次回タイトルは『淫らの檻』になります。
最近小説執筆に割ける時間が少なくなり、残りの書き貯め数が3話分にまで減ってしまいましたので、しばらくの間更新の回数を減らさせてください。
第123話はエロ回ではありません。
第123話URL『https://syosetu.org/novel/105831/90.html』
(注)夢でもIFでも妄想でも別世界の話でも無く、原作キャラが凌辱される描写があります。嫌な予感がする方は読み飛ばしてください。
大江戸学園は平和そのものである。
斎藤九十郎にとって6度目の夏がやってきた。
一回死んだり異世界転生したり神に喧嘩売ったりなんやかんやで復学したりしたが、とにかく6度目の夏がやってきた。
斎藤九十郎にとって、大江戸学園で迎える最後の夏だ。
「サーフィンしようぜ」
ある日、サーフボードを背負った南町奉行が唐突にそんな事を言ってきた。
「その桜吹雪のボード、久々に見たな」
使い込まれた桜吹雪のサーフボードは、細かな傷や塗装の剥げが何か所もあり、一目見ただけで何度も使い込まれたものだと分かる。
そのボードを、遠山朱金と付き合いの長い九十郎は知っている。
朱金と平良、それに九十郎が共に乙級1年生だった頃に3人一緒に買いに行った思い出のボードだ。
「戦国時代から戻ってから一度も行ってねぇだろ、久々に行こうぜ」
「遠山と長谷河が喧嘩別れしたとき以来じゃねえのか?」
「ん……あ、そういやそうだな。
夏になったら誘おうって思ってたけど、誘う前にお前死んでたっけ?」
「そうそう、トラックに轢かれて、魂はクソ早雲に捕まって戦国時代送り。
んでファースト幼馴染とセカンド幼馴染がブチ切れて」
「あん時は色々大変だったんだぜ。
お前は戦国時代で嫁さんと楽しくやってたって聞いたら正直脱力したよ」
「戦国時代は戦国時代で色々大変だったんだよ。
鬼は出るは、犬子はNTRれるは、粉雪は鬼に強姦されるわ、
柘榴は鬼に強姦された上にNTRれるわ、うっかり光璃をブチころすわ、
一二三はNTRれるわ……」
「お前の嫁さん、全員他の男のちOぽ突っ込まれてるんだな」
「光璃は無事だよっ!! たぶんっ!!」
なお、元いた世界を捨ててまでして大江戸学園に来たのにも関わらず未だに嫁にカウントされず抱かれてもいない雫は九十郎を殴っても良いだろう。
「他の男のちOこって言えば蘭丸と戦った時が一番酷かった。
何せ傾世元禳持ってる相手に太極図無しで戦いを挑むようなもんだったからな」
一般人には絶対に通じない例え話だが、朱金は普通に藤崎竜版封神演技の読者なので通じる。
「それ、率直に言って詰んでねぇか?」
……そう、詰んでいるのだ、間違いなく。
「最終的にはどうにかしたがな。
と言っても、実は俺もどうやって勝ったか知らねえんだけど。
まず開幕直後に織田信長がな……」
話を続けようとする九十郎の後頭部に尖ったシャーペンが2本ザクザクと突き刺さった
「九十郎、嫁の恥をあんまり触れ回るもんじゃねえぜ」
「そうだねえ、犬子もアレはちょ~っと思い出したくないかな」
すぐ隣の部屋で化学の教科書と格闘していた犬子と粉雪からだ。
「お、何だ何だ? くんずほぐれつの大乱交でもやってたのか?
