「ただいま」
「ふみちゃん、ただいま~♪」
玄関を開けて、いつものように一人(?)で留守番をしていた我が家の愛猫に声を掛けた。
「にゃあ~お」
こっちもいつものように、部屋の奥からてててっと駆け寄ってきて、二人の足に交互に身体をすり寄せてくる。
コートを脱ぎながら部屋に入り、シーリングライトを灯ける。出掛ける前にエアコンをタイマーセットしていたから、部屋はすでに暖まっていた。
「ごめんね~、ふみちゃん。寂しかったでしょ?」
ふみちゃんを抱き上げて頬摺りをしている後輩を横目に、コートをハンガーに掛けてキッチンへと向かった。
スチールラックの「ふみちゃんコーナー(後輩命名)」から、この日のために用意しておいた、とっておきの猫缶を取り出して封を開ける。
「あっ!ふみちゃん!?」
どうやら猫缶を開ける音を聞きつけたふみちゃんが、後輩の腕の中から抜け出したようだ。直後に俺の前に現れて、期待に満ちあふれた視線を送ってくる。
「よし、お前にもクリスマスプレゼントな。しっかり味わって食べるんだぞ」
いつもより高級な猫缶を餌皿に開けてやると、待ちかねたように食べ始めた。
「ふふ・・・・・・おいしそうに食べてますね♪」
「・・・・・・そうだな」
隣にしゃがんだ後輩が、はぐはぐと猫缶を食べるふみちゃんを眺めている。どちらからともなく視線が絡み合い、自然と笑みがこぼれた。
そういえば、こうやって恋人と一緒にクリスマスを過ごすのはどのくらい振りだろうかと、ふと考えてしまう。まあ、それを言ってしまえば、そもそもこいつとクリスマスを過ごすことになろうとは、こいつが入社してきて、俺が教育係になった時点では想像すらしていなかった事態ではあるのだが・・・・・・
それはさておき、今年のクリスマス・イブはカレンダーの巡りが良く、うまい具合に日曜日となった。
俺たちにとって初めてのクリスマスということもあり、今日は奮発して普段は行かないようなレストランを予約して、ディナーを楽しんできたところだった。できればホテルも取ってゆっくりしたかったところではあるが、次の日も仕事とあっては致し方がない。
とは言いつつも、さすがにイブということもあり、今夜は後輩もうちに泊まり、明日はここから出勤する予定だ。ちなみに、平日もここに泊まることが多くなってから、後輩は予備のスーツをうちに常駐させていたりする。
「どうしたんですか?先パイ」
「ん?ああ、いや・・・・・・な、お前とクリスマスを過ごすことになるなんてなって」
「・・・・・・そうですね。わたしもです、ふふ」
そう言って、すっと肩が触れるまで身体を寄せてきた。
「でも、せんぱいで良かった・・・・・・」
少し照れたように、僅かに朱が差した顔で俺を見上げて微笑んだ。
その笑顔に胸が高鳴り、無意識に手が伸びる。今日は下ろしてストレートにしている後輩の髪をさらりと撫で、頬に手を添え引き寄せた。
「ん・・・・・・」
重ねた唇から温もりが伝わってくる。互いの唇を啄むようなキスをしながら、じんわりと伝わってくるその柔らかな温もりを心の底から愛おしいと思う。
「せんぱい・・・・・・」
「ん?」
「シャワー浴びてきていいですか?」
恥ずかしそうに視線を逸らせた後輩が、俺のシャツの裾をきゅっと掴む。
「俺はこのままでも構わないけど?」
いつものようにおどけて答えた俺に、後輩がくすりと笑ったあと「めっ」と人差し指を俺の唇に当てた。
「ダメ・・・・・・、今日はちゃんとベッドで・・・・・・ね?」
そう言って悪戯っぽく微笑んだ。
