第136話と第138話はエロ回ではありません。
第136話URL「https://syosetu.org/novel/105831/100.html」
第138話URL「https://syosetu.org/novel/105831/101.html」
「二度とそのツラ、俺に見せるな……か……あは、あはははは……」
一二三が乾いた笑いをしながら、とぼとぼと戦場を歩いていた。
その言葉を浴びせられて、怒りと憎しみの目を向けられた瞬間、一二三の心がどれ程の苦痛と衝撃を受けただろうか。
いつも飄々として、内心どれだけ追い込まれていても余裕の笑みを浮かべてみせる真田昌幸の姿は既に無い。
「う……あぁ……私……なんで……こんな……な、泣いて……」
……ただの少女のように泣きじゃくり、とぼとぼと戦場を歩いていた。
越軍は皆勝鬨を上げ、大勝利を祝い合っていた。
甲軍は落ち武者狩りに追われながら、這う這うの体で逃げだしていた。
この時代、負けた軍というのは悲惨なものだ。
土地の農民、豪族達が稼ぎ時だとばかりに襲ってくる。
自分達の勢力圏に辿り着くまで、何時、どこから襲われるか分からない中で、物も食えず、寝る事も出来ずに走り続けなければならないのだ。
警戒を怠った者、力尽きた者……弱い者、運が無かった者から順に次から次へと脱落し……その末路は……まあ、悲惨で凄惨なものだ。
それは一二三にとって見慣れた光景だ。
見慣れた光景……その筈だった。
「……ああっ! んんぅ! ふあぁぁっ!」
女武者が犯されていた。
そういう声が聞こえてきた。
戦場では……いや、負け戦では良くある光景だ。
戦に負けるという事は、そういう事なのだ。
日和見を決め込んでいた豪族か、野武士か、あるいは貧農かは分からないし、興味の無いが、とにかく薄汚い身なりの男達が、甲軍の女武者を押し倒し、ねじ伏せ、凌辱していた。
一二三にとって何度も見てきた、今更なんの目新しさも無い、負け戦の光景であった。
武田を裏切ると決めた時点で、こういう光景が現実のものになるだろうと当然予想していた。
予想はしていたし、覚悟はしていた筈だった……筈だったのだ……だが……
「ひっ……い、嫌だ……や、やめ……やめてぇ……」
……想像していた、覚悟もしていた光景の中でも最悪のものを目にしてしまった。
一二三の友人……かつて今川義元を殺す手伝いをさせた、一二三を恨んでも恨み切れない立場でありながらも、それでもなお友として付き合ってくれた。
そんな無二の存在である山本湖衣晴幸が、どこの馬の骨とも知れない薄汚い男達に囲まれ、身包みを剥がされ、今まさに強姦されようとしていたのだ。
「う……あ……あぁ……」
いや、襲われているのは湖衣だけではなかった。
甲斐のツッコミ名人……もとい晴信の妹である武田夕霧信繁が一糸纏わぬ姿で薄汚い男達に囲まれ、押し倒され、おOんぽをおOんこに挿入され、犯されていたのだ。
その身体には複数の銃創があり、酷く出血し、今にも死にそうな様子だった。
今にも命が尽きようとしている夕霧に対し、男達は情け容赦無くピストン運動を繰り返し、孕め、孕めと男の欲望を突き立てていたのだ。
瞬間、ひゅんと血の気が引いたのが一二三には分かった。
「……ジライヤ」
「御傍に」
気がつけば一二三は自身の護衛である自来也に声をかけていた。
らしくない、全くもってらしくないと思ったが、目の前の光景を放置できなかった。
実際の所、武田に与する者と思われれば無差別に襲われるこの状況下で、一二三が襲われずにすんでいるのは自来也が影ながら護衛をしてるためだ。
自来也がいなくなれば、すぐにでも他の女武者と同じように強姦され、凌辱され、運が良ければそのまま殺され、運が悪ければ奴隷として売買される事になる。
一二三はその自来也に、湖衣だけでも助け出せないかと尋ねたのだ。
「人数が多く、同時に倒さねば人質とされる危険や、増援が集まる危険がございます。
