戦国†恋姫オンラインやってます。
ID「948ffbd7」
気が向いたら戦友申請を送ってもらえますと嬉しいです。
前話、第154話にはR-18描写がありませんので、通常版に投稿しています。
第154話URL「https://syosetu.org/novel/105831/111.html」
次話、第156話にはR-18描写がありませんので、通常版に投稿しています。
第156話URL「https://syosetu.org/novel/105831/112.html」
(注)原作キャラが洗脳、凌辱される描写があります。
嫌な予感がする方は読み飛ばしてください。
……戦闘が終わる。
軍勢と軍勢の正面決戦が終わった後に始まるのは、追撃戦だ。
いつの時代も軍隊というものは死ぬまで戦う事は無い。
『こりゃ負ける』と感じた直後に、末端の兵隊達が逃げ始めるからだ。
最後の一兵まで戦い続けるのは、漫画かアニメか薩摩隼人だけだ。
しかし、この日の戦いでは追撃戦はごく小規模なものになった。
山本晴幸・通称湖衣がリアルタイムで位置情報や進行方向、進行速度、斥候の人数や方向までも蘭丸にリークし続けていたため、見事なまでの包囲殲滅が成立、戦場からの離脱に成功したのは小波1人だけだからだ。
そして追撃戦もまた、そう長い時間はかからない。
小波は優れた忍者であったし、またもや小波に名前を忘れられた怒りで正気に戻った姫野もまた一流の忍者であった。
しかし、多勢に無勢という言葉があるように、たった2人で10人、20人の手練れを返り討ちにする事は不可能だ。
「降参、降参だし」
姫野が手にしたクナイを地面に落とす。
周囲には幾人かの忍者の躯、だがその何倍もの健在な忍者達に囲まれ、全身の至る所に傷を負っていた。
「小波、そっちもそろそろ降参しとけだし。 これ以上抵抗したらマジで死んじゃうし」
「ぐ……ま、まだ……」
小波は既に立つ事も出来ない程に疲弊していた。
その身体は姫野以上にボロボロで、これ以上の戦闘続行は不可能な状態だ。
「降参……降参だと? 散々戦場の作法を無視しておいて、今更降参とは片腹痛い」
追手の伊賀忍者の頭領らしき男が訝しげな視線を向けてくる。
既に彼の部下が何人も姫野によって殺害されている。
おまけに彼らの常識では戦闘=セックスであり、武器を振りかざして人を殺める行為は基本ルール無用の忍者の世界でも非常識な行為である。
「気が動転してトチ狂ってたって事にしてほしいし」
「信じられんな」
「じゃあこうしたら信じられるし?」
姫野はゆっくりとその場に腰を下ろし、下着を脱ぎ捨てて見せた。
「降伏の作法はこうでしょ? ちゃんと知っているし」
姫野はそう言うと自信を取り囲む男達を値踏みするように、挑発するように笑った。
「小頭、どう……します?」
追手の男の一人が小声で上司に尋ねる。
小波と姫野が武器を持って攻撃してきた以上、問答無用でブチ殺しても問題はない。
問題ないとはいえ、それでもセックス以外の方法で戦闘する事自体、彼らの常識に照らせば野蛮な行為であり、可能な限り避けたいと思うのが人情である。
「そっちはどうする? まだ抵抗するのか?」
小頭と呼ばれた男が小波の方に確認する。
小波には既に抵抗するだけの力は残っていない、それは誰の目からも明らかだ。
「く……こ、降伏……する……」
小波はぎりぃ、と強く強く奥歯を噛み締めながら、絞り出すかのように降伏を宣言する。
そして姫野に倣ってその場に座り込み、下着を脱ぎ、大きく開脚しながら自らのお〇んこを男達に晒した。
「ほら、美少女2人が股開いて中出しして良いって言ってるんだよ。
早くおっ勃てて挿れちゃいなって。
無抵抗で膣内に射精させるのが降伏の作法って知らないのかだし」
「言われんでも知っておるわ!」
小頭と呼ばれた男がむっとした顔で吐き捨てる。
そして手近な1人に『挿れろ』と手短に命じると、自らも下着を脱ぎ捨てて男根を露出させる。
