ほかのメンバーが良かった人にはごめんなさい。
『試合に勝てたら、それぞれご褒美に一つなんでも聞いてあげる。
ただし俺の可能なものとする。』
男子バスケ部との試合で、勝利まであと何かが足りない。
前半は同点で終わった。
男子も女子も互いに体力を消耗している。
そんな時はモチベーションを上げるに限る。
何故なら、経験則からそういう場合は勝利への気持ちが強い方が勝つからだ。
咄嗟に思いついたことがそれだった。
明らかにテンションの上がる5人。
特に真帆と智花と紗季の3人は異様にやる気になった。
そこからは先ほどまで拮抗していたとは思えないほどの蹂躙劇。
何か種のようなものが弾ける幻影と共にZONEに突入した智花。
試合中に見た相手の動きを完璧にコピーしてしまう真帆。
小学生のくせに3ポイントシュートを決める紗季。
目立ち始めた3人に相手の意識がそれている間に、死角を移動してパスの道を作り出すひなたちゃん。
相手のシュートやパスの全てを叩き落す、ボール絶対弾くマンになった愛莉。
正直男子バスケ部がかわいそうになるくらいだった。
すまんな男子たちよ。
当然のごとく勝利した女子バスケ部。
5人の話し合いの結果、一人一人デートしてほしいとな。
試合後、順番を決めるじゃんけんが行われた。
最初に権利をもぎ取ったのは紗季だった。
学校の休みの第二土曜日、紗季の家に向かう俺。
彼女の願いは自宅デートをしてほしいというものだった。
なんでも、漫画の展開を見て憧れていたらしい。
こっそり真帆が教えてくれたが、年上のお兄さんと一緒に部屋で読書したり耳掃除されたりしてイチャイチャするシーンのことらしい。
なるほどなるほど。
過去にガールスカウトに所属していたりしたらしいしアクティブなことも好きなのだろうが、インドアな趣味もありそうな紗季らしいな。
教えられた住所通りに来てみれば、そこは普通の中流階級の一軒家。
裕福な家庭の子供が通う慧心学園の生徒の割には、あまり金持ちそうな家には見えない。
俺の家とあまり変わらないな。
なんでも大きな店ではないが、両親はお好み焼き屋をしているらしく結構繁盛しているらしい。
休日の昼間などはかなり忙しく、両親共に店から帰ってくるのは夜になってかららしい。
小さい頃から一人でいる時間が多かったからだろうか。
他の娘よりも大人びた内面が伺えるが、無意識の寂しさから甘えさせてくれる年上を好むのだろうか。
「いらっしゃい長谷川さん」
「お邪魔します」
チャイムを鳴らせば、私服姿の紗季が出迎えてくれた。
薄い水色のカッターシャツに白いホットパンツという出で立ちだ。
清潔感のある爽やかな印象を受けた。
玄関を通りリビングに案内される。
こまめに掃除しているのか、無駄にものが溢れることもなく綺麗な部屋だ。
電話機の横に家族写真が置いてある。
写っているのは今より少し幼い紗季と、両親と思われる男女。
「今飲み物出しますね、お茶とジュースどっちがいいですか?」
「じゃあお茶をお願いしようかな」
「わかりました」
お茶にお菓子も元々用意していたらしく、すぐに出してくれた。
リビングのソファに向かい合って座り、しばらく会話を楽しむ。
楽しむといっても、俺と紗季の共通点などバスケ部のことしか今までなかったので、必然的に話題はバスケの話になってしまった。
ただ驚いたのは、バスケット選手の名前も紗季が何人か有名選手を知っていたことか。
なんでも、智花と一緒にバスケを始めるときにバスケを題材にした漫画を勉強のために読んだらしい。
その作品の中で何人かの実在の選手が取り上げられていたりモチーフにされていたりで気になって調べたことがあるらしい。
「あっ、そうだ長谷川さんこの映画見たことありますか?」
今思い出したかのように言いだしたが、さっきからちらちらとテレビの方を見ていたから何か用意していたのかな?