興味あるなあ、九十郎く~ん」
「悪い、コレうっかり口滑らせたら犬子に噛まれんだよ。
その後御家流で色々弄ばれるんだ」
「先っちょだけ、先っちょだけで良いから」
「お前は町奉行やってる時は美人なのに、どうして普段の言動はエロオヤジかねえ……」
「それがオレだよ」
「そりゃそーか」
朱金と九十郎ががっはっはと豪快に笑う。
こういうやり取りをすると、現代ニホンへ……いや、大江戸学園に戻って来たのだなと思う。
そして同時に……
「(……何か居心地の悪さとか、座りの悪さみたいなのを感じるんだよな。
まだ全部が片付いていないような……)」
上手く行きすぎているような気がした。
自分のような屑がこんな快適で幸せな時間を過ごして良いのだろうかという気がした。
妙な寒気のようなものを感じていた。
「犬子、粉雪、ちょっと海で遊ばねえか?」
うすら寒い予感を振り払うかのように、九十郎が絶賛勉強中の2人に告げる。
「お前な、今日はあたいらの勉強見てくれる約束だった筈だぜ」
「明日の試験で赤点取ったら、また毎日のスケジュールが補修で埋まっちゃうんだよ」
なお、その2人は現在赤点回避のための最後の悪足掻き中である。
正直敗色濃厚な戦であっても、それはそれとして全力は尽くすべきだというのが2人の考えだ。
一方、光璃は普通に勉強すれば普通に学年上位10%前後の学力であり、一二三は正攻法で赤点を回避するのを早々と諦め、賄賂と脅迫とカンニングで乗り切ろうとしている。
「サーフィンに行けるのは今だけだぞ。 来年の春には俺達卒業だからな」
「あたいらは九十郎と一緒に卒業するために頑張ってるんだぜ」
「そうそう、3人一緒に戦国時代に戻るためにさ」
「俺的には、現代ニホンに就職したいんだがな……」
九十郎は口ではそう言うものの、他の学生と違い現代ニホンでの就活は一切しておらず、大岡想のように司法試験に挑戦するような事もしていない。
しかも進路指導の教員に対し、犬子や粉雪、雫と共に『進路希望・戦国時代』と書いて提出までしている。
完全に卒業後は戦国時代に戻る気である。
ちなみに光璃と一二三は『進路希望・世界征服』と書いたため、進路指導の教員は頭を抱えていた。
笑える事に魔境・大江戸学園では稀に良くある光景である。
ただ、それはそれとして……
「なあ犬子、それに粉雪、学生の本分は勉強だって事は理解してるし、
今できるだけ学んでおく事が卒業後にあっちの世界で役立つってのも理解してる。
でもな、日曜日にダチとつるんでサーフィンに行くのも学生らしい行動だと思わないか。
下手すりゃもう一生行けねえよ、遠山とサーフィンなんて」
「そ、それは……」
犬子と粉雪が言葉を詰まらせる。
戦国時代と現代ニホンはポータルにより往来が可能とはいえ、それは月に一回、僅かな時間だけだ。
大江戸学園を卒業して、九十郎は戦国時代に、遠山朱金は現代ニホンで生活するのだとすれば、必然的に滅多に会えなくなる。
現に九十郎達が現代ニホンに移住してからという物、戦国時代の美空や柘榴との繋がりは、月一回のメールによる文通のみになっているのだから。
「んじゃあ妥協点って事でよ、夕方まで全員海で遊ぼうぜ。
戻ったら全力で試験対策だ。 当然、オレも協力する」
言葉を詰まらせる犬子達を見かねて、朱金が助け舟を出す。
遊び人の金ちゃんと呼ばれ、基本ちゃらんぽらんな彼女であるが、それはそれとして戦国時代の前田利家、山県昌景に学生時代を満喫してもらいたいという思いもある。
「じゃあいっそ長谷河も巻き込もうぜ、あいつ結構教えるの上手いだろ」
「いいねえ、良しそうと決まれば早速電話だ、えーっとあいつの番号は……
おう平良か? オレだよオレ、ちょっと会社の金使い込んじゃっちゃってさ。
今から言う口座にすぐに送金……馬鹿、無言で電話切ろうとするなよ冗談だって!!」
「ちょっと代われ遠山。
長谷河、悪いんだが赤点寸前の迷える同級生2人に助けやってくれねえか。
そうそう、その前田利家と山県昌景だよ。
それと天気良いし海で遊ぼうぜ。 何? 前後が繋がらないって?