「儂がやる、お前達は不穏な動きが無いか見張れ」
ついさっきまで斬り合いをしていたにも関わらず……いや、命がけの殺し合いをしていたからこそか、小頭と呼ばれた男も、『挿れろ』と命じられた男も、前戯の必要も無くギンギンに勃起していた。
そして2人の男達が姫野と小波に覆いかぶさり、亀頭をワレメに宛がった。
「挿れるぞ」
「……ま、死ぬよりマシだし。 一思いにヤレば良いし」
「好きに……好きにしろ……」
姫野と小波がぎゅうっと手を握り締め、眉間に皺を寄せ、全身を強張らせる。
そして……ずぷんっ!! と、姫野と小波お〇んこに男根が挿入された。
……
…………
………………
追撃戦の次に始まるのは、首実検だ。
この時代、戦場における手柄は持ち帰って来た首級、要するに生首の質と数で決まる。
戦いが一段落した所で誰がどの首を持ち帰ったかを報告し、その首が誰のものかを確認する手続きがあるのだ。
防腐処理がされていない生首は時間が経つと腐る上、首の返還を敵との交渉カードにする事もあるので、戦いが起きてからそう日を開けずに行われる事が多い。
それでも、戦いがあったその日の内に首実検がされるのは非常に稀な事であろう。
「あっ! ああっ! んんぅあぁっ!!」
女の喘ぎ声がしていた。
普通の首実検ではそんな声が聞こえる筈が無い。
その日行われた首実検は普通ではない。
森蘭丸の洗脳能力によって剣丞以外の全員の常識が書き換えられ、『戦う=セックス』『絶頂させる=勝利』になったため、この日の戦いでは誰一人として死なず、誰も敵の首級を持ち帰っていないのだから。
「ひぎ、す……凄いぃ! んんぅ、あんんぅ!」
女の喘ぎ声が右からも左からも聞こえてくる。
たった1人、剣魂の防御機構により常識改変から逃れた剣丞は、歯噛みをしながらその光景を眺めていた。
奥歯をぎゅっと噛み締める以外、どうする事もできなかった。
「はぁう! んんぅ、あんんぅ!! や、やぁ……ひぃんんっ!!」
男と女がセックスをしていた。
男は織田の末端の兵で、女は剣丞隊に参加していた女武者の1人だった。
まるで自らの手柄を誇示するかのように女を喘がせていた。
戦場でのセックス……自分はイカずに、相手をイカせるセックスではなかった。
男根を挿入しつつ射精は堪える『不自然』なセックスではない、ある意味でごく『自然』なセックスだった。
「へへ、イクぜ……おおぉっ!!」
「はぁうううぁああぁっ!! んん……で、出てるぅ……」
びゅるるっ!! びゅるるるっ!! と男が盛大に膣内射精をした。
耐えよう、堪えようとせず、ただただ女を孕ませたいという原始的本能の赴くままに膣内射精をした。
女は嫌悪の表情をしつつも、一切抵抗せずに膣内射精を受け入れた。
それは確かに首実検であった。
各人の手柄を確かめる手続きであり、同時に勝利の儀式でもあった。
森蘭丸の常識改変により、首実検の方法も変わったのだ。
中出しセックスによって自らがイカせた異性を周りに見せつけて、この男は、あるいはこの女は今日から自分の所有物だと高らかに宣言し合うのだ。
そしてそれは……
「やめろ……やめてくれ……」
そしてそれは、それはただ1人だけ正気を保っている新田剣丞の心に大きな大きな負荷を掛ける。
脳が破壊されるかのような痛みを覚えていた。
盛り上がりを考えているのか、ネームバリューのある女は後に回される傾向だ。
それ故に、今この瞬間は剣丞が愛した嫁達は誰もこの宴に参加してはいない。
しかし、それは単に後回しにされているというだけだという事も、否応なしに理解している、理解させられる。
おおぉっ!! とどこかで歓声が上がった。
剣丞が祈るような気持ちでそちらに視線を移すと、剣丞隊の女性が犯されていた。
剣丞の嫁ではない。
辛うじて顔は覚えているが、名前は知らない女性だと分かり、剣丞は少し安堵した。
そして安堵してしまった自分に対し嫌悪感を抱く。
「久遠っ! 久遠いないのか!? こんな事は間違っている!
