「さぁって、1週間熟成させた特濃の子種汁、一番搾りはどっちに注ぐっすか?」
犬子の顔が緩み切り、蕩け切った頃、柘榴がそんな事を言った。
犬子と九十郎が、ごくりと息を呑んだ。
3人の視線が九十郎の股間に向く……そこには痛々しい程に勃起し、臨戦態勢を整えている肉棒がそびえていた。
「や、やっぱりここは柘榴様じゃないかな!
ほら……犬子のご主人様だし、犬子が先にってのも……さ……」
犬子は急に怖くなった。
ここ最近、九十郎のソレは何をしても勃たなくなってしまっていた。
もしも今、自分が先に抱かれる事になったら、最後までいく前に萎えてしまうのではないかと……そう思った。
「……わぶ!?」
それを聞いた柘榴は、今度は犬子の顔面をおっぱいに埋めた。
「犬子~、変な遠慮は無しっすよ。 欲しくないっすか? 九十郎のおOんちんが」
「う、それは……」
欲しいに決まっている、犬子はそう言いたかった。
九十郎が好きだ、その気持ちだけは誰にも負けないと思っていた。
「恋は勢いが大事っすよ、言いたい事があったらバーンと言うのが一番っす」
「い、勢い……」
犬子がおっぱいサンド状態から解放される。
犬子の視界が開き、九十郎と目が合う。
イケメンではない、美形でもないその顔が、犬子は好きだった。
何度も何度も助けられた、九十郎が犬子の支えだった。
だから……
「ほ、欲しいです……九十郎のおOんちんが、九十郎の子種が……
えと、その……久々ですし……」
頬を真っ赤に染めながら、犬子はそう呟いた。
足を大きく広げて、くぱぁと自らの秘所を広げていた。
羞恥心で死にたくなったが、今更後戻りする事もできなかった。
九十郎が犬子に近づく……肉棒が近づき、犬子のアソコと接触する。
九十郎は今、心の中で自問自答を繰り返していた。
自分のような屑が、前田利家を抱いても良いのだろうかと……
『恋は勢いが大事っすよ』
九十郎に聞こえてきたのは、柘榴の声だった。
自分を罵る長谷河平良の声ではなかった、自分を否定する遠山朱金の声でもなかった、自分を応援する柘榴の声だった。
九十郎と柘榴の視線が交差する。
柘榴は九十郎の背中を押すかのように、ふっと笑って見せた。
横たわり、不安そうに九十郎を見つめてくる犬子を見る。
今でも九十郎は、自分が前田利家と釣り合うような価値のある男とは思えなかったが……今は勢いで行動しようと思った。
「あ……ちょ、ちょっと待って……」
「待たない」
犬子が土壇場でヘタレ、九十郎が勢いをつけて身体を傾け、体重をかける。
「ん……ああぁっ!!」
ずにゅりと、犬子の秘裂は九十郎のモノを受け入れた。
膣肉を掻き分け、肉棒で満たされる感触で、九十郎に求められているという満足感で、犬子は一瞬にして絶頂寸前にまで昂ったのを感じた。
「どうした犬子、肩が震えてるぞ」
九十郎の方も震えていた。
男根が前田利家の膣肉に包まれているという事実が、九十郎を震えさせていた。
だがそれでも、九十郎の逸物は萎えなかった。
「目がやらしい感じになってるっすね」
柘榴と九十郎が犬子の反応を見て笑っている。
恥ずかしさで胸がぎゅうっと締め付けられるような感覚を覚える。
しかし同時に、それすらも気持ち良い、心地良いとすら感じていた。
「だ、だって1週間ぶりで……」
「1週間ぶりなのは俺も一緒だよ」
「遠慮は無用っす、ヤッちまうっす」
