(注)作者の趣味全開回です。本編に繋がるかどうかは未定です。
「夕霧、ヤラせろ」
マッチョな大男がストレートに最低最悪な言葉を言い放つ。
「ま、またでやがるか。 仕方ねぇでやがるな……」
そんな最低最悪の台詞を投げかけられた少女……夕霧は露骨に眉を顰め、心底嫌そうな顔をしながらスカートの内側に手を入れて、もぞもぞとパンツを脱いでポケットに入れる。
そして……
「ほら、とっとと挿れて、とっとと終わらすでやがるよ」
夕霧が近くの壁に手をついて、スカートをぺろんとめくりあげる。
そして男をいやらしく誘うかのように、その小振りの生尻を突き出した。
ここは大江戸学園。
現代ニホンを代表するトップエリート共が、その溢れる才能をゴミ箱にダンクシュートし、光の速さで明後日の方向へダッシュする魔境……恐るべき事に、路地裏で生徒が青姦という光景も、下手すりゃ強姦すらも、魔境・大江戸学園では稀によくある光景である。
……
…………
………………
「家に来て妹をファックして良い」
切欠は光璃のそんな台詞である。
酒盛りをしている中で、一二三と光璃が、どっちがより九十郎を気持ち良くさせれるかが話題になった。
自分より格上に挑み、戦力差を補う必要が出た際、ズル技、卑怯技、反則技で敵の長所を潰すのが一二三の性格。
自分以外の誰かを巻き込んで乱戦に持ち込むのが光璃の性格。
つまり両方クズである。
今回の場合、光璃は妹の夕霧、薫を巻き込む作戦に出た。
その時、光璃も一二三も、ベロンベロンに酔っぱらっていた。
聞いていた九十郎も当然のように酔っていた。
なお、忘れている人も大勢いるかもしれないが、大江戸学園は一応学校である、一応。
当然、法律でも校則でも学生の飲酒は禁止されている。
禁止はされているのだが……ごく普通に酒が流通している所が大江戸学園の恐ろしい所だ。
閑話休題
とにかく、そんな状況での台詞だったので、普通は酔っ払いの戯言と聞き流すだろう。
が、しかし……
「お、良いのか? ラッキー」
……九十郎は真に受けた。
戦国時代でのなんやかんやで、貧乳相手でも普通に欲情するようになっていた。
しかも間の悪い事に、こういう時にブレーキ役になる犬子や詠美は不在であった。
そしてそうなってからは九十郎の行動は速い。
すぐさま部屋着を脱ぎ散らかして学校指定ジャージに着替え、財布と部屋の鍵とスマホをポケットに放り込む。
「薫と夕霧、来てたっけ?」
「薫は戦国時代、夕霧は女子寮」
「んじゃちょっと夕霧とファックしてくるわ、留守番ヨロ」
「九十郎、先週女子寮の鍵変わってるから、はいこれ合鍵」
「おう、サンキュー」
一二三が何も印字されていない真っ白なプラスチック製カードを九十郎のポケットに押し込む。
女子寮の鍵を男子生徒に渡すのは校則違反であるし、カードキー自体も明らかに不正コピーしましたという外観であったが、当然のように一二三も光璃も九十郎も気にする様子がない。
表裏比興と書いてクソヤロウと読む真田昌幸は、女子寮の鍵が更新される度に即座に横流しし、小遣い稼ぎをしているのだが、当然のように奉行所に尻尾を掴まれるようなヘマはしない。
……故に女子寮の鍵は頻繁に更新されるのだ。
そして九十郎は普通に自宅を出て、途中のコンビニでコロッケを買い、コロッケを齧り、鼻歌を歌いながら監視カメラが付いてない搬入口から女子寮に侵入、エレベーターは避けて災害時用の避難階段から光璃の部屋へと向かう……
「おいす~」
「九十郎でやがるか? 姉上……は、いないでやがるな。
全く、どこをほっつき歩いてるのやら。
夕霧が代わって聞くでやがる、何の用でやがるか?」
割烹着の夕霧が1日がかりで部屋の片づけとゴミの分別を終え、呑気にベッドメイクをしている所に、九十郎が現れた。
