今回はエロ妄想の定番。試着室での一幕です。
それではどうぞ
***side ランファン***
「…はぁ」
「店長、またため息ですか。幸せが逃げちゃいますよ」
わたしが思わずついたため息を耳敏く拾ったこのお店唯一の女店員ハスキーちゃん。泥棒じみたことをやってた野良猫みたいな彼女。拾ってから半年になるけど、人って変わるものね。今じゃあたしよりしっかり店員をしてるんだから。
「…もう逃がしちゃったわよ。…はぁ」
あたしのため息の理由はひとつ。天下一武道会であたしのくちびるを奪って、あまつさえ人前でお漏らしまでさせた憎いあの人のこと。
思い出すだけで、胸がしめつけられるみたいに痛い。
大会のあと、賞金を手に入れられなかったわたしだけど、そんなことはもうどうでもよくなってた。
何度かあの人に会いに行ったけど、いつも留守。
伝言を頼もうにも、あたしより美人な女の子に気が引けて、引き留めるあの子を無視して逃げ出しちゃった。
それからも何度か機会を伺ってたんだけど、結局ズルズルと過ごしているうちにタイミングを失っちゃったの。
でもこの間の魔族が世界中にあふれでた事件で、偶然助けたお金持ちからお礼をもらって、なんだかんだ諦めきれなかったわたしはそのお金で西の都にランジェリーショップを開いた。
あ、ランジェリーショップといっても下着だけじゃないのよ。あたしの昔の友達に紹介してもらった職人さんから、質のいい香水も仕入れているわ。
それからというもののお店の軌道は順調。商品の仕入れとか諸々はハスキーちゃんがやってくれるし、力仕事も元部下だっていう猪みたいな顔した人と、なんでかいつもゴーグルをかけてる人がやってくれてるから、正直わたしの仕事ってないのよね。
これでお店を乗っ取るつもりもないっていうんだから、ほんと得難い拾い物よね。ハスキーちゃんには感謝してるわ。
「あー、もう。こうなるとテコでも動かないんだから。あたしちょっとデザイナーさんと今度取り扱うブラのことで相談がありますから、店長店番お願いしますね」
感謝の気持ちを抱きながらも、あたしの心はどこかへ行ってたみたい。
「うん、わかったわよ。いってらっしゃーい。…はぁ」
「ダメだこりゃ。やれやれ、これであたしより強いんだから、始末に負えないわよ」
「…なんか言った?」
「いいえ、なんにも。それじゃくれぐれもよろしくお願いしますね!」
「はーい。…はぁ」
どっちが店長なのかわからない言葉をかけられながら、あたしはさほど広くない店内にひとり残される。
まるで世界にひとり取り残されたみたいで、五分と経たず急に寂寥感が沸き上がってくる。
「…さみしくなんか、ないやい」
「本当にそうか?」
「…え?」
呟いた独り言に顔をあげれば、そこにいたのはあの人。
上半身をシャツみたいな形をした毛で被われてて、あのときと同じストレッチジーンズを履いた姿。
体格は前より大きくなったみたい。ツンツンした髪の毛からは、前髪が一房垂れ下がっている。
自分でもわかる。激しくなる動機が止まらない。あの日このひとを誘惑してやろうって考えたときを思い出して、顔が一瞬で熱くなっていく。
「…なん、で、ここ」
ダメだ。恥ずかしすぎて言葉もまともにでない。もっとちゃんとしゃべりたいのに。
「なんでここにいるかって?まあ、ちょっとこういった下着に縁がないやつがいてな。今度買い物に来ようと思ってるんだが、一応下見に来たんだ。そうしたら見知った顔が落ち込んでたからな。励ましに来た」
なによ。わたしがこんな顔してるのは、全部あんたのせいなのに。
そんな風に笑わないでよ。
もう顔も見れなくなってもう一度うつむこうとしたわたしに、彼がもう一度話しかけてきた。
「なあ、ここって試着室あるか?」
「…え?そりゃもちろんあるけど」
「ならよし。ほれ、ちょっと試着室まで来てくれよ」
「え、どういうことよ。ちょっとぉ」
最低限のスタッフとしての外面でなんとか会話できたけど…
案内でもさせるのかと思えば、彼は迷わず試着室まで着いた。
いったいどういうことかと質問すれば「下着の着け心地をわたしに試してみてほしい」と来たもんだ。
…たぶん、怒るべきなんだろうか。自分以外に渡すであろう下着の着け心地を見てほしいだなんて。
でもわたしは彼に見てもらえるのが嬉しいのもあって、それに二つ返事でうなずいてしまった。
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「ど、どうかしら…?」
以前みたいにしなを作ることもできない。
彼に見られているって思うと、お腹の奥から全身に熱が伝わっていく。
上下ともに下着だけっていう、あのときと変わらない格好なのに。
わたしの体はあの人に見られているだけで、浅ましくも女としての悦びを得ていた。
「そうだな。ブラはもう少し色を抑えたものがいいな。彼女は黒髪だし、こんなのはどうだ」
その言葉を聞いて、あたしの恥じらいのベクトルが一瞬で変わる。…そうだ、彼は自分を見に来たのではない。あくまで下着のデザインや着け心地を確認しに来ただけ。
そう、思おうとしたときだった。
彼の掌が、あたしの肩を抱いた。
「ほら、着けさせてくれよ」
彼は手慣れた仕草であたしからブラをするりと外していく。
羞恥心で真っ赤になるあたしを無視するみたいに動く彼だけど、その手にこめられた優しさについすがりそうになる。