紗季が取り出したのは、某レンタルショップで借りてきたと思われるバッグ。
中には何枚かのDVDが入ってるらしい。
「この映画なんですけど、父が学生の頃に好きだった映画らしくって。バスケを題材にした映画なんですよ。よかったら一緒に見ませんか」
「へぇ、いいね。見たことないし一緒に見ようか」
俺の言葉にあからさまにほっとした顔をする紗季。
見たことあるやつだったらどうしようとか思ってたんだろうなぁ。
ごめんね、本当は見たことあるんだよね。
でもさすがにそこは空気読んで知らないふりをしておいた。
せっかく女の子が頑張って用意した話題なんだし。
前の価値観でいうと年下の男の子がお姉さんを楽しませようと一生懸命考えた涙ぐましいものなんだろう。
無下にできるわけがない。
でもいいのかな、この映画スポーツ物だけどけっこうきわどいシーンあったはずだけど。
いや、主人公(♀)とヒロイン(♂)との絡みはせいぜいキス程度だったけど。
夏祭りでカップルのバキューンな場面に出くわして気まずい思いをするというシーンがあったはずなのだ。
DVDをプレーヤーにセットしてくれた紗季が、俺の隣に座ろうとする。
「紗季、違うだろ?」
「えっ?」
それを俺は、彼女の腕を軽くつかむことで引き止めた。
急に腕をつかまれた紗季は驚くも、何か話す前に行動に移す。
彼女の腕を引き、細い腰に手を回して俺の両足の間に誘導する。
開いた足のスペースに、細身の紗季の体がすっぽりと収まった。
「わわ、わわわわ……」
一瞬で頰を紅潮させて狼狽する。
不意打ちだったから仕方ないね。
確信犯ですが何か?
「今日はデートなんだろ? なら紗季の座る場所はこーこ」
「で、でも」
身を強張らせる紗季の肩に顎を乗せ、手を腹部に絡ませるようにぎゅっと抱きしめる。
ほれほれ、耳が弱いんだろ耳が。
「それとも、俺とこうやって座るのは嫌かな?」
「嫌じゃないです!」
耳に吐息がかかるように囁けば、俺の腕の中でびくびくしながら反射的に答える紗季。
そうだよねー。
紗季が俺に憧れているのは知っている。
前世で俺も経験したよ。
憧れの隣のお姉さんに背後からぎゅってされると緊張するけど嬉しいんだよね。
確信犯ですが何か?
「じゃあいいよね」
「あぅう……」
紗季の混乱をよそに映画が始まる。
彼女自身、何かを期待はしているんだろうが、この展開はさすがに想定外だったのかもしれない。
練習の時とかに時折軽いボディタッチはしていたけど、ここまで体を密着させたのは初めてだしなぁ。
紗季は、映画の内容に集中することでこの状態から意識をそらすつもりらしい。
無言でずっと画面を見ている。
俺もあえて、それ以上のちょっかいをかけずにじっと映画を見る。
次第に紗季の体の硬直がほぐれてきた気がする。
だが甘い。
彼女にとっての試練はこれからだ。
それは、映画の中でバスケ部の主人公とマネージャーの男の子が友達以上恋人未満な関係から一歩先に進もうとデートすることになったシーン。
お互い緊張しながら、夏祭りで出店を回る微笑ましいシーンだ。
はぐれてしまった二人は、人混みから少し離れた場所で合流することに成功するのだが、偶然(という名の必然)にもそこで人気のないのをいいことにカップルが青姦に勤しんでいるのだ。
真っ赤になって狼狽える二人。
意識しすぎてギクシャクしてしまう。
思春期まっさかりな主人公は、ついつい男の子の股間を凝視してしまい、その視線に気がついた男の子が逃げてしまうというコメディシーン。
しかし、全年齢のはずの映画でこのシーンはどうなのだろう。
思春期まっさかりの女子小学生には、モザイクの向こうで「オーYesオーYes」言っているのは刺激が強いだろうな。
確信犯ですが何か?