こんな非道な……久遠! 頼むやめてくれ! やめさせてくれぇっ!!」
それは絞り出すような叫びだ。
久遠は戦闘が終わるとすぐにどこかへ立ち去ってしまい、剣丞の前に姿を現さない。
かつてはあれほど愛し合った女性が、まるで興味も無いかのように……眼前の光景もそうだが、久遠に無視されているかのようなこの状況もまた、剣丞の精神を壊しにかかる。
「け、剣丞隊所属……木下藤吉郎秀吉です。 さ、先の戦闘でこの方にイカされました。
降伏の証として……い、今から私のお〇んこに膣内射精をしてもらいます……」
そしてついに剣丞の嫁が犯される順番が来てしまう。
ひよ子が大勢の男達の前で下着を脱ぎ、下半身を露出させると四つん這いになって男に尻を突き出した。
その背後には、先ほどの戦いでひよ子を押し倒し、挿入し、絶頂させた男が男根をギンギンに勃起させて待ち構えていた。
「やめろ……頼むやめてくれ……」
そんな剣丞祈りも空しく、剣丞の目の前でひよ子のワレメにずぷりっ! と剣丞以外の男のモノが挿入される。
「ひあぁっ! ふ、太いぃ……」
ひよ子の目尻に涙が浮かんでいた。
その涙はロクに前戯もされずに男根をねじ込まれた痛みだけじゃない事は、剣丞には理解できた。
理解できていたが、剣丞にはひよ子を救う手立てが一切無い。
周囲を見れば鞠や梅、一葉といった剣丞の嫁達も1人、また1人男の前で服を脱ぎ、股を開いていた。
「やめろ、やめろ……」
ある者は正常位で、ある者は騎乗位で、ある者は駅弁スタイルで、それぞれ敗北と降伏を宣言して、自らを絶頂させた男のち〇こを股座に導いていく。
そして1人1人、順番に順番に、剣丞の目の前で挿入とピストン運動が開始される。
「頼む! 頼むぅっ!! 何でもするから! 何でもするからやめてくれぇっ!!」
剣丞が叫ぶ、叫び続ける。
こんな事、誰も聞いてくれる訳が無いと思いつつも、叫ばずにはいられなかった。
しかし……
「へぇ、何でもやってくれるんだ?」
森蘭丸が剣丞の叫びに興味を示した。
……
…………
………………
「ふ……ふぅ、ぐ……んぐぅっ……」
一方その頃、小波と姫野は追手の伊賀忍者達とセックスをしていた。
周囲にはいくつもの惨殺死体と、少しでも怪しい動きをしたら即座に殺すと目を血走らせた忍者達……そんな異様な光景の中で、小波と姫野はそれぞれ追手の男に抱かれていた。
姫野の方は多少余裕がありそうな顔つきだが、小波は負傷も、疲労も、そして愛する主人である新田剣丞以外の男のモノを咥え込んでしまった事への罪悪感もあり、今にも泣きそうな表情だ。
「(ご主人様、ご主人様……も、申し訳ございません……
どうか……どうか、見捨てないで……)」
必死になって歯を食いしばり、手を握り締め、こぼれそうになる涙を堪え、この不快な時間が早く終わるように念じ続けていた。
「く、うぅ……ふ、ふぅ……んんっ、くぅ……」
男根が奥深く突き立てられる度に死にたくなるような屈辱と圧迫感覚え、膣口近くまで後退すれば得も言われぬような開放感を覚え、それが交互に何度も何度も味わわされるのは小波にとって何よりも耐え難い拷問だ。
しかもその抽送行動の果てにあるのは膣内射精……愛する男以外の精で孕まされる恐怖が、愛する男以外の精で自身の聖域を蹂躙される恐怖が、小波の苦痛を何倍にも何十倍にもしている。
「あ~も~、まだ膣内射精できねーのかだし。
年取ってち〇こ勃たなくなってんじゃねーかだし。
さっきからへこへこへこへこ腰動かしてるけど、全然気持ち良くねーし、
寒くなってきたから早く終わらせて帰りたいんだけど」
姫野がそんな軽口を叩く。
小波と姫野を見張る男達がさらに殺気立ち、2人に挿入する男達もむっとした顔になる。
「これは戦闘ではない、降伏の作法だ。 お前をイカせる必要はあるまい」
「それはそうだけど、少しは女の扱いってヤツを考えろだし。
