※この作品はR-18です。

プリズマ☆イリヤ クロエのお守り   作:扇 漱真

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クロエの思うことは。


クロエのお守り クロエの想い。

「イリヤ」

「ふぇ?どしたの?クロ」

「ちょっと」

 

私は時々、場所を問わずイリヤを求めてしまう。

 

「ん.....ふぅ...っは」

「....っはぁ、はぁ、はぁ、どうしたの本当に。今日はやけに長いんだけど」

「ごめん。でも、なんか.....」

 

イリヤと居ないと私が消えてしまいそうで。

 

「クロ?」

「何でもない」

「最近おかしいよ。補給も頻繁だしそれに...んむっ」

 

口封じのキスも最近上手くなった気がする。

 

・・・・・・・

 

最近は寝る時もそうだ。

 

「イリヤ。手、繋いでいい?」

「え、うん。いいよ」

 

こんな風に指を絡ませるような恋人繋ぎも当たり前になってきた。

 

「クロ」

「ん?」

「ちょっと、シよ?」

「うん....私もシたい」

 

お互いの体温を確かめるように、キスをするのも慣れてきた。それこそ、当たり前みたいに。それでもドキドキするし、興奮もする。何故か最近は、美遊に隠れてまでする様になってしまった。

 

「ん....んふぅ...」

「んぅ.....んんぅ....」

 

舌を吸い、唇を舐め、お互いの唾液を啜る。

普通ではおかしいかも知れないけれど、『私』には必要な事なんだ。だから、仕方ない。イリヤにはいつも迷惑もかけている。

 

「んっ...っぷはぁ....クロ?泣いてる...の?」

「ふぇ?あ、いや、なんでもないわよ。イリ...ャんぅ!?」

 

不意打ちでしょ。頭を撫でられながらするキスとか初めてだった。凄く安心する。溶けそうな位に。

 

「っはぁ....イリヤ」

「クロ。もうはなればなれになるのはヤダって言ったよね。だから、私はクロがここに居てくれるから凄く安心する。凄く気持ちがいいんだよ」

 

その微笑みに何度救われたか。同じ自分なのに、同じ心を持っているのに。私はアナタを別人に感じたり、自分の良心に感じたり、自分の本当の意志に感じる。

 

「私もイリヤが居ないとダメみたいね。イリヤがいないと世界はこんなにつまらない。イリヤがいないと私は消えてしまいそう。やっぱり私達は一心同体ね」

「うん。もっと感じさせて、クロ。クロがここにいるって」

「えぇ、うんざりするくらいに私を感じさせてやるわ」

「私だって、クロが私無しじゃ満足出来ない程に感じさせてあげる」

 

この握る手も、この重ねるキスも、この感じ取れる体温も、すべてわたしが欲しかったもの。そして、イリヤと居ないと感じ取れないもの。美遊には悪いけど私にもイリヤが必要みたい。

 

「ん.....っ...クロぉ....」

「イリ...ヤぁ....っ、んぅぅ...」

 

だからこそ.....私は、アナタを失いたくはない。

 

 

 

 

終わり。




イリヤと美遊よりも、イリヤとクロエの自分がいます。
クロエ可愛いよクロエ。
お兄ちゃんになりたい。
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