「ははは、もう遠慮とか配慮とかできねえからな。
こうなったらもう相手が前田利家だろうが構うものか、げっへっへっへっへっ」
そして九十郎のピストンが開始される。
もう勢いに身を任せるしかねえやと、半ばやけっぱちになって腰を振る。
何度も何度も繰り返されたセックスであったが、犬子にとっても九十郎にとっても、ハジメテの時のような新鮮さがあった。
「あぁぁあっんんっ! んあっ……」
犬子が喘ぐ。
普段の何倍も何十倍もの快楽が子宮に注がれているかのようであった。
「ぁぁあっんんっ! ううぅぁあっ! ああっ!」
犬子は声を押し殺そうと両手を口に当てたが、喘ぎ声が止まらない。
むしろ羞恥心が快楽を引き出すスパイスになって、犬子を普段以上に昂らせているようであった。
「エロいぞ、犬子」
「エロいっすね、犬子は」
柘榴と九十郎がそう囁く。
犬子の羞恥心を引き出し、もっともっと気持ち良くさせるために。
柘榴はエロという言葉の意味を知らなかったが、雰囲気でなんとなく察していた。
「あっふわっぁんんっ! ああぅっ!」
喘ぎ声がさらにさらに大きくなる。
肉ヒダがぐにゅりぐにゅりと蠢いて、男根を咥え込んで離そうとしない。
犬子の肉体全部が九十郎を求めているかのようだった。
「だ、駄目……九十郎、イッちゃう……犬子もう……んんっ! ぁあっんんっ!」
押し寄せる快楽の津波に翻弄されつつ、犬子が首をぷるぷると左右に振って静止を求める。
「イキ顔、見ててやるから存分にイケよ」
「存分にスケベ顔になるっす」
九十郎は止まるどころか、さらに激しく腰を揺さぶる。
何度も何度も、何度も何度も何度も何度も、犬子の最奥をノックする。
快楽の渦が犬子の思考を容赦無く包み込み、押し流していく。
「イ……イグ……あっんんっ! ああふわっううぅ!!」
犬子の腰が浮く、子宮が子種を求めて、亀頭と密着するように降りていく。
犬子は今、セックス以外の全てが消えて無くなってくのを感じていた。
「九十郎……あっううぅあっ……んんっ! んんっ!
イッちゃう……ぁぁううぅんんっ! ううぅんんっ!」
決壊が近い、限界が近いと犬子は思った。
成す術も無く、どうしようもなく犬子は昂り、性交の快感に翻弄されていた。
そして……
「あっふわっ……んんっ! ふわっぁああぁっ!!」
……そして決壊した。
犬子の両足がピンと立ち、宙を泳ぐ。
全身から珠のような汗が噴出し、目を剥き、ぱくぱくと口が上下する。
頭の仲が真っ白になった。
「イ……イッちゃった……?」
思わず自分自身に問いかけた。
自分がどうなったのか判らなくなる程の、強烈な快感であった。
「ご、ごめん九十郎……犬子だけ先にイッちゃって……」
「気にすんなよ、イッた時の犬子可愛かったぜ。 それと……」
肉竿を挿入したまま、九十郎は背中を丸め、犬子の唇の吸い付く。
絶頂したばかりの犬子が、浮ついた表情で求めに応じる。
犬子と九十郎が唇を重ね、舌と舌を絡ませ合う。
「ん……んん……」
目がトロンと微睡んでいく。
余りの幸福感に胸がいっぱいになっていくのを、犬子は感じていた。
「今日の一番搾りは犬子に注ぐって言ったかな?」
「うん、注いで九十郎。 犬子の一番奥に……」
唇が離れ、抽挿が再開される。
まるでオナホールかラブドールに挿れているかのように、独りよがりな快楽追及が行われる。
「ふわっぁんんっ! んんふわっ……あぅっ!」