伊賀忍者ってのは殺人は上手くてもコッチ下手っぴ。 これじゃ実戦では役立たずだし」
姫野が男達を小馬鹿にした態度で大げさにため息をついてみせる。
その仕草は追手の伊賀忍者達を揃って怒らせるのに十分なものだった。
「小頭、使ってもよろしいですか?」
「構わぬ、やれ。 儂も少々腹が立ってきた」
そして次の瞬間……
「ふぁあぁっ!? ふ、あぁあんんんぅっ!!」
「な、何……んぎぃ! んんううぁっ!? ひあぁぁんんぁ!!」
小波と姫野から嬌声が漏れる。
脳髄にこれまで感じた事の無い快楽がビリッと伝わり、思わず腰が浮き、背中が跳ね、口からは喘ぎ声が漏れてしまった。
「ずいぶんと可愛らしい声じゃないか。 さっきの軽口はどうした? んん?」
「い、一体何をやったし……ひゃあんんぅっ!?」
姫野の身体が再び跳ねた。
額からは汗が流れ、頬が紅潮し、女のスイッチが強制的に入れられる。
「どうした? もうイッたのか? 殺人は上手だが、実戦がこれではロクに役に立てまい」
「ま、またイッてねーしっ!!」
姫野が強がりを言うが、今の奇妙な現象が女をイカせるための技術だとすれば、自分も小波もあっという間に絶頂させられてしまうと予想……いや、確認させられていた。
「あぁぅ! ご、ごしゅ……んんぅぁっ! あんんっ、あんんぅっ!!」
小波も同じ技を使われているのか、艶めかしい声を、メスの声を何度も何度も漏らしていた。
肩が跳ね、背中が跳ね、お腹が跳ね、全身が脈打つ度にメスの快楽に翻弄される。
「み、見るな……ふあぁぅ! うあぁぁんんぅっ!!」
この顔だけは、絶頂寸前のトロけた顔だけは愛する男以外には見せたくないとを必死に手で覆い隠す。
たったそれだけが今の小波にできる健気な抵抗である。
そしてその光景を横目で見て、ようやく姫野は自分達が何をされたのかに気が付いた。
小波と姫野を抱く男達は、ヘソのやや下、下腹部のに手を這わせていたのだ。
「さ、さっきから何やってるし!?」
「教えてやる、こうやって子宮を……揉んでおるのよ!」
小頭と呼ばれた男が姫野の腹を撫でて、揉んだ。
その瞬間、姫野の膣肉が、子宮がぶるんと震え、まるで女の胎内を直接揉まれたかのような感覚に襲われ……再び全身に快楽の津波が押し寄せる。
「んんぅっ!? んぁあぁっ! や、やば……ひ、ふあぁんんぅ、んあぁんんぅ!!」
正体が掴めてもどうしようもない。
姫野は全身を襲う快楽に目を白黒させるしかない。
軽口を言う事も、止めどなく漏れ続ける喘ぎ声を止める事もできない。
「ははは、それなりに鍛えている様子だが、ここはまるで鍛えておらんようだな。
それどんどんゆくぞ、同時に出し入れもしてやろう。
いつまでイカずにすむかじっくりと拝見してやる」
……そこから先は、やはり蹂躙だ。
ほんの少し前の剣丞隊と同様に、セックス勝負ではまるで相手にならなかった。
「あ、あぁぁあ! あんんぅ! うあぁあんっ!!」
「こ、こんな……んぅ! あんっ、あぁぁあんぅ!!」
小波が喘ぐ。
姫野も喘ぐ。
まるで発情期の猿にでもなったかのように、喘ぎ声を出し続ける。
子宮を揉まれ、膣奥を衝かれる度にこれまで感じた事の無い快楽を脳髄に叩き込まれ、全身をびくんっ! びくんっ!! と跳ねさせる。
「んおぉっ! んあんんぅっ!! あ、あんんぅ! ひあぁんっ!!」
イキたくない、イカされたくないと、目をぎゅっと閉じ、肩や腕に力を込めて耐えにかかる。
しかし、男の手腕によって強制的にメスの部分をこじ開けられ、全身が発情していくのを止める事はできなかった。
「やめ……んぐぅ! んあぁん! ああんっ! だ、誰か……んぅああううぅ!!」
子宮を揉まれ、同時に膣内を衝かれる……何度も何度も、何度も何度も何度も何度も。
小波にも姫野にも、それに耐える術が無かった。
「い、いぐ……イッちゃ……んんぁぁ! だ、駄目ぇ! ふぁあんんぅ!
