愛莉の性格的に、誰かと一緒の方がすんなりいきそうと思ったんですが、3Pとかただでさえ難しい導入部がより難しくて途中で切りました。
なのでその1です。
その2は描けたら投稿しますのでお待ち下さい。
真帆とのデートの日から数日。
次の週末を明日に控えた金曜日。
あれから、女子バスケの練習は休みで顔を出していない。
メールや電話でのやり取りは続けているんだけど、紗季と真帆は俺と顔をあわせるのが恥ずかしいようだ。
というよりも、どうやらまだデートしていないメンバーに遠慮しているのが伺える。
彼女たちにも俺たちがどうなったのかとか既に伝わっているだろうし。
俺のいない所での連絡とか学校で顔も合わせたりもしているだろう。
本当に仲のいい子たちで、同じスタートラインに立てるまで抜け駆け禁止のルールを作ったと紗季が教えてくれた。
現状顔を会わせていないのは、そういった事情を鑑みてのことである。
まぁ、一度快楽を知ってしまった以上、会ったらやりたくなってしまうかもしれないからな。
「次は愛莉とのデートなんだが……本当に一緒でいいのかな?」
昼食後、学校のトイレで一抜きしていた俺は一段落した時に、メールが来ていることに気がついた。
開けてみれば明日のデート相手の愛莉から。
なんでも、本来その次の予定だったひなたちゃんと一緒に三人でデートして欲しいとのことだった。
俺としては愛莉がいいならそれでもいいけど、いいのだろうか?
引っ込み思案な気のある彼女としては、ひなたちゃんとか仲の良い子が一緒の方が落ち着くのかもしれないけれど。
メールではひなたちゃんも大丈夫というか、単純に三人だともっと楽しいねと喜んでいるほど無垢な女の子だから問題ないのか。
さてはて、今までの流れならデート後にセックスとなるかもしれないので、気合を入れて今晩はオナニー禁止する予定である。
だからこうして昼間に抜いているのだ。
しかし三人でとなるとデートもセックスも初めてだ。
しかも相手の発育が両極端の組み合わせ、どちらも魅力的な女の子。
「あぁ、明日が楽しみだ」
つくづく猿のような下半身を慰めつつ、俺は精一杯楽しんでもらおうと意気込むのだった。
翌日、駅前にて待ち合わせた俺たちは、時間通りに集合した。
少し早めに到着しようと考えていたら、愛莉とひなたちゃんも同じだったらしくほぼ同時に集合したようだ。
「愛莉、ひなたちゃんおはよう。ひさしぶりだね」
「お兄ちゃんおはようございます」
「おはようございます長谷川さん。その、お久しぶりです」
元気に挨拶してくれる二人の私服も、何気に初めて見る。
薄いベージュの色をしたおとなし目のワンピースと可愛らしい花柄のシャツを合わせて帽子をかぶっている愛莉。
少し大人っぽい印象を受けるが、胸元にあるネックレスが犬の形だったり、デニム生地のカバンに花のアップリケがしてあったりと所々で子供っぽい。
ひなたちゃんはピンクのカーデイガンに白のゆったりとしたスカートを履いている。
背中にはうさぎの形のリュックサックを背負っていた。
「二人ともおしゃれだね。よく似合っているよ」
「あ、ありがとうございます……えへへ」
「おー、おにいちゃんも愛莉も似合ってる。おしゃれさんと言わざるおえない」
ちょっと褒めるだけで本当にうれしそうにする二人。
かなりちょろすぎる気もするが、まぁ俺以外にも同じというわけではないだろうし問題ない。
「それじゃ行こうか」
「はい」
「しゅっぱーつ」
目的地は最寄り駅から電車で30分ほどの場所にある水族館だ。
本当は、三沢家の財力で真帆の時同様貸切にしようかと提案されたのだけれど、他でもない愛莉がそれを断った。
なんでも、普通のデートがしてみたかったらしい。
