※この作品はR-18です。

戦国†恋姫X 犬子と九十郎(エロ回)   作:シベリア!

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追伸
戦国†恋姫オンラインやってます。
ID「948ffbd7」
気が向いたら戦友申請を送ってもらえますと嬉しいです。

前話、第158話にはR-18描写がありませんので、通常版に投稿しています。
第158話URL「https://syosetu.org/novel/105831/114.html」



犬子と柘榴と一二三と九十郎第159話『セックス勝負』

 

注・原作キャラが洗脳、凌辱される描写があります。

 

 

 

 

 

……模造グングニルが新戸の心臓を寸分違わず刺し貫き、身体の内側から爆発した。

 

「く……ぁ……」

 

吉音と九十郎の目の前で、井伊直政・通称新戸はバラバラの肉片となり絶命した。

 

「え……ぁ……う、嘘……」

 

人が目の前で爆発し、周囲に肉片が飛び散った。

吉音が愕然としてその場にへたり込む。

 

子供の頃に見た特撮ヒーロー番組で、光の巨人が怪獣に光線を浴びせて爆発四散させるのを見た事はあった。

だがしかしそれが現実に起こると、むせ返る程の血の匂いが周囲に飛び散り、凄まじいまでの吐き気を催すのだと知った。

 

「新戸ちゃ……新戸ちゃん! 返事して! 逃げてるよね! 超能力でどっかに……

 生きてるよね新戸ちゃん!! 新戸ちゃんっ!!」

 

信じられない、信じたくない……そう思って吉音は叫んだ。

祈るような気持ちで新戸の名を呼んだ。

 

吉音と新戸の親交はそう深いものではない。

つい先日、駿河の戦いで矛を交え、今日の戦いのための打ち合わせを何度かやった程度である。

だがしかし、だがそれでも、共に肩を並べて戦う仲間の死は、吉音にとってあまりにも大きな喪失であった。

 

「馬鹿、伏せろぉっ! 槍はもう一本あんだぞっ!!」

 

一方、かれこれ27年も戦国時代を生き、数々の修羅場を切り抜けた九十郎は一瞬で思考を切り替える。

何も遮蔽物が無い場所で無防備に座り込む吉音を、急ぎサイドカーの側に引っ張り込んだ。

 

その直後、二本目の模造グングニルが空中でゆらりと方向を変えると……吉音達とは別の方向へカッ飛んで行った。

 

「(……遅い?)」

 

九十郎はその動きに違和感を覚える。

先程新戸を貫き殺した1本目に比べて、明らかに加速が弱い、明らかに動きに不合理な揺らぎがあった。

それはまるで火事場のクソ力を失った状態で使ったキ〇肉ドライバーのようであった。

 

「嫌……嫌だ、死にたくない……私はまだ死にたくない……

 もう一度、もう一度だけ……剣丞殿に会いたい……死にたくない……」

 

先程自害したエーリカ達は、1人を除いて完全に絶命していた。

全身の血液が1滴残らず魔方陣となって身体から抜け出て、遺体はカラカラのミイラのようになっていた。

 

たった1人自害をしていないエーリカがいた。

ナイフの切っ先でほんの僅かな刺し傷をつけてはいるものの、致命傷には程遠い。

死にたくない、死にたくないとガタガタと震えていた。

 

「エネルギー不足なのか……? 生贄が1人分足りないせいで……

 いやそれよりも何処に飛んでいった!? 誰が狙われた!?」

 

サイドカーの陰に隠れながら、剣魂の内部センサーを起動させる。

魔術とサイキックの関係がどうなっているかは分からないが、模造グングニルの出現位置と飛んで行った先はサイキックウェーブの残滓があり、剣魂の内部センサーが反応する。

 

そしてその直後。センサーがまた別の強烈なサイキックウェーブを感知する。

 

「妙見……菩薩掌おおおぉぉぉーーーっ!!」

 

服部半蔵正成・通称小波の御家流が超常の腕を形成し、空中で模造グングニルと衝突していた。

 

「何やってるし小波ぃ!? アンタ隠密行動してる自覚あんのかだしぃっ!?」

 

「うおおおぉぉぉーーーっ!!」

 

 

「うおおじゃなくて理由を言えだしぃっ!!」

 

超常の拳と模造グングニルの正面衝突は、バチバチと空気が引き裂かれるような轟音を周囲にもたらす。

その轟音の中で、風魔小太郎が小波に抗議する声が微かに聞こえてきた。

 

