※この作品はR-18です。

先輩と後輩ちゃん   作:浅倉椎

10 / 10
その196「誤爆」の顛末を書いてみました。
後輩ちゃんのセーラー服姿はやっぱり反則だと思います。


恥ずかしがり屋だが押しに弱い可愛い後輩

 どうしてこんなことになってしまったんだろう。

 脱衣所の鏡に映った自分の姿を見て、今更ながら顔が熱くなってくる。

 

 今日は先パイがわたしのマンションに来ている。普段は先パイのアパートの方が会社にも近いし、遊びに行くのにも便利だから、圧倒的に先パイの部屋に泊まることが多いのだけれど、さすがにそればっかりだと悪いので、今日は趣向を変えてデートの後に先パイをウチに誘ってみたのだった。

 まあ、そこまでは良かったのだけれど・・・・・・

「う~~~」

 ほんと、どうしてこんなことになってしまったのだろう。いや、どうしても何も概ねわたしが悪いのは分かっていた。

―――あんた、ただでさえ隙だらけなのに、お酒強くないんだから呑むときはホント気を付けなよ。

 大学時代の同級生の言葉が頭に浮かぶ。

 彼女は、弱いくせにお酒が好きなわたしのことを、お酒の席に乗じて悪いことをしてしまおうとする輩から守ってくれていた・・・・・・らしい。らしいというのは、わたし自身にその辺の自覚がなく、というかそういう席でそんなことになっていたことに気付いてなかったからだ。

 もっとも、そんな調子だからこそ危なっかしくて見ていられなかった、というようなことを彼女は言っていた。きっと彼女はわたしの気付いてないところで、わたしに降りかかろうとする魔の手をたくさん払ってくれていたに違いない。

―――そういえば先パイも似たようなこと言ってたっけ。

 そういう意味では、わたしのお守り役がその同級生から先パイに変わっただけで、わたし自身は何も変わってない・・・・・・ということなのかな?いけない、いけない。

 もっとも、今はその先パイの言葉に乗せられてこの状況になってしまっていたりする。とはいえ、二人でご飯を食べた後、いつものようにお酒を空けているうちにゴキゲンになって勢いでOKしてしまったのだから、自業自得と言われればそのとおりだと言わざるを得ないのだけれど。

―――って、ちょっと待てよ。

 そもそもの原因は、件の同級生だ。

 この前、彼女とラインのやりとりしているうちに、高校の制服が着られるかどうかという話題になった。結果として、彼女は着ることができなかったらしいのだけど、どうして彼女はいまさらそんな物を着てみようなどと思ったのかは未だに謎だ。

 そういえば、バイトで家庭教師をしていた頃の教え子(!?)と付き合ってるって言ってたから、もしかしたらそのあたりも関係してるのかもしれない。

 とまあ、そんなやりとりがあって、何を思ったかわたしも無性に着てみたくなり、クローゼットの奥から引っ張り出したセーラー服に袖を通してみたのだった。

(おっと、まだまだ着れるじゃん♪)

 意気揚々と彼女に証拠の写メとともに送ったつもりで、うっかり先パイに送ってしまっていた。そのときのことが今になって話題に上り、さんざんおだてられて今に至るというわけだ。

 ちなみにそのときも一人で晩酌をしていて、いい感じに酔っぱらった挙げ句の所行だったりする。お酒ってほんと怖い。

 

「お~い、いい加減あきらめて出てこ~い」

 脱衣所の中で行ったり来たりを繰り返しているわたしの姿を見透かしたように、扉の向こうから先パイが声を掛けてくる。

「で、でも・・・・・・」

 あらためて鏡に映った自分の姿に視線を移す。そこにはアルコールのせいだけではない、顔を赤らめた自分の姿がある。そして、着ているのは同級生に送ったつもりで先パイに誤送信(「誤爆」というらしい)してしまったときのと同じセーラーの冬服。おまけにわりとぱつぱつ、それもノーブラにして、なんとかである。

 いや、一応わたしの名誉のために言っておくと、ぱつぱつなのは胸元だけだし、ノーブラなのも理由がある。

 高校を卒業した後も、胸だけはしばらく成長を続けていたからサイズが合わなくなってしまったせいだし、加えて、ブラジャーは胸元をキレイに見せるために「寄せて、上げる」構造のため、着けたままだとサイドのファスナーが閉まらなくなったから、やむなく外したというだけだ。

 あのときは、お酒の勢いとノリもあっていい気になっていたけれども、こうして冷静に見てみると、やっぱり無理があるんじゃないだろうか?