普通のデートでひなたちゃん同伴だとしても、それは彼女なりに頑張った結果なのだろう。
幸い、電車も休日に関わらず混雑はしていない。
普通に目的地の駅まで席に座ることができた。
駅に着いてからは、水族館までは歩いて数分の距離だ。
海が近いからか、潮風の香りがする。
水族館なんて来たのはいつ以来だろうか。
小学校の遠足以来だ。
「じゃあ行こうか」
「……はい」
「おー、水族館あれかな?」
「そうだね、ここから見えるやつだね」
周囲に高層ビルのような建造物がないからか、水族館の屋根が駅からでも見えた。
右手で愛莉の手を、左手でひなたちゃんの手を握る。
文字通り両手に花の状態で歩き出した。
少しづつではあるが、男の俺と触れることにも慣れてきているのか愛莉は恥ずかしそうにしながらも嬉しそうにしてくれている。
指を絡める恋人つなぎをしても、逃げようとはしなかった。
ひなたちゃんにも同様に恋人つなぎをして指の付け根をすりすりと中指でこすってやると、彼女は一度こちらを向いてにっこりと微笑んだ。
「えへへー」
「ふふ」
そのまま水族館まで歩いていると、兄弟にでも見られたのか微笑ましそうに通り過ぎる人に見られたが、あの中で何人の人がデートの最後に俺たちがセックスする予定だと気がつくだろうか。
水族館に到着すると、二人には待っていてもらい三人分の入場料を払いに行く。
料金は大人1200円。子供(中学生まで)600円。
大人一人と子供二人と言うと、案の定受付の女性は愛莉を高校生以上だと思っていたようでつっこまれた。
「いや、あの子発育いいですけど小学生なんですよ」
「さすがにそれは……」
「本人も気にしているのであまり言ってあげ無いようにお願いします。でも、お姉さんなら信じてくれますよね?」
「……はい。子供二人ですね」
「ありがとうございます。お姉さんが理解ある人で良かった」
ちょろい。
案の定、愛莉について年齢を確認できるものを提示してくださいと言われたが、流し目でお願いすると信じてくれた。
やはり言葉(と胸元チラ見せサービス)で説明すれば理解してもらえるんだよな。
でも年齢確認とかされていたら、せっかくのデートの雰囲気が台無しになっただろう。
何より、同年代の子と比べて発育がいいことを気にしている愛莉が悲しむことになっていたはずだ。
問題が起こるのを未然に防いだ俺は、愛莉とひなたちゃんを連れて水族館に入った。
一通りの水槽を見て回ったが、二人とも年相応にはしゃいでいた。
ペンギンを見て可愛いとはしゃいだり、ライトアップされて幻想的な姿を見せるくらげに瞳を輝かせる愛莉。
オットセイの鳴き声に合わせて自身も真似をしてみるひなたちゃん。
鯖を見て「おー、ブリー」「違うよ」「……おー?」という二人のやりとりには笑った。
正直魚やペンギンなどの展示されている動物よりも二人をみているほうが可愛くて面白かった。
水族館を出た時には、すでに日が暮れ始めていた。
「もうすぐ夜か」
「そうですね」
「おー、もうホテル行く?」
「……ほ、ホテル」
デートプランの夜の行程がどういったものか思い出してか、真っ赤になる愛莉。
どうやら紗季と真帆の二人と俺がセックスしたことは聞いているだろうし、ホテルに着いてからの展開を考えてしまったのだろう。
「ホテルに行く前に、レストランで食事していこうか」
結局、近くのレストランで食事することにした。
食事後、予約していたホテルに到着した。
愛莉はともかく、どう見ても幼女のひなたちゃんを連れてどうやってラブホテルに入ろうか迷っていたんだけど、レストランを出ると普通に三沢家の車が待機していた。
運転席に座る久井奈さんの顔を見た時点でわかった。
えっ、ホテルまでお送りします?