俺がシャワーを浴びて出てくると、部屋の明かりはすでに落とされていて、常夜灯の明かりがうっすらと部屋の中を照らしているだけだった。
ベッドの布団が盛り上がっているから、あいつは多分ベッドに潜り込んでいるのだろうが、もしかしたら寝てしまっているのではないかと訝しんでしまう。
「・・・・・・お~い」
おそるおそる声を掛けてベッドをのぞき込んでみる。
「・・・・・・」
無言。だがちゃんと起きていた。しかし、なぜか布団で顔の下半分を隠し、複雑な表情を浮かべてこっちを見上げていた。
「・・・・・・?、どうしたんだ?」
俺は首を傾げながらもベッドへ潜り込んでいった。
「・・・・・・あ」
後輩が少し困ったような顔をする。どういうことだ?全く意味が分からん。
「ほんとにどうしたんだ?いった・・・・・・い・・・・・・?」
後輩の身体を抱き寄せようと、腰のくびれへと手を伸ばした瞬間にその違和感に気付いた。
「ひゃっ!」
後輩がびくりと身体を震わせて可愛く声を上げた。
確か、こいつがシャワーを浴びて出てきたときは、モコモコした冬用のパジャマを着ていたはずだ。しかし、今俺の手が触れている感触は、ナイロンだろうか?きわめて薄い生地で、掌に後輩の体温が直接伝わってくるようなものだった。
「あ・・・・・・ダメ」
俺が掛け布団をめくろうとすると、後輩が引き上げた布団の縁を押さえて抵抗するが、構わず引き剥がしてしまう。
「きゃっ・・・・・・」
「・・・・・・」
布団を引き剥がした手が止まる。そこにはベビードールを着た後輩の姿があった。それもかなり際どいやつ。
「やだっ・・・・・・!」
後輩が胸元を隠しながら、くるりと背を向けた。
後輩の身に着けているベビードールは、ピンク掛かったシースルータイプのもので、脇から腰にかけてのくびれはおろか背骨の凹凸まではっきりと見えている。下着はショーツだけで、これもお揃いのものだろう、サイドにはひも状のリボンががあしらわれたレース地の生地からは、お尻の割れがかなり下の方まで透けて見えていた。
「ヘン・・・・・・です・・・・・・か?」
身体は反対を向いたまま、首だけひねって真っ赤な顔をこちらに向ける。
「い・・・・・・いや・・・・・・ヘン、じゃない。むしろ・・・・・・その・・・・・・すごく、良いんだけど・・・・・・」
―――どうしてこうなった。
「そ、その・・・・・・こういうの、男の人喜ぶよ・・・・・・って、先輩が・・・・・・」
あいつだ・・・・・・と、ある同僚女性社員の顔が思い浮かぶ。やや派手なタイプで「女」を前面に出すことを厭わない。そういえば俺と付き合う前になるが、後輩を合コンに誘ったりもしていた。
そいつは俺たちの仲を知らないはずだから、おそらくは後輩が誘いを断るために使っている「地元の彼氏」へのサービスのつもりなのだろう。しかし、最近よく休憩中に話をしてると思ったら、そんなことを吹き込んでいたのか。
「それに・・・・・・先パイとの初めてのクリスマスだから、先パイ・・・・・・喜んでくれるかな・・・・・・って」
本当に可愛いやつだとつくづく感じてしまう。よくよく考えてみれば、普通は頼んでも、なかなかしてくれる格好ではないのではなかろうか。
「すまん。ちょっと予想外で驚いただけなんだ。だから・・・・・・」
背中を向ける後輩の、むき出しの肩に手を掛けて振り向かせる。後輩は、まだ恥ずかしそうに両手で胸元を隠していた。
「全部、見せて」
後輩の手首を掴み、両手を開かせベッドに押し付ける。