だがしかし、それがむしろ犬子を気持ち良くさせていた。
九十郎が自分を求めている、九十郎が自分で気持ち良くなっている、九十郎が自分に子種を注ごうとしている、九十郎が自分を孕ませようとしている。
それが何よりも嬉しかった。
「ぁあっんんっ! ううぅあっあっあ!」
犬子が快楽に翻弄される。
女の本能で全身がかき乱される。
「だ……めぇ……またイグ……ぁあっんんっ! ……ふわっんんっ! あぁ!」
全身が弓の様にしなる。
膣奥が愛液でぐじゅぐじゅになっていく。
「犬子……犬子……うふっあ、うっ! はぁっ!」
九十郎の限界が近い、九十郎の絶頂が近い、九十郎の射精が近い。
先端からカウパーが漏れ出て、玉袋から精液が上がっていく。
そして……
「犬子ぉっ!!」
「九十郎ぉっ!!」
同時に互いの名を呼び合う。
直後、睾丸がビクンと跳ね、肉棒が脈打ち、犬子の子宮に白濁液が注がれた。
「ど、同時にって訳にゃ……いかないか……」
九十郎が苦笑する。
犬子がイキそうでイケなかった事に気づいていた。
「大好きだよ……九十郎……」
恍惚とした表情で、犬子がそう告げる。
他の事はどうでも良い、他の全てが二の次だ、三の次だ……自分は九十郎と出会い、九十郎を愛するために生まれてきたのだ。
第三者にとってはこの上なく阿呆な考えだったが、犬子は本気でそう思っていた。
「犬子はさ、今凄く幸せだよ。
凄く気持ち良かったし、九十郎が近くに感じられたし……沢山、注いで貰ったからさ」
そう言いながら、犬子は自分の下腹部を軽く撫でる。
汗で湿った皮膚の下で、膣内を精液で満たされているのが分かった。
肉棒がゆっくりと引き抜かれ、
女の内部に収まりきらなかった孕ませ汁がワレメから滴り落ちる。
「九十郎、次はこっちっすよ」
セックスの余韻に浸る2人の間に割って入るかのように、柘榴が九十郎に声をかける。
「柘榴にも女の悦び、教えてほしいっす。
柘榴が九十郎の女だって、この身体に刻み付けてほしいっす」
柘榴の指が、自らのワレメを伸びる。
アソコがまるで男を求めるかのようにヒクつき、糸を引く程に愛液で溢れていた。
「2人で交わってる間、自分で慰めてたっす。 こっちはもう我慢の限界近いっすよ」
九十郎の視線が柘榴の秘所に釘付けになっていた。
普段は単純そうで、快活な柘榴が、女の顔をしていた。
九十郎は単純に嬉しかった、柘榴に求められている事が、柘榴を抱ける事が。
「良いよ九十郎、行ってきて」
九十郎の耳元で、犬子がそう囁いた。
その瞬間、九十郎を引き留める物が無くなった。
「ちょっとがっつき気味にいくが、許せよ」
そう言うと、九十郎が柘榴を押し倒した。
柘榴は全くの無抵抗のまま、近くに敷いてあった布団の上に転がった。
「今の柘榴なら、何されても許すような気がするっすよ。 何せ……」
柘榴もまた、九十郎の耳元で囁く……
「……何せ、柘榴も九十郎にゾッコンベタ惚れっすから」
「俺はお前を口説いた覚えは無いんだけれどな……」
九十郎が苦笑する。
「恋愛もノリと勢いっすよ。 第一印象と直感で九十郎にビビッと来たっす」
「意外といい加減な奴だな」
「理屈じゃないっすよ、こういうのって」
「かもな……」
そう言うと九十郎は、柘榴の尻に手を伸ばし、形が変わる程に強く揉みしだく。
「う……うあぁふっ! お、お尻好きなんっすか?」
