すまん……あれは嘘だ(えぇっ!?
今回はシンジがアスカに振り回されちゃう話。
アスカと仲良くなってから数日後。
シンジは幼稚園で孤立しているアスカを園児達の遊び仲間に加えてあげようと、園児達を束ねるリーダーとしてアスカと仲良くして欲しいとお願いした。
元々はアスカの態度に手を焼いていた保育士達がシンジに手助けを依頼したのだが、シンジとしてもアスカ一人だけを贔屓する訳にもいかず、一晩悩んだ末にアスカを園児達の仲間に入れる事にしたのだ。
最初は他の園児達も嫌々だったのだが、そこは流石の年長者シンジ。
自ら仲介者となりアスカの為に色々と手回しをした結果、アスカは幼稚園に溶け込み、晴れて園児達の仲間入りを果たす。
今ではシンジと並ぶ地位にあたる幼稚園のお姫様として君臨していた。
そしてシンジはあれからアスカに関する個人情報をさらに詳しく聞いていた。
それによるとアスカは第3新東京市内に位置する豪邸にお手伝いさんを雇って母親と二人だけで住んでいる事を自慢気に話し、他の園児達からお姫様扱いされる自分自身に酔いしれている模様。
どうやらドイツに居た時からアスカの自己中心的な暴君ぶりは日常茶飯事だったらしく、そうした人格的問題がアスカを孤立化させていった原因らしい。
アスカ本人からその話を聞き、これはいけないと真面目に思ったシンジはアスカの矯正を速やかに開始する事に決めた。
本来ならもう少しお姫様気分でアスカを楽しませてあげようなどと甘く考えていたシンジだが、どうやらそれ自体が間違いだった様だ。
このまま煽てて調子に乗らせてしまえば、将来的にアスカの人格は原作と同じく破綻してしまう可能性も考えられる。
シンジはアスカの性格が自分の目指すハーレム誕生の大きな障害になると気付き、現状保留となっているユイと約束した問題以上にまずはアスカにハーレムを認めさせなくてはならない。
そこでシンジは自由時間、我が物顔で園内を闊歩しながら他の園児達に威張り散らす傲慢な暴君プリンセスと化したアスカを誘って幼稚園裏に呼び出した。
「こんなところに呼び出して……何するつもりなの?」
まるで自分が偉い人間である様な態度でシンジを冷たく見下すアスカ。
やはりシンジの危惧した通り、独りぼっちだったアスカを自分のお姫様役にさせたのは失敗だった様だ。
「ああいや……今日はアスカと遊ぼうと思ってね」
しかしシンジも負ける訳にはいかない。この辺りでどちらが上の立場かをしっかりと理解させる必要がある。
今日はその為に幼稚園での1日を使ってアスカで遊び尽くすつもりだ。性的な意味で。
「こんなところでぇ? だいたい、あんたと二人で何するって言うのよ」
対して疑惑の視線でシンジを睨み付けるアスカ。既にアスカの頭の中ではシンジより自分が上に立つ人間という事になっているらしい。
「何するって? そりゃあナニを──ああいや、アスカにはまだ早いか」
などと呟きつつ、シンジはアスカを人目から隠す様に建物裏の壁に無理矢理押し込んだ。
「ちょっとシンジぃ──」
「ごめんね。でもこれはすぐ終わる遊びだから」
言うと同時にシンジはアスカが着ている幼稚園の服の中に向かって卑猥な手を撫でる様に這わせていく。
「んんっ!? あ、んっ、こら、ちょっと……きゃんっ! ゃんっ! く、くすぐったいってばぁ!」
シンジの予想通り、他人に触られる事を嫌うアスカがシンジの腕の中から抜け出ようと足掻き始めた為、シンジは少しだけ手の動きを緩めて様子を見る事にした。
「──っと、ごめんごめん。アスカにはまだ説明してなかったね」
「はぁ、はぁ、はぁ……んもぅ! いきなり触るなんて聞いてないわよ、このバカ!」
「だからごめんって。これはね、こうやってお互いに身体を擽り合う遊びなんだよ」
あくまでこれは子供同士の“遊び”だとアスカに暗示を掛け、全くいやらしい事ではないと思い込ませていく。
これはシンジが幼稚園でよく子供達に用いる人心掌握術の一例に過ぎない。
マインドコントロールと言えば聞こえは悪いかもしれないが、原作のシンジより遥かにコミュニケーション能力と話術、カリスマ性に長けた冷静沈着な知能犯ことシンジが何よりも得意とする技法である。