イッちゃうしぃっ!! んあああんんうううぅぁああ!!」
ぷしゃぁっ! と熱い液体がワレメから吹き出る。
精液ではない、姫野の膣内から溢れる分泌液……いわゆる潮吹きが出たのだ。
それと同時に膣内が痙攣して締まり、背骨が弓の様にしなり、野獣のような、あるいは断末魔のような喘ぎが出る。
房中術の訓練を受けた忍者達には、姫野が絶頂したのだとすぐに分かった。
「ふん、達者なのは口だけだったようだな」
「ふぅっ、ふぅーっ、う……うっせぇし……」
姫野は顔を真っ赤にしながら顔を背ける。
「ぁああっ! んあぁあんんっ!! くぅ……ん、ああんんぅっ!! や、やめ……」
そして間もなく、小波もまた姫野のようにイカされる寸前になる。
「ご主人様……んんぅ! んあぁっ! ご、しゅ……ふぁ、ふぁあんんぅ!!」
必死に剣丞の名を呼び、感じたくないと身体を強張らせつつも、子宮を揉まれるという未知の快楽に翻弄される。
子宮と共に頭の中まで掻き回されるかのようであった。
「ふぁああんんぅ!! うぁあああんんんんっ!!」
ぷしゃぁっ!! とイキ汁が接合部から噴き出した。
まるでダムが決壊したかのように勢い良く、まるで小波の無駄な足掻きを嘲笑うかのように彼女の女の部分は絶頂に達した。
「はぁ……はぁ……あ、あぅ……」
最早小波には口の端から垂れる涎を拭う力すら残っていない。
糸の切れた操り人形のように力無く手足を投げ出し、自らの身体に覆いかぶさり、かくかくと腰を振る男を受け入れていた。
「余興は十分だろう、終わらせて引き上げるぞ」
姫野と小波を抱く男達は、子宮を揉むのを止め、少しペースアップして腰を前後に動かした。
かくかくかく、へこへこへこと、女を気持ち良くさせる動きから、自身が気持ち良くなるための……膣内射精するための動きになったのが分かった。
「ん……んんっ……うあっ……」
「く、うぅ……んぅ、あぁ……」
しかし、小波にも、姫野にも抵抗する力は既に無い。
減らず口を叩く余裕すら無い。
自らの最奥部に孕ませ汁が送り込まれるのを今か今かと待つしかない。
そして……びゅるるっ! びゅるるるっ!! と2人の子宮に精液が注ぎ込まれた。
……
…………
………………
「さて、それで……
さっき『なんでもする』って言っていたけれど、具体的に何をしてくれるのかな?」
森蘭丸が妖艶な笑みを浮かべながら剣丞に擦り寄って来た。
顔は紅潮し、少し息が荒く、薄手の服は汗で張り付いて蘭丸の艶めかしい肢体が露になっていた。
剣丞はごくりと息を呑む。
そして同時に『何故汗を……?』という疑問が浮かんだが、今はそれどころじゃないと思い直す。
「うん? ああ、ついさっきまで全力で走っていたから汗をかいてるんだよ。
私の洗脳……といっても全力の、精神の根本からの書き換え、再定義ではなくて、
軽く表面を浚っただけの簡単な意識改変ではあるんだけど、
洗脳を自力で解いた娘が出てね。 確か名前は姫野って言ってた」
「姫野が……!?」
そういえば伊賀に行くと言って別れたきり、音信不通になっていたと思い出す(第117話)。
すっかり忘れていた……訳では無いが、色々あって連絡を取る余裕も、手段も無かったので、姫野のこれまでの状況はまるで分からない。
「これは本当の愛を持っている人なのかもしれないと、走って追いかけたんだけどね。
冷静になって考えたら私の脚で忍者の移動速度に追いつける訳が無いって気づいて、
戻って来たんだ。 だから全身汗まみれ。
水浴びでもしたい気分だけれど、剣丞をこれ以上放置できないからね」
「それはどうも……」
ハッキリ言って釈然としないが、剣丞は一応頭を下げて礼を言う。
一時的な先延ばしかもしれない、単なる気まぐれかもしれないが、それでも蘭丸が戻ってきて、剣丞と話をしようとしているおかげで、あの異様な『首実検』は一時中断されているのも事実である。
そして同時に、既に心を読まれているかもしれないと気を引き締める。
引き締めてどうにかなるものではないだろうが、それでも今できる事はその程度しかない。
「話を戻そう、さっき言った『なんでもする』の内容は?
新田剣丞君は自分のお嫁さんを守るために何をしてくれるのかな?」
「く、それは……それは……」
剣丞が必死に思考を巡らせる。
先程は勢いで、深く考えずに『なんでも』と叫んだが、いくらなんでも呑めない事はある。
例えば、その手で久遠の首を斬り落とせと言われたら流石に従えない。
断れば洗脳されるという状況であっても、久遠を殺してまで生き延びたいとは思わない。
それならば洗脳されて傀儡のように扱われる方が遥かにマシだ。
しかし、それなら何ができるのだと自問自答する。
剣を振るう? 敵城に忍び込む? 未来の知識を教える? そのどれもこれもが洗脳して従わせれば事足りるように思えてならない。
今の状況で新田剣丞が森蘭丸に提供できる事が何一つ思い浮かばないのだ。
「(いや駄目だ、諦めるな! 考えろ! 考えろっ!
