(注)作者の趣味全開です。
「ううぅ……ああっ……うっ! うぅ……」
深い深い暗闇の森・シュバルツバルトの奥深くで、一糸纏わぬ姿の2人の女性が身体を重ねていた。
本多綾那忠勝が……日ノ本最強の武人が、その指に、その舌に翻弄され、喘ぎ声をあげていた。
「ふふ……うふふ……可愛らしいわねえ、とても素敵よ、とても……」
舌先がチロチロと蠢き、綾那の小さな胸と乳首を刺激する。
指先がピンと勃ったクリを弄りまわす。
サキュバスの技量であれば、綾那を絶頂させるのにそう長い時間は必要ない。
特に歌夜と剣丞のセックスを見せつけられ、魅了され、セックスへの忌諱感が薄れてしまっている今では猶更だ。
この夢の世界は精神の世界、イメージの世界であるが故に、強く心が抵抗すれば、それが絶頂と言う名の終焉へに対するブレーキになるのだ。
しかし今、サキュバスはゆっくりと、じっくりと、舐るように、弄ぶように、綾那の無垢な身体から、性感帯を一つ一つ開発している。
「ふっ……あぁふっああっ……ああっ……」
額を、耳を、首筋を……
「……ふわっ……ぁあっぁふわっあ」
乳房を、わき腹を、おへそを……
「……ふわっん……っ……あんんっ! ううぅ!」
腰を、お尻を、太ももを、指先を……
「ぁあっううぅんんっ! あふわっううぅあっ!
あふわっあっっ……ぁあっぁあっ! ううぅあっ!!」
そして当然、クリと膣口も開発していった。
綾那は何度も何度も絶頂寸前にまで昂り、寸止めされ、昂り、寸止めされ……その身体中を開発されていった。
そして……
「……うん、そろそろ始めようかしら」
サキュバスがそう呟くと、うっかり膜を破らないように気をつけながら、ゆっくりと指を二本、綾那の膣内に挿入した。
「あ……ああぅっ!?」
産まれて初めて膣内に異物が挿いってくる感触に、綾那が目を白黒させる。
「次はイク感触を教えてあげるわ」
そう言うとサキュバスは右手の人差し指と中指で膣内から、左手の人差し指と中指で外側から、まるでサンドイッチするかのように陰核を挟んだ。
「い……いく……ですか……?」
これから何が起きるのか、これから何をされるのか、今までオナニーすらした事の無い彩那にはまるで分からない。
不安そうな視線をサキュバスに向ける。
「そうよ、女の子はこうやって気持ち良くなるんだって事、教えてあげる」
サキュバスは慈愛に満ちた笑みでもって、綾那を安心させる。
サキュバスの心は善意100%である。
もっともそれは、あくまでサキュバスの……人外の価値観での善意である。
「ふわっん……あんんっ! あぁあっ!!」
そしてサキュバスの本気の愛撫が始まった。
外側から前後左右にクリが弄られ、裏側からもくにくにと綾那の感じる所が刺激される。
「んんっ! んあっぁあっ! あっぁふわっあっんんっ! あっんんっ! 」
綾那の喘ぎ声がどんどん大きくなっていく。
膣奥から愛液が止めどなく溢れて来る。
それはさっきまでのような手加減つきの愛撫とは全く違う、イカせるための愛撫である。
「あぁあんんっ! んんっ! ぁあっ! あっんんっ! ぁんんっ!」
綾那の腰がビク! ビクゥッ!! と跳ねまわる。
しかしサキュバスは一切の震えも無く、淀みも無く、少女の処女膜を傷つける事も無く、淡々と愛撫を続けていた。
そしてついに……
「……さあ堪能なさい、これがイクという事よ」
「い……いくぅ……あっあぁぁあっっんんっ! んんっ!」
綾那の両足がピーンと立った。
球のような汗が周囲に飛び散り、空を仰ぐようにのけぞり、綾那は絶頂した。
セックス経験が全く無い綾那でも理解できた……これが絶頂、これが『イク』という事なのだと。