「あ、あぅぅ……」
俺の中で再び真っ赤になる紗季。
肩をこわばらせつつ、もじもじと体をひねる。
お、おぉう……
紗季が体をもじもじとする際、ホットパンツに包まれた尻が俺の股間を微妙にくすぐってくる。
ぬぐおおおお、刺激がああ!
目覚ましのバイブレーション代わりになってしまったのか、俺のポケットモンスターが出番はまだかとスタンバイしようとする。
正直、辛抱たまらんとです。
腹部を抱きしめていた両手のうち、右手を滑らせるようにしてゆっくりと上へ移動させていく。
途中、カッターシャツごしに指先を滑らせると、見なくてもわかるくらいに固い豆粒状の大きさのものに触れた。
「ふぁ! は、長谷川さん!?」
驚きはするものの、指でくりくりといじっても嫌がるそぶりを見せない。
元々誘う気だったのもあるかもしれない。
いつしか紗季の方から体をこちらに預けるようにより密着してきた。
まだ肉付きの薄い尻が、より一層俺の股間にこすりつけられる。
「紗季」
「へ?……んむ!?」
俺は彼女の顎に指をかけると、強引にこちらに顔を向かせた。
許可を貰う前に、その唇をふさぐ。
うーん、眼鏡が邪魔かな。
あ、顔の角度をつければいいのか。
目の前一杯に紗季の顔が映る。
自分の唇を使って彼女の唇に隙間を作り、そこから舌をねじ込む。
紗季の口の中は、緊張して閉じてしまっている上下の歯の所為で奥まで入ることは叶わなかった。
「ふむ、ん……」
「んん……ぷぁ、んん!」
舌先で彼女の歯茎や歯の並びをなぞるようにつつくと、次第に口を開き始めたのか、頑なに閉じていた上下の歯の間に隙間ができた。
その隙間に、舌をねじ込んで歯の裏側をちろちろと舐めるようにしてこじ開ける。
「んむ、ちゅぷ、クチュ……」
俺の動きを真似てか、紗季も舌をおっかなびっくりとではあるが動かし始めた。
口腔内で二人の舌が交尾をする蛇のように絡まり合い、互いの唾液を刷り込ませる。
舌の上、裏側、付け根。
歯の裏側、口腔内を軟口蓋をこするようにつつく。
ディープキスがこんなに気持ちがいいものだとは知らなかった。
気がつけば夢中でキスをし続けていた。
俺は過去に読み漁った雑誌の知識から互いの唇の隙間から息をしていたのだが、どうやら紗季はその方法がわからなかったらしく酸欠にでもなりかけたのか少し朦朧としているように見えた。
さすがにまずいと思い、キスを中断する。
ぐちゅり、と音を立てて二人の舌がほどかれる。
粘度の高い攪拌された唾液が、舌と舌をつないでいた。
やがて重力に従ってぷつりと切れた唾液の糸は下へと落ちていった。
「紗季、俺のここ、こんなに固くなってるのわかる?」
「……はい」
わざと股間を紗季の尻にこすりつける。
すでに臨戦態勢のそこは、ぱんぱんに膨れ上がっておりパンツやズボンが窮屈で仕方ない。
俺の息子が大きくなっている意味を、おませな紗季が理解できていないはずがない。
彼女の顔は、小学6年生だとは思えないほどに発情していた。
「大きい……」
マイサンを見た紗季の第一声である。
男の喜ぶ言葉をよくわかっていらっしゃる。
と思ったら、実はあまり修正されていないエロ本を何度か見たことがあるらしく、その時に見たセクシー男優のそれよりも大きかったらしい。
さすがにリビングを汚しては、ご両親が帰ってくるまでに掃除するのが大変なので紗季の部屋に移動した。
女の子の部屋だと喜ぶ前に、ベッドがきちんと整理されていて枕元にボックスティッシュと、その箱の下にゴムが隠すように準備されていたことに興奮した。
この子、やる気満々でしたね。
男の前で裸になることの羞恥心はそれなりにあるようだったが、すでにホットパンツの股間部分はびしょびしょで大きな染みができている。
今更でもあるのか、意を決して全裸になる紗季。
年下の女の子が脱いでいるのに、年上の俺が恥ずかしがるわけにもいかない。
今後のためにも、俺は大人のお兄さんポジションでいるために必要なことである。
勢いよく脱ぐと同時に、凶悪な顔をさらけ出す肉棒に驚愕する紗季。
どうだねちゃんと皮むけてるだろう?