「やっ・・・・・・恥ずかしい・・・・・・よ」
両手を押さえられ、身体を開かされた後輩が顔を背ける。
後輩の身に着けているベビードールは、薄いピンクの首掛けタイプのもので肩が露わになっている。チューブトップ状の胸元にはレースがあしらわれているが、その下は太股まで完全にシースルーで乳首も透けて見えていた。揃いのショーツも控えめにレースの飾りがあるものの、クロッチ以外はこちらもシースルーで陰毛の翳りが透けている。
全体的にシンプルなデザインではあるが、その分、均整のとれたグラマラスな肢体の魅力を余すところなく引き出していた。
「・・・・・・きれいだ」
常夜灯に照らされる後輩の姿を前に、心の底からそう思う。
「ほ・・・・・・本当に・・・・・・?」
「ああ」
短くそう答えると胸元に顔を寄せ、薄い生地越しに後輩の乳首を口に含んだ。
「ん・・・・・・っ!」
後輩の身体がぴくんと震える。緊張か、それとも興奮のためなのか、後輩の乳首はすでに勃起をし始めていて、ベビードールの薄い生地をツンと突き上げていた。
生地が薄いせいで後輩の体温も直に伝わってくる。右手で乳房を揉みしだきながら、口に含んだ乳首を舌先で転がしていると、乳首はさらに硬さを増してくる。
「んっ・・・・・・んんっ・・・・・・」
後輩が身体を震わせながら、抑えた喘ぎを漏らす。
温もりや柔らかさは、裸の時と同じように伝わってくるのに、感触だけがいつもと違うのが新鮮だった。
「脱がすの、もったいないな」
「このまま・・・・・・するの?」
俺の首に腕を回しながら、後輩が艶めいた微笑みを浮かべる。
「ダメ、か・・・・・・?」
「ダメ。・・・・・・じゃないですけど」
首に回していた手を背中を伝って下ろしていき、寝間着にしているスウェットの裾に手を掛けた。
「せんぱいは、ちゃんと脱いで、ね?」
言いながら、肌着代わりのTシャツごとスウェットをたくし上げて、まとめて脱がしに掛かる。俺はされるがままに首と袖を抜き、上半身裸にされた。
「下も・・・・・・?」
「頼む」
「もう・・・・・・」
ある種の期待を込めて答えた俺に、後輩は苦笑いを浮かべながらもズボンのゴムに手を掛け引き下ろし始めた。腰を抜けたところで体勢を変えて仰向けになり、そのままパンツも合わせて抜き取ってしまうと、急角度で反り返るペニスが露わとなった。
今度はさっきとは反対に、後輩が俺の足の間に身体を入れて見下ろす形になる。常夜灯に身体の輪郭を浮かび上がり、ふわりと揺れた薄い生地が俺の太股をくすぐった。
「せんぱいの、もうこんなになってますよ」
横になった後輩が俺の太股に身体を預け、ぴくぴくと震えるペニスに手を添えた。
「うっ・・・・・・」
その柔らかな感触に、びくんっとペニスが跳ねる。
「どうして欲しいですか?」
優しく包み込んだ掌でゆっくりと上下にさすりながら、妖艶な笑みを浮かべて俺を見上げた。
これではいつもと立場が逆だ、というかこいつの顔から察するにそのつもりでやってるんだろうなあ。まあ、たまにはこういうのも新鮮だから、乗ってやるのも悪くないだろう。
「そのまま、口で」
「ふふっ」
小さく笑った後輩がペニスに顔を寄せると舌を伸ばし、ちろりと鈴口を舐めた。
「くっ・・・・・・」
そのくすぐるような刺激に腰が小さく震える。後輩はペニスの棹を掌で包み込んだまま舌先を亀頭のエラに沿って這わせ、裏側のくびれにをほじるように愛撫する。
「うっ・・・・・・くっ」
狙いすまして敏感な場所を刺激する後輩の舌先に呻きを漏らしてしまう。じらすようなその動きに自然と腰が浮く。
