「あ……ん、ふ」
「くふふっ、かぁあいっ」
クチュクチュと音を立ててペニスを扱き上げる小さな手の平。
両手を使って上下に扱き上げる手の平の動きは拙いものの、亀頭の先端から溢れ出てくるカウパー液がヌメリとペニスを覆い、部屋を照らす微かな
片手でようやくペニスに指を這わせることができる程度の大きさの手の平。
小さな女の子が妖艶な笑みを浮かべてペニスを扱いている姿。前の世界では絶対に見ることのできなかった光景。そんな行為が目の前で繰り広げられていることに対する罪悪感と、見え隠れする背徳感とが入り混じり、背中を這って登ってくる。
「びくんってしてる……そろそろ出ちゃうの?」
「あ、あっ……ま、まだ大丈夫だけど……そ、そろそろ……っ!」
「くふふ! ダメだよぉ、ちゃぁんと私の中に出してもらわないと困るんだから」
ヌルヌルと亀頭を撫で動かしていた手の動きを緩め、ニマニマと笑みを浮かべながら見上げてきた。
――夜。
ウラスージ軍はまだ本拠地についていなかった。
基本的にミリナと一緒にいた俺は、進軍中のセイジョー隊の様子を見渡してみたが、兵士は全員女性で構成されており、馬などは前の世界で見た馬と変わりない見た目だった。
道中は森林の中に作られた道を進むだけの時間だったため、本当に暇だった。前だったら暇さえあれば適当にスマホを弄って時間を潰せたもんだが、今はそんな娯楽なんてものが一切無いからただただ空を見つめるしかなかった。
そして、何もすることなく空を見上げる俺の息子に手を這わせて感触を楽しんでいるのだろうか。後ろから抱き着いているミリナは、布の上から怒張の存在を確かめるように前後左右に手を動かしては小さく笑い声を漏らしている。
乗馬中 空を見上げて 弄られる。
そんなバカなことを考えでもしていないと変な事をしてしまいそうで怖い。
……いや、この世界の女性からするとそれが一般的なのかもしれないが。でも、昼間にミリナが言っていた女性に対する男性の態度の事を考えると、複雑な気持ちになる。もしかするとこの世界の昔の俺もそういう態度を取っていたんだろうかと不安になってしまう。……まぁ、そもそもその時の記憶があやふやだから特に何も感慨深いものは無いんだが。
で、昨日と同じく野営を行う事に。
夕食も同じく携行食。食べられないことは無いけど美味しいとも思わない食事を流し込み、ミリナと一緒にマリッジのもとに向かった。側男となったのだからそれなりの仕事をしなければいけないと思っての事。ミリナはミリナで仕事をするらしいのでそれに付き従った形だ。
「うん? ペースがすることは何も無いぞ」
「……え?」
早速暇を出されてしまった感じだ。
何か世話をしないといけないと思っていたばかりの事で、食事の世話も着替えも何もしなくて良いとのことだった。じゃあ俺が側男に任命された理由は? それこそセックスをするためだけだろう。
そう考えると少し悲しい気持ちになる。
まぁ、何もしなくても生活ができると思えば楽なんだろうが、何もしていないとしていないで落ち着かない。ずっと座りっぱなしだったし筋肉が衰えそうだし、何かしてないと本当に怖くなってくる。
……これが俗に言う日本人病だろうか。いつから俺はこんな罪悪感を抱くようになってしまったんだろうかと疑問に思わないでもないが、精神に植え付けられた本能的な部分になるだろう。
「ふむ……そんなに何かしたいというのなら、ミリナを抱いてやってはくれないか?」
「え?」
「ミリナももう13歳だ。成人を迎えているが、まだ男と寝たことが無い。こいつが軍人として生きていくかはわからないが、大成するためにもこいつを抱いてやってくれないだろうか?」
大成するのに男と寝る必要がどこにあるのだろうか?