「はぁ……はぁ……」
両手両足をだらりと投げ出す。
まるで精力の全てを出し切ってしまったかのようで、今の綾那には立ち上がる気力すら残っていなかった。
「さて、今のはあくまで練習、ここからが本番よ」
そんな綾那の目の前で、サキュバスが自らの股間に男根を生やした。
女と交わり、女をイカせ、女を孕ませるための凶器が綾那に向けられる。
「お、おOんちん……です……」
それが先程歌夜のナカに挿入されていた、男性の股間についているモノである事を、綾那には分かった。
「そうよ、これを貴女のナカに挿れて、セックスをしてイクと、
びゅーっ、びゅーっって射精して、貴女は孕むのよ」
「は、孕むですか……?」
漠然とした不安のようなものが綾那を包む。
綾那には孕むという事が児を産む事だという事までは理解していたが、それが具体的にどういう事なのかまでは理解していない。
「大丈夫よ……女の子はねえ、セックスをして、気持ち良くなって、
孕んで、子供を産むのが最高の幸せなのだから」
「最高……幸せ……」
「セックス、シたいわよねえ?」
「うぅ……」
綾那は即答できなかった。
理由は彼女自身にも上手く説明できないが、なんとなくその問いに頷く事が、愛する新田剣丞への裏切りになるような気がしたのだ。
「もっともっと、気持ち良くなれるわよ」
「う……あぁ……」
綾那の脳裏で、先程の脳髄をも蕩かすような快楽がリフレインされる。
気持ち良かった、最高に気持ち良かった、今までの人生で味わった事も無いような気持ち良さだった、だから……
「シたい……セックスしたい……です……」
綾那はサキュバスの目の前で大きく股を開き、自らのワレメを広げて見せた。
ソコは既にぐしゅぐしゅに濡れてふやけて、一突きされただけであっという間に絶頂しそうな程に緩んでいた。
「まあ少しだけお待ちなさいな、そろそろ来るから。 どうせなら……」
サキュバスが自らの男根をシコシコと擦り、臨戦態勢にさせながら背後にチラリと視線を移す……
「綾那あああぁぁぁーーーっ!!」
綾那の親友、榊原歌夜康政が乱入してきた。
少し遅れて、小夜叉と新戸も駆け寄り、綾那とサキュバスを3方から取り囲む。
「綾那を離しなさい」
歌夜が赤龍独鈷を突き付けながら迫る。
しかし当然、サキュバスは涼しい顔のままだ。
「うふふ……待っていたわよ。 この娘の親友なのでしょう? なら……」
サキュバスは小柄な綾那を抱え上げ、背面座位……挿入部が良く見える体位で、男根の先端部分をつぷりと綾那の入口に埋めた。
「……お友達の初めてのセックス、見届けて頂戴な」
サキュバスは善意100%の笑みを浮かべながら、歌夜達の目の前でずぷずぷと挿入を開始し……
「……させないっ!!」
「やらせるかってんだ!」
歌夜と小夜叉がサキュバスに斬りかかる。
当然、煙になって逃げられるだろうが、それでも綾那は助け出せると2人は考えていた。
しかし……
「……トラップ」
しかしその切っ先が届くより一瞬早く、サキュバスは伏せカードを開いた。
突如として地面から接着剤のような粘性のあるピンク色の液体が湧き出て、歌夜と小夜叉、そして新戸の足を包み込んだのだ。
「きゃ!? こ、これは……」
「これもえろとらっぷか!? 何でここに!?」
「くっ、これは……媚薬漬けスライムか、厄介な物を!」
綾那を助けるために無警戒で飛び込んだ歌夜と小夜叉はもちろん、素の身体能力はスーパースターマン並みの新戸も捕らえられた。
そして地面から湧き出るピンク色の液体は凄まじい勢いで量を増し、あっという間に歌夜、小夜叉、そして新戸の腰から下を包み込んでしまった。
「驚いたかしら? 予想すらできなかったかしら?
