※この作品はR-18です。

シンジになってハーレム計画   作:聖夜竜

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更新が遅れた為に今回は出血大サービスで2話連続投稿です!(短めだけど

恐らく年内の更新はこれで最後になると思いますが、来年度も頑張って更新していくのでよろしくお願いします!

そして第1章完結!


愛が止まらない

 

 いよいよ退院の日。シンジとユイは仕事を休んで迎えに来たゲンドウに連れられ、第3新東京市内に位置するマンションに帰って来た。

 

 ここが結婚して間もない碇夫妻の新居であり、シンジにとってはこの世に転生して初めて暮らす家となる。

 

(へぇ~。いいとこ住んでるんだなぁ……)

 

 シンジはユイとゲンドウの寝室に用意されたベビーベッドの上で寝転がっている最中。ゲンドウの見ている前では普通の赤ん坊らしい振る舞いをしなければならない為、しばらくベッドで大人しくしている訳だ。

 

 退院日の今日だけはゲンドウも仕事を休んで家族の傍に居たいようで、昼間からリビングのソファに座ってゆったりとした部屋着に着替えたユイと一緒に仲良くテレビを見ている。

 

 リビングから離れた位置にある夫妻の寝室からでも微かに聞こえるテレビの雑音を耳にしつつ、シンジはこれからの育成計画を夢見てニヤリとほくそ笑むのだった。

 

 

 

 

 

 ──その日の夜。ユイとゲンドウの寝室にて。

 

「ねぇ、あなた。久しぶりにエッチしませんか……?」

 

 ベッドの上でピンク色のパジャマに着替えたユイがゲンドウにおずおずと声を掛ける。対するゲンドウは普段より愛用する黒いサングラスを外して枕元に置き、明日の仕事に合わせて寝る準備をしていた。

 

「おいおい……退院したばかりだぞ? 少し早過ぎじゃないか? もうしばらく落ち着いてからでも遅くは──」

 

 ユイの誘惑に動揺する事なくゲンドウは怠そうに上半身だけを起こし、隣でぺたんと両足を折り畳んで可愛らしく女の子座りをしているユイを咎める。

 

「で、でも……シンジを妊娠してから何ヵ月もあなたとご無沙汰で……ねぇお願い、たまには愛し合ってもいいでしょう?」

 

「うぅむ……しかしユイ、私も明日は早くから仕事があって──」

 

 ……どうやらユイは性行為がしたくて我慢できないらしい。明らかに嫌そうな態度を見せるゲンドウの腹部に馬乗りの体勢で強引に跨がると、ゲンドウの胸に自らの手を乗せてぐいぐいと揺らし始める。

 

「お願い、さっきから身体が疼いて……どうしてもエッチがしたいんです。あなたは寝たままでもいいですから、お願い……っ」

 

「……わかったよ」

 

 ユイの激し過ぎる求愛にゲンドウは遂に折れた。ゲンドウの承諾を得てユイは玩具を与えられた子供のように顔を明るくさせると、もう待ちきれないとばかりにパジャマのボタンをプチプチッと一つずつ外しながら豊満なEカップの巨乳をゲンドウに隠す事なく差し出す。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「あのっ……できれば私のおっぱいを触ってください。挿入る前に“あなたで”いっぱい気持ち良くさせてください……」

 

 ゲンドウの前で呟くユイの表情は悲痛そうに歪んでいた。それを見てベッドに寝た状態のゲンドウは自らの手をユイの晒け出された豊満な胸元へと伸ばしていく。

 

「あ、あぁ……っ」

 

 待ち望んでいた愛する夫の愛撫を期待し、ユイは軽く身悶えしてしまう。しかしゲンドウは……。

 

「えっ……?」

 

「すまんユイ。私も毎日忙しくて身体が疲れていてな……ヤるなら早く終わらせてくれないか?」

 

 ユイの胸──ではなく、彼女の細い肩に手を乗せて諭す口調で言った。ゲンドウの言葉を聞いたユイは明らかにショックを受けた様子。

 

 それから彼女は酷く落胆した表情で深い溜息を漏らすと、上着のボタンを全開にした卑猥な格好のまま、馬乗りになったゲンドウの“膨らんでいない”股間に手を──。

 

「……わかったわ」

 

 ──伸ばそうとして止めた。

 

「お疲れのところを無理にさせて仕事に支障が出るといけないものね……ごめんなさい。私も今日は我慢して寝ます」

 

 悲しそうに呟くユイの目にはうっすらと涙が煌めいている。

 

「んぅ……すまんユイ、愛しているぞ……」

 

 しかしゲンドウはそんな彼女の様子に気付きすらしないのか、眠そうな声でむにゃむにゃと呟き、発情して半裸になっているユイを放置したまま気持ちの良い寝息を立て始めた。

 

(……私はあなたの事が好きです。けれどあなたは私の愛をちっとも受け止めてくれない……こんなにも愛を求めているのに、あなたはいつだって“愛している”の言葉だけ……)

 

 ゲンドウの穏やかな寝顔を見下ろして再び溜息を吐き、失望のユイは深い眠りに入った愛しい旦那の腹部から逃げるように降りてベッドを抜け出す。

 

(ねぇ……あなたにとって“愛”って何なの? 口にするだけで夫婦の心を確かめ合えるものなの? そこに本当の愛はあるの?)

 

 ……分からない。分からないからユイは愛を探し求める。

 

 “愛”という謎に対する明確な答えはない。相手を好きになり、相手から嫌われない事を愛と呼ぶのか、肉体と肉体の一番深いところで繋がり合う事を愛と呼ぶのか──その答えに辿り着く人間はそう多くはいないのかもしれない。

 

(もうこんな気持ちになるのはイヤ……お願い誰か、私の心と身体を愛の気持ちで幸せに満たして……っ!)