いつまた気まぐれを起こしてあの悪趣味な儀式を再開させるか分からないんだぞ!
皆を助ける方法は……何か無いのか、何か!?)」
沈黙が続く。
いつまでもいつまでも沈黙が続く。
何か言わなければと思いつつ、何を言えば、何と答えれば状況を好転させられるのか、まるで思い浮かばない。
「どうも……『立場』というものが分かっていないようだねえ?」
蘭丸がそう呟く。
対して大きな声ではないが、剣丞の耳には異様にハッキリと聞こえてしまう。
剣丞は背骨に氷柱を突っ込まれたかのような強烈な寒気を覚えた。
「ああ、君の『立場』ではない、私の『立場』だよ。 分かるかい?」
蘭丸がそう続ける。
「立場……そ、それは……」
剣丞はまたも何も言い出せない。
蘭丸の置かれた立場と言われても、圧倒的な勝者だとしか思えない。
「(まるで……まるで自分が追いつめられているかのような言い方を……)」
「そう実際の所、追いつめられているんだよ私は」
剣丞の肩がビクリと跳ねる。
「長尾景虎はポータルとかいう装置を江戸城に置きに行こうとしている。
それがされれば、長尾は未来の武器を無尽蔵に手に入れられる。
私の洗脳を跳ねのける剣魂とかいう武器もだ。
そうなったら私は終わり、まず間違い無く殺される。
そうなっちゃ困るから、織田の皆に協力してもらって越軍を追いかけている……
ここまでは良いかい?」
剣丞はこくりと頷く。
どうしてそんな事を知っているんだと言いたかったが、とても聞ける状況ではない。
「ああ言い忘れていたけれど、
剣丞隊や越軍の中には私と思念の糸が繋がっている者が何人かいるんだ。
分かり易く言えばスパイだね。
君達が気づかない内に何人か洗脳して支配下に置いて、情報を流してもらっている。
具体的に誰がというのは、まだ内緒にさせてくれないかな」
またも考えている事を言い当てられ、剣丞は内心ぎょっとする。
「どうして俺にそんな事を教えるんだ?
どうせこれから洗脳するから何を言っても良いと思っているのか?」
「思ってない」
蘭丸は剣丞の目を真っすぐに見ながら否定した。
「ああそうだ、まず最初に君に言っておく事があった」
蘭丸は剣丞の前でふっと息をつき、髪をかき上げ……
「『ごめんなさい』だっ!」
蘭丸はキメ顔で何かこう意味不明な事を口走った。
剣丞は『何言ってんだコイツ』と思った。
「単刀直入に言おう、剣丞君にやってもらいたい事は2つある。
最近……久遠達を一通り洗脳し終わった後で気づいたのだけれど、
私に洗脳された人間は私が思いつかない事を言ってくれない。
要するに助言が貰えない、判断に迷った時に相談しても無意味になる。
だから剣丞君には私が迷った時とか、困った時とかに助言をしてほしい」
「じょ、助言だって……!?」
剣丞は一瞬、気が遠くなりそうになった。
織田軍や剣丞隊に集団催眠をかけて大乱交をさせるような奴に何をどう助言しろって言うんだと叫びたくなった。
正直な所、蘭丸に益になるような事は何一つやりたくないのが本音である。
そして次の瞬間には怒りが沸いた。
いきなり洗脳され、訳も分からない内に望まぬ相手とのセックスを強要された織田の将兵達や剣丞隊の仲間達が受けた苦痛の10分の1でも、100分の1でも良いから叩きつけてやりたくなった。
「ふざ……ふざけるなっ!!
こんな酷い事をするお前なんかに助言なんてできる訳が無いだろう!!
仲間が欲しいのなら、やる事が違うだろう!!」
「そうだね、酷い事をしている自覚はある」
「そうだねじゃない!! 久遠達、織田の皆だって無理矢理協力させたんだろう!?
お前が美空達に殺されたくないというだけの理由で!」
「そうだね、私はまだ死にたくない。 だから久遠達を洗脳して協力させた。
それに関しては『ごめんなさい』としか言いようが無い。
でも私の記憶が確かなら、君だって美空を力づくでも止めたいって、
久遠に兵を借りようとしていたんじゃなかったかな?」
「美空がやろうとしている事の危険性を話して、説得するつもりだったんだ!