 高校を卒業してからの年数を考えると、さらに恥ずかしさが膨らんでくる。

―――ムリ!やっぱり無理だってぇ~!!

 両手で頬を押さえながらぎゅっと目を瞑る。

「出てこないんだったら、こっちから行くぞ~」

 扉のすぐ向こうから先パイの声が聞こえて、脱衣所の引き戸が小さな音を立てる。

「ダメぇ~っ!!」

 慌てて引き戸に飛びついて身体を押しつけると、安普請の扉がガタッと揺れた。

「先パイ・・・・・・、やっぱり恥ずかしいんですけど・・・・・・」

 引き戸の向こうにいる先パイに情けない声を上げるが、先パイは「一度見られてるんだから二度も三度も一緒だろ」と、取り付く島もない。

「あの・・・・・・わたしもいい歳ですし、さすがに無理があるんじゃないかと・・・・・・」

「全然問題ない。それに、見せるのは俺だけだろ?」

「それは・・・・・・そうですけど」

 身体を扉にもたれ掛けさせたまま唇を尖らせた。

「あ~あ、俺もお前と一緒の高校生活をしたかったな~」

「・・・・・・」

 こういうところ、先パイはずるいと思う。こんなふうに甘えてくる素振りをついつい可愛いなんて思ってしまうから、結局いつも先パイのいいようにされてしまうのだ。

「ちょ、ちょっとだけですよ」

 少しだけ引き戸を開けて隙間から見上げると、先パイがいい笑顔でサムアップを返してきた。その姿に苦笑を浮かべ、胸の内だけで「しょうがないんだから」と呟いた。

「じゃあ、今度はちゃんと行くんで、先パイはリビングで待っててくれますか」

「期待してる」

 笑みを含んだ声で先パイが応えると、足音が小さくなっていき、ぱたんとリビングの扉が閉じられる音がした。

 十秒ほど間をおいて引き戸をそっと開けて廊下に出る。

 わたしは胸に手を当てると「すうはあ」と一回深呼吸をすると、意を決してリビングの扉を開けた。

「おお・・・・・・!」

 ちゃぶ台に片肘を置いたまま顔を上げた先パイが感嘆の声を上げる。

「へ、ヘン・・・・・・じゃないですか・・・・・・?」

 再び顔が熱くなってくる。やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい。

「うん、ちゃんと女子高生に見えるぞ」

 俯いて、もじもじとプリーツスカートの裾をつまむわたしに向かって、先パイが「おいで」と座ったまま手を伸ばす。

「また、そんな調子のいいこと・・・・・・」

 先パイの手を取ると、そのまま手を引かれて隣に座る。

「こういうのも新鮮で良いな」

「・・・・・・知らない」

 恥ずかしさで顔を背けるわたしとは裏腹に、握った手に力を入れて先パイが身体を寄せる。間近に先パイの気配を感じる。微かに体温が伝わる距離で「なあ」と先パイが囁いた。

 ちらりと横目で見ると、予想通り先パイの顔が間近にあった。慌てて目線を戻すけれども、視界の隅に先パイの視線を感じた私は観念して先パイの方へと顔を向けた。

 一瞬だけ見つめ合うと、ゆっくりと先パイの顔が近付いてくる。わたしもわずかに顔を上げると目を閉じた。

「ん・・・・・・」

 唇を重ねながら先パイの左手がわたしの肩を抱いて引き寄せる。

 触れ合ったところから伝わる先パイの温もりが心地良い。数え切れないくらい身体を重ねているけれども、やっぱり先パイに包まれていると思うと安心する。

 先パイの手に指を絡めながら、先パイにもたれ掛かる。肩に触れていた手が、首筋から私の髪を絡め取りながら後頭部へと撫でるように上がってくる。

「・・・・・・んっ」

 くすぐったさの混じった甘い感覚に身体が震え、同時に先パイの舌が潜り込んできた。わたしもそれに応えて先パイの舌を絡め取る。

「んっ・・・・・・んっ・・・・・・」

 二人の唇の隙間から、熱を帯びたくぐもった吐息が漏れる。

 先パイの手に抱き寄せられながら、私も先パイの背中へ腕を回して身体を預けた。

