※この作品はR-18です。

戦国†恋姫X 犬子と九十郎(エロ回)   作:シベリア!

22 / 68
第66話はエロ回ではありません。
第66話URL『https://syosetu.org/novel/107215/22.html』




犬子と柘榴と九十郎第67話『森蘭丸』

(注意)原作キャラが凌辱される描写があります。

 

 

 

 

 

「あ、ああっううぅあ、ふっくっああっぐっ!」

 

鬼に膣奥をズンズンと突かれながら、桐琴はイッた。

何度も何度も……何度も何度も何度も何度も、桐琴はイッた。

繰り返す絶頂の中で翻弄され、頭の中身が溶かされそうになっていた。

 

「がぁぅくっ……ぐぁ……あがっ! あがっ!」

 

全身が震えた。

全身がビクンッ! ビクンッ! と痙攣し、快楽の渦の中に沈んでいった。

 

明かな異常な快楽があった。

まるで脳髄に、全身の血管に、甘い甘い媚薬大量に流し込まれているかのようだった。

それはそれは心地良い異常であった。

 

「んんっ! あっ……ふわっあっぁあっ!」

 

鬼のちOぽが、何度も何度も桐琴を絶頂に引き上げていた。

 

『教エテクレ、本当ノ愛ハドコニアル』

 

意識が途切れかける程の性交の中で、子宮の奥からそんな声が聞こえてきたような気がした。

 

『見セテクレ、本当ノ愛ヲ』

 

脳髄に直接響くような声が聞こえたような気がした。

その声は何故か、桐琴の声に良く似ているような気がした。

具体的には一色ヒカルの声に良く似ているような感じだった。

 

「あぁ……うっ! あぁあ、ううぅふっ!」

 

そしてその声が桐琴に聞こえる度に、脳髄そのものを侵すかのような快楽が増していくかのような感じがした。

 

そしてイッた。

桐琴は絶頂に達した。

何度も何度も何度も何度も達した。

 

「グウウゥ……グオオォォーーーッ!!」

 

鬼もイッていた。

何度も何度も……何度も何度も何度も何度も桐琴の子宮に子種を漏らした。

入れ代わり立ち代わり、何匹もの、何十匹もの鬼達が桐琴の女陰に肉棒をブチ込み、

獣のように腰を振り、小便のように射精した。

 

そして何十回……あるいは何百回かも分からない鬼の射精された瞬間……桐琴に挿入していた鬼の頭が、ぽん! と破裂した。

 

「え……?」

 

直後、桐琴をレイプしていた数十匹の鬼達が次々と破裂していった。

ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! ぽんっ! そんな風船を叩いた時のような軽い音と共に、鬼達が破裂し、血と骨と内臓と肉がぐちゃぐちゃに混ざったペースト状の物体へと変わっていった。

 

どの鬼も、どの鬼も、セックスの最中、絶頂の瞬間のような恍惚とした表情で破裂していた。

 

一体何が起きたのだと、もしかして自分は助かったのかと、桐琴は目をぱちくりさせながら周囲を見回した。

 

だがしかし……真に桐琴が驚愕し、恐怖するのはその後であった。

 

ズルルッ! ズルルルルルッ!!

 

そんな蕎麦を豪快にすするような音がした。

遠くからではなく、桐琴のすぐ傍でだ。

 

『教エテクレ、本当ノ愛ハドコニアル』

 

再びそんな声が聞こえた。

そして桐琴は気がついた……

 

「この声……儂の胎から聞こえておるのか……?」

 

そして同時に気がついた。

さっき聞こえた蕎麦をすするような音は、自分の股座から聞こえていた事に。

桐琴のワレメが、ペースト状になった鬼の死体を吸い込んでいたのだ。

 

「なっ!? 何だこれは!? 何が……あがっ!!」

 