小学生の頃から自分で包茎状態のものを剥けるように改善してきたからな。
風呂で熱湯と冷水を交互にかけたり、亀頭を指でつまむようにして刺激を与えたりとトレーニングしていましたとも。
前世のエロ本知識が役に立ちました。ブイ。
「ほら、触ってごらん」
「あ……すごい、熱い」
紗季の手を取ると、俺の延べ棒にその手を誘導する。
恐る恐るではあるものの、細い指先が竿に触れる。
ひんやりとした指先がこそばゆい。
刺激を与えられた肉棒が、びくりと震える。
自分でいうのもなんだが、男根ってけっこうグロテスクな見た目してると思うのだが全然忌避感を感じている様子はない。
ただ、初っ端からフェラチオさせるのもなぁ。
とか言い訳してもいいけど正直早く突っ込みたい。
紗季の手前余裕見せてるけど、俺だって知識だけの童貞だ。
なんだか一発目がフェラチオはもったいない気がするのである。
「紗季」
「はい」
彼女の肩に手を置いて誘導し、ベッドに仰向けに寝かせる。
そこへ覆いかぶさるようにしながら、再びキスをする。
室内に舌と舌を絡ませる水音が聞こえ始める。
2度目ともなれば先ほどとは違い、彼女も呼吸のこつを覚えたようだ。
こうして体を重ねると、いかにその体が俺と比べて小さいかがわかる。
175センチの俺と、150センチほどの紗季。
正直、俺のものが入るかどうか心配はあるものの、これだけ興奮しているのだから大丈夫だろうと自分に言い聞かせる。
左手は紗季の右手と指を絡ませる。
空いた右手で彼女の肉体をまさぐった。
そのたびにくすぐったそうにくぐもった声をあげる紗季。
線の細い彼女は肉付きが薄いものの、しっかりとその体は大人へと成長する過程にいるのだと伺える。
乳房は無いに等しいが、乳首とその周囲の乳輪はぷっくりと膨らんで桃色に色づいている。
感度が高いのか、乳首をこりこりとこするだけで一度大きく腰をはねさせた。
どうやら軽く逝ってしまったらしい。
フェザータッチで胸からわきばらを通り背中をさする。
ゆっくりと腰へ向けて指を滑らせると、びくりびくりと腰が跳ねる。
キスを中断し、紗季の顎、首筋、鎖骨と舌を這わせた。
「ふっ、くぅ……はぁはぁ、あ」
指はそのまま腰をなぞる。
第二次性徴としては胸よりも腰や尻に女性らしさが出ている気がする。
すでに腰の骨が発達し、くびれができていた。
薄くではあるが、胸と違って尻にも柔らかさが現れ始めている。
ただ、逆に感度は胸の方がいいのか尻を揉んでもあまり強い反応はない。
尻で楽しむのはやめて、太ももをなぞり、ゆっくりと太ももの内側へと指先を移動させる。
「っ!……あっ、ふああ!?」
両足の付け根、股間に到達した俺の指が、彼女の二枚貝に狙いを定めた。
すでにそこはぐしょぐしょに濡れそぼっていた。
手探りで入り口を探す。
最初間違えて尿道口に触れてしまったが、すぐそばに膣への入り口を発見。
中指を一つ目の関節までゆっくりと中へ押し込んで見る。
「はぁあ! んくっ」
濡れやすいことから普段からもオナニーは経験があるようだが、こするだけで終わっていたのだろうか。
指の第一関節までの深度でしかないが、そこはかなり窮屈だった。
まぁ処女だから当たり前だけど。
思っていた以上に中は熱い。
当たり前か、皮膚の上からの体温ではなく粘膜内なのだから。
間違えて指で処女膜を破いてしまわ無いように、ゆっくりと同じ深さまでで指を抜き差しする。
ついでに乳首に舌が到達したので、舐めしゃぶってみたり、歯で甘噛みしてみながらしてみた。
初めてで自分の愛撫がうまいなどと自惚れるつもりはない。
きっと紗季の感度が相当いいのだろう。
「あん、っふん 」
甘い声とくちゅくちゅという湿った音が室内に響く。
これだけ濡れてればもう大丈夫だよな。
「……っあ」
「挿れるぞ」
愛撫をやめて、俺は肉棒にゴムを装着した。
女の子が用意していたゴムは危ないから使わ無い?