 舌を絡め合っていると、それだけで身体の芯が熱を帯び、きゅうっとお腹の奥が切なく疼く。

「このまま・・・・・・するの?」

 確認、というよりもある意味での期待を込めて見上げると、先パイが「もちろん」という目でわたしを見つめ返し、胸元へと手を這わせてきた。

「・・・・・・あっ」

 先パイの手のひらが私の乳房を包み込む。布地と地肌が擦れる、いつもより少しだけ直接的な感触に思わず声が漏れた。

「・・・・・・?」

 先パイも違和感に気付いたようだ。何かを確かめるような先パイの手の動きに、思わず身体を強ばらせてしまう。

「お前・・・・・・」

 目を逸らせてしまったわたしの顔をのぞき込みながら、先パイの指先が制服の上から乳首をくるりと転がした。

「あっ!」

 乳房の頂から流れた甘い電流が身体の中心を駆け下りる。

「なんで、着けてないんだ?」

 恥ずかしさで先パイの肩に顔を埋めてしまったわたしの耳元で先パイが囁いた。

「だ、だって・・・・・・すぐ、外しちゃうかと思って」

「じゃあ、お前もこのまま「する」つもりだったってことなんだな?」

 太ったとは思われたくない、咄嗟に出た嘘は予想外の方向へ進んでいった。

「・・・・・・いやらしい後輩だ」

「ち、違っ・・・・・・あうっ!」

 慌てて否定しようとしたわたしの言葉を遮るようにして、先パイの指がきゅっと乳首を摘んできた。

「違わない。その証拠に・・・・・・」

 先パイの唇が耳たぶに触れるくらいの距離で囁きながら、摘んだ乳首を指先でこすり合わせるように転がした。

 言葉にされなくても先パイが言おうとしていることは分かる。自分でもはっきりと感じられるくらい、乳首が硬くなっている。

「んくっ!そっ、それは・・・・・・先パイ・・・・・・が」

 先輩のシャツをぎゅっと握って声を堪えようとするけれども、身体の奥からは、じわりと温かいものが降りてくるのが感じられた。

「先輩のせいにする悪い後輩には、おしおきが必要だな」

 なんだか先パイも変なスイッチが入ってしまったようだ。いつもよりちょっとだけ乱暴に乳房を揉みしだきながら体重を掛けてきて、わたしはカーペットの上に押し倒されてしまう。

「しわくちゃに・・・・・・なっちゃう」

 シルエットで浮かび上がる先パイから目を逸らしながら出た言葉は、恥ずかしさをごまかすためのものだ。こんな言葉で先パイが止まるわけはないし、正直に言えばわたしも止まれない。

「だから、こうする」

 くるりとわたしをうつ伏せにさせた先パイが、わたしの背中に覆い被さってきた。

「もう、先パイってば」

 うしろから抱きすくめる形になった先パイに、首だけ回してキスをねだる。

「ん・・・・・・」

 肩越しに唇を重ねながら、先パイがわたしの両足の間に身体を割り入れる。プリーツスカート越しにもはっきりと分かる先パイの膨らみが、わたしの股間に押し当てられ、思わずぴくりと身体を震わせてしまった。

「あん、せんぱいのえっち・・・・・・」

「そういうお前だって、お尻が震えてるぞ」

 これ見よがしに先パイがぐいぐいと膨らみを押しつけてくる。

「んっ、だって・・・・・・せんぱいが・・・・・・」

 そう言いながらも、身体の奥から新たな温もりがじわりと染み出してくるのをはっきりと感じていた。

「お尻を上げて」

 背中から離れて体を起こした先パイが、静かな口調でわたしに言った。穏やかだけれども、有無を言わせないような雰囲気に、なぜだかぞくりとした昂ぶりを感じてしまう。

「恥ずかしい・・・・・・よ」

「おしおきだからな」

 わたしの腰に触れた先パイの手に促されながら、ゆっくりと突き出すようにお尻を浮かせる。端から見ると、きっとおねだりをしているような姿に写るに違いない。今の自分の姿を想像しただけで再び顔が熱くなり、両腕の間にぎゅっと顔を埋めた。