放置するとあっという間にゴミ屋敷になる光璃の自室だが、この日は綺麗に片付けられている。
当然、そんな光璃に貞操を売られた事など夕霧は知らないし、想像すらしていない。
夕霧の襟首を摘まみ上げると、九十郎は力任せにベッドへと転がした。
ベッドメイクをしたばかりの綺麗なシーツに皺ができる。
「九十郎? 一体何を……」
「ヤルぞ、夕霧」
九十郎がズボンとパンツを同時に脱ぎ、半勃ち状態の男性器をぼろんと露出させる。
ここまでくると夕霧も、九十郎がナニをするために女子寮に忍び込んだのだと察する。
「ちょ、ちょっと待つでやがる。
九十郎が姉上や一二三とそういう関係(セフレ)になってるのは知ってるでやがるが、
夕霧はその気は無いと言うか……そもそも婚姻もしてねーのに、
ヤったり出したりヌいたりするのは不健全と言うか……」
後ずさりしながらやんわりと拒絶しようとする夕霧に対し、九十郎はポケットからスマホを取り出し、ボイスメモのアプリを起動する。
『気に入った、家に来て妹とファックして良い』
スマホから声が流れ、夕霧が硬直する。
その声は間違いなく彼女の愛する姉上こと、武田光璃晴信の声であったからだ。
「光璃公認だ、良いよな?」
「いやいやいやいや!! 良くねぇでやがるよっ!! てか今の姉上の声でやがったな!
どんな話の流れで今の台詞が出たでやがるかぁっ!!」
「そんな細々とした話は覚えてねえよ」
「全然細かくねぇでやがるっ!! そもそも孕んだりしたらどうするでやがるか!?
夕霧は再来週には戦国時代に戻るでやがるよ!!」
「大丈夫大丈夫、一週間や二週間毎日ヤリ続けても意外と孕まねぇよ。 ソースはひよ子」
「ひよ子は卵巣の異常だとかで孕めねぇ体質だったでやがるよっ!!
本気で色々困るから勘弁してくれでやがるぅっ!!」
「じゃあ薫に頼むか、再来週お前と入れ替わりで学園に来るしな」
「それだけはやめるでやがるっ!!」
怒鳴りつけながら夕霧は考える。
さっきの台詞、『夕霧とファックして良い』ではなく『妹とファックして良い』であった。
つまり夕霧が本気で拒んだら、その矛先はまず間違いなく薫に向かう。
そして悲しむべきことに、彼女の姉、武田光璃晴信は、必要とあらば普通に妹の貞操を売り飛ばしかねない性格なのだ。
「ご、後生だから挿れるのだけは勘弁してほしいでやがる。
く、口でも胸でも使って良いでやがるから……」
夕霧は震える声でそう提案する。
ブ男で屑な九十郎のちOこを舐めるのは屈辱極まりない事であったが、それが被害を最も軽くする方法であった。
「(と、とりあえず今だけ誤魔化して、
後で姉上に土下座でも何でもして前言撤回してしかねぇでやがる……
このままじゃマジで薫も夕霧も揃ってコイツの種で孕むハメになるでやがる……)」
「くそ、さっきコンビニ寄った時にコンドームも買ってくりゃ良かったな」
九十郎が舌打ちをしながら夕霧の上に覆いかぶさり、学校指定の女子制服をはだけさせ……た所で、九十郎のスマホがピロンと鳴った。
「お、一二三からLINEだ。 何だ……?」
「(一二三から連絡!? も、もしかして夕霧に助け舟を……)」
九十郎と夕霧が同時にスマホを覗きこむ。
LINEを起動させると、一二三から写真を一枚、メッセージが一通届いているのが分かった。
『アフターピル買っておいたよ』
……そこにはそんなメッセージと共に、明らかに非合法っぽい外観の薬屋の前で、錠剤が入った箱を持っている光璃の写真が2人の目に飛び込んだ。
アフターピルが普通に売買されている所が、大江戸学園の魔境たる所以である。
「やりますね……送信っと。 いやあ、持つべきものは気の利く幸村ママンだよな」
アフリカオオコノハズクとワシミミズクのアニマルガールのスタンプが一二三のスマホに送られる。
「(一二三いいいぃぃぃーーーっ!!