どっちも重要なんだよあいつらにとっちゃ」
心が揺らぎ、戸惑う2人を尻目に、朱金と九十郎がもう決定事項であるかのように話を進めていく。
「犬子、粉雪、水着は持ってるのか?」
「学校指定のならあるけど」
「スク水で海はちょっとな……長谷河、俺達は水着を買ってから海に行くから、
11時くらいに合流って事で頼む。
分かってる、この借りは必ず返すよ、卒業後くらいに」
なお、九十郎はこの借りを踏み倒す気満々である。
「ようし話は決まった、長谷河も来るってよ」
「良いねえ、そんじゃあすぐに水着買いに行くか。 エロエロなのをオレが選んでやるよ」
朱金がだらしなく鼻の下を伸ばしている。
「他人の嫁にエロ水着着せようとするなよな」
「ロリ巨乳に紐水着……最高だと思わねえか? 巨乳好きの九十郎さんよ」
「マジ最高だね! 最高過ぎて他の男には絶対に見せたくない位だ」
「オレは女だからセーフだよな」
「ははは、むしろお前が一番危険だよこのセクハラ町奉行」
「まあまあ、滅多に人が来ない穴場を教えてやるからさあ、なあ見せてくれよ」
「NTRはNG」
「オーケイオーケイ、NTRはNGだな」
「変なのが寄ってきたらブチのめすから、手伝え」
「良いとも良いとも、エロスは少数で独占しないとなあ」
「そうと決まれば若干エロ増量方向で行くかぁ!」
「さっすが~、九十郎様は話がわかるッ!」
そして結局……犬子も粉雪も海に行くことが決定事項のようになってしまう。
「どうするぜ? 犬子。 何か露骨にやらしいの着せられそうだぜ」
困り顔で粉雪が呟く。
「行こうよ、粉雪。 図に乗り過ぎたらお仕置きするからさ」
苦笑しながら犬子が頷く。
本当は犬子も、粉雪も、九十郎や大江戸学園の馬鹿共……もとい友人達と共に、海で遊びたかったのだから。
そして急遽決まった買い物アンド海遊びアンド勉強会の支度のため、犬子と粉雪が慌しく動き出す。
「……なあ、オレにだけこっそり教えろよ。 蘭丸との戦いの顛末をさ」
そんな中で、朱金が九十郎にそう耳打ちする。
九十郎はちょっとだけ考え込み……
「お前好みの艶やかな話もあるけどな、少し胸糞悪い話もあるぞ」
「それ込みで聞かせてくれよ」
「そういう性格だよなお前って。 俺が……あんまり思い出したくねえんだけど、
俺が戦国時代の光璃をうっかりブチ殺しちまった話はしたよな?」
「ああ、聞いた聞いた」
「後で分かった事なんだが、俺や一二三が光璃……
つまり武田晴信を殺す準備をしていた時には、蘭丸は既に行動を始めていた。
それも……それもかなり洒落にならない行動を、本当の愛を探すためにな」
蘭丸の話を始めた。
……
…………
………………
人里離れた山寺にて、美空が柘榴を、柘榴が美空を監視し、片やセックス欲求を、片や飲酒欲求が出て来た瞬間に右ストレートを撃ち合っていた頃。
名月がヒーヒー言いながら甲斐侵攻の準備に追われている頃。
そして光璃が剣丞の貞操を虎視眈々と狙っていた頃……
「いつまで行ってもどこまで行っても樹木と川しか見えないし……
本当にこっちで合ってるし?」
若い女性が1人、旅装姿で山奥を歩いていた。
それは険しい険しい山道であった。
山を越え、谷を越え、急流や滝壺、沼地も超えて、プロの猟師ですら見失う程微かなけもの道を道しるべにして進んでいた。
常人ならば確実に野垂れ死ぬ旅路を行くこの少女は……忍者・風魔小太郎である。
なお、元々は忍者ハットリ君もとい服部半蔵・通称小波も同行する予定であったが、彼女は急遽剣丞が甲斐に行く事になったため、彼女は1人でこの険しい道を進んでいた。
いや……
「……やはり、いるわね」
……いや、1人ではない。
この険しい山道に入って既に3度、姫野は人の気配を感じていた。
鹿や猪すらも立ち入らないような天然の要塞のような地形だ、地元の猟師とすれ違ったというのは考えにくい。
