「そ、その……あ、あたし……初めて、だから」
か細い、まさに蚊の鳴くような声に、想像したことが当たって驚きを隠せなかった。
「え? 処女?」
「しょ……!? て、てめぇ……! あたしが気にしてる事を……!!」
「ご、ごめんなさいっ!」
まさかの処女。
バージン喪失のお相手を務めさせてもらえるとは本当に嬉しい。女性の性欲がすさまじいこの世界で、一度も男性とセックスすることなく過ごしてきたなんて。
この世界で処女と言う事は。元の世界でかなり童貞を拗らせて途轍もなく恥ずかしくなっている状態かな。しかし、指を入れたときは膜があった感触はなかったけど……あれか? 激しい運動をしていると処女膜が自然と破けてしまうって話を耳にしたことがある。
「でも、自分なんかで良いんですか?」
「あん? ……お前だから、良いんだよ。中尉にも認められてるみたいだし、それに……あ、あたしに優しくしてくれるし」
チョロインか。
頬を赤く染め、少し斜め向こうを見ている。もしこれがムードのある会話からの流れだったら最高だったが、軍属で、それも男女逆転してて。凄く複雑な心境になる。でも、彼女は下半身に何も身に着けておらず、濡れそぼった未踏の地を開けっ広げに見せつけてきている。
まぁ、可愛いから問題無いか。
「そ、それじゃぁ……」
「あっ……」
亀頭の先端から白く濁り気の混じったカウパー液を量産しているペニスの竿の部分を持ち、ひくひくと蠢く花弁に肉棒をあてがう。痛いぐらいに膨張している怒張がリリア軍曹の中を掻き回すと思うと、それだけで達してしまいそう。
くちゅと、体液同士が混ざりあう。
膣壺から溢れ出てくる愛液と先走り液のコントラストが映える。そのぬめりを肉棒で伸ばす様に塗りたくる。すぐに肉棒全体がぬめりを帯び、滑りが良くなってきた。
「くぅぅ……! きっつい!!」
「あ、あ、あっ! な、なにこれ……なにこれっ!!」
ペニスを押し込もうとすると反発するように膣が蠢いて押し返そうとしてくる。しかし、逆に抜こうとするとそれを阻むように吸い上げようとしてくる。
まさにペニスのために存在する性器のようだ。
初めて男性器を受け入れた肉壺は、今まで経験したことがないのが嘘みたいに蠢き、的確に刺激を与えてきて射精を促してくる。膣の動きに酔いしれるように腰を突き出していると向かい合っていたリリア軍曹が両手両足を腰の後ろに回してきた。
俗にいう大しゅきホールドだ。
初めての性行為でこんな高等テクニックを繰り出してくるとは……こやつ、わかっている。
「リリア軍曹、腰に足を回されるとあんまり動けないです」
「わ……わかっ、てる……わかるけど、気持ち、良すぎてっ……!」
びくびくと足先が震えているのが伝わってくる。
処女だったはずが、肉棒を膣に挿入れた瞬間に気持ちいいなんて言葉が出てくるなんて。これがこの世界の女性の性行為なのか。
……しかし、女性は何時間でもセックスをすることが出来ると耳にしたことがあるんだが、この席阿だと兵士や将軍として動いているだけあって、セックスなんて何時間どころの話じゃないんじゃないかって危惧がある。
でも、こうやって眼前で快感に耐え忍んでいるリリア軍曹の姿を見ていると、そこまで深く考えなくて良いのかなとも思う。
中尉みたいなスタミナお化けもいることだから軽く考えないようにはするけど。
「ん……そ、そろそろ、う、動いても、良いわよっ?」
気丈に振舞おうとしているが、背中をがっちりとホールドしている両足は未だに震えている。
そこでピンときた。
今まで相手にしてきた女性は、自分から積極的に腰を動かして自ら快楽を貪ろうとしていくのが殆どだった。それか、俺が腰を動かしているのを嬉しそうな表情で見てくる人がたまにいるぐらい。
騎乗位で上に跨った状態で「がんばれ、がんばれ」なんて声をかけられた日にゃぁ……そりゃもう頑張って腰を振ったけども。
「ふ……ん、これ良いかな」
「ん、あ……はっ、こ、これ、すっご、いっ」
足で抑えられている腰を浅く動かし、ペニスを上下にピストンする。ほんの少し出し入れするだけでリリア軍曹の蜜壺はジュプ、グチュと卑猥な音を立てていた。
傍から見ると不格好な動きをしているかもしれない。腰だけを浅く、早く動かしたり遅く動かしてみたり、自身のスタミナを考慮して緩急をつけているんだが、それが女性たちにかなり喜ばれる。
なにせ、この世界の男性は基本的にマグロ。もしくは嫌がりすぎて
つまり、俺がここでするセックスは、普通にセックスをするだけで革新的なセックスに早変わりするわけだ。