さっきの洞窟にあったエロトラップ、何個か拝借して仕込んでおいたのよ」
「そ、そんな……」
「くそ、離れねえ……しかも全然斬れねえ!?」
歌夜と小夜叉は何とか脱出しようともがき続けるが、どんなに力を籠めても両脚はまるで動かず、手にした武器で斬ろうとしてもまるで手ごたえが無い。
そしてこのトラップの性質は『媚薬漬け』という名が示す通り、ただ単に拘束するだけのものではないのだ。
「歌夜! 小夜叉! こいつの体液は媚薬になっている!
早く振りほどかないと発情させられるぞ! しかも……」
「ふ、服が……と、溶けて……?」
歌夜と新戸の服がボロボロになり、溶け崩れる。
このスライムの体液は媚薬であると同時に、服だけをドロドロに溶かしてしまう性質もあるのだ。何でもアリの夢の中だから実現できる素敵物質であるが、今の新戸達にとっては厄介以外の何物でもない。
「振りほどけっつったって、どうすりゃ振りほどけるんだよ!?」
「こんな筈じゃ……う、うぅ……」
新戸は自分の身体が急激に火照っているのが分かった。
新戸が用意した媚薬漬けスライムは、歌夜や小夜叉が全力で逃げようとすれば、どうにか逃げられるように創ってあった。
それに媚薬の効力が出てくるまで、それなりの猶予時間があった。
「な、なにこれ……あ、アソコが、舐め回されてるみたいに……
くっあ、ううっ! くっあぁはぁっ! うう……」
「くぅ……へ、変なとこ、入ってくんな……ふわっふわっぁ……あ……あんっ!」
それどころか、スライムの粘液が性感帯を刺激するという、新戸も知らない機能まで追加されていた。
それはつまりサキュバスの手によって、エロトラップがより強力なものに作り替えられているという事だ。
このままじゃ拙い……新戸はそう思った。
「オレの念動力で……吹キ飛バスッ!!」
本格的な愛撫が始まれば精神が集中できなくなるため、消耗覚悟で一気に強烈な念動力を行使し、一気に脱出しようと試みる。
「……だぁ~め」
だがしかし、当然サキュバスはそれを阻止しようと動いた。
気がつけばサキュバスの分体が新戸の背後に忍び寄り、その手を媚薬漬けスライムに埋め、新戸の下腹部に触れてた。
「こ……これ、は……?」
ケツの穴から口まで杭が貫通したかのような強烈な違和感……そして気がつけば新戸の下腹部にピンク色の魔法陣のような何かが描かれていた。
ハートの形をした、淫靡な輝きを放つ呪文が描かれた魔法陣が、刺青のように新戸の肌に描かれていた。
それが何なのか、新戸は知らなかったが、絶対にロクでもないものだという事だけは瞬時に理解できた。
「知らないようなら教えてあげるわ。
これは『淫紋』、サキュバス流の魔法封じと言えば分かり易いかしら。
ああ、こっちでは御家流と呼んでいるのでしたっけ?」
「え……?」
瞬間、新戸は蒼褪めた。
新戸の活躍の99%は超能力によるものだ。
その超能力を封じられてしまえば、身体能力スーパースターマン並みの役立たずに暮らすチェンジする羽目になる。
「試しに使って御覧なさい、貴女の御家流を」
サキュバスは挑発的な笑みを浮かべて、能力を使えと言った。
新戸は一瞬迷ったが……これ以上時間を浪費すれば媚薬漬けスライムによって発情させられ、集中できなくなると思い、もう一度精神を集中。
しかし……
「……んひゃう!?」
……瞬間、新戸は子宮を直接揉みしだかれたかのような感覚に襲われた。
脳髄に電流が走るような圧倒的な快感であった。
新戸が超能力を使えなくなる弱点……性的快楽そのものであった。
「な……な、なんで……?」
「精神を集中させると、アソコの淫紋が反応して、快感を与えるのよ。