それに姫野が感じた気配は、息を殺し、気配を殺す密偵の気配であった。
それに姫野が……忍者・風魔小太郎がただの猟師や、野生の獣の気配と密偵の気配を間違える筈がない。
既に3度、姫野は密偵の気配を感じたのだ。
「(気のせいじゃない、間違いなく監視されてるし。 しかもかなりの手練れ……
姫野が危うく見過ごしそうな程に気配を隠せる手練れが監視されてるって事は、
そうやって隠さなきゃいけない場所があるって事だし。
つまり伊賀の……伊賀忍者の根拠地はこの道で合ってるって事だし)」
姫野がそう考え、さらに警戒を密にしながら草根を分け、歩み続ける。
いつ、どこから襲撃されるかが分からない。
何故ならば風魔忍軍の頭領である彼女は、伊賀忍者達にとって部外者であり、敵対勢力であるからだ……
「小波の記憶喪失の原因を探りに来たけど……冷静になって考えてみたら、
小波がいないのにどうやって調査すれば分からないし、
誰も協力してくれないどころか敵対されるんじゃ……」
……姫野、重大な事に気づく。
それは剣丞と別れ、朧と別れ、下手すりゃ風魔忍軍全員が職を失うリスクを享受し、こんなクソ険しい山奥にまで何日もかけて歩いてきたのがTHE・無駄足になりかねない……そういう気づきである。
「あ……やば、涙出てきたし……」
散々苦労した今になってそんな重大な事というか、行動指針が根底から覆るような事に気づいたショックで姫野の瞳が涙で滲む。
その瞬間、その一瞬を……手練れの密偵は決して見逃さなかった。
「しまっ……!?」
右腕に糸が絡みつく。
すぐさま振りほどこうとしたが、ほどけない。
「避けられねーし!?」
そして次の瞬間、姫野の左腕、右足、左足にトリモチのような粘着する糸が絡みつく。
それが忍者の使う特別な材質でできたロープだとすぐにわかる。
当然、それがちょっとやそっとでは外れてくれない事もすぐに分かった。
それはまるでリングロープの如く丈夫で、しかも伸び縮みする性質のため、どれだけ力を籠めようとも外せず、しかも姫野の体力を消耗させる。
そして絶体絶命の窮地に陥った姫野の前に、1人の黒装束の男が現れる。
その姿は明らかに自分と同じ、忍者のものだ。
「伊賀者……よね? 信じてくれるかどーか怪しいけど、一応、敵対の意思はねーし」
姫野はそう声をかけるも、その男は表情をぴくりとも動かさずに近づいてくる。
まるで能面のような顔で、まるで浄瑠璃人形のような動作で……生気というものを感じられない。
「ちょっと、話を聞けだし!
この姫野ちゃんに声をかけられるなんて末代まで語れるし!」
男の目に光りが無い。
それはまるで……
「(あれ……伊賀者じゃ……無い? 誰かに操られてるし? でも何で、誰が?
忍者を催眠にかけるなんてそう簡単じゃねーし)」
混乱する姫野の鼻に、ツーンとした刺激臭が貫いた。
気が付けば周囲がうっすらと白い靄のようなものに包まれている。
その刺激臭が何なのかは分からなかったが、長年の経験と勘で、どうせロクな物じゃないと理解する。
「本当の……愛……愛、を……おおぉ……」
黒装束の男が虚ろな瞳で独り言のように、あるいは事切れる寸前の呻き声のようにそう呟くと、おもむろに下穿きを脱ぎ捨て、ちOこを無防備に露出させる。
「ほ、本当の愛……? 何か、どっかで聞いたような事を……じゃねーし!
いきなりナニ露出させてるし! てか何考えてるしぃっ!!」
手練れの密偵と思っていた相手がいきなり理解の外の行動に出てきて、思わず姫野が呆気にとられる。
ほぼ同時に……姫野のアソコがじゅんっと濡れる。
「うっ……な……」
どくん、どくんと、心臓の鼓動が速く、強くなる。
視線が否応なしにちOこに固定され、鼻が痴垢の臭ぁ~い匂いを求めてヒクつき、舌が肉棒の味を求めて涎を流し、子宮がきゅうぅっと堕ちていくのを感じた。
「び、媚薬……?」
そして気づく。
「この煙、媚薬が混ざってるし!?」