「ぐ……うぅっ……」

 

小波の額に汗が滲む。

既に何度も述べた事だが、超能力の行使は脳神経を過剰に酷使する。

戦国時代の人々が御家流と呼ぶ能力は、そう長く行使し続けられるものではない。

 

空中でぶつかり合う超常の拳と模造グングニル。

その拮抗は長くは続かない。

 

そして……パキンッ! という金属がひしゃげて砕ける音と共に、2本目の模造グングニルは空中で朽ち果てた。

 

小波は確かに優れた超能力者であるが、その能力は鬼子たる新戸には遠く及ばない。

単純なパワーも、持久力も、新戸の念動力の方が上回っている。

だがしかし、2本目の模造グングニルは小波の妙見菩薩省を突破できずに力尽きたのだ。

 

「ぜぇ……ぜぇ……はぁ……」

 

小波は限界ギリギリまで力を使い果たし、息を荒げて膝をつく。

 

「ああもう信じられないし! 隠密行動中だってのにこんな派手な能力使うなだし!

 アンタ本当に忍者なのかだしぃっ!?」

 

「す、すまない……ええと……」

 

「あれれ~、もしかしてまた私の名前を忘れやがったかだしぃ~?

 もしそうなら流石の私でも本気でブチキレるしぃ~」

 

「いや覚えている! 覚えているぞ! ここまで出てるんだ。

 こう喉の辺りまで、ただちょっと頭痛と吐き気がして声が上手く出ないだけだ!」

 

「嘘つくんじゃねーしっ!!」

 

恒例になりつつある忍者漫才をしている間に、派手な音と光に寄せられて織田の部隊がこちらにやって来のも見えた。

 

「ちょっと九十郎! 今そっちから凄い光ったわよ! 何があったのよ!?」

 

そしてそれは遠く離れた越軍の陣幕にまで届いたらしく、九十郎のデバイスに美空からの通信が入ってきた。

 

「……新戸が死んだ」

 

「死んだぁ!? どういう事よ説明しなさい!?」

 

「美空、今どこだ? あとどれくらいで合流できる?」

 

「たった今出発したばかり!

 馬の速度じゃ、そう簡単にはがそりんえんじんに追いつけりゃしないわ!」

 

「オーディンと新戸、あと小波のサイキック反応がレーダーを埋め尽くしてやがる……

 蘭丸の反応がかき消されて殆ど残ってねぇ、全速力で行かねぇと見失う」

 

「吉音は無事なの!?」

 

「無事……と、言いてぇがやべぇかも知れねえ」

 

吉音はサイドカーの陰でボロボロと涙を流し続けている。

 

目の前で戦友がバラバラの肉片になってしまった事による心理的ダメージは、吉音の心に深い傷を負わせている様子だ。

こんな状態で、果たして蘭丸相手に戦えるのだろうか……だがしかし、吉音が落ち着くまで待っていては確実に蘭丸を見失う。

 

「九十郎、アンタまさか1人で斬り込む気じゃ無いわよね……」

 

「心底やりたくねぇけど迷ってる時間もねぇんだよ」

 

「ああもうっ! こっちも全速力で追いかけるわ!

 なんとか……なんとかして蘭丸の居場所だけこっちに送り続けなさい!

 絶対に追いつくから待ってなさいよっ!!」

 

「心配すんな! キッチリ片を付けるからなぁっ!」

 

九十郎が意を決してサイドカーに乗り込み、エンジンを吹かす。

ブオオンッ!! ブオオンッ!! というおよそ戦国時代に似つかわしくない音が周囲に響く。

菩薩掌と模造グングニルの正面衝突の音と光に呼ばれ、織田の兵達がぞろぞろと集まって来る。

 

「少しは休ませてやりてぇが、ここに残したら袋田叩きだな……吉音、乗れっ!」

 

「う、うん……」

 

少しふらつきながらも、吉音は側車に乗り込む。

そして九十郎は蘭丸のサイキックウェーブの微かな残滓を頼りに、サイドカーを発進させた。

 

……

 

…………

 

………………

 

「ひ……ひ……ひみこ?」

 

「『ひ』しか合ってねーし! それ別の人だしぃっ!!」

 

「待て、思い出した。 今度こそ完全かつ完璧に思い出した」

 

「その台詞今日だけで3回目だしっ!」

 

