「提督、お願いを一つ聞いてくれます? 聞いてくれたなら今すぐ提督を射精させてあげます」
鬱血しそうなほどに肉棒を握りしめながらも、亀頭表面を手のひらで弄ぶことを止めない加賀が取引を持ちかけた。「きくっ、聞くから逝かせてっ」
「簡単なお願いです。加賀は提督専用の肉棒便器になる代わりに、二度とあの五航戦と寝ないで下さい」
五航戦の名前が出た瞬間、提督が抗議の色を瞳に宿した。
「ど、どうして、僕がっ、うっ、加賀さんにっ、ああっ、命令っ、ああぁぁっ、されなきゃ、いけなぁぁぁっ、つ、爪はだめぇぇぇっ」
尖ったつま先で亀頭表面をゆっくりとひっかく。
射精が許されないこの状況下での快楽の追加は、ちょうど小水を排泄したいのに更に膀胱に液体が注がれたような拷問を意味した。血流と精液が行き場をなくして循環し続けて、貞治の理性は限界を超えようとしていた。だがそれでも瑞鶴のことを思って耐えようとしていた。
「じゃあ私が手を離しても提督が射精しなかったら、提督の言うことをお聞きします。でも提督が射精したら私の言うことを聞いたってことにして『あげます』」
「そんな戯れ言がぁぁぁっ、だめだ、手を離しちゃっ! 射、射精ちゃうぅぅっ」
「では頂きます」
”両手”を加賀が合わせて食事の挨拶を行ったことにより、剛直に加わっていた圧力がすべて消えて一気に射精が行われた。
ぶびゅっ、ぶしゅっ、びゅるるるるっ、ぶっ、ぶりゅっ、ぶびゅるるるうっ。
体液の間欠泉が止めどなく放出を行う。
びちゃばしゃぴしゃっ。
顔面にザーメンのパックをされた加賀が陶然として背を反らして子宮の内側からこみ上げてきた快楽に耐える。むろんその射精の間、口は開けられて精液を貪ろうと舌が宙を踊っている。
「はぁぁぁぁっ、おいひいっ♡ 提督、私、精液を浴びただけで子宮がきゅうううっとなって、逝っちゃいました♡ 提督?」
「あ、あぁぁっ、いっぱい、いっぱい出てりゅ。おちんちんがバカになってるのぉぉ」
極限まで射精を抑制された状態から一気に放出させられたことで、限度以上の快楽と排泄の解放感でしばし脳の回路がスパークしていた。
「じゃあ提督、約束通り加賀は提督専用の肉便器になりますね」
射精し終えた後でも天を向いた肉茎を愛おしく眺めた加賀は袴を降ろすと立ち上がった。
「みて、提督、私のお×んこを♡ 提督のものが欲しくてこんなにも濡らしているんです♡ 責任、取って下さいよね」
立ち上がった加賀の足の間にある繁みはすっかり濡れきっており、そこからはぼたぼたと愛液が垂れ落ちてくる。繁みに覆われた肉の花びらは愛液が放つ湿気と体温でふやけきり、少し押すだけで花びらから愛液がにじみ出てきそうであった。
その仕上がりきった雌の器官はまさしく雄を受け入れるための準備を整えきっていた。
発情しきった粘膜が溢すよだれが提督の股間に数滴落ちた。
その刹那、提督は加賀を犯す獣へと変貌した。体液と体液を互いに交換して発情し、体液を身体の奥に注ぎ込むことが性交ならば、加賀の体液を浴びた陰茎が加賀の蜜壷に入りたがるのは必然だった。提督は全身が加賀の内臓に精液を送り込むためのポンプへと変わろうとしていた。
脳や意識は加賀を犯すための獣欲を燃やし、手は加賀の乳腺からの体液を握りしめ、腰はザーメンを加賀の子宮の深奥へ送り込むための器官に変わった。
「加賀! 加賀! 加賀っ!」