「柘榴の尻が嫌いな奴なんているものかよ、すらっと伸びた足も奇麗だしな」
「うぅ……惚れた男は助平さだったっす……」
そうは言いながらも、柘榴は九十郎が尻を触りやすいよう、
仰向けの体勢からうつ伏せになり、少し腰を浮かす。
「そうさせたのはお前だろうに」
突き出された膨らみに指を這わせ、次いで舌を這わせる。
生来巨乳好きの九十郎であったが、今は尻を責めたい気分であった。
「そ、そこ……汚いっすよ……くっううっ! うふっあ、はぁっ!」
柘榴の口から艶めかしい吐息が漏れる。
女性器を包む熱気がさらに増し、背中を伝って快楽の電流が柘榴を襲う。
「……挿れても良いか?」
九十郎がそう囁いた。
柘榴は一もニも無く頷く、何度も何度も頷く。
そして砕け落ちそうになる足腰に活を入れ、再度お尻を上へと突き出した。
「う、うわぁ……」
犬子が思わず息を漏らす。
同性の犬子ですら溜め息をつきたくなる程、今の柘榴は艶めかしかった。
全身が男と交わるためにあるかのようであった。
そんな柘榴の誘惑によって、九十郎の逸物は再び硬度を取り戻していた。
一分でも、一秒でも早く挿れたい、腰を振りたい、射精したい、孕ませたいと主張していた。
「後ろからスルぞ、柘榴」
筋肉質な男が柘榴に覆いかぶさる。
傍から見ていると犯罪臭が半端でない光景である。
「ぐっう……うあ、う……」
肉棒が突き立てられる。
自慰によって昂り、湿り、緩められた入り口が九十郎の男性を飲み込んだ。
「正直辛抱たまらん、動くぞ柘榴」
九十郎は柘榴が落ち着く時間を与えない。
すぐさまピストンが開始される。
柘榴の脳髄に快感が叩き込まれ、先程の犬子と同じように絶頂に向かって否応なしに高められていく。
「あっぁんんっ! ぁふわっっあっあっ!」
柘榴の思考がセックスで一杯になる。
柘榴の口から艶めかしい喘ぎ声が出る。
「こ……こうやって組み伏せられて、後ろからガシガシ衝かれてると……
何て言うか、九十郎のモノにされてるって感じがするっすね」
柘榴が恍惚とした表情で、艶めかしく吐息を漏らし、自分の胎内を揺さぶる亀頭の動きに酔いしれていた。
「柘榴って案外助平な性格してるよな」
「そ、それは……案外、そうかもしれないっすね。
九十郎、もうちょっと乱雑な感じでシて欲しいっす」
「おうよ」
遊びは終わりだ、小手調べはここまでだとでも言わんばかりに、九十郎がにま~っといやらしく笑う。
直後、まるで杭打ちのような勢いで、肉棒が柘榴の膣肉を抉りだした。
「んんんっ! ううぅぁ! あううぅ! ふわっっ!」
柘榴は自分の中から助平な部分が引っ張り出されていくのを感じた。
数分前の犬子と同じように、九十郎にガシガシ衝かれて女にされていくのを感じた。
「あっあっふわっ……んんっ! んんっ! ふわあっ!」
絶頂が近づいてくるのが分かった。
分かったが止められなかったし、止めたくも無かった。
自分が九十郎の女にされているのが妙に嬉しかった。
「んんっ! ぁあっああんんっ! ふわっあぁあっ!」
柘榴の喘ぎ声がどんどん大きくなっていく。
九十郎の目に遠慮は無い、一切無い……相手がただの柘榴であるから。
「う、うわぁ……犬子も九十郎とシてる時、あんな感じなのかな……」
犬子が顔を真っ赤にし、大きな瞳をぱちくりと瞬かせながら、2人の交合を見つめていた。
そして……
「んんっ! んんっ! あ……イク……もぅ……ぁあっあっんんっ!