「ひ……ひ……ひめ……そう、ひめこ!」

 

「どんな名前だしぃっ!!」

 

「……おののいもこ?」

 

「むしろ遠ざかったしぃっ!!」

 

九十郎達が立ち去った後、姫野と小波が超小声で忍者漫才を続行していた。

妙見菩薩掌と模造グングニルの正面衝突を聞きつけて集まってきた織田の兵達をやり過ごすべく、その辺にあった茂みに隠れているのだ。

 

「……ああもう、やめやめ。

 しばらく隠れてたらよそに行くかと思ってたけど、これ以上時間を浪費できねーし」

 

 

元より蘭丸が九十郎達に気を取られている間に近づいて不意打ちをかます計画だ。

今からサイドカーの速度に追いつくことは不可能だとしても、九十郎達が突入した混乱が収まってからノコノコと出向くのも避けたい所である。

 

全力で御家流を使いグロッキー状態だった小波も普通に跳んだり走ったりできる程度には回復した。

 

そろそろ移動をと姫野が茂みから少しだけ顔を出し、周囲を伺う。

周囲を探索している織田の兵卒の姿が見えたが……

 

「1人倒せば抜け出せそうかな……小波、あいつに仕掛けるから、援護しろだし」

 

「分かった、ヒポポタマス」

 

「だから『ひ』しか合ってねーしぃっ!!」

 

軽いツッコミと同時に姫野と小波が茂みから飛び出し、近くを探索していた織田の兵を組みついた。

 

「な、貴様ら!?」

 

小波が後ろから男の腕をねじり上げて拘束すると、姫野が前方に回り込む。

 

「ちょっと気の毒だけど、速攻で始末させてもらうし」

 

そして姫野はおもむろに男の唇に吸い付くと、舌と舌を絡ませ合う濃厚なキスを行った。

 

色仕掛けで情報を抜こうとしている訳では無い。

小波も姫野も、模造グングニルを防いだ事で蘭丸に位置を知られ、既に遠隔洗脳によって常識を書きかえられていたのだ。

 

「んん……ちゅ、んぅ……」

 

姫野が身動きのとれぬ男に吸い付き、艶めかしく身体をくねらせながら下履き越しに男根を弄る。

およそ戦場で出会った敵に見せる態度ではないが、小波も姫野も疑問を疑問を持たない。

完全にこの淫らな行為が戦場での敵との戦い方だと思い込まされている。

 

「ふふ、どんどん硬くなってくし、もう欲情しちゃったし?」

 

全身をこすり付けるかのようにしながら愛撫を続ける。

下履き越しだというのに、男の逸物が脈打って熱くなっていくのが分かった。

 

「ま、我慢は身体に毒って事で、今度は直接……舐めてしゃぶって勃たせてあげるし」

 

男の衣服を手早く脱がせると、姫野は男の目の前で跪き、丁寧に丁寧に亀頭に舌を這わせ始めた。

その破廉恥な行為には小波も、小波に取り押さえられている男も、姫野本人さえも何の違和感を覚えていない。

 

「んちゅ……じゅぷ……んんぅ……」

 

啄木鳥のように首を前後にスライドさせて、じゅぷりじゅぷりと卑猥な音をたてながら、姫野は男のモノを咥えて扱く。

 

「く……うぅ、動けん……」

 

男は小波からの拘束から逃れようと左右に身を捩るも、なんやかんやで凄腕の忍者であり、人間の関節の可動域を熟知する少女は一切の隙を見せなかった。

 

「(さて……あんまりコイツに時間をかけられねーし、

 このまま口に射精させても勝った事にならないから、そろそろ挿入させないと)」

 

程々の所で姫野がフェラチオを止め、自ら衣服を脱ぎ捨ててM字開脚をしながら地べたに座り込む。

 

「ほら、ココが貴方が挿れてどぴゅどぴゅ中出しするメスの穴だし。

 今から特等席で魅せてあげるし」

 

そう言うと姫野は男の目の前でくぱぁ、と自らのワレメを大きく開き、そのまま陰核をくにくにと弄り始める。

 

「ん……んんぅ……」

 

挿入するならある程度アソコを濡らさなければと、その行為が続く。

男の目の前で自慰行為を行うのはもちろん初めての事だが、蘭丸に常識を書き換えられた姫野には今の自身の行為が異常だと認識する事はできない。

 