やっぱあの時殺しておけば良かったでやがるうううぅぅぅーーーっ!!
姉上もカメラの前でブイサインしてねぇで止めるでやがるうううぅぅぅーーーっ!!)」
夕霧は表裏比興と書いてクソヤロウと読む真田一二三昌幸に対し、恨みと呪いの言葉を100回近く吐くと、全てを諦め切った表情で大きく肩を落とし、深々とため息をつき……
「せめて……せめてシャワーだけ浴びる時間を……くれでやがる……」
今にも泣き出しそうな顔で、今にも掻き消えそうなか細い声でそう伝えると、九十郎の返事も待たずにとぼとぼと浴室へと入っていった。
服が濡れるのも無視して冷水のシャワーを頭から被って、夕霧は泣いた。
そして浴室から出た瞬間、酒臭い全裸のマッチョにベッドへ運ばれ……
「大丈夫大丈夫、天井のシミを数えてる間に終わるからよ」
「おしゃべりは良いから、とっとと終わらせろでやがる」
「そんじゃ遠慮なく、ずぶぶ~っとな」
そして強姦され、ハジメテを奪われ、ぎしぎしと奥をノックされ、子宮を穢され……また泣いた。
……
…………
………………
「夕霧、ヤラせろ」
それから1週間後、マッチョな大男がストレートに最低最悪な言葉を言い放つ。
「ま、またでやがるか。 仕方ねぇでやがるな……」
そんな最低最悪の台詞を投げかけられた少女……夕霧は露骨に眉を顰め、心底嫌そうな顔をしながらスカートの内側に手を入れて、もぞもぞとパンツを脱いでポケットに入れる。
そして……
「ほら、とっとと挿れて、とっとと終わらすでやがるよ」
夕霧が近くの壁に手をついて、スカートをぺろんとめくりあげる。
そして男をいやらしく誘うかのように、その小振りの生尻を突き出した。
「げっへっへっへっへっ、さっすが~、夕霧様は話がわかるッ!」
「毎日毎日飽きねー奴でやがる。 なんでわざわざ夕霧と。
嫁がいるんだから嫁とヤッてろでやがる」
使い切りタイプのローションを塗った指先で、自分の膣口をぐにぐにと揉み解すマッチョに向けて、夕霧がそう尋ねる。
一応は教育施設である筈の学園島で、普通にローションが売ってる所が大江戸学園の魔境たる所以である。
「しゃあねぇだろ、柘榴も犬子も粉雪も赤点連続で補習の毎日なんだからよ。
ウチの学校、割と授業が速いしな」
戦国時代に生まれ育った人間に、現代ニホンのトップエリート向けの授業について行くのは困難極まりない。
雫のような戦国時代でもトップクラスの才女であろうと、赤点をギリギリで回避するのが精一杯である。
ちなみに光璃は幼稚園から順を追って現代ニホン式の教育を受けているため普通に順応しており、一二三は試験前に問題文を盗みだしたり、教員に賄賂を渡したり、教員の弱みを握ったりして赤点を回避している。
「姉上と一二三、てめーのセフレでやがるよな。
頼めばいくらでもヤラせてくれるんじゃねーかでやがる」
「限定品って好きなんだよ、有名人のサインの次位に」
具体的にはガチャでカード破産寸前になる位には好きである。
この男は基本、二度と手に入らないものに弱い。
「……何か嫌な予感するでやがるけど、一応、続きを聞いてやるでやがる」
「あと2日でポータル開いて、お前戦国時代に帰っちまうだろ。