んんっ! ふわっぁあ」
絶頂の瞬間がもうそこまで迫っているのが分かった。
柘榴にも、犬子にも、九十郎にも。
「存分にイケよ、こっちも見ててやるから」
九十郎はサディスティックな笑みを浮かべ、さらにさらに大きく強く腰を叩きつけた。
「ふわっっあっあっううぅっ!」
犬子と九十郎が見つめる前で、柘榴が達した。
背中をピンと伸ばし、一際大きな声を出し、膣内がうねり、快楽の波に包み込まれた。
「これ……癖になりそうっす……」
ぜぇはぁと肩で大きく息をしながら、完全に九十郎の女にされたと柘榴は思った。
第三者にとってはこの上なく阿呆な考えだが、悪い気は全くしなかった。
そういう自分も悪くない、そういう人生も悪くないと思っていた。
「まだ注いでないっすよね」
「ああ、まあな」
絶頂の余韻の残る肉のトンネルの中で、九十郎の性器は未だ健在であった。
もっと交わりたい、膣内に溜め込んだ精液を放出したいと告げていた。
「柘榴にも注いでほしいっす、九十郎の孕ませ汁を」
……そう告げた。
「うっ! ううぅぐっううっ! ううぅあ、ううぅあぁ!」
九十郎は柘榴の腰を掴み、さらに激しく抽挿を再開させる。
柘榴の子宮が歓喜に震えた。
「ぁんんんっ! ううぅあっあ!」
射精をするために腰を動かしている、孕ませるために交わっている、そんな男の欲望に塗れた乱暴で乱雑なピストン運動が柘榴を襲う。
「ん……あぁあっんんっ! あっぁあっぁ! ふわっ!」
しかし、柘榴の目は歓喜で満ちていた。
自分が男に求められて、性交によって女にされていく感覚に酔いしれていた。
あるいはそれがノリと勢いで感じている流行り病のような感情であったとしても、それはそれで構わないと思っていた。
「九十郎……は、早く……ふわっぁあっぁん! ふわっあっあぁ!
注いで……ううぅはぁ! はぁっくっあぁ! ほしいっす……」
柘榴の求めに応じて、九十郎がさらに速く鋭く女の秘奥をノックする。
子宮が揺れ、女の本能がかき乱される感触が柘榴をトランスさせていく。
思考がセックス一色に染め上げられる。
「柘榴……ぅく……あっ!」
九十郎の睾丸がぶるっと震えた。
柘榴は直感的に、本能的に感じた。
来る……と。
「あ……ううぅあんんっ! ああっ!!」
一際大きな喘ぎ声が練兵館に響いた。
直後、柘榴は子宮に熱い熱い何かが注がれるのを感じた。
九十郎が達したのだと、九十郎が自分に子種を注いでいるのだと気づいた。
「九十郎、愛してるっすよ」
柘榴がそう呟いた。
その言葉は、ノリと勢いで告げたものに過ぎなかったが……同時に、柘榴の魂から出た、何の飾り気も無い言葉でもあった。
「ありがとな、柘榴。 お前の御蔭で助かったよ」
頭痛と幻聴……精神の不安定、自己嫌悪……それが軽くなった。
自分のような屑に愛していると言ってくれたただの柘榴に、九十郎は心の底から感謝していた。
「犬子、色々と至らねえ俺だが……宜しく頼む」
そう言って九十郎は、犬子と柘榴を両手で抱き寄せた。
右手からは犬子の体温を、左手からは柘榴の体温を感じながら、九十郎は2人を強く強く抱きしめた。
「大好きだよ、九十郎」
「大好きっすよ、九十郎」
そして2人の少女達もまた、九十郎を抱きしめた。
その日は深夜遅くまで、女の喘ぎ声が練兵館に響き続けた。
まるで1週間分の憂さを晴らすかのように、御盛んな声で一杯になった。
この日、九十郎の精神は安定した。
きっかけ一つで崩れ落ちかねない、危うい安定ではあったが……当面、問題無く日常生活を送れる程度には安定した。
このままならば、犬子と柘榴と九十郎は死ぬまで上手くやっていけただろう、死ぬまで上手く付き合っていけたであろう。
秋月八雲に匹敵するような超モテ男が、新田剣丞が、九十郎の前に現れさえしなければ……