「めくるぞ」

 先パイがわざわざ口に出してから、スカートの裾を摘む。

「・・・・・・だめ」

 ふわりと、お尻を覆っていたスカートの気配が消え、とたんに頼りない感覚に包まれる。

「下は、大人っぽいやつなんだな?」

「・・・・・・だって」

 今日は先パイとデートだったから、それなりに「見せられる」下着を着けていた。

 ちなみに今日の下着は黒を基調としたもので、クロッチのところ以外はシースルーとまではいかないけれど、レースの刺繍が入っているもののかなり薄い。

「それに・・・・・・」

 先パイの指先が、クロッチの中心にちょんと触れた。

「んっ!」

「もういやらしい染みが浮き出てる」

 先パイと付き合い始めてから、わたしの身体は明らかに濡れ易くなっていた。クロッチの部分はほかの場所より生地が厚いとはいえ、しょせんはナイロンでしかないから染み出してしまっていたにちがいない。

「それは、せんぱいが・・・・・・」

 そして、言い終わらないうちに先パイの手がショーツの縁に掛かり、引き下ろし始めた。

「やっ・・・・・・あ」

 わたしの羞恥心を煽るかのように、先パイはわざとゆっくりショーツを脱がせていく。わたしは恥ずかしさで顔を埋めたまま、それでもお尻を先パイに突き出している。

 クロッチが一瞬、張り付くような感触がして性器から離れていった。外気に晒された性器がひんやりとするが、それはわたしのそこがどれだけ濡れていたかを表してもいた。

「開いて」

 先パイの声に、おずおずと足を開く。こんな動物みたいな格好で足を開いたら、あそこだけじゃなくお尻の奥まで見えてしまっているかもしれない。

 恥ずかしい。でも、身体の奥の疼きはさらに増してきて、再びわたしの性器が湿った熱を帯びてくる。

「ん・・・・・・」

 先パイの両手が包み込むようにわたしのお尻に触れ、そして、おもむろに割り広げた。

「やっ!ダメぇっ!」

 咄嗟に足を閉じようとしたけれど、足の間に先パイが身体を入れているから閉じることもできず、しかも先パイの手が、がっしりとお尻を押さえつけているから、わたしは先パイの視線に黙って耐えるしかなかった。

「せんぱい・・・・・・恥ずかしい・・・・・・」

 カーペットをぎゅうっと握って羞恥に顔を埋める。

 先パイが身じろぎする気配がした。次の瞬間、わたしの股間から生温かい感触と一緒に快感が駆け上がってきた。

「はあっ!やっ、せんぱい・・・・・・」

 すぐにそれが先パイの舌の感触だと気付く。

「んんっ!」

 先パイの舌が性器に沿って往復する。粘膜のあわい目から溢れ出たものを掬い取るような舌の動きに腰が震えてしまう。

 今日はデートだったからいつもよりは気を付けていたとはいえ、どうしてもそれなりに匂いは残ってしまっているのではないかと思う。先パイは好きでしているみたいだけれど、わたしはやっぱり恥ずかしい。

 しかも、お尻を突き出す格好になっているから、わたしのお尻が先パイの目の前にある。実際、さっきからお尻の中心あたりに先パイの吐息や鼻先が触れている気配があるから、ヘンな匂いがしてないかと思うと気が気でなかった。

「やっぱり、これ・・・・・・恥ずかしい」

 首をひねって、腕との隙間から先パイの方をのぞき見ると、先パイの舌の動きが止まり、ふっとその感触が消えた。しかし、息をつく間もなく今度は先パイの指がぬるりとわたしの膣に潜り込んできた。

「あうっ!」

 突然の感触にわたしの身体がびくんっと跳ねる。先パイの舌ですっかり火を付けられていたわたしのあそこは、容易く二本の指を迎え入れてしまっていた。

「んっ・・・・・・くぅ」

 先パイの指先がわたしの中を擦った。ちょうど恥丘の裏あたり、わたしの中の弱いところの一つ。ここを刺激されると、もどかしいような、もっとして欲しいような、そんな快感に腰が蠢いてしまう。