 

 それでもユイは愛を欲した。人と人とを一つの線で結ぶ刹那に生まれる感情が探し求めた愛のカタチであるなら、いっそのこと愛深き海の中にあなたと二人で何時までも何処までも溺れていきたい……。

 

 ああ、愛が止まらない──ユイは声を殺して泣き叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 数ヶ月ぶりの夫婦の営みを拒まれ、傷心のままにユイはすやすやと眠る赤ん坊の息子を腕に抱き、寝室を泣きながらに飛び出した。

 

 清潔感溢れるトイレの中に鍵を掛けて閉じ籠もり、洋式便座の上に座って泣き崩れるユイ。

 

「うぅ……あなた、シンジぃ……」

 

 大粒の涙をぽろぽろと溢し出し、顔を真っ赤にしたユイは嗚咽混じりに寝ているシンジの真上で声を漏らす。

 

 ……本当は分かっていた。

 ゲンドウが既にユイを女として扱っていないという事実を。

 

 そんなゲンドウも結婚して子供が出来る前はユイを愛する女として見ており、性欲旺盛な彼女の若々しく激しい求愛エッチにも出来る限り応え続けた。

 

 

 

 ──すまんユイ。仕事とセックスを毎日こなすのは私では無理だ……頼むよ、せめてどちらかにしてくれないか。

 

 

 

 ……かつてゲンドウとのセックス中に言われた言葉がユイの脳裏を駆け巡る。

 

 子供が生まれ、一人の男から父親になったゲンドウは最愛の家族を不自由なく食わせていく為、収入の多い仕事と愛する妻との幸せを両天秤に掛けた。

 

 彼は苦悩の末にユイに頼んでセックスを諦めてもらい、家族の為に一生懸命働き続ける事を決断。その時点でゲンドウはユイが密かに求め続けている男女の愛ではなく、父親として家族との幸せを選んだ事になる。

 

(それでも……私はあなたの女でいたかった……っ! 母親としての私じゃなくて、ゲンドウさんの妻として私を一番に愛して欲しいだけッ! それなのに……っ!)

 

 あまりにも仕事が多忙でユイ一人に構っている暇がないという事はユイ自身も理解している。理解してはいるが……やはり心の何処かでは素直に納得できない自分がいる。

 

 性愛に飢えた貪欲な彼女に待ち受けていた悲しく苦しい夫婦の現実……。

 

 そうした辛い経験を経て生まれたシンジがどういう訳か普通の赤ん坊ではないとあの病室で知った時、恥ずかしい事にユイは興奮してしまった。

 

 前世を知っていて性欲旺盛な“この”シンジなら、自分を母親ではなく女として扱ってくれるに違いない……。

 

 だからあの場でシンジが「女の子とエッチな事をいっぱいしたい」とメモ帳に書いた文字で伝えてきた時、ユイは「お母さんだけにエッチするなら」と言ってシンジに上手く約束させた。

 

 既にセックスどころかキスすらしてくれなくなった無愛想なゲンドウの身代わりとして、これからは息子のシンジと毎日エッチしてこの寂しさを慰めてもらおう……。

 

 そして自分の中に芽生えた女をシンジとの愛で満たしてもらおう……。

 

 先程のゲンドウとの会話を切っ掛けに吹っ切れた様子のユイは閉じ籠ったトイレの中でその結論に至った。

 

 ──もうこれ以上、自分の気持ちを我慢していたくない。

 

 心の壁を自らの意思で引き裂いて破ったユイは腕に抱かれて寝ているシンジのふっくらとした柔らかな頬を指先で優しく触れる。

 

「シンジ……ねぇ起きて? 私、もう我慢しないって決めたの……今まではあの人のモノだったこの身体を今後すべてシンジにあげると誓う。だからお願い……起きてシンジ」

 

 泣き腫らした顔でユイはぐっすりと眠り続けるシンジを起こそうとするが、シンジは全然起きる気配がない。

 

 だがそれも無理ない。今のシンジは赤ん坊的にも寝る時間なのだから。

 

 ──結局、旦那と息子の二人から放置されたユイは朝方までトイレの中ですやすやと気持ち良く眠るシンジを太股に乗せたまま一人寂しく自慰行為に耽るのだが、シンジのエッチに堕落しつつあるユイは今更自慰程度で満足する筈もなく、結果的に自分の欲求不満を更に高めてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 ──そして翌日。

 

「あぁっと、その……昨日はすまん。じゃあ、いってくるよ」

 

「……いってらっしゃい」

 

 朝から明らかに「私とっても不機嫌です!」と言わんばかりの寝不足気味なユイに対し、ゲンドウは逃げるように慌てて仕事に向かって行った。

 

「ふぅ……さてと、シンジはもう起きたかしら? ふふっ♪」

 

 一方で残されたシンジはと言うと、ユイの性的不満を解消させる為に朝からかなりのエネルギーを使わされてしまう事に。

 

 ……尚、その後シンジと何回もエッチしたユイの不機嫌はご機嫌に早変わりし、昨夜の件でゲンドウとの今後一切の性行為に見切りを付けたユイは身代わりとばかりにシンジとの性行為に依存する事になるのだった。

 

 

 

 

 

 

今後、ヒロインたちとのエロ回がかなり増える予定です。そこで少しでもキャライメージをしやすいようにAIを使った挿絵を導入しようか迷ってます。アンケート結果によって採用するかしないか決めるので、もしよければ皆さんお答えください。

  • AI挿絵が欲しい
  • AI挿絵は要らない
  • 原作キャラの挿絵だけ欲しい
  • オリキャラの挿絵だけ欲しい
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