「すぅ……んちゅ、ん……良い匂い」
「やめっ……! な、んで、嗅ぐなぁっ……!?」
顔をリリア軍曹の玉のような汗が浮いている
すると、リリア軍曹の甘い体臭が全身を満たしていく。
酒を飲んだ時のようにゆっくり、じんわり体を駆け巡り、広がっていく。
こらえきれず、舌先で項をつつき、舐め、唇を広げて軽く吸い上げてみたり。そのままゆっくりと舌先で上へとなぞり、
「ひゃっ!」
「んふっ? んん……ん?」
「ひゃ、な……めるなぁっ……!?」
言葉では拒否しているが、そんなリリア軍曹の両手はしっかりと俺の背中に回され、両足も腰でぎゅっと締めて離さない。
可愛らしく縮こまって震えているこの子を見ていると、なんだか嗜虐心に火が付くというか。勝気な女性ばっかり相手にしていたから、こんな風な反応をしてくれる子を、さらに虐めたくなってしまった。
左手を彼女の頭の下に、右手は背中に回し、抱きしめているような体勢に。
――しばらく耳朶を弄びながら腰を浅く動かしていたが。
「ん……リリア軍曹って、可愛いですね」
「くぁっ……!? こ、この! 言うに事欠いて、可愛いなんてぇ……!」
格好いいがこの世界の女性に対する誉め言葉だが、俺にはそんなの関係ない。
せめて、こうして男女でまぐわっている最中においては、俺が思うセックスにおける睦言を許してほしい。……今更だが、後が怖いとか一瞬頭を過っていった。
「ん、んちゅぅ、じゅる、んふぅ……」
「んぅっ!? ん、ん、んぁっ、っふぅ……!」
真正面からリリア軍曹を見つめ、そのままキスを落とした。
恥ずかしそうにしていた彼女だが、キスにはしっかりと答えてくれる。覚束ないキスをする彼女に優しく
それだけでこっちを睨みつけるようにしていたリリア軍曹の目元が緩み、蕩けていく。
次いで、舌を出して唇をなぞっていく。れろと舌先で舐め、ねろりと舌の腹でざらりと舐めてやれば、びくんと震えて体を縮こまらせるような仕草を見せた。
――可愛い。
心からそう思う。
今まで会ってきた女性の中で、それこそ前世からの人生全て通してみてもこれほど可愛らしい女性はいなかった。
大げさかもしれないが、それぐらい衝撃的な可愛らしさだった。
この感情を文学的に
この悩ましさ。……どうせだ、勢いに変えて彼女の事を味わい尽くしてしまおう。
「じゅる、んっ……んふっ、んん……」
「っ……!? ……!?」
唇を舐めていた舌を捻じ込む様にして口に入れ、蹂躙する。
唇と歯の間に舌を這わせたり、思いっきり唾液を吸い込んでみたり。ズゾゾと音を立てて勢いよく吸い上げてみると、ぶるると彼女の躰が震えた。同じように顔の横で震えている両手のうち、右手を握りしめた。
ビクとまた、大きく震えた。
何かしらするたびに体を震わせる彼女の反応を楽しみつつ、キスに集中する。
あれだけ強気な責めを見せていた彼女だったが、いざ自分が責められる事には慣れていないらしい。……まぁ、この世界の男性が自ら積極的に進んでS気を出して性に臨むなんて事はしないだろうしな。
「じゅるっ……ん、ふっ……んんっ」
「ひゃめ、も、ひゃめぇ……!」
掴んでいる右手をにぎにぎしつつ、執拗に口を責める。漏れた唾液が口の周りにべっとりとついていた。
「そろそろ、良いかな?」
「んぇ……?」
さっき射精したばかりのペニスはすでに回復しており、がちがちになっている。
さすがに出したばかりのペニス、特に亀頭なんかは敏感になっていたから直接肌に触れさせておくことなんて出来はしなかったが。
亀頭の先から白く濁ったカウパー液が漏れ出ている俺の愚息は、既に臨戦態勢だ。
口ばかりに集中していたが、リリア軍曹の秘所はぐしょぐしょに濡れそぼっていた。二度、三度と亀頭を擦り付けると、ぬるぬると肉棒に蜜が纏わりついてくる。
カウパー液と蜜とがブレンドされたあっつい棒が、その源泉の
さほど抵抗もなく、先っぽがぬるりと膣内へと入り込んだ。
「んぁぁっ!?」
「ふっ、んく……」
亀頭しか入ってないというのにぎゅうぎゅうと締め付け押し出そうとする膣内。まるで万力。背中に回されている両手の指が食い込む。正直、痛かった。
でも、もし俺がここで挿入することを止めてしまったら、どれほど彼女は傷付くのだろう。男の中でも特に珍しく自分からセックスをするような男にすら諦められてしまう女だと誤解されてしまったら――それこそ男が廃るってもんだ。
もしこれが彼女の演技で、何とか俺に犯してほしいと思ってるんだったら……
まさしくドストレートで好みなんだと、思い知らせてやるだけだ。