「やっ・・・・・・せんぱい、そこ・・・・・・ダメぇぇ」

 先パイの指先がゆっくりと円を描くような動きで、集中的にそこを刺激する。

「でも、イイんだろ?」

 耳元で囁かれた、笑みを含んだ声がわたしの耳朶をくすぐった。

「しっ、しらないっ」

 恥ずかしさに顔を背けたわたしの耳元から先パイの気配が消えた。

「じゃあ、素直になれない子には・・・・・・」

 そう言うと先パイの指の動きが大きくなった。

「ああっ!」

 先パイの指の動きにあわせて、くちゅくちゅと粘液質の水音が部屋の中に響きわたる。

「こうだ」

「ひぁっ!」

 お尻の中心から上がった、これまで味わったことのない初めての感覚に身体が震えた。

―――な、なに!?これって、まさか・・・・・・

 間違いない。先パイがわたしのお尻の穴に舌を這わせている。

「やっ、やだっ。せんぱい、ダメっ!」

 咄嗟に身体を捻って逃げようとしたわたしのお尻を先パイが押さえつける。指はわたしの膣を掻き回しながら、尖らせた舌先が中心をほじるように愛撫する。

「だめぇっ!そこ・・・・・・汚いぃっ!」

「大丈夫だ、変な味も匂いもしてないから」

 そう言って、中心に突き立てるようにして舌先を蠢かせる。中に潜り込ませるような動きに、反射的にきゅうっと力を入れた。

「んんっ!でも・・・・・・でもっ」

 くすぐったいような、なんともいえない感覚に腰が蠢く。お尻で・・・・・・という行為があるというのは知っていたけれど、いざ自分の立場になってみると、恥ずかしくて死にそうだった。

 しかも、お尻に力を入れているせいか、膣にも力が入って先パイの指を締め付けている。先パイの指の動きを全部膣壁が感じ取っているから、このままだと指だけで果ててしまうに違いない。

「はあっ!せんぱい・・・・・・せんぱい」

 次々と沸き上がる膣からの快感と、不浄の穴を愛撫される羞恥に身体を震わせながら、わたしは弱々しく先パイの方へと手を伸ばす。

「イキそうなのか?」

 先パイがお尻から顔を上げて、わたしの手を取る。見透かしたような先パイの視線に小さく頷いた。指よりも、先パイのもので満たして欲しい。

「だから、最後はせんぱいので・・・・・・」

 ぎゅっと絡めた指に力を入れる。

「ので・・・・・・?」

 先パイの指先が、ずっ・・・・・・と膣壁を擦る。たったそれだけのことでも、わたしは「あうっ!」と声を上げて身体を縮こませた。身体の奥でうねりを増す快感の波が今にも溢れてきそうになる。

「せんぱいので、せんぱいので・・・・・・イキたいっ!」

 恥ずかしい、でもそれ以上に早くわたしの中を先パイのペニスで一杯にして欲しかった。

「素直な後輩にはご褒美だ」

 わたしの中から指を抜いた先パイが、ズボンを脱ぐ気配がした。そっと首を捻って後ろをのぞき見ると、先パイの股間では勃起したペニスが急角度で反り返ってびくっ、びくっと小刻みに跳ねていた。

 膝立ちでにじり寄った先パイの手が、制服のスカートを捲り上げられたまま、全てを晒しているお尻を掴む。

「ああ・・・・・・」

 先パイの先端が、火照った性器にちょんと触れただけで期待に震えた吐息が漏れる。

「いくぞ」

 お尻を掴んだ先パイの手に力が入り、ぬるっと先端が膣口へと潜り込む。

「んんっ!」

 まだ先端しか入っていないのに、わたしの身体は悦びに震える。そして次の瞬間、ずるりと熱い固まりがわたしの身体を貫いた。

「ああぁぁぁぁっ!!」

 ペニスが膣壁を割り拡げて突き進む快感と、やっと挿入してもらえた悦びにたまらず声を上げてしまう。

「せんぱい、もっと・・・・・・奥まで」

 両手をカーペットに突いて、お尻を先パイへと押しつける。ぬめるわたしの中を先パイのペニスがさらに進んでくるけど、あと一歩で一番奥には届かなかった。

「はぁぁ、せんぱいも動いてぇ」

 擦り付けるようにして、押しつけたお尻を蠢かせる。わたしの動きに合わせて先パイのペニスが、ちょんちょんと膣壁を刺激するけれども、その小刻みな動きはもどかしさを増幅するだけだった。