「嬉しいっ♡、もっと♡、もっと、私の名前をもっと呼んで♡」
精液を浴びたことでより艶やかになった唇を貪りながら提督は腰を一気に突き入れたっ。
ずぶ、じゅぶっ、ぶじゅっびりびりっ。
処女だった。
熟練のの娼婦すらも怯えるほどの技巧を見せた一航戦は、処女の証を足の間から流れる一本の赤い糸で証明した。
「加賀さん、まさかあなたは・・・・・・」
「提督に捧げる操は大事にとっておくものです。嬉しいです♡ 私、提督が初めてで♡」
自分を好いてくれる人がいて、その人との初めてを結果的に自分が奪った。その事実を目と股間で味わった提督の視床下部にエンドルフィンが流れ込んだ。それと連動して腸内の不随意筋が躍動してオキシトシンを脳へと送り込む。
無理矢理犯されたとは言え、密かに思っていた相手が体と心で自分を無限に受け入れてくれた。その事実を見た脳と下腹部と繋がる腸から幸感精神薬が分泌された。
それによりペニスは硬度を高め、さらに精液を加賀に送り込もうと内臓の精液工場がフル稼働を行う。
加賀の無限承認と無限抱擁を認識したのは刹那に過ぎなかったが、それを認識した提督の身体はわずか数秒単位でさらなる精分泌物を作り上げて精嚢へと送り込んだ。
砲身は目標に突き刺さり、砲弾が再装填された提督の身体は加賀を犯す準備を整えた。
あとは射出のための砲身のスライドだけが必要だった。
「いくよ、加賀さん」
「加賀って、呼んで」
首に手を回して一航戦が蕩けた目で耳元で甘くささやく。
提督の視界の端に五航戦が一瞬入ったが気にせず腰を再び奥深く突き入れた。
ぷちゅぴちゅぱちゅっ、にちゅゅるるっ。
一度目の挿入の時はまだ処女膜が残っていたが二度目の挿入でそれは完全に破れた。膜からの流血を浴びながら愛液の海を男性器が加賀の処女粘膜を犯しながら突き進む。いや、提督の亀頭粘膜もペニスを味わおうと蠕動する膣によって補食されていた。加賀の膣粘膜はその奥の子宮への精液の射出を求めて卑しいほどに頬張って喰い締める。さながらウツボカズラのように陰茎をくわえて離さない。一突きしかしていないのに提督は射精をしそうになって歯を食いしばった。
「あら、いいのですよ、出して下さっても」
「だめだ。まだ加賀のお×んこを味わっていない」
「あら、食いしん坊さんですね♡、提督は」
「君だって同じだろう。君のお×んこは僕のオ×ンチンを食べようとして、今ももにゅもにゅ動いてる」
「私、そんなはしたない女のコじゃありません。ただ、提督のおチ×ポがおいしすぎるのが悪いんです」
そう言うと加賀は唇を重ねてきた。
精液塗れの顔なのに、自分の陰茎をさんざん貪ってきた唇なのにそれでも愛しく感じる。
唇と唇を重ねるとその感触と自分の精液を味わいながら加賀の唾液と舌を舐める。
加賀の唾液と混ざっている所為か、自分の体液はちょっとしょっぱい程度で、雑誌などで読むエグみや苦さは感じない。
「どうです、提督と私のミックスジュースのお味は。おいしいでしょ」
「ああ、ほのかな塩味と加賀のツバの甘さが実に」
「れろっ、ぴちゃ、んむっ、ふぅぅっ。私も提督の舌、おいひいですっ♡ んむっ♡ 舌を絡めてるだけで頭とお×んこがジンジンしてきます♡ れろっ、んんっ♡」
舌を絡めながら喋っている為、加賀の口周りはザーメンと唾液塗れになって淫らな輝きを放っていた。