「ふ、ふぁ……んんぅ!」

 

くにゅくにゅ、くちゅくちゅ、ぐちゅぐちゅ……と、徐々に徐々に姫野のアソコから愛液に濡れる。

そして同時に姫野の口から艶やかな声が漏れ始める。

 

男がごくりと唾を飲み込んだ。

 

「……って小波、黙って見てないで何かしろだし」

 

「はっ、す……すまない」

 

姫野のツッコミで小波が我に返る。

小波は姫野程こういう行為に慣れておらず、ついついぼ~っと状況を眺めてしまっていた。

 

「あの……何をすれば……?」

 

「手で扱くなり口で舐めるなりシテろだしっ!」

 

姫野に怒鳴りつけられて、小波は慌てて男根に指を這わせ、前後に扱きだした。

姫野も経験豊富という訳では無いが、小波のセックス経験はもっと乏しい。

小波の行為はたどたどしく、慣れぬ行為に対する緊張感からか視線が泳ぐ。

 

「こ、コレが今から……あのナカに……」

 

小波の視線の先で、姫野の秘所が白く見えた。

膣奥から漏れ出た愛液が指やワレメの表面で僅かな光を反射したのだ。

 

その光景が、その淫靡な光景が、小波の頬を赤らめさせて普段の冷静で冷徹な判断能力を奪っていった。

 

……そして次の瞬間。

 

「隙ありだ!」

 

「……きゃ!?」

 

様子見に来た織田軍の斥候の1人が背後から飛び掛かって来たのだ。

無論、普段の小波や姫野なら忍び足で近づく男の存在なんてすぐに気がつく。

だがしかし、姫野は自慰行為に、小波は慣れない手コキに意識が向いていたせいで奇襲を許してしまったのだ。

 

「く、この……あぁん! あ、あぁんぅ!?」

 

後ろから組み付いた男が小波の股間に手を伸ばして弄る。

 

一流の忍者・服部半蔵正成たる小波にとって、背後の男を振りほどくのも投げ飛ばすのも容易である。

だがしかし、戦闘=セックスの常識が背負い投げという物理攻撃を躊躇させる。

それに何より、男慣れしていない小波には、自身の秘所が弄られれば冷静な思考を維持できなくなっていた。

 

「馬鹿! 何やってるし!?」

 

姫野が慌ててフォローに入ろうとする、が……

 

「そうはさせん!」

 

先程まで小波に腕を捩じ上げられていた方の男が、立ち上がろうとした姫野に伸し掛かる。

男と女、単純な体格差、体重差、そして筋力の差でもって拘束にかかる。

 

「あっこの……は、離れろだし!」

 

「くっ、暴れるな……」

 

姫野がもがく。

しかし、不意を衝かれたのもあってなかなか押し返せない。

 

そうしてもがいている内に、 ずぷん! と不意に自身の膣肉を何か硬く熱く太いモノが侵入してきた。

 

「ひゃんっ!? え、挿れられ……」

 

揉み合っている内に偶然……ではない、男は狙ってこの状況に持ち込んだ。

姫野を押し倒した男は驚く程冷静に、淀み無く、迷いも無く自身のち〇こを姫野の濡れたおま〇こに突き立てたのだ。

 

「(拙い、挿れられたし……これじゃコイツをイカせるまで小波の援護ができねーし)」

 

姫野が内心焦る。

 

戦場で男と女が一度挿入に至れば、どちらか一方が絶頂するまで離れてはいけない。

それを意図的に破った者は、戦場の作法を知らぬ粗忽者、または臆病者としてずっと後ろ指を差され続ける事になる。

それ故に、小波が窮地だからといって、目の前の男から離れる事はできなくなった。

 

「ひぁ、んんぅっ! ん……んんぁあっ!」

 

小波は後ろから抱きすくめられ、着物の間から手を入れられていた。

片方の手が乳首を、片方の手がクリトリスを愛撫し、さらに耳を下で刺激され、どんどん昂っていく。

 

片方は男慣れできず、セックス経験は数回程度の女。

片方は数ヶ月もの間、あの森蘭丸から手ほどきを受け、セックス技術の猛特訓を受けていた男。

イカせ合いという勝負においては、天と地程の実力差があった。

 

「ああもう世話が焼ける奴だしっ!!