「やめてって言っても止まらないぞ」

 わたしに腰を掴んだ先パイの手に力が入った。

「早く・・・・・・ウぅっ!」

 言い終わらないうちに先パイがぐっとペニスをねじ込んできた。先端が一番深いところをぐりっと突き上げた瞬間、目の前に火花が飛んだ。

 お腹の奥で弾けた快感に身体が震え、ぎゅうっとカーペットを握りしめる。

「あああっ!せんぱい、もっと、もっとぉっ!」

 わたしの中が先パイで一杯になり、密着した膣壁と先パイのペニスが擦れ合う。

 わたしの腰を掴んだ先パイが、長いストロークで腰を振る。ペニスが完全に抜け切る一歩手前まで引き、一気に根本まで突き入れる。先パイが動く度に二人がつながった部分からぐちゅぐちゅと粘った水音が鳴り響く。

「やっ・・・・・・はあっ!せんぱい、激しいっ!」

 ぬかるんだ膣壁を擦られ、突き上げられる度に頭の中が真っ白になる。

「もっと、って言ったのはお前だぞ?」

 先パイがぐっと腰を押しつけて、ペニスの先でわたしの奥をぐりぐりと掻き回す。

「アウッ!だから、もっと突いて!激しくしてぇっ!」

 性器から衝きあがってくる快感に理性が押しつぶされてしまっていた。悦びに震える膣が、先パイのペニスを離すまいとするかのように不規則に収縮する。

「じゃあ、いくぞ」

 そう言うと、先パイが猛然と腰を振り始めた。先パイの下腹部とわたしのお尻がぶつかり合う音に混じって、わたしの膣を掻き回す粘着音が響きわたる。

「ああっ!いいっ!せんぱい、そんなにされたら、すぐ・・・・・・にぃっ!」

 子宮の中で渦を巻いている快感が、どんどん膨れ上がっていた。

 掻き混ぜられて結合部から溢れたぬめりは、内腿を伝って滴り落ち、突っ張った両手の間で揺れる乳房の先からは、制服の裏地に擦られた乳首がぴりりとした痛みと快感を送り出していた。

「ウッ・・・・・・くうっ、俺も・・・・・・もう」

 切羽詰まったような先パイの声が背中から降ってきて、わたしの腰を掴む手にも力が入った。

「せん・・・・・・ぱい、一緒に・・・・・・一緒にィィィッ!!」

 ずしんっと先パイのペニスが一番深いところまで突き入れられたかと思うと、先端が子宮口へと密着する。

「うぐっ、でっ・・・・・・出るッ!」

「せんぱいっ、きて・・・・・・きてぇぇぇっ!!」

 先パイのペニスがぐぐっと膨らんだような気がした次の瞬間、熱い塊がわたしの子宮口へと浴びせかけられた。

「あぁっ!?熱いっ・・・・・・熱いのがァァァッ!!」

 先パイのペニスの脈動と精液の熱を感じた瞬間、子宮から溢れた快感の奔流が全身を包み込み、ひきつるように身体を震わせた。

 わたしの中で、先パイのペニスも不規則に震えている。注ぎ込まれた熱い精液が子宮に沁み込んでくるようだった。

「はあっ・・・・・・ああぁ・・・・・・」

 ゆっくりと絶頂の波が引いていく。肩で息を整えながらも、わたしの膣は先パイのペニスをくわえたまま、まだ余韻で不規則に震えている。

 つながったままの先パイがわたしに覆い被さって、背中に体重を掛けてきた。

「なんか、背徳感がすごいな」

 カーペットにうつ伏せになったわたしの耳元に口を寄せる。先パイもまだ息が上がっていて、背中に触れた胸が大きく上下する度、わたしの耳元をくすぐった。

「もう・・・・・・着せたの、せんぱいですよ」

 顔だけ先パイの方へ向けると、汗でわたしのおでこに張り付いていた髪を先パイの指先が掻き上げた。

「でも、すげえ興奮した」

「・・・・・・えっち」

 そう言いつつも、わたしも先パイのことは言えないなあと思う。制服を着たままなんて始めてのことだったし、いつもと違う感じがして、わたしも歯止めが利かなくなってしまった。