一緒にするな!!」
「そうだね、説得と洗脳じゃ天と地程の差がある……でもさぁ……」
蘭丸が手をかざすと、剣丞の視界が数秒暗転する。
そして次の瞬間剣丞の目に飛び込んできたのは……棚に並べられた多数の生首であった。
「なっ!? 何だこれ……!?」
「首実検だよ。 話くらいは聞いた事があるんじゃない?
今見せているのは記憶、過去に実際にあった出来事の記憶。
私のじゃない、桐琴がかつて見た記憶を君に見せている」
右を見ても、左を見ても生首だらけだった。
一部はハエが集り、蛆虫が集り、酷い悪臭もした。
そして腰や背中に生首を括りつけた兵士達が次々とやってきて、棚に新たな首を置いていく。
兵士達の中には、指が無い者、腕が無い者、眼球が無い者もいた。
矢傷、刀傷を負い、今にも死にそうな様子の者もいた。
いや、探してみれば実際に力尽きて倒れ伏している者もいた。
それは現代社会で産まれ育った新田剣丞にとって、地獄としか表現できない光景であった。
「私のやり方なら、とりあえず死人は出ない」
その言葉が聞こえたと同時に、再び剣丞の視界が暗転し、元の光景が戻ってきた。
「人が……人が死ななければ……何をしても良いのか……」
剣丞の声は震えていた。
想像してしまったのだ、久遠や一葉といった、剣丞が命がけで守りたいと思う人々が、ああなっていた可能性があるのだと。
「いいや、そうは思わない。 だけどむやみに人が死ぬよりは良いとも思っている」
「死ななければ良いなら、駆けっこでも、プロレスでも、
遊戯王カードでも何でも良いだろうっ!?」
「もう少し越軍の人数が少なければそうしてたのだけどね。
一度に多数の人間の常識を書き換えるのは結構大変なんだ。
人間は多かれ少なかれ戦争になんて行きたくないと思っているし、
同時に異性とセックスがしたいと本能レベルで刻み込まれてる。
だから戦いとセックスを誤認させる書き換えは、比較的楽なんだよ」
「なら、戦いそのものを止める事は出来ないのか!?
争いそのものが無くなれば、そもそも誰も死ななくても良いじゃないか!?」
「そうだね、私もそうなれば良いと思う。 だけどそのための方法が思いつかない。
私が思いついたのは、君が『酷い』といったこのやり方だ」
「そんな事……」
剣丞はさらに反論しようとして、言葉を詰まらせる。
剣丞だって、久遠から兵を借りたら美空達と戦うつもりだった。
それはどんなに言い繕おうとも、殺し合いをする事に他ならない。
自分がやろうとした方法が、蘭丸がやった方法よりもマシだと言えるのだろうかと思ってしまったのだ。
「だから一緒に考えてほしい、どうやったら争いそのものを無くせるかを。
それができなくとも、私のやり方よりもマシな方法があるなら、教えてほしい」
蘭丸はそう言うと、剣丞に深々と頭を下げた。
勝った側が負けた側に頭を下げてお願いをする……そんな異様な光景だが、蘭丸は心から剣丞の協力を求めていた。
少なくとも剣丞にはそう見えた。
「なら教えてくれ……どうして剣丞隊を襲って来たんだ。
最初から話し合いで協力を求めれば良かったじゃないか」
「いやどう考えても言葉だけで納得しないでしょ、こんな『酷い』やり方を。
それにぶっつけ本番で越軍と戦いたくも無かった」
「俺達は予行練習か……」
「まあ、そうなるね。 万全を期すために襲った。
気を悪くするだろうけど、それについては『ごめんなさい』だ」
重々しい沈黙が周囲を包む。
蘭丸の言い分を理解はした、だが納得は到底できない。
いくら死人が出ないと言っても、一葉達の尊厳を穢した事は許せない。
いくら一葉達の尊厳を穢したと言っても、自分のやり方の方が正しいとは言えない。
剣丞は話を聞けば聞く程、どうすれば良いのか分からなくなっていった。
「さっき頼みたい事が2つあると言っていたな。 もう1つの頼み事、何なんだ?」
重苦しい雰囲気の中で、剣丞は辛うじてそれだけ絞り出した。
「洗脳を解いたら、多分だけど久遠は私を殺そうとすると思う。
いくら死人を出さないためとはいえ、色々ヤッたからね。
でも私はまだ死にたくない。 だから……」
そして蘭丸は……
「私の命乞いをお願いできないかな?」