少しお時間を……」
「分かった、よろしく」
「御意」
自来也がその名の如く、猿のように飛んで木々の中へと入っていった。
必然、相対的に無防備になった一二三は隠れるのに手ごろな物陰を探し、息を潜めながら身をかがめる。
「ぐ……あぁ……くぅ……」
夕霧が膣内を蹂躙され、ゆさゆさと揺れる。
小振りながら男を魅了する胸が上下に揺れる。
「や、やめ……うぐ……」
夕霧の身体が揺れる度に、銃創から血が漏れる、ワレメからも処女を散らした血が流れる。
薄汚れた男が乱暴に、乱雑に夕霧を犯すため、傷ついた夕霧がさらに傷ついていく。
「死……死んじまうで……やが……こ、こんな所で……」
夕霧が涙を流し歯噛みしていた。
それはまるで『死』が夕霧の足首を掴み、ゆっくりとゆっくりと暗闇の奥底へと引き込んでいくかのようだ。
『どらいぜ』なる訳の分からぬ新兵器に撃たれて落馬し、護衛に背負われて逃げ回り、何人も何人も自分を逃がすために死んでいった。
甲斐のためにも、姉晴信のためにも、自分を守るために死んでいった同胞達のためにも死ぬ訳にはいかない……しかし、現実には痩せこけた農民1人振りほどけず、されるがままに犯され、死がどんどん近づいてくる。
夕霧の絶望は、悔しさが、どうしようもない無力感が、彼女の瞳を涙で滲ませていた。
「まだか……まだなのか……何をやっているんだ、ジライヤは……」
そんな絶望の表情が、物陰に隠れながら覗き込む一二三にも見て取れた。
夕霧の出血量が生死に関わる程の量だという事も分かった。
そこらじゅうが夕霧の血で真っ赤に染まっていた。
早く助け出さなければ本当に死んでしまう。
いや、本当に助かる目がないと思えば、自害するかもしれない。
一二三は今この瞬間にも舌を噛み千切りかねない夕霧の姿を見つめながら、心臓が早鐘の如く鳴っているのを感じていた。
「や、やめろぉっ! その人に手を出すなぁっ!」
何人もの男達に囲まれ、取り押さえられながら、湖衣が何度も叫んでいる。
ここに来るまで何度襲われ、何度傷ついたのか分からない。
湖衣も夕霧と同様、全身に傷を負っていた。
「心配すんなよ、仲良く相手してもらうからな……」
「うぅ……こ、この、離せ……」
男達が下品な笑みを浮かべながら湖衣の服を1枚、また1枚と剥いでいく。
鎧や武具はあっという間に引き剥がされた。
羽織も下穿きもすぐに脱がされ、一糸纏わぬ姿を男達の前に晒す。
「おお、可愛いじゃねえか」
「こんな所で死ぬのは嫌だよなあ? 最後に俺達が良い思いをさせてやるよ」
湖衣を取り囲む男の1人が役得とばかりに笑い、ぼろんと自らの男根を露出させる。
「ひっ!?」
湖衣が思わずその身を強張らせる。
あまりにも分かり易く突き付けられた男根に恐怖する。
その分かり易い反応が、男達に加虐欲を刺激し、その目が血走らんばかりに興奮させる。
このままでは犯される……そう思った、湖衣も、一二三も。
「や、嫌だ! それだけはやめて! 誰か!? 誰か助けてっ!1」
想像が脳裏をかすめただけで、全身が硬直した。
半狂乱になり、腕や足に力を籠めるも、複数の男達が抑えにかかって自由にはならない。
そして男根が湖衣の秘所へと宛がわれる。
「そぉ~ら入っていくぞ~」
「嫌ぁっ! やだっ! やめてぇ!」
湖衣が増々恐慌し、駄々をこねる子供のように手足をばたつかせる。
しかし、抵抗も空しく、ずぷりっ、ぬぷりっ、とアソコが亀頭を咥え込む。
「一二三ちゃん……」
湖衣が涙を浮かべ、友の名を呼んだ……
「こ、湖衣……あ……あぁ……」
小さくか細いその声は、一二三の耳にも届いていた。
瞬間、一二三は心臓にキリで穴でも開けられたかのような強烈な痛みを感じた。
助けに行きたい。
返り討ちに遭う危険はあろうが、今すぐこの手に刃を握り、あの場所へ飛び込みたいという衝動に駆られる。
だが……
『二度とそのツラ、俺に見せるな』