「そんで、実はまだ・・・・・・」

 先パイがいたずらっぽく微笑みながら、繋がったままの腰を押しつけてくる。

「やっ・・・・・・ん、なん・・・・・・で?」

 膣の中で徐々に力を失いかけていたはずの先パイのペニスが、再び硬くなってきているのを感じた。

「いいだろ?」

 間近で先パイがわたしの目をまっすぐ見つめている。こんなの断れるわけがなかった。

「こんどはせんぱいの顔を見ながらがいい・・・・・・」

 後ろから激しくされるのもいいけど、やっぱり先パイの顔が見られないのはすこし寂しかった。

「じゃあ・・・・・・」

 そう言って先パイは、わたしの身体を横に回すと大きく足を開かせ、繋がったままくるりと体勢を入れ替える。先パイのいたずらっぽい笑みを浮かべた顔に手を伸ばす。下半身に感じるずっしりとした重みとぬくもりが心地よかった。

「せんぱい」

 夜になって、ぽつぽつと顔を覗かせ始めた髭の感触が手のひらをくすぐる。

「ん?」

「ずっと、こうしていたい」

「俺もだ」

 先パイの首に回した両手を引き寄せ、唇を重ねた。

「ん・・・・・・、んくっ!」

 重なった唇の間から先パイの舌が挿し入れられて、同時にペニスがぐっと深く突き入れられた。

 鋭い快感に身体が震える。一度達したわたしの膣はさっきよりも敏感になっていて、先パイのちょっとした動きも全て快感に変えてしまう。

「胸、苦しいだろ?」

 先パイの視線が、ぱつぱつに張ったセーラーの胸元に落ちる。その表面にはうっすらと硬くなった乳首が浮き上がっていた。

「・・・・・・うん」

 小さく頷くと、先パイの手がサイドのジッパーを開いてセーラーをたくし上げると、ぷるんと乳房がこぼれ出た。

「はぁ・・・・・・」

 窮屈に押さえられていた開放感から息が漏れる。

「・・・・・・やっぱり背徳感がすごい」

 下半身で繋がったまま、制服をめくられ乳房を露わにしたわたしの姿を見下ろして、興奮したように呟いた。

 先パイの視線に晒されている乳房の頂点で、硬く勃起した乳首がぴんと尖っていて、そこに先パイの顔がゆっくりと近付いてくる。

「あうっ!」

 ぱくりと乳房の先を口に含まれた瞬間、制服の裏地に擦られて敏感になっていた乳首から電流のように快感が走る。そして、もう一方の乳房を先パイの手が包み込み、指先で乳首を転がした。