そんな疑問もあるが、女性は何歳で成人を迎えるのかっていう話だ。13歳で成人? だったらこの世界で俺がこの子を抱いたとしても何ら問題は無いという事だ。前の世界では未成年とヤったら完全に犯罪。保護者認定でのお付き合いでもない限り青少年保護法に引っかかってしまう事態になるが。
――改めてミリナを見つめる。
俺よりも頭二つ分ぐらい小さい身長で軍人を務めているミリナは、軽装故にそこらにいる女の子にしか見えない。それも、年齢的に中学生ぐらいの年頃の女の子だ。どうしても異性として見るには無理があるように思えるが、どうしてだろうか……初めて会った時よりも一層女性らしさが増しているように見えるのは。
「……っ」
「っ、……くふふ」
……つい、喉を鳴らしてしまいそうになってしまった自分を後ろからミリナが見つめていた。気付いたんだろうか、その口元には笑みを浮かべるように口角が上がっている。彼女の視線は完全に俺の下半身に固定されていた。笑みも、妖艶なものに見えてきてしまう。
小さく頭を左右に振る。
このまま意識をミリナに寄せてしまうと、息子が反応してしまいそうだから。
「では、今日はミリナの相手をしてもらう事にしよう。私としては今夜も相手をしてほしいところだが、な……」
「あうぅ」
顔を真っ赤に染め、熟れた林檎のようになってしまったミリナは、どこからどう見ても一人の可愛らしい少女にしか見えない。それなのに、この世界の男性は、そもそも女性と言うものを同じ人間と考えていない節すら感じさせる。
……もし俺が教団のトップとしてこの世界に君臨していたら、簡単に世界を統一できたんじゃないかと思う。基本的に女性の方が力が強いのだから、その頂点に立ってしまえば最低でも半数の同意を得られるかもしれないのだから。
普通に恋愛をしたい男女も対象に入れてしまえば、もしかすると半数以上の同意を得られることになるかもしれない。
まぁ、辺鄙な村で何の能力にも開眼することも無かった俺にはこのまま側男として過ごす以外に選択肢は無いようなものだが。適当に少し食事改善やら装備改良に手を回すことはできるかもしれないが。
変に手を出して、後で俺の立ち位置が妙な事になるのは大変いただけない。
そこまでこの世界になじんでないし、そもそも俺が考えてる事がこの世界で通用するとは限らないし。ま、見た感じ中世ぐらいまでしか技術が進展してないみたいだし、飯でも戦に関する事でも、俺程度でも力になれそうな事はありそうだけど。
「……くふっ」
「……」
――という風にでも考えてないとすぐに意識が息子にいってしまいそうだったのは言うまでもない。少しでも良いから真面目な事を考えておかないと、本当にこのまま……
「いいんですよ? 私にその欲望をぶつけてくださって」
「……っ!?」
さす、とズボンの上から息子を撫で上げられた。
正直、いつ勃起し始めてもおかしくない状態でのこの仕草。ちょうど裏筋を撫で上げられ、一気に陰茎に意識が集まってしまう。ほんのちょっと油断してしまうだけでも行けないというのに、隙を突かれた俺の愚息はムクムクと成長を遂げていく。
マリッジから直に抱いてやれと言われている手前、無理にミリナの行為を止めることもできない。俺は、無抵抗のままミリナによる愛撫を受け入れるのだった。
「ん……ふ、ふぁ……っ」
「ふふっ……! すっごぉい……もうこんなに大きくなってる。こんなに大きいおちんちんがあるなんて! これじゃあ姉さんも熱を上げるのも納得だね」
「そうだろう? それでいてペースは床上手なんだ。お前もすぐに虜になるんじゃないか?」
「うわっ! 本当ですかっ!? ……くフフフっ!」
それじゃあ、楽しんで。
一言残して部屋を出ていってしまったマリッジ。部屋に残された俺とミリナは、変わらず密着したままだった。しかし、マリッジの姿が見えなくなった瞬間にミリナは俺の股間に手を伸ばしてきて、何の躊躇いも無くズボンの中に手を入れてきた。