彼の手があたしの胸に触れる。乳首はとっくに立っている。下の方だって、もう売り物にならないくらいに濡らしてしまっている。
彼の手が、あたしの胸を揉みしだく。ブラをつけるだなんてのは言い訳で、彼があたしを求めているんだろうことが彼の体温から伝わってくる。
「はわ…っ、ひゃう…!」
そのことが嬉しくて、声を抑えることができない。乳首をつねられれば、あたしはそれだけでイッてしまった。
「あぅ、あっ…!はあ、はあ、はあ…」
崩れ落ちそうになるあたしを彼は“鏡に向けさせて”つかまり立ちさせると、ショーツをするりと下ろして、いけない液をお漏らしするあたしのアソコをすすり出した。
チュル…クチュ…ジュル…チュ…コリ…
静かな店内に彼がアソコをいじる音だけが響き渡る。
あたしは万が一声がお店から漏れてはいけないと必死で口を両手で押さえるけど、彼の舌はあたしの弱いところを的確に刺激してくるから、それもどこまでできているのかわからなくなってくる。
どれぐらい彼の口があたしのアソコを刺激しただろうか。
ふっと彼の口が離れたことを自覚すると、あたしが崩れ落ちる寸前に腰を抱かれて彼に後ろから抱きつかれた形になる。
「…自分の顔を見てみな」
耳元で囁かれ潮を吹きながら、彼の言うとおりに鏡を見ると、そこにはこれが自分だとはとても信じられないほどに歪んだ顔があった。
その嬉しそうな顔が自分のものだという自覚が曖昧なまま、あたしは彼のペニスで後ろから貫かれた。
「…はっ…!…かはっ…!」
あまりの衝撃に呼吸ができなくなっていると、彼はそれに構わず動き出した。
太くて固くて長い彼のペニスが、口から内臓が飛び出しそうなほどの激しさで注挿される。
一突きごとにイカされるあたしは、もはや彼にしがみつくしかなく、されるがままに犯されていく。
どれだけ息を漏らしても、どれだけ悲鳴を奏でても、あたしのアソコを抉る彼の動きはまるで止まろうとしない。
やがて彼の指でお尻の穴もいじられながら、あたしの快感は最高潮を迎えようとする。
「ただいま~、って店長どこにいるんですか」
帰ってきたハスキーちゃんの声に、あたしは気が動転して膣を思いきり締め付ける。
「…ぐっ、くう!」
その瞬間あの人と繋がった場所、膣の中から音がしそうなほどにすごい勢いでザーメンが吐き出される。
「あ゛あ゛あ゛…!い゛、イグう…!?」
思わずこらえ切れなかった声が漏れ出すが、幸いにもあの子には聞こえなかったみたい。
「…しょうがない店長ね。さて、ちょっとご飯でも食べてくるかなー」
あの子がお店から離れていくのがわかると、あの人の動きがさらに激しく高まっていく。
あたしは喘ぎながら、あの子が帰ってくるまでにあと何回イケるか考えながら必死にあの人の手を握るのでした。
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***side 悟空***
「師匠、ずいぶんとご機嫌ですね」
買い物から戻り、道場へと顔を出した俺を見たナムはそう感想を述べる。
「そうか?まあちょっといい買い物先を見つけたんでな」
そう返した俺は、先ほどまでのランファンの痴態を思いだしほくそ笑む。
まさか彼女が西の都にいたとは。気絶させてしまったお詫びに大量の下着を買ってきたが、売り上げのたしになっただろうか。
以前のような勝ち気な印象はなりを潜めたが、それを補ってあまりある恥じらいの仕草を見て、思わず試着室で襲ってしまった。
それにしても途中で店に来た子、絶対気づいてたな。
濡れていたのもニオイでわかったようだし、次に行ったときにちょいとからかってやるか。
「よおし、ナム!組手するぞ!ギラン!チャパ王!まとめてかかってこい!!」
「はい!胸をお借りします!」
「げえっ、今かよ!」
「八手観音!」
向かってくる弟子を叩きのめしながら、俺は明日もランジェリーショップへ行くことを心に決めるのだった。
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***side ハスキー***
「あの男、せめて後始末くらいしろよ…!」
試着室で幸せそうに上着をはおって気絶した店長を見て、わたしは思わずぼやいてしまう。
ついさっきまで約4時間に渡り店長とセックスしていた男の姿を思いだす。
「お金持ちなのはわかるけど、女の面倒くらい見てから帰りなさいよね…!」
イラつきながらときどきごぽりと股から精液をこぼす店長を見て、わたしはさっきオナニーしたときのことを思い出す。
「にしても店長気持ち良さそうだったな…」
案外誘ったらあたしもあの男とヤれたりして。
「ははっ、それはないか。…はあ、だるい」
そうして店長を濡れタオルで洗いながら、あたしは今後に思いを馳せるのだった。
勢いで書いたランファンちゃんのその後(´・ω・`)
西の都にすんでます。
ハスキーちゃんをリクエストされた方、頑張って登場させましたよ!
如何せん動いてる姿を見ていないので、キャラのイメージは崩壊している可能性は高いですが( ̄▽ ̄;)
あ、活動報告にも書いたのですが、俺ってこの作品でまだセリパのこと殺してないはずですよね。念のため確認です。答えてくれるとありがたいですm(__)m
それではみなさんまた今度☆ミ