あたしは……確か押し倒されて、キスされて……。
あまりの気持ち良さにヒクヒクしちゃったんだっけ。
本当にあやふや。妹が嬉しそうに顔を埋めて寝てたし。
起きてから、妹起こし〜ウーロンハイ飲み干して……会計済ませて出てきた所。
これがお酒なのかと内心驚きながら。
『寒さが……なんで!? お姉ちゃんのせいだ!』
「酷くない!? 雪降ってるからだよ」
空は闇が深くなり、白くて触れると溶ける雪が輝いて見える。
「あー薄着は辛い……」
「バカだなぁ」
映画館を通り過ぎた所で、あたしはスズメにジャケットを着せる。
「寒いなら、どーぞっと」
妹は嬉しそうに頰を赤く染め、ジャケットに袖を通す。
「——ありがと」
「ちょっとデカイかな」
どう見てもサイズが合っていないけど、裾に手を入れてみるとスズメが強く握ってくれた。
「なんだか、家に帰るのは久々な気がするなぁ」
嬉しいのか悲しいのかよく分からないよ。
「家の方が気が楽で良い」
カップルはもう見かけないけど、プールを過ぎて横断歩道を待っていると、妹が服の裾を引っ張ってくる。
「お、どうしたの?」
「ん〜、ん〜」
目を瞑り、唇をアヒルのようにして……キスを求めているの!?
『いつからこんなに可愛くなったのか』
「ん、んぐっ」
普通にキスをあげます。可愛いので!
信号が青になった事を確認すると歩き出した。
「こんなに浮いたような関係だったっけ?」
「姉妹だもん」
「理由になってない」
もう家は見えてるけど、寒いせいで無意識に速く進んでしまう。
「密着しとかないと」
「家でもするし、激しい運動も」
「そうなの!? お姉ちゃんえちぃね」
「間に受けないで! しないし! 多分」
家の前でぎゅっと抱きつく姉妹ってなんか変だ。
「もう入るから」
鍵をポケットから取り出すと、ドアノブに差し込み回す。
「私には家の光が宝石に見える……!」
「悟り開いてるじゃん」
ドアを開けると、付けっ放しの玄関の光がお出迎えしてくれた。
「消し忘れてたぁぁ!」
「まぁまぁ……」
うな垂れると、妹は優しく背中を叩く。
「そうだ、お姉ちゃんにプレ「あたしの部屋に来てくれない?」
スズメが言いたい事は分からないけど、遮る。
ちょっとワガママだけど……ね。
「えー、うん、わかったよ」
一足先に、上がり込むと自分の部屋に入る。
電気は消したまんまでいいや。軽いパジャマに着替えて、これくらいでいいかな。
お姉ちゃんに遮られてしまった。
今はプレゼントの事より、速く部屋に向かおう。
私は、部屋で荷物を下ろすと、着替えもせずにお姉ちゃんの部屋をノックする。
『おっ覚えてたんだね、入っていいよ!』
「えへへ……お邪魔しまーす」
部屋の中は真っ暗で、お姉ちゃんの姿が見えない。
「あれ?」
突然ベットに私の体は倒れこむ。
「きゃっ」
仰向けで、見てみるとお姉ちゃんが居た。
「夜だし……」
「へ?」
起き上がろうとすると、ピンクのパジャマを着た姉が私の局部に腰を下ろす。
「離さないもん」
「なんか、濡れてる」
段々と顔が接近して来るけど、シャツの下に手を入れられて、胸に手が近づいていく。
私は抵抗を諦め、手を上に置く。お姉ちゃんは嬉しそうに私の口に舌を入れる。
「んぐっ! あっ胸はぁあ!」
「あたしより大きいのはみんな敵」
胸をブラすら通り抜け、揉みくちゃにされながらキスに答えて舌を入れ返す。
「実は、プレゼントにスズメが欲しくなったんだよね」
『おねえ……たんの事、好きだから良いよ」
腕をお姉ちゃんの背中に回し、ネチョネチョと音を立ててキスをしていると、唾液が口内から溢れ出ていた。