九十郎の憎しみに満ちた声と視線が脳裏に過った。
一二三は裏切り者だ。
ドライゼ銃の危険性をあえて教えず、武田が100%負ける戦をやらせて、しかも川を氾濫させて退路を断った。
一二三によって武田の将兵にどれだけの血が流れたのか分からない。
「私……私は……馬鹿だ……」
心のどこかで、湖衣や夕霧ならどうにかするだろうと思っていた。
どうにかして退路を見つけ、どうにかして逃げのびるだろうと思っていた。
最悪、越軍に囚われの身になる程度で済むだろうと思っていた。
そうなってから命乞いの手段を考えれば良いや程度に思っていた。
その軽い考えの結果がこれだ……一二三は自らの手で湖衣と夕霧を地獄に叩き落としたのだ。
「馬鹿だ……大馬鹿だ……」
一二三の頬に大粒の涙が伝った。
『二度とそのツラ、俺に見せるな』
そんな九十郎の憎しみに満ちた声と視線が何度も何度も頭の中で再生される。
「い……だぁ……」
人知れず慟哭する一二三が見ている前で、湖衣のハジメテが散った。
薄汚い男の肉棒が、湖衣の処女膜を貫通し、子宮口にまで届いていた。
「やった、初物だ。 凄え締まりだぜ……挿れたばかりなのにイッちまいそうだ……」
男が自らの幸運を噛みしめながら、湖衣まOこの締まり具合を堪能しながら、ゆっくりと抽送運動を始めた。
「痛ぁっ! や、やめて……あんっ! んんんっ!」
痛みと屈辱と僅かな快感をぐちゃぐちゃに混ぜ合わせた感覚に、湖衣が襲われる。
一度、二度、三度と、何度も何度も膣肉が押し分けられ、子宮口をごんごんとノックされる。
「んぐっ! ぐ……あぁっ! んんぁあ! ふぁっ! うぐ、あぁ!」
夕霧を犯す男の方は、今がクライマックスだとばかりに腰を上下に振っていた。
文字通り全身を使って、全体重を使って小柄な夕霧を押し倒し、床に空いた穴でオナニーでもしているかのように乱暴に、乱雑に男根を突き立てていた。
「こ、湖衣……見ないで……あっ! はうっ! ううあぁっ! あ、あんっあぁんんっ!!」
夕霧が悔しさに顔を歪ませる。
「て、典厩様……ひんっ! ううあぁ! だ、駄目、駄目えぇっ!」
膣内に射精される。
素性も知らぬ男の児を孕まされる。
湖衣の心はそんな恐怖で一杯だ。
「やめろ……やめろ、やめろやめろやめろやめろ……」
一二三はそんな2人から目を離す事ができない。
それは私の罪だと。
そうなるべきなのは私だと叫びたかった。
骨の髄にまで染みついている冷静で冷徹な策略家としての思考がそれを許さなかった。
「ああんっ! あんっ! ふあぁあんっ!」
「あんっ! うあぁ……い、やだ! やだぁっ! 離してぇっ!1」
まるで拷問のように。
まるで無間地獄のように。
まるで一二三を責め立てているかのように、男達は湖衣と夕霧を犯し続けていた。
夕霧は自分の無力を嘆き、悔しそうに奥歯を噛んだ。
湖衣は男に犯され、孕ませられる恐怖に怯え、泣き叫んでいた。
一二三はそんな2人の強姦から目を逸らせなくなっていた。
そして……びゅるるっ! びゅるるるっ!! と夕霧の子宮に精液が流し込まれた。
「うっ!」
薄汚れた男が恍惚とした表情になり、再度膣奥にぎゅうっと亀頭を押し付ける。
びゅるるっ! びゅるるるっ!! と、玉袋が空になるまで子宮に注がれる。
「ち……畜生……」
ついに膣内に射精されてしまった。
誇り高き武田の血が、どこの誰とも分からぬ男に穢されてしまった。
奥歯が折れ、歯茎から血が流れる程の悔しさがあった。
「ふぅ……良かった良かった……」
夕霧を穢した肉棒が引き抜かれる。
どろぉっと子宮に収まりきらなかった白濁液が流れ落ちる。
その光景が、湖衣の恐怖心を何倍にも、何十倍にもした。
「や……やだっ! 離して! 離せぇっ! 嫌だ! 助けて!」
「安心しなよ、こっちももうすぐだ」
「やっ! やぁっ! ああぁ! あんんっ! いやあぁっ!」
「すぐ孕ませてやるからな……」
男がどんどん昂っていく。
