※この作品はR-18です。

朝霧姉妹の百合物語   作:タクティス・ハルバード=レミィ

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4話 フライドポテトゲイム(再来)

 餅は……たんまりと手に入れました。

 

 意外に人が少なかったからだと思う。

 

 正月にもあるから、それに掛けてるのかな。

 

 普通に頑張ったけど、省く!

 

 

 階段を下りながら、スズメに何を買って帰ろうかな。と考えていると、売店が視界に入る。

 

『フライドポテトゲイム』

 

 

 

 

 

 ズボンも洗濯に投げたし、パンツも変えたし、シーツは適当に匂い取りしたし! 完璧!

 

 いつでもお姉ちゃんを迎えれる。

 

 まずは、謝って……だよね。

 

 要望にも答えて。でいいかな。

 

――電話して謝っておこう。

 

 綺麗にしたスマホで器用に通話ボタンを押すと、お姉ちゃんに繋がる。

 

〈もしもし? スズメ?〉

 

「うん、そうだよ」

 

〈何かあった?〉

 

「別に……その、ごめんね。あんな事言って」

 

〈なんだー、別に気にしてないよ。それよりご飯食べた? 作ってなかったけど〉

 

 気にしてない……の?

 

「卵かけご飯食べたよ」

 

〈簡単な物だね。帰ってきたらデコピンだ〉

 

「作れないから仕方ないよ〜!」

 

〈作るようにしなさい……抱負にしたら?〉

 

「それはやだもん。既に抱負は決めてる」

 

〈料理するの、たまには変わってくれないかなー。疲れるんだよなーなー〉

 

「頼まれると断れない……」

 

〈ありゃ? 今言ったら何でもしてくれるの?〉

 

 暫く無言が続く。言ってしまうとなんだか不利になりそうで言えなかった。

 

〈じゃあ、お正月一緒に楽しもうねっ! それじゃ〉

 

 同時にツーツーという切れた音が響く。

 

「あっうん……」多分届いてないけど、返事をする。

 

 お正月、これは仲直りなのかな?

 

 

 

 

――それから、数分が経つと、お姉ちゃんが息を切らせながら帰ってきた。

 

『お姉ちゃん! おかえり!』

 

 私の部屋に入ってきたので、嬉しさのあまり抱きついて、ほっぺたをすり寄せる。

 

「もう、少しだったじゃん。ほっぺたくすぐったい〜」

 

「そうだ、けど……さ」

 

 何故か、かなり前ではいつもの事だったのに、突然締め付けられたような感覚に襲われて。

 

「涙目で言わないの」

 

 軽く姉にデコピンされてしまい、「いたた……」と抑える。

 

『痛い〜でも、気持ちいい』

 

「Mかな? とにかくあたしを座らせて」

 

「あぁ、そうだね」

 

 お姉ちゃんは定位置と言わんばかりに、ベット側に座って潜り込み、背中を倒す。

 

「私も」

 

 姉の右側にぴったりくっつくと、腕をお腹に乗せて顔を無いような横乳に埋める。

 

「んー? どうしたの? 偉い可愛いぞぉ」

 

 ゴキゲンよく私を撫で、胸に抱き寄せてくれた。

 

 全然ないけど、暖かく感じる。

 

「今日からお姉ちゃんにデレデレしちゃうの……」

 

 姉の右足を奪って足を組んでいた。

 

『もっとデレデレしていいのに』

 

「もっと?」

 

「うん、くっ付いて欲しいなって」

 

 無茶な条件でもない。

 

「あたしからくっつこうかしら」

 

 突然私の方を向くと、姉は体を持ち上げる。

 

「やだぁ……」

 

 私の真上に体を動かすと、ゆっくり落とし胸やお腹が触れ、体重を感じる。

 

 左右は手で抑えられてるし、体重で押し付けられてるから逃げれない。

 

 コタツの中でジタバタは無理だ。

 

「お姉ちゃん許してぇ」

 

「えー、何でもするんじゃ?」

 

「そんな事言ってない」

 

「否定もしてなかったじゃん」

 

 問答無用と言わんばかりに左右の手で恋人繋ぎをしつつ、クチュクチュと唾液でコミュニケーションを取る。

 

「んぁ」

 

 舌を差し出すと、初めて本気で吸ってくれる。

 

「きもちひぃ……!」

 

 ジュルっという音は耳に心地よく響き、舌に刺激が走って興奮が止まらない。

 

「お姉ちゃんも気持ちいいよ」

 

 熱いキスが終わると、口角から唾液が漏れていた事を確認する。

 

「お姉ちゃんのリクエストなら何でも答える……気持ちいいから」

 

「おおー上下が激しい妹だね。じゃあこれ!」

 

 そういい、姉が出してきたのは黒のアイマスク?

 

『これをつけたらもっと気持ちよくなる』

 

 本当かなぁ? 疑心暗鬼で付けてもらうと視界が闇に染まった。

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