……またもや剣丞を困惑させる事を言い出した。
……
…………
………………
一方その頃、忍者の躯が散らばっていた。
あるものはプレス機にかかったかのように潰され、あるものは熊に噛み千切られたかのように引き裂かれ、見るも無残な死骸を晒していた。
小波と姫野を追っていた伊賀忍者達が、1人残らず惨殺されていた。
「……馬鹿じゃねーの。
無抵抗で膣内射精させるのが降伏の作法なんて聞いた事もねーし」
惨殺死体に囲まれながら、姫野が嗤っていた。
ついさっき姫野を犯し、絶頂させ、子宮に子種を流し込んだ男は、喉笛を噛み千切られて絶命していた。
降伏の証として膣内射精を受け入れた女は、もう決して抵抗する事は無い。
膣内射精をさせた男に絶対服従する。
それは森蘭丸が彼らに与えた……いや、押し付けた常識だった。
それは彼らにとっては絶対のルールであり、鳥が空を飛ぶ事のように、魚が海を泳ぐ事のように、コーラを飲んだらげっぷが出る事のように、疑う余地の無い当然の前提であった。
それ故に追手の忍者達は小波と姫野が膣内射精をされて以降は隙だらけになり、小波が目の前で御家流・妙見菩薩掌の溜めを行っても、姫野が獣化の術で異形の怪物に変化しても、彼女達を疑う事はしなかった。
服部半蔵、風魔小太郎相手にそんな真似をしたらどうなるかは、最早語るまでも無い事だろう。
「うぐ……えぐぅっ、ううぅ……」
一方、小波は泣き崩れていた。
忍者達の屍の中で膝をつき、ぽろぽろと止めどなく涙を流し、嗚咽を漏らしていた。
「ご主人様ぁ、ご主人様……も、申し訳……ごめんなさ……ううあぁぁあ……」
小波が泣き崩れていた。
愛する男への謝罪の言葉を何度も何度も繰り返しながら、子供のように泣きじゃくっていた。
いくら生き延びるためとはいえ、いくら剣丞からの命令を遂行するためとはいえ、剣丞以外の男に股を開き、無様にイカされ、膣内射精までさせた事への強い強い嫌悪感、罪悪感は消えなかった。
「嫌だ……捨てないで……見捨てないで……うぅ……ぐす、ご主人様ぁ……」
小波は今、本気で剣丞に捨てられると恐怖していた。
「……忍者やってりゃ、任務中に男に抱かれるのなんて良くある事だし」
姫野は小波に聞こえないように静かに呟く。
姫野も小波と同じ、新田剣丞に惹かれた女の1人である。
だがしかし、姫野は小波と違って涙は出ない。
好きでもない男に抱かれる事への心理的抵抗は当然あったが、命には替えられないとすぐに割り切ってしまったし、今回の事で剣丞に捨てられるとも思っていない。
いや、仮に剣丞が姫野を遠ざけたとしても、『思ったより肝っ玉の小さい男だった』とでも言って、すぐに割り切ってしまうかもしれないとすら思っていた。
「(剣丞への愛が足りてねーのかもだし……
いや、別にそこまで惚れ込んでる訳じゃないけど)」
これ以上考えるのは精神衛生上良くないと思い、姫野は思考を中断した。
「小波、次の追手が来るかもだし。 そろそろ泣き止んで移動しろだし」
姫野が泣きじゃくる小波に声をかける。
「ひぐっ……うぐっ……ひ、姫野ぉ……」
小波は涙をぽろぽろとこぼしながら、『姫野』の名前を呼んだ。
不自然な程頻繁に自身の顔と名前を忘却する小波から、まともに名前を呼ばれるのは随分と久しぶりのような気がした。
「しゃ、しゃあねーし!
見張りはやっててやるから、もうちょっとだけ泣いてて良いし!
優しい姫野様に感謝してろだしっ!!」
姫野は早口でそう伝えると、赤くなった自身の顔を隠しながら飛びのいて逃げた。
そして同時に……姫野は少し前に見た奇妙な夢の事をふと思い出した(第91話)。
「(不意打ち……あの時見た夢みたいな完全な不意打ちなら、
ひょっとしてあいつの洗脳も突破できるんじゃあ……
攻撃された事に気付くよりも早く致命傷を与えられれば、
どんな凄い催眠術も突破できるかも……)」
つい先ほど斬殺した伊賀忍者達の死骸にちらりと視線を向ける。
森蘭丸の洗脳能力は確かに強力だが、決して完全では無い、無敵でも無いのだと、姫野は思った。
「希望はある、絶対に希望はあるし。
だからとっとと泣き止め、とっとと立ち上がれだし、小波」