息が荒くなり、腰の動きが野獣のようになっていく。
もう少し、もうあと少しでこの男は絶頂し、玉袋に充填させた濃厚な孕ませ汁が湖衣の膣内を蹂躙するのだ……
そして次の瞬間……ひゅん! と風切り音がした。
「あがっ!」
「ぐえっ!」
「ひぎゃ!」
湖衣と夕霧を押さえつけ、強姦していた男達が全く同時に絶命する。
人体の急所である眉間を、男の人数と同枚数の手裏剣が刺し貫いたのだ。
湖衣を押さえつける力が同時に消え、膣内を前後に暴れまわる肉棒も力無く抜き取られた。
「え……あ……た、助かった……の……?」
「誰だか知らねえでやがるが……そのようでやがるな」
「て、典厩様、傷の手当を……」
「そんな時間はねーでやがるよ、まずはここから離れて……」
唐突にこの凌辱地獄から解放され、湖衣と夕霧が互いの顔を見合わせる。
何が起きたのか、誰が自分達を助けたのかと周囲を見回す2人が……一二三の姿を見つけ出した。
「一二三……ちゃん……?」
「一二三が抱えてる密偵でやがったか、今のは」
危険が去った事を確認し、一二三はようやく立ち上がり、ゆっくりと2人の前に歩みよる。
夕霧は既に疲弊しきって、自分で立ち上がる事すら困難な様子だった。
一二三は何も言わず……何も言う事が出来ず、無言のまま夕霧を助け起こそうとした。
「触らないでっ!!」
瞬間、一二三の顔に軽い衝撃が襲った。
ついさっき、九十郎に殴られた場所だ。
「こ、湖衣……や、やだなあ、私の事を忘れちゃったのかな?」
「近づかないで……裏切者」
瞬間、一二三は血の気が引いた。
そして心臓を槍で抉られたかのような強い強い痛みを覚えた。
「湖衣、裏切者って、どういう意味でやがるか?」
夕霧は訳が分からないといった表情だったが、湖衣はさっきまで泣き叫んでいたとは思えないような強い怒りの視線を一二三に向けた。
「なんであんな事をしたの?」
「ええっと……な、何の事かな、私にはさっぱり……」
「千曲川の増水! 一二三ちゃんでしょ!」
表裏比興と書いてクソヤロウと読む真田昌幸にしては珍しく、図星を突かれてどきりとした。
そして一二三はそうだとも違うとも言えず、黙り込んでしまった。
「あれ……一二三の仕業でやがったか……? 一二三! 何で返事をしねーでやがる!?」
身体に力が入れば、立ち上がる気力が残っていれば、夕霧は一二三の胸倉を掴み上げ、殴りつけていただろう。
夕霧の怒りと悲しみ、絶望は大きかった。
まるで武田の敗北を予知していたかのように行われた水攻めの作戦は、甲軍の退路を断ち、混乱させた。
それによって武田の柱石ともいえる人材が次から次へと討ち死にしたのだ。
そしておそらく、千曲川の増水が無ければ、光璃も、夕霧も、湖衣もどうにか逃げ切れただろう。
「なんであんな事したの!? どうしてあんな真似をしたの!?
一二三ちゃんのせいで御屋形様まで!!」
「姉上が!? 姉上がどうなったでやがるか!?」
「御屋形様は……死にました。
それも、近衛達と共に鬼に変貌して、越後の長尾景虎に討たれました。
私の御家流が……はっきりとその光景を……」
「そんな……そんな事って……」
夕霧が絶望する。
先程、落ち武者狩りの男に犯されていた時の絶望とは比ではない。
武田晴信がいれば甲斐はどうかなる。
武田晴信がいれば手痛い敗北からも立ち直れる。
武田晴信さえいれば……それが甲軍の共通認識だった。
武田晴信の死は、甲斐の希望がついえるも同じなのだ。
「……もう二度と、私達の前に出てこないで」
湖衣はそれだけ言い残すと、夕霧を助け起こし、肩を貸しながら歩き始める。
一二三は……
「ちが……ち、違うんだ。 そうじゃなくて……私、私は……」
一二三は何も言えなかった。
何か弁明をと頭を回そうとしていたが、言葉は一つも思い浮かばなかった。
普段の彼女であれば、湖衣や夕霧を騙す言葉なんて100も200も思いつくのに……
「ご主君、ここは危険です。 何か……何か分かりませんが、ただならぬ気配が……」