だが加賀の額は処女を失った痛みに耐えてか、汗みずくだった。
「大丈夫か、加賀」
気遣おうと額に手を伸ばした途端、加賀の足が提督の腰に絡みついた。
「いいの、私、嬉しいからっ♡」
「いいのって、加賀さ・・・・・・加賀」
「痛くてもこれが提督との初めてなら・・・・・・」
腰に掛かる加賀の足が徐々に背中の方に上がる。それは腰のピストンのじゃまにならないようにする加賀の気遣いだった。
脇の下にまで着た足のふくらはぎを二の腕で掴むと提督は腰を引いた。
じゅぷにゅぷっちゅぽんっ。
「んあぁぁっ♡、抜いちゃいやですっ」
蜜壷から引き抜かれた銃身から互いの体液の糸が何本も引いて落ちた。
提督の砲身の先端からはカウパー混じりの精漿がじゅくじゅくとあふれ、加賀の淫泉からはこんこんと愛液がわき出ていた。
加賀と提督を結ぶ体液の最後の糸が切れようとする瞬間、
「いくぞっ」
「はいっ」
互いにそれを惜しむように提督は腰を押し入れて加賀は足で提督を引き寄せた。
「あっ、あっ、はぁっ、んんっ」
「いいっ♡、いいっ♡、いいっ♡」
涙を溢しながら加賀が語彙を失くした言葉を呻きながらつぶやく。
「いいかっ、いいかっ、加賀っ」
「いいっ♡ いいっ♡ いいっ♡ 提督のがいいのぉっ♡」
背中に手を回す加賀が涎と涙を流しながら唇を開けて提督のキスを待つ。
加賀と唇を重ねようとして口を開いたときに提督の口腔に貯まった唾液が加賀の口や首に落ちた。敏感になった加賀の肢躰が跳ねた
「きゃうんっ♡ あっ、あぁぁっ♡」
ぎゅっと膣が締め付けを行って提督自身を搾り取ろうとする。
それに耐えきれず前のめりに倒れた提督が加賀と唇を重ねた。
一つに繋がった二つの口の中で舌と舌が肉色の蛞蝓の交尾のように絡み合い互いの温度と愛欲を伝え合う。
それでも腰だけは必死にスライドし、加賀の魅惑の尻肉とぶつかってパンパンと水蜜桃を肉袋竹刀で打つ音が響く。
加賀の爪が立ち提督の背を引っかいて絶頂を示した。
「提督♡、提督提督提督ッ♡ いくいくいくいくいくうっ♡」
「オレもいくいくいくいくっ♡」
膣肉が蠕動して粘膜と愛液の海の中を子宮が降りてきて口をくぱぁっと開いて精液の放出を待つ。その開講部からは子宮頸管粘液が温泉の湯口のように溢れていた。子宮口に肉の突起をぶつけて発射の時が来た。尿道が開ききり、内部から精漿と前立腺液の混じった加賀をハラませる意志を持った奔流が怒濤のごとく押し寄せた。
精虫が子宮内粘膜を泳ぎ、鞭毛の一本一本が敏感な内粘膜をたたき、こそぎ、舐め尽くす。
その常人ならば耐えられない快楽と衝撃に加賀の脳髄が焼かれて叫ぶ。
「わたひのお×んこ♡、お×んこ♡、お×んこがオ×ンチン汁で犯されてりゅううっ♡ 精液が、ザーメン一滴一滴が私を犯してるうううううっ♡ ひぬ、ひんじゃうっ」
「逝けっ♡ 逝って一つになろう♡」
絶頂を迎えた二人が恍惚の涅槃へと登った。
だが二人は気づかなかった。二人の視界から消えた瑞鶴が明石工房製作の「ふたなりくん二号五航戦改」を装着して加賀の隙だらけのアヌスにねらいを定めていたことを。
――見てなさいよ、一航戦。私の提督を寝取った罪をあなたのケツアナで払わせてあげる。
愛し合い、忘我の二人は絶頂の中にあり続けて互いの姿しか見えていなかった。
ペニスバンドを装着して加賀の尻穴に襲いかかる瑞鶴の姿が見えないほどに。
完