確かに前にそんなこと言ってた気がするな。
でもな、俺の鞄下のリビングに置きっ放しなんだよ。
この状態で下まで降りて用意してこいと?
無理です我慢できません。
両足を広げさせ、その間に体を滑り込ませる。
亀頭を膣口に合わせると、ゆっくりと腰を前に突き出し始めた。
「っお……ぐう」
「んんう」
まだ亀頭しか入りきっていないが相当な締め付けだ。
うはぁめちゃくちゃ気持ちいい。
気を抜いたら処女膜に到達するまえに暴発しそう。
異物感にそれまでの快感に染まっていた表情が苦悶に変わる。
あまりゆっくりとしていては、逆に紗季の苦しい時間が長引くことになりそうだ。
「一気にいくぞ、紗季」
「はい、お願いします……長谷川さん」
折れそうに細い腰を両手で固定し、一息に腰を突き入れた。
途中、ブツリと薄い膜の抵抗を押し破り奥へと挿入される。
未成熟ながらも、すでに女であるそこは男を受け入れ、歓迎するように肉襞全体で締め付けてくる。
「っ痛……ぐぅう」
先ほどまでのとろけた表情よりも痛みで歪む紗季の顔。
「大丈夫か?」
「は、はい……ちょっと痛いですけど本に書いてあったほどじゃないです」
「そっか」
よく我慢できました。
紗季の頭を褒めるようになでてやると、くすぐったそうに笑う。
まだ腰は動かさないまま、再びついばむようなキスをする。
右手は彼女の未だ固く勃起している乳首を親指と人差し指の腹でこすり刺激を与えることを再開させた。
「ふ、んむ、はぁ」
徐々に膣内の締め付けの強度が緩和され、紗季の眉根に寄せられていたしわもなくなり柔らかな表情へと変化していった。
もう大丈夫かな?