「なあ・・・・・・」
後輩は俺の声に悪戯っぽい笑みを浮かべると、頬に掛かった髪を耳に掛け、口を小さく開いて唇を滑らせながらペニスを呑み込んだ。
膣とはまた違う柔らかさと温もりに息が漏れる。舌を竿に絡ませながら、後輩が顔を引く。唾液に濡れてぬらりと鈍い輝きを放つペニスが現れ、再びゆっくりと後輩の口腔へと消えていく。
「くあっ」
とろけてしまいそうな口腔の感触に呻きが漏れる。このまま、なすがままにされていたらあっという間に射精させられてしまいそうだった。
俺はうつ伏せの後輩の身体とベッドとの間で窮屈そうに押しつぶされている乳房へと手を伸ばす。
「・・・・・・っ」
ベッドと乳房との間に手を潜り込ませると、後輩が僅かに上体を浮かせてくれ、手を動かし易くなる。重力も加わり、ずっしりとした重さを感じながら掌に力を入れていった。
「・・・・・・んっ」
後輩が小さく身震いし、わずかに眉間が歪む。しかし、ペニスはしっかりと口に含んだまま舌先での愛撫は続いていた。
さらりとしたナイロンの感触とたぷんとした乳房の柔らかさが掌に心地良い。心なしか仰向けの時よりも乳房の柔らかさがより感じられた。そして、その頂点では硬く勃起した乳首がツンと挑戦的に尖っている。
「んっ・・・・・・んむ・・・・・・っ!」
指の間に乳首を挟み、下から乳房を包み込むように揉み上げると、ペニスを含んだ口の奥からくぐもった喘ぎを漏らした。
ナイロンの生地を擦り付けるように乳首を転がすと、後輩がびくんと身体を震わせ、ペニスを含んだ唇にきゅっと力が入る。窄められた口腔の感触に思わず腰が浮く。
「ウッ。・・・・・・なあ」
乳房を愛撫していた手を離し、後輩の頬へと添える。
「せんぱい・・・・・・?」
俺の手の感触に顔を上げた後輩が首を傾げた。
「お前も、足をこっちに向けて」
「・・・・・・え?」
一瞬、疑問の表情を浮かべた後輩だったが、俺の言葉を理解すると顔を赤くして困ったような表情を浮かべる。
「で、でも・・・・・・」
予想通りの反応をする後輩に、俺は頬に手を添えたままじっと見つめた。
「・・・・・・どうしても?」
すがるように見つめ返してくる後輩に「ああ」と短く答える。後輩は下唇をきゅっと噛みしめ顔を伏せると、やがて躊躇いがちに体の向きを変え始めた。
「は、恥ずかしい」
羞恥に身体を震わせながらも俺の身体を跨ぎ、シックスナインの体勢になる。
目の前には薄い布に包まれた後輩の下半身が、突き出されるように迫っている。ベビードールと揃いのショーツはクロッチ以外はほぼシースルーになっていて、四つん這いになっているせいで菊座まで見えていた。そして、クロッチの中心部には、すでにウズラの卵ほどの染みが浮き出ていた。
「もう濡れてるぞ」
「う・・・・・・うそ・・・・・・」
俺は無言で目の前に突き出されたクロッチの中心部へと指をあてがい、指先を滑らせる。
「あっ!」
指先が割れ目へと沈みながらぬるりと滑り、薄い生地を通して性器の温もりと一緒にじわりとぬめりが染み出してきた。
「ほら、お前も分かるだろ?」
意地悪く言いながら、指先を割れ目に沿ってゆっくりと上下させた。楕円形だったクロッチの染みが見る間に縦長に伸びていく。
「んっ・・・・・・、だ、だって・・・・・・せんぱい・・・・・・が」
「本当に俺だけのせいか?」
指先をクロッチの上に滑らせ、割れ目の終点にあるしこりをくるりと転がした。
「ああっ!」
