今回は初めて、R-18のものを書かせていただきました。
最初はつまらないのかもしれませんが、どうぞ最後まで読んでもらえれば嬉しいです。
それでは始まります。
静かに満月が光を放つ夜のビル街、ビルのあちこちで点灯をつけている。その様はまさに地上で光り出す人口の星々だ。そんな街のビルの隙間で一人の男が座り込みながら四角い箱を開けようとしていた。その箱には、ダイヤル付きの扉が付いている。つまり、金庫だ。それも、両手で持つほどのサイズだ。男は金庫を開けようとするが全く開けられず苛立ちを覚えていた。
「だーちくしょーっ!!ぜんっぜん開かねえじゃねえか!」
苛立ちのあまり、思わず男は空に向かって叫ぶ。しかし、金庫はみじんも開く様子はなかった。
「くっそー、良い金があると思って盗んできたのはよかったが、ダイヤルの番号なんて知らねえってーの!」
男の名前は
ガン!!ガン!!ガン!!
かかと落としをしていくうちに金庫は徐々にへこみだしダイヤルも外れてしまう。
「こんの!いい加減に開きやがれってーの!!」
ガン!!ガシャン!!
最後の叫び声とともにかかと落としを食らわしたことにより、金庫の扉の留め具が千切れ陥没する。
「おっといけねえ、ついやりすぎちまったか?」
空牙は特に慌てる様子もなく壊れた金庫の扉を引きはがし、中身を見る。中には大量の札束が詰め込まれていてそれに空牙は喜んだ。
「おお、やっぱ大金入ってんじゃねえか、はっはっはっ!!」
札束を見て喜びそのまま寝転ぶ。
「あーあ、この金で明日は何買おっかなあ~♪」
寝ころんだ状態でズボンのポケットから一枚の紙きれを出す。そこに記されているのは宝の在処だった。
「そういえば、あいつ元気にしてっかな・・・」
宝の在処を記した紙切れを見て思い出す。かつて、それを『雷遁の対魔忍』と呼ばれる少女に拾ってもらったことがあったことを。
「・・・まあ、考えても俺の盗みとは別の仕事してんだし、あんまり関係ないか」
紙切れをズボンのポケットに入れてそのまま眠ろうとしたその時、近くで騒ぎ声が聞こえた。
正確には空牙の近くにあった
ガシャン!
『何事か!?』
『敵襲!!敵襲!!対魔忍が侵入してきたぞ!』
空牙はその一連の騒ぎを聞いて立ち上がり、どこから出したのか右手には赤をベースに植物の蔓を思わせるような黄色の模様が描かれていて空牙の身の丈を超える長さの槍が握られていた。
「・・・なんだよ、人さまが心地よく寝ようとしてる手のによお・・・!それに今対魔忍って言ったか!?」
空牙はそう言って水たまりを見る。そこには、ビルの入り口から煙が噴き出しその中に二人の女性と思われる影を見つける。
「・・・あいつがいるかどうかわかんねえけど、宝探しついでに拝みに行きますか・・・」
空牙は水たまりを踏みつける。するとまるで吸い込まれるようにして水たまりの中に入る。いや、正確には水たまりに映っている世界に向かった。
いかがでしたか?
自分の中では主人公のイメージはfateのクーフーリンになっています。
そういえば、最近、fateエクストラが発売されましたね。自分も実際やってみてとても面白いです。
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