キスをやめると、行き場を失った紗季の舌がちろちろと名残惜しそうに動いていた。
今回はデイープキスではなかったが、どうやら口腔内の唾液を舌で攪拌するようなキスが気に入ったようだ。
落ち着いたらまたしてやろう。
「そろそろ動くよ」
「はい……もう大丈夫そうなので」
その言葉を聞いて、ゆっくりとピストン運動を始めた。
「くっ……」
「あん、ふぁ……あぁ!」
膣内を出入りする動きに合わせて、膣壁がうねり竿をしごきあげてくる。
再び分泌され始めたのか、愛液が滲み出し潤滑剤の役割を果たしてくれていた。
個人差があると聞いていたが、どうやら紗季はあまり血が出なかったようだ。
結合部からは今の所、赤いものが混じっているようには見えない。
まぁ、抜いたら出てくるかもしれないけれど。
徐々に彼女の口から零れる声からも、鼻にかかるような甘い響きが含まれ始めた。
痛みを少しづつ快感が上回ってきたのだろう。
「はぁ、はぁ、気持ちいいよ紗季」
「は、はい。私も……あっ」
紗季も感じてくれているようで何よりだ。
童貞だった俺が初めての女の子を感じさせているというのは感動ものである。
あるのだが……ごめん、リアルはエロ漫画ほど最後まで上手くはいかない。
記念すべき一発目は同時フィニッシュを目指していたのだがもう我慢の限界だった。
「くっ、出る!」
「あっ……何か、凄い……びくびくいってる」
目の奥で白い火花が飛ぶかのような衝撃だった。
今までのオナニーでは感じたことのないような爆発的な射精感。
一滴残らず子宮へと精子を送り出し、女を孕ませようとする本能からの射精。
惜しむらくは、その本能によって送り出された数億もの精子も、近藤さんという避妊具によって女体の内部へ開放されることがないことだろうか。
ひどく長く感じたが、実際には数十秒も立ってはいないだろう。
腰の硬直から開放された俺は肉棒を膣から引き抜いた。
グポッという音と共に引き抜かれたそこは、当初の幼く閉じたものから姿を変え、本来もらえるはずだった命の源を求めてひくひくと口を開いていた。
攪拌され、少し白くなった愛液に混じって少し赤い色が出てきた。
「あっ……」
自分の体の中にあったものが抜き出され、どこか残念そうな顔をする紗季。
上半身を起こし、自分のヘソの下あたりを撫でながら俺のゴムを装着したままのペニスを見つめていた。
亀頭の先にはたっぷりと吐き出された精子が袋状になって垂れている。
まだまだ硬度を保ったままのそれから、ゴムを外すと見た目よりも重みがあるのがわかる。
普段自家発電で出しているものよりも、量だけでなく濃度も高いのがわかる。
「これが、私の中に入っていたんですね」
うっとりと愛おしそうに、精液のこびりついた俺のものを眺めている。
「あ、あの……」
「うん?」
「な、舐めて綺麗にしてあげましょうか?」
上目遣いに恥じらいながらも、期待を込めた瞳でそんな提案をしてくる紗季。
性的興奮と知的好奇心がまだまだ満たされていないらしい。
いいよと許可を出すと、紗季はそっと顔を亀頭に近づけた。
「これが精液の匂い……なんだか生臭い」
そう言う割には全然嫌そうな顔をしていない。
「気持ち悪いかな?」
「いえ、クサイんですけど……なんだか、私この匂い好きかもです」
くんくんと嗅いだあと、うっとりとした表情で竿に頰擦りしてくる。
すべすべとした紗季の頰の刺激が心地よくて、浮き出した血管がびくびくと脈打った。
「はぁ、熱い……確かここを」
少女漫画の雑誌にも性技に関しての知識などが載っているらしいが、そういったものにフェラチオに方法でも書いてあったのだろうか。
舌をいっぱいに伸ばすと、ためらいもなく竿の部分を舐め始める。
舌全体で舐めあげたり、舌先だけで裏筋を舐めたり、血管にそってついばむようなキスをしたりと試行錯誤しながら奉仕してくれた。
熱い紗季の舌と、時折当たるメガネのフレームの冷たい感触が俺の性感を高めていく。
「凄い、男の人って一回出したら小さくなるって聞いたのに、まだ大きい」
この世界の一般的な男性って、一回出したら終わりか、再装填するにもかなり時間かかるっていうのは有名な話だ。
青少年がエロ知識を得るための媒体には、多かれ少なかれ大概そういう認識で通っている。