否応無く気づかざるを得ない。
この様子がおかしい密偵が今から自分にナニをしようとしているのかを……
「本当の愛……愛を……探さねば……うあぁ……」
そして黒装束の男は姫野の着物の襟首を掴むと、力任せに左右に引き裂いた。
「きゃあぁ!」
姫野の色良し張り良し形良しの美乳が露出する。
自分の裸体が男性に見られていると意識した瞬間……姫野のアソコがさらに潤み、ふやける。
「や、やばいかも……だし……」
小波や姫野はそういうタイプではないが、セックスを武器にする忍者というのは古今東西、結構いるものだ。
それ故に自分が今からナニをされるのか、目の前の男が今からナニをする気なのか……姫野には想像できてしまう。
立ち込める媚薬入りの忍び霧のせいかどうかは分からないが、姫野の喉がごくりと鳴った。
そして黒装束の男の指先が乳房に触れた瞬間……
「……ひゃあうぅっ!?」
乳房が弾けたかと思う程に強烈な快感に襲われた。
……
…………
………………
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
織田久遠信長がセックスをしていた。
「あっ、あっ、あっ、ああぁ……」
織田久遠信長が全裸で四つん這いになり、後ろから無防備に男根を受け入れ、淫らな喘ぎ声を漏らしていた。
アソコはぐしゅぐしゅに濡れ、涎のように愛液をこぼれさせている。
セックスの相手は彼女の最愛の夫である新田剣丞……ではない。
金ヶ崎の戦いで鬼に襲われ、凌辱された桐琴から産まれた鬼子・森蘭丸である。
「あーあ、あの新田剣丞の最初の妻だから、ちょっと期待してたのだけどなぁ……」
蘭丸がため息をつき、まるでAボタン連打でラスボスまで打倒できるようになった状態のゲームを消化しているかのような心底つまらなそうな表情で腰を振る。
久遠の名誉のために追記するが、彼女とて好き好んで蘭丸と身体を重ねるに至った訳ではない。
単純に蘭丸の恐るべき洗脳能力によって過去の記憶が書き換えられ、自分と蘭丸との関係を誤認させられたのだ。
「蘭丸ぅ! もっと、もっと衝いて……ふぁあっ! あんっ! ああんっ!!」
今の久遠は、森蘭丸とセックスする事が忌諱すべき行為とは思っていない。
それこそ、夜寝る前に歯を磨くのと同じような、日常的な事、当然の事として認識させられている。
そして片手で数えられる程度の回数しかセックスの経験が無い彼女では、蘭丸の魔性の肉竿に耐える事はできない。
蘭丸のちOこを一度でも挿入され、子宮口を衝かれてれてしまえば、あっという間に骨抜きにされてしまう。
「壊れっ……んんぁあっ! 壊れるぅ! 頭おかしく……ふあぁっ!
ああぁんっ! ふぁああんっ!! ああぁんぅっ!」
久遠の精神力とか、貞節とかそういう問題ではない、例え遊び半分のセックスであろうとも、蘭丸のセックスは常人には決して耐える事が出来ない快楽地獄に他ならない。
まともに蘭丸と交わってしまえば、犬子や柘榴、一二三や粉雪はもちろん、綾那も、美空も、光璃であっても成す術も無く快楽に翻弄され、千回も万回も絶頂し、発狂してしまう程のものなのだ。
「久遠、さっきから妙な音がしてるけど……」
そこに久遠の妻(誤植ではない)である結菜が無警戒に寝所に顔を出す。
そして久遠が見知らぬ男性(鬼子だが)と淫らに交わる光景に呆気にとられ……
「久遠!? 何やってるのよ貴女は!?」
我に返ると同時に悲鳴のような声をあげる。
その光景は彼女にとって天地がひっくり返るような異常事態だ。
少なくとも結菜にとって、剣丞にベタ惚れであった織田久遠信長が、剣丞以外の男のちOこを銜え込み、淫らな声をあげる光景などチラリと想像する事すらしなかった。
「アンタ一体何者よ!? どこから入って来た!?」
結菜な精神を集中させ自身の御家流を発現させる。
触れれば爆発する蝶型のエネルギー体が結菜の周囲に10も20も浮かび上がる。
