下」
煉「即答されると相当キツイんだが!」
パチュリー「まあいいわ、武器とコイツの魔力を直結すればそれなりに魔力を発現させれる。素人でも扱える様に調整はかけとくから」
レミリア「サンキューパチェ。流石は我が友ね。」
パチュリー「じゃあそろそろ戻るわ。で貴方は明日図書館に来るように場所は咲夜とかレミィにでも連れて貰いなさい。」
俺は手振りで了解のサインだけしてパチュリーは出て行ったが流石にあの却下の即答は傷付いたな。
レミリア「さて、じゃあそろそろ貴方は寝ときなさい。部屋の場所覚えてるでしょ?」
煉「まあそんな入り組んでなかったからなんとか。」
ドアを開け外に出ると少し離れた所に俺を吹き飛ばした女性が立っており、此方に気付くと走り出して勢い良く頭を下げた。
???「ほんっっっとにすいませんでしたあああ!!!」
煉「おう!? ああ、あの時の…。別に無事だし結果的に野宿は避けられた訳だし大丈夫だよ。というか起きないからと言って起こそうとしたのは軽率だったし」
???「いや、でも寝ながら侵入する気も無い人間にいきなり無礼をしたのは私ですし…寝てましたから加減とかしなかったでしょうし・・」
煉「あ~…腹に強めのストレートは効いたな。格闘でも得意なのか?」
???「はい。中国拳法をそれなりにですね〜。そういえば名前言ってませんでしたよね?私、紅美鈴と言いましてこの紅魔館で門番してます。あ、それと私は人では無く妖怪だったりします。」
煉「見た目妖怪な雰囲気全然しないんだが…俺は神龍 煉。訳あってか名前以外の記憶が全く無いんだ。んで明後日に異変に協力しろって条件で住まわせて貰える事になってな、これから宜しく頼む。」
美鈴「え!?貴方が協力する事になったんですか!?いくらなんでも咲夜さんじゃないんだから…あ、でも魔力を有してるみたいですし人間と言っても咲夜さんみたいに能力があるとか?」
煉「能力は分からんが俺の魔力を何かを通して出せる様にはしてもらえるらしいしなんとかなるかな。」
美鈴「そうですか…少し不安ですが出来たらカバーしますよ、それでは時間も遅いですしここら辺で私は門に戻ります。おやすみなさい」
煉「ああ、おやすみ。」
美鈴と話してる内に自室に着いた、しかし何故だろうか。彼女達とは初めて会った筈だなのに何故か懐かしい感じがする。まあ、気のせいだろうな。
お読み頂き有り難うございました。
語彙力が無い故に変な所あるか不安でございまする・・
次話はまた来週の日曜にでも・・