ストーリーは原作沿いと言ってもだいぶオリジナル要素入ってますが……
具体的には育成計画の原作ストーリーの合間にちょくちょく学園堕天録のストーリーや使徒とのバトルが入ってくる感じですかね。
舞い降りる翼
時に、西暦2015年。
碇シンジがこの世に生を受けてから早くも14年の月日が経過した現在。
セカンドインパクトが起きなかった別次元。別の可能性。
本来の歴史と乖離し、その裏側たる影を進み行くこの平和な世界で。
神の寵愛を受け、異端なれどもこの世に誕生した光と闇の根源。正義と悪意。
堕ちた自由を掲げ、欲望と女に生きる少年。
仕組まれた子供達。世界の監視者。
未来を紡ぐ守護者。過去を操る傍観者。
そして──我ら、“世界に仇なす者”。
──なんだこれ。なんで僕、こんな目に……?
夜の帳が落ちた静寂な街並みを必死に走り続ける一人の少年。吐き出す息は震えて乱れ、所々で足元が縺れそうになるも少年は転ばずに駆けていく。
(はぁ、はぁ、はぁ……っ! くそっ……ここまで逃げれば……!)
まるで得体の知れない“何か”にその身を狙われているかのように、切迫感に追い込まれた少年は通っていた中学校を抜けて離れた河川敷まで逃げ伸びていた。
が、しかし……
「──逃げられると思ってるの?」
不意に聞こえた若い女性らしき声。少年が後ろを振り向く暇もなく、その声の主は走る少年の頭上を豪快に“飛び越え”、少年の進路を塞ぐようにクルクルと空中回転して着地した。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……くっ!」
「案外すばしっこいね。でも、もう疲れたでしょう?」
何とか呼吸を整えようと、苦しそうに自分の胸に手を当てる少年。彼の逃げ道を完全に塞いだその女性は余裕からか、にこやかに微笑んで話し掛けてくる。
「私ももう飽きちゃった。本当は無駄にこういう事したくないんだけど、君生かしておくと後々めんどくさそうだし──諦めてね♡」
派手な色柄のブラジャーが覗く豊満な谷間をたぷんと揺らし、華奢な両腕を頭上へと掲げた金髪ショートヘアの巨乳美女。優しい言葉遣いとは裏腹に冷たい表情を見せる彼女は少年の眼前で巨大なエネルギーを放出する。
それはやがて蒼白い電流を帯びた光球を形成し、バチバチと電気が弾ける轟音を鳴らして彼女の手の中で膨れ上がっていく。
(まずい……このままじゃ……!!)
人間とは思えない怪しい雰囲気を醸し出す美女を前に絶体絶命のピンチに陥る少年。こんな事なら、今日の放課後は大人しく幼馴染みであり彼女候補でもある少女と一緒に帰っていればよかった……
今更過ぎ去った出来事を悔やみ歯軋りするが既に遅い。身動きの取れない少年の眼前で形成された巨大な蒼白いエナジーボールは勢いよく放たれ、それは人気の無い河川敷を派手に爆発させる。
河川敷全域が巻き上がる爆風と爆煙に包まれる中、いつもと変わらない日常を送っていたはずの少年──碇シンジ。
薄れゆく視界、混濁する意識の中でシンジは数日前、深夜の道端に偶然落ちていた丸くて光る不思議な赤い玉を拾った時の事を思い出していた……
学校帰りにシンジが何者かに命を狙われ始めたその同時刻──4月XX日。第3新東京市、某所。高層ビルが建ち並ぶ夕焼けの街を一人の少女が歩いていた。
「……ここね」
薄い緑色の長髪を艶やかに靡かせ、颯爽たる足取りで現場に駆け付けた少女。この近辺ではかなり有名な
彼女の名前は
「……そこにいるのはわかってます。“マトリエル”、こそこそと隠れてないで出てきたらどうです?」
『……同胞か。何故ここにいるとわかった?』
ミカサの無機質な声に誘われたのか、路地裏の隙間から人間サイズにまで巨大化した黒い蜘蛛がゆったりとした足取りで現れる。至るところに巨大な眼球を持ち、黒い毛むくじゃらに覆われた蜘蛛は鋏をガチガチと鳴らして威嚇する。
「愚問というものです。その為の
『なに!?