敵は久遠と密着しているため、狙い所を考えなければ巻き込む危険があるが……
「(あいつの脳天に衝撃を集中させれば……)」
さらに精神を集中させる。
イメージするのは眼前の強姦男の脳漿を爆裂させる事のみだ。
元より、彼女の御家流は大雑把に爆撃するのは得意だが、一点を狙うのに向かないタイプである。
かといって御家流無しで戦おうにも、チャンバラでは結菜は久遠より弱く、眼前の強姦魔に組み伏せられる可能性が高い。
万一外せば久遠が大怪我を……いや、最悪死にかねない。
失敗は許されない……
「久遠、安心して……今助けるから……」
強姦魔をキッと睨みつけ、さらにさらに精神を集中させる。
「おい結菜、何を怒っているのだ? 蘭丸だぞ?」
一方久遠はおOんこで蘭丸のちOぽを銜え込みながら、キョトンとした表情で突然御家流を発現させた結菜を見上げていた。
しかし、極限まで精神を集中させている結菜には、そんな久遠の異常な反応が目に入らない。
「(集中集中集中……)」
……結菜は知らなかった、蘭丸の目の前で御家流を使おうとする事は自殺行為だという事を。
超能力者は普通の人間に比べ、洗脳や催眠に対する抵抗力がある。
しかし同時に、超能力を発現させるために精神を集中している瞬間だけは、その洗脳や催眠能力への抵抗力を失ってしまうのだ。
「忘れたのかい? 私だよ、蘭丸だよ」
次の瞬間、蘭丸の瞳が虹色に輝く。
「らん……まる……?」
結菜の脳神経に、蘭丸の能力がヌルリと入り込み、絡みつく。
精神感応が脳髄に直接作用し、無防備な結菜の精神を、記憶を、常識すらも書き換えていく。
「結菜、我が蘭丸と交わる事など、いつもの事だろう?」
久遠が結菜に問いかける。
実際の所、蘭丸が久遠及び結菜に会ったのは今日が初めてだし、久遠と蘭丸がセックスをした事は過去一度も無い。
だがしかし蘭丸の強力な洗脳能力がそんな久遠と結菜の常識を塗り替え、『無い』筈の過去を『あった』ものにすり替える。
「ええ……そうよね、私ったら何で驚いたりしたのかしら」
結菜はあっさりと久遠と蘭丸がセックスする光景を当然の事と受け入れた。
緊張と警戒が瞬時に消え、くつろぎと安らぎ、私生活モードに思考が切り替わる。
当然、彼女の周囲に浮かんでいた
「ああんっ、あん、んぅあぁっ!」
蘭丸が腰を振る。
久遠が艶めかしく喘ぎ声を漏らす。
何事も無かったかのようにセックスが再開される。
いつも聞いている……否、聞いていると思い込んでいるその声が、結菜のメスの部分を引き出し、徐々に発情させていく。
「ふあぁっ、ふあぁっあんぅ! んんぅ! んああぁっ!」
久遠が蘭丸とのセックスに没頭する。
メスの部分を開花させ、誰にも見せない、見せられない、男の子種を欲するメスの部分をさらけ出していく。
「久遠……あんなに気持ち良さそうに……」
結菜がごくりと唾を呑み込む。
久遠を喘がせる蘭丸のちOこをブチ込まれたいと、無意識の内に考えてしまう。
そんな2人の様子を尻目に……
「……所詮、本当の愛では無いのか」
蘭丸が残念そうに、心底残念そうにため息をついた。
もし久遠か結菜が本当の愛を持っているのであれば、自分如きの洗脳能力など、簡単に跳ね除ける筈だ。
にもかかわらず、久遠も、結菜も、容易く常識を書き換えられ、自分とセックスをする光景を当然のものと受け入れた。
蘭丸は早くもこの2人からでは本当の愛は見つけ出せないと見切りをつけた。
だとすれば次に蘭丸が考える事は、洗脳した久遠や結菜をどう利用するかだ。
例えば……
「君ってさ、新田剣丞のお嫁さんなんだったよね?」
「ああ、そうだ。 んんっ! あ、そこぉっ! そこが、あんんぅ!」
剣丞以外のチンポを銜え込み、よがり声を出しながら肯定する。
その明らかに矛盾した言動に、久遠も結菜も違和感を覚えない、覚えられない。
「膣内射精しても良いかな?