その前に楽しむだけ楽しんでおこうかな~と」
「薫に手出ししたら本気でブチ殺すでやがるよ」
「それはお前の態度次第だよ、夕霧」
九十郎がニタァ~といやらしく笑いながらそう告げる。
屑男に愛撫され、膣口からくちゅくちゅと水音が混じった音がし始める。
クリを執拗に責められ、膣壁から愛液が漏れ始めていた。
子宮口がひくひくと胎動し始めていた。
それが分かった瞬間、夕霧は心底嫌そうに、心底悔しそうに奥歯を噛みしめた。
「……今朝もピルを飲んだから、膣内射精しても孕まないでやがる。
気が済むまでヤレば良いでやがる」
夕霧が不機嫌そうな声でそう告げる。
避妊薬なんていう現代ニホンの不思議グッズに対してイマイチ信用し切れないせいで、内心では孕んだりしないかとビクビクしている。
「来週から薫にやってもらおうかな~」
九十郎はそんな夕霧の内心を見透かすかのようにぺちぺちと肉棒で尻を叩き、夕霧が一番してほしくない事をあえて言う。
「ぐ……」
夕霧は奥歯が砕けんばかりに強く強く噛みしめて、誇りやら何やらをゴミ箱に投げ捨てる。
6~7割方ブラフだろうとは思うが、3~4割くらいの確率でこの男は薫にも手を出すだろう。
そうなった場合でも、たぶん一二三も、光璃も九十郎を止めない……どころか、ノリノリで背中を押しかねないと思った。
「(うぅ……ポータルが常時開いててくれれば、今すぐにでも戦国時代に帰って……
あ、そしたら九十郎も頻繁にこっちに来るから意味ねーでやがるか)」
戦国時代と現代ニホンが繋がるという異常事態により、2つの時代ではかなりの大騒動が起きている。
概ね1ヶ月に1度、僅かな時間しか往来ができないからこそ、辛うじて破局的な事態にはなっていないが、常時繋がりっ放しにでもなったらどんな凄まじい混乱になるか……
「ん……うぅ……ぁんっ……」
……夕霧の口から、艶やかな声が漏れ始めていた。
それを自覚した瞬間、夕霧は顔がかあぁっと熱くなり、その耳が真っ赤になっていた。
「最初より感じやすくなってんじゃねえのか~?」
九十郎が悪戯っぽく笑う。
確かに夕霧は、最初の一回は痛いとしか思わなかった。
だが2回、3回と続けるうちに、痛いとか、悔しいとか、悲しいとか、そういうのとは別の何かが……痺れるような快楽が混ざって来ていた。
「へ、変な事言うなでやがる……」
「下のお口は正直だぜ……おぉ、エロ漫画みてぇな台詞をリアルで言う事になるとは」
ぐにぐにとGスポットを刺激され、くちくちと、くちゅくちゅと、
次第次第に水音交じりの愛撫音になっていく。
人気の無い場所とはいえ、野外で、何時誰が通りかかるが分からない状況だという事からの緊張感が、夕霧をさらに変な気分にさせていく。
「んぅ! んんっ……ぁ……」
だんだん、声を我慢しきれなくなっていく。
喘ぎ声を出せば出す程、真昼間から野外でセックスをしようとしている事が気づかれやすくなる。
しかし、毎日毎日この背徳的な行為を続け、夕霧が感じやすい場所を把握しつつある九十郎は追撃の手を止めようとしない。
そして……
「そろそろ準備万端って感じだな、結構期待してたりしてたか?」
「し、してる訳ねーでやがるっ!! 何寝ぼけた事言ってるでやがるかっ!!