自来也のそんな言葉も、一二三の耳に入らなかった。
頭ががつんと殴られ、ミキサーにかけられた豆腐よりもぐしゃぐしゃにかき混ぜられているようだった。
そして……
「運が良い、手ごろなのを見つけられた」
……鬼子が出た。
かつて新戸と九十郎に手ひどく痛めつけられ(第78話)、辛くも逃げのびた鬼子、森蘭丸である。
「お、鬼……」
「こんな時に……湖衣、夕霧はもう良いから、逃げるでやがる」
「そんな事はできません、典厩様はこの身に替えても……」
「もう夕霧だけ生きてたって仕方ねぇでやがるよ!」
「そんな事……」
「はい、すとーっぷ」
……ぴたりと、湖衣と夕霧の口論が止まる。
いや、まるでロウ人形にでもされたかのように全身が止まっていた。
「ジライヤッ!」
「御意っ!!」
ただならぬ様子に、自来也が先程のように手裏剣の同時投げを……
「君達も止まって」
……手裏剣は力なく地面に落ちた。
自来也も、一二三も、まるで全身が石膏で固められたかのように動けなくなった。
「さあて手早く済ませよう、あまり時間をかけると新戸に見つかるからね」
鬼子の股間に男根が生えた。
瞬間、湖衣も、夕霧も、自来也も、一二三も息を呑んだ。
まるでギリシャ彫刻のように、まるで白磁の皿のように、人を惹きつける魅力のような美しさを感じていた。
さっき湖衣や夕霧を犯していた男根とは格が違う。
比べようと考えるのすら失礼だとすら思える。
一二三をはしたなく喘がせた九十郎の男根とも全く異なる。
女とセックスする事に、女を気持ち良くする事に……女を破壊する事に特化した器官だと本能が悟った。
あれは男根の形をした殺戮兵器だと分かった。
アレを挿入されたら終わりだ……湖衣も、夕霧も、自来也も、一二三も、全く同じように理解した。
「服を脱げ、股を広げろ」
まるで召使に夕食の準備を命じるかのような言葉を発する。
その言葉が聞こえた瞬間、自来也と一二三の身体が本人の意思に反して動き出した。
「な……何で……? 自来也、君でも……」
「く、これは……う、馬鹿な……」
はらり、はらりと衣服が落ちる。
隠し武器満載の忍び装束がガシャリと音を立てながら取り外されていく。
「こ、湖衣……動けねえでやがるか……?」
「だ、駄目……あんなでの刺されたら死んじゃう。 死んじゃうのに……」
既に一糸纏わぬ姿にされている湖衣と夕霧はその場で腰を下し、鬼子の方へ大きく両足を広げた。
ついさっきまで別の男の性器を咥え込んでいた2つのおOんこが、まるでお代わりを求めているかのようにひくついていた。
「あ、諦めるのはまだ早いでやがる、何か……何かあるはず……」
「ひっ! く、来るな……来ないでぇっ!!」
そして……
「……ふんっ!」
ずぶんっ!! と、湖衣の膣内に蘭丸のちOぽが突き立てられた。
「あ……あぎああぁぁ!!」
瞬間、辺りに断末魔の叫びが聞こえた。
鉄砲で撃たれた時とも、剣で斬られた時とも違う、脳が破裂する程の快楽を与えられて死ぬ断末魔だ。
「……これで書き換え完了。 君は文字通り私の虜になった訳だ」
ぬぷんっ、と湖衣まOこから肉棒を引き抜く。
湖衣がまるで糸の切られたマリオネットのように意識を失い、ぱったりと倒れ伏す。
一突き……たった一突き分の挿入でもって、蘭丸は湖衣の精神を破壊しつくし、洗脳能力でもって作り替えてしまったのだ。
一二三達が知る湖衣はたった今死んだ。
気絶した目の前の女性が目を覚ましたとしても。それはきっと湖衣ではない。
蘭丸の能力によって創られた全く別の人格なのだ。
「やめ……ま、待つでやがる、夕霧はまだ……こんな……」
「はいはい、そういうのは後で聞いてあげるからね」
ぐにゃりぐにゃりと蘭丸の男根が変形する。
先程4人に見せた男根は、湖衣のおOんこの形に合わせたものだ。
湖衣に人外の快楽を叩き込み、湖衣の精神や人格を完膚無きまでに破壊する事に特化した兵器だ。