 小波、すぐにコイツをイカせて助けに入ってやるからそれまで耐えてろだし!!」

 

姫野はそう叫ぶと、渾身の力を籠めて男の身体を押し返す。

体格差、体重差、そして筋力の差はあれど、彼女は風魔小太郎である。

技術の差を持って押し倒されている不利な体勢をひっくり返す事はそう難しい事ではない。

 

「ぐっ、しまった!?」

 

「ふふ~ん、さっきはちょっと驚いたけど、形勢逆転だし。

 今から姫野ちゃんの良く締まるお〇んこでひ~ひ~言わせてやるから、覚悟するだし」

 

女が男に押し倒される正常位の姿勢から、女が男を押し倒す騎乗位に姿勢になった。

この姿勢であれば、膣肉で男根を締め上げる事も、グラインド運動や上下運動で男根を扱く事も容易にできる。

 

「それ! それ! それぇっ!

 無駄に我慢しないで姫野のお〇んこに膣内射精しろだし!」

 

すぐさま姫野は上下左右に腰を振り始める。

先の自慰行為によって十分に濡れたアソコから、じゅぷっ! じゅぷっ! と卑猥な音が響き始める。

 

「ふっ、ふぅっ! んんっ! こら、無駄な反撃すんじゃねーし!」

 

しかし、男の方も下から突き上げて反撃をする。

姫野が腰を下げたタイミングで自らも腰を上げ、鈴口で子宮口を抉るようにした。

子宮そのものがガツンとカチ上げられる感触は、姫野にえも言わぬ感触を……原始的なメスの快感をもたらしつつあった。

 

「ああんんぅ! んあぁぅ、ああっ!! だ、駄目だ、気持ち良い……」

 

その一方で、小波はずっと一方的に愛撫の嵐に身を晒していた。

耳、首筋、胸、そしてワレメと、あらゆる性感帯を的確に責める技巧を受けて、あっという間に股座は愛液で溢れ、下着を濡らし、ぽたぽたと地面に染みを作る程である。

 

「もう十分か……おい、挿れるぞ」

 

男が小波に命令する。

蘭丸の洗脳により色々と常識がねじ曲がっているが、一応ここは戦場で、この男と小波は敵同士である。

男の命令に素直に従う必要は無い。

 

無いが……

 

「うぅ……い、良いだろう、参れ」

 

……小波は自らの秘部を包む服を脱ぎ、近くの樹に両手をつくと、男のいる方向に尻を突き出した。

 

「お馬鹿っ! 何やってるし! 挿れるにしてもそんな不利な体位を選ぶなだしっ!!」

 

その余りにも不合理な行動に姫野が思わずツッコミを入れる。

 

あんな姿勢で挿入されてしまえば、それこそ手も足も出なくなってしまう。

腰を振って男根を肉ヒダで扱く事も無理だ。

完全にセックスの主導権を男に譲ってしまう事になるのだ。

 

「ふあぁあっ!!」

 

……しかし、姫野の叫びが耳に届くよりも早く、男は小波の後ろに回り、肉棒を膣内に挿入した。

 

「ああっ! んああぁっ! う、うあぁぁんんぅっ!!」

 

男が腰を前後に揺する度に、小波の膣奥から止めどなく愛液が漏れる。

小波の全身が汗に濡れて、全身が紅潮し、喘ぎ声が激しくなる。

今にもイキそうな様子であった。

 

「くっ、早く……早くイケだし! 姫野のアソコがそんなに不満!?」

 

姫野は内心焦りまくりながら腰を上下に揺さぶった。

それは彼女なりに全力で男を気持ち良くしようとする運動だったが、焦りが彼女の行動を単調にさせていた。

 

それは確かに男のモノを扱き、締め上げ、絶頂に近づけてはいたが……男に反撃の機会を与えてもいた。

 

……そして一瞬、なにか浮遊感のようなものがあった。

 

「……え?」

 

その瞬間、姫野は何が起きたのか、何をされたのか理解できなかった。

 

男の上に跨って、腰を上下に振っていた筈だった。

男のモノを強く激しく扱くため、自身の身体を大きく上に跳ね上げた瞬間、男は体勢を入れ替えた。

 

気が付けば姫野は、四つん這いになって後ろから挿入を受ける姿勢……後背位でセックスをしていた。

 

「や、やば……ふあぁんん!! んん! んんぅうっ!!」

 

直後、背後の男が野獣のように力強くピストン運動を開始した。

もう一度姿勢を立て直す時間を与えず、動揺する心を立て直す時間も与えず、一気に姫野を絶頂させにきたのだ。

 