これは……た、ただの生理現象でやがるよ!」
夕霧が唾を飛ばしながら、やたらと早口で反論した。
「あんま大声出すなよ、気づかれるだろ」
「うぐっ……」
そして自分を強姦しようとしている相手に正論を言われ、思わず言葉を詰まらせる。
「それとも……実は見られながらスルのがお好みかな?」
瞬間、夕霧は心臓が跳ねあがったかのように感じた。
光璃の部屋がゴミ屋敷になるのを阻止するためにたった1人でこの時代に来た。
常識も、価値観も大きく違うこの時代で、下手な事をすれば光璃に多大な迷惑がかかる中で、夕霧は戦々恐々としながら日々を過ごしていた。
もしこんなはしたない姿を他人に見られたらどうなるのだろうか……そんな想像が脳裏に過り、ほんの少しだけ膣内のぬめりが増したような気がした。
「……ひゃんんぅっ!?」
ずぷりと自分の膣内が押し広げられ、最奥まで貫かれる。
その瞬間、夕霧は自分でも驚く程に女の声を出してしまう。
「お、反応変わった? もしや本当に……」
「ばっ! ち、ちが……違うでやがる! ちょっと驚いただけでやがるっ!!」
「へいへい、そんじゃ遠慮なく」
九十郎が腰をカクカクと前後に揺り動かし、セックスを開始する。
自分の快楽を満たすだけの乱暴で身勝手なセックス……何度身体を重ね、何度子宮に精液をブチ込まれても、夕霧は九十郎とのセックスを好きになれなかった。
いつものように終わるまで我慢して、いつものように終わったら九十郎のちOこを舐めて掃除して、衣服を正してさよならすれば良いと思った。
が……
「ん……ぅ……あ……」
しかしこの日は、夕霧の吐息がやや粗くなっていた。
ぐちゅり、ぐちゅり、とローションと愛液の潤滑の中を肉竿が前後に抽送する音が響く。
ぱんっ、ぱんっ、と夕霧の小振りで柔らかな尻に腰が当たる音がする。
「んっ! んうぅっ! んんんっ!!」
じきに夕霧は異常事態に気がつく……声を抑えられなかったのだ。
信じられない事に、いつもよりも身体が震え、膣口がぎゅうぅっと絞られ、男根に密着して、ピストン運動の度に大きな快楽の波が夕霧の脳髄に流れていった。
「はぅぁ! ふあぁっ! はんっうあぁっ!! ああぁんんぅっ!!」
声が抑えられない。
夕霧の意思に反して、喘ぎ声がどんどん大きくなっていく。
「あ、頭……んんぅっ! 頭の中がびりびりと痺れて……あああんっ!! ふあぁぅう!」
「馬鹿になっちまえよ」
九十郎がにやにやと笑いながらさらに激しく、さらに乱雑に夕霧の感じやすい所を刺激する。
「ひぐっ……んんんぅっ!! あんっ! あああんっ! んあああぅ!
や、やめて! とまるでやが……ひゃううぅんっ!」
頭が真っ白になっていくような感覚。
男性経験がまるで無い夕霧には自覚がない事であったが、夕霧は急激に絶頂へ向かいつつあった。
「(野外プレイがお好きと……背徳的なシチュエーションに弱いのかな?
次はアナルにブチ込んでみるのも面白いか)」
九十郎はニヤニヤと笑いながら、これまでの性交で把握した夕霧の感じやすいポイントを突き上げる。
戦国時代で、犬子しかセックス相手がいなかった頃と違い、今は犬子、柘榴、一二三、粉雪、そして光璃と、セックス相手に事欠かない。
それ故に、どの辺を衝けば女の性感帯を刺激できるか、体感的に理解できていた。
「あんっ! ああんんっ!! 駄目、駄目でやがる! も、もう……」
訳の分からない、今までに経験した事のない快楽の大津波に翻弄されて、ついに夕霧から許しを請う言葉が漏れる。
武田晴信の妹、典厩武田信繁の仮面が剥がれ、ただのメスの顔が漏れ出てきていた。
そしてついに……
「んんぅ……んんあぁああぅううっ!!」
……ついに夕霧が絶頂に達した。
ほぼ同時に膣肉が強く強く収縮し、九十郎の男根を絞り、びゅるるっ! びゅるるるっ!! と勢い良く膣内射精を開始する。
「あ……ああ……」
産まれて初めての絶頂。
