一応自覚しているのですが、こっちの方が面白いんじゃないか?と考えた結果ですので生暖かく見守ってください( ̄▽ ̄;)
具体的にはチチのキャラですかね。単なる甘えん坊のロリと化しています(苦笑)
***side ???***
…なんだ。
…いったいあれはなんなのだ。
わたしの作った数々の兵器をものともせず、あまつさえメタリック軍曹などはやつの尻尾を振った衝撃波で消し飛ばされる始末。
おまけに人造人間8号を軽く上回るパワーだと…?
…わたしが手塩にかけて育ててきたレッドリボン軍を壊滅させてくれたのは実に恨めしいが、それ以上にあの男の強さが気になる。
あれは、いやあれこそが、わたしが求める究極の人造人間、究極の戦闘生物の雛形として相応しい。
可能ならば思う存分に解剖してやりたいところだが、あやつを改造しようにも手持ちのコマではどうにもならんな。
…ふむ。まずはやつの体細胞を採取するとしよう。基地の兵士を犯していたから体液の採取には困らんだろう。
あとは、できれば新鮮な体組織が欲しいな。指一本あればクローンを作るのにも十分なサンプルとなるが。
それこそ、猫の首に鈴をかけるネズミのごとしだな。
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ふふふ、ふはは!僥倖とはこのことか!
武道家らが集う天下一武道会にヤツが参加していたと聞き、スパイメカを派遣してみればとんでもない拾い物をした。いずれ小型のモノを作るつもりではあったが、今回はまさに僥倖であったわ!
ヤツの血の一滴でもと思ったが、まさか文字通り指が三本も手に入るとはな。
これだけあればヤツのクローンでさえ作ることができるが…それでは面白味がないな。
なにより驚くべきことに、切り離されて数日は経過しているにも関わらずこの指は生きている。恐らく本人に簡単な縫合手術を施せば、数日で問題なく動かせるようになるだろう。
…そうだ、この細胞を今研究している有機組織ベースの人造人間に使えばいい。
わたしが今研究している永久エネルギー炉と合わされば、究極の人造人間をも上回る空前絶後の戦闘兵器が作り出せるぞ!
そして、いくつもの生物の優れた部分を組み合わせた究極の人造人間『セル』。あれの完成も、これがあれば早めることができるかもしれん。
惜しむらくは、すべてにおいてまだまだ時間がかかることだな。わたしの体もそう長く生きていられるわけではない。年齢から来る衰えもあるからな。
いざとなればこの身を人造人間へと改造することも考えるか。
くく、それもまたいいだろう。無敵の人造人間達を従えて今度こそ世界を征服してくれる。
***side out***
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***side 悟空***
なんか俺のいない内に天下一弟子入り大会が終了したらしい。
まあ当然か。レッドリボン軍()をぶっ潰している間はともかく、バイオレットやらチチやらと乳くりあってたせいでそれなりに時間を費やしたことだしな。
にしても帰っていきなりマイに押し倒されるとは思わなかった。考えてみればいざこれからヤりまくるぞってタイミングでドラゴンボールの回収だったしな。
あ、ちなみにドラゴンボールはさっさとピッコロ神にぶん投げてきた。全身にくまなく当たってめりこんでいたが、ボールは壊れていないし問題はないだろう。ミスターポポが慌てていた気がする。
そういえばドラゴンボールの大きさと色が変わっていたな。いや具体的にどうと言われると困るが、サイズが一回りほど大きくなっていたし、中の星の色も黒くなっていたな。
「あ…あ…」
「はぅ…あぅ…」
そして目の前にはピンク色の性器を大股開きに晒す二人がテーブルの上下に倒れている。
なにがあったかを振り返ろう。
出迎えるなりいつもの軍服姿で出迎えたマイはリビングでいきなり俺のズボンを引きずり下ろすと、自身の肉欲優先とばかりに逸物をしゃぶり舐めはじめたのだ。