子宮に射精せば必ず孕む鬼の精子をびゅーっ、びゅーっっとさあ」
急にピストン運動を止めて、蘭丸が悪戯っ子のようなある意味無垢で、ある意味残虐な笑みを浮かべてそう問いかける。
「蘭丸! 射精しても良い! 孕んでも良いから続きを!」
久遠は少しも考える素振りも無く、すぐさま叫ぶようにそう告げる。
その姿に蘭丸はさらに失望の色を強める。
「それじゃあ剣丞に君のお腹がおっきくなった所を見てもらおうか」
そう言うと蘭丸はサディスティックな笑みを浮かべ、ピストン運動を再開する。
「はぁうぅ! うあぁっ! あっ、あんんっ!! ううあぁ!」
久遠が喘ぐ。
まるで獣のように、本能のままに喘ぎ、どんどん絶頂に向けて昂っていく。
「ああんんぅ!! ううあぁ! ひゃあん!」
「良いよ、久遠の膣内は具合が良い。 そろそろ私も射精そうかな」
久遠が獣のように乱れる。
既に彼女の脳裏に新田剣丞の姿は無く、目の前のセックスだけが彼女の全てになっていた。
セックス一色に染められていた。
「蘭丸ぅ! 蘭丸ぅ! ふぁあぁ! あん! ああんっ!!」
昂る、高まる、快楽の渦に飲み込まれる。
そして……
「ふああぁぁぁんんうぅ!!」
久遠が背中を弓のようにしならせ派手に絶頂する。
ほぼ同時に蘭丸の肉棒が爆ぜ、久遠の子宮口に熱い白濁液がびゅるるるっと注がれた。
「く、久遠……蘭丸……」
結菜がどこか心配そうに2人を見つめていた。
久遠がこんなに乱れる姿を見るのは初めてだった。
久遠が剣丞以外の男の児を孕む事に、何故か一抹の不安のようなものを感じていた。
そして何より……
「(わ、私……こんなに濡れて……)」
無意識の内に、結菜は自らのワレメに指先を伸ばしていた。
彼女のアソコは既に濡れに濡れていた。
他人のセックスを眺めながら自慰行為をしたのも、結菜にとって初めての経験であった。
「どうだい久遠、私の子供を孕んだ気分は?」
「あ、ああ……悪くない気分だ……」
ぜぇはぁと息を荒げながら、久遠がセックスの余韻に浸る。
蘭丸が久遠のアソコから肉棒を引き抜くと、どろりと蘭丸の精液が漏れ出す。
「ふふ……あっはっはっはっはっはっはぁっ!!」
それを見ると、蘭丸はいきなり腹を抱えて笑い出した。
「蘭丸、どうした急に?」
「ごめんごめん、私の児を孕んだってのは実は嘘、ちょっとした冗談なんだよ」
けらけらと大笑いしながらそう告げる。
久遠と結菜はきょとーんとした表情だ。
「こうやって男性のおOんぽに似た形に体の一部を作り替える事も出来るし、
精液に見た目だけ似てる液体を出す事もできるけど、私は本質的には女の子なんだ。
男性と交わって児を孕む事はあっても、女性と交わって児を孕ませる事は無いんだよ」
「そ、そうか……蘭丸の児を孕むのも悪くないと思ったのだがな」
「あははははっ! そう言ってくれるのは嬉しいけどね。
さっきのはちょっとした冗談だよ、驚いたかい?」
「もう、蘭丸! 驚かせないでよ!」
「そんな事より結菜、そんな所で1人自分を慰めていないでさ……
キミも一緒に楽しまないかい?」
蘭丸が先程まで久遠の膣内を蹂躙していた肉の槍を見せつける。
色も、艶も、形も、全てが完璧な肉棒であった。
まるで芸術品……レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロの彫刻のような気品すら感じる肉棒を前に、結菜が思わず息を呑む。
結菜は思わずその肉棒に見惚れ、まるで灯篭に寄ってくる深夜の蛾のようにふらふらと蘭丸のアソコに惹かれていった。
そして……
「そ、そうね……せっかく蘭丸が誘ってくれたのだから……」
はらり、はらりと、結菜が衣服を脱ぎ棄てていく。
そして久遠と同じく一糸纏わぬ姿となって、布団の上に両足を投げ出し座る蘭丸の上に正面から抱き着くように覆いかぶさる。
「じゃあ挿れるよ、結菜」
「ええ、来て……蘭丸」
つぷり、じゅにゅりと結菜のアソコが蘭丸の肉棒を銜え込み……結菜の初めての証たる処女膜を突き破った。
「あ~あ、本当の愛はどこにあるのやら……」
蘭丸は結菜との接合部から漏れ出る破瓜の鮮血を指で掬うと、どこかつまらなそうにそう呟いた。
……
…………
………………
「あんっ! ひうぅ! ううああんっ!!」
そして伊賀の山奥では、両手両足を縛られた姫野が組み伏せられ、黒装束の男とセックスをしていた。
媚薬入りの忍煙が姫野と黒装束の男の性的快楽を何倍にも増大させ、まるで野獣のような激しさで交わっていた。
「ほんとうの……あい……本当の愛は……ど、どこに……」
黒装束の男は虚ろな目で、譫言のようにそう繰り返し、何度も何度も姫野の膣奥を蹂躙していた。