それに気がついた瞬間、桐琴に凄まじいまでの激痛が走った。

陣痛の痛み、産みの苦しみを何十倍にも、何百倍にもしたかのような痛みだった。

鼻の穴からスイカを捻り出すようなものと表現される分娩の痛みと苦しみが、

さらに何百倍……しかし、桐琴は気絶する事もできなかった。

 

「はぁっがぁあがっ! あ! がっえぅぐふっえぅ!」

 

普段の桐琴なら絶対に出さないような声が周囲に響いた。

桐琴は情けなく苦痛に喘ぎ、悶絶していた。

 

そうしている間にも彼女の胎は数十匹分の鬼の死体をどんどん吸い上げ、桐琴のお腹はまるでアマガエルのように膨らんでいた。

 

「ぐぁあがっ! あがっ! ぐふっぐふっ……う、産まれ……ぐぉう!!」

 

鬼の肉片と子種が、桐琴の胎の中で混ざり合い、溶け合い、何かが形作られようとしているのが分かった。

何かが生れ落ちようとしているのが分かった。

 

気が狂いそうな程の激痛の中で、桐琴は気絶する事も、死ぬ事もできなかった。

 

「桐琴おおおおぉぉぉぉーーーーっ!!」

 

「桐琴さん! 生きてる!?」

 

「母ぁっ! 無事かぁっ!?」

 

そこに乱入者が現れた。

紅い髪の鬼と、かつて尾張の織田久遠信長に仕えていた犬子と九十郎の姿があった。

まるで飴に群がる蟻のように集まってくる鬼どもを切り捨てながら、少しずつ少しずつ桐琴のいる方向に向かってくるのが分かった。

 

そして中には、彼女が命懸けで守ろうとした愛娘の姿もあった。

 

「な……に……?」

 

桐琴は絶句した。

命と引き換えにしてでも守ろうと、逃がそうとした愛娘が、鬼の犇めく死地に来てしまった事に驚愕し、落胆し、絶望した。

 

「馬鹿……な……に、逃げ……ろ……」

 

桐琴は今にも飛びそうな意識で、必死に声を出そうとする。

しかし出たのは蠅の羽音よりもか細い小さな声だけであった。

 

「母ぁっ! 生きてるか! オレが分かるか! 助けに来たぞっ!」

 

小夜叉が立ちはだかる鬼達を次々と切り捨て、一直線に桐琴に近づいてくる。

来るな、逃げろ、今すぐ引き返せ、頼むから引き返してくれと視線で訴えるが、小夜叉は気づかず……いや、気づいた上でなお、桐琴の元へと駆け寄ってくる。

 

「母ぁっ! 今助けるぞっ! 助けるからなぁっ!」

 

「良し! ギリギリ間に合った! 生れる前に……死ネッ! 蘭マ……」

 

小夜叉と桐琴が互いの吐息の音すら聞こえる程近づいた瞬間、互いに手を伸ばせば、互いの手を握り合える程に近づいて瞬間、そして新戸が精神を集中させ、念動力で桐琴の胎内の蘭丸を縊り殺そうとしたその瞬間……

 

『本当ノ愛ハ……ドコダァッ!!』

 

 

 

 

 

ぱんっ! と……桐琴の胎が破裂した。

 

 

 

 

 

周囲に桐琴の内臓が、肉片が、骨片が飛び散った。

誰がどう見ても致命傷。

誰がどう見ても即死であった。

 

「母ぁっ!!」

 

小夜叉の悲痛な叫びが木霊する。

 

「……くっ」

 

……一瞬、新戸は迷った。

 

桐琴との距離はかなり縮まっていて、超能力がギリギリ届く。

桐琴を助ける事を優先させるか、それとも桐琴を見捨てて蘭丸を殺す事を優先さるか……どちらを優先させるべきかと迷った。

長考すればどちらも喪う……だから新戸は、一瞬で決めなければならなかった。

 

新戸は迷い、悩み……決めた。

 

「クズロー! ガードを頼む! しばらく無防備になる!」

 

「どうする気だ!?」

 

「コウスルンダッ!!」

 

新戸が……紅い髪の鬼が精神を集中させ、念動力を全開にした。

 