「ちょ、ちょっと……! っぁ!」
小さな声ではあったが、密着している彼女には聞こえてしまったのだろう。俺が碌に抵抗する気配を見せない事を良い事に、小さくて細い指をペニスに這わせ、輪っかを作り、緩やかに上下に動かし始めた。
相変わらず彼女の口からは特徴のある笑みがこぼれている。
が、頬が赤く染まっているのを見るに、この現状に興奮しているらしかった。俺も、こんな現実に無いような今この時間を楽しみ始めていた。もう、この世界で生を受けて過ごしていくしかないんだから、どうせなら楽しもうと。
……お返しとばかりにミリナのスカートに手を差し出した。
思わずと言った感じでビクついたミリナだったが、俺が優しく腹部を撫でると構わず陰茎を扱き上げる動きを再開した。
下半身から競り上がってくる快感に耐えながらミリナの秘所に指を這わす。
「ひゃんっ!?」
「あ……だ、大丈夫!?」
「くふ、くふふ……大丈夫、そのまま、触って……ね?」
「う、うん」
俺はチラチラと。
ミリナはジッと俺の事を見つめてくる。
どうしてもそれが恥ずかしくなって目を背けてしまうのだが……そんな俺の反応も楽しんでいるかもしれない。と、思って何とか見つめ続けてやろうとしても目を背けてしまう。
それどころか、ペニスから伝わってくる刺激の何と心地よい事か。思わず腰が前後に少し動いてしまう。まだ体の小さなミリナの陰部はしっとりと濡れそぼっており、これからの行為を待ち望んでいるかのようだった。
……いや、ようだった、というよりはそれを望んでいるのだろう。ぷくりと膨らんだ恥部からは愛液と思わしき液体が滴ってくる。割れ目に沿って前後に動かしているだけなのに、少しずつ溢れ出てくる粘液がニチュ、クチュとイヤらしく音を立てている。
わざと音が大きくなるように左右に指を動かし、唇を撫でるように全体を指の腹で刷り上げる。
「あ……あっ、気持ちっ、んっ……あぁ、上手ぅ!」
「ふぁっ……気持ち、良いよぉ……っ」
ホント、どっちの台詞か分からないような言葉が口から出てくる。
素直に喘ぎ声を漏らすとこんな声になってしまう。残念ながらこれがこの世界の男性の感じ方なのだろうか。変じゃないか不安になるが……まぁ、気持ち良ければそれでいいだろう。
小さな灯りだけが光源になっているこの部屋の中。俺とミリナの声だけが反響する。
仄かな灯りに照らされ、薄っすらと影が伸びている2人は、互いに互いの性器を弄りあっている。吐き出される吐息が熱くなってくる。
互いに透明な体液を垂らしながら感覚を高め合う。
「クフフ……! そろそろ、しよっか!」
「う、うん……」
ぐいぐいと押されてベッドに押し倒されてしまった。
が、俺的にはこんな展開もありだと思ってるからそのまま為すがままにされる。ズルッとズボンを下ろされ、ビンビンに怒張した陰茎が冷気に触れる。亀頭を抑えていた下着が外れ、ブルンと弾かれるように露出された肉棒が腹部に当たり、ぺちんと音を立てた。
ズボンを下ろした本人は、本物のちんぽを見て呆然としているようだった。
「だ、大丈夫?」
「……う、わぁ……すっごい……こんなの初めてだよぉ」
聞こえているのかいないのか。
目の前に出現した肉棒に目を取られて声が聞こえなくなっているようだった。ミリナの身体を考慮してもこの陰茎は大きいに違いない。マリッジも驚いていたことを思い出すと、俺の分身が大きいのだろう。
「む、無理しないで、ね?」
「く、くふふ! だ、大丈夫……大丈夫、こんなに大きいの初めてだったからビックリしただけだから、そのまま横になって! ね?」
「うん……」
ベッドに腰を掛け、そのまま横になった俺氏。
天を突くように直立しているペニスを両手で包み込み、パクと口で亀頭を咥えこんだのだった。