随分我慢させてしまったのだなぁ、と途中からイラマチオに移行してマイの喉奥をごりごり抉っていると、視線を感じて振り向けばそこにはチチの姿が。
リビングにあるテーブル横でマイの口を犯していたので俺はチチを手招きすると、彼女をテーブルの上に横たわらせる。チチの存在に気づいたマイだったが、そのまま尻尾で顔を固定してイラマチオを繰り返す。
一度射精した精液を飲み込んだことでイッたマイの口を休む間を与えず犯し続けながら、チチの幼い性器を丹念に味わっていく。ついばむようなキス、膣の入り口浅瀬まで舌をねじ込んだディープキス、複数のキスを交互に繰り返してチチの性器をとろかせる。
そうした行為を一時間ほど繰り返して目の前の光景が出来上がったのであった。
もちろん、何回彼女達がイッたからといってここで終わりなはずがない。俺の逸物は数度の射精を繰り返しながらもまるで萎えずにそそり立っている。
とはいえ普通に犯すのもワンパターンだな。よし、少し工夫してみるか。
まずイラマチオで股間を散々に濡らしたマイは、尻尾で犯してやることにした。尻尾の長さを伸ばせるだけ伸ばし、彼女の全身を絡めとる。
巻き付かれた尻尾のせいで彼女のボディラインが浮かび上がり、口を犯され続けたことで上気した表情と相まってとても扇情的だ。そうして結果的に触手プレイの様相と化したマイの性器へ、容赦なく尻尾を挿し入れた。
「ぐふぅ…!うああああああ、んんんんっっ!」
不意打ち気味に挿入された尻尾に身悶えするマイだが、俺は彼女が抵抗した分だけ感度増幅の気を送ることでその抵抗を徐々に弱めていく。
ちなみにだが尻尾はしっかり性感帯になる。武器として振るう場合もあるが、あれは感覚を麻痺させたうえに気で強化しているので成り立つ。とはいえ逸物とは違う部分も多いので、これだけでイくことはない。
そしてマイを翻弄する傍らで、俺はチチの未だ慣れない未熟な性器へ逸物を挿入していく。
「…くひっ!きゃう、う、あ、あ、あ、あっ!」
少しずつ入れることでチチの声が断続的に響く。
まだ性行に慣れない彼女の性器を一息で貫くことは負担にしかならないので、こうしてゆっくり挿入するのだが、幼いながらに女になったチチの表情は見ているだけで射精してしまいそうなほどにイヤらしく歪んでいる。
「あがっ、尻尾が、お腹、ごりごりじて、いぎゅう…っ!」
さっそくマイがイッた。どうやら尻尾は子宮ごと遠慮なく犯していたらしい。逸物と違って長さに制限がないから子宮壁まで叩いていたみたいだな。
「…ふきゅ、んふっ、悟空さまぁ」
チチは比較的浅いところをえぐっていたものの、それでもうっすらと盛り上がる下腹を見ればそこに逸物があるのが見てとれる。
…押したらどうなるのだろうか。
「…はふ、悟空さま?ひあっ!あ、だめだ、そこは押しちゃだめっっ!!」
ほんの好奇心で盛り上がった下腹を押してやったのだが、そこがちょうどチチの性感帯を刺激してしまったらしく、彼女はもがくようにして暴れる。当然だが俺の逸物は入ったままなので、逸物は刺激されてさらに固さと太さを増す結果になる。
「はにゃああっ!?おなかのなかで、悟空さまがさらにおっきくなってるべっ…!!」
内臓を押し上げる形になってしまったのか息をつまらせるチチだが、俺はどうにか体裁を取り繕うとするチチの姿を崩してやりたくなり、さきほどよりもしっかりと手を下腹の膨らみにのせる。
「ご、悟空さま…!それは、ほんとうにやめてほしいだ…!おら、あたまがおかしくなっちまうだよ…!」
「そうか、ではたっぷり乱れてくれ」
「え…?おぎゅうううっっ!!!」
下腹を本来の位置に戻す強さで押しながら、俺はチチを壊さない程度の激しさで注挿し始める。
子宮口をノックし、膣のなかがすべて俺の逸物で埋め尽くされるなか、外から膣の弱い部分を刺激され続けるチチの表情は尻尾に犯され続けるマイに劣らないほどにとろけている。
「も、もうらめ、尻尾の味覚えちゃう、尻尾の毛でごしごしされてイクの覚えちゃう…!!」