後輩の腰がびくんと跳ねる。俺はショーツの結び目へと指を這わせ、蝶々結びにされた紐を引く。さしたる抵抗もなく、するりと紐がほどける。片方の紐を解かれただけで、その薄い布ははらりとめくれ性器が露わになった。
「あっ・・・・・・だめぇ」
後輩が羞恥に腰を震わせる。四つん這いで俺の視線に晒されている性器はうっすらと綻び、肉のあわい目から溢れた液体で大陰唇を濡らしていた。
俺はふっくらとした大陰唇に指を添えて割れ目を押し開き、濡れて鈍く輝く肉の谷間へと舌を伸ばす。
「やっ・・・・・・あっ・・・・・・」
舌先で割れ目の奥に溜まっていたとろりとした愛液をすくい取る。純粋な愛液の味が、生暖かいぬめりとともに舌先に広がった。
「すごく濡れてるぞ」
「やだ・・・・・・言わないで・・・・・・」
羞恥から逃げるように、俺の股間に頭を近づけると、腹に付くほどに反り返ったペニスを口に含む。
「うあっ」
再び包まれた、とろけるような口腔の感触に呻きが漏れた。
後輩の手がペニスの根本を支え、竿の中程までを口に含む。柔らかな舌が亀頭にまとわりつき、亀頭全体をねっとりと愛撫する。
「くっ・・・・・・ううっ」
ペニスから上ってくる快感に呑み込まれそうになるのを堪えながら、後輩の腰を押さえて再び性器へと舌を伸ばす。
「んうぅ・・・・・・んっ!」
ペニスを含んだ後輩の口から、くぐもった喘ぎが漏れる。ぱっくりと開かされた割れ目からはサーモンピンクの粘膜が露わになり、白みがかった粘液が表面を覆っていた。泉の底では膣口が小さく口を開け、ぬめりを舐め取る端からとろとろと白く濁った愛液を溢れさせる。
同時に、俺の舌の動きが大きくなるにつれて、後輩のフェラチオも激しくなってくる。口元から湿った水音を立てながら後輩の唇が上下する。根本近くまで呑み込まれたかと思ったら頭を引き、亀頭だけを含んだ状態でエラの溝を丹念に舐めまわす。
「ウッ、ウウッ」
次々にペニスに与えられる刺激に腰が震える。俺も負けじと尖らせた舌で膣口をほじり、勃起を始めたクリトリスを親指で転がした。
「んんっ!ふぅ・・・・・・んっ、ああっ!」
後輩の首が仰け反り、唇からペニスがこぼれ出る。俺も後輩の性器から口を離すと、今度は中指と薬指を揃え、呼吸をするかのようにひくついている膣口へとあてがい指先に力を込めた。
「ああっ!」
十分に潤っていた膣は、ぬるりと容易く二本の指を呑み込んでいく。指の侵入に対して敏感に反応した膣壁が、一瞬きゅうっと収縮した。複雑に折り重なる襞が指に絡みつき、後輩の荒い呼吸に併せてひくひくと震えている。
「やっ・・・・・・はあぁぁ・・・・・・」
後輩の上体から力が抜け、ペニスを柔らかく掴んだまま俺の下半身へと崩れ落ちた。
膣の中に潜らせた指を前後させる度、膣から溢れた愛液が太股へと流れていき透明な筋を伸ばしていく。
「すごい、どんどん溢れてくるぞ」
「だ・・・・・・だって・・・・・・」
ペニスを包んだ手にきゅっと力が入り、目の前に突き出された腰が艶めかしく揺れた。
「だって?」
「わかってるくせにぃ・・・・・・せんぱいのいじわる・・・・・・」
拗ねてるようで、それでいて甘えてもいるような声が胸をくすぐる。そして、そんな姿がまた俺の嗜虐心も刺激するのだった。
「よく分からないから、もっとしないとな?」
とぼけたフリをして、膣の中に潜り込ませた指をくの字に曲げる。その指先をちょうど恥丘の裏側、膣壁がぷつぷつしたあたりに当てがった。
「また・・・・・・そんなこと言って・・・・・・えぇぇっ!」