次の瞬間、桐琴の出血が止まる……新戸の念動力が千切れた血管を全て塞ぎ、止血したのだ。

次の瞬間、飛び散った桐琴の肉片や骨片が宙に浮かび、桐琴へと集まっていった。

そして鬼子の出産により穴が開いた腹に集まり始めた。

 

「な!? おい、助けるのか!? いや……母を助けられるのか!?」

 

「超能力デ千切レタ神経ヤ血管ヲ繋グ! 助カルカ分カランガ……ヤッテミル!」

 

そして新戸は全神経を集中させ、桐琴の身体を繋ぎ合わせ始めた。

バラバラになったと言っても過言ではない桐琴の手当てをするのは、

優れた超能力者である新戸にも難しく……飛び散った肉片と一緒に胎から飛び出し、すぐにどこかへと去っていった鬼子を追う余裕は無い。

 

「九十郎……柘榴の気のせいじゃなけりゃ、

 あの人の腹から妙なのが出てきてなかったっすか?」

 

九十郎達とほぼ同時に現場に到着した柘榴が、そんな事を尋ねてくる。

 

「犬子にも見えたよ、一瞬だったけれど。

 何か……何か凄く、形容しにくい肉の塊みたいなのが走っていったような気がした」

 

「またSANチェックが必要な化け物かよ、勘弁してくれ」

 

そんな事を言いながら、犬子と柘榴と九十郎が、桐琴を中心にして円陣を組む。

周囲からは無数の殺気……桐琴を犯していたのとは別の鬼達が集まってきていた。

 

「どうやら……楽をさせてはくれないらしい」

 

「へっ、パートタイム森一家の相手にゃ物足りないぜ」

 

「まあ、元より覚悟はしてたっすよ」

 

皆の額から、汗が流れ落ちる。

中々の修羅場に……一歩間違えれば全滅し、全員仲良く鬼に犯される未来もありうるような修羅場に突入しそうだと、全員が予感した。

 

一歩間違えれば鬼に犯され、さっき破裂した桐琴のようにされると……

 

「新戸ちゃん、どのくらい守っていれば良いの?」

 

「マダダ……マダ、カカル……マダ、動カセナイ、動ケナイ……」

 

「全員腹括れぇっ!! チャンバラの時間だぁっ!!」

 

九十郎の叫びに呼応するかのように、取り囲む鬼達が雄叫びをあげた。

股間の肉棒をギンギンに勃起させながら、興奮しきった様子で犬子達に飛びかかってきた。

 

……

 

…………

 

………………

 

九十郎達と別れた後、剣丞達は地獄のような撤退戦を再開していた。

 

雫と信虎の先導に従い、第七騎兵団のうち半数と共に、長尾美空景虎との合流地点に向かう。

 

その道のりもまた、決して楽なものではなかった。

次から次へと鬼が現れ、襲い掛かり、撃退し、走って、走って、走って……第七騎兵団の助けを得てもなお、苦しい戦いが続いた。

 

全員、気力と体力の限界が近づきつつあった。

 

「剣丞様、皆さん、もう少しです。 もう少しだけ頑張ってください。

 あと本当にもう少しですから」

 

今にも崩れ落ちそうになる剣丞隊の仲間達を、必死になって雫が励ましていた。

第七騎兵団の護衛を受けながらもなお、1人、また1人と力尽き、脱落していく戦友達を踏み越えながら、剣丞達は必死に歩みを続けていく。

 

『見セテクレ、教エテクレ……本当ノ愛ハドコニアル?』

 

そんな時、剣丞は誰かからそう声をかけられたような気がした。

 

「桐琴さん?」

 

その声がなんとなく桐琴に似ていたような気がして、剣丞が振り返る。

しかし、そこに桐琴の姿は無い。

深く暗い森林地帯と、傷つき疲弊した戦友達の姿があるのみであった。

 

「お頭、どうしました?」

 

急に立ち止まり、振り返った剣丞の顔を、ひよ子が心配そうにのぞき込む。

 

「気のせいかもしれないけど……今、桐琴さんの声が聞こえたような……」

 

「え? ええっと……ころちゃん、聞こえた?」

 

ひよ子が困惑しながら、幼馴染の転子に話を振る。

 

「わ、私も特には……だ、大丈夫ですよお頭!