産まれて初めての性の悦びの頂点を感じ、同時に子宮に子種が流し込まれ、夕霧は呆然自失の状態になっていた。
大きく大きく肩を上下に揺らし、息を吐きながら、自分が膣内射精された事を自覚する。
「(ま、またナカに……は、孕んでねぇでやがるか……?)」
今朝ピルは飲んだ。
膣内射精をされても孕まされる事は無いと知識では分かっている。
しかし、夕霧はあくまで戦国時代で生まれ育った人間だ。
子宮で子種を受け止めたら、孕む……それが夕霧の常識だ。
夕霧は未だに、ピルとかいう良く分からない避妊の薬の効果を信じられずにいるのだ。
「ほら、さっさと舐めて綺麗にしてくれよ」
ぬぷんっと、男根が引き抜かれる。
そして夕霧の目の前にぶらぶらと肉棒と玉袋が突き付けられる。
竿を濡らす愛液が、自分が感じてしまった証のように見えて、夕霧は一瞬死にたい衝動に駆られた。
「分かってるでやがるよ……」
これは儀式のようなものだと、夕霧は理解している。
夕霧が九十郎に屈している事の、夕霧が九十郎に逆らえない事を確認するための儀式だと。
そして夕霧は意を決して、先程自分の子宮に精を放った肉棒に吸い付いた。
「んむっ、あむっ……ちゅば……」
いやらしい音と共に、ひょっとこのような顔をしながら竿や亀頭を舐め、尿道に残存する精液を吸い上げる。
「じゅむ……ううむ……」
男の前に跪き、痴垢と一緒に精液の搾りかすを口に含むと、自分が本当に下賤な女に……男に媚びを売り、春を売って糊口を凌ぐ夜鷹か飯盛女にでもなったかのように思う。
そんな事を考えて、また自分の膣肉がきゅうぅっと肉棒を求めるかのように収縮したのを、夕霧は全力で見ないふり、気づかないふりをした。
そして気がつけば。九十郎のちOこが再びフランクルトのように太く、熱くなっていた。
「やっぱ一回出しただけじゃ収まらねぇな。 二回戦行ってみるか」
九十郎がにやけた笑みを浮かべてそう告げる。
そして夕霧の返事も効かずに強引に壁に背中をくっつかせ、駅弁ファックのような体位で挿入をした。
そして次の瞬間……
「九十郎、何やってるの?」
……九十郎は血の気が引いた。
その声は聞き覚えがあった。
いや、毎日毎日聞き続けて、忘れたくとも忘れられない声……戦国時代における九十郎の嫁、前田犬子利家の声であった。
「い、いや……これはだな……げぇっ!?」
慌てて声のした方へ視線を移すと、九十郎はさらに血の気が引き、冷や汗を流し、肩を強張らせた。
犬子だけはなく、粉雪まで来ていたからだ。
「……え? 犬子? 粉雪も? 一体どうして、補習は?」
「英語の補習なら昨日で終わってるぜ」
「今日から補習が無いからは、放課後普通に帰れるよって伝えたよね?」
「え、嘘だろ……あ、ほんとだ、昨晩LINEが入ってる」
「で、今度はこっちの質問だぜ。 お前、典厩様と何ヤッてるんだぜ?」
「え、これは……ご、合意の上だ! 決して無理矢理関係を迫った訳じゃないぞ!」
九十郎が盛大に目を泳がせながらそう弁明するが、なんやかんやで九十郎と付き合いの長い2人だ、それが出任せだとすぐに分かった。
「夕霧さん、そうなの?」
夕霧は無言で首を横に振る。
「まあ、あたいも犬子もこっちじゃ事実婚の状態だしな。
今更新しく女を作るなとは言わねぇぜ」
「まあ、自由恋愛の範疇でって事だけど」
「そうそう、その通りだぜ。 つまり……」
犬子と粉雪が腰に佩く刀(刃引きはされている)を抜く。
「ま、待て! 待ってくれ! は、話せば分か……」
「強姦はNGだよっ!!」
「強姦はギルティだぜっ!!」
「ぬわあああぁぁぁーーーっ!!」
斎藤九十郎、犬子と粉雪にブチのめされて全治1週間。
夕霧の目の前で『薫には手を出しません』との誓約書を書かされ、血判を押すハメになった。
なお、恐るべき事に大江戸学園では路地裏で少女が強姦される事も、男女関係のもつれでチャンバラが起きるのも良くある事である。