「あ、姉上……ゆ、夕霧は何のために……う、うあぁ……」
その殺人兵器の形状が、夕霧のおOんこの形状に合わせ、夕霧に快楽を叩き込むのに特化したものに変形した。
「あ……ぐううあぁあぁあぎいぃっ!!」
ずぶんっ!! と、夕霧の子宮を蘭丸のちOぽが叩いた。
瞬間、夕霧の顔が赤く染まり、野獣の雄たけびのような声と共に全身をピーンと強張らせる。
夕霧もまた湖衣と同じく断末魔をあげ、脳が破裂する程の快楽を与えられて死んだ。
夕霧の精神も、人格も、魂すらもおOんぽの一突きでバラバラに粉砕された。
残ったのは蘭丸の洗脳能力が作り上げた偽物だ。
「さあて、2人はもう脱ぎ脱ぎできたかな~?」
ぬぷんっ、と夕霧まOこから肉棒を引き抜く。
そして次はお前達だと言わんばかりに肉棒を変形させながら歩み寄ってくる。
「く……うぅ……あはは、だ、駄目みたいだ……小指一本だって自由にならない……
自来也、自己暗示か何かで抵抗はできたりしないかな?」
「先程から何度も試みております……しかし……」
自来也も一二三も全力で逃げ出そうとしていたが、身体は勝手に最後の一枚の衣服を捨て、ゆっくりとM字開脚の姿勢に……湖衣と夕霧が死んだ時と同じ姿勢になっていた。
「次はくノ一君と……」
蘭丸の股間の肉棒が自来也まOこに合わせた形状になった。
そしてぴたりとアソコのワレメに標準が定められる。
「く……ぐぅ……動け! 動けぇっ!!」
自来也は最後の力を振り絞り、今まで習得したありとあらゆる忍術を試みる。
しかし、自来也の体はぴくりとも動かず、M字開脚のポーズと保ったままだ。
「ご、ご主君……私はここまでのようです。 ど、どうか……」
ずぶんっ!! と、蘭丸のちOぽがくノ一まOこを蹂躙した。
「が……あ……っ!!」
自来也は、断末魔の叫びすら上げずに死んだ。
たった一突き、瞬きの間のような短い時間の挿入で、自来也はまるで100年不眠不休で犯され続けたかのようになった。
おOんこから愛液が噴水のように流れ、全身が紅潮し、玉のような汗が噴き出て、身体をビクビクと痙攣させながら倒れ伏した。
この時代でもトップクラスの腕前を持つ密偵であり、房中術の訓練も積んでいた彼女であっても、蘭丸の肉棒がもたらす人外の快楽に耐えきれず、たった一突きで夕霧達と同じく精神を破壊された。
「さあさあ、最後も手早くやろうか」
ぬぷんっ、と自来也まOこから肉棒を引き抜く。
「ま、待って! 待ってくれ! 取引をしよう!
君にとって決して悪い話にはならないと思う!」
手も足も出ず、最後の手段とばかりに一二三は頭を回転させ、目の前の鬼子を騙くらかそうと試みる。
「残念、私は心が読めるんだよ、そういうのは通用しない。
まあ、言ってる本人すら騙してる自覚が無ければ話は別だけどね」
ぐにゃりぐにゃりと肉棒が変形する。
一二三まOこの形状に合った、一二三の精神を破壊する快楽兵器が目の前で完成する。
「私の命を狙っている新戸という鬼子も、心が読める。
だから新戸を騙すためには、完全に心を破壊して中身を作り替えた人が必要なんだ」
ぴたりと、一二三のおOんこに蘭丸の亀頭が宛がわれる。
一二三の肩が恐怖で震える。
死ぬ、死んでしまう。
湖衣や夕霧、自来也のように人外の快楽をブチこまれ、精神が崩壊して死んでしまう。
しかし、湖衣や夕霧、自来也と同じく、一二三の体は硬直し、自ら蘭丸の殺人兵器を受け入れるかのようにM字開脚の姿勢を保っている。
「新戸と九十郎を殺す手伝い、してもらうよ」
もう駄目か、もう駄目なのか……最後の瞬間、一二三の脳裏に九十郎の顔が浮かんだ。
『二度とそのツラ、俺に見せるな』
そんな九十郎の憎しみに満ちた声と視線が一二三の脳裏に浮かんだ。
『……もう二度と、私達の前に出てこないで』
そんな湖衣の深い深い失望の声と視線が一二三の脳裏に浮かんだ。
そして……
「そうか、裏切者の末路なんて、こんなものか……」
ずぶんっ!!