 ほら、犬子さんって元赤母衣衆で、とても強いんでしょう。

 九十郎さんだってあの綾那さんに剣を教えられる位に強いんですから、

 きっと無事に桐琴さんを連れて帰ってくれますよ!」

 

「いや、そうじゃなくて本当に声が……」

 

『教エテクレ、本当ノ愛ハドコニアル?』

 

「ほら、また……」

 

直後……剣丞の目の前で、ひよ子と転子がぺたんとしり餅をつき、座り込んだ。

 

「2人とも、大丈夫か?」

 

「す、すみません、急に力が抜けて……」

 

「大丈夫です、すぐに立ちますから……」

 

ひよ子と転子は近くにある立木を支えに立とうとするが、両足が脱力しきって、中々立てずにいた。

 

やむなく剣丞が2人を助け起こそうとした。

その時……

 

「お、お頭……剣が、光って……」

 

剣丞の剣が光っていた。

それはつまり鬼が迫っているという事、危険が迫っているという事だ。

 

「皆! 周囲を警戒してくれ! また来るぞ!」

 

剣丞がそう叫びながら、周囲を見回す。

剣丞はその時、異常な光景に気がついた。

 

「え……? 皆、どうしたんだ?」

 

剣丞隊の全員が、ひよ子と同じく腰を抜かしていた。

全員が、全く同じタイミングで倒れていた。

唯一普段通りだったのは、小波だけであった。

 

「小波、君は大丈夫なのか?」

 

「は、はい……今、何か声が聞こえたと思ったら、皆このように……

 私の口伝無量に似ていたような……」

 

「鬼が近くに来ているかもしれない」

 

「少し、周囲を探って……」

 

「だが、君は怪我をしているだろう」

 

「少し休んだので、大丈夫です」

 

「大丈夫な筈が……」

 

その時、剣丞と小波が同時に、鬼の姿に気がついた。

普通の鬼ではない……ギンギンに勃起した鬼達が集まってきていた。

獣のような性欲を滾らせているのが一目で分かった。

 

「鬼達の様子がおかしい……?」

 

「お、おOんちんを大きくして……いる……!?」

 

今までの鬼達には、殺意や破壊衝動だけを感じていた。

無論、今目の前にいる鬼達からも殺意は感じた。

しかし、それよよりも強烈に感じるのは……欲情の色だ。

 

「鬼だ! 切り抜けて進むぞ!」

 

剣丞がそう叫ぶ。

しかし……恐るべき事に、その声に応じて武器を取った者は1人もいない。

 

「お、おかしら……た、立てません……」

 

ひよ子が泣きそうな声でそう告げてくる。

 

「な、何で……何で動けねーですか……」

 

「ち、力が入らない……」

 

綾那や歌夜も立ち上がれず、武器も持てない状態だった。

 

「や、八咫烏隊は……」

 

「だ、駄目だよお兄ちゃん……こっちもちょっと……」

 

「……ぷるぷる」

 

烏と雀が地面に横たわり、涙目になって震えていた。

八咫烏隊の全員がまるで身動きがとれない様子だった。

地べたに落としてしまった銃を拾う事すらできていなかった。

 

「ぐ……第七騎兵団も……駄目か……」

 

他の者達と同じく、第七騎兵団も腰を抜かして座り込み、倒れ伏していた。

 

「我には分かる、これは御家流だ……だが、これでは……」

 

そして当然、第七騎兵団の長、武田信虎もだらしなく手足を投げ出し、そのまま身動きがとれなくなっていた。

 

それはつまり……続々と集まってくる発情した鬼達から身を守る術が無いという事だ。

 