「おらのおなかが、ごくうさまの形にされちまう…!ごくうさま、ごくうさまーっ!」
一際高い興奮が近づき、二人は同時に絶頂を迎える。
「ああああっっ、イク、イクのぉぉっ!!」
「飛んじまう、あたままっしろになっちまうーっ!!」
潮を吹きながら同時に達した二人へ、マイにはひときわ強い感度増幅の気を送り込み、チチには感度増幅と回復の気を混ぜながら、俺は射精した。
30秒は続いた長い射精によってチチのお腹はわずかに膨らみ、まるで妊婦のようになっている。
マイは全身を濡らし、尻尾によって散々えぐられた膣穴はぱっくりと開いてしまっている。
チチは少し休ませることにして、次はマイを味わうことにしよう。
「ふんぐっ!?かはっ、ご主人様、あ、ご主人様のが入ってきまし、たっ…♪」
俺は尻尾を“ある程度”もとの長さに戻すと、マイを持ち上げいわゆる駅弁スタイルで彼女の膣へと逸物を挿入する。
そして、無防備な尻の穴へと尻尾を突き挿した。
「ひきゃあああっ!!お、おしり、おしりのあながああっ!」
深々と尻の穴に尻尾を挿されたマイは、きれいにまとまった黒髪を見る影もないほどに振り乱しながら絶叫する。
「文字通り穴が埋まるほどに出してやるよ…!」
そう耳元にささやく俺に対して、すでに言葉を話せないほどに消耗したマイは膣を締め付けることで了承の返事をするのであった。
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で、例のごとく目の前には今やり過ぎて気絶しているマイとチチがいる。
あえぐ二人に気をよくした俺は、そのまま気が済むまでーーー具体的には8時間ほどーーー交代で抱いていたのだが、さすがにやり過ぎたのか今は二人とも痙攣しながら気絶してしまった。
だがおかげで大分腰が軽くなった。まあブルマやランチを妊娠させたときはこんなものじゃなかったのだから、孕ませようと思えばもっと抱く必要があるのだろうが。
とりあえずは二人とも疲れているようだし、後戯をしながら汚れを落としてやるとするかね。
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あれから結局体をきれいにしつつ、マイに3回、チチに4回してしまった。マイはポルチオセックスだったので、運がよければ孕むかもしれない。
さて、そんな風に女達へ思いを馳せる俺の前には俺の弟子として厳しい戦いを勝ち抜けてきた三人が正座している。
左から順に、ナム、ギラン、チャパ王だ。
…見事なくらいにZの面子がいねえな。ひょっとしたらヤムチャが紛れてるんじゃないかと思ったが、そんなことはなかったぜ。
「まあ、とりあえずそんなに畏まらなくていいぞ。特にチャパ王、あんただって大会優勝者だろうに」
そう言うと正座して顔を伏せていたチャパ王は厳かに顔を上げる。
「…いえ、わたしはこれまで自分を達人だと偽り驕り高ぶってきました。あのとき師匠と武天老師様の武を観るに辺り、目を覚まさせていただいた次第です。どうぞ、如何様にも申し付けていただいて構いませぬ。是非とも私にご教授してくださいませ…!」
引くぐらい尊敬されてしまっているようだ。まあその熱意は買おう。俺の弟子になることを選んだ以上、文字通り死んでも強くなるしかないのだから。
俺が内心でそう思っていると、背筋をぶるりと震わせたチャパ王が不思議そうに首を傾げていた。
「悟空さんよ、俺も弟子入りに名をあげさせてもらってこうしてこの場に来させてもらったわけだが、俺は別にあんたを認めたわけじゃないんだぜ」
その言葉に横に並んだチャパ王とナムから殺気が飛ぶが、ギランは素知らぬ顔だ。ほう、胆力はそれなりにあるみたいだな。
「みたいだな。だがせっかくここまで来たんだ、お前もそれなりに強いんだろうし、せっかくだからもっと上を目指してみちゃどうだ?」
「もっと上だあ?俺は今でも最強だぜ!あんたも面白い冗談を言うんだな!」