もちろん高位の術者ならそれを無視して魔法を使うのだけれども……
どうやら貴女は、そういう訳にはいかないみたいね」
「なん……だと……?」
新戸は目の前が真っ暗になった。
性的快感を受けている間、精神を集中させられないのが新戸の……無数の並行世界に存在する、無数の虎松達の共通の弱点だ。
そして虎松は超能力が行使できないと、ハッキリ言って置物に近い役立たずにまで落ちてしまう。
「ううぅあんんっ! あっううぅ……あぁっ!」
「畜生! 離れろよ! うあ、はぁっうっ! くっあぁあぁうっ!」
「んんっ! ああ……ふわっぁあっ!」
下半身を覆う媚薬漬けスライムが容赦無く新戸達3人を責め立てる。
同時に粘液に混じった媚薬が膣と直腸を通じて体内に吸収され、3人の感度をどんどん高め、昂らせていく。
そして唯一媚薬漬けスライムを吹き飛ばせる新戸は、淫紋によって超能力を封じられてしまった。
……絶望的な状況であった。
「それじゃあそこで見物していなさい、大事なお友達の初めてのセックスを。
お友達がセックスして、絶頂して、孕む瞬間を」
3人の目の前で、サキュバスが抱え上げていた綾那をゆっくりと下へ降ろしていく。
ずぷり、ずぷりと綾那のナカにサキュバスの疑似おOんぽが割って入っていく。
「この娘が孕んだら、1人ずつ順番に犯していって、孕ませていってあげるわ。
それはとても幸せで、とても気持ち良い事だからね」
さらに綾那のナカにサキュバスの疑似おOんぽが埋まっていく……しかし、歌夜も、小夜叉も、新戸もどうする事も出来ず、ただ媚薬漬けスライムの愛撫に晒されるだけだ。
もう駄目か、もうお終いかと、誰もが思った……その時……
……ざくりっ! と、サキュバスの額に十字手裏剣が突き刺さった。
ぱたん……と、サキュバスは呆気無く倒れ伏した。
今までずっと逃げ回る以外に方法が無いと思われていたサキュバスが、倒れ伏したままピクリとも動かなくなった。
ほぼ同時に新戸達3人を拘束していた媚薬漬けスライムも力を失い、消滅した。
「え……あ、れ……?」
「た、助かった……のか……?」
歌夜と小夜叉がへなへなと腰を抜かす。
「申し訳ありません。 もっと早く合流で来たのですが、
完全な不意討ちでなければ殺せないと聞こえましたので、今までずっと隠れていました」
暗く深い木々の奥から、小波が……忍者服部半蔵正成がゆっくりと現れた。
彼女はずっと隠れ続けていたのだ。
サキュバスが油断し、サキュバスを殺せる瞬間が訪れるまで。
「いえ、ありがとうございます。 本当に助かりました。
不意打ちで無ければ倒せない相手が、これほど厄介だったなんて、思いもしませんでした」
小波と歌夜がお互いの無事を確認し、安堵する。
安堵してしまう……
その瞬間、かちゃん……と錠前がかかる音がした事に、違和感を覚えた者はいない。
「く……ぁ……」
新戸もまた媚薬漬けスライムから解放され、その場に力無く倒れ伏す。
淫紋に媚薬……絶体絶命の窮地からギリギリで逃れられたと安堵していた。
サキュバスが夢と現実の境界を反転させるまえに殺す事が出来た。
それ故に、ここで起きた事は全て夢になり、現実の世界には一切の影響を与えない。
全て元に戻る……そう思い安堵する、安堵してしまう。
かちゃん、かちゃん……と、再び錠前のかかる音がしたが、誰も違和感を覚えなかった。
それが大きな間違いと気づくのは、それから数秒後の事……
「風景が……変わらない……?」
かつて新戸は、粉雪と九十郎を襲っていたサキュバスを殺した事がある(第20話)。