「拙いっ!!」

 

「くっ」

 

剣丞が剣を抜き、ひよ子達に迫りつつある鬼に斬りかかった。

ほぼ同時に小波が手裏剣を投擲する。

 

数百名もいる味方を、少なくとも数十以上はいる鬼達から守らなくてはならなくなった。

傷つき、疲れ切った剣丞と小波の2人だけで。

 

「誰か! 動ける人はいないのか!? 戦える人は!?」

 

鬼を1匹斬り、2匹斬り、剣丞は必死に呼びかける。

 

「だ、駄目です……誰も、動けません……」

 

横たわる詩乃が、どうにかそう答える。

 

鬼はどんどん増えていく。

たった2人で守り切れる筈が無い……それでも、剣丞は戦った。

 

「うぅ……こ、このままでは……」

 

小波の足の傷が開き、血が流れ落ちていた。

疲弊した小波から、体力が容赦無く奪われる。

 

しかし……

 

「だ、駄目だ……手が足りない、守り切れない……」

 

鬼はどんどん増えていた。

醜悪な男根を勃起させ、手近な女に向かって鬼達が進んでくる。

剣丞達は必死に駆け回り、鬼達を倒していったが、それは沈みゆく船から、ひしゃくで水を掻き出そうとするかのような儚き抵抗。

鬼達の進行を止められたのは、最初の数分だけであった。

 

『サァ、見セテクレ、本当ノ愛ヲ……』

 

剣丞達の必死の努力を嘲笑うかのように、そんな言葉が聞こえてくる。

 

「今の声……また……もしかして、この声が皆を……?」

 

剣丞が立ち止まり、頭の中で情報を纏めようとする。

しかし……

 

「きゃあぁーっ!!」

 

どこからか悲鳴が聞こえた。

 

「ああっううぅはぁっうっ! ああっ!」

 

どこからか、鬼に犯される女の声が聞こえた。

 

「ああっあぁふっうっ! うっ! うふっ!」

 

「っ……ぁううぅんんっ! あっんんっ!」

 

女の喘ぎ声は、時間と共に増えていった。

時間と共に守り切れず、防ぎ切れずに素通りし、女のもとに辿り着いた鬼が増えていった。

 

「くそっ! 駄目だ! 次から次へとキリが無いっ!」

 

剣丞が考えを纏める時間は無かった。

剣丞が1秒でも手を休めれば、鬼に犯される女達が10人も20人も増えていく。

 

そして1匹の鬼が、信虎の下着を引きはがし、ワレメに亀頭を宛がい……

 

「信虎! 大丈夫か!?」

 

……挿入される寸前、剣丞が割って入り、袈裟懸けに切り捨てた。

 

「まだ無事だ! だが……これでは戦えぬ、犯されるのを待つばかりだ」

 

「分かってる、だけど……」

 

剣丞が奥歯をぎりっと噛みしめる。

小波や剣丞が1人助ける間に、鬼はどんどん数を増し、鬼に犯される女もどんどん増えていく……

 

「ええい、くそ! やはり動けん……やむを得ん! 我の手を取れ剣丞!」

 

もはや絶望かと思われたその時、信虎がそう叫んだ。

 

「手を取るって……そんな事をしている時間は!」

 

光る剣で第七騎兵団の娘達を強姦しようとしていた鬼達を切り捨てながら、剣丞はそう言い返す。

 

この仲間達の貞操を賭けたワニワニパニックもどきの難易度は順調に上昇しており、ほんの一瞬でも手を休めたら、次の瞬間には剣丞が命を賭しても守りたい誰かが鬼に犯されそうな状況である。

 

「このままではいずれ破たんするだろうが!

 今すぐ我の手を取れ剣丞、そして投げ返すのだ!

 今我等にかけられている御家流をな!」

 

「な、投げ返す……?」

 

「我の能力は御家流を投げ返す事だ!