「──第10使徒、雨のマトリエル。我らの主に背いた罪、その魂を以て還元させて頂きます」
『い……や、だ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……嫌だァ!!』
マトリエルと呼ばれた巨大な蜘蛛の化け物は怯えたように全身を震わせ、ミカサに向かって突撃してきた。
「っ……!」
『やっと……やっとの思いで手に入れた肉体と自由だ! それを裏切り者なんかに邪魔されてたまるものかぁ!! もうあそこには戻りたくないぃぃ!!』
「……ぐぅっ……ぁ、んぅ!?」
溶解液の雨をその身に浴びせ掛けられたミカサは苦悶の表情で地面に膝を突く。その間にもマトリエルは巨大化した黒い鋏を鳴らし、ミカサの腹部を抉るように薙ぎ払った。
『何が魂の還元だ! 我らはもう二度と
「ふ、ふふ……この世を享受、ですか……確かに、地上での生活はミカサも“つい”だらけたくなるほど素晴らしいものに違いありません。しかしあなた方は堕天ルシフェルに連なる闇の根源──リリスが愛したこの地上世界を『セカンドインパクト』の引き金にさせる訳にはいかないので」
ミカサの着用していた制服や赤いマフラーはマトリエルが出した溶解液によって素材ごと溶けて消え去り、健康的で柔らかな白肌が露出した扇情的な姿となってしまっている。
「──雪風ミカサ、エヴァンゲリオン起動──エンゲージ!」
そんな破廉恥極まりない姿だと言うのに、ミカサはほとんど表情一つ変えずに片手を頭上に翳して見せたではないか。すると彼女の細い手を包むように緑色で描かれた不思議な言葉の文字が周囲に浮かび上がっては幻想的な閃光を放つ。
『そ、それは──!?』
ミカサが発した緑色の閃光が静かに収まった時、彼女の手には身の丈ほどもある不気味な鎌が握られていた。その大きな黒い鎌は鎖で縛られ、まるでミカサの自由を拘束するかのように彼女の片手と結び付いている。
「見覚えありますか? あなた方と“同じだった”者の末路です。まぁ、彼の方が“聞き分けが良かった”……ですかね?」
言うと共にミカサは不敵な笑みを一つ浮かべ、動揺を隠せないマトリエルの隙を突くように足裏を爆発させて踏み込む。
『ぐっ……忌々しい
「遅い! どこを見ている……!」
助走を付けてマトリエルに急速接近したミカサ。彼女が手にした鎌の刃先から立て続けに振るい放たれた不可視の風圧は、すべてを引き裂く鋭利な刃物のように、焦り狂った様子で溶解液を噴出してくるマトリエルの脚を一本ずつ的確に切り落としていく。
『そんな馬鹿な……!?』
「疾き風──鎌鼬。これがミカサに与えられた
『風の能力、だと? まさか、お前はガ──ッ!?』
最期に何かを言い掛けていたマトリエルだったが、それより先にミカサの鎌から放出された疾き風の一閃がマトリエルの生命の源であるコアを容赦なく刈り取って完全に停止させた。
「──使徒殲滅。及びコアの回収を確認しました。これにて本日の任務は終了にございます」
マトリエルのコアである赤い石がミカサによって摘出された事で、使徒に憑依されていた巨大な蜘蛛は煙を出しながら本来のサイズへと縮んでいき、やがて静かにその生命活動を終えた。
「……ミカサだって、本当は……」
マトリエルの犠牲になった無実の蜘蛛を悲しげな表情で見下ろす。溶解液でボロボロになった制服の残骸やマフラーはそのままに、しばらく全裸同然の際どい格好で立ち止まっていると、そこに1台の白いワゴン車が路地裏の出入口を塞ぐように停車した。
「お疲れ様──って、あらあら。今回は随分と酷い格好させられちゃったのね。ミカサ、怪我はしてない? 大丈夫?」
車から出てきたのは白衣を着た若々しい巨乳美女──碇ユイ博士と彼女に同行する若い女性職員数人だった。
彼女達は人工進化研究所からミカサを迎えに来たスタッフであり、
「相変わらずの心配性ですね、ユイ。ミカサは平気ですよ。別に見られて困る身体ではないので」
「うっ……ま、まぁ、そうかもしれないけど……」
駆け寄って来たユイと適当に言葉を交わしつつ、ミカサは他の女性スタッフから新しい替えの制服と愛用品の赤いロングマフラーを受け取って素早く身に付ける。
「それより、カヲルの方はどうです? たしか新しく加わる
「え、えぇ……カヲルもレイと一緒に使徒アラエルのコアを回収してくれたってさっき連絡がきたわ」
レイ……その名前を聞いた時、ミカサの中である事が思い浮かんだ。仕組まれたチルドレン、そのファースト……彼女が幼い子供の頃より
「……そうですか。ではいつも通り、ミカサは駅前のラーメン屋でカヲルと落ち合います。あそこのゆず塩ラーメンが意外と美味しかったので」