いきり立ったギランが立ち上がり、チャパ王が制止に入ろうとするが、俺はそれを手で制して自分が立ち上がる。どうやら天下一弟子入り大会ではギランが優勝したらしい。それも余裕を残しての勝利だったので、自分は誰よりも強いとうぬぼれてしまったのだろう。
「そうだな、それじゃあこうしよう。俺と腕相撲して、勝ったら帰ってもいい。賞金として1億ゼニーつけよう、どうだ?」
「はっはっは、1億ゼニーだと!そんな大金、出せるもんなら「ほらよ」出して…み、ろ」
俺が腰のポーチから出したホイポイカプセルには今も財宝が詰まっている。今回もそれを適当に出したんだが、それを目にした三人が目を見開いて固まっている。
「細かいところまではわからんが、大体1億ゼニーだ。ああ、ちなみにこれは俺個人が手に入れた金だから、カプセルコーポレーションから盗んだとか言われることはないぞ、安心したか?」
「するかっ!?く、くそっ、ほんとに俺が勝ったらこの財宝はもらっていいんだな!!」
目を血走らせつっこんでくるギラン。財宝を見て気が引けているんだろうが、手が震えてるぞ。
そのままチャパ王が用意してくれた机に手を起き、俺とギランは手を組み合って向かい合う。
「おう、もちろんだ。ほれ、お前の好きなタイミングではじめていいぞ」
「な、舐めやがってえぇっ!その腕へし折ってやるっっ!」
そう言って全力で腕を倒そうとしてくるギラン。だが俺の手はびくともしない。
「どうした。せめて1ミリぐらい動かしてみろよ」
煽ってみるが憤怒の形相で力をこめるギランに言葉が届いているか、返事がないのでわからない。
なのでひとつ、徐々に力を入れていってみる。
「ぐぎぎ…!ぐ、がああっ!」
叫ぶギランだが腕は徐々に押し込まれていく。無理に力を入れているので、このままやり続ければいずれギランの腕が折れるだろう。
次第に泡を吹きはじめた彼を見てナムが止めようとするが、俺がそれを許さない。
ゴグッ
鈍い音を立ててギランの腕が折れた。
ギランはうつむいて震えているが、悲鳴だけはあげていない。こんなに根性があるやつだったっけか、と疑問に思いながら、俺はギランを無理矢理立ち上がらせ向き直る。
「どうだ、自慢の怪力で負けた気分は」
「…」
「最悪か、そりゃそうだろうな。ましてや腕まで折られたんだ。俺のことが憎くてしょうがないだろう」
言いながら俺は折れたギランの腕を診察する。…ふむ、少しずれているだけで特に問題ないな。さっさと継ぎ治してしまおう。
「だがな、お前が負けたのも事実だ。悔しかったら強くしてやるから、何度でもかかってこい。…よし、治ったぞ」
「くそっ、言わせておけばふざけんな!折れた腕が一瞬でなお、ってやがる。痛みすらねえ…!どうなってんだ…!?」
もはや呆然とした様子のギランだが、単にお前の体が認識するより早くズレた骨を継いで回復の気でくっつけただけだよ。痛みもないならお前さんの回復力が元から高いんだろ。
ギランはしばらく放っておくか。そのうち戻ってくるだろ。
「さて、それでナム。お前さんはまず村をどうにかするぞ」
「いえ、その説は本当にありがとうございました。ですが村へはすでに奥方が配備していただいたジェットフライヤーが、水が満載のホイポイカプセルを届けております。これ以上の厚遇はさすがに私も心苦しく…」
「気にするなって、元々俺が勝手に言い出した話なんだからよ」
それからナムの村へ行き、唯一の水源だという今は干上がっている川に近づいていくと、徐々にギランの顔色が悪くなっていく。
ああ、思い出した。
「なあギラン、ちょっと聞くがお前さんの故郷ってどこだ?」
「いや、その、ちょっと俺腹の具合が…」
「い い か ら 答 え ろ」
「あががががっ!やべ、やべでぐれえええっ!」
肩をつかんで痛覚を増幅。クルミを握りつぶす程度の力だが、尋常ではない痛みだろう。
いったん離してギランの息を整えさせる。
「で?」
「…ぐ、ぐぅぅ。ちくしょう、なんで俺がこんな目に「ほう」すいませんでした」
その場で土下座するギラン。