「んぁあぁっ!?」
「くぅっ……!?」
勢いよく、じゅぷりと肉棒を奥へと突き刺した。
押し潰さんとばかりの圧を強引に引き裂き、ペニスの根元までずっぽりと一度に埋め込んだ。背中に食い込む指は激痛になっていたが、それと同じくらいの快感が指先から足先まで広がっていた。
腰も動かすこともできず、ただただ彼女の首元に鼻を埋めていた。
うねうねと蠢きペニスを扱き上げてくる膣の感触に集中していると、ふと背中の痛みが薄れた。え、と思う間にリリア軍曹に唇を奪われ、そのまま口内を舌で荒々しく蹂躙された。
ん、ふ……と、互いの吐息が交じり合う距離で、少し落ち着きを取り戻すことが出来た俺は、ゆっくりとピストンをし始めた。ぎゅうぎゅうでぬるぬるの感触にはどれぐらい耐えられるか分からないが、それはリリア軍曹も同じだろう。
腰を奥まで打ち付ける度にぶるり、ぶるりと小さく体を震わせている。にも拘わらず、拙い舌の動きは変わらずディープキスを続けている。むしろ、俺に舌を絡めてくるようせがんでいるようにも感じられた。
そこで、俺は腰を大きく引き、勢いよく打ち付けた。
「ふっ……!」
「ぁきゃっ!?」
すると、彼女は舌を突き出したままの表情でぴくぴくと固まってしまった。
ぷしゃ、ぴちゃと恥部辺りが暖かくなったと思ったら、なんと彼女は初めての相瀬で潮を吹いてしまっていた。
腹部に感じる温もりを愛おしく思いつつ、おもむろに口を閉じる。
少しずつではあるが、口の中に溜まっていく涎。口を開き、ゆっくりと舌先から滴り落とし、彼女の頬を汚していく。それから、舌の腹でぬろりと頬を舐め回し、口を塞いだ。じゅるると大きく音を立てて吸い込むと、それだけで彼女は背中を弓なりに逸らせた。
それでも、リリア軍曹は口を離さなかった。
「っは……っは、はぁ……ふ」
「んぁぁぁ……ら、めぇ……も、らめへぇ……」
小さい反抗も聴かずに、大きく腰を動かし始める。
潮と愛液でぐしょぐしょに濡れそぼった結合部は白く泡立ち、腰付近の布で黒くなっていない所は見当たらなかった。
ぱちゅん、ぱちゅんと腰を打ち付ける度に愛液が溢れ出す。荒々しくなった吐息が混ざり合い、嬌声も大きなものへとなっていく。
ストロークを繰り返すたび、刀身と同じように膣に打ち付けられていた玉袋も、昂ぶりを感じてきゅぅぅと吐精の準備をし始めていた。未だ穢れを知らないマンコに初めて種付けをする興奮が、ダイレクトに全身に駆け巡っている。
「はぁ、はぁ、も、もう、出そぉっ……!!」
「ひ、ひぃ、くぅぅん! うん、うんっ! 出して! 出してぇ!!」
口を離し、全力で腰を打ち付ける。
前後に腰を動かすことに専念し、意識は亀頭から伝わってくる膣の感触に集中する。全力で彼女の膣を味わいたかった。限界まで我慢してから吐き出される精液の感覚。それを想像するだけで口元に笑みが浮かぶ。
「あぁ……あぁっ……いっくぅぅ……!!」
「ひぁっ! ぐ、あ、は、……っ!?」
どびゅる。
頭の中が真っ白になった。
腰を打ち付けた状態で体は硬直し、二度、三度と精液が吐き出されるたびに腰がびくりと震える。五度、六度と止めどなく吐き出される精液の感覚に、自分でも驚きを隠せない。
少し落ち着いてきたところで、リリア軍曹の枕元に顔を埋めた。額に出来ていた玉のような汗が吸収される。
いつの間にか両手でベッドを強く握り締めていたリリア軍曹であったが、彼女の足先はぴんと伸びたままになっていた。
今更になって気付いたが、彼女が一度潮を吹いてからというもの、断続的に潮を吹いていたらしく、汗と愛液と潮と、様々な液体が混ざり合ってお腹辺りまでびしょびしょになっていた。
最後の一滴まで精液が吐き出されたことを感じて、若干やわくなったペニスを肉壺から抜き出した。栓が抜かれたように、こぽりと膣から白く濁った液体が溢れ出す。質量をもったそれは、布に吸い切られる事はなく、どろりとそこに残っていた。
「ん……」
全力で腰を動かした事もあり、疲れを感じた俺は額に一つ、それから下唇に軽く口付けをして、そのまま眼を閉じた。彼女が動き出すまで、少し寝ていても文句は言われないだろうと。
「んふ……」
「え?」
――と、油断した矢先、がしりと両肩を掴まれた。
目の前には、爛々と光り輝くリリア軍曹の双眸が。
「じゃ、じゃぁ……も、もう一回、ど……どうだ?」
恥ずかしそうにはにかみながらも力強いその一言に、引き攣った笑顔を浮かべることしか出来なかった。
ちなみに、何とか宣言通り一回で済みましたとさ。