例外はエロ漫画に出てくる底なしの男キャラくらいだろうか。
ネタであってそういうのは基本的にはファンタジーでしかありえない。
つまり、紗季にとっては俺はエロ漫画から飛び出してきたファンタジーな存在と言えなくもない。
竿はあらかた綺麗にできたからか、今度は亀頭へと舌を這わせてきた。
亀頭全体を舐めまわし、鈴口と舌先でつついてくる。
「くっ!」
竿に関しては動きがつたないこともあって我慢できていたが、亀頭はさすがに敏感だ。
思わず声がもれ、俺にあった余裕を奪っていく。
俺が反応を示したことに気をよくしたのか、満足げに微笑む紗季。
もっと俺の反応を引き出そうと思ったのか、今度は亀頭を口の中にぱくりと咥えてしまった。
温かい口の中で、舌全体を使って亀頭を舐めまわしてくる。
そのまま、一気にデイープスロートをしようと喉奥まで肉棒を飲み込もうとしたようだが、紗季の想定よりもずっと俺のものが大きいせいで難しかったようだ。
彼女の小さな口では、口に含めてもせいぜいが半分いけばいいほう。
早々に諦めたのか、今度は吸い込もうとしてくる。
掃除機のように尿道に残った精液を全て吸い出すかのようにジュジュルと音を立てた。
まだ中学生にもなっていない女の子がしていい表情ではない。
頰をへこませ、唇を窄ませて吸い上げてくる。
「紗季、出る!」
「んむ?……んぶぅ!?」
吸引力に負けた俺は、二度目の精を彼女の口の中に吐き出した。
吸い込んでいたところに爆発した濁流は、あっという間に彼女の口腔内と喉奥を満たし、行き場を失ったものが紗季の鼻に逆流したのか、片方の鼻の穴から飛び出した。
「んぶっ、ごっ、んぐ、んぐ……」
目を白黒させながらも、俺が全て出し切るまで口を離さなかった紗季。
出し終えた後、苦しそうにしながらもゆっくりと喉を鳴らして嚥下していく。
だが飲みきれなかったのか、手で受け皿を作り口の中に残ったわずかなものと、鼻から垂れる精液を受け止めていた。
その姿に、今しがた放出したばかりなのに先ほど以上に自己主張を始めるマイサン。
部屋中に獣臭が充満する。
それは俺の精液と、紗季の股間から再び分泌されている蜜の混ざり合った匂い。
「頑張ったね紗季、気持ちよかったよ」
「あ、ありがとうございます」
褒めながら頭を撫でてあげる。
髪を手ぐしで梳かし、褒めてあげると嬉しそうに微笑んだ。
だが、明らかに次ののを期待してもじもじとしている。
その手が紗季自身の股間に伸びており、指先でいじっているのを俺が見逃すはずもない。
「あの……その……」
「どうしたの、ちゃんと言ってごらん?」
「も、もっと……長谷川さんとエッチしたいです!!」
よく言えました。
紗季も喜んでいることだし、テンションの赴くままに押し倒して彼女の膣内へと肉棒を突き入れた。
今度は遠慮なく、全力で腰を振る。
「あぁん、あん、ひぃ、あああああ!!」
今までよりも一層甘い声が部屋に木霊する。
テンションに任せて腰を振っている間に、ゴムを付け忘れたことを思い出す。
やばいと思いつつも、0.3ミリの厚みがないだけで快感は全然違った。
それは紗季も同じらしく、一突きするごとに嬌声は大きくなっていく。
今更後悔しても遅いし、開き直って今は快楽に身を委ねよう。
二人は獣のように貪りあった。
「紗季ー、ただいま。入るよー…………」
「あっ、あっ、んああああああああああああん‼︎」
「……………………お邪魔してます」
「…………えぇ?」
気がつけば夜になっていて、俺と紗季は6回戦の真っ最中だった。
駅弁ファックで沙希の体を抱えながら重力を味方につけた腰の動きでピストン運動をしているところに、彼女の父親らしき人が帰ってきた。
行為に夢中で全く気がつかなかった。
勝手知ったる娘の部屋。
ノック無しに開かれた扉から覗くお父さんの顔。
目と目があう。瞬間、修羅場と気づいた。
お、お義父さんと言ったほうがいいいかしらん?
そして紗季は全く父親に気がつくことがなく、俺の腕の力が緩んだせいでより深く肉棒が奥深くに突き刺さり、それが止めとなり十数回目の絶頂を迎えて大きな嬌声をあげた。
ど、どうしよう……
紗季の名前を間違ってたので修正しました。