詳細を聞いてみれば、この川の上流にはギランの仲間らが住んでおり、ギランもそこが出身だという。
ある日、自らの必殺技であるグルグルガムが如何に強力かをわからせようと、川をせきとめるほどの量を吐いて放置していたらしい。
よほど痛覚増幅が堪えたのか、ナムに謝りながら泣いていた。
俺からはグルグルガムをどかす際にデコピンで吹っ飛ばすのを見せた上で「次はこうなるからな」と脅しておいた。あれだけ生意気だったギランだが、一連の騒動ですっかり大人しくなってしまったようだ。
それから一度西の都に戻ると、ブルマと詳細を詰めてナムの村周辺の水源開発を進めた。
会社を巻き込んでの事業となるのでそこは利益が求められるところだが、ブルマが開発中の水力発電機を設置することで新しいエネルギー事業として強引にねじ込んだ。
ナムの問題が解決したので次はチャパ王だ。
チャパ王には実は弟子がそれなりの人数いたらしく、本人は気にしていなかったものの、ほとんど出奔紛いに出てきたらしいのでそれは不味かろうと、一応弟子入りした旨を伝えるべく一度彼の道場までで赴くことにした。
姿を眩ませていたチャパ王が真相を語ると、案の定道場は大混乱に陥った。師範代の何人かは俺をなじってきたが、軽く気を解放してやるとすぐに大人しくなった。
とりあえず今後も道場を継続してもらいたいというのがチャパ王の意向だったので、師範代全員及び弟子のなかで腕に自信があるものを集め、試合を行うことにした。
そして最終的にはチャパ王自ら道場の代表となった者と戦ってもらい、もっとも実力のある者に道場を任せることになったのであった。
とはいえ俺からしてみればドングリの背比べだったのだが、ひとり毛色の違う少年がいた。見ればまだ粗削りで他の師範代にはとても敵わないものの、磨けば光る原石であることが感じとれる。才能だけならばクリリンに匹敵するやも知れない。
「チャパ王、あのいい動きをするのはお前の息子か?」
「はい、三男のチャプといいます。武の才能においては、私以上のものを秘めていると自負しておりますよ」
しまった、親馬鹿のスイッチを押してしまったか。
それからひたすら息子自慢が始まり妻の自慢が始まり、しまいには師範代らのそれぞれいいところや直した方がいいところまで語りはじめたものだから、その場にいた弟子達は気恥ずかしさで試合どころではなくなってしまった。
最終的には師範代のひとりが勝ち残ったものの、なんだか最初に来たときの殺気だった様子はなくなってしまった。
俺は弟子達に必ずチャパ王を強くすることを約束すると、再び西の都へ戻るのだった。
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俺は今、動悸を抑えきれずにいる。
ひどい焦燥感から、息切れをしているかのような錯覚を起こしている。
目の前で汗をかき、苦しむランチのために手を握ることしかできない。そんな自分が情けなくなってくる。
万が一のために仙豆も持ってきた。仙豆を食べることができない赤ん坊のために、この日のために体力回復の技を覚えさせたピッコロ神も連れてきている。
ランチが、産気付いたのだ。
部屋の外にはそれ以外にもブルマ、マイ、チチの嫁達3人に、ブリーフ博士やパンチーさんまで来てくれている。
どれだけの時間が過ぎただろうか。
一際息んだランチに呼応するように、赤ん坊が生まれてきた。
耳をつんざく甲高い泣き声。しかしそれは生きているという何よりの証であり、同時に自らが生まれてきたのだというすべてに向けての主張でもある。
助産師から危なげなく我が子を受け取り抱き止める。
「…はぁ、はぁ、はぁ、旦那様…」
弱々しく呼吸を繰り返すランチに、おくるみにくるまれた赤ん坊を手渡す。初乳をもらい泣き止んだ我が子を観察していく。
生まれた直後にも関わらず歯も髪も生え揃っており、髪の毛は紺色だ。
腕にアザのようなものがあるが、ランチがつけている変身制御のブレスレットに似ている。まさかと思うが、遺伝、したのか?