 そこの服部半蔵とやらの御家流を投げ返したのを忘れたか!?」

 

「あ……」

 

言われて思い出す。

天から落下する眩く輝く巨大な拳を受け止め、ブン投げるという非常識に非常識を重ねるかのような光景を。

 

「今ここで生じている異常が御家流によるものなら、これも投げ返せるかも……」

 

「早くしろ剣丞ぇっ!!

 我はこのザマだ、両腕が動かせん……掴む事も、投げる事も出来んっ!」

 

「わ……分かった!」

 

剣丞が信虎の後ろに回り、右手に手を添える。

 

「よ、良し……そのまま腕を前に……そうだ、それで良い」

 

すると信虎の手に、奇妙な不可視の力場が……御家流の力の流れが集まってくる。

信虎と、信虎に密着する剣丞にはそれが分かった。

 

「ば、馬鹿な……これは……」

 

「信虎? どうした?」

 

「何だこの馬鹿げた距離は……

 こんな距離から御家流を届かせる存在が、この世にいるとでも……

 ええいくそ、剣丞ぇっ! 奴に御家流を投げ返すのは流石に無理だっ!

 どこでも良いから投げ捨てろぉっ!!」

 

「分かった、やってみる!!」

 

剣丞は二人羽織のように信虎の手を動かし、その手に掴んでいた御家流を空に向かって……

 

「マグナム・シュウウウゥゥゥーーーットォッ!!!」

 

……ブン投げた。

 

……

 

…………

 

………………

 

「あぁ……嫌ぁ……」

 

「だ、駄目です、こんなの……」

 

2匹の鬼達が、詩乃と雫のワレメに舌を這わせていた。

舌先が充血したクリトリスを弄び、肉壺から愛液を漏れさせる。

 

詩乃も、雫も、否応なくメスのスイッチを入れられていく……頭の中では濡れてはいけない、感じてもいけないと、耐えようとしているのにだ。

 

『見セテクレ、本当ノ愛ヲ』

 

またその声が聞こえる。

その声が聞こえた瞬間、詩乃も雫もその場に腰を抜かしてしまった。

その声が聞こえた瞬間、詩乃も雫も全身の力が抜けて、立ち上がる事すらできなくなった。

その声が聞こえた瞬間、詩乃も雫も自らの下履きを脱ぎ捨て、女の秘部を指で弄り始めた。

その声が聞こえた瞬間、鬼に対する抵抗感が薄れ、下腹部が独りでに発情し始めた。

 

鬼のおOんぽを挿れて欲しい……そんな感情が胸を包もうとする。

 

そして彼女達の陰唇に、鬼のおOんぽが宛がわれた。

 

「ひっ!?」

 

「駄目! やめてっ!!」

 

詩乃も雫も必死になって身をよじり、鬼から離れようとした。

だがしかし、やはり足に力が入らず、その動きはナメクジのように遅かった。

亀頭がゆっくりと……それでも、ナメクジの歩みよりは速く、彼女達のオンナの部分に向かっていく。

 

『サア見セテクレ、本当ノ愛ヲ』

 

つぷり……と、挿入が始まった。

 

詩乃と雫のおOんこは既に濡れそぼり、常人のモノより一回りも二回りも太く硬い鬼のおOんぽすら容易く呑み込み始めた。

 

「ぁ……あぁ……」

 

少しでも長く絶望感を味合わせるためなのか、詩乃のナカをゆっくりとゆっくりと、亀頭が蹂躙していく。

鈴口は出入り口を通過し、亀頭がずぷずぷと膣肉に包まれる……

 

そして詩乃の膣肉と鬼の肉棒が触れる面積が増せば増す程、詩乃の子宮が震え、耐えがたい程のナニカが彼女を支配していく。

 

このまま、鬼のアレが自分の子宮まで突っ込まれたら、突っ込まれてかき混ぜられたらどうなってしまうのだろうかと思った。

何とも表現しがたい恐怖と、それすらも上回る飢餓感が詩乃に生まれつつあった。

 

「ううぅふわっううぅぁ……んんっ! あんんっ!」

 