ここで大事なのは話し相手に会話の主導権を握らせない事。アスカの場合はその我が儘な性格が災いし、シンジは現時点で既にアスカのペースに飲まれつつある。
今までシンジが相手にしてきた子供達が取るに足らない普通の幼児だったと言う事もあるが、アスカは残念ながらそうではない。
そもそもアスカは『新世紀エヴァンゲリオン』という作品に登場する重要なキャラクターだ。この時点で他の園児達とは異なる特別性を持つ。
現にシンジ自身、アスカと仲良く遊ぶ様になってからは女の子向けの玩具やお菓子などをプレゼントするなどでアスカの機嫌を取り、人心掌握を完了しようと密かに働いてきた。
しかし未だお姫様気分に浸っている今のアスカはシンジから貰ったプレゼントの数々を貢ぎ物として受け取るだけで、幼稚園の子供達すべてのサンタクロースとなっているシンジに対して感謝したり屈伏する素振りすら見せない。
これではアスカを話術で堕とすなど夢のまた夢……。
悩んだ挙げ句にシンジも珍しく冷静さを欠いてしまい、こうしてアスカを幼稚園裏に呼び出しては身体を触っている始末。もはや完全にただの変態である。
「それともアスカはこういう遊びって嫌い?」
苦しい言い訳だ。どうやらアスカの事で少し急ぎ過ぎたのかもしれない。
「むぅ~、そんな遊びイヤ! ぜぇ~ったいにつまんない!」
シンジ突然の乱心に怒ったアスカはプイッと顔を背けると、痴漢行為を働くシンジの手をピシャッと叩いて簡単に服の中から追い出してしまう。
「ご、ごめんよ……じゃあ、アスカはどんな遊びがしたいのか教えてよ」
……こうなってはやむを得ない。アスカに対する人心掌握を一先ず諦めたシンジは、ここで敢えてアスカのペースに乗っかってみる事にした。
大丈夫、まだ修正は効く……そんな人生経験豊富な年長者の余裕からきたシンジの虚勢だった。
その後、アスカの機嫌を損ねてしまったシンジは仕方無く好きな遊びに付き合う事になったのだが……。
「はいシンジ、あーん」
緑の葉っぱの上に手作りの泥団子を乗せたアスカが、普段の生意気な態度からは想像できないほど可愛らしい笑顔を浮かべ、呆然としているシンジに泥団子の料理を食べる様に促す。
「あ、あーん……もぐもぐ」
アスカ手作りの不恰好な泥団子を手に取り、シンジはにこにこ笑っているアスカに見られながら食べる仕草をする。
「どぉ? 美味しいでしょ?」
「ぅ、うん。まぁ……味付けもしっかりしてるんじゃないかな、ははは」
苦笑いを浮かべてアスカに料理の感想を述べるシンジ。正直この様な展開になるとは想像もしていなかった為、シンジは呆気に取られていた。
「フフン♪ そうでしょ? やっぱりシンジは他の男の子達と違って見る目あるわね。あんたと二人でやる遊び、おままごとにしといて良かったぁ~」
そう──アスカが提案してきた遊びは意外にも“おままごと”だった。
アスカは自分をお嫁さん、シンジを旦那様に設定し、唐突な結婚生活を始めたのだ。
しかもアスカは自分の役柄をドイツのお城で暮らす孤独なお姫様にしており、シンジはアスカ姫に結婚を迫ったがアスカに一度は婚約を拒否され、ならば強引に姫を拐おうと悪者の王子様に扮してお城に忍び込んだものの、そこでアスカからは何故かその行動力と口説き文句を気に入られてしまい、一晩で愛を語り合ったシンジとアスカは国を捨てて駆け落ちする形で結婚。
そして今は夫婦ラブラブな結婚生活を送っている──という、何とも凝った設定になっていた。
(しかし参ったなぁ……これじゃアスカの思うがままだ)
そして現在、シンジはここまでアスカの少女趣味染みた妄想が色濃く反映されたおままごとに付き合わされ、酷く萎縮していた。
「ちょっとぉ! ちゃんとやってって言ってるでしょ!? どうしてお嫁さんの手料理食べてそんなに落ち込んでるのよ!?」
……見破られたか。シンジは深い溜息を吐いてから弱々しい口調で言う。
「やってるけどさぁ……僕だってもう少し楽しませて欲しいんだよ。これじゃまるで、僕は“お転婆アスカ姫”の奴隷にされた可哀想な王子様みたいじゃないか」
「ふーん……じゃあ、シンジはどういう風に楽しみたいのか言ってみなさいよ?」