「…どうか、なさいましたか…?」
「…いや、元気な男の子だ。がんばったな、ランチ」
「…はい、ありがとうございます…あの、どうかこの子の名を…」
「安心しろ、ちゃんと考えてきた。この子の名はディナーだ」
「…ディナー、いい名前。ディナー、生まれてきてくれてありがとう…」
弱々しく涙ぐむランチは愛しそうにディナーを抱いている。
まあ変身制御の可能性については後だな。今彼女に余計な情報を与えて不安がらせる必要はないだろう。どうせ、なにかをきっかけに変身体質の有無はわかるだろうしな。気長に考えればいい。
それにしても、またひとつ戦う理由が、強くなる理由が増えたな。弟子を鍛えがてら、俺もさらに鍛えるとしよう。
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弟子の育成に関しては、それなりに考えた。
サイヤ人のように死ぬ寸前まで追い込んでは仙豆や回復の気で復活させてひたすら鍛える方法もあったが、それはさすがに無理があるだろうと考えたので却下。
次に亀仙流の鍛え方である重りをつけた状態での修行各種も考えたが、子供ではないのでこれもそのままではダメだろう。
結果として、俺が選択した修行は『適度な運動とうまい飯』だった。
「うぎゃああああ~~!」
“運動”した後のギランが俺特製の栄養ドリンクを飲んで叫んでいる。
「超神水。猛毒に打ち勝つことで己のなかに隠れ持っているパワーを引き出すことができる、と言われてるが実際は単なる毒だ」
「ぐおおおお~~!」
「そ、それは飲んでも大丈夫なモノなのでしょうか…!?」
あまりにのたうち回るギランを見てナムが聞いてくる。というかドン引きしている。
チャパ王?さっさと気絶したよ。さっきからうわ言で「父さん、チャパは強くなれましたか…?」とか言ってるが、安心しろ。即死じゃない限り死なせないから。
「大丈夫だよ。濃度も百分の一程度には薄めてあるし、ダメージを負った分は俺が直してやるから。お前らの基礎を鍛えるに当たって、まずは内臓から鍛え直してやる。まともにやると何十年とかかるからな。この方法なら三ヶ月もあれば最低限の下地はできてくる。何事もよく食べよく動くことが肝要だが、まずは食べるためにもそれを受け止めるための土台をつくらにゃならんからな」
「な、なるほど。では、わたしも逝かせていただきます!ぐぅ…!」
「あ、それ原液」
「ごふっ、ぐうううあああああああああっ!!」
とまあこんな感じで修行は進んでいった。途中ギランがあまりに飲もうとしなくなったので、口にするあらゆる飲み物に超神水をブレンドしてやった。血の涙を流して喜んでいたが、礼を言うにはまだ早いぞ。
それと運動の方だが
「ほ~れ、よけろよけろ。当たると手足くらいなら吹っ飛ぶぞ~」
手加減に手加減を重ねたヘロヘロ気弾がギリギリ避けられる程度の密度で弟子達に降りそそぐ。
「無茶苦茶だー!こんな修行があるかー!」
「ギラン!叫んでいる暇があればよけろ!師匠は本気だぞ!」
「くっ、故郷のみんな!ここで散るわたしを許してくれ…!」
上からギラン、チャパ王、ナムの順番だ。今やっているのは危機感を最大限に引き出す修行だ。
ちなみに彼らが各々を庇いあえばそれなりになんとかなる修行でもある。とはいえまだ辛いか。たぶんサイバイマン程度なら粉微塵に吹っ飛ぶしな、この気弾。
他にも断崖絶壁で俺が不意打ちで繰り出す如意棒(久々に使った)を避ける回避能力を鍛える訓練であるとか、恐竜にまたがる俺に追われて精魂尽き果てるまで走り続ける、スタミナを鍛えるための地獄マラソンとかな。
なお運動だけではない。一週間の内3日は勉強の日としている。教師は主に俺だが、ブルマであったりブリーフ博士のときもある。