「んうっ!待っ・・・・・・て、今、敏感に・・・・・・なって」

 乳房の先からぴりりとした微かな痛みと、鋭い快感が交互に沸き上がる。

「待たない」

 乳房を愛撫しながら、先パイの腰がふたたびゆっくりと動き始める。

 先パイの精子を迎え入れようと降りてきた子宮口に、ペニスの先がこつこつと触れる度、とろけるような快感が下半身を包み込む。

「ああ・・・・・・、せんぱい、せんぱい」

 絶え間なく送り込まれる快感に頭がぼうっとする。わたしはいつの間にか、先パイの律動に合わせて擦り付けるように腰を動かしていた。

「また、イキそうだ」

 少しずつ腰の動きを速めながら、先パイの瞳がわたしをまっすぐ見つめる。胸の奥がじわりと温かくなり、わたしは先パイを抱き寄せて唇を重ねた。

「せんぱいの、いっぱいちょうだい」

 先パイの背中に回した手を腰に下ろし、わたしの下半身に押しつけるように引き寄せた。

「あっ!あっ!」

 繋がった性器からぬちゃっ、ぬちゃっと糸を引くようないやらしい音が上がっている。

 浅く、何度か膣壁を擦り上げたかと思うと、何回かに一度ぐっと深くまでペニスを突き入れて子宮口を押し上げる。緩急をつけた動きがわたしの身体を絶頂へと導いていく。

「ああっ!せんぱいの・・・・・・いいっ!気持ちイイのぉっ!」

「俺も・・・・・・すご・・・・・・くぅっ!」

 ラストスパートをかけるかのように、先パイが腰を激しく突き動かす。

 先パイのペニスが中を掻き回すと、中に溜まっていた先パイの精子がわたしの愛液と混じり合って溢れてくる。

「あぁうっ!そんなにされたら、また・・・・・・またぁっ!」

「俺もだ、一緒・・・・・・にィっ!」

 どろどろになった膣を突き上げられ、子宮口をこね回されるたびに頭の中に火花が飛ぶ。体の中に溜まっていった快感の奔流を押しとどめるのはもう限界だった。

「あああっ!せんぱいっ、イクぅっ・・・・・・イクぅぅぅッ!!」

「俺・・・・・・も、うあああっ!!」

 先パイのペニスがふたたび引きつり、熱い精子がわたしの中ではじけた。二度目の射精とは思えないほどに、びゅっびゅうっとほとばしっているのが分かる。

 子宮口に何度も浴びせられる熱い精子を感じながら、わたしは頭が真っ白になるような絶頂と、例えようのない幸福感に包まれる。

―――せんぱい、せんぱい

 心の中で何度も先パイを呼びながら、わたしは先パイの身体をきつく抱きしめた。

 

「結局しわくちゃになっちゃったじゃないですかぁ」

 先パイが、腕の中で口を尖らせるわたしの頭をよしよしと、子供をあやすように撫でている。

 一応、最低限の乱れは直したものの、わたしはまだセーラー服のまま先パイの腕に抱かれていた。

「あ~、すまん」

「もう、いつもそればっかり」

 ばつの悪そうな表情を浮かべる先パイの姿に「ふふっ」と笑みが漏れた。しかし、着ている制服の方はというと、しわくちゃという表現が控えめに感じるほどの有様だ。クリーニング行きは確定なのだろうけど、わたしがこれをクリーニングに持ち込んだとき、はたして店員さんにどんな目で見られるのだろう。

「でも、なんで高校の制服なんて着てみようと思ったんだ?」

 先パイのその疑問はもっともだと思う。わたしだって、あの子がどうして突然制服を着てみようなんて考えたのか分からないのだから。

 ただ、わたしの場合はお酒と深夜テンションの勢いで、ムダな対抗心を燃やしての行動だということははっきりしていた。しかし、ほんとにあの子はどうしてそんなことを思いついたのだろう。どっちかというと堅いイメージだったのだけれども、恋人ができると変わるものなのだろうか。今度機会があったら聞いてみよう。

「お酒の勢い、みたいな感じです・・・・・・」

 彼女の名誉のために、同級生のことは伏せておいてあげようと思う。「なんだそりゃ」と先パイが苦笑する。

「でも、たまにはこういうのも新鮮でいいかもな?」

「もう着ませんからね」

「え~?」

 不満そうな表情を浮かべる先パイの姿に、いい考えが頭に浮かんだ。はたして先パイはどう答えるのだろう。挑むような笑顔を浮かべて先パイを見上げる。

 

「先パイがクリーニングに出してきてくれるならいいですよ?」




「先輩と後輩ちゃん~恥ずかしがり屋だが押しに弱い可愛い後輩~」を読んでいただきありがとうございました。
浅倉椎です。

ずいぶん久しぶりの更新になりました。
しかも後輩ちゃんは1年ぶりという。お気に入り登録されている方々、お待たせしてすみませんでした。
今回書いてみてあらためて感じたのは、後輩ちゃん目線だとやっぱり難しいということです。
先輩目線だと自分の妄想をそのままぶつければ良いのですが、後輩ちゃんだとそうはいかない。
ネタを思いついてから時間が掛かったのもその辺にあると思います。

さて、次の更新は違うシリーズになると思います。
ニセコイやたわわをやめるわけではありませんが、唐突に「書きたい!」と思った作品に出会ったので・・・・・・
引き続き気長にお待ちいただけると幸いです。

ではでは
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。