夢を支配していた者が絶命した瞬間、世界はモノクロに変わり、静止し、全てが安っぽい作り物のような奇妙な質感に変わった事を思い出した。
夢界浸食が進み、夢の支配権は9割9分あのサキュバスに奪われていた。
それならばサキュバスが絶命した瞬間、この世界の様相が少なからず変わる筈なのでは……新戸はそう思い、蒼褪めた。
次の瞬間、またもや……かちゃんと錠前の音がした。
新戸は強烈な悪寒を感じた。
とてもとても大きな嫌な予感がしたのだ。
「駄目だ小波! トドメを刺せ! まだ浅……」
新戸が叫び声をあげる。
叫び声をあげたが……もう遅い。
「うふふ……ざぁ~んねん、死んだふり……よ」
ぞくりと、全員の背筋が凍った。
そして気がついた、いつの間にか自分達の首と両手首を固定する首枷が付けられている事に。
いつこんなものが付けられていたのか、誰も気づけなかった。
自分達が助かったと安堵してしまい、油断してしまい、違和感を忘れてしまったのだ。
「な、なに……これ……」
「そ、そんな! 一体いつの間に!?」
小波や歌夜がどうにか逃れようと力を籠めるが、首枷には頑丈な錠前がかけられており、外す事は叶わなかった。
それどころか、不思議な力で首枷が空中に固定され、新戸達5人は、全員尻を真っすぐ後ろに突き出すような……立バックでもするかのような姿勢にされてしまった。
「どんな気分かしら? 動けないのに後ろに立たれる気分は?」
さっき手裏剣を刺され、死んだと思われていたサキュバスがむくりと立ち上がり、新戸達5人の後ろに進む。
股間の疑似肉棒が、女のワレメに挿入したい、孕ませセックスがしたいと自己主張していた。
そして小波と綾那を除く4人は媚薬漬けスライムに捕らえられていたために、綾那はサキュバスによって一糸纏わぬ姿にされ、愛撫されていたために、愛液に濡れ、クリは充血し、男根を求めてひくひくと蠢いていた。
「驚いた? コレもさっきの洞窟から拝借して、ここに仕込んでおいたのよ。
さっきからずっと隠れて様子を伺ってた貴女、
普通に追いかけたのでは逃げ切られてしまうかもって思ったから、
こうやって隙を見せて、死んだふりをして、油断した所を捕まえちゃおうって思ったの」
「そ、そんな……」
小波の手裏剣が負わせた傷は跡形も無く消えていた。
夢の中は何でもアリであるが故に、自らの肉体の損傷を消してしまう程度、造作も無いのだ。
自分が敵の掌の上で踊らされていた事を知り、小波は深く絶望する。
「や、やめ……やめろ……やめてくれ……」
挿れられる、イカされる、そして孕まされる……さっき新戸に見せられた光景と同じように、快楽で蕩けてしまう。
金ヶ崎で見た光景と同じように、無理矢理犯され、孕まされ、破裂して死んでしまう。
小夜叉は怖かった、怖くて怖くてたまらなかった。
逃げ出したかった、しかし彼女にもつけられた首枷により、一歩も動く事もできなかった。
小夜叉はガタガタと震えていた。
「あら、怯えないで頂戴な。 セックスはとても気持ち良くて、とても幸せな事なのよ」
サキュバスはにっこりと笑いながら、小夜叉の小振りなお尻をさわさわと撫でまわす。
「やめろっ! 離せっ! 頼むやめてくれぇっ!!」
敵に対して許しを請う……そんな情けない事を言ったのは、初めての事であった。
小夜叉にとって、森一家にとって戦とは、前進して殺すだけの場所である。
強ければ殺し、弱ければ死ぬだけの場所である。
敵に許しを請う場所では無い、断じてない。
少なくとも小夜叉は、今までずっとそう生きてきたのだ。
「それじゃあ種付けセックスを始めましょうか。 もちろん、5人同時にねぇ」