子供の運命とはいつだって残酷なものだ。ミカサは悲しげな表情で頭上の夜空を見上げる。彼女の首に巻かれた赤いロングマフラーが冷たい風に煽られふわりと靡いた。
「ふふっ、お願いね。それと……ミカサ、あなたにはいつもいつも本当に助かってるわ」
ユイから突如告げられた感謝の言葉に対し、赤いマフラーで口元を隠したミカサはユイや女性スタッフ達のいる場所とは反対の方向に歩き始める。尤もその先は壁があって行き止まりなのだが……
「……お気になさらず。ミカサとしてもこれ以上、“同胞”の暴走を見過ごす訳にいかないので」
そう言うとミカサは路地裏の行き止まりに立ち、ふわりと空中に浮かび上がった。まるで目には見えない風の足場に乗って空中という階段を歩くように……
「それじゃ、さよならです」
「ミカサ……ごめんなさい。ありがとう」
……そう、人々は記憶から忘れていた。
2000年に唱えられた『ゼーレ』の世界終末説は確かに予言されていたのだ。他ならぬ、人の手によって。
それは善良なる人類への遺産。131400時間後に天を支える28の柱は崩壊し、それはやがて光の槍となって地上に降り注ぐ。
使徒──天使の名前を持つ我ら人類への遺産。神が与えし人類への試練。神の代わりに人類の愚行を傍観する者。その脅威、その祝福、その生命──
リリンは来るべき日に備え、使徒の鍵を手に入れよ。
時に2015年──
オリキャラその1です。簡単なキャラ紹介を……
名前:
性別:女
年齢:14歳(本当か?)
容姿:綺麗な濃い緑色のロングヘアに黄色い瞳。服装はだいたい学校の女子制服で固定。いつも必ず特徴的な赤いロングマフラーをツインテールのように長く伸ばして首から巻いている(別に寒がりという訳ではない)。プロポーションは当然ながらエロい。
備考↓
人工進化研究所に所属する
ミカサの所有する
シンジやアスカ達と同じクラスに通っている中学生。
また、自他共に認める変装と隠密の名人。
その変装能力の高さからユイの極秘任務をゲンドウには内緒で受けており、シンジの護衛役として常に学校ではクラスメートとしてシンジの背後の席に“貞子さん”として潜んでいるだけでなく、実は幼少時代の頃から中学生になった現在でもアスカの家に雇われているお手伝いさん(普通のおばさん)の正体だったりする。
そういう意味ではシンジもアスカも既にミカサとほぼ毎日のように出会っているはずだが、変装を解除した彼女本来の綺麗で美しい姿を一度も見ていない為に全く気付いている様子は無い。
ちなみに作中トップクラスのおっぱいであるアスカやユイとは異なり、ミカサのおっぱいは着痩せするタイプ。ミカサは脱いだら凄いんです、とは本人の弁。
エッチな事には今のところ無関心だが……?
ミカサから見た主な他人への評価↓
シンジ:見ていて飽きないユニークな人間。かなりの変態さん。何が何でも守る必要があります。
アスカ:アルバイト先のお嬢様兼クラスメート。引きこもりの母親に雇われ、10年近く変装してお手伝いさんやってます。家事ができないくせにわがままとエッチだけは得意。可愛いツンデレです。
レイ:新しく入った仕事中の仲間。特に興味なし。
カヲル:仕事でコンビ組んでる相棒。ミカサにクラシックという音楽の素晴らしさ、ラーメンという食べ物の素晴らしさを教えてくれた。実に人間臭い使徒です。
ユイ:ミカサに生活環境を与えてくれる優しい人間。実の息子にエッチな調教されている事は言われるまで言いません。
キョウコ:ミカサにお金をいっぱいくれる優しい人間。たまには自分の娘の堕落した生活ぶりを見てやって欲しいと思っていたり。
皆さん、雪風ミカサは今後のストーリー的にもエロ的にもかなり重要なキャラですよ!
今後、ヒロインたちとのエロ回がかなり増える予定です。そこで少しでもキャライメージをしやすいようにAIを使った挿絵を導入しようか迷ってます。アンケート結果によって採用するかしないか決めるので、もしよければ皆さんお答えください。
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AI挿絵が欲しい
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AI挿絵は要らない
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原作キャラの挿絵だけ欲しい
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オリキャラの挿絵だけ欲しい