部屋も確保済み……あぁそうですかありがとうございます。
こっそり教えてもらったが、俺たちに声をかけようとしていたというか明らかに俺をナンパしようとする人とかいたそうだが処理しておいたそうな。
処理ってなんだよ(ガクブル)。
部屋どころかラブホテルごと確保してるっぽいのには何もつっこまず、そのままホテルイン。
幸い、愛莉もひなたちゃんもあまり気にしていないようで良かった。
むしろこのあとの事を考えて悶々としていたりはしゃいでいたりする。
ロビーで久井奈さんに部屋の鍵と紙袋を渡された。
中を見ると、アフターピルと精力剤だった。
……そうだね、今日は二人相手だから必要だろうね。
前世と今世合わせて、何気にラブホテルの部屋に入るのは初めてだった。
ピンク色一色などという安直なイメージとは違い、普通におしゃれだった。
「むぅ、このベッド回らないみたいです」
「最近は回転ベッドってあまりないらしいよ?」
「ひな、ちょっぴり残念」
一直線にベッドに向かって色々と周囲を漁っていたひなたちゃんは、ベッドが回転しない普通のものと知ってがっかりしているようだった。
そうだね、メリーゴーランドみたいで憧れるよね。
俺も昔使ってみたいと思ってた。
知り合いの自称愛犬家のゴリラも、大学時代に回転ベッドを体験したいといって友人4人と実物があるという古いホテルに行ってみたらあるにはあっても壊れていたから意味なくてがっかりしたらしいよ。
仕方なく備え付けの古い64でスマブラ大会して帰ったんだって。
「…………」
「愛莉?」
「っひゃい!?」
部屋の扉の前で無言で立ち尽くす愛莉に声をかけた。
どうやら緊張しているらしい。
5人の女子バスケのメンバーの中では、肉体的には一番成長しているものの、それに反して性的なものに対する好奇心は一番低いのが彼女だ。
おそらくは少し怖くなってしまったのだろう。
「愛莉はその、俺とするの嫌かな?」
「そ、そんなこと……ないです。紗季ちゃんも真帆ちゃんもしたっていうし」
俺に好意を抱いてくれているのは気のせいではないのだろうけど、それでも彼女の中ではセックスするのは単純に俺としたいというよりも、友達もしているからという仲間との集団心理的なものか。
きっかけがどうであれ、今夜でそれが俺としたいからという理由に変わってくれればいいが。
いや、変えてやるためにも愛莉には気持ちよくなってもらわなければ。
躊躇している彼女の手をとって部屋の中へと招き入れる。
「お兄ちゃん、愛莉ー」
「どうしたのひなたちゃん?」
「一緒にお風呂入りませんか?」
「えぇ!?」
「……それもいいかもね」
いきなり即合体といかなくても、まずはお互いの裸になれてもらってもいいだろう。
愛莉がここに来て踏ん切りがなかなかつかないことをひなたちゃんも感じているのか、俺に先に浴室で待っていてほしいと頼んできた。
「わかったよ、待ってるね」
脱衣所で脱いで、先に浴室に入る。
けっこう広い場所で、ここでプレイに勤しむことも想定された作りになっているようだ。
床には痛くないように大きなバスマットが敷いてある。
浴槽も俺たち3人が入っても余裕がありそうな大きさだ。
ただ、まだ湯がはられていないために、蛇口をひねってお湯をためておく。
まだ浴室内が温まっていないせいか少し肌寒い。
しかし、蛇口から出るお湯の湯気が徐々に浴室内の温度を心地よいものに変化させていく。
肌寒さで冬眠しかけていた俺の息子も、春が来たのかと起き出した。
これからの事を期待してか、未だ臨戦態勢にはほど遠いが40%ほどの大きさになる。
いわゆる半勃起というやつだ。
その状態でぶらぶらさせて遊んでいたら、脱衣所の方から愛莉とひなたちゃんが何やらしている声が聞こえてきた。
どうやらぼそぼそと聞こえる内容から察するに、怖気づいている愛莉を無理に背中を押しているひなたちゃんという構図から、なぜか俺の脱いだパンツを見つけたひなたちゃんが興味を持って触ろうとしているのを愛莉が止めているという流れになっているらしい。
なんだそりゃ。
相変わらずのフリーダムさではあるものの、ひなたちゃんの天然なところには随分と助けられている気もする。
時々、場を和ませるための計算なのではと思う時もあるが、すぐに思い過ごしだと気づくパターンが多い。
ただ、単なる不思議ちゃんというだけでなく彼女なりに考えてはいるのだろうとは思っている。
考えてはいるのだが、目の前の事ですぐ頭がいっぱいになるところはひどく子供っぽい。
現状がそれを物語っている。
磨りガラス越しに、すでに全裸になっている二人の姿が見える。
はっきりとは見えなくても、愛莉のスタイルの良さは一目でわかる。
それだけでもう、中途半端だった俺の一物は完全になった。
正直早くしたいので、このままでは埒があかないためにこちらから出迎えることにした。
「二人とも、俺のパンツがそんなにきになるの?」
……続くぅ‼︎