──と、ここでアスカからチャンスを貰うシンジ。このチャンスを生かして上手くアスカを話術で丸め込まなければ、シンジによるアスカ調教というエロい野望は潰えてしまうだろう。
それだけは断固として阻止しなくてはならない。シンジは改まってアスカに自分の意見を伝える事にした。
「え、えっと……アスカの身体にちょっとだけ触ってみたいなぁ~とか……ああいや、やっぱり駄目だよね……?」
取り敢えず言えるとこまでは言ってみようと、シンジは大胆にもアスカの身体に興味がある事を正直に話した。
そして訪れる長い沈黙……。
「……何それ? あんた、そんなにあたしの身体に触りたいの?」
やがて沈黙を破り、溜息混じりにアスカがシンジをジト目で睨み付ける。その表情はどこか呆れている様にも見える。
「う、うん! だってアスカってすごく可愛いし!」
「~~ッ!?」
しかしアスカはそんな事を他人から言われたのは初めてだったのか、明らかに動揺してシンジを見返してしまう。
これは願ってもないチャンスだ。アスカの心に付け込む隙が出来た以上、攻めるなら今しかない。
「お願い! おままごとの続きだと思ってさ! ほら、僕とアスカは結婚してるんだから夫婦同士で身体とか触ったりするもんだろう?」
「それは……そうかもしれないけど。でも……なんかイヤ」
「大丈夫だって! 変な事しないから!」
今更引き下がれないシンジは幼稚園で築き上げた優等生キャラを自ら捨ててまでアスカへの懇願を諦めない。
度重なるシンジの必死な頼みにアスカは呆れながらも折れたのか、長い溜息を吐いてからぼそっと呟いた。
「……じゃあ、ちょっとだけ」
と言い掛け、服の中に見える柔らかな美肌をシンジに晒け出そうとした時だった。
『皆さ~ん! 自由時間はおしま~い! 今からお昼寝の時間ですよ~!』
……遠くの方から保育士の大きな声が元気よく聞こえてくる。
どうやらシンジとアスカが遊んでいた間に自由時間は終わってしまったらしい。
「あっ、もう行かなきゃ。遊ぶ時間は終わりだって」
園児達を呼び寄せる保育士の声を聞いてアスカはぴたりと自分の手を止めると、シンジには見向きもせずに建物の中へと走り去ってしまう。
「あっ……アスカ……」
あと少しのところで惜しくも逃げられ、落胆と失望の表情を隠せないシンジ。
(ちぇっ……もうちょっとだったのに。やっぱり無理矢理は駄目だったか。後で計画を考え直さないと)
ブツブツと呟き俯いたまま歩いて教室に向かっていると、ふと前方からアスカの明るい声が聞こえてきた。
「シンジぃ~!」
何だろう……と、シンジはボーっとしていた顔を見上げ、大して期待もせずにアスカを一瞥。対するアスカは眩しいくらいの笑顔で可愛らしく微笑んでいるではないか。
「さっきのおままごと──“ちょ~っとだけ”楽しかったよ?」
言いつつ、照れ臭そうに頬を赤く染めるアスカ。これは一体どういう事だろうか……。
「あっ……う、うん」
女の子の心は簡単に見えて複雑怪奇。……だが、アスカが素直に喜んでくれたのなら、シンジも渋々おままごとに付き合った価値はあったと言える。
それにどうやら……まだ流れはシンジにある様だ。
次はお昼寝の時間……ここでシンジはアスカにエッチを仕掛ける決意を固めるのだった。
皆さん、次回は間違いなくエロ回確定です!
ちょっと強引な気もするけど……シンジとアスカが布団の中でイチャイチャしちゃいますのでお楽しみに!
今後、ヒロインたちとのエロ回がかなり増える予定です。そこで少しでもキャライメージをしやすいようにAIを使った挿絵を導入しようか迷ってます。アンケート結果によって採用するかしないか決めるので、もしよければ皆さんお答えください。
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AI挿絵が欲しい
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AI挿絵は要らない
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原作キャラの挿絵だけ欲しい
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オリキャラの挿絵だけ欲しい