数学や理科、保健体育などが主だ。人体構造の把握は戦いにおいても重要だということはチャパ王が一番よくわかっており、授業の時以外でも質問を受けたりする。ナムは学校に行ったことがなかったらしいので、勉強を教わること自体に新鮮味を感じており、一番無知ながら最も熱心に授業を聞いている。ギランはまあ、言わなくても想像が付くだろう。初回から大イビキかいて眠りはじめたので、首を掴んでの地球一周旅行をプレゼントしてやった。トラウマになったらしく、しばらく飛べなくなってたが。
修行は一日の内、八時間前後で行っている。さらに眠る時間も八時間とし、これは絶対に削らせない。いくら俺が回復したところで疲労を溜めては怪我もしやすくなるしな。ちなみにナムは俺が回復してやったとはいえ、初日から夜中ひとりで鍛えだした。そのときは超神水で永眠、もとい安眠してもらった。
残りの時間は風呂などを除き、自由時間とさせている。自分の趣味に興じるもよし、休むもよし、修行するもよし、だ。あまりキツい修行なら止めるが、型の確認などならそれほど負担にもならないしな。
ちなみに紹介したそれぞれ、チャパ王、ギラン、ナムの順番だ。
チャパ王とは元の世界でチェスの原型とも言われたチャトランガをやっている。四人でやることもできるのだが、これが強い。八割は負けてしまう。
ギランは大体寝ている。なぜか毎回心底疲れているので、この時間に休む分には放置している。
ナムは真面目というか、他の二人にも教えた型稽古について練習していることが多い。繰り返す度に新たな発見をしているようで、疲れていてもその様は満足げだ。
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そうしている内に、あっという間に3ヶ月が過ぎた。
今日ブルマが産気付き、今分娩室に入った。子供はエコーで性別がわかっており、気の早いブルマと相談してトランクスと名付ける予定だ。
「悟空父さん、ブルマ母さんはほんとうに大丈夫なんですか…!」
「そう心配するな。ブルマなら問題ないさ」
不安そうに俺にしがみついてきたのは、ここまでほとんど触れられなかったピッコロJr.その人である。
初期のデンデと変わらない程度にまで成長しただろうか。普段から無口なのでわからないだろうが、弟子達に修行をしている最中には俺が肩車していることが多い。
ちなみにランチが出産するときはちょうど天界に帰っていたため、誕生には付き添えなかった。その分ディナーに対する兄馬鹿が加速しており、今から心配であるのだが。
ブルマが産むときは絶対一緒にいると豪語しただけあって、産気付く少し前には俺を呼び出していた。のだが、あまりに苦しそうなブルマを見て不安になってしまったのか、今は半べそをかいて俺と隣でディナーを抱くランチにしがみついている状態だ。
ここにいる面子はピッコロJr.を除いてほぼ前回と一緒だが、ピッコロ神はここ一週間程度警戒を強めるために天界に張り付いている。
スラッグが、間もなくやってくるのだ。
ほい、お待たせしまた。
チチが鬼嫁になった理由を書かれていたのを見て「あれ?これって鬼嫁になる必要なくね」とか思ってしまいました( ̄▽ ̄;)
みなさんの感想は非常に励みになっております。まさにガソリン。最近では一緒に考察をする人もいらっしゃるので楽しくてしょうがないです。まあそっちにかまけてないで本編を書いてくれ、と言われれば非常にうれしいのですが(笑)
またみなさんの感想で物語が若干変化するかもしれません。それは単純に面白そうだと思ったことが理由ですので。具体的にかかれるのは規約違反ですが、上記にも書いたように考察などは積極的に参考にしております。
もしなにかあればメッセージをいただければ遅くても必ず返しますので、よろしくお願いします。
ではでは、次回も一週間後までには頑張ります(´・ω・`)