膣の中でもとりわけ弱い場所を攻められた後輩が、愉悦の声を上げて下半身をびくんっと強ばらせる。
「あああっ!」
同じ場所を指先で撫で回すと、引きつるように身体を震わせてくわえた指をきゅっ、きゅっと締め付けてくる。
「ほら、お前も・・・・・・続けて」
「んっ・・・・・・そんな・・・・・・あぁっ」
快感に喘ぎながらも、再び後輩がペニスを口に含むが、膣内の刺激が強いせいかその動きは緩慢で、かろうじて口を動かしているという感じだった。
俺は後輩の腰を押さえていた左手も後輩の性器に這わせると、完全に勃起してむき出しになっているクリトリスを指先で転がした。
「んんんっ!!」
力の入った後輩の尻たぼにえくぼができ、きゅうっと収縮した膣口から白濁した愛液が押し出された。
「んっ!んむっ・・・・・・んっ、んんっ!」
後輩の舌の動きが激しくなる。しかし、それは愛撫をするというよりも、快感のために無我夢中で舐め回しているような動きだった。
「ウッ・・・・・・くっ・・・・・・う」
俺も沸き上がる快感を堪えながら、熱くぬめる膣壁の粒々を指先でまさぐり、クリトリスの包皮を摘み尖った肉芽に被せては剥き上げる。
膣口からはくちゅくちゅと粘った水音とともに白濁した愛液が溢れ出て、時折、陰毛を伝ってぽたりと俺の胸元に滴を零した。
「んっ・・・・・・はあっ!せんぱい、せんぱいぃっ」
俺のペニスから口を離した後輩が切羽詰まった声を上げる。
「わたし・・・・・・もう、もうっ・・・・・・だから、せんぱいので」
ペニスを掴んだ手にぎゅうっと力が入り、泣きそうな顔をして俺を見た。
「挿れて欲しいのか?」
指の動きを止め、後輩の潤んだ瞳を見返した。
「欲しい・・・・・・せんぱいの、挿れて」
「分かった」
実際、俺の方もそろそろ限界が近づいていた。俺の身体の上に四つん這いになっていた後輩の身体の下から抜け出ると、そのまま膝立ちになって後輩の腰を掴んだ。
「あぁ・・・・・・」
挿入を待ちわびる後輩の口から安堵と期待が混ざった声が漏れる。視線を落とすと硬く勃起した俺のペニスが、急角度で上向いていた。まるでヴェールのように後輩の腰に掛かっていたベビードールの裾を摘み、ハート型の後輩の尻を露わにする。
「挿れるぞ」
「きて・・・・・・せんぱい」
後輩の唾液に濡れたペニスの根本に手を添え、後輩の性器に向けて角度を合わせるとゆっくり腰を突き出した。
「んっ・・・・・・」
ペニスの先がむにゅりと大陰唇を割り拡げ、その中の膣口を亀頭が捉える。亀頭が膣口に潜り込むのを確認すると、俺はペニスから手を離して再び後輩の腰を掴み、ぐいっと腰を前に進めた。
後輩の唾液にまみれたペニスが、溢れるほどに濡れた膣壁をかき分けて一気に最奥まで突き上げる。
「あああっ!!」
後輩が悦びの声を上げて身体を反らせた。熱くぬめった膣壁が俺のペニスを包み込み、ひくひくと微かに震えながら柔らかく刺激する。俺は密着している後輩の腰を掴んでいる手に力を入れると、さらに腰を押し付けていった。
「やあっ・・・・・・ぐっ、ぐりぐりしないで・・・・・・」
頭を俯かせた後輩が、快感を堪えるようにぎゅうっとシーツを掴む。それでも俺は力を緩めず、膣奥を掻き回すように密着させた腰をグラインドさせた。
「あうっ!!だ、ダメぇ・・・・・・そっ、そこ・・・・・・そんなにされたら、もう・・・・・・」
汗に濡れた背中にベビードールの薄い生地が張り付いて、彫像のように滑らかな身体のラインが浮き上がる。俺のペニスを包み込んだ膣壁がきゅうっと収縮を始めた。