不意に、詩乃と雫の耳に女の喘ぎ声が聞こえて来た。

2人が視線を声の方向に向けると……剣丞隊と共にここまで戦っていた八咫烏隊の幼女の1人が鬼とまぐわっているのが見えた。

 

隊長格の烏と雀……ではない。

八咫烏隊は男女比があり得ないくらい偏ってるせいか、発情した鬼達が大量に群がっていた。

八咫烏の幼女達が、数えられるだけでも10人以上鬼と交合していた。

子宮をガシガシと突かれ、あんあんと喘ぎ声を出し……そのうち何人かは、接合部から精液と思しき白濁液を漏らしながらシていた。

 

そして隊長格の烏と雀は、自分達と同じように謎の声によって身体の自由を奪われ、鬼達によって一糸纏わぬ姿にされ、おOんこにおOんぽを宛がわれ、今まさに交合を始めようとしていた。

 

この場で唯一動ける小波は、そんな八咫烏隊の面々を1人でも多く救うために走り回っていた。

走り回っていたが……負傷し、疲弊した彼女1人がどう頑張っても、全てを救い、全てを守る事は不可能である。

 

「ああ、こんな……こんな事……」

 

同時に、雫のナカも鬼の肉棒に蹂躙されつつあった。

まるで弄ぶかのようにゆっくりとゆっくりと亀頭が雫の膣肉を掻き分けて進んでいた。

 

そして亀頭の先端が、雫の膜に……ハジメテの証に触れた。

みしり、みしりっ、と雫のナカでそれが破けようとする感触がした。

 

「剣丞様っ!!」

「九十郎さんっ!!」

 

破局、破滅、あるいは絶望が頭をよぎる中で、詩乃は剣丞の名を呼んだ。

雫は九十郎の名を呼んだ。

 

直後……

 

「マグナム・シュウウウゥゥゥーーーットォッ!!!」

 

そんな2人の祈りが、助けを呼ぶ声が届いたのか……少なくとも雫の祈りと声は届いていない事は確実だが、とにかく。

武田信虎の御家流が……他人の御家流を掴み、受け止め、投げ返す程度の能力が発動した。

 

そして次の瞬間には、詩乃と雫を犯そうとしていた鬼達がバラバラになって吹き飛んだ。

まさしく目にも止まらぬ早業、瞬きする間も無い程の時間で鬼達は絶命した。

本多平八郎忠勝……綾那が鬼達を切り捨てたのだ。

 

「全く、危ねーところだったのです」

 

呆然とする2人の目の前で、上半身真っ裸の綾那は。

今さっき咬み千切りましたとでも言いたげに男根らしき肉塊をぺっと吐き捨て、その額と髪の毛にベットリと付着したイカ臭い匂いを漂わせる白濁液を手で拭う。

 

「全員走れぇっ! いつまたあの声が来るか分からんぞっ!」

 

信虎の号令と共に、身体が普通に動くようになった剣丞隊や八咫烏隊、第七騎兵団が必死の敗走を開始する。

 

「長尾の本体は九頭竜川に陣取っている。

 もう一刻もしない内に合流できる筈だ、それまで死ぬ気で走れ!

 剣丞、お前はしばらく我の近くに居ろ、もう一度さっきの声が来たら、

 もう一度お前が我の手を動かして投げさせるのだ!」

 

「分かった、急ごう」

 

そして全員が走り出す。

走って、走って、走って……襲い来る鬼達の数が徐々に減っていった。

 

誰も彼もが、もう大丈夫だ、もう安心だと思っていた。

誰も彼もが、自分達が助かるのだと思っていた。

そして鬱蒼と茂る山林を超え、開けた場所に出た瞬間……

 

 

 

 

 

「さあ見せてくれ、本当の愛はどこにある?」

 

 

 

 

 

その声は、先程までのテレパシーによる声では無かった。

ハッキリとした、肉声であった。

 

額に2本の角を持つ、絶大なる美を持った鬼子がそこにいた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。