「こ、こいつ思ったより……んんぅ、うあぁ!! ふあぁんっ! ああんんぅっ!!」

 

さらに悪い事は続く。

何度目かのピストン運動で、膣奥にある姫野が特に感じるポイントをカリ首が擦ったのだ。

 

「ここか! ここが効くのか!」

 

男の目の色が変わる。

 

この男もまた蘭丸から手ほどきを受け、数ヶ月もの間セックスの技術を特訓している。

女がイキやすいポイントを抉った瞬間の声色の変化を、膣肉の痙攣を見逃さなかった。

 

「や、やめ……んんぅっ!! そ。そこ抉んなだし……ふぁあんんっ! んあぁあ!!」

 

姫野は何とか抵抗しようとするが、文字通り手も足も出ない。

腰を振って男根を肉ヒダで扱く事もできない。

ただただ自身の弱点を抉る凶暴な抽送を受け続けるだけだ。

 

「く……ああんんぅっ! うあぁあっ!!」

 

そして小波もまた反撃不能のまま肉棒に翻弄されていた。

小波の感じるポイントもあっという間に発見され、両手で尻を揉まれながらソコを衝かれ続けていた。

 

「姫野……姫野ぉ!! んああっ! ひめ……んんんぅぅ!! ふあぁああんんぅっ!!」

 

頭の中が快楽に染め上げられながら、小波は何故か姫野の名前を呼んでいた。

これまで何度も何度も教えられ、何度も何度も忘れてきた姫野の名前を呼んでいた。

 

「なんで名前……ひゃあぁんっ!! こんな時にぃ、ふぁあんん! うああぁんんぅ!!」

 

腰をガツン、ガツンと揺さぶられ、姫野は絶頂寸前になっていた。

すぐに男をイカせて小波を助けるどころか、自分の方が小波よりも先にイカされそうな状態だ。

 

「イッちゃうぅ……んんぁあっ! ああっ! イキたくないよぉ……

 んんぅ! ああんんっ!! やだよぉっ!! 小波ぃっ!!」

 

姫野はぽろぽろと涙を零しながらズンズンと膣内を蹂躙されていた。

子宮口を突かれる度に、膣肉を抉られる度に、オーガズムという名の崖っぷちにギリギリの所で踏みとどまるのを繰り返していた。

 

「く、句伝無量……んぉ! んあぁっ! つ、伝えなければ……ふぁあぁん!

 い、イってしまう前に……ああっ!!」

 

小波もまた絶頂寸前だ。

姫野と小波、2人の超一流の忍者が仲良く並び、四つん這いになり、ただの一兵卒に犯され、イカされそうになっていた。

 

そして……

 

「い……イクぅ……ふあぁぁああううんっ!!」

 

「んんあああぁぁぁん!!」

 

姫野と小波がイったのはほぼ同時であった。

 

……

 

…………

 

………………

 

同じ頃、吉音と九十郎は蘭丸を追ってサイドカーを全速力で疾走させていた。

 

「……ん? 九十郎、何か変な反応があるよ」

 

「新しいサイキックウェーブの反応……この波長は小波のだな」

 

「忍者の娘だっけ? たしか……ハ〇トリカンゾウ」

 

「そりゃ忍者ハ〇トリくんだな。 半蔵だよ、半蔵。

 それより何だこれ……音声データのような……ああそうか、あいつテレパスだったな」

 

「てれぱす?」

 

「他人の意識に直接メッセージを飛ばすサイキッカーだ」

 

「(ファミチキください)」

 

「こいつ直接脳内に……まあ、そういう認識でだいたい合ってる。

 てかお前さっきまで泣いてた癖に元気だなオイッ!!」

 

「何てメッセージが来たの?」

 

「待ってろ、今解析かけてるから……出たぞ、そっちにもデータ送る」

 

「どれどれ……」

 

 

 

 

 

「「……一二三を狙った?」」

 

 

 

 

 

意味不明なメッセージを見て、吉音と九十郎は首を傾げた。

 

「くそ、余計な事すんなよ! 蘭丸の痕跡が消えるだろうが!」

 

「何か意味あるのかな? こう……時計にエメラルドスプラッシュみたいな」

 

「知るかんなもん!」

 

九十郎がそのメッセージの意味を知るのは、もう少し後の事である。

 

 

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