「ダメっ!イクっ・・・・・・いっ・・・・・・くうううぅぅぅっ!!」
絶頂に達した後輩が背中を丸めて、びくびくと快感に身体を震わせる。
「はあっ・・・・・・はっ・・・・・・はあぁぁ・・・・・・」
痙攣のような絶頂の波が収まると、力が抜けた後輩の上体がベッドに崩れ落ちた。
ペニスと繋がったままの下半身を突き出した姿勢でシーツに顔を埋め、ハアハアと荒い息を吐きながら背中を上下させる。
視線を落とすと、身体を大きく折っているせいか、むっちりとした白桃のような尻肉が開き、僅かに茶色がかった菊座とその下の結合部までが露わになっていた。
がっちりとペニスをくわえ込んだ大陰唇は充血して朱く染まり、白濁した愛液がねっとりとした糸を引いている。その淫靡な光景にごくりと喉が鳴り、後輩の膣の中でびくんとペニスが跳ねた。
「・・・・・・んっ」
後輩が小さな喘ぎを漏らし、その声を合図にゆっくりと腰を引き始める。
「んんっ・・・・・・」
絶頂を迎えたばかりで敏感になっているのか、後輩がぶるりと腰を震わせる。後輩の膣から引き出されたペニスは、白く濁った愛液にまみれていた。俺はペニスを亀頭の直前まで引くと、今度は勢いよく突き入れた。
「アグゥっ!!」
不意打ちの刺激に後輩が喉を反らして声を上げる。
「せんぱい・・・・・・待っ・・・・・・あうっ!!」
再び長いストロークで、ずんっと後輩の膣を突き上げた。俺は後輩の腰を逃げられないようにがっしりと押さえると、長いストロークでの抽送のペースを徐々に上げていく。
「やっ・・・・・・あっ、そんなに・・・・・・されたら、また・・・・・・すぐにっ・・・・・・いィィっ」
「いい・・・・・・ぞ、何度でも・・・・・・イって」
激しく打ち付け合う性器から、ぐちゅっずちゅっと淫らな水音と淫臭が立ち上る。
「だっ・・・・・・ダメぇ、こんど・・・・・・は、せんぱいも・・・・・・いっしょに、だから、だから・・・・・・」
バックで激しく突かれ、息も絶え絶えとなった後輩がシーツに頬を押し付けたまま振り向いて手を伸ばす。俺は抽送を止めると、その手を取り指を絡ませた。
「せんぱい・・・・・・こっちに」
汗で額に髪を貼り付けた後輩が、優しい笑顔を浮かべて俺の手を引く。
「分かった」
後輩の意図を察した俺は、一旦ペニスを引き抜くと後輩の体を回して開かせた足の間に身体を入れた。覆い被さった俺を見上げた後輩が、上気して朱く染まった顔で微笑んだ。
「やっぱり、せんぱいの顔が見えるのがいいな」
「そうか?」
「うん」
そう言って俺の首に腕を回して引き寄せると、薄く開いた唇を重ねてきた。俺も後輩の柔らかな髪を撫でながら舌を絡ませていき、ペニスを割れ目に当てがい、ゆっくりと膣の中へと沈めていった。
「ん・・・・・・ふぅっ」
舌を絡ませながら、後輩が甘い吐息を漏らす。
俺は両手を後輩の膝裏に潜り込ませ、足を大きくM字に開かせると根本までペニスを埋め込んだ。
「んっ、むうぅぅっ!」
より深い挿入の刺激で後輩の眉間に皺が寄り、膣壁がきゅうっとペニスを締め付ける。
「ウウッ」
俺の方も極限まで興奮が昂まっていたから、あっという間に限界が来そうだった。
「動くぞ」
「うん、せんぱいの・・・・・・好きに動いて」
後輩の言葉が言い終わるかどうかのうちに、足を抱えた状態で抽送を再開する。
「あっ・・・・・・あっ・・・・・・」
興奮で敏感になった亀頭が、襞の一枚一枚掻き分けているのがはっきりと分かった。温かく絡みつく粘膜を感じながら、徐々に抽送のペースを上げていく。
「あぁっ・・・・・・せんぱい・・・・・・せんぱい」
うわごとのように喘ぎながら、後輩の手が俺の二の腕を掴む。触れられた手の温かさに胸が締め付けられるような感情が沸き起こり、無意識に後輩の身体を抱き寄せた。
「愛してる」
湧き出た感情が、そのまま言葉になった。俺の言葉に一瞬、はっとなった後輩だったが、俺の背中に手を回すとその手に力を込めた。
「わたしも、せんぱいのこと・・・・・・愛してる」
潤んだ瞳が俺を見つめていた。どちらからともなく唇を重ね、激しく舌を絡め合う。
「んっ・・・・・・んんっ!」
後輩の舌を貪りながら夢中で腰を振り、子宮まで届けとばかりにペニスを突き入れる。後輩も俺の動きに合わせて腰をしゃくりあげ、ペニスを奥へ奥へと導こうとしているようだった。
「ああっ!いい・・・・・・気持ちいいのぉ・・・・・・っ!」
「俺も・・・・・・めちゃくちゃ気持ちいい」
二人が繋がった部分から上がる、ぐちゅぐちゅとした水音が激しさを増す。打ち付け合う腰は溢れ出た愛液でべったりと濡れていた。
「ウッ・・・・・・だめだ、もう・・・・・・イキ・・・・・・そうだ」
両手でくびれたウェストを掴み、猛然と腰を振りたくる。
「わたし・・・・・・もおっ!せんぱい、一緒に・・・・・・一緒にぃぃぃっ!」
後輩の手が再び俺の背中を掻き抱く。同時に、限界に達したペニスがぐぐっと膨張し、強烈な快感が熱い奔流となって精管を駆け上がる。
「出すぞ・・・・・・出すぞぉっ!」
「ああっ!ちょうだい・・・・・・せんぱいの・・・・・・ちょうだいィィっ!」
後輩の身体を抱きしめながら、最後のひと突きを最奥へと突き入れると同時に、ドッと勢いよく精子を吐き出した。
「ウッ、あああっっ!!」
「ああっ!?いくっ!イクうぅぅぅっ!!」
俺たちは、互いの絶頂の声を聞きながら回した腕に力を入れ、きつく抱きしめ合った。
長い射精が終わった後も、俺たちは抱きしめ合ったまま、上がった息を整えていた。耳元を後輩の呼吸がくすぐり、背中に回した手が慈しむように愛撫している。
「せんぱいの、いっぱい溢れてきてる」
「タオル、取ってくるか?」
体を起こそうとした俺を後輩がぎゅっと抱き寄せる。
「ううん、まだ・・・・・・このまま」
そう言って俺の首筋へ顔を埋めた。
「こんなの着てきて、ヘンな子だって思った?」
「いや、最高のクリスマスプレゼントだったぞ」
「ふふ、よかった・・・・・・」
ちゅっと後輩の唇が首筋に触れる。くすぐったいようなその感触が心地良い。
「ねえ・・・・・・せんぱい」
「ん?」
数瞬、二人の間に柔らかな沈黙が流れた。
「・・・・・・愛してる」
後輩の表情を伺い知ることはできなかったが、首筋に感じる後輩の体温が少しだけ上がったように感じた。
「俺も、愛してる」
この温もりを失いたくない。そう強く願いながら、柔らかな後輩の身体をそっと抱きしめるのだった。
「先輩と後輩ちゃん~恥ずかしがり屋だが愛され上手の可愛い後輩~」を読んでいただきありがとうございました。
浅倉椎です。
前回更新から約一ヶ月。私のペースでは割と速い更新でした。
が!
完全に時期はずれになってしまいました。
クリスマスプレゼントなら、結構大胆なこともしてくれるんじゃね?
みたいなノリでネタを思いついたのがクリスマス当日だったので、当然といえば当然の結果なわけですが。
今回の教訓
季節ネタをやるなら先読みして計画的に。
次回は、たぶんニセコイものになると思います。
ほんとかよ!という声は聞こえない方針で。
ではでは